カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅 「日本よりもヨーロッパのファンの反響の大きさに驚いた」

    角田裕毅 「日本よりもヨーロッパのファンの反響の大きさに驚いた」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅が、2021年のF1世界選手権の第2戦としてイモラ・サーキットで開催されるF1エミリア・ロマーニャGPへの意気込みを語った。

    開幕戦F1バーレーンGPで、7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてデビューを飾った角田裕毅は、予選ではQ2敗退となり13番グリッドからのスタートとなったが、決勝ではフェルナンド・アロンソやランス・ストロールをオーバーテイクして9位入賞。初レースでポイントを獲得した。

    角田裕毅は、最初のレースを終えて、日本よりもヨーロッパのファンの反響の大きさに驚いたと語る。

    「バーレーンでの初のF1レースウイークはとても楽しかったですし、2戦目のイモラも楽しみにしています」と角田裕毅はコメント。

    「バーレーンでは、特にサプライズはあまりありませんでしたが、取材対応だけは予想外の多さでした(笑)。初めてのレースと予選の中ではそんなに驚くようなことはなかったです」

    「バーレーンの予選について、戦略に悔いはありません。ミディアムタイヤでQ3進出を狙ったことはいい経験でしたし、チームにとってもあのタイヤ戦略は新たなチャレンジでした。トップ5や6に入れるポテンシャルがあり、もっと上のグリッドを得られたかもしれませんが、そこから多くを学びました」

    「どのセッションでも常に集中できていたので、緊張やプレッシャーもなく、時間がないと感じることもありませんでした。同じサーキットでプレシーズンテストができたこともよかったのだと思います。ポルティマオやモナコなど経験のないサーキットでは、バーレーンよりもタフな戦いになるはずです」

    「イモラについては、走行経験も多く、バーレーンと似た形で入っていけるので、問題ないはずです。開幕戦での経験も活かせると思いますし、イモラでもマシンには自信があります。中速域のコーナーが多く、そこに高速コーナーもいくつかあるサーキットです。ターン1~2のような高速シケインが好きで、これまでに経験のない、イモラならではの箇所だと思います。また、高低差が大きい点も気に入っています。ほかとは異なるコースなので、多くのドライバーがドライビングを楽しんでいるのだと思います。また、ターン11~12のアクア・ミネラリというセクションは、下り坂で右コーナーが連続し、ここも楽しめます。全コーナーが好きですが、特にこれらはお気に入りです」

    「レースウイークの開始から、徐々にペースを上げていきます。これがカギになるはずで、FP1でミスをして自信を失うようなことはしたくありません。シーズン開始前にここで走り込んだので、チームとしてはマシンセットアップに集中して取り組み、そのアドバンテージを活かしていい結果が出せればと思います。チームにとってのホームレースなので重要な一戦ですし、僕にとってもホームのように感じています」

    「バーレーンを終えて興味深かったのは、日本のファンよりもヨーロッパからのほうが大きな反響だったことです。これは文化の違いもあり、日本のファンの皆さんは、数戦かけて僕がどれだけできるか見ていこうと思ってくれていると思います。ヨーロッパでの反応には驚きました。僕にとって、バーレーンは完璧なレースウイークにならず、もっと上を目指していたので、予想外でした。ファンの皆さんの応援がうれしいですし、それをプレッシャーではなく、ポジティブなものとして捉えています。今週末もきちんと自分の仕事を進めていきます」

  • アルファタウリF1幹部 「角田裕毅とガスリーのコンビはお互いを補完」

    アルファタウリF1幹部 「角田裕毅とガスリーのコンビはお互いを補完」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、ピエール・ガスリーのの知識は、チーム自体にとっても角田裕毅にとっても有益であり、また、ルーキーの角田の発想はガスリーの刺激にもなると考えている。

    今年、チームとの4年目のフルシーズンを迎えるピエール・ガスリーは、ルーキーの角田裕毅を新たなチームメイトに迎えた。

    昨年のF1イタリアGPでF1初勝利を挙げたピエール・ガスリーは若手のなかで円熟味を増しており、新人の角田裕毅の速さもチームに刺激を与えているとジョディ・エギントンは語る。

    「ピエールは昨年のベンチマークを持っており、2021年のマシンは2020年のマシンの進化形であるため、非常に重要だ。したがって、このマシンとエンジニアのチームがどのように機能するかを知っていることが不可欠だ。彼が何か問題を抱ている場合、彼はすでにリファレンスを持っている」とジョディ・エギントンは言った。

    「我々が戦っている多くのチームは、2人の経験豊富なドライバーがいるので、彼らにとっては異なるシナリオだが、我々が抱えているドライバーはいい関係だ。ピエールは、何が良くなっているのか、何がうまくいかないのか、何が変わったのかを詳細に教えてくれる。相関関係と組み合わせて、裕毅が尋ねる可能性のあるいくつかの質問に答えるのを手伝ってくれる。予想するべきことと、そうではないことを彼に伝えることができるので、我々はすべて処理している」

    「裕毅のドライビングスタイルはピエールとは少し違うので、少し違った質問も出てくる。つまり、様々な要素をミックスできるということだ。重要なのは彼がスピードを持っていて、貢献できているということだ」

    だが、角田裕毅に関して、ジョディ・エギントンはまだ長い道のりがあると語る。

    「彼の速さはF2時代から疑う余地がなかった。だが、彼はF1に参加する若いドライバーと同じように学ぶべきことがたくさんある。しかし、彼はすべてを段階的に行っている」とジョディ・エギントンは語った。

    「彼は多くの情報を吸収し、非常によくコミュニケーションを取り、エンジニアとうまく連携している。彼は速い学習者だ」

    角田裕毅とアルファタウリ・ホンダF1にとってはクリーンな週末ではなかったが、結果はシーズンの残りの部分に希望を与えるものだとジョディ・エギントンは語る。

    「いくつか浮き沈みがあった。彼は本当に速いが、マシンにいくつかの問題があり、チームの他のメンバーと同じようにそれは彼を苛立たせた。しかし、それは我々を強くする。これまでのところ、非常にうまくいっている」

    ジョディ・エギントンは、これまでチームが輩出した若いドライバーの長い歴史を考えると、アルファタウリ・ホンダF1は角田裕毅がF1デビューするには最適なチームだと信じている。

    「傲慢に聞こえたくないが、チームは若いドライバーとうまく連携している。ここで運転した若いドライバーのリストを見れば、我々のエンジニアは優れていると言えるだろう」

    「浮き沈みはさらに増えるだろうが、彼はパフォーマンスを発揮している。私にとってはそれが最も重要だ。彼は学ぶためにここにいる。全体として、彼はうまくやっており、正しい場所にいると思う」

  • レッドブルF1幹部 「角田裕毅は近いうちに表彰台に上がると確信」

    レッドブルF1幹部 「角田裕毅は近いうちに表彰台に上がると確信」

    レッドブル・ホンダF1のヘルムート・マルコは、角田裕毅はF1で表彰台に上がるだけでなく、勝利を手にするのは時間の問題だと感じていると語る。

    レッドブルのドライバー育成プログラムの責任者であるヘルムート・マルコは、2021年にFIA-F2からアルファタウリ・ホンダでF1にステップアップを果たした角田裕毅を非常に高く評価している。

    ヘルムート・マルコは、角田裕毅は“間違いなく”F1ワールドチャンピオンになると語るなど、コース外で注目が集まっている角田裕毅だが、開幕戦ではそのような誇大広告に答えるパフォーマンスをみせた。

    デビュー戦となったF1バーレーンGPで13番グリッドからスタートした角田裕毅は、スタートポジションから4つ順位を上げて9位でフィニッシュデビュー戦でポイントを獲得した初の日本人ドライバーとなった。

    ヘルムート・マルコは、角田裕毅が表彰台にF1のエリートドライバーに加わるまで長く待つ必要ないと確信しているとアkたる。

    「角田はF1グランプリで優勝する最初に日本人ドライバーになると確信している」とヘルムート・マルコは RTL にコメント。

    「彼はまだ20歳で、最初のレースでは何も間違いを犯さなかった。彼は信じられないほど良いベーススピードを持っている」

    「そして、彼がバーレーンの最終ラップで(ランス)ストロールを追い抜いた方法は・・・彼は150メートル後ろにいた! 彼は本質的にレーサーだ」

    「彼のメンタリティも素晴らしいし、彼は信じられないほどの自信を持っている。近いうちに表彰台に上がると確信している」

    角田裕毅が他のルーキーよりも優れたマシンを手に入れることができたのは確かだが、それでも際立っていた。同期デビューとなるハースF1のニキータ・マゼピンとミック・シューマッハのレースはスピン以外ほとんど記憶に残らないものだった。

    また、チームメイトのピエール・ガスリーに対しても好パフォーマンスを示しており、シーズンを通して素晴らしいバトルが期待されている。

    角田裕毅の話題のひとつが身長が低いことが挙げられる。アルファタウリ・ホンダF1にとって角田裕毅をマシンに乗せるだけでは難しいことがわかったが、ヘルムート・マルコはもう角田裕毅は落ち着いており、実際に身長は有利に働く可能性もあると語る。

    「マシンをそれに適応させることができれば、それは間違いなく利点だ」とヘルムート・マルコは語った。「彼の身長は159cm、体重はわずか61kgだ」

    「とにかく、アルファタウリにとってノーマルのマシンを適応することは非常に困難だった。また、それはシミュレーターにも問題を引き起こした。角田には合わなかったので特別な座席が必要となった。すぐに痛みと苦痛に苦しむ原因となったので、最初は理想的ではなかった」

  • 【動画】 角田裕毅のデビュー戦F1バーレーンGPに密着

    【動画】 角田裕毅のデビュー戦F1バーレーンGPに密着

    角田裕毅のF1デビュー戦となったバーレーンGPの週末に密着した動画をアルファタウリ・ホンダF1が公開した。

    角田裕毅は、2021年のF1世界選手権の開幕戦F1バーレーンGPで7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてF1デビュー。予選ではQ1で2番手タイムを記録して周囲を驚かせ、決勝は9位入賞を果たい、デビュー戦でポイントを獲得した初めての日本人ドライバーとなった。

    アルファタウリ・ホンダF1が公開した動画では、角田裕毅のF1デビュー週末に密着。サーキット入りしてインタビューに答える様子やパドックでサッカーをする姿、チームミーティング、チーム代表のフランツ・トスト代表との会話、レース後にゴルフをするリラックスした姿など23分の動画で伝えている。動画は日本語の字幕も選択できる。

  • ホンダF1幹部 「角田裕毅の存在は日本企業のホンダにとって特別」

    ホンダF1幹部 「角田裕毅の存在は日本企業のホンダにとって特別」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、今年アルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たした角田裕毅の存在は日本企業のホンダにとって特別だと語る。

    ホンダは、2018年からホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の育成ドライバーとして角田裕毅を正式に支援。今年、日本として7年ぶり、最年少の20歳で角田裕毅をF1ドライバーとしてデビューさせた。

    今年でラストイヤーとなるホンダF1は、新型パワーユニットを投入。レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリともにドライバーラインアップも変わり、セルジオ・ペレスと角田裕毅が加入した。

    「4人のドライバーそれぞれの強みや特長があるので、一緒に戦うのが楽しみです」と山本雅史はコメント。

    「もちろん、昨年ともに戦ったアレックス(アルボン)もとてもいいドライバーで、才能豊かですが、ペレス選手は経験豊富ですし、力強いドライバーがチームに2人揃うことで、好結果が期待できると思います」

    「そして、アルファタウリのパフォーマンスも楽しみにしています。ピエール(ガスリー)は経験を積んで成熟した感があり、昨年示してみせたようにとても強いドライバーになったと思います」

    「裕毅はルーキーですが、僕らはあまりそう思っていません。とにかくレースに集中しているし、ここまでいいパフォーマンスを見せてくれています」

    「まずは、今週末のレースで完走してくれることを願っています。F2とは違うとはいえ、彼の速さやブレーキングでの強さを見られるはずですし、いくつかいいオーバーテイクを決めてくれるんじゃないかな」

    「ホンダは日本で生まれた企業ですから、当然、裕毅の存在は特別なものがあります。おひざ元である日本のモータースポーツファンの皆さんも本当に喜んでくれていますよね。日本人ドライバーをF1のグリッドに送り出せるというのは誇らしいですし、小林可夢偉選手以来7年ぶりとなるわけですから、彼のレースにはとてもワクワクしています」

    角田裕毅のデビューには、山本雅史MDだけでなく、世界中のレースファンが注目している。昨年はコロナ禍の影響で鈴鹿でのグランプリが中止の憂き目にあった日本のファンにとってはなおさらで、10月の日本GP開催を心待ちにしていることだろう。

    「もちろん、鈴鹿でレースができることを願っています。前回の日本GPではメルセデスが優位でしたが、我々も鈴鹿で強さを発揮できるマシンを目指してきました。マックス、チェコ(ペレス)、ピエール、裕毅は、全員日本のファンの前でいいレースができるはずですし、いい結果をお見せしたいですね」

  • アルファタウリF1幹部 「角田裕毅にはまだ学ぶべきことがたくさんある」

    アルファタウリF1幹部 「角田裕毅にはまだ学ぶべきことがたくさんある」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、角田裕毅はまだ学ばなければならないことがたくさんあるが、正しい方向に進んでおり、すでに順調な進歩を見せていると語る。

    F1バーレーンGPでデビューを果たした角田裕毅は、予選Q1で2番手タイムを記録。13番グリッドからスタートした決勝では9位入賞を果たし、デビュー戦でポイントを獲得した。

    この活躍により、早くも次期レッドブル・レーシングのドライバー候補、将来のF1ワールドチャンピオン候補との期待がなされている角田裕毅だが、アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、まだ長い道のりがあると語る。

    「彼は、F1に参加する若いドライバーと同じように、学ぶべきことがたくさんある。しかし、彼はすべてを段階的に行っている」とジョディ・エギントンは RacingNews365 に語った。

    「彼は多くの情報を吸収し、非常によくコミュニケーションを取り、エンジニアとうまく連携している。彼は速い学習者だ」

    角田裕毅とアルファタウリ・ホンダF1にとってはクリーンな週末ではなかったが、結果はシーズンの残りの部分に希望を与えるものだとジョディ・エギントンは語る。

    「いくつか浮き沈みがあった。彼は本当に速いが、マシンにいくつかの問題があり、チームの他のメンバーと同じようにそれは彼を苛立たせた」とジョディ・エギントンは語る。

    「しかし、それは我々を強くする。これまでのところ、非常にうまくいっている」

    ジョディ・エギントンは、これまでチームが輩出した若いドライバーの長い歴史を考えると、アルファタウリ・ホンダF1は角田裕毅がF1デビューするには最適なチームだと信じている。

    「傲慢に聞こえたくないが、チームは若いドライバーとうまく連携している。ここで運転した若いドライバーのリストを見れば、我々のエンジニアは優れていると言えるだろう」

    「浮き沈みはさらに増えるだろうが、彼はパフォーマンスを発揮している。私にとってはそれが最も重要だ」

    「彼は学ぶためにここにいる。全体として、彼はうまくやっており、正しい場所にいると思う」

  • ホンダF1幹部 「角田裕毅は最後にもらった大きなプレゼント」

    ホンダF1幹部 「角田裕毅は最後にもらった大きなプレゼント」

    ホンダF1でスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのチーフエンジニアを務める本橋正充が、7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてデビュー戦を終えた角田裕毅について語った。

    ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、F1バーレーンGPの予選Q1でアルファタウリ・ホンダのF1マシンで2番手タイムを記録する衝撃デビュー。決勝では9位入賞を果たし、デビュー戦でポイントを獲得した初めての日本人ドライバーとなった。

    開幕戦バーレーンGPを振り返り、本橋正充は「レッドブルで言えば、ホンダF1の最終年の開幕戦を勝利で飾りたいという想いがあったことは間違いないですし、あと一歩でそれを逃したということは本当に悔しいの一言です」と語る。

    「メルセデスもその他のライバルも速いのでそんなに簡単ではないことは分かっていますが、フェルスタッペン選手がポールを獲ったことからも分かるように、取りこぼしがなければ、チャンピオンを獲れるのでは?と思わせるパフォーマンスを見せたレースでもありました。2014年のハイブリッドレギュレーション開始以降、彼らとまともにチャンピオンシップを争うことができたチームがいなかったことを考えると、私たちが初戦であれだけ戦えたことは非常に励みになりますし、最終年にしてようやく彼らと戦えるかもしれないという手応えを得られたことも確かです」

    「短い準備期間の中でこれだけパフォーマンスがあるPUを送り出してくれたHRD-Sakuraには本当に感謝していますし、ホンダF1の意地と底力のようなものを感じています。開幕戦でのポールはホンダF1としてセナ以来30年ぶりという嬉しい記録もありましたが、パフォーマンスが充実していただけに歯がゆい思いもありますし、次は勝ちたいですね」

    「私が担当するアルファタウリについてもレッドブルと同じく、うれしさ半分、悔しさ半分という開幕戦でした。2台ともに週末を通して速さを見せていたことを考えると、角田選手の9位入賞のみという結果はチームとしてはやや寂しいですが、マシンとしてもチームとしても力があるという手応えを得られたので、今シーズンに向けてはポジティブです。どこかで表彰台を獲得できるのではないかと今から楽しみにしています」

    「何より、9位入賞を果たした角田選手は本当に堂々とした速さを見せてくれましたね。アロンソ選手やベッテル選手、ライコネン選手といった元チャンピオンを綺麗なオーバーテイクで抜いていく姿は、デビュー戦としては非常に鮮烈でした。予選Q2はタイヤ選択に泣いた部分もあったので、Q3に進出してもう少し前からスタートしていたらどこまで行けたかな?などとも思いましたが、まだ楽しみは先に取っておきましょう。日本でも色々とニュースになっていたようですが、アルファタウリのチームメイトはもちろん、F1パドックにいる他チームやメディアからもすでに一目置かれる存在になっているようで、本当に楽しみです」

    待望の日本人ドライバーである角田裕毅については「私たちにとってもF1の現場で日本人ドライバーと一緒に仕事ができることは、この上ない喜びです」と本橋正充は語る。

    「角田選手については一昨年のF3を戦っていたころから見ていました。昨年11月にイタリアで行われた2018年式のF1マシンを使用したテスト前後からは、PUやマシンについても、本人と色々話をするようになりました。そこから、年末のアブダビテスト、1~2月に行われた旧型車での複数回のテストや、先日のバーレーンでの公式テストなどで一緒に仕事をしてきました。デビュー戦を終えてみると、改めて、短期間ながらも初めてF1マシンに乗ったときからの彼の成長を感じています。『短い期間でよくここまで頑張ってきたな』という印象です」

    「TVなどでは分かりにくいですが、F2からF1にステップアップすると、マシンのスピード、パワー、ブレーキ、ダウンフォースなど、すべてが大きく変わり、ドライビング操作やフィジカル・メンタルの部分でこれまでよりもさらに高度なことが求められてくるはずです。私はドライバーではないですし、フィジカル面での厳しさを体感として理解しているわけではないのですが、少なくともステアリング操作の複雑さだけを考えても、小学生の算数と高校生の数学くらいの違いがあるのではと思っています。ドライバーはレースを通してすぐに自分の仕事の結果が出てしまう過酷な職業だけに、カテゴリーが変わった際にも短期間で適応し、他のドライバーに負けないだけの走りをしていくことが求められます」

    「その面では、角田選手は複雑なステアリングスイッチの操作にも難なく対応できるようになっていますし、高いGに耐えるために、身体つきや首回りが一回り大きくなったようにも見えます。バーレーンテストでは1日100周近くを走行し、その終盤にかけてベストタイムを更新していくような走りをしていたので、フィジカル面の準備も十分なのではと感じました」

    「エンジニアとして興味深いなと思っていたのは、イタリアでのテストの際などに、マシンの挙動に身体を慣らすだけではなく、エンジニアに指示されていないときでも自分で色々なステアリングスイッチをガチャガチャと触りながら、どのようなボタンを押すとマシンがどのような反応をしてどうパフォーマンスをしていくかを確かめていたことです」

    「ステアリングスイッチの操作と言ってもなかなか分かりにくいかもしれないので、マニアックですがここで少し説明をさせてください。F1マシンのステアリングには多くのスイッチがついており、複数のスイッチ操作を組み合わせることにより、PUだけでも状況に応じて数万通りの動作パターンが設定されています」

    「昨年途中のレギュレーション変更により、レースや予選中に使用できるモードについては制限がかかっていますが、プラクティスの間にはそれらの制限がないので、エンジニアの指示に合わせてモードを変更しながら、レースや予選に向けた最適なモードをサーキットごとに探っていくことになります。また、バッテリーのパワーをどう充電し、どこで使うかといった部分は現在もレース中に変更可能で、これだけでもかなりのパターンが用意されています。ですので、ドライバーは予選やレースのドライビングに集中するだけでなく、同時に複雑なスイッチ操作が求められます」

    「レースの際には、我々ホンダF1のエンジニアはPUから送られてくるデータとレース状況を監視しつつ、チーム・ドライバーの要求と、レース・マシンの状況に対して最適なPUの設定を導き出して、最適な設定に変更するようにチーム側のエンジニアに伝達します。そしてそのエンジニアがドライバーに変更の指示を送っています」

    「基本的にはドライバーはその指示通りに、いくつかのスイッチを押して充放電などのモードを変更していくわけです。ただ、これまで我々が一緒に仕事をしてきたドライバーの中には、時として自分でレース状況を考えて、我々が指示を伝える前に自分で最適なPUのモードを選択できるといったスキルを持つ人も存在しています」

    「簡単に聞こえますが、市販車やゲームのように”3個のモードが用意されていてそれを随時切り替えていく”と言った簡単なものではなく、前述の通り、最大数万通りの設定から専任のPUエンジニアが最適なモードを随時選択していくものです。したがって、スイッチ操作を自分で行うといっても、その大前提として、複雑な仕組みとそれによるパフォーマンスの違いを正確に理解していることが求められます」

    「そうした知見が非常に優れ、エンジニアとして舌を巻くようなドライバーも存在していますし、逆にそういったことを全く行わず指示に忠実にドライブするドライバーもいるので、どちらがいいかは一概には答えられません。ただ、ドライバー自身が自分の感覚や状況に応じてレース中に『あとXX周後のこのコーナーで前のマシンを抜きたい』といったことを考えながらレースを組み立てているはずで、その際に自分の手足となるF1マシンについて、例えば『ここでパワーを使わず、ここで使い切る』といったように、ある程度自分で考え、思い通りに操作できたほうが、レースを組み立てていく上では強みになるはずです」

    「角田選手がどういったタイプのドライバーなのか、レースを多くこなしていない今はまだ分かりませんが、テストの際に担当エンジニアが『こんなにスイッチを自分で触るドライバーは珍しい』ということも言っていましたし、操作に応じたマシンの挙動やPUのパフォーマンスの違いを、積極的に学ぼうという、とても強い意欲を感じました。少なくともバーレーンGPを見る限りは、そういった部分の理解が非常に深いように思っています」

    「フィジカル面についても同じですが、向上していくためにストイックかつ貪欲に努力をしていけるドライバーだという印象です」

    角田裕毅の素顔について「性格については、優しい顔をしているのでおとなしそうな印象を受けますが、実際には気の強い一面もあり、自分の考えをきちんと持っています」と語る。

    「図太いという言葉が正しいか分かりませんが、基本的にはどんな時も飄々としており、少なくとも私たちの前でナーバスになったり、プレッシャーを感じている様子を見せることはありません。また、たくさんの経験豊富な大人に囲まれる中でも全く動じず、きちんと自分の考えを伝えています。仕事以外の場面では、20代になりたての青年の素顔みたいなのも見えたりもしますけどね」

    「F1ドライバーに速さが求められることは当然ですが、それ以外にも、自分の走行スタイルにマシンを合わせるため、『エンジニアとメカニックにマシンをセットアップしてもらう能力』というものが必要です。そのため、自分の要望を伝えるコミュニケーション能力に加え、周りを巻き込み、自分の味方につける能力が求められるのですが、角田選手はイタリア人中心のチームの中でも、そういったことがしっかりとできている印象です。ちょっとしたことですが、セッションがすべて終わった後に一人ひとり『ありがとう』と伝えたり、サーキット入りした際にも会ったみんなにきちんと挨拶したりといった姿勢が、多くの味方を作ることに繋がっているようにも感じます」

    「レース中のメンタル面も、昨年のF2を通して大きく成長したとも聞いてますし、コミュニケーション部分もF2や一昨年のF3で、スイスやイギリスのチームメイトと仕事をする中で多くを学んできたのではないでしょうか。F3のころから見ているので、『あの子がいまやF1ドライバーか』という、どこか不思議な部分もあります」

    「ドライバーはチームの中心であり、実際に自分ひとりのために数百人が仕事をしているわけなので、その言動がチームに及ぼす影響は大きいのですが、これからレースを重ねるにつれてそういった部分についても強く実感していくのではと思っています。着実に経験を重ね、成長を続けていってほしいものです」

    日本人ドライバーと仕事ができることについて本橋正充は「ホンダF1のエンジニアとしては、PUの話を日本語でできるメリットも感じています」と語る。
    「もちろん、これまでも各ドライバーとは密にコミュニケーションを取りながら、それぞれのフィードバックをセッティングや開発に反映してきましたが、特に数値以外の感覚的な部分や抽象的な表現は、母語が同じだと擬態語や擬音語を使いながら微妙なニュアンスを伝えやすいので、PUの微小な挙動の話などをする際にはより理解が深まりやすいです」

    「角田選手はアルファタウリのドライバーであると同時に、日本のファンの皆さんの期待を背負っているドライバーなので、我々としては『いいレースをさせてあげなければ』という責任の大きさを感じています。一方で、ラストイヤーに日本人ドライバーと仕事をさせてもらえる大きな喜びも感じており、私たちが最後にもらった大きなプレゼントのような気もしています」

    「この1年を今後さらに彼がトップドライバーになっていくための飛躍の年にしてほしいと願わずにはいられませんし、私たちも彼が世界を驚かす姿を間近に見られたら、こんなにうれしいことはありません」

    「ただ、実際にはルーキーなのでまずは地に足をつけてF1に適応していくことから始まると思います。素晴らしい開幕戦を戦ってくれただけに、周囲の注目度や期待も上がっているように思いますが、ここからも気負わず、これまで通りの角田選手らしいアグレッシブな走りを見せてほしいと思っています。また、PUからパワーを引き出すために、ホンダF1としても最大限のサポートをしていきます」

    「まずは第2戦のイタリア・イモラですね。角田選手はこのサーキットで、オフの間に何度か過去のマシンを使ってテストをしていたので、サーキットの特性は頭に入っていると思います。彼がどこまでやれるのか、今回も本当に楽しみです」

  • レッドブルF1幹部 「角田裕毅はF1チャンピオンへの期待にも動じていない」

    レッドブルF1幹部 「角田裕毅はF1チャンピオンへの期待にも動じていない」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、角田裕毅は“日本人初のF1ワールドチャンピオン”への期待にまったく悩まされてはいないと語る。

    7年ぶりの日本人F1ドライバーとなった角田裕毅は、F1バーレーンGPの予選Q1でアルファタウリ・ホンダのF1マシンで2番手タイムを記録する衝撃デビューを果たし、決勝では9位入賞を果たし、デビュー戦でポイントを獲得した初めての日本人ドライバーとなった。

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは角田裕毅を“F1史上最高のルーキー”と評価し、チームメイトのピエール・ガスリーも“非常に印象的”だと舌を巻く。

    レッドブルF1の幹部であるヘルムート・マルコやアルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは“将来のF1ワールドチャンピオン”だと期待しているが、角田裕毅はそういった称賛やそれに伴うプレッシャーにまったく悩まされていない。

    ヘルムート・マルコは、20歳の角田裕毅の“マシンを飛ぶように速く走らせる”才能を称賛した。

    「それに彼は全体的に小さな外見でカリスマ性があり、面白い男だ」とヘルムート・マルコは Formula1.de に語った。

    「彼はF1に対して非常に前向きだと思う。彼がいることをとてもうれしく思う」

    ヘルムート・マルコは、角田裕毅は「これらすべての発言をまったく負担に感じていない」と続けた。

    「彼は信じられないほどの自信を持っている。彼は最速であること、トップを走ることにしか興味がない」

    F1バーレーンGPで9位入賞を果たした角田裕毅は、デビュー戦でポイントを獲得した最初の日本人ドライバーであり、F1全体でもそれを達成したドライバーとして65人目となる。

    専門家たちは、一時は角田裕毅をエンジンサプライヤーであるホンダのバーターという見方さえしていた。しかし、衝撃的なF1デビューを受け、角田裕毅はレッドブルの将来を背負って立つジュニアドライバーとして認識され、2022年、もしくはレッドブル・レーシングがセルジオ・ペレスを2年目も保持することを選択した場合には2023年にトップチームに昇格する可能性に期待さえしている。

    ヘルムート・マルコは、角田裕毅を取り巻くメディアの反応はかなり面白いと感じていると語る。

    「昨年は角田と発音することさえできなかったし、シューマッハのことしか話していなかった」とヘルムート・マルコは語った。

    「そして今、突然、彼は来年のレッドブル・レーシングにいることになっている!」

    では、実際に角田裕毅が2022年にレッドブル・レーシングのドライバーを務める可能性はあるのかと質問されたヘルムート・マルコは「成り行きを見守ってみようではないか」とコメント。

    「23レースのうち最初のレースを終えただけだ。彼がどのように成長するか見てみよう」

    レッドブル・レーシングは、過去にダニール・クビアト、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンといったドライバーをジュニアチームからトップチームに昇格させたが、マックス・フェルスタッペンという絶対的なドライバーの登場によって、どのチームメイトも実力を発揮できずに降格させられている。

    ヘルムート・マルコは「我々は最初から彼が信じられないほどのダイヤモンドの原石であることを分かっていた。それを燃やしてしまうようなことはしたくない」とコメント。

    「彼の成長を見て、適切な時期に決定を下す」

  • F1:松下信治 「角田裕毅の強みはミスに対する心構え」

    F1:松下信治 「角田裕毅の強みはミスに対する心構え」

    ホンダF1育成の先輩ドライバーである松下信治は、アルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たした角田裕毅の“強み”はミスをしたときのリラックスした心構えだと語る。

    ホンダの育成ドライバーである角田裕毅は、2021年にピエール・ガスリーのチームメイトとしてF1デビュー。7年ぶりのF1ドライバーとして先週末のF1バーレーンGPのグリッドに並び、9位でフィニッシュ。デビュー戦でポイントを獲得した初めてのF1ドライバーとなった。

    昨年、FIA-F2で角田裕毅とタイトルをかけて戦った元ホンダジュニアの松下信治は、角田裕毅には成功するための“強み”があったと語る。

    「角田の良いところは気にしないことだと思います」と松下信治は語った。

    「彼はミスをしても、とにかく次に進みます。これは本当に重要なことです」

    「ほとんどの人は、ミスを犯すたびに『次回はミスを犯すことはできない』と思いってしまいます。でも、彼はただ『僕はミスを犯した。僕は学んだ』と言って先に進みます。それが彼の大きな強みです」

    「アルファタウリは非常に競争力があり、楽にトップ10に入れると思うので、彼は素晴らしいシーズンを迎えることになると思います。そして、僕はガスリーがどれほど速いかを知っています。(2015年と2016年に)GP2で彼と競争していますからね。角田が彼に対して何ができるか見てみましょう。それを見ることに本当にワクワクしています」

    松下信治は、角田裕毅がFIA-F3とユーロフォーミュラオープンに並行して参戦した2019年のヨーロッパでの最初のシーズン以来、いかに急速に進歩したかについても語った。

    「2019年に彼はF3で走っていて、そこで初めて彼に会いました。僕たちは(ハンガロリンクで)ユーロフォーミュラオープンで一緒にレースをしました。その時、彼はそれほど競争力がなく、かなり多くのミスをしていました」

    「でも、去年カーリンと一緒に仕事をしたことで、彼は大きく改善し、とても落ち着いたと思います」

    「予選で彼が速く走れることは間違いありません。レースでは、彼は最初は保守的ですが、まだタイヤが残っている最後にプッシュしていましたね」

    「F1では、最初からすぐにアグレッシブでなければなりません。それは彼が改善する必要があることです。しかし、彼はそれができると思います。」

    松下信治は、角田裕毅の急上昇と、自身の2015年から2020年までの5シーズンにわたるGP2とF2での期間を比較。松下信治はその期間で7勝を挙げ、ランキング6位がベストリザルトとなっている

    今年の冬、27歳の松下信治は日産のファクトリードライバーとして契約し、SUPER GTに参戦。リラックスした雰囲気を楽しんでいると付け加えた。

    「F1を目指していましたし、特に2019年はまだホンダにサポートされていたので、目の前にありました。良い仕事をすれば、シートを獲得することは可能でした」と松下信治は語った。

    「プレッシャーはとても高く、僕は自分自身のために余分なプレッシャーを生み出していました。『これをしなければならない、それをしなければならない』と考えていました。ちょっと硬くなっていました。去年は最後のチャンスだとわかっていたので、本当に全てを賭けていました。うまくいきませんでしたけどね」

    「ヨーロッパにいたときと比べて、ここ(SUPERGT)ではずっとリラックスしています。今、僕は何も証明する必要はありません。とにかく楽しんでいます」

  • F1:小林可夢偉 「トヨタのスクールで角田裕毅を指導していた」

    F1:小林可夢偉 「トヨタのスクールで角田裕毅を指導していた」

    元F1ドライバーの小林可夢偉(34歳)が、今年、F1デビューを果たした角田裕毅(20歳)とのエピソードを語った。

    先週末、角田裕毅は7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダからF1デビューを果たし、ファイナルラップでランス・ストロール(アストンマーティンF1)をオーバーテイクしてF1バーレーンGPを9位でフィニッシュした。

    この活躍は日本のみならず海外で話題となっており、レッドブルF1の幹部たちは日本人初のF1ワールドチャンピオンも夢ではないと絶賛している。

    小林可夢偉は、鈴鹿での表彰台を含め、2009年から2014年までのF1キャリアで75戦をスタートして125ポイントを獲得。角田裕毅と同じように攻撃的なドライビングスタイルが代名詞だった。

    小林可夢偉はトヨタの契約ドライバー、角田裕毅はホンダの契約ドライバーと、一見すると接点はないように思えるが、角田裕毅は2016年に16歳で限定A級ライセンスを取得して、鈴鹿サーキットレーシングスクールのスカラシップ選考会に進む前、トヨタのスクールであるフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)門を叩いていたという。

    「彼がホンダのスクールに入る前、彼はトヨタのスクールに来ていて、僕は彼に指導していました」と小林可夢偉は BeyondTheGrid で角田裕毅について語った。

    「彼は14歳か15歳でした…時々彼と話をしました…彼は良い結果を出していくと思いますが、マシンやチームにどのようにフィットし、どのようにうまくマッチするかによっても異なってくると思います」

    ホンダのスカラシップ最終選考会は、現在日本のスーパーフォーミュラを戦う大湯都史樹(主席)と笹原右京(次席)が合格し、角田裕毅は落選してしまうが、校長の中嶋悟の推薦もあり2017年にSRS/コチラレーシングから全日本F4に参戦。2018年にホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の育成ドライバーに選ばれ、全日本F4でチャンピオンを獲得。

    2019年にはレッドブルのジュニアドライバーとなり、ヨーロッパにわたってFIA-F3に参戦して9位でシーズンを終えた角田裕毅は、2020年にFIA-F2でランキング3位となってF1スーパーライセンスを獲得。2021年にF1デビューを果たすことになった。

    「彼の隣には本当にタフなドライバー(ピエール・ガスリー)がいますしね」と小林可夢偉はコメント。

    「同じマシンで互角に戦うことが重要だと思います。彼はF2では良かったですが、F3を見れば、それほど特別ではなかったので、彼が同じマシンで匹敵できれば、良い未来が待っていると思います」

    小林可夢偉は、今後のF1キャリアでは角田裕毅は浮き沈みを経験することもあると考えており、それを乗り越えるためにも優れたマネージャーが必要になると付け加えた。

    「彼がパフォーマンスを発揮することはできると思いますが、彼には非常に優れたマネージャーが必要です!」と小林可夢偉は語る。

    「将来の契約のためにですかね。確かに彼は良い結果を出すことができると思いますが、いくつかのミスもあるかもしれません。ミスをした場合、チームにそれをうまく説明してくれる誰かが必要です」

    「彼はまだ若く、モータースポーツでの経験があまりないので、彼自身を管理していくれるフィルターの役割を果たしてくれる人が必要ですし、自分の気持ちと自信を管理するのを手伝ってくれる人が必要になってくると思います」

    「彼のスピードに疑いの余地はないですし、いずれ彼は良い結果を出すでしょう。しかし、重要なのは、彼がチームに対するイメージをどのように管理するか、F1で彼の名前をどのようにブランド化するかです。これが最も重要なことだと思います。僕に言えるのはそんなところです」