カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅も「他人事ではない」 レッドブルF1のホーナー解任劇にシュタイナー

    角田裕毅も「他人事ではない」 レッドブルF1のホーナー解任劇にシュタイナー

    元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーが、レッドブルによるクリスチャン・ホーナーの解任に言及しつつ、「角田裕毅も結果を出せなければ早期に放出される可能性がある」と警鐘を鳴らした。

    レッドブルは7月10日(水)、20年にわたりチームを率いてきたホーナーを「即日付けで業務から解任した」と発表。その理由についての具体的な説明はなかったが、F1界に大きな衝撃を与えた。

    ホーナーの下でレッドブルはドライバーズタイトル6回、コンストラクターズタイトル8回を獲得し、F1で黄金時代を築いた。今季はマックス・フェルスタッペンが依然として勝利を重ねており、チームも2勝を挙げているものの、マクラーレンの躍進と2台目マシンの不振により、勢いはやや鈍化していた。

    レッドブルは現在、ホーナーの後任として、レーシングブルズで代表を務めていたローラン・メキースを新チーム代表に据えている。

    シュタイナーはポッドキャスト番組「Red Flags」に出演し、ホーナーの電撃解任について次のように語った。

    「私もかなり驚いた。もちろん、レッドブルで何かが起きていたことは皆知っていたが、まさかこのタイミングで、しかもこういう形で解任されるとは思っていなかった」

    「去年の冒頭からずっと問題がくすぶっていたけど、普通レッドブルはこういう事態をうまくコントロールするはずだった。今回の決定は本当に突然だったように思う」

    その上でシュタイナーは、角田裕毅にも「パフォーマンス次第で見限られる」という現実を突きつけた。

    「角田裕毅はポイントを獲らなければいけない。そうでなければ、年末までに放出されるかもしれないし、それより早くてもおかしくない」

    「我々は皆、彼のことが好きだ。私も彼を愛している。でも、結局は結果なんだ。レッドブルはホーナーを切ったし、リアム・ローソンも替えた」

    「だから、彼が結果を出せなければ、長くはいられないと思うよ」

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅は2025年シーズン開幕2戦を終えた時点でレーシングブルズから昇格し、レッドブルのレースシートを獲得。しかし、昇格直前の中国GPでローソンが2戦連続予選20番手という成績に終わった後を受けての「緊急昇格」だった。

    だがその後、角田も10戦でわずか7ポイントの獲得にとどまり、現在は5戦連続ノーポイント。フェルスタッペンがチームの172ポイント中165ポイントを稼ぐ一方で、チームはコンストラクターズ選手権4位に沈んでいる。

    レッドブル内部が激変するなか、角田裕毅にも厳しい現実が突きつけられているようだ。

  • 角田裕毅 レッドブルF1での現状を自覚「まだ十分に印象を残せていない」

    角田裕毅 レッドブルF1での現状を自覚「まだ十分に印象を残せていない」

    角田裕毅は、2025年シーズン前半を振り返り、レッドブルでのこれまでのパフォーマンスについて「今のところ十分に印象づけられていない」と率直に認めた。

    今季、角田裕毅はシーズン開幕からわずか2戦後にレッドブルの本隊へ昇格。クリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコの判断により、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてリアム・ローソンに代わる形で起用された。

    しかし、ここまでの10戦では苦戦が続いており、オーストリアGPとイギリスGPではいずれも完走ドライバー中の最下位という厳しい結果に終わっている。

    角田裕毅は、イギリスGP前にメディアの取材に応じ、現状の評価やチーム内でのサポートについて語った。

    「正直なところ、今のところはレッドブルで十分に印象を残せていないと思っています。でも、ヘルムートは引き続き僕のことをサポートしてくれています」

    「オーストリアのレース内容については当然満足していなかったですけど、それでも僕を見限るような態度ではなくて、ちゃんとサポートし続けてくれていると感じています」

    「彼は僕の才能やスピードを信じてくれていて、それをコース上で証明するだけだと言ってくれました。ヘルムートは昔からはっきりものを言う人なので、悪いレースのときは何が悪かったか、逆に何が良かったかを明確に伝えてくれます」

    「そういうプレッシャーが、時には自分でも気づいていなかったレベルのパフォーマンスを引き出してくれることもありますし、ジュニア時代からそういう形でずっと支えてもらってきました。今も変わらずサポートしてもらっていることには、本当に感謝しています」

    角田裕毅 レッドブル F1

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、角田裕毅との間で「集中した協議」を行ってきたことを明かしている。

    マルコによれば、角田裕毅はマックス・フェルスタッペンとの差を縮めており、現在はスポーツ心理士とも連携しているという。

    「角田裕毅は一部のGP週末で苦しんでいたが、イギリスではすでに上昇傾向が見られた」とマルコはSpeedweekのコラムで綴った。

    「多くのフリー走行セッションでマックスとの差はこれまでより小さく、イギリスでは11番手からスタートすることができた」

    「我々は角田と集中した議論を重ねてきた。彼はスポーツ心理士とも取り組んでいる。残念ながらマックス同様、このウイングではレースでチャンスがなかった」

    「それでもパフォーマンスの改善は感じられており、近いうちにそれがポイントという形で現れると楽観的に見ている」

    なお、イギリスGP直後にはレッドブル内で大きな動きがあり、チーム代表のクリスチャン・ホーナーが即時解任され、後任にはローラン・メキースが就任している。

    ローラン・メキースは、角田裕毅がレーシングブルズに所属していた際のチーム代表でもあり、良好な関係を築いていた人物だ。角田裕毅にとっては、信頼できる存在と再びレッドブル本隊でタッグを組むことになり、後半戦の巻き返しに向けた好材料となる可能性がある。

  • 角田裕毅に再び「交代論」もF1ファンは冷静「今の状況で意味ある?」

    角田裕毅に再び「交代論」もF1ファンは冷静「今の状況で意味ある?」

    レッドブル昇格から10戦、角田裕毅は厳しい状況が続いている。だが、ファンの多くはこのタイミングでの交代に懐疑的なようだ。

    2025年開幕時、角田裕毅はRBでの4年目を迎えていた。しかし、開幕2戦でリアム・ローソンが振るわなかったことから、急遽その後任としてレッドブル本隊に昇格。セルジオ・ペレスの後任としてチームに加わるという異例のシーズン途中昇格を果たした。

    だが、その後の成績は芳しくない。10戦で獲得したポイントはわずか7点。そのすべてが昇格後最初の5戦で稼いだもので、以降5戦はノーポイント。これは2009年のマーク・ウェバー以来、レッドブルのレギュラードライバーとしては初めての「5戦連続ノーポイント記録」となる。

    この状況を受け、RacingNews365では「今季中に再びドライバー交代を行うべきか?」という読者アンケートを実施。結果は、「交代しても状況は変わらない」が55%で最多だった。

    この結果には、マシンの特性も背景にあると考えられる。角田裕毅自身も「レッドブルのマシンは、自分がF1に来て以来もっとも作動ウインドウが狭い」と語っており、フェルスタッペン以外のドライバーが手を焼くのも無理はない。

    一方で、「後半戦は実験的に別のドライバーを試すのもあり」という意見も42.7%を占め、リアム・ローソンの再昇格や、今季Racing Bullsで好走を見せているアイザック・ハジャーの起用を望む声もある。

    ただ、どちらが「正解」とも言い切れないからこそ、2.3%は「わからない」と回答。明確な答えが見えないこの状況が、角田裕毅を取り巻く現実を象徴している。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

  • 角田裕毅 キャデラックF1でボッタスと組む可能性は? 夏にも1人目発表か

    角田裕毅 キャデラックF1でボッタスと組む可能性は? 夏にも1人目発表か

    キャデラックF1チームの初陣となる2026年シーズンのドライバーラインアップに、バルテリ・ボッタスまたはセルジオ・ペレスのいずれかが含まれる可能性が高まっている。中でも、メルセデスのリザーブドライバーを務めるボッタスとの契約が最も早く進展する見込みだ。そこには角田裕毅の名前も含まれている。

    ゼネラルモーターズ(GM)が所有するこの新チームは、F1グリッド参戦を翌年に控え、現在利用可能なドライバーを慎重に精査中。

    チーム代表のグレアム・ロードンが率いるグループが選考を主導するが、最終決定はGMとTWGモータースポーツの共同経営陣に委ねられる。

    先週末のF1イギリスGPでは、TWGのCEOダン・トーリスを含むキャデラック関係者が現地入りし、複数の交渉を行った模様だ。現時点で契約が締結されたドライバーはいないものの、インディカーに参戦するアンドレッティ(TWGの関連チーム)のアイオワ戦ダブルヘッダー後に、主要関係者が再集結し、1人目の契約にゴーサインが出る可能性もある。

    キャデラックの有力候補は、いずれも複数勝利経験を持つ元F1ドライバーのボッタスとペレス。グレアム・ロードンは最近「初年度の新チームには経験豊富なドライバーが大きな助けになる」と語っており、この2人は理想的な選択肢と見られている。

    キャデラック F1

    ボッタスは今季メルセデスのリザーブドライバーとしてF1の現場にとどまりながら2026年復帰を目指しており、キャデラックに強い関心を示している。アルピーヌもドライバー候補としてボッタスに打診しているが、本人はより長期的な将来を見据えてキャデラックに傾いているようだ。

    一方ペレスは、レッドブルを2024年末で離れて以降F1から距離を置いているが、最近になってキャデラック首脳陣と対面で面談したことが確認されている(ただしイギリスGP現地ではなかった)。

    経験豊富なペレスとボッタスのコンビ起用も視野にあるが、経験者1名+既にF1参戦歴のある若手の組み合わせも選択肢として検討されており、完全なルーキードライバーを起用する可能性は低い。

    キャデラックはまず1人目の契約を夏休みまでに決定し、2人目についてはマーケットの動向を見ながら時間をかけて決める戦略を取っている。そのため、比較的交渉がスムーズとされるボッタスとの契約が8月にも正式発表される可能性がある。

    角田裕毅 キャデラック F1

    2人目の候補としては、角田裕毅の名前も挙がっている。角田は現在レッドブルにフルサポートを受けながらシーズン後半に向けて巻き返しを図っているが、来季以降の去就が流動的なため、キャデラック側は代替案として注視している状況だ。

    キャデラックはF1参戦初年度において最下位に甘んじる可能性も現実的に見据えており、困難な状況でもチームと一体となって取り組めるドライバーを求めている。自己中心的にならず、開発・成長に貢献できる姿勢が重要視されている。

    現役から離れているペレスに対し、リザーブとして活動中のボッタスやフェラーリ所属の周冠宇は、F1現場との関わりを保っている点でアドバンテージがある。特に周冠宇は、フェラーリの2026年タイヤテストにも参加しており、キャデラックのエンジン供給元がフェラーリであることを考えれば、その関係性が評価材料になる可能性がある。

    もっとも、GM側が米中間の地政学的リスクを踏まえて、中国人ドライバー起用に慎重姿勢を取る可能性も否定できない。状況の変化によっては再評価されるかもしれない。

    このようにキャデラックは、各方面と接触しながら時間をかけて慎重にラインアップを構築中だ。グレアム・ロードンは「他チームの動きに縛られずにじっくり評価できるのが我々の強み」と語っており、時間的余裕を活かして最適なチーム作りに努めている。

    候補者にはほかにも、元アルピーヌのジャック・ドゥーハン(現在リザーブとして活動中)、アストンマーティンのリザーブで2022年F2王者のフェリペ・ドルゴビッチ、アルピーヌのリザーブでルーキーのポール・アロンなどが含まれており、いずれもキャデラック側との接触が確認されている。

    ただし、実戦経験が少ない点や、他チームとの契約状況がネックになる可能性があるため、最終的な選考では経験豊富なドライバーが優先される見通しだ。

  • 角田裕毅 レッドブルF1と集中協議 マルコ「スポーツ心理士とも連携」

    角田裕毅 レッドブルF1と集中協議 マルコ「スポーツ心理士とも連携」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、角田裕毅との間で「集中した協議」を行ってきたことを明かした。

    ミルトンキーンズを拠点とするチームでの生活は、角田裕毅にとって厳しいスタートとなっている。レッドブル移籍後、10戦で獲得したポイントはわずか7にとどまっている。

    さらに状況を悪化させているのは、直近6戦で3度も予選Q1敗退を喫していること、そして5戦連続でポイント圏外に沈んでいるという事実だ。

    F1イギリスGPでも無得点に終わったことで、角田裕毅は2009年のマーク・ウェバー以来となる「レッドブル所属ドライバーとして5戦連続ノーポイント」という不名誉な記録に並んでしまった。

    それでもマルコは、角田裕毅が着実に前進していると強調している。

    角田裕毅 レッドブル F1

    マルコによれば、角田裕毅はマックス・フェルスタッペンとの差を縮めており、現在はスポーツ心理士とも連携しているという。

    「角田裕毅は一部のGP週末で苦しんでいたが、イギリスではすでに上昇傾向が見られた」とマルコはSpeedweekのコラムで綴った。

    「多くのフリー走行セッションでマックスとの差はこれまでより小さく、イギリスでは11番手からスタートすることができた」

    「我々は角田と集中した議論を重ねてきた。彼はスポーツ心理士とも取り組んでいる。残念ながらマックス同様、このウイングではレースでチャンスがなかった」

    「それでもパフォーマンスの改善は感じられており、近いうちにそれがポイントという形で現れると楽観的に見ている」

  • 角田裕毅 F1未表彰台記録にデイモン・ヒル驚き「信じられない」

    角田裕毅 F1未表彰台記録にデイモン・ヒル驚き「信じられない」

    角田裕毅がF1キャリア5年目にしていまだ表彰台に到達していないことについて元F1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルは「信じられない」と驚きを示した。

    ニコ・ヒュルケンベルグがイギリスGPでF1通算239戦目にして初の表彰台を獲得したことを受けて、未だに表彰台経験がないF1ドライバーたちに注目が集まっている。その中で、角田裕毅は「グランプリ出走数が多いにもかかわらず表彰台未経験のドライバー」ランキングで歴代4位に浮上。現役ドライバーの中では最多となっている。

    F1グランプリ出走数が多いにもかかわらず、表彰台を経験していないドライバーの上位は以下の通り:

    1.エイドリアン・スーティル(128戦)
    2.ピエルルイジ・マルティニ(118戦)
    3.フィリップ・アリオ(109戦)
    4.角田裕毅(99戦)

    角田裕毅のこれまでの最高位は、2021年のデビューイヤーにスクーデリア・アルファタウリで出走したアブダビGPでの4位となっている。

    さらに角田裕毅は、今回のイギリスGPでチームとして初となる「2戦連続の最下位フィニッシュ」という不名誉な記録を打ち立ててしまった。これはレッドブルにとって初めてのケースであり、ファクトリー内にも衝撃を与えている。

    Sky SportsのF1番組『The F1 Show』では、実況のデビッド・クロフトと解説のデイモン・ヒルがこの話題を取り上げ、まずクロフトが「エイドリアン・スーティル、立ち上がって拍手を。F1史上最多の未表彰台記録保持者となった」と語った。

    これに対しヒルはこう返した。

    「でも今も現役で走っているのは角田裕毅で、99戦目なんだ。信じられない。彼がまだ表彰台に上れていないなんて」

    「このままだと彼も記録を更新してしまうかもしれないけど、さすがにニコ(ヒュルケンベルグ)のレベルまではいかないだろうね」

    角田裕毅 F1 レッドブル・レーシング

    角田裕毅はこれまで主にレッドブルの姉妹チームであるアルファタウリおよびレーシングブルズでキャリアを積んできたが、今季途中からは本家レッドブルに昇格。しかしチームメイトのマックス・フェルスタッペンは、その間にすでに4度の表彰台を獲得しており、そのうち1勝は角田裕毅の母国・日本GPで達成されている。

    また、番組内では「日本人ドライバーがF1で一度も優勝していない」という歴史的事実にも言及された。クロフトは次のように述べた。

    「日本人ドライバーはこれまでに500戦以上に出場しているが、いまだにグランプリ勝利はゼロ。これはどの国よりも多い」

    「イギリスがシルバーストンで通算25勝目を挙げた週末、日本は通算500戦未勝利という節目を迎えた」

    これまでにF1を経験した日本人ドライバーには、インディ500を2勝した佐藤琢磨や、WECチャンピオンの小林可夢偉なども含まれるが、いずれもF1での勝利には届いていない。

    角田裕毅は現在、キャリアで最も有利な立場にいると考えられているが、2026年のシートを守るためにも、今季後半での巻き返しと結果が強く求められている。

  • 角田裕毅 レッドブルF1で「アップグレード2段階遅れ」次戦スパに希望

    角田裕毅 レッドブルF1で「アップグレード2段階遅れ」次戦スパに希望

    レッドブルの角田裕毅は、2025年F1イギリスGPでもまたもポイント圏外でレースを終え、今季5度目の無得点に終わった。現在ドライバーズランキング17位にとどまる角田だが、自身のマシンがマックス・フェルスタッペンの仕様よりも2段階遅れていることが一因だったと明かした。

    しかしながら、角田裕毅は次戦スパ・フランコルシャンでの新パーツ投入に前向きな姿勢を見せている。

    「少なくとも来週末にはアップグレードを入れてもらえる予定です。今のパッケージだとマックスと比べて2段階ぐらい遅れていると思いますし、次のレースでは確実に助けになると思います」と角田裕毅はGPblogなどに語った。

    「ただ、次はスプリント週末なので、対応できるのはフリー走行の時間だけですが、そこでしっかり合わせ込めるように全力を尽くします」

    角田裕毅は混乱のレース展開のなか15位でフィニッシュ。ポジティブな要素があったか尋ねられると、予選内容に手応えがあったと語った。

    「正直に言えば、エンジンのトラブルがなければ今回はQ3に進めていたと思います」

    角田裕毅 F1 レッドブル

    また、パッケージ面での不利がパフォーマンスに影響していることも強調し、こう続けた。

    「さきほども言いましたが、全体のパッケージでマックスより2段階ぐらい遅れているなかで、Q2の差がコンマ4秒だったというのはかなり良かったと思っています。少なくともショートランではいい方向に進んでいますし、その点には満足しています。あとはロングランの方をしっかり見直していきたいと思います」

    角田裕毅にとって、次戦ベルギーGPは技術面の遅れを取り戻す重要な一戦となりそうだ。

  • 角田裕毅 レッドブルF1のホーナー解任とメキース代表就任は追い風となるか

    角田裕毅 レッドブルF1のホーナー解任とメキース代表就任は追い風となるか

    クリスチャン・ホーナーの電撃解任とともに、ローラン・メキースが新たにチーム代表に就任したことで、レッドブルの将来、とりわけマックス・フェルスタッペンと角田裕毅の去就に注目が集まっている。

    2024年初頭に浮上したホーナーに関するスキャンダルは、レッドブル内部に大きな亀裂を生じさせた。とりわけフェルスタッペン陣営とホーナーの対立は深刻で、チームの方向性をめぐる主導権争いにまで発展していた。

    当時、ホーナーはレッドブルCEOの支持を受けて立場を守ったが、ここ数か月で状況は一変した。

    メルセデスとの契約交渉が進行中とされるフェルスタッペンをチームに留めるべく、レッドブルは大胆な手を打った。ホーナー排除はフェルスタッペン陣営の要求に応じた動きとされており、ローラン・メキースのチーム代表就任もその一環とみられている。

    メキースは2024年にファエンツァ拠点のVCARB(レーシングブルズ)でチーム代表を務め、角田裕毅の活躍を高く評価していた人物でもある。

    「ブラジルで3位、ラスベガスで7番手。速いクルマに乗る準備は十分にできている」とメキースは昨冬語っており、角田裕毅のF1トップチーム昇格を強く推していた。

    結果的にレッドブルは2025年のシートにリアム・ローソンを抜擢したが、メキースが角田裕毅を信頼する姿勢は変わっていない。

    こうした背景から、メキース体制のもとでは角田裕毅にも再びチャンスが巡ってくる可能性がある。今シーズン途中のドライバー交代は現実的ではないものの、2026年のシート争いでは有利な立場を得ることになるだろう。

    重要なのは、これまで角田裕毅の能力に懐疑的だったホーナーと違い、メキースは彼を「投資に値するドライバー」と見ている点だ。

    角田裕毅 レッドブル F1

    一方、フェルスタッペンに関しては、メキース就任により2026年以降の残留可能性が高まったとする見方もある。とはいえ、確定ではなく、メルセデス移籍の可能性は依然として排除できない。

    レッドブルの今後の課題は、マクラーレンとのタイトル争いを早々に見切り、2025年後半はRB21の挙動安定化に注力すること。そして、2026年の新レギュレーションに向けて期待を上回るマシン開発を進めることだ。

    今季のダメージを最小限にとどめながら、来季以降の競争力確保を目指すなか、メキースの下でドライバーラインアップがどのように固まっていくか、注目される。

  • 角田裕毅 ホーナー解任にコメント「レッドブルF1の一員にしてくれて感謝」

    角田裕毅 ホーナー解任にコメント「レッドブルF1の一員にしてくれて感謝」

    角田裕毅が、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーが解任されたことを受けて自身のX(旧Twitter)アカウントで感謝の言葉を投稿した。

    角田裕毅は、今季序盤のリヤム・ローソンのパフォーマンス不振を受け、第3戦F1日本GPからレッドブル・レーシングに昇格。ホーナー体制最後のF1ドライバーとして名を残すこととなった。

    ホーナーの後任には、レーシングブルズのチーム代表だったローラン・メキースが昇格し、その後任としてアラン・パーメインがジュニアチームを率いることになる。

    角田裕毅は、ホーナーへのメッセージの中で次のように綴った。

    「今年、僕にたくさんのサポートをしてくれてありがとう。クリスチャンがレッドブルで築き上げてきたものを見るのは本当に素晴らしかったし、そんなプロジェクトの一員にしてくれて感謝しています。多くのことを学ぶことができたし、すべてに感謝しています」

    角田裕毅はレッドブル昇格後、ここまで3度の入賞にとどまっており、マシンのポテンシャルを引き出すのに苦戦が続いている。直近5戦ではノーポイントが続き、一方でマックス・フェルスタッペンはすでに2勝を挙げている。

  • 角田裕毅 F1イギリスGPでの10秒ペナルティに困惑「2日くらいに感じた」

    角田裕毅 F1イギリスGPでの10秒ペナルティに困惑「2日くらいに感じた」

    角田裕毅は、F1イギリスGPで10秒ペナルティを受けたのは自身の非を認めつつも「厳しすぎる」と不満を口にした。レース後、角田は「10秒が2日にも感じた」と振り返り、処分の重さに落胆を示した。

    このペナルティは、レース中のブルックランズでハースのオリバー・ベアマンを接触でコース外に押し出した件に対して科されたもの。FIAは天候の悪化を考慮したうえで1ポイントのペナルティポイントも加えたが、角田は「去年なら5秒だったはず」と語り、条件面での配慮がなかったことに疑問を呈した。

    「まあ、ペナルティを受けたのは仕方ないと思います。僕の責任なので当然ですけど、10秒というのはやっぱり厳しすぎると思いました。去年なら5秒だったんじゃないかなって感じています。

    実際、例外的な判断があったわけでもなかったですし…それでももう仕方ないです。今日はとにかく厳しいコンディションでした」

    角田にとっては2戦連続で周回遅れのフィニッシュとなる苦しい展開が続いている。

    「10秒って、本当に長く感じました。2日くらいかかった気がしました」

    角田裕毅 F1 イギリスGP レッドブル・レーシング

    チーム代表のクリスチャン・ホーナーも角田に同情を示し、「10秒はかなり厳しい判断だった。私にとってはレースインシデントのように見えた」と語った。さらに、「雨が降らなければ裕毅はポイントを獲得できたはずだった」と擁護した。

    そんな中、角田は次戦ベルギーGPに向けた前向きなニュースも明かした。自身のRB21に新たなアップグレードが投入されるという。

    「次のスパではアップグレードが入る予定なので、そこはポジティブです。今はマックスのマシンと比べて2段階ぐらいパッケージが遅れている状態なので、次のレースでは確実に助けになると思います。

    ただ、次はスプリント週末なので、マシンを調整する時間が限られてしまいます。フリー走行の1回が実質的に唯一の準備の場になるので、そこが難しいところですけど、全力を尽くします」

    角田は厳しい現状を受け止めながらも、アップグレードによる巻き返しに意欲を見せている。次戦ベルギーGPでのパフォーマンスに注目が集まる。