カテゴリー: WRC (世界ラリー選手権)

  • 【動画】 WRC ラリー・スウェーデン 2017 ハイライト

    【動画】 WRC ラリー・スウェーデン 2017 ハイライト

    2017年 WRC 第2戦 ラリー・スウェーデンが2月9日(木)〜12日(日)に開催された。

    ラリー・スウェーデンでは、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが優勝。18年ぶりにWRCに復帰したトヨタに2戦目で初優勝をもたらすと共に、ドライバーズ選手権ランキングでトップに立った。

    首位で最終日を迎えたヤリ-マティ・ラトバラは、3本のSSすべてでベストタイムを記録。優勝のかかった最終SS18での、守りではなく攻めの走りは圧巻だった。

    トヨタは、1999年のラリー・チャイナ以来となるWRC優勝。ラトバラにとっては2016年の第3戦メキシコ以来の勝利となった。

    WRC – Rally Sweden 2017: HIGHLIGHTS / REVIEW

    トヨタ:ラリー・スウェーデンで18年ぶりのWRC優勝
    トヨタ:ラリー・スウェーデンで18年ぶりのWRC優勝

  • トヨタ:ラリー・スウェーデンで18年ぶりのWRC優勝

    トヨタ:ラリー・スウェーデンで18年ぶりのWRC優勝

    2月12日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの、競技最終日となるデイ4がスウェーデンのトルスビューを中心に行なわれ、ヤリスWRCで出場のヤリ-マティ・ラトバラが優勝。TOYOTA GAZOO Racing WRTに初優勝をもたらすと共に、ドライバーズ選手権ランキングでトップに立った。また、同じくヤリスWRCのユホ・ハンニネンは、総合23位で完走を果たした。

    ラリー・スウェーデンの競技4日目デイ4は、トルスビューの北側で2本のSSを行ない、最後にトルスビューのパワーステージ1本を走行する全3SS、計58.81km。前日デイ3の最終ステージで首位に立ったラトバラは、2位を3.8秒リードしてデイ4をスタートした。落ち着いてステージに臨んだラトバラは、3本のSSすべてでベストタイムを記録。2位に対するリードを29.2秒差に拡大し、トヨタに1999年のラリー・チャイナ以来となるWRC優勝をもたらした。ラトバラにとっては2016年の第3戦メキシコ以来の勝利であり、WRC通算勝利数は17に達した。なお、ラリー・スウェーデンでの優勝は4度目となる。

    WRC次戦は、3月9日から12日にかけて行なわれる第3戦ラリー・メキシコ。シーズン最初のグラベルラリーは、高い気温と高い標高との戦いとなる。高地では空気中の酸素量が少ないため、エンジンはパワーダウンを余儀なくされるが、それをいかに最小限に抑えるかがエンジニアの腕の見せ所。TOYOTA GAZOO Racing WRTにとっては、新たなるビッグチャレンジとなる。

    豊田章男(チーム総代表)
    18年ぶりに復帰したFIA世界ラリー選手権、第2戦目にして、優勝することができました。“負け嫌い”のTOYOTA GAZOO Racingですから、私も、その日が来ることを心の底から願っていました。しかし、こんなにも早くその瞬間が訪れることは、私の想像を超えておりました。トヨタのWRC復帰を願い続け、その復帰を共に喜び、応援いただけたファンの皆さまのおかげです。ファンの皆さま、応援ありがとうございました。ラリーは、ライバルと競い合いながら道を走りきり、完走することが大切です。初戦モンテカルロと同じく、今回も、走りきり、戦い抜けたことで、素晴らしい結果を得ることができました。雪と氷に覆われた苛酷なスウェーデンの道を全速力で走りきれる力をヤリスに吹き込んでくれた、トミ・マキネン代表以下、エンジニア、メカニック、テストドライバーなどチームの全てのメンバーにも感謝します。そして、そのヤリスをゴールまで無事に運び届けてくれた、ヤリ-マティ・ラトバラ選手、ミーカ・アンティラ選手にも感謝いたします。また、ユホ・ハンニネン選手、カイ・リンドストローム選手も、一時リタイアとなったものの、メカニック、エンジニアとクルマを直し、そしてその後は今後につなげるための、いろいろなトライをしながら走り切ってくれました。彼らにも感謝いたします。このように、今回のこの結果はチーム一丸となったからこそ得られたものだと思います。チームのみんな、本当にありがとう。お疲れさまでした。先日の発表会の壇上で、マキネン代表とラトバラ選手と“クルマとの対話”について話をしました。ラトバラ選手は「運転前に愛を持ってクルマに話しかけ、大切に、そのクルマを運転している」マキネン代表からは「クルマを愛しているからこそ、クルマのことがわかる。だから、どうすれば速く走らせられるかがわかる」“クルマ愛”に溢れる彼らの言葉は私の想いと全く同じであり、心に響くものでした。これからも、彼らと、この想いを共有し続け、ヤリスを、“もっといいクルマ”にしていく戦いをチームのみんなと続けてまいります。今年の13戦を戦い抜いたときに、一番強いクルマになっていたいと思います。WRCの道を走り続け、“もっといいクルマ”のために走り続けるTOYOTA GAZOO Racingを、皆さま、引き続き、応援いただければと思います。よろしく、お願いいたします。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今の気持ちを言葉にするのは簡単ではありません。前戦ラリー・モンテカルロでの2位にも驚きましたが、今回の優勝は予想をはるかに超えたリザルトです。もちろんラッキーな面もありましたが、ヤリ-マティとミーカの素晴らしい戦いと、それを支えた日本、フィンランド、ドイツのすべてのスタッフのチームワークと努力があったからこそ、優勝を成し遂げられたのだと思います。我々を信頼してくれた豊田章男社長をはじめとする、皆さんに感謝します。今日は我々の活動にとって忘れ難き特別な日となりましたが、この勝利に浮かれることなく、今後も開発に力を注ぎ続けます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    新しいチーム、そして新しいマシンで臨んだWRC 2戦目で優勝する事ができて、本当に嬉しく思います。今日の最後のパワーステージでの走りは、私の今までのキャリアの中でベストなパワーステージだったと思えるほどうまくいきました。良いマシンを準備してくれたチームに心から感謝します。今回の優勝と6本のステージベストタイム記録によりモチベーションがさらに高まりましたので、この調子をこれからも保ち続けたいと思います。次戦ラリー・メキシコのスタートが待ちきれません。今回、優勝する事ができてもちろん嬉しいのですが、トップを走りながらも昨晩のスーパーSSで、アクシデントにより勝機を失ったティエリー・ヌービルの事を考えると心が痛みます。私も以前、同じような状況を経験したので彼の気持ちはよく分かります。今回の優勝は、正直なところ幸運に助けられた部分もあります。ですので、さらにマシンを速くするため、これからも改良を続けていく必要があるでしょう。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    チームのスタッフは献身的にハードワークを続けてきましたが、自分もその一員として優勝に貢献できたことを誇りに思います。チームにとっては素晴らしいラリーとなりました。私自身は金曜日に大きなミスをしてしまいましたが、その後再出走を果たし、いろいろなテストを行ないながら、多くのSSを走り経験を増やすことができました。今回の経験を次のラリーに生かしたいと思います。

  • 勝田貴元・新井大輝 WRCラリー・スウェーデン(WRC2)で完走

    勝田貴元・新井大輝 WRCラリー・スウェーデン(WRC2)で完走

    TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにて欧州でトレーニング中の勝田貴元・新井大輝が、2月9-12日に開催されたFIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦、ラリー・スウェーデンのWRC2クラスにフォード・フィエスタR5で参戦し、新井、グレン・マクニール組がクラス7位、総合19位、勝田、マルコ・サルミネン組がクラス9位、総合22位で2台揃って完走を果たした。

    昨年夏のWRCラリー・フィンランドに続き、二人にとって二度目のFIA世界ラリー選手権への挑戦となったラリー・スウェーデンは、雪と氷で覆われた路面で行われるラリーとして知られるが、近年は積雪が少なく路面がグラベルと化すステージもあり、従来以上にチャレンジングなラリーとなることもある。2017年のラリー・スウェーデンは、飛距離を計測することで有名なジャンプポイントのコリンズ・クレストを含むステージなど、4日間で合計18本のスペシャルステージ(SS)、総SS距離331.74?で競われ、両選手にとっては運転技術とペースノートのトレーニングに加え、世界レベルのドライバーに求められる集中力と体力面での訓練にもなった。

    両選手は先月もスノーラリーであるArctic Lapland Rally(フィンランドラリー選手権第1戦)に参戦し経験を積んだが、今回のラリーでは、前戦で使用したスノータイヤよりも幅の広い世界選手権用のスノータイヤを使用した。これにより、二人は新しいグリップレベルに慣れることが必要となった。またチャレンジングなスウェーデンのステージの数々で、パンクを避け、スタッドをなるべく残すように走行することも求められた。

    勝田はデイ2にパンクを喫し、ステージ内でのタイヤ交換を余儀なくされたり、スノーバンクへのスタックやスピンなど、様々なアクシデントに見舞われたが、デイ3以降は安定した走りを見せ、コリンズ・クレストではWRCクラスを含めても2番目に長い42mのビッグジャンプで観客を沸かせた。一方、新井はデイ2での2度のスローパンクチャー、デイ3でのスピンやロアアーム損傷など、度重なるトラブルを経験したが、いくつかのステージでは同クラスのトップレベルの選手に引けを取らないタイムを出し、成長を印象づけた。勝田、新井ともに難しいコンディションと新しい挑戦の中、大いに健闘し、また一歩経験を積み重ねた。

    二人は次回、3月16-19日に開催されるイタリアラリー選手権第1戦 Rally Del CioccoへR2車両(フォード・フィエスタ)で参戦する。当プログラムとしては初めてのターマック戦への挑戦となる。

    勝田貴元
    今回も多くの点で勉強になったラリーでした。スウェーデンの道はラップランドの雪道とは同じ雪道でも全く違いました。スノーバンクが少なく、ところどころグラベルになっていて、思った以上に滑りやすかったです。また、WRカーが走った後の道はわだちもきつく、路面の変化が著しかったです。それでも日を追うごとに少しずつコツがつかめてきました。マルコとのコンビネーションも日に日に良くなっています。トラブルはたくさんありましたが、色んな経験をしながらこのラリーを走り切れたことは自信になり、次につながる大きなイベントになりました。

    新井大輝
    色々アクシデントはありましたが、初めてWRCラリーを完走できてうれしいです。雪道とグラベルの混じった道は思った以上にタイヤへの影響が大きく、2度もスローパンクチャーに見舞われました。また、ペースノートは悪くなかったと思いますが、想像以上に路面が滑りやすく、何度かスピンもしてしまいました。ですが、今回の経験で、トラブルが起きたときに自分がどうすれば車をゴールまで運べるかを考え、運転だけでなく自分で車を理解することも重要だと学びました。だんだんリラックスして、自然な運転ができるようになったら良いタイムも出せるようになりました。今後の課題を多く見つけることができた収穫の多いラリーでした。

    ヨウニ・アンプヤ(チーフインストラクター)
    今回のラリーで二人のドライバーが成し遂げた成長をうれしく思います。特にうれしかったのは、2台ともスタート時と変わらない姿で戻ってきてくれたことです。WRCという舞台で、長距離かつ様々な路面を走り切ることは、彼らにとって非常に意味のあることです。両ドライバーとも、経験の少なさから、スノーバンクにスタックしたり、走りが安定しなかったりということはまだありますが、これらは成長のために必要な過程です。今回の長く過酷なラリーは、精神面でも二人を成長させました。彼らは、このスウェーデンの、難しく、体力を消耗させるコンディションの中で集中力を保つことを学んだはずです。

  • 豊田章男社長、WRC復帰2戦目で勝利に「私の想像を超えておりました」

    豊田章男社長、WRC復帰2戦目で勝利に「私の想像を超えておりました」

    TOYOTA GAZOO Racing WRTのチーム総代表を務める豊田章男が、WRC復帰2戦目でのトヨタの優勝への喜びを語った。

    豊田章男(チーム総代表)
    18年ぶりに復帰したFIA世界ラリー選手権、第2戦目にして、優勝することができました。“負け嫌い”のTOYOTA GAZOO Racingですから、私も、その日が来ることを心の底から願っていました。しかし、こんなにも早くその瞬間が訪れることは、私の想像を超えておりました。

    トヨタのWRC復帰を願い続け、その復帰を共に喜び、応援いただけたファンの皆さまのおかげです。ファンの皆さま、応援ありがとうございました。

    ラリーは、ライバルと競い合いながら道を走りきり、完走することが大切です。

    初戦モンテカルロと同じく、今回も、走りきり、戦い抜けたことで、素晴らしい結果を得ることができました。

    雪と氷に覆われた苛酷なスウェーデンの道を全速力で走りきれる力をヤリスに吹き込んでくれた、トミ・マキネン代表以下、エンジニア、メカニック、テストドライバーなどチームの全てのメンバーにも感謝します。

    そして、そのヤリスをゴールまで無事に運び届けてくれた、ヤリ-マティ・ラトバラ選手、ミーカ・アンティラ選手にも感謝いたします。

    また、ユホ・ハンニネン選手、カイ・リンドストローム選手も、一時リタイアとなったものの、メカニック、エンジニアとクルマを直し、そしてその後は今後につなげるための、いろいろなトライをしながら走り切ってくれました。彼らにも感謝いたします。

    このように、今回のこの結果はチーム一丸となったからこそ得られたものだと思います。

    チームのみんな、本当にありがとう。お疲れさまでした。

    先日の発表会の壇上で、マキネン代表とラトバラ選手と“クルマとの対話”について話をしました。

    ラトバラ選手は「運転前に愛を持ってクルマに話しかけ、大切に、そのクルマを運転している」

    マキネン代表からは「クルマを愛しているからこそ、クルマのことがわかる。だから、どうすれば速く走らせられるかがわかる」

    “クルマ愛”に溢れる彼らの言葉は私の想いと全く同じであり、心に響くものでした。

    これからも、彼らと、この想いを共有し続け、ヤリスを、“もっといいクルマ”にしていく戦いをチームのみんなと続けてまいります。今年の13戦を戦い抜いたときに、一番強いクルマになっていたいと思います。

    WRCの道を走り続け、“もっといいクルマ”のために走り続けるTOYOTA GAZOO Racingを、皆さま、引き続き、応援いただければと思います。よろしく、お願いいたします。

  • トミ・マキネン、トヨタ WRC 優勝 「忘れ難き特別な日」

    トミ・マキネン、トヨタ WRC 優勝 「忘れ難き特別な日」

    TOYOTA GAZOO Racing WRTのチーム代表を務めるトミ・マキネンが、新生トヨタのWRC初優勝の喜びを語った。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    「今の気持ちを言葉にするのは簡単ではありません。前戦ラリー・モンテカルロでの2位にも驚きましたが、今回の優勝は予想をはるかに超えたリザルトです」

    「もちろんラッキーな面もありましたが、ヤリ-マティとミーカの素晴らしい戦いと、それを支えた日本、フィンランド、ドイツのすべてのスタッフのチームワークと努力があったからこそ、優勝を成し遂げられたのだと思います。我々を信頼してくれた豊田章男社長をはじめとする、皆さんに感謝します。今日は我々の活動にとって忘れ難き特別な日となりましたが、この勝利に浮かれることなく、今後も開発に力を注ぎ続けます」

    トヨタ WRC 優勝

  • トヨタに優勝をもたらしたヤリ-マティ・ラトバラ 「言葉では言い表せない」

    トヨタに優勝をもたらしたヤリ-マティ・ラトバラ 「言葉では言い表せない」

    WRC 第2戦 ラリー・スウェーデンでトヨタに復帰2戦目で優勝をもたらしたヤリ・マティ・ラトバラが喜びを語った。

    総合首位で最終日を迎えたヤリ-マティ・ラトバラは、SS16、SS17を制した後、最終SSでのパワーステージでも守りに入ることなく、攻めの走りで制し、リードを広げて完璧なカタチでトヨタに18年ぶりの優勝をもたらし、表彰台に君が代を響かせた。

    ヤリ-マティ・ラトバラにとっても2016年のメキシコ以来の勝利となる。

    「アメージングだ! 新しいチーム、新しいマシン、そして2度目のラリーで勝利したことは、驚くべきことだ。この感動は言葉では言い表せない」とマシンを降りたヤリ-マティ・ラトバラはコメント。

    「このパワーステージで僕はトヨタ・ヤリスで、自分のキャリアで過去最高のパワーステージを走った。チャンピオンシップは面白くなってきたね!」

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    「新しいチーム、そして新しいマシンで臨んだWRC 2戦目で優勝する事ができて、本当に嬉しく思います。今日の最後のパワーステージでの走りは、私の今までのキャリアの中でベストなパワーステージだったと思えるほどうまくいきました。良いマシンを準備してくれたチームに心から感謝します。今回の優勝と6本のステージベストタイム記録によりモチベーションがさらに高まりましたので、この調子をこれからも保ち続けたいと思います。次戦ラリー・メキシコのスタートが待ちきれません。今回、優勝する事ができてもちろん嬉しいのですが、トップを走りながらも昨晩のスーパーSSで、アクシデントにより勝機を失ったティエリー・ヌービルの事を考えると心が痛みます。私も以前、同じような状況を経験したので彼の気持ちはよく分かります。今回の優勝は、正直なところ幸運に助けられた部分もあります。ですので、さらにマシンを速くするため、これからも改良を続けていく必要があるでしょう」

    【WRC】 ラリー・スウェーデン:トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが優勝!
    【WRC】 ラリー・スウェーデン:トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが優勝!

  • 【WRC】 ラリー・スウェーデン:トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが優勝!

    【WRC】 ラリー・スウェーデン:トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが優勝!

    2017年 WRC世界ラリー選手権 第2戦 ラリー・スウェーデンが12日(日)に最終日を迎え、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが総合優勝。WRC復帰2戦目でトヨタに初勝利をもたらした。

    18年ぶりにWRCに復帰したトヨタは、開幕戦ラリー・モンテカルロでラトバラが2位表彰台を獲得。オールスノーラリーとして開催されるラリー・スウェーデンでのヤリスWRCのパフォーマンスに期待が高まっていた。

    最終日を首位で迎えたヤリ-マティ・ラトバラは、SS16とSS17を制覇して2位のオット・タナク(Mスポーツ)に20秒差をつけて最終ステージへ。

    SS18でもヤリ-マティ・ラトバラは攻めた走りを見せてトップでフィニッシュ。新生トヨタに初優勝をもたらすと共に、ドライバーズ選手権ランキングでトップに立った。ラトバラ自身も2016年のラリー・メキシコ以来の優勝となる。表彰台では君が代が流れた。また、同じくヤリスWRCのユホ・ハンニネンは、総合23位で完走を果たした。

    2位にはオット・タナク、3位にはセバスチャン・オジェとMスポーツ勢が続いた。

    第3戦 ラリー・メキシコは3月9日(木)〜12日(日)に行われる。

    2017 WRC 第2戦 ラリースウェーデン 結果

    順位 ドライバー チーム タイム
    1 ヤリ‐マティ・ラトバラ TOYOTA GAZOO RACING WRC M 2:36:03.6
    2 オット・タナク M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +29.2
    3 セバスチャン・オジェ M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +59.5
    4 ダニ・ソルド HYUNDAI MOTORSPORT M +2:11.5
    5 クレイグ・ブリーン CITROEN TOTAL ABU DHABI WRT M +2:51.2
    6 エルフィン・エバンス M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +5:26.6
    7 ヘイデン・パドン HYUNDAI MOTORSPORT M +5:31.2
    8 ステファン・ルフェーブル CITROEN TOTAL ABU DHABI WRT   +7:14.7
    9 ポンタス・ティデマンド SKODA MOTORSPORT WRC2 +9:11.1
    10 テーム・スニネン M-SPORT WORLD RALLY TEAM WRC2 +10:02.9
  • トヨタ:ヤリ-マティ・ラトバラが総合首位 / WRCスウェーデン デイ3

    トヨタ:ヤリ-マティ・ラトバラが総合首位 / WRCスウェーデン デイ3

    2月11日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの競技3日目となるデイ3がスウェーデンのトルスビューを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTからヤリスWRCで出場のヤリ-マティ・ラトバラがトップに立った。

    また、前日リタイアのユホ・ハンニネンは、修復されたマシンでラリー2規定に基づき再出走を果たし、総合23位でデイ3を走り終えた。

    ラリー・スウェーデンのデイ3は、トルスビューのサービスパークの東側エリアで6本のフォレストステージを走行し、その後カールスタードでのスーパーSSを経てサービスパークに戻るという日程。全部で7本、計125.38kmのSSが予定されていたが、SS9の平均速度があまりにも高すぎたため、その再走ステージとなるSS12はキャンセルされることになった。前日のデイ2で2位につけていたラトバラは、スタッドタイヤの摩耗に苦しみながらも2位を堅守し、最終のスーパーSSに臨んだ。そのスーパーSSでは総合1位を走行していた選手がクラッシュによりリタイア。その結果ラトバラは首位に浮上し、ラリーリーダーとして明日の最終日を迎えることになった。ただし2位とのタイム差は3.8秒と僅差のため、明日は激戦が予想される。また、また、再出走を果たしたハンニネンは、SSでヤリスWRCの新しいセッティングを試すなどチームに貢献。前日よりも大きく順位を上げて1日を終えた。

    競技最終日となる明日12日(日)のデイ4のSSは全部で3本。早朝、トルスビューの北側で21.19kmのSSを2回走行し、その後正午過ぎにトルスビューで16.43kmのパワーステージを走って競技は終了する。SSの合計距離は58.81km、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は207.78km。競技終了後、午後1時からトルスビューで予定されている表彰式でラリーは閉幕する。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今日は1日の最後に大きなドラマがありました。我々がトップに立ったことには驚きましたが、最終SSでアクシデントにより首位の座を失った選手の無念さは、私もよくわかります。ヤリ-マティは1日を通してライバルと上位を争いましたが、明日はさらに激しい戦いとなるでしょう。どのように戦うべきか判断に迷いますが、きっとヤリ-マティは最後まできちんと走りきる事を優先すると思います。ユホは、今後に向けてのテストを実施しながら今日1日を走りましたが、彼のおかげで有効なフィードバックを得ることができました。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    昨日に続き、今日も良い1日となりました。マシンはごく小さな問題こそ生じましたが、特に大きなトラブルはありませんでした。コース上に降り積もった雪で路面はかなり滑りやすく、特にダウンヒルセクションでは、パンクをしたのではと錯覚するほど、コントロールが難しく感じられました。午前中はスペアタイヤを2本搭載して走ったのですが、ロングコーナーでオーバーステアが強く感じられ、スペアタイヤを1本しか搭載していなかったライバルに対し苦戦しました。1本積みに変更した午後はペースを上げることができましたが、スタッドタイヤの摩耗に苦しみタイムを失ってしまいました。とはいえ、マシンもチームも日々どんどん良くなっています。明日の最終日はとても重要な1日なので、ベストを尽くして戦いたいと思います。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    昨日のリタイアによってトップ争いに加わることが難しくなったので、今日は少しアプローチを変えて走りました。長い距離を走ったことで経験値をさらに高めることができましたし、いくつか有益なテストも行ないました。今年は自分たちにとって学習の1年ですので、各イベントへの出場を通してできるだけ多くの事を吸収し、成長できればと思っています。

    【WRC】 ラリー・スウェーデン 3日目:トヨタのラトバラが首位に浮上
    WRC ラリー・スウェーデン 速報

  • 【WRC】 ラリー・スウェーデン 3日目:トヨタのラトバラが首位に浮上

    【WRC】 ラリー・スウェーデン 3日目:トヨタのラトバラが首位に浮上

    2017年 WRC 第2戦 ラリー・スウェーデンが3日目を迎え、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが総合首位に浮上した。

    デイ3は、サービスパークが置かれるトルスビューの東側エリアに広がる森林ステージが戦いの中心。SS9〜15の7本だったが、SS9終了後にステージの平均速度を調査した結果、安全に問題があるとしてSS12がキャンセルとなった。

    SS14まで首位に立っていたティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が、コースオフしてクラッシュ。ステアリングを破損してリタイアした。

    これにより、ヤリ-マティ・ラトバラが首位でデイ3を終えた。2番手には3.8秒差でオット・タナク、3番手にはトップから16.6秒差でセバスチャン・オジェとMスポーツ勢が続いている。

    トヨタのユホ・ハンニネンは23番手でデイ3を終えた。

    2017 WRC 第2戦 ラリースウェーデン デイ3 結果

    順位 ドライバー チーム タイム
    1 ヤリ‐マティ・ラトバラ TOYOTA GAZOO RACING WRC M 2:04:59.3
    2 オット・タナク M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +3.8
    3 セバスチャン・オジェ M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +16.6
    4 ダニ・ソルド HYUNDAI MOTORSPORT M +1:39.5
    5 クレイグ・ブリーン CITROEN TOTAL ABU DHABI WRT M +2:04.5
    6 エルフィン・エバンス M-SPORT WORLD RALLY TEAM M +3:44.7
    7 ヘイデン・パドン HYUNDAI MOTORSPORT M +5:00.2
    8 ステファン・ルフェーブル CITROEN TOTAL ABU DHABI WRT   +5:37.0
    9 ポンタス・ティデマンド SKODA MOTORSPORT WRC2 +6:36.7
    10 テーム・スニネン M-SPORT WORLD RALLY TEAM WRC2 +7:52.9
  • トヨタ:ヤリ-マティ・ラトバラが総合2位 / WRCスウェーデン デイ2

    トヨタ:ヤリ-マティ・ラトバラが総合2位 / WRCスウェーデン デイ2

    2月10日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの競技2日目となるデイ2がスウェーデンのトルスビューを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTからヤリスWRCで出場のヤリ-マティ・ラトバラは総合2位につけた。また、同じくヤリスWRCを駆るユホ・ハンニネンは、SS5でアクシデントによりフィニッシュ後リタイアとなったが、マシンを修復し明日の再出走を目指す。

    ラリー・スウェーデンのデイ2は、スウェーデンとノルウェーの両国で7本、計145.65kmのSSが行なわれた。前日のデイ1でベストタイムを記録し首位に立ったラトバラは、デイ2でもベストタイムを記録し一時はトップに立ったが、最終的には2位でデイ2を走り終えた。一方、手堅い走りで9位につけていたハンニネンは、SS5 のフィニッシュ直前で走行ラインを乱しコースオフ。その際、立ち木に激突しマシンのフロントまわりを破損してしまった。ハンニネンはSS5を最後まで走りきったが、ダメージがエンジンに及ぶことを避けるため、以降の走行を断念した。

    明日、2月11日(土)のデイ3は、サービスパークが置かれるトルスビューの東側エリアに広がる森林ステージが戦いの中心となる。SSは全部で7本、その合計距離は125.38km。リエゾンを含めた総走行距離は575.99kmに達する。SS11とその再走ステージであるSS14「ヴァルゴセン」は、有名なコリンズクレストのビッグジャンプで知られる。飛距離は最大40m以上に達するなど、WRCの中でも1、2を争うスペクタクルなジャンプだ。また、1日の最後にはカールスタードの屋外アリーナで、2回目のスーパーSSが予定されている。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    2位という本日のヤリ-マティの結果はもちろん嬉しいですが、本当に大変なのはこれからです。明日は路面コンディションが今日よりもさらに均衡化し、皆が同じような条件で走ることになると思いますので、我々の真の力が試される1日となるでしょう。ここまでのところ、マシンの信頼性とパフォーマンスには満足しています。小さなミスでユホはリタイアとなってしまいましたが、マシンを修復し明日彼を再びコースに送り出したいと思います。我々にとって今年は学習の1年であり、アクシデントもその過程のひとつなのです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    今日は、概ね満足のいく1日でした。最初のSSを走り終えた後、自分たちでセッティングを微調整したところ、マシンのフィーリングが好転しました。1日を通して良い走りをできたと思いますが、唯一、SS7だけは上手く走れませんでした。その同じステージをSS4として午前中に走った時は良かったのですが、再走となった午後のSS7ではなぜか自信を失い、力が入り過ぎてタイムをかなり失いました。それでも今日の結果には満足しています。マシンはほぼ完璧なので、明日のデイ3も集中力を切らさず戦い抜くつもりです。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    今朝はスローなコーナーでタイムを失っていた感じがしたので、サービスでマシンのセッティングを変更したところ、午後は走りがかなり良くなりました。そのため自信を持ってドライブしていたのですが、SS5の終わりでコーナリングラインが乱れ、マシンのフロントセクションを木にヒットして大きなダメージを負ってしまいました。ステージは走りきれたのですが、冷却系が破損していたので、エンジンを守るために走行を止めました。もし可能ならば明日再出走して、できるだけ多く経験を積み重ねたいと思います。

    【WRC】 ラリー・スウェーデン 2日目:ティエリー・ヌービルが首位に浮上
    【WRC】 ラリー・スウェーデン 2日目:ティエリー・ヌービルが首位に浮上