カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅 F1イモラのクラッシュ尾を引く ホーナー「自信を取り戻さねば」

    角田裕毅 F1イモラのクラッシュ尾を引く ホーナー「自信を取り戻さねば」

    角田裕毅はレッドブル・レーシングにとって依然として懸念材料となっている。トップチームでの有望なスタートを切ったものの、モナコとスペインではポイントを逃した。その原因は何なのか?「イモラでのクラッシュは過小評価すべきではない」と、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは語る。

    角田裕毅はイタリアでの予選中、ミスによってタイヤバリアに突っ込み、激しく横転するクラッシュを喫した。

    身体に怪我はなかったものの、この事故が精神面に影響を及ぼしたようだ。「ここ数戦で彼の自信を少し揺るがしたと思う」とクリスチャン・ホーナーは述べた。

    イモラ戦のあと、角田裕毅はバルセロナで「TPC(Testing of Previous Car)」と呼ばれる旧型マシンでのテストに参加し、リズムを取り戻し自信を回復するための時間を確保した。「彼にとって非常に良いことだったと思う」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    イモラのクラッシュが角田裕毅を後退させた
    「今週末は再び自信を取り戻せることを願っている。彼が好むサーキットだから、良い流れに乗ってくれるといいね」

    しかし、予選では角田裕毅は11番手にとどまり、まだ明確な改善は見られなかった。一方、マックス・フェルスタッペンは2番手を獲得し、再びフロントローからのスタートを決めた。

    4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンのチームメイトたちがレッドブル・レーシングのマシンにうまく順応できない理由について、クリスチャン・ホーナーは「時に速いクルマというのは運転が難しいものなんだ」と説明する。

    過去5年間でマシンは急速に進化しており、「持てる情報すべてを活用して最速のマシンを作ろうとしている」とクリスチャン・ホーナーは言う。「マックスには、そのマシンから最大限を引き出す並外れた能力があるんだ」

    角田裕毅も当初は順調な滑り出しを見せていたとクリスチャン・ホーナーは評価する。「ただ、先ほど言ったように、イモラでの事故が自信に影響を与えてしまった。でも、データを見れば、彼は実際にマックスに近づいてきている」

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅のマシンも最新仕様へ
    「そして、時間が経って自信が戻ってくれば、パフォーマンスもついてくる」とクリスチャン・ホーナーは確信している。イモラでのクラッシュ後、角田裕毅にはフェルスタッペンと同じ仕様のマシンが与えられていなかったという不利もあった。「あのクラッシュの後、すべてのアップデートを搭載したクルマを使えなかったからね」とクリスチャン・ホーナーは明かす。

    では、今週末のカナダGPでようやくフェルスタッペンと同じ最新仕様が与えられるのか?「まだ完全には同じではない」とレッドブル・レーシングのチーフエンジニア、ポール・モナハンは説明する。「今週末に実現を目指しているけど、すべてが計画通りに進むかどうかにかかっている」

    「もし可能であれば、当然実現させるつもりだ。彼に最良のマテリアルを与えることは我々の利益にもなるからね」これまで実現しなかったのは「不運な事情」が重なったためだと語る。

    だが、近くその状況も解消され、角田裕毅がイモラでのクラッシュ以来、ようやくフェルスタッペンと同じ土俵に立てるかもしれない。

  • 角田裕毅 F1カナダGP「クルマの感触がちょっと普通に戻ったのはポジティブ」

    角田裕毅 F1カナダGP「クルマの感触がちょっと普通に戻ったのはポジティブ」

    角田裕毅は2025年F1カナダGP決勝で粘り強い走りを見せ、17番グリッドからスタートして12位でフィニッシュした。

    予選でのペナルティにより最後尾からの出走となったが、序盤から着実に順位を上げ、6つのポジションを挽回。レッドブル・レーシングが導入したアップグレードの初戦としては、一定の成果を感じさせる内容となった。

    序盤は後方の混乱を冷静にさばきながら、中団での戦略とタイヤマネジメントに専念。角田裕毅はオーバーテイクのチャンスを確実に活かし、レース中盤にはポイント圏が視界に入るまで浮上した。終盤のセーフティカー導入によって順位を上げる機会は限られたが、安定したペースを維持し続けた点は評価できる。

    最終的に角田裕毅は12位でチェッカーを受け、ポイント獲得には届かなかったものの、アップグレード後のマシンの感触やレースペースには改善の兆しが見られた。今後に向けてポジティブな材料を得た一戦となり、次戦以降の巻き返しに期待がかかる。

    角田裕毅 カナダGP F1 レッドブル・レーシング

    ――DRSトレインの中で、あのスタート位置からだと、今日の結果はベストだったと思いますか?

    そうですね、まあ、だいたいそんなところだと思います。ペース自体は悪くなかったですけど、すごく良かったというわけでもなくて。でも、そこまで悪くもなかったですし、全体的にはそれくらいかなと思っています。

    はい、まあ、そんな感じでしたね。少なくともポジティブだったのは、クルマのパフォーマンスというか、ここ最近のレースに比べるとクルマの感触がちょっと普通に戻ったというか、良くなった感じがありました。そこは少しモチベーションになっています。

    ――今のご自身の気持ちはいかがですか?本当に頑張っているのに、なかなかうまくいかないように見えるのですが。

    そうですね、昨日は正直きつかったです。あの10グリッド降格のペナルティも、ちょっと納得いかない部分があって…。それに、FP3では新しいアップグレードを入れたばかりだったので、本当はもっとクルマを学びたかったんですけど、あまり走れなくて時間を失ったのは痛かったです。

    それでも、自分たちのチームとしては、できるだけ上を目指したいと思っていますし、こういう状況でも前向きに取り組んでいます。プレッシャーも大きいですが、こういうチャレンジを楽しもうという気持ちもあります。

    もちろん、正直楽しめない瞬間もありますけど、それも含めて、自分を成長させるチャンスだと思っていますし、もっと自分を証明していける機会として捉えています。

  • 角田裕毅 F1カナダGP予選「アップグレード導入でスピードは増した」

    角田裕毅 F1カナダGP予選「アップグレード導入でスピードは増した」

    角田裕毅は、2025年F1カナダGPの予選でQ2進出を果たし11番手タイムを記録したが、FP3中の赤旗違反により10グリッド降格のペナルティを科され、決勝は最後尾の20番手スタートとなる。

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は土曜日のフリー走行3回目でブレーキトラブルに見舞われ、大半の走行時間を失った。セットアップの調整やアップグレードの確認に十分な時間を割けなかったものの、予選では一定の手応えを感じていたと語る。

    「全体的に今日は厳しい一日でした。FP3でトラブルがあって、貴重な走行時間を失ってしまいました」

    「ただ、昨日から導入されたアップグレードはすごくポジティブな変化で、明らかにクルマのスピードが増しているのは感じられました。いくつかのコーナーで改善できるポイントも見つかりましたし、そこは前向きに捉えています」

    「FP2とは挙動が変わっていたので、まだクルマに対して完全に自信を持てているわけではないんですが、変更後のマシンでプッシュラップを数周しか走れなかったことを考えると、P11という結果は悪くなかったと思います」

    「チームもバランスの調整をしっかりやってくれて、Q3には本当にあと少しで届くところでした。それだけに、FP3の違反で10グリッド降格になったのはすごく残念です。最後尾スタートは厳しいですが、明日はできる限りポジションを取り戻していけるように全力で頑張ります」

    チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、角田裕毅のパフォーマンスを称賛しつつ、ペナルティの厳しさに疑問を呈した。

    「角田裕毅は今日は運がなかった。あのペナルティはかなり厳しい処分だと思う。予選では本当にいい走りをしていたし、あとわずかでQ3進出というところだった」

    「それだけに10グリッド降格は大きな痛手だが、仕方がない。彼は後方からでも戦えるドライバーなので、明日のレースでの巻き返しに期待している」

    決勝ではタイヤのグレイニングと気温上昇によるマネジメントが鍵を握ると予想される。戦略で不利なグリッドを挽回できるかが注目される中、角田裕毅はポイント圏内への大逆転を目指す。

    角田裕毅 カナダGP F1 レッドブル・レーシング

    なお、問題となったFP3での赤旗中の追い越しについて、角田裕毅は状況を次のように説明した。

    「正直、いきなりで驚きました。まさかあの件でスチュワードに呼ばれるなんて思ってもみませんでした。あのときオスカー・ピアストリ選手が最終コーナーで大きなダメージを負っていて、バックストレートでは時速80キロぐらい、すごく遅く走っていました。しかもデブリをばらまいていたので、このまま後ろについていたらタイヤが外れて当たると思いました」

    「なので、周囲をしっかり確認した上で、できるだけリスクを避ける判断として右側から追い越しました。速度も170キロ程度で、普段の半分くらいです。でも、それがルール違反だったということになります」

    「ルールはルールですが、正直、このペナルティは不当だと感じています。本当にどうすればよかったのか、今でも分からないです。すごくフラストレーションがたまる状況でした」

    予選の内容については「まだこのマシンに完全な信頼があるわけではなく、時間が必要だった」としたうえで、「P11という結果には満足していませんが、バランス自体は悪くなかったですし、チームのサポートも素晴らしかったです」と語った。角田裕毅は不利な状況にもかかわらず、強い気持ちでレースに臨もうとしている。

  • 角田裕毅 F1カナダGP最後尾スタート ホーナー「受け止めて前を向くだけ」

    角田裕毅 F1カナダGP最後尾スタート ホーナー「受け止めて前を向くだけ」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2025年F1カナダGP予選で11番手タイムを記録した角田裕毅の走りを称賛しつつも、FP3での赤旗中の追い越し行為によって10グリッド降格のペナルティが科されたことを受け、「受け止めて、前を向くしかない」とコメントした。

    角田は予選Q2まで順調に進出し、トップ10目前となる11番手に食い込む力強い走りを見せた。しかし、FP3中の赤旗提示時にピアストリ(マクラーレン)を追い越した行為が審議対象となり、最終的にFIAから10グリッド降格の裁定を受けることになった。

    ホーナーは予選後、角田裕毅のパフォーマンスについて次のように語っている。

    「角田も良いパフォーマンスを見せていたが、残念ながらP3でのインシデントによりペナルティを受け、明日はグリッド降格となる。ただ、全体的にはポジティブな内容だったと思う。彼はP3の多くをホイールの問題で失い、その影響で走行時間が限られてしまったが、予選では非常に良いドライビングをしていた。Q3進出はわずかに逃したものの、11番手という結果だった」

    また、問題となった赤旗中の場面については、「あれは難しい状況だった。オスカーはマシンに大きなダメージを抱えながらピットに戻っていたため、停車する可能性もあるように見えた」と述べ、判断が難しかったことを示唆した。

    「まあ、そういうこともある。今回は受け止めて、明日のレースで挽回していくしかない」

    角田裕毅はこの裁定により、決勝を最後尾の20番手からスタートすることになる。厳しい展開が予想されるが、今季ここまでの堅実な走りを武器に、順位を巻き返せるかに注目が集まる。

    角田裕毅 カナダGP F1 レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅 F1カナダGPのペナルティに不満「危険を避けたつもりだった」

    角田裕毅 F1カナダGPのペナルティに不満「危険を避けたつもりだった」

    角田裕毅は、2025年F1カナダGP予選を前に科された10グリッド降格ペナルティに対して強い不満を示した。

    フリー走行3回目中に赤旗提示下で損傷車両のオスカー・ピアストリを追い越した行為が規定違反とされ、スチュワードは角田裕毅に10グリッド降格とペナルティポイント2点を科す判断を下した。

    角田裕毅は「デブリが飛び交う中で、危険を避けるための判断だった」と釈明し、「正直どうすればよかったのか分からない。後ろにとどまってタイヤが飛んでくるのを待てというのか」と納得のいかない心境を明かした。実際、ピアストリのマシンはコース左側を時速86kmで走行しており、角田裕毅は右側を171kmで追い越していたことがテレメトリーデータから確認されている。

    さらに角田裕毅は、FP3でトラブルにより走行時間を大きく失ったことも重なり、予選では11番手にとどまった。「まだマシンへの信頼が完全ではない中での走行だった」と振り返りつつも、「チームは素晴らしい仕事をしてくれた」とサポートへの感謝も口にした。

    ――FP3での赤旗中の追い越しにより10グリッド降格ペナルティを受けてしまいました。まずは、その状況やフラストレーションについて聞かせてください。

    ええ、まあ、ちょっと今日は全体的に混乱した日でした。

    トラブルでかなり走行時間を失ってしまったし、それに加えて10グリッド降格のペナルティも…正直、いきなりで驚きました。まさかあの件でスチュワードに呼ばれるなんて思ってもみませんでした。

    正直、どうすればよかったのか分からないです。オスカー(・ピアストリ)が最終コーナーで大きなダメージを負っていて、バックストレートでは時速80キロぐらい、すごく遅く走っていました。中間速度と同じくらいで、しかもデブリをばらまいていて。

    僕から見てもタイヤが横向いていて、あのまま後ろについて走ってたら、いずれタイヤが外れて僕に当たるって思いました。そんな状況、避けたくなりますよね。

    時速80キロで後ろを走り続けて「運が良ければ当たらない」っていう状況で待つなんて、正直かなり無理があります。でも、どうやらルール上は後ろについて走り続けるのが正解だったみたいです。

    最終的に彼は左端のラインを走って、他のドライバーに迷惑をかけないようにって配慮していたと思います。すごくいい判断だったと思います。だから僕は一番右側のラインを走りました。

    前にも後ろにも誰もいないのをちゃんと確認して、視界もクリアだったし、時速170キロくらい――普段の半分くらいのスピードで追い越しました。完全に不要なリスクを避けるための判断でした。

    でも、それはルール違反だったようで。つまり、彼の後ろについて、前後に車がいようがいまいが、危険な状態で走り続けるのがルールってことですね。

    ルールはルールですが、フリー走行での出来事だし、正直このペナルティは不当だと思っています。デブリは最終コーナーだけじゃなくて、他のコーナーにも小さい破片がたくさん散らばっていました。

    だから、本当にどうすればよかったのか、正直分からないです。すごく…フラストレーションがたまる状況でした。

    ――一方で、FP3の走行がほとんどできなかった中でも予選では一定のパフォーマンスを発揮していたように見えました。自分としては手応えのある内容でしたか?

    そうですね、まあ悪くなかったと思います。かなりの時間を失ったので理想的ではなかったですけど。

    今はまだ学習プロセスの途中で、もし自分が今まで乗ってきた車だったら、時間を失っても全コーナーで限界まで攻められる自信があるんですけど、このレッドブルのマシンには、まだ完全な信頼がないんです。その信頼は今後得られるとは思いますが、今はまだ、ですね。

    だから、正直P11という結果には満足していません。

    でも、バランスは悪くなかったと思います。チームもサポートしてくれて、そういう面では本当に素晴らしい仕事をしてくれました。ただ、今回はとにかく時間が必要だったという感じです。特にFP3の問題があったのは、かなり厳しかったですね。

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  • 角田裕毅 赤旗中の追い越しでF1カナダGP決勝10グリッド降格ペナルティ

    角田裕毅 赤旗中の追い越しでF1カナダGP決勝10グリッド降格ペナルティ

    2025年F1カナダGPの予選を前に、オラクル・レッドブル・レーシングの角田裕毅に対して重大なペナルティが下された。

    14日(土)のフリー走行3回目において、赤旗提示中に他車を追い越した行為が国際スポーティングコードに違反するとして、スチュワードは角田に対して「次戦での10グリッド降格」と「ペナルティポイント2点(12ヶ月間での累積2点)」を科した。

    問題のシーンは、現地時間12時52分ごろに発生。81号車のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が14コーナー出口でクラッシュし、右リアを破損して減速走行をしていた最中、赤旗が提示された。

    角田裕毅はその時点で6コーナーにおり、赤旗に反応して減速。しかし12コーナーを通過した後、バックストレートで損傷したピアストリのマシンに追いついた。

    スチュワードによれば、角田はピアストリ車からの破片が飛来することを恐れて追い越しを決断したと主張。実際、ピアストリ車はコース左側を時速86kmで走行しており、角田は時速171kmで追い越していたことがテレメトリーデータで確認されている。

    この件についてFIAは以下のように理由を述べた。

    「スチュワードは22号車(角田裕毅)のドライバーとチーム代表からの聴取を行い、ポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、映像、タイミング、テレメトリーおよびオンボード映像を精査した」

    「81号車(ピアストリ)は、14コーナー出口でバリアに接触し、右後輪を損傷してパンクおよびサスペンションにダメージを負った。22号車が6コーナーを通過していた際に赤旗が提示された。22号車はその時点でスピードを落としていた。その後12コーナーを抜け、22号車はバックストレートで81号車に接近。22号車のドライバーは、81号車が損傷した状態でコース左側を低速で走行しているのを確認したと述べ、『81号車からの破片が飛んでくるのではないかと心配し、追い越すことを決断した』と説明した」

    「テレメトリーデータによれば、22号車が追い越した時点で81号車は時速86kmで走行しており、22号車は時速171kmであった」

    「この件について詳細に検討した結果、スチュワードは、81号車が明らかに問題を抱えていたとはいえ、安全な距離で後方を走行することを妨げるような速度ではなかったと判断した。状況的に、22号車のドライバーが81号車を追い越すことに正当な理由はなかった」

    「競技者には、FIA国際スポーティングコード第15条およびFIA司法・懲戒規則第4章に従って、スチュワードの特定の決定について上訴する権利があることを改めて通知する。上訴は、規定された期間内に行わなければならない」

    「スチュワードの決定はFIAから独立して下されており、関連する規則、ガイドラインおよび提示された証拠のみに基づいて行われる」

  • 角田裕毅 新型フロア投入は「いくつか条件が整う必要がある」とレッドブルF1

    角田裕毅 新型フロア投入は「いくつか条件が整う必要がある」とレッドブルF1

    角田裕毅はF1カナダGP予選に向けて、自身のRB21に「何かしら追加される」予定であることを示唆し、パフォーマンス向上への期待を口にした。

    角田裕毅はジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われた初日のプラクティスを15番手で終え、最速タイムを記録したジョージ・ラッセルからは約0.8秒遅れ、マックス・フェルスタッペンからは約0.3秒遅れだった。

    しかし、レッドブルのチーフエンジニアであるポール・モナハンが確認したところによると、角田裕毅はフェルスタッペンと同じフロアスペックやアップグレードをまだ受けておらず、週末中にそれを2台目のマシンに導入することを目指しているという。

    「今週末に導入できるように進めているが、いくつか条件が整う必要がある」とモナハンは一部メディアに語った。

    「もちろん可能であればやるつもりだし、彼に最高の装備を用意することは我々にとっても重要なことだ。今回は不運な事情があっただけだ」

    モントリオールの金曜日時点でフェルスタッペンと同じパッケージを使用していなかったものの、角田裕毅はクルマのフィーリングには一定の手応えを感じていた。ただし、アップグレードの投入を強く望んでいる。

    「マシンの感触はまあまあでした」と角田裕毅は語った。

    「明日に向けて何かしら追加される予定になっているので、それによって少しでもラップタイムが稼げればと思っています。いわばフリーのラップタイムですね」

    「それ以外では、セットアップに関しては良い進歩があったと思っています。ただ、最終的には十分ではありませんでした。なので、明日に向けてさらに改善していきたいです」

    角田裕毅 レッドブル F1 カナダGP

    角田裕毅はレッドブルの2台目のシートに順応するのに苦戦しているが、徐々に前進を見せており、自身もQ3進出が必須だと認識している。

    「絶対にQ3に進出しなければなりません」と角田裕毅は明言した。

    「それが目標です。明日どうなるか見てみましょう」

    「さっきも言ったように、明日には何かしら追加される予定です。それでマシンの挙動がどう変わるか、見ていきたいと思います」

  • 角田裕毅 レッドブルF1で苦戦にアルボン体験談「極端なマシン特性が壁に」

    角田裕毅 レッドブルF1で苦戦にアルボン体験談「極端なマシン特性が壁に」

    角田裕毅がレッドブル・レーシングに加入してから5戦が経過した現在も、RB21のポテンシャルを引き出すのに苦しんでいる。その背景には、ジュニアチームからトップチームへの「構造的な難しさ」が存在する――元レッドブルF1ドライバーのアレックス・アルボンがそう証言している。

    角田裕毅は今季第3戦からリザーブドライバーのリアム・ローソンに代わってレッドブル本隊に昇格したが、以来Q1敗退や入賞圏外での走行が続いており、同僚マックス・フェルスタッペンとの差は依然として大きい。

    このような状況は今回が初めてではない。ダニエル・リカルドが2018年末でチームを去って以降、同じセカンドシートに座った複数のドライバーが次々と苦しみ、短期間で交代を強いられてきた。例外はセルジオ・ペレスのみで、彼は4シーズンにわたりポジションを維持している。

    こうした現象について、かつて2019年にトロ・ロッソ(現在のレーシングブルズ)から昇格し、2シーズンでレッドブル本隊を去ることとなったアレックス・アルボンは、カナダGPの場で次のように分析した。

    「僕の経験から言うと、レッドブルのマシンは“刃の上”にあるようなクルマだ。マックスはそれを乗りこなせるけど、僕には正直難しかった」

    「RB(レーシングブルズ)のマシンはバランスが取れていて安定している。ドライバーに自信を与えてくれるマシンだと思う」

    「おそらくチームが常に若いドライバーを乗せているから、自然とそういう設計になったんだと思う。でもレッドブル本隊のマシンはその正反対。もっとトリッキーで、極端な特性を持っている」

    角田裕毅 レッドブル F1

    また、近年のF1では新人がテスト機会に恵まれず、しかも現行のグラウンドエフェクトカーは地面に近くバネも硬いため、走行中のバランス変化も急激で扱いづらい。こうした特性が一層ドライバーの適応を難しくしている。

    しかし角田裕毅は新人ではない。今週末のF1カナダGPで自身100戦目を迎える。スペインGP後に2日間のバルセロナ走行が行われたとも報じられたが、実際にはそれは2026年用タイヤの開発テストであり、角田裕毅の適応支援を目的としたものではなかった。

    現状、角田裕毅に与えられている実走行機会は限定的で、TPC(旧型車テスト)を除けば、RB21の感覚をつかむには限られたグランプリ週末の中で対応するしかない。シミュレーターも活用しているが、本人曰く「リアルのマシンはシミュレーターよりも限界領域で予測しにくい」という。

    それでも、前進するには実走経験を積み、RB21の特性を身体で覚えるしかないのかもしれない。だが、問題は「レッドブルがそこまでの猶予を与えるかどうか」にかかっている。

    アレックス・アルボンは最後にこう付け加えた。

    「今の僕ならもう少しうまく対処できると思うけど、それでも自然に乗れるマシンではないんだ」

  • 角田裕毅 F1カナダGP初日「クルマの感触は悪くなかった Q3進出を目指す」

    角田裕毅 F1カナダGP初日「クルマの感触は悪くなかった Q3進出を目指す」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1カナダGP初日の2回のフリー走行で堅実な走りを見せた。

    1回目のセッションでは1分13秒927のベストタイムで11番手、27周を走行。続くFP2では1分12秒939までタイムを縮めるも、ポジションは15番手で終えた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとの差は0.273秒だった。周回数は35周に増え、データ収集に努めた形だ。

    「今日のクルマの感触は悪くなかったです」と角田裕毅はコメント。

    「明日に向けていくつか調整をしていて、それはいいことですし、少しラップタイムを稼げると思います」

    「セットアップとバランスに関しては良い進歩がありましたけど、最終的には今日はそれだけでは足りませんでした。

    「明日の目標はQ3に入ることですし、結果を最大限に引き出したいと思います」

    角田裕毅 カナダGP F1 レッドブル・レーシング

    角田裕毅は、エミリア・ロマーニャGPの予選でのクラッシュ以降、旧スペックのフロアで我慢が続いているが、どうやらカナダGPでの初日も旧スペックを搭載し、土曜日にようやく新スペックのフロアが導入されるようだ。

    金曜セッション後のインタビューで、角田裕毅は「フィーリングは悪くなかった」と振り返りつつ、「明日に向けて何か加わるものがあるのは分かっている」とコメント。明言は避けたが、その“何か”がマシンの空力性能に影響する要素――すなわち新しいフロアである可能性をにじませた。

    「明日投入される“何か”がどんな挙動を示すか、様子を見たい」と慎重ながらも自信をにじませた。

  • 角田裕毅 F1カナダGP初日談話「Q3には確実に入らないといけない」

    角田裕毅 F1カナダGP初日談話「Q3には確実に入らないといけない」

    角田裕毅が、2025年F1カナダGP初日のフリー走行後にF1TVの取材に応じ、「Q3には確実に入らないといけない」と語った。

    角田裕毅(レッドブル)は、FP1を11番、FP2を15番手で終了。FP2でのマックス・フェルスタッペンとのタイム差は0.273秒。セットアップには一定の進歩があったと語りつつも、Q3進出が「絶対に必要な目標」だと強調した。

    Q:角田選手、タイムシートでは15番手でしたが、初日の全体的な感触はいかがでしたか? セットアップ面ではいくつか改善できましたか? 実際に走っていてのフィーリングは?

    フィーリングはまあまあ良かったと思います。明日に向けて何かの改善策があるのは分かっているので、それはいいことだと思います。

    それが、少しでもラップタイムの向上につながってくれるといいですね。いわば“フリー”のラップタイムになると思うので。

    それ以外の部分では、セットアップに関しては良い進歩があったと思います。

    もちろん、最終的にはまだ十分ではなかったので、明日に向けてしっかり改善しないといけないです。

    Q:セットアップの進歩が不十分だったとのことですが、今夜作業するにあたって明確な方向性は見えてきていますか? Q3争いに加わるという意味では、自信はありますか?

    そうですね、Q3には確実に入らないといけないです。それが目標です。

    あとは、明日どうなるか見ていきたいですさっき言ったように、明日には何か加わる予定があるので、それがどういう挙動をするか見ていきたいと思います。