カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅が語る“挑戦と成長” 「レッドブルF1移籍は後悔していない」

    角田裕毅が語る“挑戦と成長” 「レッドブルF1移籍は後悔していない」

    角田裕毅は、2025年F1ラスベガスGPの水曜メディアインタビューで、2026年の去就が依然として未定である現状について「まだ決定が下っていない」と語り、残り3戦もこれまで通り自分のベストを尽くす姿勢を示した。

    また、今年のシーズンを「キャリアで最もチャレンジング」と振り返り、レッドブル移籍を「後悔していない」と断言。チームメートのタイトル争いを支える立場として、責任感と学びの多かった一年を明かした。

    さらに角田裕毅は、2026年のプランについては「考えていない」とし、マネージャーとチームに委ねていると説明。一方でアニメの好みや「次にクレイジーなレースをするなら東京」といった柔らかい話題にも率直に答え、シリアスな競技面とファンに親しみやすい素顔の両面を垣間見せた。

    Q 来年のシートのために残り3戦をどう戦う?
    僕が分かっているのは「まだ決定が下っていない」ということです。なので今まで同様、自分のできることをやる努力をするだけです。僕がコントロールできることではないので、毎レース楽しんでいつも通り自分のベストを尽くします。

    Q チームではなく自分としては今後どうしたい?
    将来のことを考えても意味はないので、力を尽くしてできる限りポイントを取りたいです。ブラジルでは7位か8位にはなれたはずで、その前のメキシコもそうでした。前回はロロコトゥィングが原因でしたし、他にも自分ではコントロールできないことが原因でその結果になりました。いいニュースとは楽にポイントが取れるだけの速さがあるということです。それが最も重要なことなので、すべてをまとめて残り3戦もいつも通り戦います。

    Q 2026年のプランAとプランBはある?
    ありません。まだ2026年のことは考えていませんし、マネージャーとチームに任せています。僕がここにいる目的は、ドライビングと素晴らしい環境を楽しむこと。
    そしてチームのために全力を尽くして自分のパフォーマンスを発揮することです。将来的にはレッドブル陣営が決定するので、その中で僕のパフォーマンスと結果が役立つとは思います。

    角田裕毅 レッドブル F1

    Q 2025年シーズンは今までと何が違う?
    今年は僕のキャリアの中でも最もチャレンジングなシーズンです。これまでも数年も大変でしたが、現役最高のドライバーのチームメートとして、そしてチャンピオンの一員として戦う重圧には間違いなく今までとは違います。それに(チームの中での)ポジションも違います。

    この数年、特に去年の終盤はリーダーとして開発を助けるためにアイディアを出しました。それで今シーズンのレーシングブルズはいい方向に向かっていますし、連続でQ3に進むなどいいレースをしています。

    今年はシーズン中にレッドブルに移籍して色々と学ばなければなりませんでしたし、同僚がタイトル争いをしているので出来る限り手助けして、コンストラクターズ争いの役にも立たなければなりません。

    レッドブルに移籍して後悔しているかと聞く人もいますが後悔していません。今みたいな状況になることが分かっていたとしてもレッドブルに移籍していました。減多といえばチャンスですし、この挑戦はより良い人間、より良いドライバーになるために正しい方向だと思います。

  • 角田裕毅 F1ラスベガスGPで“金継ぎ”をテーマにした特別ヘルメットを着用

    角田裕毅 F1ラスベガスGPで“金継ぎ”をテーマにした特別ヘルメットを着用

    角田裕毅が2025年F1ラスベガスGPで使用するスペシャルヘルメットを披露した。

    デザインを手がけたのは、ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト兼起業家のケント・ヨシムラ氏。日本にルーツを持つ2人のコラボレーションにより、とした印象的なヘルメットが完成した。

    角田裕毅は「ラスベガスには特別なヘルメットが必要だ」と語り、ヨシムラ氏への感謝を伝えている。レース後にはこのヘルメットがオークションに出品され、収益はすべて脊髄損傷研究を支援する慈善団体「Wings For Life」へ寄付される。

    ケント・ヨシムラ氏が語る“金継ぎ”デザインの意図
    デザインを担当したヨシムラ氏は、2人が共有する“日本のルーツ”がテーマに深く関わっていると明かした。

    「僕たちはどちらも日本のつながりを持っているし、このヘルメット自体がユウキを表現している」と語り、その中核に据えたのが“金継ぎ(Kintsugi)”の精神だという。

    「挑戦、レジリエンス(逆境からの回復力)、そして壊れたものが金で継がれることでより美しくなるというテーマで全部が一つにつながっている。僕の地元ラスベガスのレースでユウキがこのヘルメットをかぶってくれるなんて、本当に光栄だ」とコメントした。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) ラスベガスグランプリ ヘルメット

    角田裕毅「僕のお気に入り。青と金の色合いが完璧」
    角田裕毅自身もこのデザインに強い愛着を示している。

    「僕はすごく興奮している。僕にとってこれは最高のヘルメットだ。青と金を見た瞬間、特にあの色の組み合わせが本当に気に入った」と話し、レースで使用するのが待ちきれない様子だ。

    「お気に入りだよ。あのヘルメットでサーキットに出るのが待ちきれない。本当にワクワクしてる。さあ行こう」と締めくくった。

  • 角田裕毅 レッドブルF1去就に胸中「ナーバスじゃないと言ったら嘘になる」

    角田裕毅 レッドブルF1去就に胸中「ナーバスじゃないと言ったら嘘になる」

    2026年のレッドブル・レーシングのラインアップ発表が迫る中、角田裕毅(レッドブル・レーシング)がラスベガスGPのパドックで自身の胸中を率直に語った。今季の最終3連戦(ラスベガス、カタール、アブダビ)は、角田裕毅にとって将来を大きく左右する極めて重要な局面だ。

    現在のF1パドックでは、レーシングブルズのルーキー、アイザック・ハジャーの昇格が既定路線とみられ、さらにアービッド・リンドブラッドのレーシングブルズ昇格案も急速に進行していると複数の関係者が証言している。

    この状況が現実となれば、角田裕毅かリアム・ローソンのどちらかがシートを失う可能性が高い。

    レッドブルの育成体制は歴史的に競争が激しく、ドライバー評価も「現在のパフォーマンス」を最優先する傾向が強い。角田裕毅が語る一言一言は、厳しい現実を前にしたトップアスリートの経験と覚悟をよく示している。

    「ナーバスじゃないと言ったら嘘になる」経験が支える精神面
    角田裕毅はラスベガスのパドックで心境を問われ、率直に語った。

    「『ナーバスじゃない』と言ったら嘘になります」

    「去年も、一昨年も同じような状況で、正直慣れています。これがF1の一部ですよね。こういう状況を何度も経験したので、今の自分が何をすべきかは分かっています。結局、自分でコントロールできない部分はどうにもならない。僕ができるのはパフォーマンスを出してベストを尽くすこと。それが僕の楽しみであり、ここにいる理由です」

    「もちろん、レース以外では多少ナーバスな部分があります。でも、僕の強みのひとつは、ヘルメットをかぶった瞬間に全部忘れて、このラスベガスの景色を楽しめることです」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング F1

    コンストラクターズ争いのためにも結果が必要
    メルセデスがブラジルGPで大量得点したことで、レッドブルはコンストラクターズ選手権2位争いで厳しい状況に立たされている。角田裕毅に課される役割は、マックス・フェルスタッペンの援護と確実なポイント獲得だ。

    「まだ希望はあります。マックスを助けるにしても、コンストラクターズを助けるにしても、僕ができることは全部やります。特に予選でマックスにできるだけ近づくこと。それがやるべきことです」

    「メキシコは、あの美しいピットストップが決まれば確実にポイントでした。ブラジルは1周目にフロントウイングを壊したのは完全に僕のミスでした」

    「ただ、ペース自体は良かった。それをチームが理解してくれているのは大きいです。ペースがないよりはずっといい。でも、予選であと少しステップアップしないといけないのも分かっています」

  • 角田裕毅 レーシングブルズF1内ではローソンより高評価「誰も悪く言わない」

    角田裕毅 レーシングブルズF1内ではローソンより高評価「誰も悪く言わない」

    2026年のF1シート争いが激化する中、レーシングブルズ内部では角田裕毅(レッドブル・レーシング)への評価がリアム・ローソンを上回っていることが関係者の証言から明らかになった。

    複数の技術スタッフやチーム関係者が「角田は誰も悪く言わない」「働き方と適応力がとにかく高い」と語るなど、信頼度の高さが来季体制の決定に大きく影響しつつある。

    レッドブル側ではルーキーのアイザック・ハジャーの昇格が確実視されており、レーシングブルズは残る1席を角田裕毅とリアム・ローソンのどちらに託すかという、極めて難しい判断を迫られている。

    角田の“チーム適応力”と“作業姿勢への評価”が、シート争いの流れを大きく左右し始めている。

    レーシングブルズ内部での評価:角田裕毅は“チーム適応力”で優位
    レーシングブルズ(旧アルファタウリ/トロロッソ)は過去4シーズンにわたり、様々な体制の中で角田裕毅と共に戦ってきた。

    ジャーナリストのベン・アンダーソンは、ポッドキャスト番組『The Race F1 Podcast』で、チーム内部の角田評価について次のように語っている。

    「角田はチーム内で非常に好かれており、彼の人柄やコミュニケーション面で悪く言う人は誰もいない」

    アンダーソンはまた、大小の経験値を含めて角田裕毅とローソンは「パフォーマンス面では接戦」としつつも、新人育成の基準となる“環境へのフィット感”では角田がリードしていると指摘した。

    ローラン・メキース代表もジュニアカテゴリー時代から角田裕毅の実力を高く評価しており、現在の成績低迷を「本来の姿ではない」ととらえているという。

    ローソンは“安定性不足” マルコはハジャーを絶賛
    リアム・ローソンについて、レッドブルのヘルムート・マルコは一貫して「不安定すぎる」と評価している。
    これはシート争いにおいて明確なマイナス材料だ。

    その一方でマルコは、アイザック・ハジャーをアイルトン・セナやミハエル・シューマッハと比較するほど絶賛している。

    「多くのサーキットが初めてでも、わずか3周で競争レベルに到達する。私はシューマッハもセナも近くで見てきたが、彼らと同じ資質を持っている」

    この発言は、すでにハジャーがレッドブル昇格“内定レベル”とみられていることを裏付ける。

    メキースは角田裕毅の放出をためらう状況がローソンに逆風
    チーム代表ローラン・メキースは、角田裕毅をチームから外す判断に「強い迷い」を持っているとされる。

    これはローソンにとって非常に厳しい材料で、「角田を戻したい」というレーシングブルズ側の感情が依然として強いことを示している。

    角田は2025年のレッドブルで苦戦しランキング17位に沈んでいるものの、レーシングブルズ側は「本来の角田なら戦える」と信じており、再合流を歓迎する姿勢が崩れていない。

    角田裕毅 レーシングブルズ/ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    2026年レーシングブルズは“リンドブラッド+角田裕毅”が最有力か
    現時点の情勢を整理すると、

    ■ レッドブル:フェルスタッペン+アイザック・ハジャー(確度極めて高い)
    ■ レーシングブルズ:リンドブラッド(濃厚)+角田裕毅(優勢)

    という並びが最も現実的だ。

    ローソンは時折光る走りを見せるものの、安定性の欠如が最後の決め手を失わせており、角田裕毅の“チーム適性”が最終判断を動かしつつある。

    Source: F1 OVERSTEER

  • 角田裕毅は“構想外”? レッドブルF1マルコ「ハジャーはアイルトン・セナ級」

    角田裕毅は“構想外”? レッドブルF1マルコ「ハジャーはアイルトン・セナ級」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、ついに“崖っぷち”に追い込まれた。

    5年目でつかんだトップチームでのチャンスは22レースで幕を閉じる可能性が高く、ヘルムート・マルコによるアイザック・ハジャーのアイルトン・セナ級評価が、角田裕毅の未来をほぼ決定づけた。

    角田裕毅の来季契約は未確定のまま。残り3戦でランキング17位という厳しい状況に置かれている一方、デビューイヤーのアイザック・ハジャーはレーシングブルズで驚異的なパフォーマンスを見せ、同ポイントのニコ・ヒュルケンベルグと並ぶランキング9位、初年度で表彰台も獲得。レッドブル昇格は“既定路線”とみられている。

    ハジャーを“セナやシューマッハと同類”と評したマルコの衝撃発言
    ヘルムート・マルコはF1公式ポッドキャスト『Beyond the Grid』で、アイザック・ハジャーへの評価を一段と引き上げた。

    マルコは、初めて走るサーキットでも数周で最速ゾーンに到達するハジャーの適応力を称賛し、「これはフェルスタッペンと同じ能力だ」と繰り返してきた。しかし今回、例えのスケールがさらに跳ね上がった。

    「ほとんどのサーキットが初めてにもかかわらず、彼は3周で競争力を発揮する。私はミハエル・シューマッハやアイルトン・セナを間近で見てきたが、彼らも同じだった」

    「50周もテストを必要としない。来て、ブーム、すぐに速いんだ」

    この発言は、アイザック・ハジャーの2026年レッドブル昇格を事実上“宣言”したのと同義だ。これほどの才能をミッドフィールドに長く置いておくはずがない。

    角田裕毅の選択肢は“レーシングブルズ復帰のみ”に収束
    残された可能性は一つ。レーシングブルズへの出戻りである。

    現時点で角田裕毅はレッドブル系ドライバーの中で最下位のポイント数。シーズン序盤の苦戦により、昇格後も完全に流れを掴めずにいる。

    一方で、レーシングブルズ側のシート争いは熾烈だ。
    リアム・ローソンがプレッシャーを受けながらも結果で応える中、F2のアービッド・リンドブラッドの昇格が現実味を帯びている。

    メキースは“角田裕毅切り”に抵抗、若手の早期昇格に慎重姿勢
    報道によれば、レーシングブルズ代表ローラン・メキースは角田裕毅の放出に「苦しんでいる」という。

    個人的な関係以上に、若手を急速にトップカテゴリーへ押し上げるリスクを懸念しているためだ。

    ただし決定権は最終的にヘルムート・マルコとレッドブル本社側にあり、アイザック・ハジャーの評価がここまで高まった以上、潮目を変えるのは容易ではない。

    “発表を遅らせる理由”はレッドブルのコンストラクターズ争い
    記事は、角田裕毅の放出決定が非公表のままなのはコンストラクターズ2位争いのためと指摘する。

    レッドブルは現在メルセデスを32ポイント差で追いかけており、チームは最後まで角田裕毅に全力で走ってもらう必要がある。
    よって決断は下されていても、発表は最終戦アブダビ以降――という見方が強い。

    “セナ級ハジャー”がすべてを動かした
    F1界では若手の一気の台頭がベテランを押し流すことは珍しくないが、アイザック・ハジャーのケースはその極端例といえる。

    ■ セナ/シューマッハ級のサーキット適応
    ■ デビュー年で表彰台
    ■ レッドブルの将来ピースとして確定視

    こうした評価が積み重なり、角田裕毅の未来は急速に狭まっていった。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅の“運命の3戦”
    残りはラスベガス、カタール、アブダビの3連戦。

    角田裕毅がレッドブル残留を覆す現実的可能性は限りなく小さいが、レーシングブルズへの復帰――そしてF1キャリア継続――を勝ち取るための最後の戦いが始まる。

  • 角田裕毅 レッドブルF1残留か放出か:メキース代表は「悩んでいる」と英記者

    角田裕毅 レッドブルF1残留か放出か:メキース代表は「悩んでいる」と英記者

    レッドブル・レーシングで苦戦が続く角田裕毅の2025年シーズンは、終盤に差し掛かった今もなお厳しい立場が続いている。全21戦を終えた時点でチームメイトのマックス・フェルスタッペンに対して313ポイント差という、同一チーム内としては前例のない大差が広がった。

    2026年のドライバーラインアップを巡っては、アイザック・ハジャー、アービッド・リンドブラッドという2人の若手が控える中、角田裕毅のシートは“最も危険な状態”だと見られている。

    しかし、レッドブル・レーシングのローラン・メキース代表は、この決断を「本当に苦しんでいる」と語られており、状況は単純ではない。

    角田裕毅とフェルスタッペンの差は歴史的規模に
    角田裕毅はシーズン途中にレーシングブルズからレッドブルへ昇格したが、その後の成績は数字の面で極めて厳しい。

    フェルスタッペンが18回の決勝ポイント獲得、12回の表彰台、7回のポールポジションを記録する一方で、角田裕毅は決勝ポイント獲得が6回、ベストリザルトは6位に留まっている。

    この結果、両者のポイント差は313点と歴史的な開きとなり、現在のF1グリッドで来季シート喪失の可能性が最も高いドライバーとして名前が挙がる状況だ。

    メキースは角田裕毅を高く評価 それでも決断が難しい理由
    英記者ネイト・ソーンダースはポッドキャスト「Nailing the Apex」で、ローラン・メキースが置かれている苦しい決断について語っている。

    メキース代表は角田裕毅を個人的にも高く評価しており、ジュニアチーム時代の実績や成長をよく理解している。その一方で、若手育成の流れが加速するレッドブル体制の中で、ハジャーやリンドブラッドといった将来性の高いドライバーを適切なタイミングで昇格させることも求められている。

    メキースは今季レース現場で角田裕毅、リアム・ローソン、アイザック・ハジャーの3人を間近で見ており、いずれの能力も理解しているだけに判断が難しくなっているという。

    ハジャー昇格は“若手連続起用”の déjà vu?
    ソーンダースは、ハジャーを昇格させる場合の“リスク”にも触れている。

    レッドブルは数年前から若手を急激に序列へ押し上げる傾向があり、それが十分な準備期間を与えられないままの昇格につながるケースもあった。ローソンを上げてすぐ角田裕毅に戻したように、一貫性を欠いた起用はドライバーを「すり潰す危険」もはらむ。

    ハジャーの昇格が早すぎれば、同じ道を辿ってしまう懸念があり、さらにその後にはリンドブラッドという次世代の有望株が控える。若手の連続昇格は体制を不安定化させる可能性があり、メキースが慎重になる理由はそこにもある。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    2026年、レーシングブルズの判断が全ての鍵に
    2026年はF1レギュレーションが大きく変わる節目の年であり、ドライバー選択は“チームの将来を左右する”決断となる。

    レーシングブルズは3人の契約ドライバー(角田裕毅・ハジャー・ローソン)に加え、リンドブラッドという育成の中核を抱えており、他チームからの引き抜きの心配がないため急ぐ必要はない。

    ソーンダースも「だからこそ、彼らは今決断する必要がない」と語り、慎重さを維持している点を評価している。

    しかし結果として、角田裕毅の残留か解雇かという最も重い決断だけが先送りされたまま残り続け、メキースはその選択に「本当に悩んでいる」とされる。

    レーシングブルズは2026年にどの2人を選ぶのか。角田裕毅の将来が大きく揺れる中、チームの判断はシーズン終盤の最大焦点になる。

  • 角田裕毅 F1ラスベガスGP展望「波乱さえなければ僕たちは戦える」

    角田裕毅 F1ラスベガスGP展望「波乱さえなければ僕たちは戦える」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、今週末のF1ラスベガスGPに向けて「クレイジーな1週間になる」と語り、極端な気温変化が生む独特のコンディションに備えて準備を進めてきたと明かした。

    ブラジル戦後はハードなトレーニングを続け、英国のシミュレーターでも残り3戦へ向けた集中力を高めてきた角田裕毅。ブラジルでの苦戦を振り返りつつも、ペース自体は十分にあったとして、波乱なく走れれば上位争いに加われると自信を示している。

    レッドブル昇格1年目の終盤戦、角田裕毅は重要な一戦となるラスベガスで巻き返しを図る。

    「ラスベガスはいつも本当にクレイジーな1週間になります。ほかのレースとはとても違っていて、場所がとても特別ということだけではなく、気温が独特の課題を生みます。そのため、クルマをうまく機能させるために、いろいろなことを試さないといけないんです」と角田裕毅はコメント。

    「ブラジルは自分にとって難しいものでしたが、実際のペース自体はありましたし、それを再現できて、あのような波乱の少ないレースができれば、僕たちはしっかり戦えるはずです」

    「ブラジルからずっとハードにトレーニングしていますし、イギリスに戻ってシミュレーターでも、2025年の残りのレースに集中するための準備をすべて進めてきました」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) ブラジルグランプリ プレビュー

  • 角田裕毅 レッドブルF1残留の行方は“ラスベガスとカタールが勝負”

    角田裕毅 レッドブルF1残留の行方は“ラスベガスとカタールが勝負”

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年シーズン残り3戦を前に、自身のF1キャリアが大きく揺れる極めて厳しい局面に立たされている。

    レッドブルはマックス・フェルスタッペンの2026年残留に安堵した一方で、角田裕毅の来季去就は依然として未定。チーム内ではリアム・ローソンの巻き返しが存在感を強め、若手の昇格枠を巡る争いはこれまでになく熾烈だ。

    その中で、レッドブルが注視しているのはアブダビではなく、直近のラスベガスとカタールの2戦だとみられている。

    アブダビは角田裕毅が最も得意とするサーキットだが、そこに到達する前に判断が下される可能性が高く、本人にとっては“最大の武器が届かない”状況になりかねない。残されたわずかなチャンスで、いかにして自らの価値を示せるかが、角田裕毅の未来を左右する決定的なポイントとなる。

    レッドブルの判断はまだ先角田裕毅は厳しい立場
    昨年、レッドブルは角田裕毅の働きを高く評価し、カナダGP時点で早期に新契約を提示した。しかし、2025年にレーシングブルズから2戦後で急遽昇格したシーズンは状況が一変。プレッシャーは増し、パフォーマンスも安定せず、チーム内での立場は不確実となっている。

    現在の構図は明確だ。
    角田裕毅は リアム・ローソンとの一騎打ち の中で残留争いをしている。アイザック・ハジャーはすでにフェルスタッペンのチームメイトとして昇格する流れで、さらにアービッド・リンドブラッドもF2からの昇格が有力視されている。

    この状況下で、角田裕毅に残されたチャンスは「ラスベガス、カタール、アブダビ」の3戦のみ。しかし、彼にとって最も得意なアブダビが最後のレースであり、そこに到達する前に評価が固まってしまう可能性が懸念されている。

    アブダビは角田裕毅の“最高の舞台”だが…
    角田裕毅はF1キャリアの中でアブダビを最も得意としている。
    ポイント実績はアブダビが最多(通算16点=オースティンと並ぶ)。

    ■ 過去の成績
    ・2021年:予選8番手 → 決勝4位(キャリア最高位)
    ・2022年:11位
    ・2023年:8位(6番手スタート/キャリア唯一の周回リード5周/ドライバー・オブ・ザ・デイ)
    ・2024年:12位

    ルーキーイヤーのP4フィニッシュ後には、角田裕毅はこう語っていた。

    「全体的に今週のペースは本当に良かった」「終盤でボッタスを捕まえることができて嬉しかった」「ミスもあったが良い形でシーズンを終えられた」

    しかし、こうしたアブダビでの好成績が チーム判断より後になる恐れ が本人にとって最大の不安材料だ。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    ローソンの2025年“再浮上”が角田裕毅に重くのしかかる
    比較対象であるリアム・ローソンの勢いも無視できない。

    ローソンは2025年シーズン途中でレッドブルを降格となったものの、レーシングブルズ復帰後に見事な巻き返しを見せ、ここまで 36ポイント を獲得。バクーではキャリア最高位の5位に入り、直近のブラジルGPではアイザック・ハジャーを上回る7位でフィニッシュしている。

    唯一のアブダビ参戦となった昨季は、予選12番手(角田裕毅の1つ後方)から17位完走に終わった。ピット作業のミスで遅れ、終盤にはブレーキトラブルも発生したため、本来の評価が難しかったレースでもある。

    現時点でローソンはドライバーズランキングで角田裕毅を上回っており、成績面では明確にアドバンテージを築いている。

    レッドブルは「急がない」とする一方で…実際はラスベガスとカタールが決定戦に
    レッドブルは「ドライバーラインナップ決定を急がない」と表向きに語るが、状況を整理すると決断はかなり早まる可能性がある。

    残り3戦のうち、レッドブル側が実際の評価材料とするのは ラスベガスとカタールの2戦 とみられ、アブダビに到達する前に判断が固まる可能性が高い。

    これは角田裕毅にとって最悪で、もっとも得意なアブダビで挽回できる機会が訪れる前に去就が決まってしまう展開だ。

    レッドブルの育成枠は非常に競争が激しく、ハジャー、リンドブラッド、ローソンと若手が揃っている中、2025年の角田裕毅が置かれた立場はまさに“キャリアの岐路”と言える。

    このままいけば、角田裕毅の未来は次の 2戦の結果次第 で大きく変わることになるだろう。

  • 角田裕毅のセッティングが波紋 F1王者フェルスタッペンとの“謎の1秒差”

    角田裕毅のセッティングが波紋 F1王者フェルスタッペンとの“謎の1秒差”

    角田裕毅はブラジルGPで最後尾近くのポジションに沈み、完走したドライバーの中で最下位となった。同じレッドブルF1のRB21を操るF1王者マックス・フェルスタッペンは、ピットレーンスタートから表彰台を獲得しており、両者の間に生まれた“1秒近い差”が注目を集めている。

    その背景について、インディカーのアレクサンダー・ロッシが自身のポッドキャストで詳細に語った。

    F1TVのオンボード映像を両者で切り替えながら追ったロッシは、「同じマシンに見えるのに、なぜここまで差が出るのか理解できなかった」と驚きを示している。

    角田裕毅とフェルスタッペンのオンボードは“同じ挙動”だった
    ロッシはブラジルGPをF1TVのオンボードで徹底的に追跡し、角田裕毅とフェルスタッペンのラップを比較していたという。

    「角田のオンボードを見ると、フロントは鋭くなく、マシンの動きが落ち着いていなかった。マックスの車も同じように見えた。どちらも決して良いバランスじゃなかった。それなのにマックスはほぼ1秒速かった。あれは理解できなかった」

    RB21は2人の手の中で“似たように難しい挙動”を見せていたにもかかわらず、結果は大きく分かれた。ロッシはその点を「不可思議」と表現し、純粋にドライバーの違い以上の何かがあるように感じたと語った。

    角田裕毅のフィードバックがレッドブルF1を動かし、波紋に
    ブラジルGP週末は、レッドブルF1が苦戦した予選が大きな転換点となった。

    フェルスタッペンは16番手、角田裕毅は19番手。フェルスタッペンはスプリントで4番手に入ったが、マシンの挙動に不満を口にし続けていた。

    ここで重要な役割を果たしたのが、角田裕毅のフィードバックだった。

    角田裕毅はスプリントに向けて大幅にセッティングを変更し、ピットレーンスタートを選択。その結果、「このほうが良い」と感じた点をチームへ伝えていた。

    ロッシによれば、その感触を受けてフェルスタッペンが予選に向けて“角田裕毅のセッティング”を採用したという。

    「おそらくリカルド以来、チームメイトのセットアップを取り入れたのは初めてじゃないか。結果的にマックスはキャリアで初めて“純粋なペース不足”でQ1敗退した」

    この判断が、レッドブルF1に大きな波紋を生んだ。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田仕様を外した後、フェルスタッペンは覚醒した
    予選Q1敗退後、フェルスタッペンはパルクフェルメを破ってセットアップを変更。ピットレーンスタートとなったが、決勝では一転してパフォーマンスを取り戻し、怒涛の追い上げで表彰台まで届いた。

    ただし、ロッシの目に映ったRB21は依然として完璧ではなかったという。

    「フロントは鋭くないし、パワーダウンも安定しているようには見えなかった。それでもマックスはすべてを引き出した。角田のオンボードも似たように見えたのに、結果は最後尾。やっぱり不思議だった」

    同じように難しいマシンを操りながら、フェルスタッペンは結果を最大化し、角田裕毅はペース不足に苦しんだままだった。

    “謎の1秒差”がレッドブルF1に突きつけた課題
    ロッシの指摘は、RB21の問題が両者に共通していながら、なぜか最終的な成果に大きな隔たりが生まれたという点にある。

    角田裕毅のフィードバックがセッティングに影響を与え、フェルスタッペンが苦しんだことは事実として興味深い。一方でフェルスタッペンは、その難しいマシンでも結果を出し切った。

    オンボードからは“両方とも良くないRB21”。しかし最終順位はまったく異なる。

    ロッシが「理解できなかった」と語った“謎の1秒差”。これはレッドブルF1にとっても今後見逃せないテーマとなりそうだ。

  • 角田裕毅の放出は決定済?レーシングブルズF1はローソン&リンドブラッドへ

    角田裕毅の放出は決定済?レーシングブルズF1はローソン&リンドブラッドへ

    角田裕毅の2026年シートが“すでに決まっている”との報道が浮上した。ドイツのAuto Motor und Sport(AMuS)は、レッドブルがレーシングブルズF1の来季ラインアップについて内々に結論を出し、リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドのコンビを軸に進めていると伝えている。

    レッドブルはこれまで「最終決定はシーズン終了後」と説明してきたが、これは表向きの姿勢にすぎず、内部ではすでに明確な方針が共有されているという。

    背景には、角田裕毅のモチベーション低下を避け、終盤戦での得点力を維持したい狙いがあるとみられている。

    2026年RBは“ローソン&リンドブラッド”が内定的とされる構図
    AMuSによれば、レッドブルは2026年のレーシングブルズについて ローソン&リンドブラッド案を内部でほぼ固めた状態 にある。

    アイザック・ハジャーのレッドブル昇格は既定路線とされ、その後任としてF2で評価を高めるアービッド・リンドブラッドがRBに加入する流れも“自然なステップ”とみられている。残る1席を争ってきたのが角田裕毅とリアム・ローソンだが、後半戦のパフォーマンスがローソン優位となり、議論はローソン起用へ傾いたという。

    “未定”と公表する理由:角田裕毅の得点力を維持
    レッドブルが表向き「結論はまだ」と繰り返す理由について、AMuSは、角田裕毅に早期通告するとモチベーションが落ち、終盤の得点が失われるリスクを避けたいからだと分析する。

    現在レッドブルはコンストラクターズ2位争いの真っただ中にあり、フェルスタッペンの大量得点だけでなく、角田裕毅の“追加ポイント”もランキングを左右する重要な要素になっている。

    角田裕毅 レッドブル F1

    ローソン評価の急上昇と“スピード最優先”の姿勢
    サンパウロGPで激しいP7争いを制したローソンは、接近戦での強さが改めて評価を押し上げた。一方で角田裕毅はプレッシャー下での安定性に課題が残ると見られ、流れはローソンへと傾いた。

    レーシングブルズ代表アラン・パーメインは一時「経験は重要だ」と語ったものの、続けて 「最優先されるのはスピードだ」 と述べ、最終判断が純粋な速さであることを明確にした。

    レッドブル内部でも、近年の昇格見送りの流れや評価傾向を踏まえると、ローソンの評価が急上昇するのは自然な展開と見られている。

    メキースの“友情”では覆らないチーム競争力の原則
    レーシングブルズ代表ローラン・メキースは角田裕毅を「友人」と表現するほどの関係だが、最終判断はあくまで競争力を基準に下される。報道では、メキースが個人的に葛藤していたとしても、チーム全体の戦略を優先して角田裕毅を手放す可能性が高いと伝えられている。

    また他チームに空席がない現状を考えると、角田裕毅が2027年までF1に戻れない可能性にも言及されている。

    総合すると、“ローソン&リンドブラッド”は極めて理にかなった判断
    ハジャー昇格の流れ、リンドブラッドの育成ステップ、ローソンの後半戦でのパフォーマンス、そしてレッドブルの“スピード最優先”方針──こうした要素を総合すると、報じられた内容は論理性が高い。

    さらに角田裕毅の得点力維持という現実的な理由も加わり、レッドブルが内部で2026年RBの体制をすでに固めている可能性は非常に高い と見られる。公式発表はアブダビ最終戦後になる見通しで、角田裕毅はキャリア最大の岐路に立ち続けている。