カテゴリー: WRC (世界ラリー選手権)

  • 【WRC】 シトロエン:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド レポート

    【WRC】 シトロエン:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド レポート

    2017年の世界ラリー選手権(WRC)第8戦 ラリーポーランドは、シトロエン・トタル・アブダビWRTのステファン・ルフェーブル/ギャビン・モロー組が総合5位に入賞、チーム最上位でフィニッシュを果たした。さらにアンドレアス・ミケルセン/アンデルス・ヤーゲル組は総合9位、クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン組は総合11位と、チームからエントリーした3台すべてがラリーを走り切った。

    競技最終日となる3日目は、ふたつのステージを2回走行する構成で行われました。前日夜には小雨が降っていましたが、この日の朝、クルーがサービスを出発する頃には再び雨が降り始め、コンディションが特に厳しくなることが予想された。

    オジシュのステージを走り切ったシトロエン・トタル・アブダビWRTの各クルーは、この予想が当たっていることを痛感した。道はかなり滑りやすく、十分な自信を持ってプッシュすることは不可能だった。

    パプロトキの1回目の走行は、ドラマの連続だった。ハードに攻めていたミケルセンはコーナーでのブレーキが遅れてオーバーランし、トヨタのユホ・ハンニネンに10番手の座を明けわたすことになった。一方のルフェーブルは、フェンスとの接触や、ステージ途中で木の杭がマシンのラジエーターグリルに引っかかるなどのトラブルを抱えながらも、このステージで3番手タイムをマークした。

    パプロトキでMスポーツのオット・タナクがリタイアしたことで、シトロエンのドライバーたちは順位をひとつずつ上げ、2回目のオジシュを迎えた。このSS22で3番手タイムをマークしたミケルセンは、ハンニネンとの差を4秒以下にまで詰めることに成功した。

    このため勝負の行方はすべて、最終SSであるパワーステージの結果に委䛽られることとなった。18.68kmのSSで、ミケルセンはハンニネンに対し14.2秒差をつけて総合9位に浮上。ルフェーブルも、ミケ
    ルセンにわずか1秒遅れの好タイムをマークし、さらに順位をひとつ上げてWRCでの自己ベストタイ(2016年モンテカルロ)のリザルトを収めた。

    金曜日の午前中にメカニカルトラブルを抱えて順位を下げていたブリーンは、11位まで順位を取り戻してフィニッシュを果たした。3日目は1番手でステージを走行することになったブリーンだったが、この先のラリーに向けて貴重な経験をんだ。

    チームはこの後すぐ、第9戦ラリーフィンランド(7月27〜30日)に向けた準備を行います。フィンランドには、クリス・ミーク、クレイグ・ブリーン、ハリ・アル‐カシミという布陣で臨む。

    イブ・マトン(シトロエン・レーシングチーム代表)

    「私たちは、今回のラリーをシーズンの新たな章の始まりと捉えていました。シトロエン C3 WRCに施したアップグレードには明らかに効果がありました。難しい天候のため、すべてのSSでその効果を表すことはできませんでしたが、3台のマシンが再出走システムを使うことなくラリーを完走したので、エンジニアたちは多くのデータを活用し
    て、今後の車両開発につなげることができます。ルフェーブルがシトロエン C3 WRCで初めて5位入賞を果たしたことも、大変うれしく思います。まだトップレベルでの経験が浅いなかで、彼のポテンシャルが裏付けられました。この週末、必死で取り組んでくれたチームのみんなが、素晴らしい仕事をしてくれた結果だと思います」

    ステファン・ルフェーブル

    「シーズンの滑り出しは、かなり厳しい内容だったので、チームのみんなにとって士気が高まるリザルトです。いつでも自分を支え続けてくれたチーム、自分のキャリア最上位のリザルトを得るため後押ししてくれたエンジニアたちに、感謝したいです。グリップがあれ䜀、プッシュできる大きな自信を感じていました。次の2戦には参戦しませんが、いい兆しをつかんで休息を迎えることができます!」

    アンドレアス・ミケルセン

    「再走するSSでは、グリップが良くなり楽しめるようになりました。パワーステージで好タイムを出していいかたちでラリーを終えることができてうれしいです。第10戦のラリードイチェラント出場に向けて、C3 WRCをターマックでテストするのを楽しみにしています」

    クレイグ・ブリーン

    「この週末は自分のキャリアのなかでも最も難しいものになりました。とにかくフィニッシュできたことがうれしいです。ラリー中もマシンを改善させるため、必死で取り組んでいましたが、心から自信を感じられるようにはなりませんでした。フィンランド前にはテストを予定しているので、昨年初めて表彰台を獲得したラリーでいい走りができるよう、準備に努めていきます」

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  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 結果 … ハンニネンが10位

    【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 結果 … ハンニネンが10位

    7月2日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・ポーランドの競技最終日となるデイ4が、ポーランド北東部のミコワイキを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合10位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合20位でフィニッシュ。悪天候による劣悪な路面コンディションとなった高速グラベルラリーで、多くのデータを収集し、実戦経験を積むという目標を達成した。

    競技最終日となるデイ4はSSが4本、計59.66kmと走行距離こそ短いが、依然としてタフなステージが控えており緊張感のある戦いが続いた。雨により路面は非常に滑りやすく、小さなミスが大きなアクシデントに繋がる可能性を秘めていた。そのような難しいコンディションでハンニネンは安定した走りを続け、前日よりもひとつ順位を上げ10位でフィニッシュ。今季6回目となるポイント獲得を果たした。また、前日マシントラブルでリタイアとなったラトバラは、サービスで問題を解決しラリー2規定によりデイ4に再出走。ボーナスポイントがかかるパワーステージの最終SSでは、2位に4.9秒差をつけるベストタイムを刻み、ボーナスの選手権ポイント5点を獲得。ドライバーズランキングで3位に浮上した。

    FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は7月27日から30日にかけて、フィンランドのユバスキュラを中心に開催される、第9戦「ラリー・フィンランド」。シリーズ最速を誇るこのハイスピードグラベルラリーに、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはラトバラ、ハンニネン、ラッピのヤリスWRC 3台体制で臨む。ラリー・フィンランドは3名のドライバー、そしてコ・ドライバーにとって真のホームイベントである。そして、ユバスキュラの近くにファクトリーを構えるチームにとっても、特別な意味を持つ1戦となる。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    ヤリ-マティはパワーステージでトップタイムを記録し最大ボーナスポイントの5点を獲得、ユホはトップ10フィニッシュを果たしポイントを獲得するなど、今日は我々の狙いどおりの結果となりました。ヤリ-マティは昨日のリタイアから見事に復活し、それ以前にトップ争いをしていた時のスピードを取り戻しました。残念ながら上位フィニッシュは叶いませんでしたが、トップを競うスピードを備えている事は証明できたので、今回の経験を次のラリー・フィンランドにつなげたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    昨日のリタイアは残念でしたが、重要なのは今日、再出走を果たしパワーステージで最速だった事です。サービスでクルマを直し、再出走を手助けしてくれたチームに感謝します。パワーステージのスタート前には集中力を高め、すべてのコーナーやブレーキングポイントを頭の中で再確認しましたが、それが奏功し最大となる5ポイントを獲得できました。選手権争いにとってはとても重要な事だと思います。クルマはとても速く、次戦以降もライバルと対等に戦えるという自信を得たのは、大きな収穫です。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    とても挑戦のしがいのある週末でした。ウェットコンディションとなったコースは非常に難しく、路面が硬いところではまずまずのペースでしたが、軟らかくて深い轍(わだち)が刻まれた路面ではかなりタイムを失い、走りに満足できませんでした。それに関しては、今後改善すべき課題だと思っています。次のラリー・フィンランドに向けては事前にテストを予定していますし、より良い結果を得られるのでは、と期待しています。

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  • 【WRC】 ラリー・ポーランド 結果:ティエリー・ヌービルが今季3勝目

    【WRC】 ラリー・ポーランド 結果:ティエリー・ヌービルが今季3勝目

    WRC 世界ラリー選手権 第8戦 ラリー・ポーランドが2日(日)に最終日を迎え、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが優勝。今季3勝目を挙げた。

    ラリー最終日4は、ミコワイキのサービスパークを基点に、ミコワイキの東側エリアで4本のSSが行われた。SS20、21と、その再走ステージであるSS22、23はいずれもグラベル(未舗装路)が中心のコース。そして最終のSS23は、トップ5タイムを刻んだ選手に対しボーナスの選手権ポイントが付与されるパワーステージとなった。

    優勝はティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)。2日目に首位に立ったヌービルは最終日もリードを守り、今季3勝目を挙げた。2位にはヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)、3位にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタは、ユホ・ハンニネンが10位。前日にデイリタイアを喫したヤリ-マティ・ラトバラは20位、エサペッカ・ラッピは2日目にレースをリタイアした。

    2017 WRC 第8戦 ラリーポーランド 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 2:40:46.1
    3 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M +1:23.9
    4 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +2:20.8
    5 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +2:27.4
    7 ステフェン・ルシーブル シトロエン C3 WRC M +3:11.8
    6 テーム・スニネン フォード フィエスタWRC   +3:16.8
    8 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +3:39.6
    9 エルフィン・エバンス エルフィン・エバンス M +4:39.1
    10 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC M +4:43.5
    2 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M +4:53.7
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 3日目レポート

    7月1日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・ポーランドのデイ3が、ポーランド北東部のミコワイキを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合11位につけた。なお、前日総合3位のヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、メカニカルトラブルによりSS16で走行を中止。サービスパークで問題の解決に努め、ラリー2規定に基づき明日のデイ4での再出走を目指す。

    競技3日目となるデイ3は、上位勢を含む多くの選手にさまざまな問題が発生し、大荒れの展開となった。トップと6.6秒差でデイ3をスタートしたラトバラは、オープニングステージのSS11でベストタイムを記録。トップと5.8秒差に迫った。そして、以降も2、3番手タイムを刻むなど好調を維持したが、SS16でメカニカルトラブルが発生し、走行を諦めなくてはならなくなった。前日8位のハンニネンは、ターボの加給圧のトラブルや、スローパンクチャーに見舞われたが、粘り強い走りでタフな1日を走破。明日のラリー最終日でのポジションアップとポイント獲得を狙う。

    ラリー最終日となる7月2日(日)のデイ4は、ミコワイキのサービスパークを基点に、ミコワイキの東側エリアで4本のSSが行われる。SS20、21と、その再走ステージであるSS22、23はいずれもグラベル(未舗装路)が中心のコース。そして最終のSS23は、トップ5タイムを刻んだ選手に対しボーナスの選手権ポイントが付与されるパワーステージとなる。4本のSSの合計距離は59.66km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は243.76kmとなっている。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    昨日のエサペッカ・ラッピ、そして今日のヤリ-マティと2日連続で厳しい1日となってしまいました。ヤリ-マティにはラリーをリードする速さがあっただけに残念です。明日は再出走を予定していますが、まずはクルマに何が起こったのかを精査し、再発防止に全力を尽くします。とにかく懸命の努力を続け、学びを怠らず、改善を続けなくてはなりません。ユホもトラブルフリーの1日ではありませんでしたが、頑張って走り続けてくれました。明日はパワーステージもありますので、ユホとヤリ-マティには、できるだけ多くのポイント獲得を期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    SS16の途中でクルマにトラブルが発生し、走行を続ける事ができなくなりました。それまではクルマのフィーリングがとても良かったので残念です。ポイントを大量に獲得できる好機を逃したことはシリーズ争いにとって痛手ですが、明日はパワーステージも控えているので、決して諦めず戦い続けます。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    午前中のステージでターボの加給圧に関するトラブルが発生し、エンジンの回転数を高く保って走る必要がありました。しかし、どうすべきか理解していたので、善処する事ができました。午後は問題は起こりませんでしたが、スローパンクチャーによるタイムロスが残念でした。大変な1日でしたが、重要なのはこのタフなデイ3を最後まで走り切った事です。明日のラリー最終日は、ポイントの獲得を目標に頑張ります。

    関連:【WRC】 ラリー・ポーランド 3日目:ティエリー・ヌービルが首位キープ

  • 【WRC】 ラリー・ポーランド 3日目:ティエリー・ヌービルが首位キープ

    【WRC】 ラリー・ポーランド 3日目:ティエリー・ヌービルが首位キープ

    WRC 世界ラリー選手権 第8戦 ラリー・ポーランドが1日(土)に3日目を迎え、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが総合首位をキープした。

    競技3日目は、ミコワイキのサービスパークの東北方面を中心に9本のSSが行われた。SS11、12、13、14と、その再走ステージであるSS15、16、17、18はすべてグラベルが中心のSS。デイ2と同様、1日の最後にはミコワイキ・アリーナでスーパーSSが行われた。

    3日目を終え、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が総合首位をキープ。2番手には3.1秒差でオット・タナク(Mスポーツ)、3番手にはヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)が続いた。

    トヨタ勢は、ユホ・ハンニネンが11番手。ヤリ-マティ・ラトバラはSS16でアクシデントによりDAYリタイア、エサペッカ・ラッピは2日目にリタイアしている。

    2017 WRC 第8戦 ラリーポーランド3日目 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 2:19:26.3
    2 オット・タナク エルフィン・エバンス M +3.1s
    3 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M +25.5s
    4 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +1:32.0s
    5 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +1:43.8s
    6 テーム・スニネン フォード フィエスタWRC   +2:06.2
    7 ステフェン・ルシーブル シトロエン C3 WRC M +2:20.3
    8 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +2:45.8s
    9 エルフィン・エバンス エルフィン・エバンス M +3:23.1
    10 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC M +3:34.6
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 2日目レポート

    6月30日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・ポーランドのデイ2が、ポーランド北東部のミコワイキを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合3位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合8位につけた。エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車)はSS4で車両を破損してストップ。残念ながらリタイアとなった。

    毎日のように降る強い雨により、デイ2のグラベル(未舗装路)コースは全体的にウェットコンディションとなった。SSの一部路面は雨水が溜まり、滑りやすい泥状になるなど、タイヤのグリップ力が充分に得られない困難な走行条件となった。しかしラトバラはデイ2最初のSS2で2番手タイムを記録。続くSS3ではベストタイムを刻み、総合トップに立った。さらに、SS4でもトップタイムを記録して2位に対するリードを拡大し、SS7まで首位の座を守り続けた。しかし、午後の再走ステージで路面の轍が深くなると、ラトバラはペースを落とし最終的には総合3位で1日を終えた。また、終始堅実な走りを続けたハンニネンも午後のSSでは深い轍に苦しんだが、それでも総合8位につけた。連続してトップ5以内のタイムを記録し総合5位につけていたラッピは、SS4で右フロントのサスペンションを破損し走行不能に。ダメージが大きかったため、再出走は難しくリタイアとなった。

    競技3日目となる7月1日(土)のデイ3は、ミコワイキのサービスパークの東北方面を中心に9本のSSが行われる。SS11、12、13、14と、その再走ステージであるSS15、16、17、18はすべてグラベル(未舗装路)が中心のSS。デイ2と同様、1日の最後にはミコワイキ・アリーナでスーパーSSが行われる。9本のSSの合計距離は144.74km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は579.75kmとなっている。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    今日は大変な路面コンディションでしたが、ポジティブな要素も多い1日でした。ヤリ-マティは素晴らしい走りで午前中ラリーをリードし、1日が終わった段階でトップを狙える良い位置につけています。上位とのタイム差は小さいので、明日もきっと激しい戦いが続くでしょう。ユホは、誰もが簡単にミスしやすい難しいコンディションをうまく切り抜け、無事に1日を走りきりました。エサペッカはリタイアとなり長い距離を走れずに残念でしたが、きっと何かを学んでくれるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    朝のSSはクルマに自信を持つことができたので、良い走りができたと思います。特にハイスピードなセクションでのクルマの動きは良く、滑りやすい路面でも問題はありませんでした。しかし、午後のSSでは雨でコースにとても深い轍ができ、思うように走る事ができませんでした。クルマのセッティングを自分たちで変えようとしたのですが、あのような状況にどう対処すべきか正解を見つける事ができませんでした。ライバルとの差はまだ小さいので戦いはこれからです。明日は最初のSSから攻めていきます。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    今日は路面コンディションが変わりやすく、大変な1日でした。朝はミスも問題もなく、なかなか良いスタートとなりましたが、午後は深い轍に苦しみました。轍に対して車高が低いと感じたので、SSとSSの間に車高を上げようと試みたのですが、ダンパーが大量の泥に覆われていたため調整を施す事ができませんでした。明日は、できれば少し乾いた路面コンディションになって欲しいですね。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    SSは泥でかなり滑りやすい状態でしたが、クルマに対して良いフィーリングを感じ、セットアップにも満足していたので、気負わず良いペースで走る事ができていました。しかしSS4の緩い右コーナーでイン側をカットした際、自分のペースノートには記されていなかった岩があり、それに当たってサスペンションを破損してしまいました。長い距離を走れば、更に成長できると確信していましたのでラリーを続けられなくなって残念です。完全に自分のミスですので、これを貴重な教訓として今後の成長に役立てたいと思います。

    関連:【WRC】 ラリー・ポーランド 2日目:ティエリー・ヌービルが首位に浮上

  • 【WRC】 ラリー・ポーランド 2日目:ティエリー・ヌービルが首位に浮上

    【WRC】 ラリー・ポーランド 2日目:ティエリー・ヌービルが首位に浮上

    WRC 世界ラリー選手権 第8戦 ラリー・ポーランドが30日(金)に2日目を迎え、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが総合首位に浮上した。

    競技2日目2は、ポーランド北東部ミコワイキのサービスパークを基点として、ミコワイキの東側エリアを中心に9本のSSが予定されていたがSS6はキャンセルに。1日の最後には、SS1と同じコースのミコワイキ・アリーナで、スーパーSSが行われた。

    2日目に首位に立ったのはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、2番手には1.3秒差でオット・タナク(Mスポーツ)、3番手にはヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)が続いた。

    他のトヨタ勢は、ユホ・ハンニネンが8番手、エサペッカ・ラッピはSS4でアクシデントによりDAYリタイアとなった。

    2017 WRC 第8戦 ラリーポーランド2日目 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 56:21.2s
    2 オット・タナク フォード フィエスタWRC M +1.3s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ ヤリス WRC M +6.6s
    4 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +35.1s
    5 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M +39.6s
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +51.7s
    7 テーム・スニネン フォード フィエスタWRC   +1:11.0s
    8 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリス WRC M +1:28.9s
    9 ステフェン・ルシーブル シトロエン C3 WRC M +1:37.0s
    10 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +1:42.7
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第8戦 ラリー・ポーランド 初日レポート

    6月29日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・ポーランドが、ポーランド北東部のミコワイキで開幕。競技初日デイ1として、スーパーSS1本が特設コースのミコワイキ・アリーナで行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合4位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車)が総合6位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合34位となった。

    29日(木)の朝に行われたシェイクダウンは、前日夜の激しい雷雨により、コースの多くの部分が泥状となり、非常に滑りやすい路面コンディションとなった。ミコワイキ周辺の天気は不順で、強い雨により予定されていたセレモニアルスタートは中止に。しかしオープニングステージとなるSS1は、予定どおりサービスパークのすぐ横にある「ミコワイキ・アリーナ」で午後7時過ぎよりスタート。全長2.5kmのコースで2台同時スタート形式で行われ、不安定な天気にも関わらず大勢の観客が集まった。スーパーSSのコースもまた雨で泥状となっていたため、トヨタのドライバーは皆、慎重な走りに徹した。ラトバラは3人の中では最上位となる4位でSSをフィニッシュ。ラッピはエンジンに問題が発生するも6番手タイムを記録した。ハンニネンはジャンプスタートにより10秒のペナルティタイムを課せられ、総合34位で初日を終える事になった。

    競技2日目となる6月30日(金)のデイ2は、ポーランド北東部ミコワイキのサービスパークを基点として、ミコワイキの東側エリアを中心に9本のSSが行われる。SS2、3、4、5と、その再走ステージであるSS6、7、8、9はいずれもグラベル(未舗装路)が中心のステージ。そして1日の最後には、SS1と同じコースのミコワイキ・アリーナで、スーパーSSが予定されている。9本のSSの合計距離は111.84km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は585.24kmとなっている。

    トム・フォウラー (チーフ・エンジニア)

    シェイクダウンでは、雨で泥状になって非常に滑りやすい路面と砂状の路面が混在し、グリップレベルが不安定なコースでした。スピード域が高いコースに向けて主にエンジンに関する準備を進めましたが、すべて計画どおりに進みました。夜に行われたスーパーSSのコースは雨でとても滑りやすかったため、我々のドライバーは皆、注意深く走行しました。勝負はスーパーSSで決まるわけではないので、大きなリスクを負うべきではありません。ラリーの本当のスタートは明日です。エサペッカのクルマに発生した問題に関しては原因をほぼ把握しているので、明日のスタート前のサービスで解決を試みます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    シェイクダウンでクルマは良い感じでしたが、路面コンディションが一定ではなかったので、正確なフィーリングを得るのは簡単ではありませんでした。それでも、タイムには満足しています。スーパーSSのスタートでは小さなミスをしてしまいましたが、クルマのフィーリングはよくなり、順位も良い位置につけられたので、明日以降が楽しみです。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    ラリー・ポーランドは、きっと大きなチャレンジになるでしょう。レッキ(コースの事前下見走行)の段階ではコースは完全にドライで、路面は硬く締まっていましたが、ラリーが始まる前に雨が降ったら路面は軟質な泥状となり本当に滑りやすくなります。スーパーSSには大勢の人がおり、走ってみると路面はグリップの変化が大きく大変でした。ジャンプスタートにより10秒のペナルティを受けてしまったのは残念ですが、遅れを取り戻せるように明日以降頑張りたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    ポーランドは今季もっともスピードが高いイベントのひとつですが、路面の軟らかさに関しても全ラリーの中で上位にくると思います。大地の中を通る道は排水路がないため、雨が降ると水が逃げずに溜まってしまい非常に滑りやすくなります。しかし、そのような道を速度を落とすことなく全開で走るのですからとてもスリリングです。スーパーSSではエンジンに小さな問題が発生しましたが、エンジニアは明日のスタートまでにきっと問題を解決してくれることでしょう。

    関連:【WRC】 ラリー・ポーランド:エルフィン・エバンスが初日の首位

  • 【WRC】 ラリー・ポーランド:エルフィン・エバンスが初日の首位

    【WRC】 ラリー・ポーランド:エルフィン・エバンスが初日の首位

    WRC 世界ラリー選手権 第8戦 ラリー・ポーランドが29日(木)に開幕。Mスポーツのエルフィン・エバンスが初日の首位に立った。

    ミコワイキ周辺の天気は不順で、強い雨により予定されていたセレモニアルスタートは中止に。だが、SS1は、予定どおりサービスパークのすぐ横にある「ミコワイキ・アリーナ」で午後7時過ぎよりスタート。全長2.5kmのコースで2台同時スタート形式で行われた。

    雨で泥状となったコースのなかでトップタイムを記録したのはMスポーツのエルフィン・エバンス(1分44秒4)。2番手には0.8秒差でティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、3番手には0.9秒差でセバスチャン・オジェが続いた。

    トヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラが4番手、エサペッカ・ラッピが6番手、ユホ・ハンニネンはジャンプスタートにより10秒のペナルティタイムを課せられ、総合34番手で初日を終えた。

    2017 WRC 第8戦 ラリーポーランド初日 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 エルフィン・エバンス フォード フィエスタ WRC M 1:44.4s
    2 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M +0.8s
    3 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +0.9s
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ ヤリス WRC M +1.3s
    5 オット・タナク フォード フィエスタWRC M +1.4s
    6 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリス WRC M +1.5s
    7 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M +1.5s
    8 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC M +1.5s
    9 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC M +1.6s
    10 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +1.8s
  • 【WRC】 ラリー・ポーランド:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・ポーランド:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    WRC 世界ラリー選手権 第8戦 ラリー・ポーランドのシェイクダウンテストが29日(木)に行われ、ヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムを記録した。

    ラリー・ポーランドは、非常にハイスピードなグラベルコースが特徴。SSの平均時速は、WRCを代表する超高速イベントであるラリー・フィンランドに迫り、今シーズンこれまでに行われてきた他のグラベルラリーとは、コースのキャラクターが大きく異なる。

    シェイクダウンは、サービスパークの置かれるミコワイキからほど近い場所に設定された4.9Kmのステージで実施。

    トップタイムはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)の2分12秒1。2番手には0.2秒差でオット・タナク(Mスポーツ)、3番手にはヘイデン・パッドク(ヒュンダイ)が続いた。

    トヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラが5番手タイム、エサペッカ・ラッピが7番手タイム、ユホ・ハンイネンが9番手タイムだった。

    2017 WRC 第7戦 ラリーポーランド シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC 2:12.1
    2 オット・タナク フォード フィエスタWRC 2:12.3
    3 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC 2:12.7
    4 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC 2:13.1
    5 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC 2:13.3
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC 2:13.8
    7 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC 2:14.2
    8 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC 2:14.5
    9 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC 2:14.7
    10 テーム・スニネン フォード フィエスタWRC 2:15.2
    10 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC 2:15.2