カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • マックス・フェルスタッペン F1スペインGPのラッセルとの接触に「後悔はない」

    マックス・フェルスタッペン F1スペインGPのラッセルとの接触に「後悔はない」

    マックス・フェルスタッペンは、F1スペインGP終盤に起きたジョージ・ラッセルとの接触について、ペナルティを科されたにもかかわらず「後悔は一切ない」と述べた。

    この日、バルセロナでのレース終盤までマクラーレン勢の背後で安定した3位表彰台を狙っていたフェルスタッペンだったが、残り11周でセーフティカーが導入されたことで流れが大きく変わった。

    レッドブルは通常の2ストップ戦略ではなく、3ストップ戦略に賭けたため、フェルスタッペンはハードタイヤに交換。これにより再スタート時のグリップで劣ることになり、最終コーナー出口で膨らんだすきに、後方から勢いよく迫ったシャルル・ルクレールにあっさり抜かれる展開となった。

    しかし、その際ルクレールがフェルスタッペンの進路へ寄せたように見え、軽い接触が発生。フェルスタッペンはこの場面について戸惑いを隠さなかった。

    「正直、何が起きたのか分からなかった。かなり奇妙だった。オーバーテイクはほぼ完了していたのに、突然彼(ルクレール)が左に寄ってきた。かなり大きな接触になっていてもおかしくなかった」

    「すごく変な感じだった。自分のフロアでタイヤを切ってしまってパンクするんじゃないかと心配だった」とモータースポーツ・ウィークを含むメディアに語った。

    その後、フェルスタッペンはターン1でラッセルにインを突かれた際にエスケープロードを使ってポジションを維持したが、レッドブルはポジションを戻すように指示。64周目、ターン4の出口でスローダウンしてラッセルにアウトから抜かせる素振りを見せると、その直後のターン5で接触した。

    一部ではこの動きが意図的だったとの見方もあり、レース後には子どもたちの目に触れるには「悪い見本だった」との批判も上がったが、これに対しフェルスタッペンは皮肉を込めてこう返した。

    「それなら次からはティッシュでも持ってきてあげるよ」

    マックス・フェルスタッペン スペイングランプリ F1 レッドブル・レーシング

    さらに、F1のレース基準そのものに対しても不満を表明した。

    「正直、今のF1で最大の問題は、レース基準がすごく不自然だということ。何が許されて、何が許されないのかが曖昧で、それがすごくフラストレーションの元になっている」

    「今日はそれが自分に不利に働いたけど、そういう時もあるし逆もある」

    また、フェルスタッペンは今回の件についてラッセルと話し合うつもりがあるか問われると、「別に必要ない。言うことは何もない」と答え、関係修復への意欲がないことを明らかにした。

    そして締めくくりとして、今回の行動を後悔しているかとの問いには、こう言い切った。

    「人生であまり多くのことを後悔すべきじゃない。人生は一度きりだからね」

  • F1スペインGP終盤の接触劇 フェルスタッペンとラッセルの主張対立

    F1スペインGP終盤の接触劇 フェルスタッペンとラッセルの主張対立

    ジョージ・ラッセルとマックス・フェルスタッペンが、F1スペインGP終盤に起きた劇的な接触についてそれぞれの見解を語った。この接触によりレッドブルのフェルスタッペンにはペナルティが科され、レース終盤の順位が大きく変動する結果となった。

    レース終盤、キミ・アントネッリのメルセデスがマシントラブルによりコース脇にストップし、セーフティカーが導入されたことで展開が大きく揺れ動いた。

    このタイミングで多くの上位勢が再度ピットインしたが、フェルスタッペンにはハードタイヤしか残されておらず、その結果、後方からの攻撃に対して脆弱な状況となった。

    リスタート後、フェルスタッペンは最終コーナーで大きなスナップを喫し、シャルル・ルクレールと接触してポジションを落とした。その混乱の中でラッセルがオーバーテイクを狙ってきたが、フェルスタッペンはランオフエリアを使ってコース外からラッセルの前に出た。コース外走行によって得た優位性が問題となるのを避けるため、レッドブルのレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼは、フェルスタッペンに対しラッセルにポジションを返すよう無線で指示した。

    無線では激しく反発していたフェルスタッペンだが、ターン5では一時的に減速し、ラッセルに外側のラインを与えるような動きを見せた。しかし直後に再加速し、結果的にラッセルと接触するかたちとなった。この接触によりフェルスタッペンには10秒のタイムペナルティが科され、5位から10位に順位を落とすこととなった。

    スペイングランプリ F1

    ラッセル「クラッシュされた、それだけ」
    レース後、ラッセルは次のようにコメントした。「僕の視点から言えば、ただクラッシュされたという感じだ。なぜそうなったのか、どういう考えがあったのか正直よく分からない」

    「幸いにも大きなダメージなく走り切れたし、最終的には彼よりも自分の方が結果は良かった。あれがマックスのレーススタイルなんだろう。彼がP4、僕がP5だったけど、最終的に僕がP4、彼がP10。だから自分としては無事に完走できて良かった」

    「彼が自分とチームに多くのポイントを失わせただけだと思う。特に話すべきこともないね」

    この結果、ラッセルはマイアミGP以来となる自己最高位の4位でフィニッシュした。

    フェルスタッペン「何も言う必要はない」
    一方のフェルスタッペンは、より短く事態を振り返った。「特に何も言う必要はない。どうでもいいからね」

    「最後のコーナーで大きなスナップがあって、ハードタイヤのグリップが本当に低くて痛かった。とにかくタイヤが限界だった。振り返ってみれば、あのままステイアウトした方が良かったのかもしれない。でも、そういうのは後から言えることだ」

    「戦略自体は良かったと思うし、自分たちにとってベストだった。攻めの姿勢も気に入っていた。ただ、最後にその恩恵が得られなかっただけだ」

  • ラッセルと接触のフェルスタッペンに元F1王者がスペインGP失格を要求

    ラッセルと接触のフェルスタッペンに元F1王者がスペインGP失格を要求

    元F1世界王者のニコ・ロズベルグは、2025年F1スペインGP終盤で起きたジョージ・ラッセルとの接触を受け、マックス・フェルスタッペンに対して「失格処分(ブラックフラッグ)を下すべきだった」と主張した。

    問題の接触は、61周目のセーフティカー明けのリスタート直後、ターン1で発生した。メルセデスのラッセルがハードタイヤのフェルスタッペンを追い抜こうとした際に軽く接触し、レッドブルのフェルスタッペンはイン側のエスケープロードを使用してポジションを維持。その後、レッドブルからの指示で64周目にラッセルへポジションを譲るよう求められた。

    しかしフェルスタッペンは、その直後のターン5の進入でスピードを緩めた形でラッセルを横に並ばせ、突然ステアリングを切らずにまっすぐ進行。そのままラッセルのマシン側面に衝突した。

    このシーンをSky F1での解説中に見ていたロズベルグは即座に「ブラックフラッグに値する」と発言。レース後にその見解を改めて問われても「意見は変わらない」と答えた。

    「ターン1の接触についてはジョージの責任だ。追い越しには3つの条件があるが、彼はそのうち2つしか守っていなかった。だからマックスはポジションを守ることもできたはずだ」とロズベルグは前提を説明。

    「だが、レッドブルが彼にポジションを返すよう指示したことで、マックスの怒りが頂点に達した。そこから先は、まるで仕返しをするかのように相手を待って衝突しにいったように見えた。それは極めて容認できない行為だ」

    「意図的に相手を待ち構え、衝突させるのであれば、ルール上はブラックフラッグだ。それが私の主張の根拠だ」と語った。

    フェルスタッペンにはこの行為に対して10秒のタイムペナルティとペナルティポイント3点が科され、最終順位は5位から10位に後退。累積ペナルティポイントは11点となり、次戦までに1点でも追加されれば1戦出場停止の処分が下ることになる。

    動画の公開は終了しました
  • F1スペインGP:フェルスタッペン接触訴えも ルクレールはノーペナルティ

    F1スペインGP:フェルスタッペン接触訴えも ルクレールはノーペナルティ

    FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワードは、F1スペインGPでのマックス・フェルスタッペンとの接触に関して、シャルル・ルクレールへのさらなる処分を科さないと発表した。これにより、ルクレールは3位表彰台の座を維持することとなった。

    この接触は、61周目のセーフティカー明けのリスタート時に発生した。ハードタイヤで再スタートしたフェルスタッペンは、最終コーナー立ち上がりで大きなオーバーステアを喫し、タイヤを暖め切れずに加速が鈍った。

    その隙を突いて、ソフトタイヤを履いたルクレールが並びかけてオーバーテイクを試みたが、2台が並走している状態でルクレールがややフェルスタッペン側に寄せたように見えた。この動きに対してフェルスタッペンは「ルクレールにはペナルティが科されるべきだった」と主張していた。

    しかしスチュワードは、異なる見解を示し、「両者が互いにわずかに寄せ合っていた」として、どちらか一方に非があるとは判断しなかった。

    スチュワードの声明にはこう記されている。

    「スチュワードは、1号車(マックス・フェルスタッペン)と16号車(シャルル・ルクレール)の両ドライバー、各チーム代表からの聴取に加え、ポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、映像、タイミング、テレメトリ、チームラジオ、車載映像などの証拠を確認した」

    「1号車はターン14でトラクションを失い、それによって16号車に対してポジションを守る必要があった。16号車はスタート/フィニッシュライン上で1号車を追い抜こうとした。2台はコース中央で互いにわずかに寄せ合う形となり、軽微な接触が生じた」

    「両ドライバーとも、この接触は回避可能であり、大きな事故につながってもおかしくなかったと認識していたが、どちらか一方が完全に、あるいは主に非があるとはいえなかった。この状況を踏まえ、我々はさらなる処分を科さない判断を下した」

    フェルスタッペンはその後、ジョージ・ラッセルとの接触によって10秒ペナルティを受け、5位から10位へと順位を落とした。この件ではライセンスに3ポイントのペナルティも加算され、現在の累積は11ポイントとなった。12ポイントに達すると1戦出場停止となるため、6月末のオーストリアGPまでの間にあと1ポイントでレース出場停止処分となる。

    一方、ルクレールはランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢に続き、3位でフィニッシュした。

  • マックス・フェルスタッペン F1レース出場停止まであと1ポイントに

    マックス・フェルスタッペン F1レース出場停止まであと1ポイントに

    マックス・フェルスタッペンは、スペインGPでの物議を醸すジョージ・ラッセルとの接触により、F1の出場停止処分まであと1ポイントに迫っている。

    レース終盤のセーフティカー明けのリスタートで、ハードタイヤを履いていたフェルスタッペンはシャルル・ルクレールに包囲され、ターン1ではラッセルに外側へ押し出された。

    その後、エンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼからラッセルにポジションを返すよう指示されたフェルスタッペンは、ターン4でラッセルを前に行かせたものの、次のターン5で意図的にメルセデスに突っ込んだ。

    この行為によりフェルスタッペンには10秒のタイムペナルティが科され、5位から10位へと順位を落とした。さらに接触を引き起こした責任を問われ、ライセンスに3ポイントのペナルティポイントが加算された。

    これにより、フェルスタッペンの累積ペナルティポイントは合計11となり、自動的なレース出場停止処分が課される12ポイントまで、残りわずか1ポイントに迫っている。

    スチュワードは次のように声明を発表した。

    「無線でのやり取りから、1号車(フェルスタッペン)に対して63号車(ラッセル)にポジションを返すようチームが明確に指示していたことが分かっている。これは、1号車がコース外に出て持続的なアドバンテージを得ていたことに対する以前の違反だった」

    「当初、我々はこのインシデントに対してこれ以上の対応を取らないと決定していた。だが、1号車のドライバーはチームの指示に明らかに不満を持っていた。ターン5に向かう際、1号車は著しく減速し、63号車に前に出させるかのように見えた」

    「しかし、63号車がターン5の進入で1号車を抜いた直後、1号車は突然加速し、63号車と接触した。この接触は明らかに1号車の行動が原因である」

    「したがって、我々は1号車に対し10秒のタイムペナルティを科し、ドライバーにペナルティポイントを3点加算することとした」

    FIAのルールでは、過去12か月間で12ポイントに達すると1レースの出場停止処分が自動的に適用される。フェルスタッペンは今月末のF1オーストリアGP終了時に2ポイントを失効する予定だが、シャルル・ルクレールとのストレートでの接触についても追加で裁定が下される可能性がある。もしあと1ポイントが加算されれば、カナダGPを出場停止となる。

  • 2025年F1 スペインGP:マックス・フェルスタッペンがDRIVER OF THE DAY

    2025年F1 スペインGP:マックス・フェルスタッペンがDRIVER OF THE DAY

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、2025年F1スペインGPの「DRIVER OF THE DAY(ドライバー・オブ・ザ・デイ)」に選出された。

    レース終盤、セーフティカー導入後のリスタートでハードタイヤを履いていたフェルスタッペンは、マクラーレン勢の猛追に苦しみ、ジョージ・ラッセルとの接触で10秒ペナルティを科されるなど波乱の展開となった。

    しかしそれ以前、フェルスタッペンはオスカー・ピアストリとランド・ノリスの2台に対して一貫してプレッシャーをかけ続け、果敢な戦略でトップ争いを演じた。

    その闘志あふれる走りがファンから高く評価され、全体の19.7%という最多得票を獲得。ピアストリ(14.5%)やヒュルケンベルグ(10.6%)らを抑え、今季2度目の「ドライバー・オブ・ザ・デイ」に輝いた。

    スペインGPのファン投票上位は以下の通り:

    2025年F1 スペインGP DRIVER OF THE DAY
    ■ マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 19.7%
    ■ オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 14.5%
    ■ ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 10.6%
    ■ シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 9.6%
    ■ ランド・ノリス(マクラーレン) – 9.3%

  • フェルスタッペン F1スペインGP予選「マクラーレンは手強いが全力を尽くす」

    フェルスタッペン F1スペインGP予選「マクラーレンは手強いが全力を尽くす」

    マックス・フェルスタッペンは、スペインGP予選を3番手で終えた後、マクラーレン勢の強さを認めつつ、決勝で何が可能かを楽しみにしていると語った。

    バルセロナのカタルーニャ・サーキットで行われた予選では、マクラーレンが好調を維持し、最後のアタックでオスカー・ピアストリがランド・ノリスを抑えてポールポジションを獲得。チームとしてフロントロウを独占した。

    フェルスタッペンはそのマクラーレン勢に最も近い存在となり、Q3で3番手タイムを記録。メルセデスのジョージ・ラッセルと全く同じタイムだったが、先にそのタイムを出したことで前の順位となった。

    予選後、今回のパフォーマンスがRB21で出せる最大限だったかと問われたフェルスタッペンは次のように振り返った。

    「そうだと思う。今週末はずっと彼ら(マクラーレン)に対して遅れていたけど、しっかりやり切って3番手に入れたのは妥当な結果だと思っている」

    「後ろもかなり接戦だったし、このサーキットでクルマの全てを引き出すのは楽しい。気温が高くてもグリップはしっかりしてるし、明日どこまでできるか見てみよう」

    マックス・フェルスタッペン スペインGP F1フェルスタッペンはF1スペインGP予選でマクラーレン勢に最も迫った挑戦者の一人となり、ピアストリとノリスのすぐ後ろからスタートする

    金曜から土曜にかけての夜間作業について聞かれると、フェルスタッペンは次のように明かした。

    「大きな作業はしなかった。金曜は悪くなかったし、クルマにいくつか最終調整を加えただけだった」

    「もちろん、ポール争いに加わるには不十分だったけど、それでも悪くない結果だと思っている」

    そして日曜決勝での戦いに向けて、過去に4度の優勝経験があるこのバルセロナでどれだけ戦えるかについて、フェルスタッペンはこう述べた。

    「全力は尽くすけど、彼ら(マクラーレン)を倒すのは簡単じゃないと思う。明日どうなるか見てみよう」

  • 角田裕毅は「パンケーキじゃない」フェルスタッペンがレッドブルF1の問題示唆

    角田裕毅は「パンケーキじゃない」フェルスタッペンがレッドブルF1の問題示唆

    2025年F1スペインGPの予選で最下位に沈んだ角田裕毅について、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが「彼はパンケーキなんかじゃない」と擁護の言葉を口にした。

    レッドブルはここ数年、フェルスタッペンの横に安定して速さを発揮できるドライバーを見つけられずにいる。2024年シーズン序盤でセルジオ・ペレスのパフォーマンスが大きく低下し、同年末にチームを去ることになった。

    代わって2025年にはレーシングブルズから昇格したリアム・ローソンが2戦のみでレッドブルのシートを明け渡し、角田がシーズン途中から起用された。

    しかし、角田裕毅はここまでの6戦で7ポイントを獲得するにとどまり、フェルスタッペンが2勝と2度の表彰台を記録しているのと対照的に、苦戦が続いている。

    予選後、オランダの記者団に対してフェルスタッペンは次のように語った。

    「ユウキはパンケーキなんかじゃない。この“2台目の問題”はずっと続いている」

    「それが何を意味するのかは……君たち自身で判断すればいいさ」

    Yuki isn’t a pancake.
    ここでフェルスタッペンが使った「パンケーキ」という表現は一見奇妙に聞こえるが、彼の発言にはしばしばユーモアや比喩が含まれており、今回もその一例とみられる。この言葉には、「角田が簡単に潰れるような弱い存在ではない」「凡庸なドライバーではない」といった擁護の意味合いが込められていると解釈される。つまり、問題の本質は角田本人ではなく、むしろ長年続くレッドブルの“2台目問題”にあるのではないかという、皮肉混じりのメッセージとも取れる。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅は予選Q1でフェルスタッペンに約コンマ6秒遅れの最下位となり、走行直後は「良いラップだった」と感じていたものの、順位を知って落胆。Sky Sports F1のインタビューでは次のように語っている。

    「突然、他のどのグランプリとも違って、明らかにパフォーマンスを失いました。FP1からずっとグリップが非常に低かったです。何かおかしなことが起きていたんだと思います」

    「ベストは尽くしました。バランスは改善できたけど、全体的には一歩前進できたとは思いません」

    「Q1のラップには満足していましたし、自信もありました。でも、グリップだけは全然ついてこなかった。かなり厳しい状況です」

    セッション中、縁石に乗った後にフロアのチェックを要求していた角田裕毅だが、セッション後の段階ではダメージが原因だったかどうかは判断できなかったという。

    「まだ分かりません。ダメージがあったのかどうか確認する必要があります。ただ、乗り心地が極端に悪かったわけでもなく、許容範囲内だったと思います」

    「週末の最初のラップからすでにペースがなかったので、突然パフォーマンスを失ったわけではありません。今のところ、ただただ苦しんでいます」

    チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、予選後のレッドブルの公式コメントで次のように述べている。

    「裕毅はこの週末を通して苦しんでいる。彼を助けようとダウンフォースを少し上げてみたが、正直、何が起きているのかを理解するのは難しい。しっかり調査する必要がある」

  • フェルスタッペンのレッドブルF1離脱条項 オーストリアGP終了時に失効

    フェルスタッペンのレッドブルF1離脱条項 オーストリアGP終了時に失効

    マックス・フェルスタッペンが2026年にレッドブルF1を離脱できるとされる契約条項は、オーストリアGP終了時点でドライバーズ選手権の順位が4位以内であれば無効になると報じられているとオートスポーツ誌は伝えている。

    現在、4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンはランキング3位につけており、5位のシャルル・ルクレールに対して57ポイントのリードを保っている。

    もし今週末のスペインGP終了時点でこの差を50ポイント以上維持できれば、彼の現行契約に存在するとされる離脱条項は効力を失うことになる。

    2028年まで有効とされるフェルスタッペンの契約は、昨年のレッドブル内の権力闘争が収束した時点で再交渉が行われたとされており、当初存在した「ヘルムート・マルコの離脱時に契約を解除できる条項」はすでに無効化されている。

    ただし、選手権順位に基づく離脱条項の有効期限は6月末とされており、つまりオーストリアGP終了時点で選手権のトップ4に残っていれば、契約上の“裏口”は完全に閉ざされることになる。

    フェルスタッペンには今冬、アストンマーティンF1への移籍説も浮上し、シルバーストンのチームが巨額オファーを提示したという報道も見られたが、最近ではこの噂は沈静化している。

    一方で、それと入れ替わるように、フェルスタッペンが次の移籍先としてメルセデスF1を検討しているとの噂が根強く続いており、この動きはジョージ・ラッセルの契約更新交渉が予想以上に長引いていることとも関連していると見られている。

    マックス・フェルスタッペン F1 レッドブル・レーシング

    とはいえ、フェルスタッペンがスペインGP終了時点でルクレール、あるいはその時点でランキング5位に位置するドライバーに対して50ポイント以上のリードを維持していれば、少なくとも2026年におけるレッドブルF1残留は確定的となり、離脱条項の発効条件を満たす可能性は消滅する。

    なお、ラッセルの契約更新に関しては、メルセデス側は「すべて計画通りに進んでいる」としており、新契約の協議は「スペインGP前後」に行われる見込みであった。2025年のラッセルは好調なスタートを切っており、そのパフォーマンスが彼の市場価値を押し上げている。

    モナコGPの際、メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、ラッセルとの交渉について次のように語っている。

    「ジョージと私は今後どうするか完全に合意している。100%一致している。だから長引くようなことはない。それは我々のやり方ではない」

  • マックス・フェルスタッペン F1スペインGP初日「過去の金曜より前向き」

    マックス・フェルスタッペン F1スペインGP初日「過去の金曜より前向き」

    マックス・フェルスタッペンは、F1スペインGP初日の走行について、これまでの金曜日と比べてレッドブルのパフォーマンスに全体的に前向きな感触を得られたとしつつ、マシンには「もっと良いフィーリング」を求めていると語った。

    イモラで今季2勝目を挙げたときのようなパフォーマンスを再現できることを期待して週末に臨んだフェルスタッペンは、バルセロナでのフリー走行2回を通じてタイムシート上位を維持。FP1では2番手、FP2では3番手となった。

    マシンを降りた後、金曜日を振り返ってフェルスタッペンは次のように語った。

    「ここに来るのはいつだって気持ちがいい。走っていて楽しいサーキットだ。タイヤにとってはかなり暑いコンディションだけど、今日はまあまあの金曜日だった――もっとひどい金曜日もあったからね」

    「マシンにはちょっと満足できた。まだ理想の状態ではないけど、前向きな感触はあった」

    マックス・フェルスタッペン スペインGP F1スペインGP金曜プラクティスを終え「マシンに少し満足できた」と語るフェルスタッペン

    イモラで得た感触に到達しているかどうか問われると、フェルスタッペンはこう答えた。

    「いや、まだだね……まあサーキットによって感触は違うけど、それでもマシンに対してもっといいフィーリングが欲しい。ただ、完全にダメだった金曜日もこれまでにあったから、今日はその中間といったところだと思う」

    さらに、今週末から導入されたフロントウイングの荷重テストに関するテクニカルディレクティブの影響については、「勢力図に大きな変化は見られなかった」としたうえで、次のように述べた。

    「スタンディングを見ても、そんなに変わってないよね。自分としても、そんなに大きな変化があるとは最初から思ってなかった」