カテゴリー: マーク・ウェバー

  • マーク・ウェバー、ダニエル・リカルドのルノーでの停滞を懸念

    マーク・ウェバー、ダニエル・リカルドのルノーでの停滞を懸念

    元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、オーストラリアの後輩ドライバーであるダニエル・リカルドのルノー移籍を“心配”していると語る。

    ダニエル・リカルドは“新鮮なチャレンジ”を求めて長年所属したレッドブルを離れてルノーへ移籍することを決断。2019年の“シリーシーズン”の最大のサプライズのひとつと言える衝撃的なニュースだった。

    2018年シーズン序盤にフェラーリやメルセデスへの移籍が噂されていたダニエル・リカルドにとって、レッドブルからワークス復帰してからいまだ表彰台さえ獲得できていないルノーへの移籍は実質的にキャリアの後退だと考えている者が多い。

    マーク・ウェバーも、ダニエル・リカルドがレッドブルに残留した方がよかったのではないかと考えている。

    「誰もが知っているように彼は間違いなくワールドクラスのドライバーだ。彼は一流のドライバーであり、日曜日における最高のドライバーのひとりであることは疑いのないことだ」とマーク・ウェバーは Fairfax Media にコメント。

    「様子を見てみよう。素晴らしい決断であることを願っている。我々全員が落ち着いて見ていかなければならない。少々騒がれている移籍だが、彼にとってうまくいくはずだ」

    「短期的には一歩後退となることを彼もわかっている。来年の彼はレッドブルよりも下位になるだろう。彼はルノーに長期的に在籍することを見込んでいる。そこが懸念だ」

    マーク・ウェバーは、ダニエル・リカルドにとって2019年の移籍は必要なものであることは理解しているが、将来的には定期的に勝利を争えるポジションにいられることを願っていると語らう。

    「時にはそうしなければならないこともある。一歩下がって、二歩進むようなことをね」とマーク・ウェバーは語った。

    「彼はルノーで可能なことについて現実的になる必要があるし、残された時間で現実的に何ができるかを見極めなければならない」

    「彼は29歳だし、多くの時間が残されている・・・しかし、我々全員が、彼が今後2年間を過ごすよりも競争力のある状況を見たいと思っている」

  • F1 | クリスチャン・ホーナー、“マルチ21”事件を振り返る

    F1 | クリスチャン・ホーナー、“マルチ21”事件を振り返る

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーが、2013年のF1マレーシアGPで勃発した“マルチ21”事件を振り返った。

    “マルチ21”事件とは、レッドブル・レーシングのチームメイト同士だったセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーによるチームオーダーを巡る事件。ベッテルがチームオーダーを無視してウェバーをオーバーテイクして勝利を手にした。

    レース後、怒りを露わにしたマーク・ウェバーは、セバスチャン・ベッテルに“マルチ21”というコードを口にしていた。

    “マルチ21”というコードは順位を維持せよというオーダーであり、当時クリスチャン・ホーナーは「カーナンバー2がカーナンバー1の前という意味だ。マルチ12であれば、カーナンバー1がカーナンバー2の前になる」と説明していた。

    F1のポッドキャストで当時のことを振り返ったクリスチャン・ホーナーは「当時のマークはそれを受けることがとても難しかった。今、彼が全体像を正直に振り返れば、セバスチャンの方が速かったのだとわかると思う」と述べた。

    「だから、マークはベッテルを困らせるためにどんな手段でも使おうとしたのだろう。チームとして、我々は正直にやろうとしていたが、時々ミサイルが飛んできて、状況がどんどん厳しくなっていった」

    クリスチャン・ホーナーは、2012年のタイトルをかけた最終戦ブラジルGPでマーク・ウェバーがセバスウチャン・ベッテルをウォールに押しやったことが伏線にあったと述べた。

    「2012年末にクライマックスを迎えていた。そのとき、セバスチャンはアロンソとチャンピオンシップ争っていた。ブラジルのレース、つまりタイトル決定戦のスタートでマークがセバスチャンをピットウォールに押しやり、そのあとベッテルはブルーノ・セナと接触してスピンした。セバスチャンはこのことにものすごく腹を立てた」

    「4~5ヶ月ほど経った2戦後のマレーシアで起きたのはその後遺症だった。マークが先行しており、新しいタイヤをつけたセバスチャンが追っていた。二人には順位をキープするように伝えたが、セバスチャンは『くそくらえ』と思ったんだろう」

    ポットキャストの司会者トム・クラークソンに「仕返しだったのか?」質問されたクリスチャン・ホーナーは「100%そうだね」とコメント。

    「レース後か中国でベッテルはウェバーにそう言っていた。おそらくとてもピリピリした雰囲気だっただろうね」

    またクリスチャン・ホーナーは、騒動後、エリザベス女王とランチで“マルチ21”について説明するはめになったとのエピソードを明かした。

    「女王とエディンバラ公が主催する昼食会に招かれた。場所はバッキンガム宮殿で200人くらいはゲストがいるものだと思っていたが、実際は10人だけだった。そして“マルチ21”事件の直後だった」

    「まずドライバーに対応し、その後、女王とフィリップ公に“マルチ21”が何であるか、そして、なぜ我々のオーストラリア人ドライバーがドイツ人ドライバーに対して愛想がないいのかを説明しなければならないという奇妙な状況にあった。昼食会で女王と話をさせていただいたが、女王は非常に興味を持たれていたようだった」

  • マーク・ウェバー、マルク・マルケスのF1マシンへの適応力を絶賛

    マーク・ウェバー、マルク・マルケスのF1マシンへの適応力を絶賛

    MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスのF1初走行に“コーチ”として参加した元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、マルク・マルケスのF1マシンへの適応力を絶賛した。

    マルク・マルケスは6月5日(火)にレッドブル・リンクでのプライベートテストに参加。トロロッソ・ホンダのカラーリングが施されたレッドブル・レーシングの2012年マシン『RB8』で43周を走り込んだ。

    走行前にレッドブルのファクトリーでシミュレーターで準備を行ったマルク・マルケスは、レッドブルのオーナーであるディトリッヒ・マテシッツ、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコ、本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史、元F1ワールドチャンピオンのメルセデスの非常勤取締役を務めるニキ・ラウダが見守るなか、F1マシンでの初走行を実施した。

    「世界最速のマシンを走らせるのがずっと夢だった」とマルク・マルケスはコメント。

    「今日の走行にむけてしっかり準備してきたし、あまり寝れなかった。信じられない経験だったし、間違いなく僕のキャリアのハイライトだね」

    「MotoGPとは大きな違いがある。特に最初は視界の制限が大きなチャレンジだった。コックピットのなかは思っていたよりも締め付けられる感じがあった。制動距離やターンインのタイミングも完全に異なる」

    「もちろん、F1カーにははるかに多くのダウンフォースがあるし、特にコーナーの多いサーキットの部分では楽しかった」

    マルク・マルケスのコーチとして参加したマーク・ウェバーは、マルク・マルケスのF1初走行に感銘を受けたと語る。

    「印象的だった。もちろん、マルクは2輪の世界でトップに立っている男だからね」とマーク・ウェバーはコメント。

    「コックピットに乗り込むと彼はすぐに100%集中していたし、レーストラックでトップパフォーマンスを発揮した」

    「F1とMotoGPはまったくの別物だ。マルクはインストラクターとしての僕の仕事をとても簡単なものにしてくれた。彼は常に適切な質問をしてきたし、ラップ毎に改善していた」

    「F1カーを走らせてラップタイムを生み出す方法はまったく異なる。ダウンフォースははるかに多いし、コーナリングでのグリップも多い。目線は異なるし、側面のコンポーネントやシートポジションも独特だ」

    「素晴らしく印象的な午前だった。彼は少しずつタイムを縮めていった。ブレーキグエリア、高速コーナー、そして、今ではもう少しラップタイムを引き出すために少し時間がかかる最後のパートに入っている」

    「全体的にはここにいられたことは本当に名誉なことだった。彼の走りは素晴らしかった」

    かつて、MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシは、本格的に4輪への転向を考えて、フェラーリのF1マシンをテストしている。

    マルク・マルケスは、近い将来での転向はないとしつつも、将来、4輪でレースをする可能性についてはオープンなままにしている。

    「今後数年はMotoGPに留まることが僕の完全な焦点だ。僕は素晴らしいチームにいるし、高いモチベーションを持っている」

    「でも、どうなるかはわからないよね。数年後にはF1を真剣に考えているかもしれないね!」

  • マーク・ウェバー 「フォーミュラEは最も競争力の高いシリーズ」

    マーク・ウェバー 「フォーミュラEは最も競争力の高いシリーズ」

    元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、フォーミュラEがモータースポーツで最も競争力の高いシングルシーターシリーズだと考えている。

    2014年にスタートし、今季で4シーズン目を迎えているフォーミュラEは世界的な人気が急速に高まっており、日産、ポルシェ、メルセデスといったメーカーが参戦する予定となっている。また、シーズン5からはフェリペ・マッサがベンチュリーから参戦することが決定している。

    過去3シーズンでは3名の異なるチャンピオンが誕生している。初年度はネルソン・ピケJr.、2年目にはセバスチャン・ブエミ、3年目にはルーカス・ディ・グラッシと元F1ドライバーがチャンピオンを獲得。だが、3名全てのチャンピオンが今季のチャンピオンシップ争いから脱落している。

    ベルリン大会を訪れたマーク・ウェバーは「フォーミュラEは明らかに進むべき場所だ」と Motorsport Week にコメント。

    「ここにはいろいろと大物が参戦しているし、ドライビングの水準は非常に優れている」

    「ここのドライバーの深さと競争のタイトさという点で、4輪で最も競争力のあるチャンピオンシップかもしれない」

    「競争力という点では非常に厳しい。誰が勝つか本当にわからないし、それはかなり良いことだ」

    シーズン4では4名の異なるウィナーが生まれており、参戦する20名中11名が少なくとも1度は表彰台に上がっている。一方、F1は2012年以降、10名以上の表彰台フィニッシャーが出たシーズンはない。

    マーク・ウェバーは、フォーミュラEの立ち上げ当初と現在を比較して“見る影もない”くらい進化していると表現した。

    「どんどん強力になっているし、2年前と今日を比較すると見る影もない。今後2年間も同じように進化していくだろう」

  • ヘルムート・マルコ 「マーク・ウェバーと対立するつもりなどなかった」

    ヘルムート・マルコ 「マーク・ウェバーと対立するつもりなどなかった」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2012年に発したコメントでマーク・ウェバーと仲たがいしたが、決して発言にそのような意図はなかったと主張した。

    ヘルムート・マルコは、2012年に受けたインタビューでマーク・ウェバーのパフォーマンスについてコメント。その発言はマーク・ウェバー批判と受け止められたが、実際にそのような意向はなかったと説明する。

    「マークに関しては間違った解釈がなされた。辛辣なことを言ったつもりはない」とヘルムート・マルコはF1公式サイトにコメント。

    「ベッテルがチャンピオンでマークはなぜそうではないかと質問された。なので、違いやいくつかの事実を説明しようとした」

    「私は自分が信じていることを話す。物事を良くし、彼ら独自の解決策を考え出す助けになるために話をす」

    当時のヘルムート・マルコのコメントは、レッドブル・レーシングの上層部がセバスチャン・ベッテルを優先的に支持したという印象を与えた。マーク・ウェバーは2007年からレッドブルに所属していたが、2013年末でチームを離れている。

    「私が表現しようとしたのはそのような環境のすべてであったが、雑誌は私がマークに難色を示していると捉えた。だが、それは真実ではない。我々のドライバーは同じ扱いを受けている」

    「マークを悲観していると受け取られるとは思わなかった。彼がシーズン全体でパフォーマンスを維持できれば、チャンピオンになれただろうとは言ったがね」

    「マークはすでに評判のいいドライバーだった。常に『彼が正しいクルマに乗れば、勝者になるだろう』と言っていた。そして、正しいクルマができたが、残念ながら、ベッテルもやってきた。マークにとって心理学的にとても厳しかったに違いない」

    ヘルムート・マルコは、レッドブルのプログラムに所属するドライバーについて無意識のうちに思ったことを口にする。彼の“厳しい愛情”の最新の犠牲者はダニール・クビアトだった。

    ダニール・クビアトは2014年にトロロッソでF1デビューを果たし、翌年にはレッドブル・レーシングに昇格したものの、そこで評価を得ることができず、2016年にトロロッソに降格。そして、2017年のF1アメリカGP後にレッドブルから解雇された。

    「解決策を作らなければならない」とヘルムート・マルコは語る。「残念ながら、通常それは彼らが結果を出せない場合、関係を終了しなければならないということになる」

    「私がレースをしていたときは、自分たちで自分自身を助けなければならなかった。だが、レッドブルのプログラムを終了したドライバーでその後それを成し遂げたドライバーがいたら教えてほしい」

    「彼らの全員がある程度の才能とスピードはあった。だが、彼らは十分な努力をしなかった。それが問題だった」

  • 「リカルドはフェルスタッペンとの対決に集中するべき」とウェバー

    「リカルドはフェルスタッペンとの対決に集中するべき」とウェバー

    元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、同郷の後輩のダニエル・リカルドに対して、シーズン開幕時は2019年の契約を考えるのではなく、チームメイトであるマックス・フェルスタッペンとの対決に集中すべきだとアドバイスを送った。

    ダニエル・リカルドとレッドブルとの現行契約は2018年末で期限を迎える。2019年はメルセデスとフェラーリに空席ができる可能性があり、ダニエル・リカルドには複数の選択肢があることになる。

    しかし、2007年から2013年までレッドブルでF1を戦ったマーク・ウェバーは、ダニエル・リカルドにとって最も重要な目標は、チームメイトのマックス・フェルスタッペンを倒すことだと強調しいた。

    「彼にできる最大のことはマックスを倒すことだと思う。それが彼にできる一番のことだ。彼もそれはわかっていると思う。そのためにベストを尽くそうとしているはずだ」とマーク・ウェバーは Fox Sports にコメント。

    「5~6カ月はそれにトライしてみて、それからオプションを考えればいいと思う」

    マックス・フェルスタッペンは、昨年末に2020年までレッドブルとの契約を延長しており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはマックス・フェルスタッペンが今後は“自分好みにチームを築いていける”と語っていた。

    かつてレッドブルでセバスチャン・ベッテルとチームメイトだった時代、マーク・ウェバーはチームがベッテルを優位に扱っていると主張していた。

    しかし、マーク・ウェバーは、ダニエル・リカルドがマックス・フェルスタッペンと同じ困難に見舞われることはないだろうと確信している。

    「レッドブルはチャンピオンシップをリードし、しっかりと仕事を果たすドライバーをサポートするはずだ。もしそれがダニエルなら、正直に言って僕自身は彼にそのチャンスは十分あると思っている。なぜなら、彼はレッドブルのプロダクトだからだ」

    「ダニエルがワールドチャンピオンになって、ヘルムート(マルコ)がっかりするとは思わない。ただ、彼はマックスのことも可愛がっている。2人とも好まれているから大丈夫だと思う」

    「マックスを倒してレッドブルがまた輝きを取り戻した場合、ダニエルが離脱する理由があるか? 最終的にリカルドはマシンのカラーにはあまりこだわっていないと思う。とにかく勝ちたいだけなんだ」

    「彼はそれを目標にしている。一貫して勝つのは難しいことだし、それを成し遂げていない。彼には十分にその力はあると思うけど、そのチャンスをもらえるポジションは自分自身で見い出さなければならない」

    バルテリ・ボッタスが2019年以降の契約延長を確保できなかった場合、ダニエル・リカルドがメルセデスでルイス・ハミルトンのパートナー候補になる可能性はあるかと質問されたマーク・ウェバーは「それは誰が見ても明らかだろう。誰もがそうなるだろうと思っているはずだ」とコメント。

    「明白な関連要素もある。2人とも契約が切れる。彼は一流のドライバーであり、移籍のチャンスはある。ただ、メルセデスも焦って決断するつもりはないだろうし、パフォーマンスを含めてバルテリのこともしっかりと見守っていくだろう。おそらくカナダくらいまでに次の展開が見えてくるだろう」

  • マーク・ウェバー 「レッドブルのジュニアプログラムは“緩くなった”」

    マーク・ウェバー 「レッドブルのジュニアプログラムは“緩くなった”」

    元レッドブルのF1ドライバーであるマーク・ウェバーは、最近のレッドブルのジュニアプログラムはいい意味で“緩くなった”と感じていると語る。

    マーク・ウェバーは、ジュニアキャリアでレッドブルの支援を受けていなかったが、2007年にウィリアムズからレッドブル・レーシングに移籍し、7年間在籍していた。

    マーク・ウェバーは、レッドブルが過去にジュニアプログラムから外したブレンドン・ハートレーにトロ・ロッソのF1シートを与える前に、ポルシェのLMP1チームでハートレーとチームメイトだった自分にアドバイスを求めて連絡をしてきたと明かした。

    ブレンドン・ハートレーが2度目のチャンスを得られたことは、レッドブルとモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコが柔らかくなったことを示しているとマーク・ウェバーは感じている。

    「レッドブルはちょっと緩くなったと思う」とマーク・ウェバーは Autosport にコメント。

    「これまでのような張り詰めたような感じはないかもしれない。そうでなければ、今回のような機会はなかったかもしれない」

    「ヘルムートには敬意を表さなければならない。彼はそれを調べて、彼に2度目のチャンスを与えた」

    「異なる環境だ。はるかに穏やかになっている。それは利点でしかないけどね」

    ブレンドン・ハートレーは、2010年途中にレッドブルのジュニアプログラムを外されたときは“粉々になった”と認めているが、マーク・ウェバーは28歳になったハートレーが今回の機会のためにはるかに準備が整っていると語る。

    「彼は若かったときには準備ができていなかったと公然と言っているよね」とマーク・ウェバーはコメント。

    「成熟する者もいれば、早くにいなくなる者もいる。二度目の機会を得たいと思っているF1ドライバーはたくさんいる。それができる人は本当に少ない。でも、彼はそれを実現した」

    その一方で、レッドブルはブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーのためのシートを空けるためにダニール・クビアトを解雇している。

    ダニール・クビアトは、レッドブル・ジュニアとして2012年にフォーミュラ・ルノー・アルプス、2013年にGP3でタイトルを獲得して2014年にトロ・ロッソからF1デビュー。翌年にはセバスチャン・ベッテルがフェラーリに移籍したことでレッドブル・レーシングに昇格したが、2016年にマックス・フェルスタッペンと入れ替わるかたちでトロ・ロッソに降格。2017年シーズン終了を待たずしてF1シートを喪失した。

    マーク・ウェバーは、1994年に英国F3で圧倒的な強さでチャンピオンを獲得したが、スチュワートでの1年半で成績を残せずにF1を追われたヤン・マグヌッセンを例に挙げ、ジュニアカテゴリーでの状態が必ずしもF1に移行されるという証拠はないと述べた。

    「ジュニアカテゴリーには信じられないくらい多くのドライバーがいたけど、F1での実力を発揮できたものはあまりいない。F1はミシュラン星付きレストランのようなものだと思う。シェフとして、様々な料理のエキスパートでなければならない」

    「ジュニアカテゴリーはそうではない。1つか2つの料理のエキスパートであればいい。でも、F1はドライバーにとって、人と仕事をする能力とオペレーションの限界を測る本当に厳しいテストのようなものだ」

    「ジュニアカテゴリーではそれほど多くのことをするわけではない。速ければ結果を出せる。だが、その後は心の管理と落ち着きが必要となる」

  • マーク・ウェバー、アロンソの耐久レース参戦に否定的 「両立は無理」

    マーク・ウェバー、アロンソの耐久レース参戦に否定的 「両立は無理」

    フェルナンド・アロンソが、F1とスポーツカー耐久レースを両立できると考えているのであれば、それは“間違い”だと友人であるマーク・ウェバーは語る。

    マーク・ウェバーは、F1を引退した後、ポルシェからWECのLMP1クラスにフル参戦して耐久レースを経験している。

    フェルナンド・アロンソは、今月末にデイトナ24時間レースに参戦。今年のル・マン24時間レースで勝てるかどうかを見極めようとしている。

    昨年12月にはWECルーキーテストでトヨタ・TS050 ハイブリッドをテスト。世界3大レースでの“3冠”達成を実現するためにトヨタからル・マン24時間レースに参戦するだけでなく、他のWECラウンドにも参戦するのではないかとの噂もある。

    だが、F1とスポーツカーとでエネルギーを分けるというフェルナンド・アロンソの決定を支持しているかと質問されたマーク・ウェバーは「いいや。それは間違いだ」とコメント。

    「2つはまったく異なるものだし、両方とも精神的に多くのエネルギーが奪われる。F1をやっていれば、気を散らしている余裕はないと思う。F1はかなり特殊であり、そのような余裕はない」

    だが、数年前にはニコ・ヒュルケンベルグ(当時フォース・インディア)がF1と並行してポルシェからル・マン24時間レースにスポット参戦。見事、優勝を成し遂げている。

    しかし、マーク・ウェバーは「それはF1の2流のチームとのことだ。プレッシャーが違う」とコメント。

    「それに彼はル・マンのトップチームとの参戦だたし、そのことは状況をかなり簡略化していた」

    マーク・ウェバーは、フェルナンド・アロンソが今月のデイトナ24時間レースで優勝する可能性さえあると考えているが、そのような活動の意味に疑問を投げかける。

    「彼は優勝したら素晴らしいだろう。彼は世界の他の誰よりも才能のあるドライバーだ。そうなったら素晴らしいだろうが、それは彼に何も与えないだろう」

  • マーク・ウェバー、バトンのモナコでのF1復帰は「どうでもいい話」

    マーク・ウェバー、バトンのモナコでのF1復帰は「どうでもいい話」

    マーク・ウェバーは、今月末のF1モナコGPでのジェンソン・バトンのF1復帰にまったく興奮していない。

    昨年末でF1引退を表明したジェンソン・バトンだが、インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの代役として今年のF1モナコGPで1戦限りのレース復帰を果たすことになった。

    だが、マーク・ウェバーは「モナコでのジェンソンの復帰なんてどうでもいい話だ」と Crash.net にコメント。

    「彼が出て行って、フリー走行1回目で燃圧のトラブルに見舞われ、予選17番手で、12周目にレースをリタイア。そんなこと誰も気にしないだろう」

    「ジェンソンはワールドチャンピオンだ。彼はモナコで優勝している。彼がレースに勝てるならまた別の話だけど・・・ポイントを獲得できれば彼はラッキーだろう」

    マーク・ウェバーは、ジェンソン・バトンは復帰に悩むことはなかったとし、彼が唯一の選択肢だったので参戦するだけだと考えている。

    「僕たちはそう理解していると思う。彼はバーレーンでいなかるテストもしなかった。彼はそれほど真剣にそれを引き受けていない。『僕はアメリカにいてトライアスロンをしたい。わざわざバルセロナでテストをする気にはなれない』といった感じだ。僕にとってそれはサプライズでもなんでもない」

    「ジェンソンにとってモナコでの1回目のセッションは“wakey-wakey(起床)”だ。彼があまり興味を持っているとは思わない」

  • マーク・ウェバー 「アロンソにインディ500参戦を誘われた」

    マーク・ウェバー 「アロンソにインディ500参戦を誘われた」

    マーク・ウェバーは、フェルナンド・アロソからインディ500参戦を誘われたが、オーバルでレースには興味がなかったと述べた。

    フェルナンド・アロンソは、モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースという世界三大レースで“三冠”を達成することを夢見ており、その第一歩として今月インディ500に参戦する。

    F1モナコGPで2勝を挙げているマーク・ウェバーは、近年、二冠を達成を試みた数少ないドライバーのひとりだ。近年、ポルシェからWECに参戦していたマーク・ウェバーだが、ル・マン24時間レース優勝を果たせず、昨年末にレースからの引退を発表している。

    三冠を目指したかと質問されたマーク・ウェバーは「もちろん、ルマンで勝ちたかった。かなり間近だった。毎年、僕はそこにいたし、かなり速い年もあったけど、手に入れることができなかった。でも、インディには興味はなかった」とコメント。

    「あそこで走ることにあまり興味がなかったんだ。心からリスペクトしているけどねリック・ミアーズ、マリオ・アンドレッティ、アル・アンサー、ロジャー・ペンスは僕のヒーローだし、ダリオ・フランキッティ、スコット・ディクソン、ウィル・パワーは親友だ。彼らことは心からリスペクトしているけど、僕がやりたいことではない。走ってみたいとは思わなかった」

    「オーバルのレースでもうまくやれるとは思っている。レッドブルでセバスチャン・ベッテルのエンジニアだったロッキーは『オーバルでもうまくやれるだろう』と言っていたよ。彼はニューマン・ハースでセバスチャン・ブルデーとたくさん仕事をしていた。彼は『マーク見てみろ、君はオーバルにパーフェクトだ』と言っていた。僕は『ありがとう。でも、トライするつもりはないよ』と言ったよ」

    マーク・ウェバーは、ル・マンで優勝して二冠を達成していたらインディに参戦するという圧力に直面していただろうと認める。

    また、F1バーレーンGPの週末にはフェルナンド・アロンソからインディ500参戦を提案されたことを明らかにした。

    「もう一歩のところだった。もし、自分が次のステップに進んでいたら、そういった圧力があっただろう。僕が第2のステップにいたら良かったかもしれないね。もう少し圧力があっただろう」

    「それでもフェルナンドはバーレーンでインディに参戦しないかと尋ねてきたよ」

    また、マーク・ウェバーは、フェルナンド・アロンソのインディ500参戦という決断について称賛し、リスペクトしていると述べた。

    「本当に彼には脱帽だ。F1での現在の状況へのフラストレーションから生まれたのは明らかだね」とコメント。

    「F1でレースに勝っていたら、彼はやらなかっただろうし、僕たちはそれをわかっている。今年F1で結果が出ていなくて、あれほど多くのプレスを集められるドライバーはいない」

    「今シーズンは、彼にとって大惨事だ。彼の活躍を祈っているし、彼が良い走りを見せてくることを期待している。見てみよう」