カテゴリー: WRC (世界ラリー選手権)

  • 【WRC】 ラリー・フィンランド 結果:トヨタのエサペッカ・ラッピが優勝!

    【WRC】 ラリー・フィンランド 結果:トヨタのエサペッカ・ラッピが優勝!

    WRC 世界ラリー選手権 第9戦 ラリー・フィンランドが30日(日)に最終日を迎え、トヨタのエサペッカ・ラッピが初優勝を成し遂げた。

    最終日は、ユバスキュラのサービスパークを中心に、4本のSSが行われた。そのうち、SS23の再走ステージであるSS25「オイッティラ-2」は、トップ5タイムを刻んだ選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定。4本のSSの合計距離は33.84km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は202.90km。

    優勝はトヨタのエサペッカ・ラッピ。第6戦ラリー・ポルトガルからトヨタの3台目を走らせたエサペッカ・ラッピは、WRCでの4戦目にして初優勝を達成。トヨタにとっては復帰後2勝目。

    2位にはエルフィン・エバンス(Mスポーツ)、3位には0.3秒差でユホ・ハンニネン(トヨタ)がキャリア初表彰台を獲得した。

    前日にリタイアを強いられたヤリ-マティ・ラトバラは、最終日にラリーに復帰し、総合21位で終えた。

    2017 WRC 第9戦 ラリーフィンランド 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC 2:29:29.9
    2 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC +36.0
    3 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +36.3
    4 テーム・スニネン フォード フィエスタWRC +1:01.5
    5 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC +1:22.6
    6 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +1:33.1
    7 オット・タナク フォード フィエスタWRC +1:53.6
    8 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC +3:12.6
    9 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +4:11.5
    10 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC +4:21.2
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第9戦 ラリー・フィンランド 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第9戦 ラリー・フィンランド 3日目レポート

    7月29日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技3日目デイ3が、フィンランドのユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合1位の座を守り、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)は総合3位に順位を上げた。

    なお、デイ2で総合2位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、連続でSSベストタイムを記録して首位に浮上するも、SS19でメカニカルトラブルによりストップ。チームはサービスパークでクルマを修理し、明日のデイ4での再出走を目指す。

    デイ3は全部で8本のグラベル(未舗装路)SSが設定され、2位につけていたラトバラはオープニングステージのSS14からSS18にかけて、5ステージ連続でベストタイムを記録。SS15でラッピを抜き首位に立った。しかしSS19「オウニンポウヤ-2」で、クルマにトラブルが発生し、ラトバラはコース上でストップ。S19でベストタイムを刻んだラッピがふたたびトップに立ち、前日に続きラリーリーダーとして1日を締めくくった。また、前日5位のハンニネンはSS16で3位にポジションアップ。さらに、SS19ではラトバラの脱落もあり2位に順位を上げた。その後3位にポジションを下げたが、2位との差は4.3秒と小さいため、明日の最終日はチームの1-2フィニッシュを目標に戦う。

    競技4日目最終日となる7月30日(日)のデイ4は、ユバスキュラのサービスパークを中心に、4本のSSが行われる。そのうち、SS23の再走ステージであるSS25「オイッティラ-2」は、トップ5タイムを刻んだ選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定されている。4本のSSの合計距離は33.84km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は202.90kmとなっている。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    ヤリ-マティは本当に速く、ホームラリーで優勝目指して戦っていたので、彼のクルマにトラブルが起きて本当に残念ですし、申し訳なく思います。いったい何が起こったのか、現在原因を調査しています。問題は電気系で恐らくマイナートラブルですが、今まで発生したことがない問題なので、徹底的に究明し再発防止に力を注ぎます。現在、2台が表彰台を狙える位置につけ、1台はラリーをリードしています。エサペッカは素晴らしい仕事をしているので、明日はこのまま最後まですべてがうまく行くことを願っています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    今朝は最初のステージからクルマのフィーリングが良く、楽しんでドライブしていました。オウニンポウヤのSSの2回目も、はじめは素晴らしい感触でしたが、突然クルマが止まってしまい、我々は何もすることができませんでした。信じられないような出来事ですが、これもモータースポーツの一部です。我々のチームはまだ若いので、こういったことも起こりえますし、そこから学ぶことが大切です。まずは原因を追及してきちんと直し、そして明日は再出走してパワーステージで最高の走りをしたいと思います。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    午前中はとても調子が良く、うまく走ることができましたが、午後は簡単ではありませんでした。今日の最後のSSは終盤道幅がとても狭く、少し慎重に走りすぎてしまいました。もっと果敢に行くべきでした。とはいえ、私たちは良い位置につけています。前後のライバルとのタイム差は少ないので、明日は2位に狙いを定めて戦います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    ラリーをリードする立場になり驚いていますが、ヤリ-マティのことを考えると複雑な気持ちです。彼は素晴らしい走りをしていました。大きなリスクを負わない限り彼に追いつくことは不可能でしたし、そのつもりもありませんでした。コース上で止まっているヤリ-マティを追い越す時に、少しだけ速度を緩めました。タイム差がある状態でラリーをリードした経験がありますので、どのようにリードを保つべきか理解しているつもりです。集中力を高め、気持ちをクリアにし、そして明日に備えて今晩はしっかりと睡眠をとろうと思います。

    関連:【WRC】 ラリー・フィンランド 3日目:エサペッカ・ラッピが首位をキープ

  • 【WRC】 ラリー・フィンランド 3日目:エサペッカ・ラッピが首位をキープ

    【WRC】 ラリー・フィンランド 3日目:エサペッカ・ラッピが首位をキープ

    WRC 世界ラリー選手権 第9戦 ラリー・フィンランドが29日(土)に3日目を迎え、トヨタのエサペッカ・ラッピが総合首位に浮上をキープした。

    競技3日目は、ユバスキュラのサービスパークを中心に、8本のSSが行われた。そのうちSS16およびSS19の「オウニンポウヤ」は、ラリー・フィンランドを、そしてWRCを代表する伝説的なハイスピードステージ。8本のSSの合計距離は132.34km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は573.55km。

    3日目を終えて、トヨタのエサペッカ・ラッピが総合首位をキープ。2番手にはテーム・スニネン(Mスポーツ)、3番手はユホ・ハンニネン(トヨタ)が続いた。

    途中、総合首位に立っていたヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)は、SS19でリタイアとなった。

    2017 WRC 第9戦 ラリーフィンランド 3日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC 2:13:02.7
    2 テーム・スニネン フォード フィエスタWRC +49.1
    3 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +53.4
    4 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC +54.7
    5 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC +1:16.9
    6 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +1:31.6
    7 オット・タナク フォード フィエスタWRC +2:07.5
    8 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC +2:59.1
    9 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +3:54.0
    10 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC +4:23.6
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第9戦 ラリー・フィンランド 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第9戦 ラリー・フィンランド 2日目レポート

    7月28日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技2日目デイ2が、フィンランドのユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合1位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合2位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合5位となった。

    デイ2を迎えたラリー・フィンランドは、本格的なグラベル(未舗装路)ステージが始まり、WRC屈指のハイスピードコースで早朝から激しい戦いが続いた。午前中のSSでは難コースのSS4「ユコヤルビ-1」で多くのトップドライバーがトラブルやアクシデントに遭遇し、上位争いから脱落した。そのような状況で、ラトバラはSS3でベストタイムを記録。そして波乱のSS4でトップに立ち、以降SS9まで首位を守り続けた。しかし、デイ2で合計8本のベストタイムを刻んだラッピが、SS10でラトバラに代わって総合1位となり、ラトバラとの1-2体制でデイ2を締めくくった。また、ハンニネンはスピードと安定性のバランスがとれた巧みな走りを続け、4位と6.1秒差の5位で明日のデイ3に臨む。

    競技3日目となる7月29日(土)のデイ3は、ユバスキュラのサービスパークを中心に、8本のSSが行われる。そのうちSS16およびSS19の「オウニンポウヤ」は、ラリー・フィンランドを、そしてWRCを代表する伝説的なハイスピードステージである。8本のSSの合計距離は132.34km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は573.55kmとなっている。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    チームにとって本当に素晴らしい1日でした。私は他のチームの選手と接戦になると予想していたのですが、私たちにとってのホームイベントであることを考慮しても、我々の3名のドライバーのスピードは目覚ましかったと思います。特に、ラリーをリードする立場となったエサペッカの速さは印象的でした。選手たちはみな、自信を持って走り運転を楽しんでいます。ですので、選手たちには各自なすべきことをしてもらうだけです。何も心配はしていません。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    エサペッカはいつも本当に速いドライバーですが、これほどとは思っていませんでしたし、我々がトップ2でデイ2を終えることができるとも予想はしていませんでした。クルマはとてもバランスが良く、自分自身のドライビングにも満足しています。ヤリスWRCは、まさにラリー・フィンランドで使われているような道で開発されたので、少しアドバンテージがあるかもしれません。良いクルマがあり、何も問題が起こらなければ、運転だけに集中することができます。大きなリスクを負わないように心がけながら、自信を持ってラリーを戦っていきます。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    非常によい感触が得られた一日でした。ハイスピードセクションやジャンプにおいても、クルマのハンドリングは非常に良かったです。午前中のステージでは、タイヤのグリップ力が頻繁に変わるなど難しいコンディションだったので100%の自信を持って走ることができませんでしたが、午後には改善されタイムも良くなりました。また、クルマが岩に当たりサスペンションにダメージを受ける場面もありましたが、幸いにもそれほど大きなタイムロスなく1日を終えることができました。明日もこの調子で頑張ります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    まさか、ラリー・フィンランドでトップに立てるとは思っていませんでした。WRカーでこのラリーに出るのは子供の頃からの夢だったので、信じられない気持ちです。ここまでのところミスをすることなく、とてもうまく走ることができていますし、クルマも完璧だったので自分の力を全て出しきることができました。ただし、大きなリスクを負ってまでヤリ-マティと戦うつもりはありません。素晴らしい観客が応援してくれる中、ラリーをリードするのは特別な気分です。

    関連:【WRC】 ラリー・フィンランド 2日目:ラップが首位でトヨタが1-2体制

  • 【WRC】 ラリー・フィンランド 2日目:ラッピが首位でトヨタが1-2体制

    【WRC】 ラリー・フィンランド 2日目:ラッピが首位でトヨタが1-2体制

    WRC 世界ラリー選手権 第9戦 ラリー・フィンランドが28日(金)に2日目を迎え、トヨタのエサペッカ・ラッピが総合首位に浮上。2番手にもヤリ‐マティ・ラトバラが続き、トヨタが1-2体制を築いた。

    競技2日目となる7月28日(金)のデイ2は、ユバスキュラのサービスパークを中心に、12本のSSが行われた。SSの多くは、これまでに何度も使われてきた「クラシックステージ」で、ビッグジャンプで有名なウーリアや、ユコヤルビといった名物SSも走行。

    1日の最後には、SS1と同じコースを使用するユバスキュラの市街地SS、ハルユ2。12本のSSの合計距離は145.71km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は641.03kmとなっている。

    2日目のトップに立ったのはエサペッカ・ラッピ(トヨタ)、2番手には4.4秒差でチームメイトのヤリ-マティ・ラトバラ、3番手にはテーム・スニネン(Mスポーツ)が続き、地元フィンランド勢が上位を占めている。

    トヨタのユホ・ハンニネンは5番手につけている。

    2017 WRC 第9戦 ラリーフィンランド 2日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC 1:11:36.4
    2 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC +4.4
    3 テーム・スニネン フォード フィエスタWRC +19.0
    4 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC +33.0
    5 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +39.1
    6 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC +45.0
    7 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC +45.1
    8 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +58.0
    9 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC +1:07.6
    10 オット・タナク フォード フィエスタWRC +1:50.2
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第9戦 ラリー・フィンランド 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第9戦 ラリー・フィンランド 初日レポート

    7月27日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドが、フィンランドのユバスキュラで開幕。競技初日デイ1として、SS1がユバスキュラの市街地コースで行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合7位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合13位となった。

    WRCを代表するハイスピード・グラベル(未舗装路)イベントであるラリー・フィンランドは、多くの名物SSによって構成される。そして、27日の午前中には、連続ジャンプで有名なルイヒマキのステージでシェイクダウンが行なわれ、3名のドライバーはラリー本番に向けてクルマの最終的なセッティングを確認した。夜7時からは、ユバスキュラ市街地の舗装路と公園内の未舗装路を組み合わせた特設コースでSS1「ハルユ」が行なわれた。コースの全長は2.31kmと短く、道幅が狭くスピードも低いため、ラリー・フィンランドの他の高速ステージとは性格が大きく異なるが、それでもSSは大勢のファンの熱気に包まれ、素晴らしい雰囲気のなかラリーが開幕した。

    競技2日目となる7月28日(金)のデイ2は、ユバスキュラのサービスパークを中心に、12本のSSが行われる。SSの多くは、これまでに何度も使われてきた「クラシックステージ」で、ビッグジャンプで有名なウーリアや、ユコヤルビといった名物SSも走行する。そして1日の最後には、SS1と同じコースを使用するユバスキュラの市街地SS、ハルユ2が予定されている。12本のSSの合計距離は145.71km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は641.03kmとなっている。

    トム・フォウラー (チーフ・エンジニア)

    朝のシェイクダウンは、エンジンのセッティングがこのラリーに最適化されているかどうかの確認が主なテーマでしたが、とてもうまく行きました。ユホのクルマはシケインの藁の塊に当たりましたが、サービスパークで修復し、予定していた作業をすべて終えることができました。夜のSS1はグラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)が混ざる特殊なコースで、所々道が非常に狭く、このラリーの他のSSとはコースの性格が大きく異なりました。そのためドライバーたちは明日からの本格的な戦いに備えて、注意して走行しました。明日からのスピードの高いステージに向けてクルマをうまく仕上げることができたので、自信を持っています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    SS1のハルユは、いつも難しく感じるSSです。最初のコーナーへの進入速度が速すぎて、ギアがあいませんでした。その結果、少しタイムをロスしたと思います。しかし全体として見れば、クルマを何かに当てるようなこともなく、良いスタートを切れたと思います。SSには大勢のファンが集まり、素晴らしい気分でラリーを始めることができました。明日の金曜日は天気が良くなりそうですが、土曜日は雨が降りそうです。きっと興味深い週末になるでしょう。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    今朝のシェイクダウンでは、シケインでブレーキのタイミングがやや遅れ、藁を束ねたバリアにクルマが当たってしまいました。私のミスですが、幸いにもクルマに大きなダメージはありませんでした。SS1は気負わず落ち着いて走りましたが、クルマのフィーリングはとても良く、うまくまとめられたと思います。フィンランド人であっても特別なアドバンテージはないと思いますが、精一杯走ります。明日からの本格的なSSを楽しみにしています。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    SS1では前に走ったクルマがシケインにぶつかったためか、シケインのバリアが動いて隙間が狭くなり、私はクルマのタイヤをバリアに当ててしまいました。そのせいでサスペンションのジオメトリーセッティングが少しずれてしまったようです。あまり良いスタートにはなりませんでしたが、我々のクルマは乗りやすくとても良いフィーリングなので、大きな問題にはならないと思います。

  • 【WRC】 ラリー・フィンランド:オット・タナクが初日のトップ

    【WRC】 ラリー・フィンランド:オット・タナクが初日のトップ

    WRC 世界ラリー選手権 第9戦 ラリー・フィンランドが27日(木)に開幕。競技初日としてSS1が行われ、オット・タナク(Mスポーツ)がリードを築いた。

    午前中のシェイクダウンを経て、夜7時からユバスキュラ市街地の舗装路と公園内の未舗装路を組み合わせた特設コースでSS1「ハルユ」が行なわれた。

    ベストタイムはオット・タナクの1分44秒1。2番手には1.1秒差でティエリー・ヌービル、3番手にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタ勢は、ヤリ-マティ・ラトバラが5番手、ユホ・ハンニネンが7番手、エサペッカ・ラッピが13番手で初日を終えた。

    2017 WRC 第9戦 ラリーフィンランド 初日

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 オット・タナク フォード フィエスタWRC 1.44.1
    2 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +1.1
    3 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC +1.5
    4 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC +1.6
    5 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC +2.2
    6 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC +2.5
    7 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +2.7
    8 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC +3.0
    9 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC +3.1
    10 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +3.5
  • 【WRC】 ラリー・フィンランド:クリス・ミークがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・フィンランド:クリス・ミークがシェイクダウン首位

    WRC 世界ラリー選手権 第9戦 ラリー・フィンランドのシェイクダウンテストが27日(木)に行われ、シトロエンのクリス・ミークがトップタイムを記録した。

    例年、ラリー・フィンランドはWRCの中で最もSSの平均速度が高いラリーであり、かつては北欧の選手以外は勝てないとさえ言われた難易度の高いグラベル(未舗装路)ラリー。シェイクダウンは、ユバスキュラから東に30kmほどに位置するルーヒマキで行われた。

    トップのクリス・ミースは、2分14秒3を記録。2番手にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、3番手にはオット・タナク(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタ勢は、ヤリ-マティ・ラトバラが4番手、エサペッカ・ラッピが10番手タイムを記録。ユホ・ハンニネンは、マシンをヒットさせ、1回目の走行でしかタイムを記録できなかった。

    2017 WRC 第9戦 ラリーフィンランド シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC 2:14.3
    2 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC 2:14.4
    3 オット・タナク フォード フィエスタWRC 2:14.8
    4 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC 2:14.9
    5 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC 2:15.2
    6 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC 2:15.3
    7 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC 2:15.6
    8 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC 2:15.6
    9 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC 2:15.8
    10 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC 2:16.0
  • 【WRC】 トヨタ、マイクロソフトと新たなWRC観戦体験サービスを提供

    【WRC】 トヨタ、マイクロソフトと新たなWRC観戦体験サービスを提供

    TOYOTA GAZOO Racingは、WRCにおけるテクノロジー・パートナーであるマイクロソフトのクラウド「Microsoft Azure」を活用し、全く新しいWRC観戦体験サービス「EchoCam(エコーカム)」を来週開催されるラリー・フィンランドで提供する。

    EchoCamは、“ファンの皆様とヤリスWRCがつながること(コネクティッド)” をコンセプトにしたサービスである。

    ファンが、幾つかのSS(スペシャルステージ)に設置されたEchoCamブースにて、目の前を走り抜けるヤリスWRCをスマートフォンで撮影し、写真をEchoCamウェブサイトに投稿すると、走行中のヤリスWRC側からファンを撮影した動画がプレゼントされる。

    参戦する3台のヤリスWRCには、ファンを撮影する専用のオンボードカメラが設置されており、ファンが撮影した写真のタイムコードに基づいて動画が生成される。

    ※EchoCamブースの場所については、EchoCamウェブサイトとTOYOTA GAZOO Racing WRTのSNSアカウントで後日お知らせする。

    TOYOTA GAZOO Racingは、今後も引き続きマイクロソフトの技術を用いた、ヤリスWRCのデータ分析プラットフォームの開発、チーム活動の情報共有システムの活用と共に、ITを活用した新しいモータースポーツの楽しみ方をファンに提供していきたいと考えている。

    トヨタ マイクロソフト EchoCam

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第9戦 ラリー・フィンランド プレビュー

    【WRC】 トヨタ:WRC 第9戦 ラリー・フィンランド プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、7月27日(木)から30日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#12号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。ラリーの中心地となるユバスキュラはチームの本拠地から近く、ホームイベントと呼べる一戦で最良の結果を得るべく、チームは万全の準備を整え戦いに備える。

    例年、ラリー・フィンランドはWRCの中で最もSSの平均速度が高いラリーであり、かつては北欧の選手以外は勝てないとさえ言われた、難易度の高いグラベル(未舗装路)ラリーである。コースは全体的に非常に高速で、道幅は広く路面も滑らかで硬く引き締まっているため、選手たちはストレスを感じることなく走ることができる。しかし、道のすぐ横には木々が迫るため、ほんの少しのミスも許されない。そして「クレスト」と呼ばれる小さな丘を越える際にクルマのタイヤは地面を離れ、数十メートルも飛ぶようなビッグジャンプも現れる。そのためドライバーは、左右方向だけでなく、上下方向の動きにも注意してクルマをコントロールしなければならない。

    サービスパークが置かれるフィンランド中部の町、ユバスキュラはチームの本拠地からも近く、チームを率いるトミ・マキネンはこの母国イベントで4回優勝経験がある。ラトバラはこれまでに2010年、2014年、2015年と計3回表彰台の中央に立った。ハンニネンは2014年と2015年と2年連続で総合6位入賞を果たし、ラッピは2014年と2015年に総合8位となり、サポートシリーズであるWRC2としては2年連続優勝を達成した。3台のヤリスWRCのドライバーおよびコ・ドライバーが全員フィンランド人のチームにとって、特別な一戦であり、今シーズン最高の結果を得るべく入念な事前テストを実施してきた。

    ラリーは7月27日(木)の夜、ユバスキュラ市街地が舞台となるハルユのSSでスタート。翌日の28日(金)から本格的なグラベルSSが始まり、選手たちは有名で伝統あるステージを含む多くのSSを走行する。競技最終日となる30日(日)は、最終ステージのSS25がボーナスの選手権ポイントがかかるパワーステージに設定され、最後の最後まで高い緊張感が保たれる。SSの数はトータル25本でその合計距離は314.20km。リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は1425.96kmとなっている。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    フィンランドは、私たちにとって特別な意味を持つホームイベントです。選手は自信に満ち溢れていますので、私も安心しています。我々はフィンランドのステージで多くの経験を積み重ねてきたので、ラリーへの準備は整っていると思います。一方で、クルマは絶えず進化しており、常に新しいことを発見しています。ラリー・フィンランドは、我々にとって素晴らしい経験となるでしょうし、ステージでは多くのファンの皆さんにお会いできるでしょう。ヤリ-マティはこのラリーで勝つ方法を知っており、ユホは速くて経験豊富です。そしてエサペッカは若くてハングリーと、我々には素晴らしいドライバーが揃っています。力強い戦いをしてくれることを期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    モンテカルロと同じように、フィンランドは誰もが勝ちたいと思っているラリーです。特に、フィンランド人ならば、なおさらです。もちろんプレッシャーは感じますが、それはポジティブな意味でのプレッシャーです。今回の私の目標は、言うまでもなく優勝です。ラリーを前に4日間のテストを行ない、クルマのさらなる進化を確認しました。自信はありますが、フィンランド人にとって地元イベントであるというアドバンテージはもはやないと思います。今や多くのSSが毎年使われているため、フィンランド人以外の選手も、充分な経験を持っているからです。激しい戦いになるでしょう。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    フィンランドは他のどのイベントよりも多くの経験があるラリーなので、自信はあります。特定の目標を立てるつもりはありませんが、最初の段階から全力でアタックし、どれぐらい良いポジションでフィニッシュできるのかを見極めるつもりです。フィンランドはとにかくハイスピードなラリーなので、徐々にスピードを上げていくような戦いは通用しません。最初のコーナーから思いきり攻めるしかないのです。事前のテストでは主にサスペンションの改善に力を入れ、良いフィーリングを得られました。フィンランドの未舗装路は雨で濡れると硬く締まる性質があります。テストの初期には降雨がありましたが、ラリーでも雨の可能性はあるので有益なテストになりました。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    ワールドラリーカーで初めてホームイベントを戦うことになり、とても興奮しています。完璧な戦いができれば表彰台に上がることも充分可能だと思いますが、例年フィンランドは僅差の戦いとなるため、何もトラブルなく走る必要があります。空力性能とエンジン性能の高さは我々のクルマの強みなので、ハイスピードなフィンランドの道との相性は良いはずです。ワールドラリーカーのスピードはとても速く、以前に他のクルマで出場した時よりもはるかに高速で走ることになるため、コ・ドライバーもペースノートをさらにはやく読み上げる必要があります。コ・ドライバーのヤンネにとっても、きっと大きな挑戦になるでしょう。