カテゴリー: 角田裕毅

  • アルファタウリF1代表 「角田裕毅への忍耐が成果を挙げることを期待」

    アルファタウリF1代表 「角田裕毅への忍耐が成果を挙げることを期待」

    アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、角田裕毅がジェットコースターのようなルーキーシーズンから教訓を学び、レッドブルの角田への信頼がアルファタウリF1での2シーズン目に報われることを期待している。

    角田裕毅は、2021年にF2からアルファタウリF1へのステップアップをレッドブルに納得させたが、開幕戦でポイント獲得という力強いスタートを切った後、ミスとクラッシュが多発し、パフォーマンスと一貫性に苦労した。

    シーズン途中にアルファタウリの拠点があるイタリアへの転居は、角田裕毅が焦点を合わせることに役立ち、また、アレクサンダー・アルボンをコーチにつけるというレッドブルF1の決定もシーズン終盤に角田裕毅に落ち着きをもたらした。

    結果を見れば、アルファタウリは2021年にコンストラクターズチャンピオンシップでアルピーヌF1に13ポイント差をつけられて5位を逃したが、フランツ・トストは角田裕毅の経験不足を決定要因として指摘することを拒否した。

    「もちろん、経験で比較すれば、ピエールは110ポイント、裕毅は32ポイントだった」とフランツ・トストはRacingNews365.comに語った。

    「しかし、これはシーズンの初めに私には明らかだった。それはルーキードライバーに支払わなければならない代償だ」

    角田裕毅はアブダビで4位入賞を果たし、事故ベストリザルトでシーズンを締めくくった。フランツ・トスト、角田裕毅が2年目にレッドブルの期待に応えてくれることを期待している。

    「これは教育プロセスであり、アルファタウリとレッドブルにとって、その成果は来年(2022年)に得られると思う」とフランツ・トストは語った。

    「裕毅は、経験を積むにつれて、もちろん、より多くのポイントを獲得するだろう。だが、一度、酸っぱいリンゴを噛まなければならなかった。そして、それは仕方のないことだ」

    アルファタウリF1のガレージの反対側にいるピエールガスリーは、F1で5回目のフルシーズンであり、実質的にベテランだ。

    フランツ・トストは、2021年にアルファタウリのポイントの大部分を獲得したピエール・ガスリーが、与えられたマシンから一貫してパフォーマンスを最大化できることを示したと考え問えり、今年も強力なマシンを与えられることを期待していると語る。

    「彼にとても満足している。彼はとても素晴らしく劇的に改善した」とフランツ・トストは語った。

    「彼の学習曲線はまだ上がっている。それも重要だ」

    「ピエールは素晴らしい仕事をしていると言わざるを得ない。来年も彼に優れた競争力のあるパッケージを提供できることを願っている。そうしれば、彼が常にトップ6やトップ7以内にいるだろう」

  • 角田裕毅、2年目の課題は「ピエール・ガスリーを倒せるようになること」

    角田裕毅、2年目の課題は「ピエール・ガスリーを倒せるようになること」

    アルファタウリF1の角田裕毅は、2022年にチームメイトのピエール・ガスリーを倒すために「何を改善しなければならないか」を知っていると主張する。

    F1バーレーンGPのデビュー戦でポイントを獲得した角田裕毅だが、その後は一連のミスとクラッシュによって自信を喪失。だが、夏休み後に復調し、最終戦F1アブダビGPでは予選・決勝で初めてチームメイトのピエール・ガスリーを上回った。

    角田裕毅は32ポイントを獲得してランキング14位でフィニッシュ。ピエール・ガスリーは、3倍以上の110ポイントを獲得してランキング9位で終えている。

    最終的に角田裕毅のポイント不足が、アルピーヌF1とのコンストラクターズチャンピオンシップ5位争いに影響し、アルファタウリF1は13ポイント差でランキング6位でシーズンを終えた。

    「2022年は僕にとって本当に重要な一年になります」と角田裕毅はGPFansに語った。

    「チームのクルマのペースがどうなるかはわかりませんが、自分はパフォーマンスは発揮する必要があります。もちろん、チームメイトを倒す必要があり、より安定したレースをしなければなりません」

    「でも、今は自分が改善しなければならないことの詳細を分かっています。これを改善すれば、彼を倒すことができると思いますし、チームメイトを倒し、一貫したレースができるはずです」

    「それがすべてですし、僕が前進するために見たすべての材料です。そういう意味では、本当にいい準備の年だったと思います」

    今年、F1は、先行マシンの乱気流によって失われるダウンフォースを低減することでレースの改善を目指したまったく新しいマシンコンセプトを導入する。

    「クルマが良ければ、一貫してポイントを獲得して、いい結果を出すという希望があります」と角田裕毅は付け加えた。

    「たとえ、マシンが悪かったり、ペースが悪い場合でも、まだマシンを開発することができます。それに自分自身のためにマシンをより速く開発する方法は分かっています」

  • 角田裕毅、真価を問われる2年目 「言い訳は通じない。結果を求めていく」

    角田裕毅、真価を問われる2年目 「言い訳は通じない。結果を求めていく」

    アルファタウリF1の角田裕毅が、ルーキーシーズンを振り返るとともに、2年目となる2022年シーズンについての豊富を語った。

    昨年、7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてアルファタウリF1でデビューを飾った角田裕毅は、開幕戦バーレーンGPで9位入賞という好スタートを切ったが、その後はクラッシュなどのミスが多発し、次第に自信を失っていく。

    だが、チームの拠点となるイタリアへの転居、チームメイトのピエール・ガスリーというお手本、そして、アレクサンダー・アルボンがコーチ役についたこともあり、後半戦は自信を取り戻し、最終戦F1アブダビGPでは自己ベストとなる4位入賞でシーズンを締めくくった。

    2021年シーズンを振り返り、角田裕毅は「一言で言うと学びのシーズンでした」と振り返る。

    「4歳からレースをやってきて、初めてこんなに苦戦するレースが続いたシーズンでした。葛藤しながらも学ぶことが多かったです」

    「プレシーズンからいい感じで、開幕戦バーレーンGPではポイントを獲り、ペースも良かったので、F1をやや甘く見るようになっていました」

    「ヘルムート・マルコ(レッドブル モータースポーツアドバイザー)さんいも表彰台を狙っていけと言われました。自信を持ちすぎていた部分もあって、第2戦の予選でクラッシュしてしまいました」

    「その結果、自信がどんどん失っていき、負のスパイラルにどんどん陥っていきました。クラッシュしないように言われていましたし、クラッシュするたびに自分が乗れる時間が削られていくので、将来的にも良くないので、少しペースダウンしながら、クラッシュしないことだけを心がけて走っていました。クラッシュはなくなったんですけど、そのぶんだけペースは遅いですし、チームにとって良い結果を出せないということが続いてしまった」

    「何かを変えなければいけないときに、トルコGPでシャシーを変えるということになり、そこから負のスパイラルを変えることができました。さらにアルボンをコーチ役に就けてもらじ、そこから少しずつですけどアプローチを変えて、F1やレースウィークに対する考え方も変わっていって結果も少しずつ良くなっていきました」

    「ハイライトだと思っているのはブラジルGP。結果的には良くなかったんですけど、フリー走行1回目の後すぐに予選という流れでしたが、最初から飛ばすことができて、惜しくも予選3回目には行けませんでしたが、今まで感じていた負のスパイラルが少しずつ消えていった感じがしました」

    「最後の2戦のサウジアラビアとアブダビでは良い結果を残すことができました。特にアブダビはホンダ最終年ということもあって結果を残したかった。ホンダさんへの感謝を胸に4位で終われたので、本当に良かったと思います」

    「アブダビでは、開幕戦で持っていた自信をさらに超えることができましたし、クルマへの理解を本当につかみ取ることができず苦戦したんですけど、負のスパイラルから抜け出したことで、今年に向けて良い感触で終えられた最終戦だったかと思います。アップダウンもあり、かなり厳しいかったですけど、逆にほとんどのシチュエーションを経験できたので良かったと思います」

    チームメイトのピエール・ガスリーは、110ポイントを獲得してランキング9位というチームのリードドライバーにふわさしい活躍をした。角田裕毅はガスリーが“良いお手本”になったと語る。

    「彼は昨シーズンで4シーズン目を迎えていて、経験があるドライバーです。開幕戦からレースウィークの過ごし方が違っていました。周りの人やチーム全員を巻き込んで競争力を向上させていました」

    「序盤は僕も分かっていなかったということもありますが、サーキットにいる時間は彼よりも短かった。そうしたこともあり、何かを変えないといけないと感じたときに彼を真似てみようと思いました。彼と自分のドライビングの違いもロガーで見ることができるし、彼がレースウィークをどう過ごしているのかなどを参考にしました」

    「自分自身として、負けず嫌いで頑固なところもあって、他人を真似ようとか思わなかったですが、結果を見ればそうせざるを得ない部分がありました。ガスリー選手は自分をレベルアップしてくれた存在です」

    2021年も新型コロナウイルスの影響でF1日本GPは2年連続で中止に。ホンダF1とともに鈴鹿サーキットで凱旋レースをすることは叶わなかった。

    「鈴鹿での日本GPは一番楽しみにしていたので本当に残念でした。日本のファンの前で走ることが夢でしたし、2012年に小林可夢偉選手が日本GPで表彰台を取ったときには自分もそこにいて憧れていました。そういうことをいつか自分も鈴鹿でしたいと思っていました」

    「また、鈴鹿サーキットは一番走ったコースだ。鈴鹿のレーシングスクールに入ったときも一年間ずっと走っていてました。自分の性格的には飽きやすいですがが、鈴鹿に関してはまったく飽きない。今年開催できればうれしいと思っているが、お客さまの安全も大事なので、いろいろ状況がよくなって今年は鈴鹿で走れることを願っています」

    2年目となる2022年シーズンは、レギュレーション変更によってF1マシンは大きく様変わりする。

    「2022年のマシンは、まだまったく分からないです。どれくらい競争力があるかは言えないですし、想像もできないです。ただ、18インチタイヤになって大きく変わったんじゃないかと思います」と角田裕毅は語る。

    「とにかく動きがシャープになって、リアクティブというかハンドルを曲げた瞬間に動くようになりました。オーバーテイクを増やすように設計されたクルマなので、ダウンフォースはどうしても去年よりは低いので、特に高速コーナーにかけて去年のクルマよりも滑りやすいというか、グリップが少ないなと感じました。ただ、リアはけっこう滑ったりするんですが、18インチタイヤはコントロールしやすいなと思いました」

    「タイム的には遅くなると思うんですが、ボクが乗っていたF2に近いんじゃないかなと感じました。今、イタリアでは24時間のシフト体制で毎日マシンを作っているので、競争力に関してはチームに任して、あとは自分のパフォーマンスを上げるように集中していきたいと思います」

    2022年の抱負について角田裕毅は「2022年は自分だけでなくチーム全体とってチャレンジの年になります」と語る。

    「今シーズンはルーキーイヤーではなく、言い訳も通じないので、結果を求めて毎戦、毎戦死に物狂いで戦っていきたいです」

    「マシンのパフォーマンスを最大限引き出してポイントを獲っていきたい。そして、今シーズンは日本GPで日本の皆さまの前で戦えることを祈っています」

  • 角田裕毅、無線での下品な言葉遣いは「行き過ぎた部分は反省している」

    角田裕毅、無線での下品な言葉遣いは「行き過ぎた部分は反省している」

    アルファタウリF1の角田裕毅は、ルーキーイヤーで話題となったFワードを使った無線について「やりすぎた部分は反省している」と語った。

    序盤は『Traffic paradise(渋滞天国)』などのユニークな言葉遣いが好意的に受け止められていた角田裕毅だったが、感情的になるとFワードが出るようになり、F1アゼルバイジャンGPの決勝で言い放った『Shut Up!』などには批判的な意見が集まった。

    また、F1スペインGPの予選Q1敗退後には『I can’t f***ing believe this car!(このマシン、まったく信じられないよ!)』と不満を述べ、インタビューで「ピエール・ガスリーと同じマシンとは同じマシンなのかちょっと疑問符があります」と語ったことがチーム批判と受け止められ、後に謝罪することになった。

    無線での発言について角田裕毅は「SNSなどを見ていると賛否両論だったと思います」とコメント。

    「賛同して面白いと捉えてくれる人もいましたし、そうではない人もいました。でも、自分としては正直あまり気にしていなかったです」

    「確かに自分のスタイルはアグレッシブ過ぎるかもしれませんが、それが自分のスタイルです。ただ、F1はチーム全体で戦うスポーツであり、シーズン序盤にはやり過ぎた面がありました。F1を戦うにはチームやスポンサーの協力が不可欠で、それを続けているとチームの雰囲気も悪くなってしまうので、行き過ぎてしまった部分は反省しています」

    メディアのインタビューで、アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、下品な言葉遣いは「チームと角田裕毅自身を傷つける」と語っていたが、実際には「気にしなくていい」と言われていると角田裕毅は語る。

    「意外に思われるかもしれませんが、チーム代表のトストさんからは『まったく気にしなくていい。素のままの裕毅でいい』と言われています」と角田裕毅は語った。

    「それぞれのやり方でドライビングが速くなるなら気にしないでいいと言われています。今後もそうしたことはあるかもしれませんが、チームのために速く走ることに集中したいと思っています」

  • アルファタウリF1の角田裕毅 「2022年シーズンは本当に重要な年になる」

    アルファタウリF1の角田裕毅 「2022年シーズンは本当に重要な年になる」

    アルファタウリF1の角田裕毅は、2022年にどこを改善する必要があるかを分かっており、いかに重要なシーズンであるかを認める。

    角田裕毅は、ルーキーイヤーの前半戦が自分にとってどれほど厳しいものであったかを考えれば、アルファタウリF1が2度目のチャンスを与えてくれたことに“驚いた”と認めている。初年度はチームメイトのピエール・ガスリーに大きなパフォーマンス差をつけられた。

    角田裕毅は、シーズンが進むにつれて運命を改善するためにいくつかのライフスタイルの変更を経験した。イングランドからイタリアに転居し、チームのファエンツァのファクトリーの近くに引っ越した。シーズン序盤は“怠惰なろくでなし”だったと語る角田裕毅は、オフシーズン中は禁酒して、プレシーズンはフィットネス強化に取り組むと宣言している。

    ルーキーイヤーに多くの初めてのトラックをドライブし、F1カレンダーをフルに戦った経験を積んだ今、角田裕毅は、2022年は安定してピエール・ガスリーと戦うことができる“材料”が揃っていると語る。

    「2022年は私にとって本当に重要な年になるでしょう」と角田裕毅はGPFansに語った。

    「チームのマシンのペースがどうなるかは分かりませんが、パフォーマンスを上げる必要があります。もちろん、チームメイトを倒す必要があり、より一貫したレースが必要です」

    「しかし今、僕は自分が改善しなければならないことの詳細を知っています。これを改善すれば、彼を倒したり、チームメイトを倒したり、一貫したレースができると思っています」

    「前進するためには、そういった全てのこと、すべての材料があると思っています。そういう意味では、本当にいい準備の年だったと思います」

    2022年のF1レギュレーションによって、F1マシンは完全に新しいものとなり、ドライバーにとってもクリーンな状態を提供する。2021年のコンストラクターズチャンピオンシップで6位で終えたアルファタウリF1は、良いフォームを維持したいと考えている。

    角田裕毅は、アルファタウリF1の前進を支援するために常にトップ10に入る必要があることを認める。2021年、ピエール・ガスリーは角田裕毅の3倍以上のポイントを獲得している。

    「良いマシンならば、一貫してポイントを獲得して、良い結果を出したいという意欲があります」と角田裕毅は語った。

    「悪い状況であっても、悪いマシンだったり、ペースが悪い場合でも、まだマシンを開発することができます。そして、僕は自分自身のためにマシンをより速く開発する方法を知っています」

  • ピエール・ガスリー 「角田裕毅はこれほど苦労するとは予想していなかった」

    ピエール・ガスリー 「角田裕毅はこれほど苦労するとは予想していなかった」

    アルファタウリF1のピエール・ガスリーは、F1のミッドフィールドのドライバーの能力の高さが、チームメイトの角田裕毅のルーキーイヤーに苦闘に貢献したと考えており、角田にとって彼らに対処するのは“簡単ではなかった”と語る。

    2021年の傑出したドライバーのひとりとなったピエール・ガスリーは、2021年シーズンを通して角田裕毅を完全に上回り、アルファタウリ・ホンダF1でチームメイトの3倍以上のポイントを獲得した。

    角田裕毅は、最終戦F1アブダビGPの予選で唯一ピエール・ガスリーを上回り、自己ベストとなる4位フィフィニッシュを果たしたが、決勝でもガスリーに遅れをとることがよくあった。

    シーズン途中から、2020年にレッドブルのF1ドライバーを務めたアレクサンダー・アルボンが、角田裕毅の非公式のメンターの役割を任せられたが、ピエール・ガスリーは、自分の仕事をやり遂げるときにチームメイトに手を貸すことは難しいと認める。

    「自分のことに集中するのは非常に多くのエネルギーを必要とするので、それは難しい」とピエール・ガスリーは記者団に語った。

    「裕毅の言っていることを聞くと、彼はデータを見て、チームとの仕事の仕方を見て、そして、僕のアプローチを見るだけで、かなり多くのことを学んだと思う」

    しかし、ピエール・ガスリーは、ミッドフィールドのドライバーたちのクオリティの高さも、F2で好成績を収めた後、角田裕毅がF1に適応するのに苦労した一因になったと考えている。

    ミッドフィールドには、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)という元F1ワールドチャンピオンがおり、彼らでさえ、シーズンの大半をポイント圏外で終えている。

    角田裕毅は、シーズン序盤は“怠惰なろくでなし”だったと認め、新シーズンに向けてフィジカル面を改善する必要があると語っている。

    「彼が言っている感じでは、おそらくそれほど苦労するとは期待していなかったと思う」とピエール・ガスリーは付け加えた。

    「現時点のF1のミッドフィールドのレベルは本当に厳しい。アストンマーティンには4回のワールドチャンピオン(ベッテル)、アルピーヌには2回のワールドチャンピオン(アロンソ)がいて、フェラーリは非常に強力なラインナップだし、マクラーレンも非常に強力なラインナップだ。アルファロメオにさえチャンピオンであるキミがいた」

    「レベルは本当に高く、おそらくここ数年よりも高いかもしれない。ルーキーが入ってくるのに簡単ではなかったのは確かだ」

  • 【動画】 角田裕毅とピエール・ガスリーの最終2戦の舞台裏に密着

    【動画】 角田裕毅とピエール・ガスリーの最終2戦の舞台裏に密着

    アルファタウリ・ホンダF1は、角田裕毅とピエール・ガスリーの最終2戦の舞台裏に密着した動画を公開した。

    動画は、第21戦 F1サウジアラビアGPの準備からスタート。アルファタウリのアパレルの紹介動画のメイキングや、グッズにサインをしながら角田裕毅とピエール・ガスリーが『子供は何人ほしい?』『どんな名前をつける?』といった二人の仲の良さを感じさせる会話も。

    最終戦F1アブダビGPでは、教育係であるアレクサンダー・アルボンと過ごしたり、チームの集合写真撮影でホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史とスペシャルヘルメットについて語る角田裕毅、ピエール・ガスリーがレース後に山本雅史にヘルメットをプレゼントするシーンなどが収められている。

  • アルファタウリF1代表 「角田裕毅の無線は彼自身とチームを傷つける」

    アルファタウリF1代表 「角田裕毅の無線は彼自身とチームを傷つける」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、角田裕毅が無線で冷静さを失う傾向があることは、彼自身とチームの両方を傷つける可能性があることを認めている。

    ルーキーの角田裕毅は、シーズン序盤にスランプとともに無線での暴言が悪い意味で話題になった。シーズン後半に成績が減ってくるととに、無線での下品な言葉遣いも幾分少なくなってきた。

    「後悔しています。僕はいつも自分の言うことをコントロールしようとしますが、難しいこともあります。頑張っています。いつも改善したいと思っています」と角田裕毅はFormula1.comに語った。

    アルファタウリ・ホンダF1のチームプリンシパルであるトストは、角田裕毅と無線について話したことがあるが、ドライバーが熱くなっているなかで冷静さを保つのは難しいかもしれないことも認めている。

    「彼に『これは言うな。君のイメージに良くない。チームにも良くない。静かにしていろ』と言うことはできる」とフランツ・トストは語る。

    「彼はバイザーを閉じ、マシンの中に座って、問題を抱えている。どんな理由であれ、彼は動揺ている。人々は、これがF1カーであることを理解しなければらない。ドライバーからの攻撃があるに違いない。ただ転がっているだけではない。彼らはアドレナリンを持っている必要がある。そうでなければパフォーマンスを示すことはできない」

    フランツ・トストは、感情の爆発が関係者全員に損害を与える可能性があると感じており、角田裕毅が落ち着きを保つことを学ぶことができることを望んでいる。

    「私は彼にそれをしないように要求するだろう。彼は自分自身に叫ぶことができる。ラジオのスイッチを入れずにね。それは彼を傷つけ、そしてそれはチームを傷つける」

    一方、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、角田裕毅のメッセージの他の問題を引き起こす可能性があると考えている。

    「彼の言語はあまり日本的ではない」とマルコは言った。

    「それは彼に日本で悪い評判を与える。彼がその意味を知っているかどうかはわからない」

    角田裕毅は、ルーキーシーズンに32ポイントを獲得し、ドライバーズチャンピオンシップ14位でフィニッシュした。

  • アルファタウリF1の角田裕毅がルーキーシーズンに学んだ2つの最大の教訓

    アルファタウリF1の角田裕毅がルーキーシーズンに学んだ2つの最大の教訓

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、ルーキーシーズンとなった2021年のF1世界選手権で学んだ重要な教訓を明らかにした。

    7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてデビューを果たした角田裕毅は、2021年シーズンを通して浮き沈みを経験した。開幕戦F1バーレーンGPで9位入賞を果たした角田だが、その後、一連のクラッシュとノーポイントフィニッシュが続いた。

    コース外でも論争を巻き起こした。F1スペインGPの予選16位で予選を通過した角田裕毅は、12位で終えたアルファタウリ・ホンダF1のチームメイトであるピエール・ガスリーと異なるマシンを与えられる諭旨の発言をして、後に謝罪した。

    不安定なフォームを受けて、レッドブルF1は、角田裕毅を英国からイギリスに転居させ、チーム代表のフランツ・トストに再教育を託した。結果として、角田裕毅はシーズン後半に調子を取り戻し、転居は報われた。

    角田裕毅は、週末のレースに臨む際の自信の重要性を知ったと感じており、また、いくつかの重要なオフトラックの問題にも気づいたと認める。

    ルーキーイヤーの最大の教訓について質問された角田裕毅は「ドライビングに関して、自信を持つことだと言えます」と角田裕毅はRacingNews365.comに語った。

    「どのようにアプローチするか、どのように進歩するかなど、レースウィークに関連する自信ですね。たくさんのこと、特にそれらの部分を学びました」

    「ソーシャルメディアのことも学びました! もちろん、僕が学んだことはたくさんあったと思いますが、それら2つが、今年僕が学んだ最大のトピックでした。」

    波乱に満ちた2021年に続き、角田裕毅は冬休み中に日本に帰国する予定となっている。シーズン開幕前から初めての帰国となる。

    「久しぶりです。日本食と友達がとても恋しいです」

    「帰国は嬉しいですが、日本では先月よりも新型コロナウイルスの制限が少し厳しくなっているので、多くの検疫があるかもしれません」

    「簡単なことではありませんが、それでも楽しみです。できるだけ休んで、来年もフレッシュなフィーリングで再開する必要があります」

  • F1特集:角田裕毅のキャリアを支えたキーパーソンが語る(2)ミスを恐れず

    F1特集:角田裕毅のキャリアを支えたキーパーソンが語る(2)ミスを恐れず

    F1公式サイトが角田裕毅を特集。『The rise of Japanese racing sensation Yuki Tsunoda』と題して、キャリアを支えたキーパーソンが語った。

    今年、7年ぶりのF1ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たした角田裕毅。デビュー戦でポイントを獲得して以来、スランプに陥ったが、終盤戦は自信を取り戻し、最終戦F1アブダビGPでは自己ベストとなる4位入賞を果たしてシーズンを締めくくった。

    F1公式サイトが、角田裕毅がこれまでのキャリアを通して働いた人々、そして、角田裕毅にインタビューを敢行した第2弾。
    F1特集:角田裕毅のキャリアを支えた重要人物が語る(1)F1への道筋

    角田裕毅はミスを恐れない。常に速く走りたいと考えており、ミスをしながら学び、成功を収めてきた。ジュニアカテゴリーではそれでよかったが、F1では、ミスをしたり、バリアにクラッシュしたり、スピンしたりするたびに、世界の目が彼に向けられる。すべてのミスは大きく報じられ、精査されるため、プレッシャーが高まる。

    FIA-F3時代の所属チームであるイエンツァー・モータースポーツの創設者アンドレアス・イェンツァーは「裕毅は自分で物事を学ぶ。彼がミスを犯した場合、彼はそれがミスであったことを知っている」と語る。

    「エンジニアは彼に『ブレーキを遅らせる必要があり、早くエイペックスにつく必要がある』と言う必要はない。裕毅が必要とするのは、マシンの外で物事を整理するのを手伝うことだけだ。たとえば、彼が適切な食事を摂っている、水分補給、トレーニングなどだ。だが、ドライバーとしてのシーズンでは、物事がどのように機能し、ピレリタイヤがどのように機能しているかを説明するだけだった。それ以外は、彼は火傷を負ってでも、自分自身を学びたいと思っていた」

    「彼がミスを犯したとき、ミスをした自分自身にとてもイライラすrので、彼をかなり長い間放っておく必要がある。あるブリーフィングを覚えている。マシンがポールを獲得できなかったとき、私は彼に我々は5番手で満足していると言った。我々がブリーフィングを離れたとき、彼は私についてきた、そして、彼は私を引き留めて『アンドレアス、二度と5番手に満足していると僕に言わないでください。5番手や8番手に満足しているなどと言う必要はありません。あなたは僕にポールにいる必要があり、1番手になる必要があるとだけ言っていればいい、勝つために僕が一番になるようにプッシュする必要があ』と言ってきた」

    「彼は3番手または5番手には満足しなかった。彼は勝ちたかった。彼が怒っているとき、ほとんどの場合、自分がすべきだと思っていた方法でパフォーマンスできなかった自分自身に腹を立てていた」

    FIA-F2時代の所属チームであるカーリンの創設者トレバー・カーリンは「裕毅の最大の特徴は、彼が非常に自然に才能があることだ」と語る。

    「すべてのマシンには、速く走るための様々なニュアンスと特別なトリックがある。我々のエンジニアは彼が何をする必要があるかを説明した。そして、彼の素晴らしいところは、彼はコースに出てそれをするということだ。彼は指示を非常にうまく適用する。そのようなドライバーがいると、様々なトラックで小さなことを提案し続けることができ、彼が常にそれを行う場合、彼は常に速いことを知っているので、仕事全体がはるかに簡単になる」

    「10回のうち9回は、我々が行ったほとんどのトラックでマシンはかなり良かったので、彼は自分がしていることに集中でき、エンジニアリングについてあまり心配する必要はなかった。彼のアプローチはオール・オア・ナッシングだ。彼はプッシュする。彼は最大の攻撃だ。彼はそれを勝ち取ろうとしているという見方を持ってすべてのレースにアプローチしている。そのアプローチがなければ、間違った仕事をしていることになる」

    だが、F1では予選Q1での1回目のアタックからクラッシュするという場面があった。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるヘルムート・マルコは「Q1で常にプッシュすることに意味はない。Q3に進むことができるマシンを持っているとクラッシュするリスクがあると彼に言った」と語る。

    「ポイントは? Q2に進む必要がある。最速である必要はない。彼は、すべてのラップではなく、より技術的で、必要なときに攻撃する必要がある」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーフエンジニアである本橋正充は「F2とは大きく異なり、非常に複雑なF1ステアリングスイッチのしくみを学び始めたとき、彼のユニークな点は、F1について多くのことをすばやく学ぶだけでなく、自分で変更を加えていったことです」と語る。

    「彼は私たちのエンジニアと多くのことを話し、非常に詳細に、良いフィードバックを提供しています。我々は彼がすでに非常に良いレベルにあると思っています」

    角田裕毅は「F3とF2では1年しかレースをしませんでした」と語る。

    「かなりプッシュしましたし、初めてトラックでのレースがたくさんありました。すぐに学びました。F1でも同じことをしています。すべてのセッションから学ぶようにしています。すべてのセッションとすべてのレースウィークで、多くのことを学んでいます。トラックが私にとって新しいときは常に最初から始めなければなりません。でも、ラップごとにディテールごとに改善しているような気がします」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは「裕毅は良い方向に向かっている。彼のドライビングスタイルは現代のドライビングスタイルに属している」と語る。

    「そして、彼は自分が何を望んでいるかを知っている。彼はアンダーステアのマシンがあまり好きではあない。エイペックスで流れてしまうようなマシンが好きではない。彼はマシンのリアをあまり気にしない。彼がこれまでに示したものはすべてポジティブだ。もちろん、彼はクラッシュするべきではない。だが、どんなドライバーにも言っているが、私はそれをクラッシュ期間と呼んでいることだが、クラッシュは学習と開発プロセスの一部だ」

    角田裕毅の特徴のひとつは、チームメイトと非常にうまくやっていける性格が挙げられる。アルファタウリ・ホンダでは、ピエール・ガスリーと素晴らしい関係を築いており、それはF2時代のユアン・ダルバラとのチームメイトとしての関係も成功したものだった。角田裕毅が入ってくると部屋は明るくなる。

    本橋正充:「彼はとてもおしゃべりで、エンジニアととても仲良くしています。彼らの関係は状況によって大きく異なります。彼らは一緒に食事をしたり、一緒に話したりするとき、F1や技術的なことについて、そして、プライベートなことについても多くの会話があります」

    山本雅史:「マシンに乗っていないときは、他の21歳と同じように、ゲームなどの話をしています。しかし、F1や仕事の話になると、彼は非常に真剣になります。彼は成功するために何をしなければならないかを知っています。彼は彼の年齢では非常に成熟していると思います。彼は多くの異なるシリーズを非常に迅速に経験したので、彼が急速に成熟したのは当然のことです」

    ヘルムート・マルコ:「彼は面白い男であり、誰もが彼を好きだ。それは素晴らしいことだが、必要なのは一貫したスピードだ。それが重要だ。彼がF1のピエロにならないようにし、彼が最高のドライバーになることに集中していることを確認する必要がある。彼には大きな可能性があると我々は信じている。オーストリア(第9戦)で、彼はすでに(ダニール)クビアトよりも速かったので、彼を昇進させる決定は正しかった。彼はとても若いです。彼には学ぶべきことがたくさんある」

    トレバー・カーリン「彼の英語は年が進むにつれて上手になり、年末までにはかなり上手になった。当初、彼は少しシャイで静かだったが、それは言葉の壁もあった。シーズン後半までに、エンジニア、メカニック、そしてチーム全体が、裕毅とかなり楽んでいた。全員が仲が良かった。本当に一日中ふざけあっていた」

    角田裕毅:「アルファタウリは最初から自分に合ったチームでした。彼らはイモラでの最初のテストから本当にフレンドリーでした。彼らはいつもおしゃべりです。そして、僕にとって、それはうまくいきます。チームの全員が大好きです。だから、ミスをするとより恥ずかしい思いをします。ミスをそうと『ごめん』と言います。僕の焦点はチームとの関係を構築することです。僕は彼らにふさわしい結果を与える必要があります」

    角田裕毅のデビューシーズンで話題になったことに無線でのコミニュケーションがある。初期のレースでは、エンジニアを罵倒するような暴言を吐き、「落ち着く」ように伝えられるのをよく耳にしたが、後半になるとその頻度が減っていった。

    角田裕毅は、落ち着きを保つことが自分の弱点であると認めている。そのようなシャウトな無線メッセージは、彼のキャリアを通してそれが弱点であった理由を説明している。

    アンドレアス・イェンツァー:「彼のチームラジオは、我々にとって最初は本当に惨事だった。彼は今では少なくとも80%は落ち着いていると思う。酷くなってくると『OK、我々はラジオのプラグを抜く。運転に集中しろ』と言った。我々はいつも、彼の気性は人に向かって叫ぶためではなく、マシンを運転するためにエネルギーを使うべきだと言っていた。彼はラジオで感情的になりすぎて、欲求不満をコントロールするのに苦労した。だが、それは改善した」

    本橋正充:「チームラジオで時々使う言葉はF1への情熱から来ていると思います。もう少しジェントルにした方がいいかもしれません! 彼はいつもそうなわけではなく、バイザーが下がっているときのチームラジオだけです。それ以外のときは、彼はとてもクールです」

    山本雅史:「ラジオは彼の情熱を示しています。彼は自分の感情に非常にまっすぐであり、それは理解できます。しかし、彼はチームを率いる必要のあるドライバーでもあるので、ラジオを聞いたチームメンバーの気持ちを考えなければなりません。私はそれについて彼に話しました。そして、彼はそれを理解したと思います。彼はまだとても若い。経験が必要です」

    ヘルムート・マルコ:「彼の言語はあまり日本的ではない。それは日本で悪い評判を与えている。彼がその意味を知っているかどうかはわからない」

    トレバー・カーリン:「裕毅は怒って欲求不満になるが、すぐに乗り越える。我々が見たそれは最大のこと、そして、F1で少し目にしているのは、彼をブロックしたり、彼を切り刻んだり、コース上でひどく運転をする人々に巻き込まれたときだ。それは本当に彼を苛立たせる、そして、彼はそれをラジオで発散する。その後、他のドライバーについてのチャットがあった。『オーケー、裕毅。我々はそれについてすぐに話をする。集中してくれ』。彼は現在ラジオで見ているようなドラマはあまりなかった」

    角田裕毅:「後悔しています。僕はいつも自分の言うことをコントロールしようとしますが、難しいこともあります。頑張っています。いつも改善したいと思っています」

    フランツ・トスト:「彼に『これは言うな。あなたのイメージに良くない。チームにも良くない。静かにしていろ』と言うことはできる。彼はバイザーを閉じ、マシンの中に座って、問題を抱えている。どんな理由であれ、彼は動揺ている。人々は、これがF1カーであることを理解しなければらない。ドライバーからの攻撃があるに違いない。。ただ転がっているだけではない。彼らはアドレナリンを持っている必要がある。そうでなければパフォーマンスを示すことはできない。私は彼にそれをしないように要求するだろう。彼は自分自身に叫ぶことができる。ラジオのスイッチを入れずにね。それは彼を傷つけ、そしてそれはチームを傷つける」

    Yuki Tsunoda

    角田裕毅のキャリアには、ミスを振りかけながらゆっくりと新しいチャンピオンシップをスタートし、アプローチを引き締めて周囲に適応するというパターンが形成されている。それはF1にも当てはまるようで、イスタンブールとオースティンはターニングポイントとなった。彼はかなり落ち着いており、ラジオで叫ぶようなことは今ではほとんどなくなかった。

    2022年の課題は、レッドブル、ホンダ、そして、日本からの高い期待だけでなく、彼にとってさらに重要なこととして、彼自身の目標を実現する機会を最大限に活用することだ。