カテゴリー: WRC (世界ラリー選手権)

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ、“007 スペクター”の舞台でバトル

    【WRC】 ラリー・メキシコ、“007 スペクター”の舞台でバトル

    3月9〜12日に開催されるラリー・メキシコは、「007 スペクター」のオープニングシーンで、ドラマチックなヘリコプターチェイスでジェームズ・ボンドが登場したメキシコシティのメイン広場、ソカロにオープニングステージを変更する。

    2017年 WRC 第3戦のラリー・メキシコは、新世代のワールドラリーカーにとっての初めてのグラベルイベントとなる。

    しかし、世界中のラリーファンは、ラリーの拠点となるレオンのグラベルステージではなく、まずはレオンの約400km南東のターマックステージに注目することになるだろう。

    木曜日の朝にレオン近郊でシェイクダウンを終えたマシンは、ラテンアメリカを代表するグローバル都市、メキシコシティに向けてトランスポーターで運ばれる。海外からの国家首脳陣を迎え、国民の祝典を開催することでも有名なメキシコシティのメイン広場の周りに1.71kmのオープニングステージが設けられ、現地時間19時半に始まるSS1でラリー・メキシコは開幕する。

    SS1が終わったあと、ラリーカーは再びトランスポーターがレオンへと運搬するが、ドライバーとチームは木曜日の夜、主催者が用意する2機のチャーター便でレオンに戻り、シエラ・デ・ロボスとシエラ・デ・グアナフアト山脈を舞台にして3日間に渡って行われるラリーは金曜日の朝10時から本格的なスタートを切る。

    ラリー・メキシコはこれまでグアナファトで行われる幻想的なセレモニアル・スタートに続き、ユネスコの世界遺産となっている銀鉱跡につくられた地下トンネルを舞台とするストリートステージで開幕してきたが、この有名なステージは今回はオープニングSSからは外れたものの、金曜日に設定されている。

    2017年のラリー・メキシコは、金曜日のマラソンステージとなる54.90kmのエルチョコラテのステージでの2回の走行を含め19SS/369.03kmで構成される。

  • トヨタ:WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン プレビュー

    トヨタ:WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、2月9日より行われるFIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンで、雪と氷に覆われた高速ステージに挑む。

    初戦ラリー・モンテカルロでは、ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ(#10号車)の表彰台獲得という期待を上回る成績をおさめたが、今シーズンを「数多くの学びを得るための復帰初年度」とする位置付けは変えずに、スウェーデンでも2台の完走を目指す。

    ラリー・スウェーデンは、1973年にWRCに組み込まれて以来、WRC唯一のオールスノーラリーとして開催されてきた。タイヤに埋め込まれたスタッド(いわゆるスパイクタイヤ)が氷の路面に突き刺さることでグリップを生み、ドライバーは、コースサイドのスノーバンク(雪壁)をも巧みに使いながら、コーナーを駆け抜ける。

    2月9日(木)夜カールスタードで行われるスーパースペシャルステージで競技はスタートし、金曜日はスウェーデンとノルウェーの国境を跨ぎながら競技が行われる。土曜日には、コリンズ・クレストと呼ばれるジャンプの名物ポイントがあり、日曜日の12:18スタート予定のトルスビューパワーステージで幕を閉じ、表彰式が行われる。今年は総ステージ走行距離331.74kmの60%以上が新設である。

    チーム代表トミ・マキネンとラトバラ(#10号車)はラリー・スウェーデンで3回勝利しており、トヨタもまた、この場所で過去3回の勝利を経験している。ラトバラとユホ・ハンニネンは、ラリー・スウェーデンに向け、フィンランドで5日間のテストを行った。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    ラリー・モンテカルロの後、雪上テストと日本で行われたプレスカンファレンス出席など、慌ただしく過ごしてきました。我々のパフォーマンスがどのくらいの位置にあるか、ある程度は分かっているため不安は少ないですが、ラトバラが初戦で2位を獲得したことにより、彼への期待は大きくなっていると思います。これまで雪とグラベルで多くのテストを行ってきましたし、高速コースでのテストも行ってきたので、準備はできていると言っていいでしょう。初戦で10号車に起きた小さなトラブルは、既に課題として取り組んでいますが、まだ多くの事を学ぶ必要があり、ラリー・スウェーデンでもさらに開発を積み重ねていきたいです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    ラリー・スウェーデンは、2008年に最初に勝利したラリーなのでとても良い思い出があるのですが、当時と状況は異なるでしょう。クリスマス前、そして先週雪上テストを実施し、その間にもクルマの改善を重ねることができました。今年の我々の目標は、開発を着実に続けることなので、とても良かったと思います。ラリー・モンテカルロでは期待以上の成績をおさめることができましたが、我々は新しいチームで、新しいプロジェクトに取り組んでいるので、ラリー・スウェーデンでも同じ結果を得られるとは思っていません。現時点では、スウェーデンは暖かいとのことなので、昨年同様の難しいコンディションになると思いますが、気温が下がり雪が増えれば、ベストな走りを皆さんにお見せできるのではないかと思います。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車)
    良いセットアップを見つけるために、3日間雪上テストを実施しました。ラリー・モンテカルロでは、ラリーの始まる前にとても良いセットアップができ、クルマに自信を持って臨むことができました。モンテカルロでは多くの事を学びましたが、ラリー・スウェーデンは全く違うラリーなので、初めから学ばなければなりません。テストでは、実際にラリーで走るであろう少し荒れた路面のコースを使うことができ、クルマの挙動のチェックや、タイヤからスタッドが外れた際のシミュレーション等も行えました。スウェーデンは、私が最も多く経験したことのあるラリーのひとつで、タイヤの選択もモンテカルロに比べてシンプルですし、楽しみにしています。今回もアプローチを変えることなく、一歩ずつ学ぶ姿勢で取組みたいと考えています。

  • フォード、WRC復活を検討

    フォード、WRC復活を検討

    ラリー・モンテカルロでセバスチャン・オジェがフォード・フィエスタWRCで優勝したことは、フォードにWRCへの新たな関心を呼び起こした。

    フォード・パフォーマンスのグローバル・ディレクターを務めるデイブ・ペリカックは、シーズン開幕戦を訪れ、その勝利を目の当たりにした。フォードのマシンがWRCラリーを勝利したのは、2012年9月に開催されたラリーGB以来のことだった。

    フォードは、MスポーツとともにWRCに参戦していたが2012年末に撤退。その後は、Mスポーツにベース車両とエンジニアリング・サポートを提供するに留まっている。

    しかし、デイブ・ペリカックは、ラリー・モンテカルロで目にしたことに刺激を受け、WRCを将来の計画の一部にしたいと WRC LIVE に語った。

    「初めてWRCのラリーを訪れたが、素晴らしかった」とデイブ・ペリカックは語った。

    「我々はこれまで多数の様々なモータースポーツに関わってきた。アメリカのグローバル・ラリークロスや、ケン・ブロックと我々のチームで世界ラリークロスにも挑んでいる。だが、今、私はここにいる。我々はこの部分の計画を進めていくつもりだ」

    「まったく新しいマシンと新しいルールが実装され、非常に素晴らしいシーズンとなるだろう。セバスチャンが我々のマシンに乗ることは、我々の夢だった。それは我々にとって重要なことだ。とても興奮している」

    その計画とは、フォードがマニュファクチャラーとしてWRCへ復帰するというと質問されたデイブ・ペリカックは、その可能性を否定しなかった。

    「我々はここにWRCを見に来ている。我々はマルコム・ウィルソン(Mスポーツ代表)と仕事をしている。彼の仕事ぶりは素晴らしい。我々は、我々が将来的に彼とどのような形で一緒に仕事を続けていくかを見極めるつもりだ」

  • 【動画】 トヨタ:WRC ラリー・モンテカルロ ハイライト

    【動画】 トヨタ:WRC ラリー・モンテカルロ ハイライト

    トヨタが、2017年 WRC ラリー・モンテカルロのハイライト動画を公開した。

    18年ぶりにWRCに復活したトヨタは、その初陣となるラリー・モンテカルロでヤリ・マティ・ラトバラが2位表彰台を獲得。チームメイトのユホ・ハンニネンも序盤のSSで好タイムをマークするなど、今後に期待の持てるスタートを切った。

    動画では、ラリー・モンテカルドでのヤリスWRCの走行シーンの他、チーム代表のトミ・マキネンやドライバーのコメント、サービスでの作業風景やチームスタッフの様子を見ることができる。

    TOYOTA GAZOO Racing WRT 2017 Monte Carlo Highlights

  • 【WRC】 ヤリ-マティ・ラトバラ、セバスチャン・オジェとの不仲を否定

    【WRC】 ヤリ-マティ・ラトバラ、セバスチャン・オジェとの不仲を否定

    ヤリ-マティ・ラトバラは、昨年フォルクスワーゲンでセバスチャン・オジェと不仲だったとの報道を否定した。

    報道では、ヤリ-マティ・ラトバラはフォルクスワーゲン所属時にチームとセバスチャン・オジェの両方に批判的だったとされたが、ヤリ-マティ・ラトバラはそれは誤って引用されたものだと述べた。

    「それらの言葉は僕のものではなかった」とヤリ-マティ・ラトバラは Autosport にコメント。

    「僕はセブがテスト後に話をするのを拒否したなど言っていない。間違って訳された言葉だ」

    「それについては本当に嫌な気分になったし、そのようにチームやドライバーについて話すのは僕のスタイルではない」

    「動揺が起きたことをセブとチームの両方に謝罪したい。でも、彼らは僕がそんなことを言うような人じゃないことを十分にわかってくれている」

    先週のラリー・モンテカルロで2位表彰台を獲得したヤリ-マティ・ラトバラは、セバスチャン・オジェとのフォルクスワーゲン時代について、それがミッコ・ヒルボネンとのフォード時代の経験といかに異なるかについて述べた。

    「フォードにいたときは、セバスチャン・ローブが圧倒的な強さだった」

    「ミッコと僕は彼を倒すために一緒に働かなければならなかったし、僕たちは自分たちだけではそうすることはできなかった」

    「フォルクスワーゲンではそれは違った。この新たなセバスチャンを倒すために僕を助ける人はいなかった」

    「4度のワールドチャンピオンが同じチーム内にいるときは一人だし、異なる哲学で違ったやり方で彼と戦わなければならない」

    「僕が言ったのはそういうことなんだ」

    ヤリ-マティ・ラトバラは、トヨタでの仕事のやり方がフォード時代をより思い出させると認めた。

    「今、僕はユホ(ハンニンエン)と仕事をしている。僕たち二人はオジェを倒そうと仕事をしている。またフォードのときのようにね」

  • トヨタ WRC 「今年のラリーで勝利を狙えることを証明した」

    トヨタ WRC 「今年のラリーで勝利を狙えることを証明した」

    トヨタ WRCのチーム代表を務めるトミ・マキネンは、ラリー・モンテカルロでのパフォーマンスが、ヤリスWRCが今シーズンに優勝を狙えることを示したと考えている。

    18年ぶりにWRCに復帰したトヨタは、先週末のラリー・モンテカルロでヤリ-マティ・ラトバラが2位表彰台を獲得。チームメイトのユホ・ハンニネンも序盤に3位を走行した。

    トヨタは、9か月前にヤリスWRCを走らせたばかりであり、そのリザルトは、サービスパークとトヨタ自身を驚かせた。

    「この後、我々は今年勝つチャンスがあるとかなり自信を持っている」とトミ・マキネンは Autosport にコメント。

    「この結果は驚くべきことだ。チーム、そして、チームの全員のためにとても嬉しく思う」

    「我々は一緒にうまく作業をしてきたし、ラリー毎に分析するためのデータをより集めていけるので、強くなっていくのは確かだ」

    「大量の仕事だった。ゼロからスタートし、比較するクルマもなかった。我々は最初からすべてのことをやらなければならなかった」

    トヨタのテストプログラムは、フィンランド、スペイン、ポルトガルで12000マイルをカバーした。

    チームのフィンランドの拠点に近いテストコースは雪のなかでのテストを可能にするが、トミ・マキネンは来月のスウェーデンでのそのようなコンディションで勝つ可能性については慎重だ。

    「おそらく、それは早すぎにだろう」とトミ・マキネンはコメント。「だが、非常に面白くなるだろう」

    「ヤリ-マティは、1週間、雪でクルマをテストしているし、彼はそのようなコンディションでのクルマの挙動にとても満足している」

    ヤリ-マティ・ラトバラは、フォルクスワーゲンのWRC撤退後、クリスマス直前に土壇場でトヨタとの契約を確保した。

    「ほんの1ヵ月前の状況を考えれば、トヨタと契約する前は、ファクトリーチームで走れないかもしれないと心配していた。今、僕はここにいて、モンテカルロで2位だった。驚くべきことだ」とヤリ-マティ・ラトバラはコメント。

    「今回のラリー前のテストはごくわずかだった。特にあのようなコンディションではね。でも、イベント中に学んでいった」

    「僕たちには良いクルマ、良いチームがあるっし、とても良いポテンシャルがある」

    トヨタ:WRC復帰戦でヤリ-マティ・ラトバラが2位表彰台!
    トヨタ:WRC復帰戦でヤリ-マティ・ラトバラが2位表彰台!

  • 【動画】 WRC 開幕戦 ラリー・モンテカルロ ハイライト

    【動画】 WRC 開幕戦 ラリー・モンテカルロ ハイライト

    2017年 WRC 開幕戦 ラリー・モンテカルロが1月19日(木)〜22日(日)に行われた。

    新レギュレーションのWRCカー、18年ぶりのトヨタの参戦、シトロエンのワークス復帰、フォルクスワーゲンの撤退によるディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・オジェのMスポーツ移籍など、多くの注目が集まった2017年のWRC開幕戦。

    優勝はフォード フィエスタWRCでの初戦となったセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)。4年連続開幕戦での優勝を飾って王者防衛にむけて素晴らしいをスタートを切った。

    また、2位につけていたチームメイトのオット・タナックが最終日にエンジントラブルに見舞われ、トヨタのヤリマティ・ラトバラがMスポーツの2台に割って入る形で2位でフィニッシュ、18年ぶりにWRCに帰ってきたトヨタが復帰戦でポディウムを達成した。

    WRC次戦は第2戦ラリー・スウェーデン。WRCで唯一スノーコンディションで行われるラリーは2月9〜12日にトースビーにホームを移して開催される。

    2017年 WRC ラリー・モンテカルロ ハイライト (SS1)

  • トヨタ:WRC復帰戦でヤリ-マティ・ラトバラが2位表彰台!

    トヨタ:WRC復帰戦でヤリ-マティ・ラトバラが2位表彰台!

    1月22日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)開幕戦ラリー・モンテカルロの最終日デイ4がモナコを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racingのヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC)が2位でフィニッシュ。ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC)は16位で完走を果たした。

    その結果、TOYOTA GAZOO Racingは18年ぶりのWRC復帰戦で、マニュファクチャラーズ選手権ランキング2位となった。

    ラリー・モンテカルロの競技最終日のデイ4は、モナコの北側に広がるフランスの山岳路が戦いのステージに。2本のコースを各2回走行する全4SSの合計距離は53.72kmと短く、さらに、SS16が観客の安全確保ができないという理由によりキャンセルされたため、最終的に3本のSSで戦われることになった。ラリー・モンテカルロでは最終日に「何か」が起きることが多く、とくに難所チュリニ峠は、過去に多くの上位選手がリタイアするなど劇的なドラマの舞台となってきた。そのためTOYOTA GAZOO Racingのクルーは、フィニッシュまで集中力を絶やすことなく全力で走行。2位につけていたライバルがマシントラブルで遅れたこともあり、ラトバラは前日よりもひとつ順位を上げ、トヨタのWRC復帰戦を2位という望外の結果で締めくくった。また、ユホ・ハンニネンはパワーステージに指定された最終のSSで3番手タイムを刻み、ボーナスのドライバーズポイントを獲得。デイ2でのリタイアによる遅れを印象的な走りで取り戻し、総合16位で完走を果たした。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々は今シーズンを開発の年ととらえていますので、あまり大きな期待を抱かないようにしていたのですが、今回のラリー・モンテカルロは自分たちの期待をはるかに上まわる、素晴らしい結果となりました。我々は経験豊かなチームではありませんが、完璧に近い戦いをすることができました。今年のモンテカルロのSSは路面状態が一定ではなく非常に難しい走行条件でしたが、選手たちはうまく対応してくれました。ラリー中、ヤリ-マティのマシンにはセンサートラブルが発生し、コース上で1度エンジンが止まってしまったら、再スタートできないかもしれないというプレッシャーを感じながら彼は走り続けていたのです。ヤリ-マティは素晴らしい仕事をやり遂げました。また、ハードワークを続け選手をしっかりと支えてくれたチームにも感謝しています。我々にとっては良き船出となりましたが、課題もたくさん残りましたので、今後もさらに開発を進めていきます。

    嵯峨宏英(チーム副代表)
    「もっといいクルマづくりの新たな旅の始まり」となるWRC復帰初戦を、期待以上の結果で終われたこと、本当に嬉しく思います。本音を言えば、もっと後に、この想いに至るだろうと思っていました。ここまでクルマをつくってくれたチームのみんな、そして過酷なラリー・モンテカルロの道でヤリスWRCを無事にゴールまで届けてくれた4人のドライバー、コ・ドライバーたちに感謝の気持ちを送ります。また、この結果は18年ぶりの復帰を心待ちにし応援し続けてくださったファンの皆さまの想いに支えられたものでもあります。実際、沿道で2台の走りを見守った時「トヨタ!トヨタ!」「ガズー!ガズー!」という大きな声援が聞こえ、私自身、とても胸が熱くなりました。ご声援いただいたファンの皆さま、本当にありがとうございました。この4日間チームと共に過ごし、これからこの道で戦っていけるだろうチカラを確認することができました。しかしながら、WRCの道で戦い続けてきた他のチームはやはり強く、我々が、もっと上を目指し新参のトヨタを本当のライバルと認めてもらうためには、まだまだやらなければいけないことが沢山あることも分かりました。競技2日目を終えた時、ラトバラ選手は「走れば走るほどヤリスは良くなる」と言い、その日リタイヤとなったハンニネン選手も「今後のセットアップのためにもきちんと走り切りたい」と言ってくれました。ヤリスをもっといいラリーカーにするために、これからもラトバラ選手、ハンニネン選手、そして彼らのコ・ドライバーたちと走り続けたいと思います。そして「王者トヨタが帰ってきたね」と皆さまに言っていただける日を1日でも早く迎えられるよう、これからもトミ・マキネンと私どもトヨタは心ひとつに前に進んでまいります。「もっといいクルマづくりの新たな旅」を、これからも応援いただければと思います。皆さま、よろしくお願いいたします。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    今日のSSは特にタイヤに気をつけて走りましたが、最後のSSは積雪によりグリップがあまり感じられなかったので慎重に行きました。2位を走っていたオット・タナク選手は今回とても頑張っていたので、最後にトラブルで遅れてしまったことはとても残念です。しかし、トヨタのWRC復帰戦を2位という想像もしていなかったような結果で終える事ができて、本当に嬉しく思います。ラリー・モンテカルロでの私の過去のベストリザルトは2位ですが、新しいチーム、新しいマシンでふたたび2位に入れたことを誇りに思います。この素晴らしい結果は、チームのサポートと、ファンの皆さんの応援によって実現したのです。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    今日のSSはコース上のどこに雪や凍結箇所があるのかを見極めることが難しかったので、とにかく注意して走りました。金曜日のミスで順位を落としてしまったのは残念ですが、トヨタのWRC復帰戦で2台のヤリスWRCが完走を果たし、しかもそのうちの1台が2位でフィニッシュし表彰台に上がったことを本当に嬉しく思います。ヤリスWRCはニューカーにも関わらず特に大きなトラブルは起こらず、速いペースで走ることができました。今回のラリー参戦でいくつか課題が見つかったので、今後も開発の手を休めることなく、マシンとドライバーの両方が揃って成長できるように努力を続けます。

    次戦のWRC
    2017年のWRC第2戦は、2月9日から12日にかけて開催されるラリー・スウェーデン。スウェーデンはコース全体が雪と氷に覆われ、ラリーカーは、長いスタッド(スパイク)が埋め込まれた特殊なスノータイヤを装着してSSを走行する。スタッドが雪面をしっかりととらえるため雪上とはいえタイヤのグリップ力はかなり高く、平均速度はWRC全戦の中でもトップ3に入るほど高い。また、2月の厳寒期のスウェーデンが舞台となるため気温は時にマイナス20度前後まで下がり、クルマにとっても選手にとってもハードな1戦である。

    【WRC】 ラリー・モンテカルロ 結果:オジェが優勝、ラトバラが2位表彰台
    【WRC】 ラリー・モンテカルロ 結果:オジェが優勝、ラトバラが2位表彰台

  • 【WRC】 ラリー・モンテカルロ 結果:オジェが優勝、ラトバラが2位表彰台

    【WRC】 ラリー・モンテカルロ 結果:オジェが優勝、ラトバラが2位表彰台

    2017年 WRC 開幕戦 ラリー・モンテカルロが最終日を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が総合優勝、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)が2位表彰台を獲得した。

    ラリー最終日となる明日の競技4日目デイ4は、モナコの北側に広がるフランス山中が舞台となる。SSは4本用意され、2本のステージを各2回走行。有名な「チュリニ峠」もコースに含まれる。

    最終ステージのSS17は、上位タイムを刻んだ選手に対しボーナスのドライバーズポイントが与えられるパワーステージに指定されている。

    だが、SS16は、不適切な場所にあまりに多くの観客がいたためキャンセルとなった。

    最終日はセバスチャン・オジェ、オット・タナクのMスポーツ勢が1-2体制でスタート。だが、SS15でオット・タナクのエンジンにトラブルが発生して3位に後退。トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが2位に順位を上げた。

    優勝は、撤退したフォルクスワーゲンからMスポーツに移籍した4度のWRCチャンピノであるセバスチャン・オジェ。フォード フィエスタWRCでの初戦で見事に優勝を飾った。チームメイトのオット・タナクも3位表彰台を獲得し、Mスポーツが最高のスタートを切った。

    セバスチャン・オジェは「正直、最初のラリーで勝てるとは思ってなかった」とコメント。「モンテカルロでの勝利を願っていたけど、準備が少ししかできなかったので、達成できるとは考えていなかった。信じられない気分だ。まだやるべきことはあるけど、少なくとも大きなポイントを獲得してスタートできたことには満足している」

    そして、2位にはトヨタのヤリ-マティ・ラトバラが入賞。18年ぶりにWRCに復帰したトヨタの復帰戦で2位表彰台を挙げた。チームメイトのユホ・ハンニネンは16位で完走した。

    ヤリ-マティ・ラトバラは「トヨタのWRC復帰戦を2位という想像もしていなかったような結果で終える事ができて、本当に嬉しく思う」とコメント。「ラリー・モンテカルロでの過去のベストリザルトは2位だけど、新しいチーム、新しいマシンで再び2位に入れたことを誇りに思う。この素晴らしい結果は、チームのサポートと、ファンの皆さんの応援によって実現した」

    2017 WRC 開幕戦 ラリーモンテカルロ 結果

    順位 ドライバー チーム タイム
    1 セバスチャン・オジェ M-SPORT WORLD RALLY TEAM M 4:00:03.6
    2 ヤリ‐マティ・ラトバラ TOYOTA GAZOO RACING WRC M +2:15.0
    3 オット・タナク M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +2:57.8
    4 ダニ・ソルド HYUNDAI MOTORSPORT M +3:35.8
    5 クレイグ・ブリーン CITROEN TOTAL ABU DHABI WRT   +3:47.8
    6 エルフィン・エバンス M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +6:45.0
    7 アンドレス・ミケルセン SKODA MOTORSPORT WRC2 +9:32.7
    8 ヤン・コペッキー SKODA MOTORSPORT WRC2 +12:58.1
    9 ステファン・ルフェーブル CITROEN TOTAL ABU DHABI WRT M +14:43.8
    10 ブライアン・バフィー GEMINI CLINIC RALLY TEAM WRC2 +16:09.4
    16 ユホ・ハンニネン TOYOTA GAZOO RACING WRC M +32:16.8
  • 【WRC】 ラリー・モンテカルロ 3日目:オジェが首位、ラトバラが3位に浮上

    【WRC】 ラリー・モンテカルロ 3日目:オジェが首位、ラトバラが3位に浮上

    2017年 WRC 開幕戦 ラリー・モンテカルロが3日目を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が総合首位、ヤリ-マティ・ラトバラが3位に浮上した。

    3日目も序盤からティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)がラリーをコントロールし、最終ステージまで51秒のリードを築いていた。しかし、SS13のコーナーでクラッシュして右リアサスペンションを破損。なんとか修正して復帰したが32分を失って15番手に後退した。

    これにより、セバスチャン・オジェが首位に浮上。チームメイトのオット・タナクに47.1秒のリードを築いて日曜日のステージをスタートする。

    また、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが3位につけ、トヨタのWRC復帰戦での表彰台に近づいた。前日にリタイアを喫したチームメイトのニホ・ハンイネンは16番手につけている。

    2017 WRC 開幕戦 ラリーモンテカルロ デイ3 結果

    順位 ドライバー チーム タイム
    1 セバスチャン・オジェ M-SPORT WORLD RALLY TEAM M 3:26:10.7
    2 オット・タナク M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +47.1
    3 ヤリ‐マティ・ラトバラ TOYOTA GAZOO RACING WRC M +2:20.6
    4 クレイグ・ブリーン CITROEN TOTAL ABU DHABI WRT   +3:47.3
    5 ダニ・ソルド HYUNDAI MOTORSPORT M +4:03.2
    6 エルフィン・エバンス M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +4:03.2
    7 アンドレス・ミケルセン SKODA MOTORSPORT WRC2 +9:15.2
    8 ヤン・コペッキー SKODA MOTORSPORT WRC2 +12:34.4
    9 ブライアン・バフィー GEMINI CLINIC RALLY TEAM WRC2 +14:41.9
    10 ポンタス・ティデマンド SKODA MOTORSPORT II   +14:59.3