カテゴリー: 角田裕毅

  • レッドブルF1首脳 「角田裕毅はダイヤの原石。燃やすつもりはない」

    レッドブルF1首脳 「角田裕毅はダイヤの原石。燃やすつもりはない」

    レッドブルF1は、印象的なF1デビューを果たした角田裕毅をアルファタウリからあまりに早くレッドブル・レーシングに昇格させることで“燃やすつもりはない”と主張する。

    7年ぶりの日本人F1ドライバーとなった角田裕毅は、先週末のF1バーレーンGPで素晴らしいパフォーマンスを披露し、わずか1戦で未来のF1スターとしての地位を確立した。予選Q1で2番手タイムを記録した角田裕毅は、最終ラップでアストンマーティンF1のランス・ストロールをオーバーテイクして9位入賞を果たしている。

    角田裕毅のペースと彼を取り巻くメディアの評価は、2022年にメインチームであるレッドブル・レーシングに昇格する枠内にいる可能性があるという提案をすでに促している。

    しかし、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、角田裕毅には明るい未来があることははっきりしていると信じているが、そのような過剰なストーリーに注意を促している。

    ヘルムート・マルコは、過去に昇進させたダニール・クビアト、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンが、レッドブル・レーシングでポテンシャルを十分に発揮できなかったことを十分に認識しており、今回は急いではいけないという感覚を持っているようだ。

    Formel1.deとの独占インタビューで、ヘルムート・マルコは角田裕毅が与えたインパクトを賞賛しつつも、レッドブルは我慢する準備ができていると語った。

    「彼がマシンを飛ぶように速く走らせる方法は素晴らしい」とヘルムート・マルコは角田裕毅について語った。

    「彼はカリスマ性があり、面白い男でもある。彼を迎えることができてとてもうれしく思っている」

    だが、角田裕毅が2022年にレッドブル・レーシングのドライバーを務める見通しについては「まず我々には23戦あるので、状況がどのように発展するか見てみよう」と語る。

    「裕毅は信じられないほどのダイヤの原石だ。我々は彼を燃やすつもりはない。成長ぶりに目を向けて、タイムリーに決定を下していきたいと思っている」

    角田裕毅がレッドブル・レーシングに移籍することは、現在1年間の契約を結んでいるセルジオ・ペレスにとって悪いニュースになるだろう。

    セルジオ・ペレスは、バーレーンで複雑な週末を過ごした。予選でQ2敗退を喫したが、ピットレーンからスタートとなった決勝では挽回を見せて5位入賞を果たしている。

    ヘルムート・マルコは、セルジオ・ペレスのレースペースについては心配していないが、今後の鍵は予選ラップをまとめることだと語る。

    「レーススピードはフェルスタッペンと同じレベルだ」とヘルムート・マルコはセルジオ・ペレスについて語った。

    「フリーエアにいたときは、同じタイムを刻んでいた。したがって、これまでのところとても良い。残念ながら、予選ではそうではなかった」

    「ポジティブなことはほとんどのタイムを失っていたのがターンン1だったことだ。すでにテスト中、セクター3で、彼は平均してマックスよりも速かった。唯一の問題は、ラップをまとめる必要があるということだ」

    「しかし、予選でも彼はマックスにもっと近づくと確信している」

  • アルファタウリF1代表 「コロナ禍は逆に角田裕毅の準備に貢献した」

    アルファタウリF1代表 「コロナ禍は逆に角田裕毅の準備に貢献した」

    アルファタウリ・ホンダF1のフランツ・トストは、新型コロナウイルスによる制限が逆に角田裕毅のF1デビューに向けた準備に貢献したとポジティブに語る。

    昨年12月、アルファタウリ・ホンダF1は、ダニール・クビアトに代えて日本人ドライバーの角田裕毅をピエール・ガスリーのチームメイトとして2021年のドライバーに起用することを発表。クビアトはチームを去ったが、後にアルピーヌF1のリザーブドライバーに就任している。

    角田裕毅は、過去数か月間にわたってF1デビューの準備を進めてきたが、新型コロナウイルスの再流行によってその時期に日本と行き来することが困難だったため、ヨーローパに滞在し、アルファタウリと多くの時間を過ごした。

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、そのような制限が逆に角田裕毅がチームと融合することに役立ったと語る。

    「我々は彼をチームに統合することに多くの時間を費やした。新型コロナウイルスはその点で前向きなものだった。渡航制限のため、彼は1月末から2月中ほぼずっとイタリアにいった」とフランツ・トストは語った。

    角田裕毅はその間にチームとのミーティングに時間を割き、旧型F1マシンで定期的にテストを行った。

    「その後、イモラとミサノでいくつかのテストを完了した」とフランツ・トストは続ける。

    「彼はエンジニアと何度もミーティングを行い、チームはセットアップ、ステアリングホイール、さまざまなマッピング、マシンに何を適応させることができるかに関するあらゆる詳細について情報を提供することができた」

    「このすべての説明は、統合プロセス中に彼を大いに助けた。彼は今、うまく統合されており、くつろいでいる。チームの全員が彼を気に入っており、我々は裕毅と良いポジションにいる」

    角田裕毅は、F1デビュー戦となったF1バーレーンGPで予選では13番手に沈んだが、レースでは9位入賞を果たし、デビュー戦でポイントを獲得した。

    「彼は走るたびに良くなっていることを認めなければならない。彼の学習曲線は非常に急上昇している。それは非常に重要だ。彼の自然な本能とスキルは高いレベルにある。彼がこのまま続けていけば、すぐに学び、F1での成功した未来が待っているだろう」

  • 小林可夢偉 「角田裕毅の成功には優れたマネージャーが必要」

    小林可夢偉 「角田裕毅の成功には優れたマネージャーが必要」

    元F1ドライバーの小林可夢偉は、角田裕毅がF1で成功を収めるためにはチームとのフィルターとして機能する優れたマネージャーが必要だと語る。

    角田裕毅は、小林可夢偉以来7年ぶりのF1ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダから先週末のF1バーレーンGPでデビュー。予選は13番手となったが、9位まで挽回する走りでパドックとファンに感銘を与えた。

    先輩ドライバーである小林可夢偉は「彼がパフォーマンスを発揮することはできると思いますが、彼には非常に優れたマネージャーが必要です!」とF1公式ポッドキャスト『Beyond the Grid』で語った。

    マネージャーの重要性について質問された小林可夢偉は次のように述べた。

    「…将来の契約のためにですかね。確かに彼は良い結果を出すことができると思いますが、いくつかのミスもあるかもしれません。間ミスに関して、彼にはチームにそれらをうまく説明する誰かがいる必要があります。彼はまだ若く、モータースポーツでの経験があまりないので、彼自身を管理していくれるフィルターの役割を果たしてくれる人が必要ですし、自分の気持ちと自信を自分で管理するのを手伝ってくれる人を知る必要があります。僕に言えるのはそんなところです」

    小林可夢偉は、角田裕毅がマネージャーと一緒に進めていかなければならない重要なステップについて語った。

    「彼のスピードに疑いの余地はないですし、いずれ彼は良い結果を出すでしょう。しかし、重要なのは、彼がチームに対するイメージをどのように管理するか、F1で彼の名前をどのようにブランド化するかです。これが最も重要なことだと思います」

    小林可夢偉は、角田裕毅がF1で素晴らしい仕事をすることができると感じているが、良い環境にいることが重要だと強調する。角田裕毅はフF1に昇格する前にF2で素晴らしいシーズンを過ごした。しかし、F3での彼のシーズンは平均的で、グリッド上の複数のドライバーが若い日本人を上回っていた。

    角田裕毅のF1での展望について小林可夢偉は次のように語った。

    「彼は良い結果を出していくと思いますけど、彼がどのようにフィットするか、そして、彼がどのようにマシンやチームと本当に良い戦いをすることができるかが重要です」

    また、角田裕毅のアルファタウリ・ホンダでのチームメイトとなるピエールガスリーの挑戦について、小林可夢偉は次のように語った。

    「ピエール・ガスリーはアルファタウリで本当に良い走りをしています。彼(角田)の隣にはとてもタフなドライバーがいると思います。彼は自分のマシンに匹敵する結果を出すことが重要だと思います。彼はF2で良い結果を出していましたが、F3を見るとそれほど特別ではありませんでした。マシンにマッチすることができれば、良い結果を出せると思います」

    小林可夢偉は、トヨタのリザーブドライバーを務めていた2009年のF1ブラジルGPで負傷欠場のティモ・グロックの代役としてF1デビュー。ポジティブな走りを見えて、翌年の躍進が期待された矢先にトヨタがF1撤退を発表。

    その後、自力でザウバーのF1シートを獲得し、2012年のF1日本GPでは3位表彰台を獲得したが、その年にシートを喪失。2014年にケータハムでF1復帰を果たしたが、チームにとっても可夢偉にとっても財政的に苦しいシーズンとなり、その年を最後にF1を去った。

  • 角田裕毅、F1デビュー戦で9位入賞も「もっとインパクトを与えたかった(笑)」

    角田裕毅、F1デビュー戦で9位入賞も「もっとインパクトを与えたかった(笑)」

    角田裕毅が、F1デビュー戦となった2021年のF1バーレーンGPを振り返り、ホンダF1のインタビューに答えた。

    アルファタウリ・ホンダとF1デビュー戦を迎えた角田裕毅は、スタートでややポジションを下げたものの、ターン1とターン4で見事なオーバーテイクを披露し、順位を取り戻していく。

    角田裕毅は、15周目に最初のピットストップを行い、ミディアムタイヤからハードに交換。続いて33周目に2度目のタイヤ交換で、再びハードタイヤを装着した。

    角田裕毅は最終ラップまで攻め続け、最終コーナーでストロールをオーバーテイク。9位入賞を手にして、デビュー戦でのポイント獲得を果たした。日本人ドライバーがデビュー戦でポイント獲得を果たすのは史上初めてとなる。

    デビュー戦を終えた今の気持ちを聞かれた角田裕毅は「ポイント獲得で終われて、チームのためにも、自分のためにも、すごく自信のつくレースだったかなと思います」とコメント。

    「正直、スタートで順位を落としすぎてしまって、そこから挽回のレースがほとんどで、僕が掲げていた目標には届かなかったんですけど、最低限9位でポイントを取れて、本当によかったなと思います」

    当初の目標はどのあたりに設定していのだろうか?

    「正直、フリー走行の時から言うと全然高かったんですけど、予選のQ2で失敗してしまって、そこからトップ8かトップ7に目標をスイッチししました。可能ではあったんですけど、やっぱりスタートで 大きくロスした部分が響いてしまって、最終的に9位になってしまったので、ある意味ポジティブに捉えるところもあって、 ネガティブもあって、学びの面ではすごく濃いレースだったかと思います」

    決勝では、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソといった猛者たちを華麗にオーバーテイクしてみせた。

    「特にフェルナンド・アロンソ選手を抜いた時が、少しグッとくるところがあったかなと思います」と角田裕毅は語る。

    「12~3年前に初めて彼を富士スピードウェイのF1で見て、そこから自分的には彼が一番上手い選手ですし、もちろんマシンなどの状況は違えど、彼を抜けたことで、そこで初めてF1ドライバーとして走っているという少し実感がわいて…。アロンソ選手を抜いた時が印象深いかなと思います」

    9位入賞は日本人として初のデビュー戦ポイントを獲得となるが、うれしいかったか?もっと行けたと思うか?との質問にには「どっちもですね」と角田裕毅は語る。

    「ポイントを取れたことに少しほっとしている部分はありますが、ほとんどは悔しい思いですね。もうちょっとデビューでインパクトを与えたかったんですけど(笑)。そこは叶わず。ただ、逆にこれからどんどん成長していく姿を皆さんとチームにも見せたいです。これから楽しみです」

    強みとして語っていたブレーキングやタイヤマネジメントといった持ち味は出せたかとの質問には「ブレーキングでは果敢に攻められて、他のドライバーを自信持って抜いていくことができました」と角田裕毅はコメント。

    「ただオーバーテイク面ではバックミラーとか 速さの違いで感覚が違って、一発で仕留めきれないときがあったのですが、あまりそういう経験がなかったので、やっぱりF1、ドライバーも一流なので。そこはある意味新しい経験になったので、 これからこの悔しさなどを糧にしてまたさらに成長していけると思います」

    また、F1ドライバーとして戦っていけるという確信は持てたかという質問には「僕はもともと、F1ドライバーとして戦えるという自信を持って最初から来ていますし、経験等を一つ一つ大事にして、ミスを恐れずにアグレッシブに攻めて、いっぱいドライバーを負かしていきたいなと思います」と力強く語った。

    次戦はアルファタウリ・ホンダのホームレースとなるイモラだ。目標はトップ5だと角田裕毅は語る。

    「イモラは、もっと目標が高くて、自信を持って戦っていきたいです。今度は、Q2でミディアム-ミディアムというシチュエーションではないと思うので、思い切って行って、トップ5には食い込んでいきたいなと思います」と角田裕毅は語る。

    「トップ5に入れたら、今日のレースよりも満足できると思いますけど、目標を高く持って、なおかつ今日の反省点と今週の反省点を忘れずに、一つずつ改善しながら取り組んでいきたいと思います」

    最後に日本のファンにむけて角田裕毅は次のようにメッセージを送った。

    「深夜となってしまいましたが、応援本当にありがとうございました。自分のところへメッセージは届いていますし、日本の皆さんに期待されているということが分かります。でも、自分はそれをプレッシャーとは受け取らずに、力になっていますし、日本の皆さんと一緒に悔しさや喜びを共有しながら戦っていきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします」

    「今回は少しインパクトは薄いけど、ポイントを取れて 最低限皆さんの前で結果を出せたかなと思うのですが、 次は皆さんをもっと驚かせたいですし、喜ばせたいので、もっと頑張っていくので、応援よろしくお願いします」

  • アルファタウリF1代表 「角田裕毅はF1ワールドチャンピオンを狙える逸材」

    アルファタウリF1代表 「角田裕毅はF1ワールドチャンピオンを狙える逸材」

    アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、F1バーレーンGPで9位入賞デビューを果たした角田裕毅の実力を称賛。このまま成長を続けていけば、いずれF1ワールドチャンピオンを狙えると確信していると語った。

    先週末のF1バーレーンGPで7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダからデビューを果たした角田裕毅は、同じデビュー組みのミック・シューマッハとニキータ・マゼピン(ハース)がミスを犯していたのに対し、ほぼ完ぺきなレースで9位。開幕戦でアルファタウリ・ホンダに今季初ポイントをプレゼントした。

    フランツ・トストは、角田裕毅の初レースに大満足していると語る。

    「彼はワールドチャンピオンになるだろう。私はそう確信している」とフランツ・トストは AvD Motor & Sport Magazin にコメント。

    「彼に何かを言えば、片方の耳に出から入って、もう片方の耳から出ていってしまうよなことはない。彼はもっと学びたいと非常に熱心で、新しいレッスンを非常に迅速に適用する。それは重要なステップだ。彼がこのように成長し続け、いつの日か彼がワールドチャンピオンになることを願っている」

    「彼の大きな強みは、特に高速コーナーで、スピードを非常にうまく判断できることだ。彼はエイペックスに向うコーナーのスタートでマシンに異常なほどの感性を持っている。彼はブレーキに非常に強く、とにかくファイターだ」

    角田裕毅のそのファイターの精神はF1バーレーンGPで役に立ったとフランツ・トストは語る。セバスチャン・ベッテルやフェルナンド・アロンソといった猛者たちへの見事なオーバーテイクですぐに実力を示した。

    「彼はまるで明日はもうないかのような走りをみせた。彼はすでに他の男たちを実力でオーバーテイクすることで、彼と遊んでいる暇はないことを示した」とフランツ・トストは語る。

    「私はそこが気に入っている。自信は非常に重要だ」

  • 【動画】 角田裕毅 2021年 F1バーレーンGP オーバーテイク集

    【動画】 角田裕毅 2021年 F1バーレーンGP オーバーテイク集

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅のF1デビュー戦となったF1バーレーンGPでのオーバーテイク集をF1公式サイトがまとめた。

    7年ぶりの日本人ドライバーとしてF1グリッドに並んだ角田裕毅は、13番グリッドからスタートしたレースで9位入賞。デビュー戦でポイントを獲得した初めてのドライバーとなった。

    アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストも「ユウキはF1で初めてのレースだった。そして、私は彼が本当に素晴らしい仕事をしたと言わなければならない。我々は彼に、彼の目標はレースを走れるように1周目から無傷なマシンで戻ることだと彼に話していた。そして、彼はまさにそれを達成した。彼は多くの優れたオーバーテイクを見せた。彼は最も多くのオーバーテイクを完了したマシンだったと思う」と称賛している。

    F1公式サイトは『ONBOARD: Yuki Tsunoda’s incredible overtakes in Bahrain』と題して角田裕毅のF1バーレーンGPでの8回のオーバーテイクのオンバード映像をまとめて公開。主に1コーナーでのオーバーテイクは、ホンダのF1エンジンを搭載するアルファタウリのマシンの戦闘力の高さを感じさせるものの、FIA-F2時代から定評のある迷いのない的確なオーバーテイクを確認できる。

    角田裕毅は、特に印象的だった場面としてフェルナンド・アロンソをオーバーテイクしたシーンを挙げている。

    「ターン1への進入で、僕はフェルナンドのスキルを信頼し、オーバーテイクを仕掛けました。僕はルーキーですから。少し申し訳ないと思いつつ、かなり遠いところから仕掛けさせてもらいました。感動的なことがいくつかありました。もちろん同じマシンではありませんが、嬉しかったです」と角田裕毅はコメント。

    また、「彼の後ろで数周運転し、彼がコーナーでタイヤをどのように管理しているか、コーナーでどのようなドライビングしているかを学びました。彼を追い抜いた後、彼のドライビングを真似してみました。いくつかのコーナーでマシンからよりいいものを引き出せました」とレース中にフェルナンド・アロンソから学んだことをすぐに実践に移していたことを明らかにしている。

    また、最終ラップでのランス・ストロール(アストンマーティン)を抜いての9位入賞についても「最後のラップの最初のコーナーでストロールを抜くことができました。仕掛けるのは本当に遅かったのですが、彼をオーバーテイクすることができなければ、今夜は一晩中絶対眠れないだろうなと思いました!」と語り、デビュー戦で入賞だけでは満足できない向上心をうかがわせた。

    「特に最後の2周は彼からの汚れた空気のなかで本当に苦労しました。かなり多くのミスをしました。だから、最後のラップで彼を抜くことができて本当に良かったです」

  • レッドブルF1幹部 「角田裕毅は日本人初のF1チャンピオンも夢じゃない」

    レッドブルF1幹部 「角田裕毅は日本人初のF1チャンピオンも夢じゃない」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アルファタウリ・ホンダの日本人ドライバーである角田裕毅はF1の最新のスターになるための道を歩んでいると語る。

    20歳の角田裕毅は、F1デビュー戦となったF1バーレーンGPで13番グリッドからスタートして9位入賞。2ポイントを獲得し、日本人ドライバーとしてデビュー戦で初めてポイントを獲得したF1ドライバーとなった。

    「彼は頭が良く、20歳だが、非常に成熟している」とヘルムート・マルコは語った。

    角田裕毅は、4か月前にイモラでアルファタウリ・ホンダとの最初のF1テストをして以来、チーム内ですでに人気を博しているとヘルムート・マルコは語る。

    「まもなく彼は新しいF1スターになるだろう。みんなが彼のことが好きだ。彼は魅力的な20歳の日本人男性で、ユーモアのセンスがある」

    ヘルムート・マルコは、159cmという角田裕毅の現役F1ドライバーで最も低い身長がF1コックピットに理想的に適合していると語る。「159cm、61kg、すべてのデザイナーが彼を愛している!」

    だが、ヘルムート・マルコは、実際にはアルファタウリは角田裕毅にチームのF1マシンとシミュレーターを適応させるために「あらゆる種類の問題を抱えていた」と説明する。

    「主にペダルが問題だった。ペダルを前に出す必要があった。それに我々はまだシミュレーターで彼にふさわしいシートを確保するのに苦労している」

    角田裕毅は、予選Q2でミディアムコンパウンドを使いこなすことができず、13番グリッドに沈んだ。

    「彼の初めて予選なので、チームはソフトタイヤを与えるべきだったと思うし、彼はパフォーマンスを発揮きなかった」とヘルムート・マルコは語った。

    「彼には予選のルーティンがないので、その方が彼にとってはもっと簡単だっただろう」

    2018年に全日本F4でチャンピオンを獲得した角田裕毅は、日本からヨーロッパにわたってしてわずか2年でF1デビューを果たした。

    「我々は彼をヨーロッパに連れてきた」とヘルムート・マルコは語った。「F3で1シーズン、F2で1シーズン、誰もそのことに気づいていない。そして、F1で爆発した」

    角田裕毅は昨年のF2でチャンピオンのミック・シューマッハに15ポイント差で3位、ルーキーで1位に終わった。

    「技術的な故障がなければ、彼は簡単にチャンピオンシップに勝っていただろう」とヘルムート・マルコは語る。

    角田裕毅が日本初のF1ワーツドチャンピオンになれるかと質問されたヘルムート・マルコは「間違いない」と語った。

    レッドブルF1のドライバーマネジメントを統括するヘルムート・マルコのこの発言は、将来的なレッドブル・レーシングへの昇格も視野に入れていることを示唆している。

  • 角田裕毅 「最終ラップでストロールを抜けなかったら眠れなかった」

    角田裕毅 「最終ラップでストロールを抜けなかったら眠れなかった」

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1デビュー戦となったバーレーンGPの最終ラップでランス・ストロール(アストンマーティン)を抜くことができなかったら、日曜日の夜に眠れなかっただろうと語る。

    7年ぶりの日本人F1ドライバーとして2021年のF1世界選手権に参戦する角田裕毅は、開幕戦F1バーレーンGPのレース終盤にすでにポイント圏内の10番手を走行していたが、最終ラップのスタート時に本気でランス・ストロールから9位を奪うことをすでに狙っていた。

    角田裕毅は予選に不満を感じていた。Q2でミディアムタイヤでの突破を目指したが、グリップを見い出せることができずに13番手タイムで敗退。チームメイトのピエール・ガスリーは同じタイヤでQ3に進出して5番グリッドを獲得していた。

    F1デビュー戦のスタートで角田裕毅は慎重になりすぎ、ラップの早い段階でポジショニングを最適化することができず、いくつか順位を失った。

    「最後のスティントはタイヤマネジメントにおいても最高のスティントだったと思います。他の2つのスティントと比較しても良いペースがありました」と角田裕毅は語った。

    「最後のラップの最初のコーナーでストロールを抜くことができました。仕掛けるのは本当に遅かったのですが、彼をオーバーテイクすることができなければ、今夜は一晩中絶対眠れないだろうなと思いました!」

    「特に最後の2周は彼からの汚れた空気のなかで本当に苦労しました。かなり多くのミスをしました。だから、最後のラップで彼を抜くことができて本当に良かったです」

    「嬉しいですが、少しがっかりしています。特に、1周目にポジションを失いすぎてしまいましたからね。それにポジションを取り戻すのにも時間がかかってしまいました」

    9位という結果は堅実と言えるが、本当にがっかりしているのかと質問された角田裕毅は、自分がどれほど野心的であるかを明らかにした。

    「そうですね、このレース前に高すぎるところを目指したのかもしれません! でも、予選でチームメイトの方が良い仕事をしているのを見ましたし、そこを狙っていたので、100%満足しているわけではありません」

    「しかし、最初のレースでポイントを獲得できてうれしいです。チームにとって本当にポジティブなことですからね。だから、実際にはがっかりしていません。でも、もちろん、このレースで多くのことを学んだと思います」

    どのようなことを学ぶことができたかと質問された角田裕毅は「最大のことはファーストラップのポジショニングです。ダメージを受けてはいけないという警戒心が強すぎました」と語る。

    「マシンに競争力があることは分かっていて、ペースも良かったのですが、ファーストラップにダメージを受けないように本当に慎重にいかなければならないと思っていました。また、マシンのポジショニング的にも、スタートは本当に悪かった。だから、それらのことを考えています」

    また、角田裕毅は、元F1ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソとのある戦いが特別だったと改めて語った。

    「少しエモーショナルでした。アロンソを最後に見たのは12年~13年前くらいで、彼がルノーかマクラーレンのどっちでF1を走っていたかは忘れてしまいましたが、富士スピードウェイで彼を見ました。本当に誇りに思います。彼と戦うことができて本当に嬉しかったですが、もちろん同じマシンではありません」

    「チームの最初のレースでポイントを獲得できてうれしいです。また、このレースで多くのことを学んだこともポジティブなことです。次回のイモラではもっとうまくやりたいです」

  • NHK BS1特番 「このままでは終われない!ホンダF1と角田裕毅の挑戦」

    NHK BS1特番 「このままでは終われない!ホンダF1と角田裕毅の挑戦」

    NHK BS1は、2021年のF1世界選手権の特番「このままでは終われない!ホンダF1と角田裕毅の挑戦」を3月31日(水)午前0:10から放送する。

    世界最高峰の自動車レース、F1。ホンダは最先端技術の開発と人材を育てるために挑戦を続けてきた。しかし、2020年10月、衝撃的な発表を行う。F1からの撤退。ファンから痛烈な批判を受けながら、ホンダの技術者たちは「このままでは終われない」と奮起した。

    そして、希望の星が現れる。角田裕毅、7年ぶりに誕生した日本人のF1ドライバーだ。これまでの戦いを振り返りながら、最後のホンダF1と角田裕毅の挑戦を描く。

    ■チャンネル
    NHK BS1

    ■放送日時
    3月31日(水) 午前0:10~午前1:49(99分)

    ■内容
    会社の誇り「レースはホンダのDNA」。しかし、ホンダは2021年限りでF1から撤退する。最後のシーズンに向けた技術開発とF1ドライバー角田裕毅の挑戦を見つめる。

  • 「角田裕毅はここ数年のF1で最高のルーキー」とF1幹部ロス・ブラウン

    「角田裕毅はここ数年のF1で最高のルーキー」とF1幹部ロス・ブラウン

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1デビュー戦となったバーレーンGPで9位入賞を果たした角田裕毅は“近年のF1で最高のルーキー”だと絶賛した。

    7年ぶりの日本人ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たした角田裕毅は、予選Q1で2番手タイムを記録するなど週末の注目トピックのひとつとなり、決勝では9位入賞を果たし、F1デビュー戦でポイント獲得を果たした初めての日本人ドライバーとなった。

    かつてフェラーリのF1チーム代表を務めたロス・ブラウンは、角田裕毅のパフォーマンスとキャタクターに感銘を受けていると語る。

    「角田裕毅には本当に感動した。週末に初めて彼に会った。彼は本当に印象的なキャラクターだ」とロス・ブラウンはFormua1.comのコラムで語った。

    「彼はとてもおもしろくて、マシンの中での彼の言葉は少しフルーティーだ!」

    「彼はレースでいくつかの素晴らしい魅力を見せました。これが彼の最初のF1レースであったことを考えると励みになる。彼は過去数年のF1で最高のルーキーであり、彼は参加したどのシリーズでもかなり驚異的だった」

    「レッドブルによる彼の昇進は素晴らしい動きのように見える。我々皆がは鈴鹿のグランドスタンドの輝かしい日々と日本のファンの情熱を皆覚えている。我々は再びそれを経験することになると思うし、信じられないほどエキサイティングだ」