カテゴリー: WRC (世界ラリー選手権)

  • 【WRC】 ラリー・スペイン 結果:クリス・ミークが今季2勝目

    【WRC】 ラリー・スペイン 結果:クリス・ミークが今季2勝目

    2017年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第11戦 ラリー・スペインが8日(日)に最終日を迎え、クリス・ミーク(シトロエン)が今季2勝目を挙げた。

    ラリー最終日となる8日(日)のデイ3は、デイ2と同様ターマックコースが舞台。サロウの北側から西側にかけて展開する3本のステージを各2回走行し、SS16の再走となる最終ステージのSS19は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定された。

    優勝はシトロエンのクリス・ミース。2位のセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)に28秒差のリードをつけて今季2勝目を挙げた。3位にはオット・タナク(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタはユホ・ハンニネンが4位、エサペッカ・ラッピはリタイアで終えた。

    2017 WRC 第11戦 ラリースペイン 結果

    順位 ドライバー マシン   タイム
    1 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 3:01:21.1
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +28.0
    3 オット・タナク フォード フィエスタWRC M +54.1
    4 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M +2:26.2
    5 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +2:43.0
    6 ステフェン・ルシーブル シトロエン C3 WRC M +4:37.4
    7 エルフィン・エバンス フォード フィエスタ WRC M +8:22.7
    8 テーム・スニネン フォード フィエスタWRC WRC2 +8:54.5
    9 ヤン・コペッキー フォード フィエスタR5 WRC2 +9:04.8
    10 オレ‐クリスチャン・ベイビー フォード フィエスタR5   +11:44.0
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 2日目レポート

    10月7日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインのデイ2がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合4位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合6位にそれぞれ順位を上げた。

    ラリー・スペインのデイ2は、サロウのサービスパークを中心に、7本計121.86kmのターマック(舗装路)SSが行なわれた。前日夜のサービスでグラベル仕様からターマック仕様へと変更されたヤリスWRCは、ラリー・スペイン特有のリズミカルな中高速コーナーが続くターマックSSで高いパフォーマンスを発揮。ハンニネンは過去5年間このラリーに出ていなかったが、オープニングステージのSS7で3番手タイムを記録し、続くSS8ではベストタイムを記録。さらに、SS9でもベストタイムを刻むなど良い流れをつかんだ。そして、日中のサービス後に行なわれた午後の再走SSでもヤリスWRCは速さを保ち、ハンニネンは前日の8位から4位へ、ラッピは10位から6位へと、それぞれ大きく順位を上げてデイ2を終えた。

    競技3日目、ラリー最終日となる10月8日(日)のデイ3は、デイ2と同様ターマックコースが舞台となる。サロウの北側から西側にかけて展開する3本のステージを各2回走行し、SS16の再走となる最終ステージのSS19は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定されている。6本のSSの合計距離は74.26km。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は310.00kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    素晴らしい1日になりました。ターマックで我々のクルマが示した高いパフォーマンスは、今後に向けて大きな自信になります。ターマック仕様の開発に尽力した全スタッフに感謝の言葉を贈りたいと思います。これで、将来がさらに楽しみになりました。ユホは今日、本当に素晴らしい走りをしました。明日表彰台に上がるのは少々難しいかもしれませんが、きっとベストを尽くしてくれるでしょう。そしてエサペッカは、事前のテストとは完全に違うコンディションでの走行でしたが、とても大きく進化したと思います。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    今日はとても良い1日でした。昨日の結果にはやや失望しましたが、ターマックのほうが速く走れると分かっていました。それでも、午前中のSS であれほど良いタイムが出たことには驚きました。クルマには心から満足しており、サービスで何も変える必要がなかったほどです。そして、午後のSSでも午前中と同じようにドライブし、引き続き良いフィーリングで走ることができました。総合順位はあまり気にしていなかったのですが、自分より上の順位の選手を明日捕らえることは難しいかもしれません。しかし、もちろん諦めることなく最後まで攻め続けます。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    今朝最初のSSでは十分な自信を持って走ることができませんでした。なぜなら、事前のテストはウェットでの走行だったので、その時よりも路面のグリップ力がはるかに高かったからです。しかし、走るうちに少しずつ自信が高まっていきました。午前中はセットアップに満足できない部分もありましたが、昼のサービスでセッティング変更を施したところ、午後はとても走りやすくなりました。特に、最後から2番目のSSでは良い走りができました。ターマックでは、これまででもっとも良いクルマの仕上がりだと思いますので、明日のデイ3が本当に楽しみです。今日の良い状態を維持して走り、パワーステージでのポイント獲得を目指します。

    ラリー・スペイン デイ2の結果
    1 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) 2h16m21.1s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +13.0s
    3 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +14.5s
    4 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC) +34.0s
    5 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +53.2s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m22.1s
    7 マッズ・オストベルグ/トースタイン・エリクソン (フォード フィエスタ WRC) +1m39.8s
    8 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー (シトロエン C3 WRC) +2m00.7s
    9 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +3m15.1s
    10 エリック・カミリ/ベンジャミン・ベイラス (フォード フィエスタ R5) +5m40.8s
    R ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC)

  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 初日レポート

    10月6日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインの競技初日デイ1がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合8位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合10位につけた。なお、SS5終了時点で総合7位だったヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、トラブルによりリタイアとなった。

    ラリー・スペインのデイ1は、サービスパークが置かれるサロウの東北エリアでグラベルを中心とする6本のSSが行なわれた。午前中のSSでは3台とも思うようにペースが上がらなかったが、日中のサービスでセッティングを変更したところスピードアップに成功。ラトバラはSS4でベストタイムを記録した。しかし、SS5でクルマの下まわりを強くヒットし、その結果潤滑系が破損。競技続行不可能となり、クルマを精査した末にチームはリタイアを決断した。ラトバラにとっては残念な結果になってしまったが、ハンニネン、ラッピの2名は、明日からのターマックSSで巻き返しを図る。

    競技2日目となる10月7日(土)のデイ2は、1日を通してターマックのコースを走行する。SSはサロウの東北エリアに展開し、3本のステージを各2回走行。そして1日の最後にはサロウの海岸近くで全長2.24kmのショートステージが行われる。SSの数は全部で7本、計121.86km。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は477.06kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    午前中のSSで我々のドライバーはトラクション不足に悩まされましたが、日中のサービスでいくつかセッティング変更を施したことで状況はかなり改善されました。ヤリ-マティは午後のSSでベストタイムを記録し、良い方向に向かったと思ったのですが、厳しい結果となってしまいました。ヤリ-マティは明日からのターマックSSにとても自信を持っていたので残念です。しかし、これがモータースポーツというものです。明日からのターマックSSで、ユホとエサペッカが良い走りをしてくれることを期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    午前中はクルマのオーバーステアが強く苦労しましたが、サービスでセッティングを変更したところ良い方向に向かい、SS4ではベストタイムを記録することができました。SS5ではいくつかミスをしてしまい、その後オイルが漏れていることに気づきました。そしてSS6を前にエンジンが止まり、始動できなくなりました。現時点でどのようなダメージを負ったのかは不明ですが、再出走できずとても残念です。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    デイ1は期待していたほど良い1日にはなりませんでした。十分な自信を持てず、何度か躊躇してしまいましたが、その結果タイムを失い上位の選手と差が開いてしまったのです。路面のグリップが変わる時にリズムをつかめず、かなり苦労しました。しかし、明日は素晴らしいターマックステージが待っているので楽しみです。良い走りをできるように頑張りたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    午前中はクルマのバランスに満足していましたが、最後のSSでブレーキがオーバーヒートし、フィニッシュに向けて制動力が落ちていってしまいました。日中のサービスでサスペンションに変更を加えたところ、路面がスムーズな午後最初のSSでは良いタイムを記録することができました。しかし、午後の最後のSSではダンパーのセッティングが合わずとても苦労しました。今日はあまりうまく行かない1日でしたが、同じステージを午前と午後で2回走ることができたのは良い経験となりました。明日のターマックSSは誰にとっても新たなるスタートとなるので、気持ちを切り替えて臨みたいと思います。

    関連:【WRC】 ラリー・スペイン 初日:アンドレアス・ミケルセンが首位

  • 【WRC】 ラリー・スペイン 初日:アンドレアス・ミケルセンが首位

    【WRC】 ラリー・スペイン 初日:アンドレアス・ミケルセンが首位

    2017年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第11戦 ラリー・スペインが6日(金)に開幕。今大会にヒュンダイから参戦するアンドレアス・ミケルセンが初日の首位に浮上した。

    競技初日となる10月6日(金)のデイ1は、サロウのサービスパークを中心に、6本のSSが行われた。サロウの西側に展開するSSは大部分がグラベルだが、SS3およびその再走ステージのSS6は途中に比較的長いターマックセクションを含む。

    ただしデイ1のクルマはタイヤや足まわりなどがグラベル仕様のため、ターマックセクションでは必ずしも路面に合っていないセッティングで走らなければならない。また、ターマックセクションでグラベル用タイヤをすり減らすと、その後のグラベルセクションでグリップが低下する。そのため、ドライバーは全体のバランスを考えて走行する必要がある。6本のSSの合計距離は115.90km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は510.56kmとなっている。

    初日の首位に立ったのはアンドレアス・ミケルセン。来季からヒュンダイと2年契約を結んだミケルセンは、今大会でヘイデン・パッドンに代わってヒュンダイi20クーペWRCを走らせている。その初戦でミケルセンは1:11:56.3を記録して首位に立った。

    2番手にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)、3番手にはクリス・ミーク(シトロエン)が続いた。

    トヨタ勢はユホ・ハンニネンが8番手、エサペッカ・ラッピが10番手、ヤリ-マティ・ラトバラはSS5で潤滑油システムの故障でリタイアすることになった。

    2017 WRC 第11戦 ラリースペイン 初日

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC 1:11:56.3
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC +1.4
    3 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC +3.0
    4 オット・タナク フォード フィエスタWRC +6.3
    5 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC +7.0
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +10.8
    7 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +12.8
    8 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +33.6
    9 ステフェン・ルシーブル シトロエン C3 WRC +1:02.2
    10 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC +1:02.5
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン シェイクダウンレポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン シェイクダウンレポート

    10月5日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインのシェイクダウンがスペイン北東部のカタルニア地方のサロウで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)は、明日から始まる競技に向けてヤリスWRCの最終調整を行なった。

    シーズン唯一のミックスサーフェス・ラリーであるラリー・スペインは、競技初日のデイ1はグラベル(未舗装路)中心のSSを走行し、デイ2およびデイ3はターマック(舗装路)のSSを走行する。そのため全長2.97kmのシェイクダウンコースもグラベルとターマックのミックスサーフェスとなり、各選手ともグラベル仕様のクルマで走行。ヤリスWRCは既に事前テストで良いセッティングに仕上がっていたため、シェイクダウンでは各部が正常に機能しているかどうかの確認作業に終始し、大きなセッティング変更は行わなかった。

    競技初日となる10月6日(金)のデイ1は、サロウのサービスパークを中心に、6本のSSが行われる。サロウの西側に展開するSSは大部分がグラベルだが、SS3およびその再走ステージのSS6は途中に比較的長いターマックセクションを含む。ただしデイ1のクルマはタイヤや足まわりなどがグラベル仕様のため、ターマックセクションでは必ずしも路面に合っていないセッティングで走らなければならない。また、ターマックセクションでグラベル用タイヤをすり減らすと、その後のグラベルセクションでグリップが低下する。そのため、ドライバーは全体のバランスを考えて走行する必要がある。6本のSSの合計距離は115.90km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は510.56kmとなっている。

    トム・フォウラー (チーフ・エンジニア)
    シェイクダウンのコースは実際にラリーで使われるSSと大きく異なるため、各システムの確認作業とエンジンのパフォーマンス分析に留めましたが、それらはすべてうまくいきました。シェイクダウンはデイ1と同様ミックスサーフェスのコースだったので、グラベル仕様で走行しましたが、とてもトリッキーでした。シェイクダウンのコースにセッティングを合わせると明日からのラリー本番に合わなくなる可能性があるため、いつもシェイクダウンで行なっているエンジンのセッティング調整以外のことは特に行ないませんでした。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    シェイクダウンではハンドリングがややアンダーステアに感じましたが、実際のラリーとは異なるタイプのコースだったので気にしていません。しばらくラリーから離れていたので少々感覚がなまってしまいましたが、休みも終わり、新たな気持ちで戦いに臨みます。このラリーでは5回表彰台に登っていますが、優勝はまだないので優勝を目指して頑張ります。デイ1はグラベルが中心のコースですが、SS3およびSS6の「テーラ・アルタ」は途中でターマック区間があり、タイヤにとても厳しいステージなので、挑戦のし甲斐がある1日となるでしょう。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    シェイクダウンはセットアップにあまり適したコースではありませんでしたが、クルマのフィーリングはとても良く、特に何かを変える必要はないと思いました。明日のグラベルステージは、ドライならば道の表面を覆うルーズグラベルによって、とても滑りやすく難しい路面コンディションとなるでしょう。ただし私はやや後方の出走順となるため、走行ラインはクリアになっている可能性があります。デイ2からの残る2日間を有利に戦うためにも、明日はできる限りプッシュする必要があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)
    ようやく長い休みが終わり、クルマに戻ることができて嬉しく思います。今日のシェイクダウンではクルマのバランスやセットアップがコースに合っていませんでした。しかし、実際のSSは今日とはかなり異なるので、ラリー本番ではうまくいくと信じています。とにかくクリーンな走りを心がけ、トラブルを避けて戦い、できれば表彰台に登りたいと思います。

  • 【WRC】 ラリー・スペイン:セバスチャン・オジェがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・スペイン:セバスチャン・オジェがシェイクダウン首位

    WRC 世界ラリー選手権 第11戦 ラリー・スペインのシェイクダウンテストが5日(木)に行われ、Mスポーツのセバスチャン・オジェがトップタイムを記録した。

    ラリー・スペインのサービスパークは、スペイン北東部カタルニア地方のシーサイドリゾート、サロウに置かれる。ラリー・スペインは競技初日のデイ1がグラベル中心のSSとなり、残る2日間のデイ2およびデイ3はターマックSSで構成される。

    5日(木)に行われたシェイクダウンステージでは、セバスチャン・オジェがトップタイムとある2分05秒2をマーク・2番手には0.3秒差でクリス・ミーク、3番手にはアンドレアス・ミケルセンとシトロエン勢が続いた。

    トヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラが6番手、ユホ・ハンニネンが9番手、エサペッカ・ラッピが12番手だった。

    2017 WRC 第11戦 ラリースペイン シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC 2:05.2
    2 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC 2:05.5
    3 アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC 2:05.0
    4 オット・タナク フォード フィエスタWRC 2:06.3
    5 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC 2:06.3
    6 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC 2:06.9
    7 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC 2:07.0
    8 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC 2:07.1
    9 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC 2:07.3
    10 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC 2:07.6
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン プレビュー

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、10月5日(木)から8日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#12号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。ターマック(舗装路)とグラベル(未舗装路)の両方のロードサーフェス(路面)を走行する「ミックスサーフェス・ラリー」は新たなる挑戦となるが、クルマの総合性能をさらに高め、好結果を得るべくチーム一丸となってラリー・スペインに臨む。

    今シーズン、ヤリスWRCはスノーラリーの第2戦ラリー・スウェーデンと、グラベルラリーの第9戦ラリー・フィンランドで優勝を果たした。また、8月に開催されたターマックラリーの第10戦ラリー・ドイチェランドでもSS(スペシャルステージ)ベストタイムを記録するなど、様々な路面で着実にパフォーマンスを高めてきている。そして迎える第11戦ラリー・スペインは、ヤリスWRCにとって新たなる挑戦となる。なぜなら、ラリー・スペインは競技初日のデイ1がグラベル中心のSSとなり、残る2日間のデイ2およびデイ3はターマックSSで構成されるからだ。デイ1に関してはグラベル仕様のクルマで走行し、タイヤやサスペンションもグラベル用となる。しかし、デイ1の夜には通常よりも長い75分間のサービス時間が設けられ、ヤリスWRCはグラベル仕様からターマック仕様へと大幅変更され、デイ2以降を戦うことになる。つまり、ラリー・スペインはグラベルとターマックのふたつのラリーを連続して戦うような特殊な一戦であり、クルマには両方の路面での速さが求められる。また、選手はドライビングスタイルをグラベル用からターマック用に、迅速に切り替える必要がある。

    ラリー・スペインのサービスパークは、スペイン北東部カタルニア地方のシーサイドリゾート、サロウに置かれる。グラベルのデイ1はサロウの西側エリアで計6本のSSが行なわれ、SS3とその再走SSであるSS6はグラベル中心のコースながら、途中に比較的長いターマック区間を含む。ただしタイヤや足まわりはグラベル仕様のままで走行することになる。ターマック初日のデイ2はサロウの東北部が戦いの中心となり、SSは全部で7本。1日の最後にはサロウの海岸近くでショートSSが行われる。そして競技最終日のデイ3は、サロウから比較的近い北側から西側にかけてのエリアで6本のターマックSSが行われる。3日間で19本のSSを走行し、その合計距離は312.02km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1297.62kmとなる。

    また、今回TOYOTA GAZOO Racingは、WRCにおけるテクノロジー・パートナーのマイクロソフトと共に「HoloLens(ホロ・レンズ)」サービスをファンブースにて試験導入する。ラリー・フィンランドで実施した「EchoCam(エコーカム)」に続き、2度目の共同施策となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    私がドライバーとしてスペインで戦ったのは、現在のようなミックスサーフェス・ラリーとなる前の時代です。私にとっては未知なるイベントなので、私個人として展望を多く述べることはできませんが、ヤリ-マティはもちろんこのラリーのことを熟知しています。グラベルとターマックというふたつの路面で走るために、他のラリー以上に多くの機材やパーツを用意する必要があり、エンジニアやメカニックの仕事量も格段に増えます。しかし、彼らはクルマがサービスに入った時にすべきことをきちんと把握しており、そのための準備も充分にできているはずです。今季ここまで我々のクルマは着実に進化してきました。そして今回、いくつか新しいパーツやアイディアを投じることで、クルマがさらに良くなることを期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    初日がグラベル、残る2日間がターマックという組み合わせを私は気に入っています。スペインの舗装路はまるでサーキットのようで、WRC最高のターマックSSだと思います。また、グラベルに関しても、とても良いSSが揃っています。スペインに向けては今週2日間テストを行ないました。ターマックではサスペンションを、グラベルではディファレンシャルを集中的にテストしました。我々のクルマはグラベルのフィンランドで勝つだけの速さがあり、ターマックのドイツでも高いパフォーマンスを示しました。ですので、スペインでもきっと高い競争力を発揮できると信じています。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車)
    事前のテストではドイツの時のように、クルマはとても良いフィーリングでした。本番でもドイツと同じようにラリーを戦う予定です。私はしばらくこのラリーに出ていなかったので、ここ数年間同じコースを使い続けている金曜日のグラベルSSは私にとって大きなチャレンジとなります。ですので、ライバルと対等に戦うためには、かなり攻めて走る必要があるでしょう。ただし、去年のように雨が降らない限りは、それほど大きな差はつかないのではないかと思います。ターマックの土曜日と日曜日に関しては、いくつか新しいSSがあるので、自分にとってはプラスになるのではないかと期待しています。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    グラベルとターマックが混合するスペインは、とても挑戦し甲斐があり、今季これまで自分たちが戦ってきた他のラリーとはタイプが完全に異なります。グラベルのSSはポルトガルと似ていると思います。ターマックのSSは非常にユニークで、世界でもっとも素晴らしいターマックステージだと思います。スペインのターマックはクリーンかつスムーズで、フランスのコルシカ島の道ほどツイスティではなく、ドイツの道ほど幅が狭くないため、運転がとても楽しく、ラリーのスタートが待ちきれません。前戦のドイツは浮き沈みが激しいラリーでしたが、最終的には競争力のある速さを得られたので、スペインでは両方の路面で良いパフォーマンスを発揮することができると思います。

  • WRC:2018年 開催スケジュール  … トルコが8年ぶりに復帰

    WRC:2018年 開催スケジュール … トルコが8年ぶりに復帰

    2018年のWRC(FIA世界ラリー選手権)の全13戦の開催日程が発表された。

    2018年もWRCは年間13戦のカレンダー。1月25~28日にモンテカルロで開幕し、11月15~18日に最終戦を迎える。

    開催地には変更があり、今年は第8戦に組み込まれていたポーランドは脱落。代わりにトルコが組み込まれた。

    トルコは2010年以来となるカレンダー復帰。9月13~16日に開催される。

    また、スペインとGB(英国)は日程が入れ替わり、GPが第11戦、スペインが第12戦となった。

    WRCマネージングディレクターのオリバー・シエスラは「トルコの復帰により、2018年のWRCはスウェーデン、アルゼンチン、フィンランドのといった伝統と歴史のあるラリーと新しい要素が魅惑的に融合したシーズンとなる」とコメント。

    「トルコは自動車販売と製造という点で非常に重要なマーケットだ。2016年には約100万台という記録的な販売台数が記録され、カレンダーへの復帰は魅力的なビジネスの根拠と一致している。我々は選手権で、販売されているクルマに焦点を当てたプロダクトを紹介する機会を参戦するマニュファクチャラーに提供している。トルコの復帰が参加メーカーの全会一致で支持されたことを喜ばしいことだ」

    2018年 WRC(FIA世界ラリー選手権) 開催スケジュール

    開催日 開催国
    第1戦 1月25日(木)~28日(日) モンテカルロ
    第2戦 2月15日(木)~18日(日) スウェーデン
    第3戦 3月8日(木)~11日(日) メキシコ
    第4戦 4月5日(木)~8日(日) フランス
    第5戦 4月26日(木)~29日(日) アルゼンチン
    第6戦 5月17日(木)~20日(日) ポルトガル
    第7戦 6月7日(木)~10日(日) イタリア
    第8戦 7月26日(木)~29日(日) フィンランド
    第9戦 8月16日(木)~19日(日) ドイツ
    第10戦 9月13日(木)~16日(日) トルコ
    第11戦 10月4日(木)~7日(日) GB
    第12戦 10月25日(木)~28日(日) スペイン
    第13戦 11月15日(木)~18日(日) オーストラリア
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド 最終日レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド 最終日レポート

    8月20日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの最終日となる競技4日目、デイ4がドイツ西部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合4位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合7位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合21位でフィニッシュした。

    ラリー・ドイチェランドの競技最終日は、2本のステージを各2回走行する計4SSで、その合計距離は51.95km。4位の選手と4・2秒差の5位でデイ4をスタートしたハンニネンは、ポジションアップを実現すべくオープニングステージのSS18で全開アタックを敢行しベストタイムを記録。狙いどおり4位浮上を果たし、ターマックラリーでの自己ベストとなる総合4位でフィニッシュした。また、SS19ではラッピがベストタイム、ラトバラがセカンドベストタイムを刻み、ヤリスWRCは今大会5本目となるSS最速タイムを刻んだ。そして、ボーナスの選手権ポイントがかかるパワーステージに指定された最終SSでは、ラッピが1位と0.2秒差の2番手タイムを、ラトバラが3番手タイムをマークし、それぞれボーナスポイントの獲得に成功。ラトバラは総合7位で、ラッピは総合21位で完走を果たした。今回のラリーではヤリスWRCのターマックにおける競争力向上がタイムで証明され、チームはポジティブな形でラリーを締めくくった。

    FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は10月5日から8日にかけて、スペインのサロウを中心に開催される第11戦「ラリー・デ・エスパーニャ」。グラベル(未舗装路)とターマックの両路面が舞台となるシーズン唯一のミックスサーフェスラリーに、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはラトバラ、ハンニネン、ラッピのヤリスWRC 3台体制で臨む。初日のデイ1はグラベル中心のステージを走行し、デイ2およびデイ3はターマックのステージを走行する。また、デイ1の夜にはグラベル仕様のラリーカーを、ターマック仕様に変更する大掛かりな作業がサービスパーク行われるため、メカニックやエンジニアにとってもラリー・デ・エスパーニャは大きなチャレンジとなる。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    今回の自分たちのパフォーマンスには満足しています。ユホは週末を通して素晴らしい走りを続け、SSでは2度ベストタイムを記録しました。彼には表彰台争いをできる速さがあったと思います。ヤリ-マティはラリー序盤非常に速く、金曜日にトラブルが起こらなければきっと優勝争いに加わることができたでしょう。エサペッカは最終日、このような難しい条件のターマックラリーを戦えるという自信を深め、大きく成長しました。来年はきっとラリー・ドイチェランドで優勝争いができるはずです。今回はヤリスWRCのパフォーマンスがターマックラリーでも高いレベルにあると自信を持つことができましたので、今後がとても楽しみです。次戦のスペインでさらに競争力を高めるべく、引き続き改善に努めます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    今朝最初のSSでは、まだ調子が上がっていなかったのでやや遅れをとりましたが、次のSSはうまく走れました。自分が好きなタイプのコースだったので、その再走となるパワーステージには自信を持って臨みました。しかし、SSをスタートしてすぐ左コーナーで何かに当たってしまい、その後はパンクを回避するためペースを落としました。ラリー序盤にトラブルで遅れたことを考えれば、こうしてポイントを獲得できたのは喜ぶべきことだと思います。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    ラリー序盤に大きく遅れてしまいましたが、それ以降は良い戦いができました。4位という結果には本当に満足しています。ラリー期間中を通して、クルマもフィーリングも素晴らしい状態でした。今朝は最初のSSでアタックを楽しみ、その後は少しペースを落としました。今シーズンの前半と比べると、後半はとてもポジティブなラリーが続き嬉しいですね。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

    昨晩は、うまく行かなかった理由を精査し、原因を見つけることができました。その結果、今朝は状況が改善され2本目のSSはうまく走れましたが、その次のSSではブレーキタイミングの遅れによりコースを外れ、エンジンが止まってしまいました。また、最後のパワーステージではひやっとするシーンもありましたが、幸運にも切り抜けることができました。いろいろありはしましたが、今日のスピードには満足しています。

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    WRC 世界ラリー選手権 第10戦 ラリー・ドイチェランドが20日(日)に最終日を迎え、オット・タナク(Mスポーツ)がキャリア2度目となる総合首位を果たした。

    最終日は、ボスタルジーのサービスパークを中心に4本のSSが行われた。そのうちSS19の再走ステージとなるSS21「ザンクト・ヴェンデルナー・ラント-2」は、トップ5タイムを刻んだ選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定された。

    優勝はオット・タナク(Mスポーツ)。第7戦ラリー・イタリアに次ぐ、キャリア2度目の総合優勝を成し遂げた。2位にはアンドレアス・ミケルセン(シトロエン)、3位にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタ勢は、ユホ・ハンニネンが4位、ヤリ-マティ・ラトバラが7位、エサペッカ・ラッピは21位だった。

    チャンピオンシップは、首位だったティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)がノーポイントに終わったことで、セバスチャン・オジェ(177ポイント)が17ポイント差をつけて首位に再浮上。2位はティエリー・ヌービル(160ポイント)、3位にはオット・タナク(144ポイント)が続いている。

    2017 WRC 第10戦 ラリードイチェランド 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 オット・タナク フォード フィエスタWRC 2h57m31.7s
    2 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC +16.4s
    3 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC +30.4s
    4 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +1m49.2s
    5 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC +2m01.5s
    6 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC +2m03.4s
    7 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC +3m58.2s
    8 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC +4m32.4s
    9 エリック・カミリー フォード フィエスタ R5 +10m19.4s
    10 アーミン・クレマー フォード フィエスタWRC +10m44.3s