カテゴリー: ウィリアムズ・レーシング

  • 1つの時代の終わり…ウィリアムズ家が最後のF1グランプリを終える

    1つの時代の終わり…ウィリアムズ家が最後のF1グランプリを終える

    2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPは、1つの時代の終わりを告げるレースとなった。今大会をもって副チーム代表を務めていたクレア・ウィリアムズが退任。F1からウィリアムズ家が去った。

    ウィリアムズは、チーム全体を米国の投資会社ドリルトン・キャピタルに売却。そして、F1イタリアGPに先駆け、クレア・ウィリアムズが彼女の役割を退任するとともに、彼女と父親でチームプリンシパルであるフランク・ウィリアムズが取締役を辞任にすることが発表された。

    これにより、43年間にわたってチームを運営してきたウィリアムズ家がF1から撤退することになった。

    レースは大波乱の展開となり、一時はニコラス・ラティフィが入賞圏内を走っていたが、残念ながら、ジョージ・ラッセルとともにポイントを獲得することはできなかった。ピエール・ガスリーの劇的な勝利に沸くパドックの反対側で、ウィリアムズ家はF1に別れを告げた。

    「私たちの驚くべきチームの全員と仕事ができたことは、私の最大の特権であり、最大の名誉でした」とクレア・ウィリアムズは語った。

    「しかし、より重要なことは、フランク、私自身、そして、ウィリアムズ家の全員が、過去と現在のチームの全員が長年にわたって私たちに与えてくれたすべてのことに感謝していることです」

    「彼らは真の戦士であり、私たちは今後の彼らの活躍を祈っています。また、良い時も悪い時も、本当に何年にわたって私たちをサポートしてくれた世界中のファンに感謝しています。感謝の気持ちでいっぱいです」

    「このスポーツでの時間は大きな名誉でした。私たちは本当にたくさんの思い出を胸にここを去ります。浮き沈み、勝利も逆境も経験しました。私たちは永遠にF1を愛します」

    ニコラス・ラティシは「クレアとフランクのためにレースができたことは大きな特権だった」と語る。

    「チームに参加した瞬間からアットホームに感じていた。彼らが植え付けた雰囲気と文化が大切にされていることは非常に明らかだった。従業員の多くが彼らやチームのために働くことを愛している理由が理解できると思う。彼らのことを恋しく思うだろうし、F1も彼らを恋しく思うだろう。これからどこへ行こうとも、彼らの将来に最大限の幸福を祈りたい」

    ジョージ・ラッセルは「ひとつの時代の終わりでもある。その一部であることは特権だった」と語る。

    「クレアとフランクがチームにもたらしたもの、このチームのために働く人々にもたらしたものは類いまれないものだ。それはこれからもずっとそれぞれの心のなかにあり続ける。それは今もずっと変わらない」

    レース前、クレア・ウィリアムズは、最後にニコラス・ラティフィのマシンを送り出した。

  • 「ウィリアムズ家のF1撤退は正しい決断」とラルフ・シューマッハ

    「ウィリアムズ家のF1撤退は正しい決断」とラルフ・シューマッハ

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、ウィリアムズ家が名門チームの経営から退くという決定は正しい決断だと指示している。

    先月、ウィリアムズはF1チームを米国の投資会社ドリルトン・キャプタルに売却。そして、F1イタリアGP限りでクレア・ウィリアムズが副チーム代表から退任することで、設立から43年間関わってきたウィリアムズ家は経営から撤退することになった。

    ラルフ・シューマッハは、1999年から2004年までウィリアムズF1に所属し、その期間で彼の6勝のすべてを達成している。

    ウィリアムズは過去2年間で最下位と低迷しており、Williams Advanced Engineering(ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング)を売却し、チームの土地と建物、ファクトリーと機械、ウィリアムズの歴史の“文化遺産”である100台を超えるF1マシンを抵当に入れるなど資金繰りに苦しんでいた。また、クレア・ウィリアムズの手腕を疑問視する声も多かった。

    「チームを続けることはできるだろう、なぜなら、そこにいる人々の大多数は長年の経験があり、彼らの過去の業績に誇りをもっているからだ」とラルフ・シューマッハは Sky Deutschland に語った。

    「近年、マシンはまったく進歩しておらず、チームに新しい人も参加していなかった。グローブのファクトリーも近代化されていない。ウィリアムズ家は正しい決断をしたと思う」

    「彼らがBMWに売却する機会を逃したことを覚えている。そこからすべてが下り坂になったと思う」

    ムジェロで開催されるF1トスカーナGPから誰がクリア・ウィリアムズに代わってチームの指揮をとるかはまだ明らかになっていない。
    「新しいリーダーシップは、誰をチームにとどめたいか、何を変更する必要があるかを迅速に決定する必要がある」とラルフ・シューマッハは語った。

    「今シーズンはかなり進んでいるので、彼らは迅速に行動する必要がある。次のシーズンに向けて前進したいのであれば、毎日が重要になる」

  • 『ウィリアムズ家 F1撤退』:F1コラム

    『ウィリアムズ家 F1撤退』:F1コラム

    『ウィリアムズ家、F1撤退』 Twitterのトレンドワードを見てハッとした。名門ウィリアムズを設立したオーナー一家がチームを完全に売却し、取締役からも外れるということはそういうことなのだ。正直、実感が湧いていなかった。

    先月末、ウィリアムズはF1チームを米国の投資会社ドリルトン・キャピタルに売却。だが、『ウィリアムズ』というチーム名は残り、グローブの施設もそのまま運用されることになっている。

    しかし、9月3日(木)、フランク・ウィリアムズと副チーム代表を務めていたクレア・ウィリアムズがF1イタリアGP後に取締役を退任することを発表した。

    家族経営に終止符。ウィリアムズというチームが存続することから、そのようなタイトルをつけたが、実際のところは、創業一家であるウィリアムズ家がF1から撤退するということなのだ。

    これまで『撤退』という表現は、コンストラクターやスポンサーとしてF1参戦している企業が関与をやめるときに使用していた。ザウバーの創設者であるペーター・ザウバーがチームの株式を完全に売却したときも、フォース・インディアが破産してビジェイ・マリヤがオーナーではなくなったときもそのような表現はしなかった。

    しかし、ウィリアムズ家はそれを超えた存在だ。1969年にプライベートチームを率いてF1に参戦したフランク・ウィリアムズは、1977年にパトリック・ヘッドとともにウィリアムズF1チームを設立。ドライバーズタイトル7回、コンストラクターズタイトル9回を獲得し、フェラーリ、マクラーレンと並び、F1を代表する名門チームである。

    ウィリアムズF1は8月21日(金)、アメリカの投資企業ドリルトン・キャピタル(Dorilton Capital)に1億5200万ユーロ(約190億円)でチームの全株式を売却した。そして、F1イタリアGP後にウィリアムズ家が取締役を離れた。

    前述のとおり、ウィリアムズという名前は当面は残り、ファクトリーもそのままだが、まったく別の箱となるわけだ。ドリルトン・キャピタルが気持ちを変えれば、まったく別のチーム名が与えられる可能性もある。

    『ウィリアムズ家 F1撤退』 F1イタリアGPは、ウィリアムズの家族経営の終焉だけでなく、F1のひとつの時代に終止符が打たれるグランプリとなる。

  • F1ドライバー、退陣発表のウィリアムズ家に敬意「悲しい一日」

    F1ドライバー、退陣発表のウィリアムズ家に敬意「悲しい一日」

    ウィリアムズF1のドライバーであるジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィは、退陣することが発表されたウィリアムズ家に敬意を表し、“悲しい一日”と称した。

    先月、ドリルトン・キャピタルによるチーム買収を発表したウィリアムズF1は、9月3日(木)にウィリアムズ家がF1イタリアGPのチームの経営から退くこを発表した。

    チーム創設者のフランク・ウィリアムズと副チーム代表のクレア・ウィリアムズは、ドリルトンの戦略的な見直しの一環としてチームとの長期にわたる関係を終了することになった。

    ウィリアムズF1のドライバーを務めるジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィは、ウィリアムズ家の退陣についての悲しみを語った。

    「明らかに、僕たちにとって悲しい一日だ」とジョージ・ラッセルは語った。

    「個人的には、フランクとクレアが僕にF1での最初の機会を与えてくれた。ここまでの2年間、このよう一流のチームでドライブすることに非常に感謝しているし、恩を感じている」

    「ウィリアムズ家が別れを告げるのは悲しいことだけど、ウィリアムズの歴史は今も残っている。僕たちはウィリアムズ・レーシングままだし、家族の名前で戦い続ける」

    ニコラス・ラティフィは、突然のウィリアムズ家の退陣を知ってショックを受けたと語った。

    「今朝のニュースに少しショックを受けたのは確かだ」とニコラス・ラティフィは語った。

    「チームが売却されたというニュースが報道されたとき、心の奥底で予想してはいたけどね」

    「F1での最初のフルシーズンを終えてはいないけど、去年からチームとファミリーの一員だった。ジョージが言ったようにクレアとフランクは僕にF1を始める最初の機会を与えてくれた特別な存在だ。僕がここウィリアムズでスタートしたことはずっと特別なものとなるだろう」

    「彼らは多くのドライバーに最初の機会を与えた。ここで培われた文化は変わらない。クレアとその家族が退いたからといって、それがなくなることはない」

    関連:ウィリアムズF1、クレア・ウィリアムズの退任を発表…家族経営が終焉

  • ウィリアムズF1、ドリルトン体制での新経営陣を発表

    ウィリアムズF1、ドリルトン体制での新経営陣を発表

    ウィリアムズF1は、ドリルトン・キャピタル体制での新しい経営陣を発表した。

    9月3日(木)、クレア・ウィリアムズはF1イタリアGPに副チーム代表を退任することを発表。ウィリアムズ家のチームとの43年間の関係に終止符が打たれることになった。

    米国の投資会社であるドリルトン・キャピテルは、F1ベルギーGPに先立ってチームを買収。ウィリアムズ家の発表を受け、新しい取締役会を承認した

    取締役の1人はドリルトンのCEOであるジェームズ・マシューズ。1994年のマナー・モータースポーツからブリティッシュ・フォーミュラ・ルノーに参戦してチャンピオンを獲得した元レーサーであり、ケンブリッジ公爵夫人のキャサリンの妹であるピッパ・ミドルトンの夫でもある。

    ウィリアムズは「ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリングは本日、​​8月21日に発表されたドリルトン・キャピタルによるチームの買収に続き、マシュー・サベージ、ダレン・フルツ、ジェームズ・マシューズが同社の新しい取締役会を構成することを発表する」と声明で発表。

    「マシュー・サベージはドリルトン・キャピタルの会長。ドリルトンは米国に本社を置く民間投資会社であり、マシューは2009年の創業以来チームを率いている。マシューはドリルトンを設立する前にロンドンとニューヨークの両方で22年間ロスチャイルドに勤務し、クライアトのM&Aと取引の再構築を担当していた」

    「ダレン・フルツは、2009年にドリルトン・キャピタルを共同設立し、2018年にCEOに就任した。それ以前は、ロスチャイルドでコーポレートファイナンスとM&Aのアドバイスを担当し、C3iおよびZS Associatesでセールスとマーケティングの戦略と分析のアドバイスを担当していた。ダレンは、ドリルトンのすべてのポートフォリオ企業の取締役会に所属している」

    「ジェームス・マシューズは、2001年に設立されたロンドンに本社を置く投資顧問会社Eden Rock GroupのCEO。ジェームスは元レーシングドライバーであり、Eden Rockの共同創設者はモータースポーツで30年以上の経験がある」

    「新しい理事会は、ウィリアムズの遺産と文化を維持することの重要性を認識し、高く評価しており、その能力を活用して競争力のあるレースに復帰させるために上級管理職と引き続き協力していく」

    関連:ウィリアムズF1、クレア・ウィリアムズの退任を発表…家族経営が終焉

  • ウィリアムズF1、クレア・ウィリアムズの退任を発表…家族経営が終焉

    ウィリアムズF1、クレア・ウィリアムズの退任を発表…家族経営が終焉

    ウィリアムズF1は、クレア・ウィリアムズが今週末のF1イタリアGP後に辞任することを発表。家族経営で継続してきたウィリアムズの1つの時代が終わることになった。

    先月末、ウィリアムズF1は、アメリカの民間投資会社であるドリルトン・キャピタルにチーム全体を買収したことを発表。経営権は同社に移るが、ウィリアムズF1というチーム名とグローブのファクトリーはそのまま残ることになった。

    クレア・ウィリアムズは副チーム代表としてチームの運営を継続するとしていたが、F1イタリアGPにその職を辞することが発表された。

    「私は忸怩たる思いでチームでの自分の役割から退きます。私は自分の在職期間を将来にわたって継続し、ウィリアムズ家の遺産を次世代に引き継ぐことを望んでいました」とクレア・ウィリアムズは語った。

    「しかし、多くの要因が私たちのコントロールできないものだったため、今年初めに対内投資を見つける必要があり、チームはドリルトン・キャピタルに売却されました。私の家族は常にレーシングチームと社員を第一に考えてきました。これは完全に正しい決断でした。 彼らの中にウィリアムズの遺産を維持しながら、ウィリアムズをグリッドの最前線に戻すのに適した人々を見つけたと思っています」

    「私は、ドリルトンが新しいオーナーとして新たなスタートを切ることができるように、チームから離れることを決定しました。簡単な決定ではありませんでしたが、関係者全員にとって正しいことだと信じています」

    「私はこのチーム、素晴らしい世界であるF1でで成長できたことを非常に光栄に思っています。ずっと愛してきましたし、与えられた機会に永遠に感謝していきます。しかし、F1は信じられないほど挑戦的なスポーツであり、これからは世界が私のために保持している他のものを見たいと思っています。最も重要なのは、家族と過ごす時間です」

    「ドリルトンのサポートとそして、私の決定を理解してくれたことに感謝します。また、厚くも薄くも私たちにこだわってくれたファンにも感謝したいです。ウィリアムズにいる人々は常に家族であり、彼らは困難な時期にも私にモチベーションを与え続けてくれました。私が最も寂しく思うのは彼らです。私たちが経験したプロセスが彼らにふさわしい成功をもたらすことが私の純粋な希望です。そして最後に、チーム、スポーツ、そして、家族に与えてくれたすべてを父に感謝します」

    1969年にプライベートチームを率いてF1に参戦したフランク・ウィリアムズは、1977年にパトリック・ヘッドとともにウィリアムズF1チームを設立。ドライバーズタイトル7回、コンストラクターズタイトル9回を獲得し、フェラーリ、マクラーレンと並び、F1を代表する名門チームである。

    フランク・ウィリアムズの娘であるクレア・ウィリアムズは生涯を通してF1とともにあった。子供の頃から父親がチームを運営するのを見るためにレースを訪れ、その後、最初にシルバーストン、そして、2002年にウィリアムズでコミュニケーションの仕事でのキャリアに乗り出した。

    8年後、彼女はコミュニケーション責任者に就任し、2012年にウィリアムズの家族代表として取締役に就任。1年後、副チームプリンシパルに任命され、基本的にチームの日々の運営を引き継いだ。

    彼女は、ウィリアムズの運命を変えるのを手伝い、2013年の9位の後、2014年と2015年をランキング2位で終えた。その後3年間は5位を維持していたが、2018年と2019年は再開という史上最悪の2シーズンが続き、チームは複雑な金融環境に苦しむことになった。

    昨年、部門の再編を含む再建計画が実行され、その結果はポジティブで、現在ウィリアムズはライバルとホイール・トゥ・ホイールで戦うことができている。

    しかし、次のステップに進むために、ウィリアムズ一家は多大な投資が必要であることを悟り、最終的にはアメリカの民間投資会社にチームを売却するプロセスにつながった。

    そして、新しいオーナーであるドリルトン・キャピタリは、クレア・ウィリアムズが役割にとどまり、チームを運営することを望んでいたが、彼女は新たなスタートの機会を取り、F1から少し距離を置くことを決断した。

  • ウィリアムズF1、ロイ・ニッサニーをF1イタリアGPのFP1に起用

    ウィリアムズF1、ロイ・ニッサニーをF1イタリアGPのFP1に起用

    ウィリアムズの開発ドライバーであるロイ・ニッサニーは、今週末のF1イタリアGPのプラクティス1回目で2度目の公式F1セッションに出走する。

    イスラエル出身のF2レーサーであるロイ・ニッサニーは、F1スペインGPのフリー走行1回目でグランプリ週末デビュー。F1マシンにはイスラエルのプロサイクリングチーム『イスラエル・スタートアップ・ネイション』のロゴが表示された。

    F1イタリアGPで、ロイ・ニッサニーは、ジョージ・ラッセルに代わってフリー走行1回目に出走。今回もフロントウイングに『イスラエル・スタートアップ・ネイション』のロゴが表示される。

    「バルセロナでの素晴らしいセッションの後、モンツァでのドライブを本当に楽しみにしている」とロイ・ニッサニーは語った。

    「この伝説的なトラックは、僕がシングルシーターで最初に勝利した場所なので、お気に入りの1つだ。感情的になると思うけど、いつものようにチームのための死後tに完全に集中するためにロボットモードをオンにするつもりだ」

    「今回のFP1セッションでは、マシンに飛び込む前に、経験が増え、自信が増しているし、以前よりも良くなっていると感じている。もちろん、スパに続いて、今週のファクトリーのシミュレーターでより多くの準備を行う。マシンに乗り込んで、クラッチレバーをリリースすることを楽しみにしている」

    ウィリアムズの車両パフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンは、ロイ・ニッサニーがチームに戻ってくることを歓迎していると語る。

    「ロイはバルセロナで素晴らしい仕事をしてくれた。今回もジョージがFP2を引き継ぐ前に、彼は再び金曜日のエンジニアリング計画で重要な役割を果たしてくることだろう」ととデイブ・ロブソンは語った。

    「我々はリアウィングのパフォーマンスといくつかの開発アイテムに集中する。スパでのレースは難しいものだったし、日曜日には本来のレースペースを発揮できていないと感じた」

    「幸いにも、スパで学んだことの多くがモンツァに持ち越すことができた。ドラッグの低減とストレートスピードの最大化に重点が置かれるが、同時に、モンツァの固有の特徴であるコーナーも軽く扱うことができないし、適切なレベルのダウンフォースとバランスが要求される」

  • ジョージ・ラッセル、大クラッシュの恐怖を語る 「ヘイローに救われた」

    ジョージ・ラッセル、大クラッシュの恐怖を語る 「ヘイローに救われた」

    ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、F1ベルギーGPの決勝でアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)と大クラッシュ。外れたホイールがマシンに衝突したが、コックピット保護デバイスであるヘイローによって救われたことに感謝した。

    ジョージ・ラッセルは、10周目にアントニオ・ジョビナッツィがウォールにクラッシュし、反動でコース上を横切ってきたのを避けることができず、外れたホイールがマシンに直撃した後、ウォールにクラッシュした。

    ジョージ・ラッセルは、怪我をしなかったのは“運がよかった”とかがり、ヘイローの保護を称賛した。

    「イライラする。間違ったときに間違った場所にいた。僕たちにできることは何もなかった」

    「右に行けば、アントニオのマシンがいたので、トラックの左側に行った。タイヤがヒットした大きなインパクトがあった」

    「でも、今はヘイローがあるのでマシンの安全性ははるかに高まったと言わざるを得ない。この巨大なタイヤが近づいてくるのを見たとき、正直にかなり怖かった」

    「だから、今、このマシンにヘイローがついていることにとても感謝している。僕はまったく大丈夫だ。もちろん、少し不満を感じている。でも、レースではこういうこともある」

    「その時点まで、良いリズムにあった。ハースを追い抜いていたけど、僕たちにとって長く困難なレースになっていただろう」

    アントニオ・ジョビナッツィは、左コーナーの出口でスナップオーバーステアになり、成す術ががなかったと語る。

    「残念ながら、出口でスナップオーバーステアになり、どうすることもできなかった」とアントニオ・ジョビナッツィは語った。

    「今日の出来事をチームに申し訳なく思っている。しかし、今はイタリアにむけて気持ちをリセットする必要がある」

    「ラッセルにも申し訳なく思う。彼のレースも破壊していしまった。彼に起こったことは本当に残念なことだ。ただただ申し訳ない」

  • ウィリアムズF1、チーム売却とバーニー・エクレストンとの関係を否定

    ウィリアムズF1、チーム売却とバーニー・エクレストンとの関係を否定

    ウィリアムズF1は、新しいオーナーであるドリルトン・キャピタルと元F1最高経営責任者のバーニー・エクレストンとの関係を否定。しかし、投資ファンドの背景にいる人物については明らかにしなかった。

    先週、ウィリアムズF1は、アメリカの民間投資会社であるドリルトン・キャピタルにチーム全体を買収したことを発表。経営権は同社に移るが、ウィリアムズF1というチーム名とグローブのファクトリーはそのまま残ることになった。

    ニューヨークに本拠地を置くドリルトン・キャピタルは、1億5200万ユーロ(約190億円)で買収を完了している。

    売却の際に提出された書類によると、ウィリアムズF1チームはドリルトン・キャピタルが管理するファンドであるBCE Limitedと呼ばれる会社に売却されたことが明らかになっている。

    BCEという会社名は、元F1の最高経営責任者のバーニー・エクレストンのイニシャル(Bernard Charles Ecclestone)と一致することから、エクレストンが何等かの関与をしているのではないかとの推測を生んだ。

    しかし、ウィリアムズF1の副チーム代表を務めるクリア・ウィリアムズは、バーニー・エクレストンが買収に関与していないことを確認した。

    「今週初めにエクレストンと話をして、彼が後ろにいるのかどうか尋ねました」とクレア・ウィリアムズは語った。

    「それは冗談ですが、それは事実ではありません。バーニーは我々の新しいオーナーとは何の関係もありません」

    「ドリルトン・キャピタルは完全に独立しており、バーニーはウィリアムズの新しいオーナーではありません。私は自分の役割を果たしており、ここにいます。自分の仕事をしていますし、業務は平常通りです」

    取引の一環として、ドリルトン・キャピタルは、チーム創設者で大株主のフランク・ウィリアムズ卿、アメリカのビジネスマンであるブラッド・ホリンガー、メルセデスF1チームのボスであるトト・ヴォルフ氏(5%の株式を保有)を含む、F1チームのすべての株式をウィリアムズから購入した。

    ウィリアムズF1は、ドリルトン・キャピタルが投資ファンドであることを確認ているがが、後援者の身元については「コメントはありません」とした。

    「ドリルトンの背後にいる人々について、詳細を明らかにすることはできません。いずれに明らかになるでしょう。もしくは今後数週間から数か月でそれを明確にすることができるでしょう」

    「しかし、彼らはこのプロセスの開始以来、相当量のデューデリジェンスを行ってきました。彼らは最初からこのプロセスにいました」

    「彼らは、我々のチームを理解するだけでなく、スポーツを理解するために彼らが経験すると想定されるすべてのことを舞台裏で討議することに非常に多くの時間を費やしてきました」

    「私は、彼らがこのチームを前進させるのにふさわしい人物であると確信しています」

    チームのマネジメントとしての自信の将来、および、チームプリンシパルを継続するフランク・ウィリアムズの将来について質問されたクレア・ウィリアムズは「まだ時期尚早です」とコメント。

    「今のところ、業務は平常通りです」

    「私はバルセロナとその前のレースでチームを運営していた立場でここにいますが、それは今後も続くでしょう」

  • ウィリアムズF1、チームの売却金額は約190億円

    ウィリアムズF1、チームの売却金額は約190億円

    ウィリアムズF1は、チーム売却金額は1億5200万ユーロ(約190億円)であることを明らかにした。

    ウィリアムズF1は8月21日(金)、アメリカの投資企業ドリルトン・キャピタル(Dorilton Capital)にチームを売却したことを発表。経営権は同社に移るが、ウィリアムズF1というチーム名は残ることになった。

    Williams Grand Prix Holdingsは、取引条件に基づいた企業価値は1億5200万ユーロ(約190億円)であり、第三者の債務および取引費用を差し引いて同社が受け取る原因収入は1億1200万ユーロ(約140億円)であることを発表した。

    1969年にプライベートチームを率いてF1に参戦したフランク・ウィリアムズは、1977年にパトリック・ヘッドとともにウィリアムズF1チームを設立。ドライバーズタイトル7回、コンストラクターズタイトル9回を獲得し、フェラーリ、マクラーレンと並び、F1を代表する名門チームである。

    チームのオーナーシップは、ドリルトン・キャピタルに移るが、チームはグローブの拠点に留まり、ウィリアムズとしてF1への参戦を続ける。

    関連:ウィリアムズF1、投資会社ドリルトン・キャピタルへの売却を発表