F1イタリアGP 予選の結果・タイムシート。9月5日(土)にモンツァ・サーキットで2026年のF1世界選手権 第13戦 イタリアグランプリの公式予選が行われた。
ポールポジションを獲得したのはピエール・ガスリー(アルピーヌ)。2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レーシングブルズ)は17番手でQ1敗退。アストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手だった。
■ ガスリーが大波乱のポールポジション
ピエール・ガスリーがQ3最後のアタックで1分21秒786を叩き出し、アルピーヌに驚きのポールポジションをもたらした。最初のアタックではジョージ・ラッセルがトップに立っていたが、ガスリーは最後のラップで逆転。週末を通じて好調だったアルピーヌが、最も重要な場面でその速さを結果につなげた。
■ 初勝利も初ポールもモンツァ ガスリーはともにF1史上109人目
ピエール・ガスリーにとってモンツァは特別な場所だ。2020年イタリアGPでF1初優勝を挙げた際、F1史上109人目のグランプリウィナーとなった。そして今回、同じモンツァでキャリア初のポールポジションを獲得し、こちらもF1史上109人目のポールシッターとなった。初勝利と初ポールを同じサーキットで達成し、しかもどちらも「史上109人目」という珍しい記録となった。
■ ラッセルは0.060秒届かず2番手
フリー走行で速さを見せ、ポールポジションの最有力候補とみられていたジョージ・ラッセルは1分21秒846で2番手。ガスリーとの差はわずか0.060秒だった。Q3最初のアタックでもトップタイムを記録しており、メルセデスの速さは本物だったが、最後の最後でガスリーに逆転を許した。
■ ピアストリ3番手 ノリスは9番手に沈む
マクラーレンはオスカー・ピアストリが1分21秒966で3番手に入った一方、ランド・ノリスは1分22秒256で9番手にとどまった。最終アタックではピアストリがロックアップしてラップを断念し、その影響で後方のノリスもトウを得られない状況となった。マクラーレン勢は予選を通じてトウとコース上の位置取りに翻弄された。
■ フェラーリは4、5番手 地元ポールならず
フェラーリはシャルル・ルクレールが4番手、ルイス・ハミルトンが5番手。エンジンアップデートによってストレートでの競争力向上が期待され、2台ともポール争いの候補に挙げられていたが、最前列には届かなかった。Q2ではハミルトンがQ3進出ラインにわずか0.001秒差まで追い込まれるなど、予選を通じて想定以上に苦しい戦いとなった。
■ フェルスタッペン6番手 レッドブルはローソンもQ2敗退
マックス・フェルスタッペンはQ3で1分22秒070を記録して6番手。前日からマシンバランスに苦しんでいたレッドブルは改善を見せたものの、ポール争いには届かなかった。さらにリアム・ローソンはQ2の最終アタックでトラフィックに遭遇して14番手敗退。Q3でフェルスタッペンにトウを与える役割を果たすこともできなかった。
■ アントネッリQ2最速もグリッド降格
アンドレア・キミ・アントネッリはQ2で1分21秒882の最速タイムを記録し、純粋な速さを証明した。Q3ではラッセルにトウを与える役割も担い、最終的には7番手。パワーユニット交換によるグリッド降格が決まっているため、予選順位とは別に決勝では後方からのスタートとなる。
■ 角田裕毅17番手 Q2進出まで0.139秒 チームメイトとは1.028秒差
角田裕毅はQ1で1分23秒755を記録したが17番手で敗退。Q2進出最後の枠となったカルロス・サインツJr.の1分23秒616には0.139秒届かなかった。さらにチームメイトのアービッド・リンドブラッドはQ1で1分22秒727を記録して5番手通過しており、その差は1.028秒。角田裕毅はセッション序盤に報告された燃料漏れへの対応でコースインが遅れたことも響いた。リンドブラッドはその後Q3まで進出し、最終的に10番手となった。Q1では角田裕毅が17番手、リンドブラッドが5番手だったことも確認できる。
■ アストンマーティン・ホンダは21、22番手 トップの103%台
アストンマーティン・ホンダはフェルナンド・アロンソが1分25秒150で21番手、ランス・ストロールが1分25秒222で22番手となり、2台そろってQ1敗退。Q1トップだったガスリーの1分22秒612に対し、アロンソは2.538秒遅れの103.07%、ストロールは2.610秒遅れの**103.16%**だった。アロンソはセッション終了前にマシンを降りており、何らかの問題が発生した可能性も示唆されたが、純粋なタイム差でも厳しい予選となった。

F1イタリアGP 予選 結果・タイムシート
| 順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分22秒612 | 1分22秒077 | 1分21秒786 |
| 2 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分22秒779 | 1分22秒161 | 1分21秒846 |
| 3 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分22秒924 | 1分22秒017 | 1分21秒966 |
| 4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分22秒902 | 1分22秒509 | 1分22秒004 |
| 5 | 44 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 1分22秒847 | 1分22秒516 | 1分22秒011 |
| 6 | 3 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分22秒631 | 1分22秒188 | 1分22秒070 |
| 7 | 12 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス | 1分22秒758 | 1分21秒882 | 1分22秒093 |
| 8 | 43 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 1分22秒662 | 1分22秒400 | 1分22秒220 |
| 9 | 1 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分22秒659 | 1分22秒067 | 1分22秒256 |
| 10 | 41 | アービッド・リンドブラッド | レーシングブルズ | 1分22秒727 | 1分22秒345 | 1分22秒286 |
| 11 | 98 | ガブリエル・ボルトレト | アウディ | 1分22秒946 | 1分22秒517 | |
| 12 | 87 | オリバー・ベアマン | ハース | 1分22秒906 | 1分22秒756 | |
| 13 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アウディ | 1分23秒440 | 1分22秒779 | |
| 14 | 30 | リアム・ローソン | レッドブル | 1分22秒989 | 1分22秒821 | |
| 15 | 55 | カルロス・サインツJr. | ウィリアムズ | 1分23秒616 | 1分23秒453 | |
| 16 | 31 | エステバン・オコン | ハース | 1分23秒466 | 1分23秒454 | |
| 17 | 22 | 角田裕毅 | レーシングブルズ | 1分23秒755 | ||
| 18 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分24秒356 | ||
| 19 | 77 | バルテリ・ボッタス | キャデラック | 1分24秒364 | ||
| 20 | 11 | セルジオ・ペレス | キャデラック | 1分24秒595 | ||
| 21 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分25秒150 | ||
| 22 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分25秒222 |
