カテゴリー: セバスチャン・ベッテル

  • セバスチャン・ベッテル F1後の進路は「まだ検討段階」 FIA会長就任には慎重

    セバスチャン・ベッテル F1後の進路は「まだ検討段階」 FIA会長就任には慎重

    セバスチャン・ベッテルは、将来的にFIA(国際自動車連盟)の会長に就任するという考えについて、「今の時点で語るのはプロフェッショナルではない」と慎重な姿勢を示した。これは、ロス・ブラウンがかつて彼をFIA会長候補として挙げたことを受けての発言だ。

    「FIA会長の責任について、僕は十分に理解していない」とベッテルは独Auto Motor und Sportに語った。

    「F1の視点から見えるのはその一部だけだ。少しは理解しているけど、評価できるほどではない。だから、今『想像できる』なんて言うのはプロらしくないと思う」

    現在38歳のベッテルは、F1復帰の可能性をすでに否定しているが、ル・マンやWEC(世界耐久選手権)参戦には依然として含みを持たせている。

    「本当に恋しく思うのは競争だ。重要な決断を下さなければならない、あの緊張感のある瞬間がね」と彼は語った。「でも、それが“もう何にも乗らない”という意味ではない」

    ベッテルは今もレッドブルとの関係を保っており、将来的にヘルムート・マルコのアドバイザー職を引き継ぐ可能性についても完全には否定していない。

    「ヘルムートとは長年の付き合いだし、今も連絡を取っている」と彼は明かした。「もしその話がより具体的になったら、まずはその仕事がどんな内容なのかを把握する必要がある。そのうえで、どうするかを決めるだろうね」

    また、ベッテルはマーク・ウェバーがオスカー・ピアストリに対して行っているような若手ドライバーのメンタリングにも意義を見出している。

    「若い才能にとって、助けてくれる存在がいるというのは非常に価値がある」とベッテルは述べた。「ブレーキングポイントを教えるとかではなく、メンタル面でのサポートが重要なんだ。次のハミルトンやシューマッハを作ることではなく、その人自身の強みを引き出す手助けをするということだ」

  • セバスチャン・ベッテル F1復帰の可能性を完全否定「自分の時代は終わった」

    セバスチャン・ベッテル F1復帰の可能性を完全否定「自分の時代は終わった」

    4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、F1復帰の可能性を明確に否定し、自身のF1でのキャリアは「終わった」と語った。

    2022年末で現役を退いたドイツ人ドライバーは、通算53勝と4度のタイトルを獲得し、同時代を代表する存在だった。アストンマーティンでの2年間を経てヘルメットを置いた彼は、以後、社会的・環境的な課題に取り組みながら、時折F1パドックを訪れている。

    最近では、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコが、ベッテルがセルジオ・ペレスの後任としてレッドブル復帰を打診したと主張して話題となった。

    しかしベッテルは、独Auto Motor und Sportの取材に応じ、その噂を否定するかたちでこう語った。

    「F1は終わったんだ。いつかは他の人たちに道を譲る時が来る」

    「新人たちを見ていると、それが正しいことだと思う。今は何人かが入れ替わっているけど、これは“古い世代”を否定しているんじゃなく、“若い世代”を支持しているだけなんだ」

    「自分が若かった頃、どのベテランドライバーがいなくなったかなんて気にしていなかった。ただ自分が走れることがすべてだった」

    セバスチャン・ベッテル F12014年アメリカGP、レッドブルRB10を駆るセバスチャン・ベッテル(Red Bull Racing)

    WEC参戦の可能性には含み「やるなら中途半端は嫌だ」
    一方で、ベッテルの名前は他のカテゴリーでも取り沙汰されており、2023年にはフォーミュラE参戦の噂も浮上。最近ではポルシェ963ハイパーカーでWEC(世界耐久選手権)のテストを行ったことが報じられている。

    F1と比べてレース数の少ないWECについて、ベッテルは完全に否定することはなく、慎重ながらも前向きな可能性を示した。

    「モータースポーツで『レースは半分だけやる』なんてことは難しい」

    「WECは年間8戦だし、F1とはスケジュールも違っていて、実際うまく合うと思う」

    「でも、何をやるにしてもどれだけ本気で取り組むかが重要なんだ」

    「自分はいつも“やるならちゃんとやる”という姿勢でやってきた。少しだけ走る、なんて自分には向いていない」

    これらの発言からも、F1のようなフルタイムでの活動には戻らない姿勢を明確にしつつも、WECのような新たな挑戦には慎重ながらも興味を示している様子がうかがえる。

  • セバスチャン・ベッテル マルコ後任説もレッドブルF1復帰を阻む過去の遺恨

    セバスチャン・ベッテル マルコ後任説もレッドブルF1復帰を阻む過去の遺恨

    セバスチャン・ベッテルがレッドブルF1のモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコの後任となる可能性は「低い」との見方が広がっている。

    4度のワールドチャンピオンであるベッテルと、現在82歳のマルコは、ここ数カ月にわたり後継者問題に関して含みのある発言をしてきた。しかし、マルコは2026年まで契約を有しているうえ、最近ではクリスチャン・ホーナーの解任工作に関与していたと報じられ、むしろその立場は強化されたとも見られている。

    マルコ自身も、ベッテルの後任就任についてこう語っている。

    「興奮するような話じゃない。もちろん、いずれは後継者を考えなければならないが、候補者は多くいても、まだ何も具体的には決まっていないし、具体的な話し合いもない」

    さらに、元F1ドライバーでドイツのレジェンド、ハンス=ヨアヒム・シュトゥックも「ベッテルはレッドブルにとって完全に間違った選択だ」と断言している。

    「レッドブルには特別な思いがある」ベッテルの本音
    一方、ベッテル自身はORFの『スポルト・アム・ゾンターク』の中で、「フェラーリやアストンマーティンに在籍していたとはいえ、自分が最も近く感じるのはやはりレッドブルだ」と語っている。

    2015年にレッドブルからフェラーリに移籍したことについて、後悔はないとしながらも、その別れ方についてはわだかまりがある様子をのぞかせた。

    「移籍そのものを後悔してはいない。多くの経験と学びを得られた」と前置きしたうえで、「ただ、人間的な要素が少し欠けていたと思う。ある種の合意を守りすぎたのかもしれない」と述懐。

    特に、マルコをはじめとする恩人たちにフェラーリ移籍の情報を秘密にしていたことを悔やんでいるようで、「単純に正直に伝えて、合意条項にはこだわらない方が良かったのかもしれない」と語った。

    それでもベッテルは、「当時一緒に働いた人たちとの関係は今でも良好」だとしており、「フェラーリ時代も楽しかったが、自分の大部分はいまだにレッドブル、そしてレッドブル・レーシングと結びついている」との思いを明かしている。

    セバスチャン・ベッテル レッドブル・レーシング

    ラルフ・シューマッハ「すでに“ノー”を突きつけられた」
    こうしたベッテルの発言に対し、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハはドイツ『Sky Deutschland』の番組『Backstage Boxengasse』で、「彼がレッドブルに戻るとは思えない」と一蹴した。

    「これは一方的な話だったと思う。私が聞いている限りでは、彼はすでに“ノー”と言われている。だから、議題にすらなっていないはずだ」

    レッドブルとベッテル、互いに特別な絆があることは否定できないが、少なくとも現時点での復帰の可能性は限りなく低いようだ。

  • セバスチャン・ベッテル「2026年以降のレッドブルF1には希望も不安もある」

    セバスチャン・ベッテル「2026年以降のレッドブルF1には希望も不安もある」

    セバスチャン・ベッテルは、レッドブルF1チームの将来について一部の人々ほど悲観的ではないようだ。

    もはや支配的な力ではなくなり、内部対立やクリスチャン・ホーナーの電撃解任によって揺れるレッドブルは、現在はマックス・フェルスタッペンの才能によって支えられていると、元チームドライバーのロバート・ドーンボスは語る。

    「彼はあのクルマとチームで奇跡を起こしている」とドーンボスはZiggo Sportに語った。

    「もしマックスがいなければ、もう中団のチーム、あるいは後方のチームになっていただろう。彼は奇跡を何度も何度も起こしているが、いつかそれは止まるだろう」

    多くの人が、その「いつか」が2026年になるのではと見ている。その年、レッドブルはホンダのワークスエンジンをアストンマーティンに譲り、自前のレッドブル・フォード製パワーユニットで新レギュレーションに臨むことになる。

    フェルスタッペンと同様、引退したベッテルもかつてレッドブルで4年連続ワールドチャンピオンに輝いたが、それは大きなレギュレーション変更によって終わりを迎えた。

    同じことがフェルスタッペンにも起こるのだろうか?

    「それを予測するのは難しい」とベッテルはドイツのRTL番組『Sport am Sonntag』で語った。

    「構造や人材の面では、レッドブルは非常に良い状態にあると僕は思う。今起きていることは、インフラや人材の問題だけではない」

    「マクラーレンは最近非常にうまく成長してきた」とドイツ人のベッテルは説明した。「レッドブルはもはやかつてのような支配的存在ではない。だが、少し難しくなったとはいえ、マックスとチームはトップからそう遠く離れているわけではない」

    37歳のベッテルは、2026年のエンジンレギュレーションがレッドブルにとって大きな不確定要素であることを認めている。

    「うまくいく可能性もあるし、今後数年は少し難しくなるかもしれない」と彼は語った。

    ベッテルは、自身やフェルスタッペンの師である82歳のヘルムート・マルコの現在のアドバイザー職と強く結びつけられている。

    ベッテル自身も、チームへの再関与に興味を示している。

    「どんな役割になるかは様子を見よう」と僕は語った。

    セバスチャン・ベッテル レッドブル・レーシング

    一方でマルコについては、ベッテルはこう述べている。「ヘルムートは代えのきかない存在だと、僕はそう思っている。彼は特別な人物だ。2005年以降、チームに対して非常に大きな貢献をしてきた」

    マルコが引退を検討している、あるいは後継者たちが彼を排除しようとしているという噂は以前から流れている。

    「彼はまだそこにいるし、僕としては彼が長くその仕事を続けてくれることを願っている」とベッテルは語った。

    しかしベッテルは、マルコにとって年齢が要素のひとつであることも認めた。「彼は非常に現実的な人だ」と僕は語った。

    「僕はそのポジションのことをよく知っているし、彼は自分が何をしているかを理解している。僕は彼からまだ多くを学ぶことができる。そしてその役割が別の形で引き継がれる可能性もある」

    さらにベッテルに対して、レッドブルの問題はチーム代表のクリスチャン・ホーナーにあったのではないかという指摘もなされた。

    「それは分からない」と僕は答えた。「僕はチームから離れて久しいからね。でも、僕の時代のエンジニアが何人かまだ残っているし、クリスチャンとも連絡は取り合っている」

    「僕がいた頃と比べて、いろいろ変わったのは分かっている。まずチームがさらに大きくなった」

  • マックス・フェルスタッペン セバスチャン・ベッテルのレッドブルF1入閣を歓迎

    マックス・フェルスタッペン セバスチャン・ベッテルのレッドブルF1入閣を歓迎

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブルF1でのアドバイザー的な役割でセバスチャン・ベッテルを迎え入れることについて、「歓迎する」と語った。両者はともにF1で4度のワールドチャンピオンに輝いた経歴を持ち、レッドブルでその偉業を達成している。

    今週初め、セバスチャン・ベッテルはオーストリアの放送局ORFに対し、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコと、2026年で契約満了を迎えるマルコの後任となる可能性について初期的な話し合いを行っていると明かした。

    「僕たちはその件について連絡を取り合っているけど、まだそこまで集中的でも深くもない。でも可能性はある」とベッテルは語った。

    「どんな形になるかはまだ分からない。彼(マルコ)はこれまでにも何度か辞めると言っていたけど、今もここにいる。そして、僕は彼がこれからもずっと元気でいてくれることを願っている」

    「そして、誰かが彼を単純に”置き換える”ということが目的ではないと思う。でも、誰であれ、彼がこれまでに築いてきたものを受け継ぐことができたら素晴らしいことだよね」

    フェルスタッペンは、ベッテルと同様にレッドブルで4連覇を達成しており、今回の話を歓迎する姿勢を示した。

    「これだけ多くの実績をレッドブルとともに成し遂げて、レッドブルに育てられた人間であれば、その人のための“居場所”があるというのはごく自然なことだと思う」とフェルスタッペンは今週末のF1オーストリアGPを前にコメントした。

    「セブはチームを離れた後もヘルムートととても良好な関係を保っていたと思う。僕は彼らが話していることは知らなかったけど、セブのためのポジションはどんな形であれ、きっと常にあると思う」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル F1マルコは、2005年にレッドブルがF1に参入して以来、チームの若手ドライバーの育成に携わってきた。

    ヘルムート・マルコは2005年のチーム創設当初からレッドブルに関わっており、故ディートリッヒ・マテシッツのアドバイザーを務めた後、ドライバー育成体制の中心的存在となってきた。現在82歳のマルコは、84歳になる2026年の契約終了後についてまだ去就を明確にしていない。

    「後継者の話はよくある話題だけど……まあこう言おうか、なりたいという人はたくさんいる」とマルコは今週『Kleine Zeitung』紙に語った。

    「この職務に求められる資質は非常に幅広く、非常に高いレベルに設定されている。そして、マーク・マテシッツとチャラーム・ユーヴィッディヤという2人の株主も、自分たちのアイデアを持っている」

    「私たちはそのポジションについて具体的に話しているわけではないが、(セバスチャンは)すべてのことを非常に注意深く見ている」

  • セバスチャン・ベッテル レッドブルF1入閣を協議 マルコ後任の可能性に言及

    セバスチャン・ベッテル レッドブルF1入閣を協議 マルコ後任の可能性に言及

    4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが、F1への非ドライバーとしての復帰についてレッドブルF1と協議を行っていることを認めた。

    2010年から2013年までにレッドブルF1で4連覇を達成したベッテルは、2022年シーズン末でF1から引退。その後は精神的健康、環境問題、人権問題などの擁護者として知られるようになり、若手育成プログラムの責任者であるヘルムート・マルコの後任候補として名前が挙がっていた。

    マルコは現在82歳。一方のベッテルはまだ37歳で、35歳で現役を退いた後も、パドックにたびたび姿を見せている。

    ドライバーとしてのカムバックの話はすでに完全に消えており、ベッテル自身もマルコの後任に関する報道に対して以下のように語った。

    「いくつかの見出しは出ているけど、僕は今もヘルムートととても良い関係にあるし、この件についても意見交換はしている」とベッテルはORFに語った。

    「まだそこまで深く踏み込んだ話ではないけど、僕が何らかの形で関わる可能性はあると思う。ただ、それがどんな形になるのかは、これから見えてくると思う」

    「正直に言えば、ここ数年はF1とあまり近いところにいなかった。でもマルコは自分が何をしているか分かっているし、何があっても彼からはまだまだ学べることがたくさんある」

    「マルコは唯一無二の存在だよ。その性格も含めてね。彼が2005年以降チームのために果たしてきた役割は本当に大きい。誰かが彼を『代わり』として引き継ぐというのが目標ではないのかもしれない」

    「彼は何度か『辞める』と言っているけど、今もチームにいるし、僕としてはずっと続けてほしいと思ってる。でもいつか彼は去る。そのことは彼自身が一番よく分かっているはずだ」

    「彼は現実主義者で、物事をとても正確に判断できる人物だ。だからこそ、いつが適切なタイミングかをきっと分かっているよ」

    セバスチャン・ベッテル レッドブル F1

  • セバスチャン・ベッテル ハーバード・ビジネス・スクールの短期課程を修了

    セバスチャン・ベッテル ハーバード・ビジネス・スクールの短期課程を修了

    4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが、ハーバード・ビジネス・スクールでの4日間のプログラムを修了した。

    ベッテルが受講したのは「エンターテインメント、メディア、スポーツビジネス」に関する講座で、F1引退後のキャリアに向けた動きを示唆している可能性がある。

    この4日間のコースは、受講料が9,400ポンド(約190万円)とされており、ハーバード大学の公式サイトでは「リーダーシップ、マネジメント、ネットワーキング、プロフェッショナル開発」に重点を置いた上級ビジネスクラスと説明されている。

    現在37歳のドイツ人であるベッテルは、昨年11月にドイツのRTLとのインタビューで、学び直しの計画を明かしていた。

    「実は学校に通っているんだ。農業の勉強をしている」とベッテルは語った。「とはいえ、凝縮された内容だよ。これが終われば自分でビジネスを始められる。この分野にはとても魅力を感じているんだ」

    「農業の未来に関しては非常に興味深いと感じている。とはいえ、このトレーニングはフルタイムではない。子どもが3人いるからやることも多いしね。でも以前よりずっと静かで、あまり移動することもないよ」

    セバスチャン・ベッテル F1

    2022年にF1を引退、歴史に名を刻む名ドライバーに
    ベッテルは2022年シーズン限りでF1から引退。グランプリ史上でも有数の成功を収めたドライバーとして知られ、2010年から2013年にかけてレッドブルとともに4年連続でワールドチャンピオンを獲得した。

    通算53勝という勝利数は、ルイス・ハミルトンとミハエル・シューマッハ(ともに7度のチャンピオン)、そして同じく4度の王者であるマックス・フェルスタッペンに次ぐ歴代4位にランクされている。

    F1引退後、最初のキャリアステップとしてベッテルは2023年にドイツのSailGPチームに出資。オリンピック銅メダリストのエリク・ハイルと提携し、新たな挑戦をスタートさせた。

    ベッテル、レッドブルF1復帰の可能性も?
    最近では、ベッテルがレッドブルF1にマネジメントの立場で復帰する可能性がささやかれている。現在チームのアドバイザーを務めているヘルムート・マルコの後任としての起用が噂されているのだ。

    マルコ自身も、ベッテルが理想的な後継者になり得ると述べている。

    「セバスチャンは理想的な後継候補だと思っている」とマルコはSky Germanyに語った。

    「だが、年齢的なこともあり、いずれ私もこの役目を続けられなくなる日が来るだろう。移動の負担も小さくはないしね。だからこそ、セバスチャンのような人物が引き継いでくれれば素晴らしい。彼はジュニアプログラムの面でも実績があるし、F1チームの戦略的リーダーシップという面でも大きな価値を発揮できるはずだ」

    「彼はすでにサウジアラビアで女性カートドライバーの指導もしているしね」

    とはいえ、ベッテル自身はこうした噂に巻き込まれることには慎重な姿勢を示している。

    「ヘルムートは唯一無二の存在だ。あれは彼の役割だ」とベッテルはSky Germanyに語った。

    「確かに、その挑戦は全体として魅力的だと思っている。そして、私とヘルムートの経験には似たところもある。彼もモータースポーツの世界で育ち、時代は違えど本質的な部分では変わらない。F1のルールは大きく変わったけど、基本的な原理は昔と同じだよ」

    「でも、今は全く新しくて違う方向に発展させていく必要もあると思う」

  • ヘルムート・マルコ 「F1引退の予定はない」 ベッテル後継案はあくまで“構想”

    ヘルムート・マルコ 「F1引退の予定はない」 ベッテル後継案はあくまで“構想”

    レッドブルF1の重鎮アドバイザー、ヘルムート・マルコが、自身の「引退が近いのではないか」との憶測を否定した。

    最近マルコは、後継者として理想的なのは4度のF1ワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルだと語り、ベッテル自身もこの可能性を否定はしなかった。だが、その発言の前後から、82歳のマルコが年内にも引退するのではないかという噂が加速していた。

    昨年、レッドブル社内での権力闘争をかろうじて乗り切った経緯もその背景にある。

    しかし、ベッテルとの話し合いの進展についてオーストリア紙『Österreich』から問われたマルコは、こう答えた。

    「それはあくまで私のアイデアに過ぎない」

    「まだ決断には程遠い段階だ。年末に私を引退させたい人が誰なのかは知らないが、私はそのつもりはまったくない」

    「“休めば錆びつく”というだろう?」

    セバスチャン・ベッテルヘルムート・マルコの後継者と目されるセバスチャン・ベッテル

    実際、マルコはすでに2025年以降を見据えている。今季はリアム・ローソンが降格され、代わって角田裕毅が起用された。

    「角田裕毅はどんどん良くなっている。彼はフェルスタッペンのチームメイトとして、初めてマックスのパフォーマンスの片鱗を感じられる位置にいる」

    「ただ残念なのは、プレッシャーが高まるとまだミスを犯してしまうことだ」

    マイアミでは、ホンダが来年からアストンマーティンに供給体制を移すこともあり、レッドブルが2026年に向けて再びドライバー交代を検討しているのではないかという噂も飛び交った。

    一方で、ワールドチャンピオンシップのリーダーとなったマクラーレンのオスカー・ピアストリについて聞かれたマルコはこう語った。

    「非常に感銘を受けている。彼はいつも冷静で、常に前線で戦うプレッシャーを維持し続けている。それが新鮮なんだ」

    「だが、我々のアイザック・ハジャーも侮れない」と付け加えた。マルコは今季すでに何度も、レーシングブルズで走るフランス人ルーキーのハジャーを高く評価している。

  • セバスチャン・ベッテル レッドブルF1幹部就任に言及「マルコ後任も選択肢」

    セバスチャン・ベッテル レッドブルF1幹部就任に言及「マルコ後任も選択肢」

    セバスチャン・ベッテルが、将来的にレッドブルF1のモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコの後任となる可能性について、初めて前向きな姿勢を示した。

    4度のF1ワールドチャンピオンであるベッテルは、2005年のF1参入以来チームを支えてきたマルコの“理想的な後継者”として以前から名前が挙がっていた。

    ベッテルは2013年シーズン限りでレッドブルF1を離れフェラーリへ移籍したが、現在に至るまでミルトンキーンズを拠点とするチームとの良好な関係を維持している。

    2022年シーズン終了後にF1から引退したベッテルは、パドックには頻繁に姿を見せていないものの、現在もマルコとの交流を続けている。

    「ヘルムートとは今でもとても良い関係にあるし、会話もしている」とベッテルはオーストリアの放送局ORFに語った。「(後任という)話題については、まだそれほど深く突っ込んだ話ではないけれど、何らかの形で関わる可能性はあるかもしれない」

    「どんな形になるかは今後次第だ。ヘルムートは以前から何度か“辞める”と言っていたけれど、今もまだそこにいる。そして、僕は彼ができるだけ長くその場にいてほしいと思っている」

    現時点では、ベッテル自身がマルコの後任になることに対して、特別な焦りやプレッシャーは感じていないという。

    「人生はやがて容赦なく前に進んでいくものだし、ヘルムート自身もそれを理解していると思う。彼は現実主義者で、物事をとてもよく、そして誠実に評価できる人だから。だから、いずれその時が来たら、彼はそれを正しく受け止めると思う」

    「マルコのような存在は、そう簡単に代えがきくものではない。彼は非常に個性的で、2005年以降のチームの成功に大きく貢献してきた」

    「後任が誰になるにせよ、彼が積み重ねてきた仕事がこれからも引き継がれていくことを願っている。僕自身、現役時代からその役割がどんなものかは理解しているつもりだ」

    「ただ正直に言えば、ここ数年はヘルムートのそばで過ごしていたわけではないから、詳細まで把握しているわけではない。でも、彼のやっていることが何なのかは分かっているつもりだ」

  • セバスチャン・ベッテル 子供たちから“F1復帰禁止令”

    セバスチャン・ベッテル 子供たちから“F1復帰禁止令”

    元F1ワールドチャンピオンのセバスチャン・ベッテルは、現役引退から時間が経った今もなお、復帰の噂が絶えない。しかし、本人によれば“最も身近な存在”から思わぬストップがかかっているという。

    2022年シーズンをもってF1から引退したセバスチャン・ベッテルだが、ルイス・ハミルトンをはじめとする関係者からは、復帰の可能性を示唆する声も上がっていた。特に新規参戦を控えるアウディが有力な復帰先として取り沙汰されていたが、同チームはすでにニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトの起用を発表しており、現実味は薄くなっている。

    そうした中、セバスチャン・ベッテルはSky Sports F1ドイツ版のポッドキャストに出演し、自身の子どもたちから“F1復帰禁止令”が出されていることを明かした。

    「子どもたちから『もう運転しちゃダメ』と言われていてね」と語ったベッテル。「彼らは僕が家にいることをとても喜んでくれている。それを聞くのは素晴らしいことだよ」

    さらに、引退後の生活については次のように述べた。

    「F1の外でも自分なりのリズムを見つけられたし、家庭の平和も保てている。新しい生活にも慣れてきたよ」

    一方、コックピットに戻る可能性は薄れているものの、セバスチャン・ベッテルには別の形でのF1復帰が囁かれている。レッドブルの育成プログラム責任者であるヘルムート・マルコの後任候補として、ベッテルの名前が浮上しているのだ。

    この件について問われたベッテルは、「それは簡単に答えられるような話じゃないよ」と、含みを持たせつつも慎重な姿勢を見せている。