リアム・ローソン レッドブルF1で7位入賞「このマシンならもっと上を狙いたかった」

リアム・ローソン レッドブルF1で7位入賞「このマシンならもっと上を狙いたかった」

リアム・ローソンは、2026年F1オランダGP決勝を7位でフィニッシュ。レッドブル・レーシングでの代役参戦をポイント獲得という結果で締めくくったものの、「このマシンならもっと上でフィニッシュしたかった」と、満足しきれない思いを口にした。

アイザック・ハジャーに代わってレッドブルのRB22をドライブしたローソンは、8番グリッドからスタート。序盤にマックス・フェルスタッペンがクラッシュでリタイアしたことで、チーム唯一の生き残りとなった。

イエローフラッグ違反によるペナルティもあり、上位勢のペースには届かなかったものの、最終的に7位でポイントを持ち帰った。

「予想以上に厳しいレースだった」
「正直、かなり孤独なレースだった。今日は前の連中のペースについていくのに苦労した」

ローソンはレース後、そう振り返った。

「昨日の時点で、僕たち2人とも上位勢の後ろにいたし、予選自体は悪くなかったと思っている。自分としては、マシンから出せるものはすべて引き出せたと思っていたから、難しいレースになることは分かっていた」

「ただ、ここまで厳しくなるとは思っていなかった。本当に前の連中のペースについていくのに苦労した。でも、そこから学べることはある。振り返って、自分にもっと何ができたのかを理解したい」

レッドブルのRB22は週末を通じて上位勢と勝利を争えるだけのペースを示せず、フェルスタッペンもクラッシュ前から苦しい展開を強いられていた。

それでもローソンは、慣れないマシンでの一戦でポイントを獲得。チーム公式コメントでは、限られた準備時間のなかで可能な限りの結果を引き出せたとの手応えを語っている。

「ポイントを獲得できたことはうれしい。ザントフォールトのようにマシンへの大きな自信が必要なサーキットでは、難しい週末になることは分かっていた。でも、自分たちにできることはすべて引き出せたと思う」

リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)

フェルスタッペンのクラッシュ「かなり怖い瞬間だった」
ローソンの目の前では、オープニングラップにフェルスタッペンが大クラッシュを喫した。雨で濡れた路面で白線に乗ったフェルスタッペンはコントロールを失い、バリアに激突。レースは赤旗中断となった。

「マックスに起きたことは残念だった。あの場所は信じられないくらい滑りやすくて、スリックタイヤでは本当に簡単にマシンを失ってしまう状態だった」

「僕はすぐ後ろにいたから、かなり怖い瞬間だった。彼が無事で本当によかった」

7位にも満足せず「このマシンならもっと上に」
ローソンは週末全体について、特に予選でRB22のポテンシャルを引き出せたことには一定の満足感を示した。一方で、決勝7位という結果だけで満足するつもりはない。

「昨日についてはかなり満足している。予選でマシンから引き出せるものは引き出せたと思う」

「今日の7位はまずまずの結果だけど、こういうマシンに乗っているなら、やっぱりもっと上でフィニッシュしたい」

「まったく新しいマシンにいきなり乗るのは簡単なことではない。でも、チームは僕が快適に走れるようにいい仕事をしてくれた。この機会を与えてもらえたことに感謝している」

急きょレッドブルのRB22を任されたローソンにとって、7位入賞は堅実な結果となった。ただし本人が求めていたのは、単にポイントを持ち帰ることではなかった。上位勢との差を肌で感じたオランダGPは、レッドブルのマシンを経験する貴重な機会であると同時に、ローソン自身に新たな課題を残す一戦となった。