カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • フェルスタッペン「ニューウェイ加入でアストンマーティンF1の2026年が楽しみ」

    フェルスタッペン「ニューウェイ加入でアストンマーティンF1の2026年が楽しみ」

    マックス・フェルスタッペンは、エイドリアン・ニューウェイの影響を受けたアストンマーティンの2026年のパフォーマンスに「ワクワクしている」と語った。

    ニューウェイは2024年初頭に約20年在籍したレッドブルからの離脱を発表し、その後アストンマーティンに加わった。今年に入って正式に新たな役割をスタートさせており、彼の焦点は完全に2026年の新車に向けられている。

    ニューウェイは、フェルスタッペンがチャンピオンを獲得したマシンを含む、レッドブルで8台のタイトル獲得マシンを設計してきた。そんな彼がアストンマーティンのガレージに姿を見せたのは先月のF1モナコGPが初めてだった。

    その姿について尋ねられたフェルスタッペンは、RacingNews365を含むメディアに対し、次のように語った。

    「ガレージで彼の姿を見ると、かつて僕たちのチームにいた頃の彼を思い出すよ」

    「でも、もう考えても仕方がない。エイドリアンは僕たちのところにはいないんだ」

    「僕たちは――少なくとも僕は、彼をとても尊敬している」

    「彼は成功を収めただけでなく、人としても素晴らしい人物だった」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 マックス・フェルスタッペン

    2026年にはF1のレギュレーションが大きく変わることから、各チームは勢力図の変動を見据えて開発に注力している。ルール変更に際して革新性を発揮してきたニューウェイの存在は、アストンマーティンにとって大きな武器になる可能性がある。

    その点についてフェルスタッペンは次のように語った。

    「緑のチームウェアを着ている彼を見るのは、もちろん違和感があるけど、彼のことは嬉しく思っている。彼自身が幸せであることが一番大事だからね」

    「彼がチームの成功に貢献することは間違いないと思っているよ」

    「彼が本格的に関わる来年、彼らがどんなクルマを作ってくるのか、すごく楽しみにしているんだ」

  • 角田裕毅とフェルスタッペンに悲報 レッドブルF1「大型アップデート終了」

    角田裕毅とフェルスタッペンに悲報 レッドブルF1「大型アップデート終了」

    レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2025年シーズンの残りにおいてRB21への「大型アップデートは今後行わない」と明言した。タイトル防衛を目指すマックス・フェルスタッペンにとってはもちろん、近年で初めてレッドブル・レーシングの正ドライバーを務める角田裕毅にとっても厳しい現実となる。

    フェルスタッペンは現在、ドライバーズランキング3位。首位を走るオスカー・ピアストリには49ポイント差をつけられており、5連覇の夢が遠のきつつある。

    スペインGPでは、セーフティカー導入のタイミングや戦略のミス、さらにはジョージ・ラッセルとの接触なども重なり、わずか1ポイントしか獲得できなかった。

    マルコは、マシンの性能自体に一貫性が欠けており、それがシーズンを通じた安定した戦いを妨げていると指摘している。

    「タイトルを獲得するには、特定のサーキットだけでなく、すべてのコースで戦えるクルマが必要だ。それがなければ、世界選手権は勝てない」と、マルコはSpeedweekのコラムで述べている。

    「マクラーレンのような強力なチームと戦うには、すべての要素が完璧でなければならない。我々には完璧なドライバーがいるが、戦略、ピットストップ、マシン、タイヤの摩耗など、どれもが高いレベルで揃っている必要がある」

    さらにマルコは、今後のアップデートは「細部の微調整にとどまる」とし、「これまで投入してきたアンダーボディやサイドポッドのような大規模な開発は、もう予定していない」と断言した。

    角田裕毅 レッドブル F1

    一方で、チームメイトの角田裕毅も、昇格以降は思うような結果を出せていない。スペインGPではQ1最下位敗退に終わり、決勝でも入賞圏外に沈んだ。ここ数戦はマシンの挙動に不満を示しており、「このままでは何も改善されない」と率直な言葉でチームに問題提起している。

    マルコは、「フェルスタッペンにチャンスがある限り開発は続けるが、可能性が潰えた段階で焦点は2026年の新プロジェクトに切り替える」と強調しており、角田裕毅にとっても限られた時間の中で結果を残す必要性が高まっている。

  • マックス・フェルスタッペン F1出場停止の場合はハジャーかローソンが代役

    マックス・フェルスタッペン F1出場停止の場合はハジャーかローソンが代役

    マックス・フェルスタッペンがF1で1戦の出場停止処分を受けた場合、レッドブルはアイザック・ハジャーまたはリアム・ローソンのいずれかを一時的に昇格させることになる。

    レッドブルは、RacingNews365に対して、現リザーブドライバーの岩佐歩夢がその場合、レーシングブルズから出走することになると確認した。

    そのため、FIAによるスーパーライセンスの特別免除が与えられる可能性のあるアービッド・リンドブラッドは、たとえ特別許可を得たとしてもF1デビューは果たさないことになる。

    17歳のリンドブラッドは8月まで18歳にならないものの、スーパーライセンス取得に必要なポイントはすでに満たしており、今週マカオで開催される世界モータースポーツ評議会(WMSC)で審議される予定だ。

    ただし、F2の通常活動と重なる週末であっても、リンドブラッドがその週末のリザーブドライバーとして招集される可能性はある。ただし、この点についてはまだ正式に決定されていない。

    岩佐歩夢マックス・フェルスタッペンが出場停止処分を受けた場合、岩佐歩夢がレーシングブルズでグランプリデビューを果たすことになる。

    フェルスタッペンはスペインGP後、ジョージ・ラッセルとの接触により自身のスーパーライセンスに3ポイントのペナルティを受け、F1での出場停止処分の瀬戸際に立たされている。

    これにより、過去12カ月間で認められる最大12点中11点に達しており、次に1ポイント加算されれば1戦の出場停止が科されることになる。彼のポイントが減算されるのは2戦後のオーストリアGP終了後であり、それまではリスクが続く状況だ。

    さらに、それ以降のポイント減算は10月まで待たねばならない。昨シーズン終盤にランド・ノリスと複数回接触したことにより、多くのポイントを短期間で受けたためだ。

  • F1王者フェルスタッペンがRB8で滑走路を爆走 レッドブル・ハンガー7再始動

    F1王者フェルスタッペンがRB8で滑走路を爆走 レッドブル・ハンガー7再始動

    ザルツブルク空港にある象徴的な「レッドブル・ハンガー7」の再オープンを記念して、マックス・フェルスタッペンがF1世界王者マシンRB8を走らせ、圧巻のモータースポーツ・パフォーマンスを披露した。

    今回、空港の滑走路が初めてライブアクションの舞台へと変貌し、各モータースポーツ競技のデモ走行やドーナツターン、さらには異種マシンによるドラッグレースが繰り広げられた。

    フェルスタッペンのRB8と並んで登場したのは、MotoGPレジェンドのダニ・ペドロサ、ダカールラリーのスターであるダニエル・サンダース、NASCARドライバーのコナー・ジリッシュ。彼らはそれぞれ、WRCのMスポーツ・プーマ、ダカール仕様のフォード・ラプターT1+、KTMのMotoGPマシンといった各カテゴリーの代表マシンを披露した。

    レッドブル・ハンガー7の再始動の中心にあったのは、世界中でブランドを形作る人々とマシンの存在だった。モータースポーツ界のレジェンドたち、航空ファン、そして多彩な分野の才能が集い、迫力あるモータースポーツ、フライングブルズによるエアショー、ライブ音楽、世界的レッドブルアスリートによるパフォーマンス、そして美食が融合するイベントとなった。

    アート、料理、航空を融合させるというディートリッヒ・マテシッツのビジョンは、再オープン後もハンガー7の空間に色濃く息づいていた。

    マックス・フェルスタッペン F1

    フェルスタッペンは次のように語っている。

    「ハンガー7にはこれまで何度も来ていて、僕にとっては毎回“帰ってきた”という感覚がある。ここではいつもヘリや飛行機、クルマなど、いろいろな面白いことが起きている。モータースポーツだけでなく、さまざまなスポーツが一つになる場所だ。今回みたいに、いろんな種類のマシンで一緒にドラッグレースをするのは、本当にクールな体験だった」

    さらに、ストリートトライアルのアイコンであるダニー・マッカスキル、トップフリースタイルフットボーラーやフリーランナー、ブレイクダンスのレッドブルBC Oneクルー、そして自転車ロードレースチーム「レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ」も華を添えた。

    音楽プログラムも豪華で、レッドブル・アスリートでスラロームスキーヤーのルーカス・ブラーテンと、ケイネムジーク所属のDJランパによるライブセットが行われ、イベントの最後には英国のシンガー兼DJであるジョン・ニューマンが出演。レッドブル・ハンガー7を背にした野外ステージで、自身の代表曲を披露し、夜を締めくくった。

  • マックス・フェルスタッペンF1出場停止なら代役はダニエル・リカルド?

    マックス・フェルスタッペンF1出場停止なら代役はダニエル・リカルド?

    マックス・フェルスタッペンが出場停止処分となった場合の“最も意外な代役候補”として、RacingNews365はダニエル・リカルドの名前を挙げている。

    かつてレッドブルF1でフェルスタッペンのチームメイトを務め、2023年に現場復帰したリカルドだが、現在は実質的にF1キャリアを終えている。しかし同メディアは、「1戦限定」であれば、若手育成への影響を最小限に抑えながら、チームの精神的な支柱として機能する可能性があると論じている。

    フェルスタッペンは現在、FIAスーパーライセンスにおいて過去12か月で11ポイントのペナルティを受けており、出場停止の瀬戸際に立たされている。

    どのようにしてここまでのポイントに達したか、そしてこの危機的状況がいつ緩和されるのかといった詳細は、すでに多く語られている。だが、もしカナダGPかオーストリアGPのいずれかであと1ポイントでも加算されれば、フェルスタッペンは1戦の出場停止処分を受けることになる。

    それは、レッドブルの本拠地である「レッドブル・リンク」でのレースを逃すことになりかねないとヘルムート・マルコが「悲劇」だと語った通り、チームにとっては深刻な事態だ。

    仮にフェルスタッペンが1戦欠場することになれば、レッドブルにはいくつかの選択肢がある。アイザック・ハジャーを一時的に昇格させる、あるいはリアム・ローソンを再起用する、または控えの岩佐歩夢や(スーパーライセンスの有無に応じて)アービッド・リンドブラッドをレーシングブルズに充てるといった案だ。

    だが、それ以上に複雑で、かつ実現可能な選択肢もある。すなわち、経験豊富な外部ドライバーを起用するという案だ。

    たとえば、来季のレッドブル加入を希望しているとされるバルテリ・ボッタスのような存在は魅力的だが、彼を週末だけでもレッドブルに貸し出すとは、メルセデスが簡単に応じるとは考えにくい。

    一方で、現在どのチームにも所属していないドライバーを起用するという道もある。しかも、それが過去にレッドブルと縁のあったドライバーであれば――

    ここで登場するのが、皆のお気に入りのオーストラリア人F1ドライバー、ダニエル・リカルド(オスカー、気を悪くしないでほしい、ただの言い回しだ)。

    リカルドを起用する理由は?

    短期的な“応急処置”としては、セルジオ・ペレスの起用も可能だろう。ローソンや角田裕毅がフェルスタッペンの隣で苦戦している現状を見れば、昨年のペレスのパフォーマンスがそこまで悪かったとは言えないという見方もできる。

    しかし、真の意味での最適解はリカルドかもしれない。

    彼が2023年シーズン途中にニック・デ・フリースの後任としてアルファタウリに加入したのは、将来的なレッドブル復帰を視野に入れてのことだった。

    だが、骨折による離脱と復帰後の苦戦、そして2024年における角田裕毅に対する劣勢により、その道は閉ざされた。そして、シンガポールGPを最後にリカルドのF1キャリアは突如終わりを迎えた。

    それでも、もしレッドブルが「たった1戦」だけ代役を探すのであれば、チームに違和感なくフィットし、レーシングブルズの今後の計画にも影響を与えない存在として、リカルドは完璧に条件を満たす。

    クリスチャン・ホーナーは公然とリカルドのファンであり、チームのエースが欠ける週末という難局において、彼のような陽気な存在は“ケミストリー”の観点からも最適だ。しかも、その結果がどうなろうとも将来に尾を引くようなことはない。

    もっとも可能性が高いのはハジャーだが、彼に関してはすでに「守るべきだ」という声が高まっている。フェルスタッペンのチームメイトという過酷な立場に若い才能を投じることに対する懸念が背景にある。

    リカルドであれば、双方にとってプレッシャーも期待もない。彼はチームの未来ではないため、もしレースが失敗に終わっても誰もダメージを受けない。

    さらに、彼は唯一、レッドブルの扱いづらいマシンに耐え抜いたことのあるチームメイトだ。

    もちろん、それは以前のマシン世代での話ではあるが、ローソンや角田裕毅の現状を見れば、ミルトンキーンズのチームは誰を代役に立てようとも、上位進出やポイント獲得は期待していないはずだ。

    加えて、もしこの一戦で好成績を収めることができれば、将来的なセカンドシートの“短期的なつなぎ”としての道も開ける可能性がある。その間にハジャーは、より持続可能でふさわしい環境のもとで成長を続けられる。

    つまり、リカルドをフェルスタッペンの代役に据えることには、リスクがほとんどなく、メリットばかりなのだ。そしてこれは、ホーナーらがかつて実行に移すことのできなかった計画を試す“無料のお試し”でもある。

    しかも、レッドブルの象徴が不在となる週末に、ファンやF1界にとって好感度の高いリカルドが代役を務めるとなれば、話題性としても申し分ない。

    とはいえ、リカルド本人を説得する必要はあるかもしれない。彼自身は、自身のF1キャリアにすでに一区切りをつけたように見えるからだ。

  • レッドブルF1代表 フェルスタッペン陰謀論に「こんなバカげた話は久しぶり」

    レッドブルF1代表 フェルスタッペン陰謀論に「こんなバカげた話は久しぶり」

    F1スペインGP終盤、マックス・フェルスタッペンがジョージ・ラッセルに接触した件について、一部で囁かれていた“陰謀論”に対し、レッドブルF1代表のクリスチャン・ホーナーが強く反論した。

    この一件をめぐっては、「フェルスタッペンが意図的に接触し、ペナルティを受けて選手権3位から陥落することで、契約解除条項を発動させようとした」との仮説が、ラルフ・シューマッハらから提起された。

    だが、ホーナーは独紙『Bild』の取材に対し、「こんなバカげた話は久しぶりに聞いた」と一蹴。

    「マックスは生粋のレーサーだ。常に勝ちたいと思っているし、そんな行動をとるような人間ではない」

    事件の経緯としては、再スタート後の接触によりフェルスタッペンが10秒加算のペナルティを受け、最終的に5位でフィニッシュ。ラッセルへの謝罪はなかったものの、月曜に自身のInstagramで以下のように心情を明かした。

    「終盤のタイヤ選択やセーフティカー後の展開でフラストレーションが溜まり、不適切な動きにつながってしまった。そうあるべきではなかった」

    さらに、ホーナーは「マックスはデブリーフでラッセルとの一件を謝罪した」と投稿し、チーム内では反省の意思を示したことも明かしている。

    それでも、元メルセデスのノルベルト・ハウグは「“ごめん、ジョージ”の二言が足りない」と批判し、F1界のレジェンドとしての振る舞いを求めた。

    一方、ベルギーの『Play Sports』の取材ではフェルスタッペン自身が「俺も同じことをされたことがある」と発言し、暗に意図的な面を認めるような姿勢を見せていた。

    レッドブル F1 マックス・フェルスタッペン

    レッドブルのヘルムート・マルコも「マックスは一度スロットルを戻し、その後に踏み直していた。これは明らかなミスジャッジだ」と説明。誤算による接触だったとの見解を示している。

    レース後、フェルスタッペンは「後悔はしていない。もう過ぎたことだし、次に進むだけ。どうせ選手権争いもしてないし」とコメントし、現在のレッドブルの状況に対して冷めた様子も見せた。

    これに対し、ホーナーはニコ・ロズベルグによる「失格処分にすべき」との主張にも反発。「あのコメントは扇情的だ」と語り、騒動の過熱を戒めた。

    一方、ラルフ・シューマッハはフェルスタッペンの行動を「タイトルを諦めた証」とし、今季型マシンのアップデートがうまく機能していないことが背景にあるとの見方を示している。

  • レッドブルF1 FIAの不透明な裁定に苦言「推測で動くしかなかった」

    レッドブルF1 FIAの不透明な裁定に苦言「推測で動くしかなかった」

    レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、スペインGPでマックス・フェルスタッペンを巡って発生した混乱に関連し、FIAの判断の不透明さを批判し、今後の協議の必要性を訴えた。

    スペインGPのセーフティカー明け、フェルスタッペンは無線で「ジョージ・ラッセルにポジションを返すように」と指示され、これに激怒した。ラッセルに先行を許したのは、フェルスタッペンがセーフティカー中のピットストップで唯一ハードタイヤを選択されたことで、周囲のソフト勢に対して不利な状況に置かれた直後のことだった。

    レース再開直後、フェルスタッペンはストレートでフェラーリのシャルル・ルクレールに接触された直後、ターン1でラッセルの猛アタックを受け、ランオフエリアに逃れる形となった。復帰後はラッセルの前に出たが、サウジアラビアGPで同様の状況下、ランド・ノリスにポジションを返さなかったことで10秒ペナルティを受けた経験から、今回もそれを恐れたレッドブルは即座にラッセルへのポジション返上を決断した。

    ところがその後、フェルスタッペンがラッセルに接触したことで別件の「衝突を引き起こした」行為として10秒のペナルティが科された。

    ホーナーはレース後、RacingNews365を含むメディアに対し、次のように説明した。

    「マックスは明らかに不満だった。まずストレートでルクレールに当てられ、さらにターン1でジョージにダイブボム(無理な飛び込み)を食らったからだ。

    今のレギュレーションでは、すべては“フロントアクスル(前輪軸)”の位置次第だ。ドライバーたちはそのルールを理解していて、それに則って戦っている。

    問題は『あの瞬間にジョージは完全にコーナーをコントロールしていたのか?』ということ。ギリギリではあったが、入れたようにも見えた。

    今季は数多くの事例で、接触が“ノート(記録)”され、スチュワードに送られ、その後にペナルティが出るという流れがあった。だから今回も“ポジションを返さなければならない”と判断した。」

    レッドブル F1 マックス・フェルスタッペン

    皮肉なことに、スチュワードはこのターン1のインシデントに関して「ラッセルにはコーナーの権利がなかった」と判断しており、仮にフェルスタッペンがそのまま走行していてもペナルティにはならなかったという。

    ホーナーは続けてこう述べた。

    「審判(レースディレクター)として、“プレーオン”か“ポジション返上”かを明確に伝えてくれるとありがたい。

    チームが主観的に判断するのは非常に難しい。過去の前例や、目の前の状況を見て、スチュワードやレースディレクターの考えを“推測”しなければならない。

    だからこそ、『返せ』あるいは『返さなくていい』とレースディレクターが即座に判断を伝えてくれることが、チームにとっては非常に有益だ。」

    現在のF1では、チームがレースディレクターであるルイ・マルケスに問い合わせをしても明確な返答が得られない状況にあるという。

    「何の返答も得られない。質問しても、何も戻ってこないんだ」とホーナーは不満を吐露。

    この点について、RacingNews365の「マルケスと話し合う必要があるのでは?」という問いには、「SAC(スポーティング・アドバイザリー・コミッティ)で議論すべき内容だと思う」と答えた。

  • マックス・フェルスタッペン 6月末条項報道にレッドブルF1が反論

    マックス・フェルスタッペン 6月末条項報道にレッドブルF1が反論

    レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンの契約解除条項に関する英専門メディアの報道を「ナンセンス」と断じた。

    その報道では、4度のF1世界王者フェルスタッペンが、6月末の時点でドライバーズ選手権3位から5位以下に転落しない限り、2026年の契約から逃れることはできないとされていた。

    このタイミングで報道が出た背景には、情報源として信頼されるオランダ紙『De Telegraaf(テレグラフ)』が、メルセデスのトト・ヴォルフが「依然としてフェルスタッペンに色気を見せている」と報じたことがある。

    レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるマルコは、この6月末期限に関する報道を真っ向から否定した。

    「その報道はナンセンスだ。間違っている」とマルコはドイツの『Auto Bild』に語った。

    ただし彼は、詳細を明かすことは避けた。

    「条項は存在する。しかしそれは契約に関わることであり、したがって機密だ」

    フェルスタッペンが2028年まで契約上拘束されているとしても、もうひとつのシナリオとしては、フェルスタッペン本人とそのマネジメント陣がレッドブルに対して契約の破棄を申し出る可能性もある。

    「そうなれば話は複雑になる」とマルコは認める。

    「ディディ・マテシッツ(レッドブル創業者)は常々『去りたい人間を無理に引き留めるべきではない』と言っていた」

    「我々は、彼が去りたいと思わないような状況をつくる必要があるだけだ」

    フェルスタッペンのマネージャーは父ヨス・フェルスタッペンとレイモンド・フェルミューレンの2人で、ヨスは昨年、レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーと激しく衝突した経緯がある。

    フェルミューレンは、スペインGPが2025年仕様のレッドブルの競争力を見極める重要な機会になると示唆した。

    「真実はバルセロナで明らかになる」と彼は述べた。カタロニア・サーキットはマシン全体のパフォーマンスを見極める指標として知られているためだ。

    マックス・フェルスタッペンはスペインGPで5位を走行していたが、レース終盤にジョージ・ラッセル(メルセデス)との接触により10秒のタイムペナルティを受け、最終的に10位でフィニッシュした。ドライバーズランキングでは3位を維持したものの、首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)との差は49ポイントに広がった。

    さらにこの接触でフェルスタッペンには3つのペナルティポイントが加算され、累積11ポイントに。出場停止となる12ポイントまで、あと1ポイントに迫っている。

    レース後、フェルスタッペンは「正しくなかった。起こるべきではなかった」と自身の行動を認め、反省の姿勢を示した。次戦カナダGPでは、タイトル争いの行方とともに、走りにも注目が集まる。

  • マックス・フェルスタッペンは「もはや恐れられていない」元F1ドライバーが指摘

    マックス・フェルスタッペンは「もはや恐れられていない」元F1ドライバーが指摘

    マックス・フェルスタッペンのライバルたちは、かつてのように彼の攻撃的なホイール・トゥ・ホイールの戦い方を恐れなくなっていると元F1ドライバーでFIAの元スチュワードであるジョニー・ハーバートは語った。

    その証拠として彼が挙げたのが、F1スペインGPのセーフティカー明けの再スタートでジョージ・ラッセルがターン1でフェルスタッペンに仕掛けた動きだった。

    メルセデスのラッセルが仕掛けたことで接触が生じたが、もしこの接触でレッドブルF1のマシンに損傷が出ていたり、フェルスタッペンが前に出られていなければ、ラッセルはペナルティを受けていた可能性が高いとされている。それでもハーバートはこのオーバーテイクを「実に見事」と評価した。

    60歳のハーバートは、これはまさにフェルスタッペン自身を彷彿とさせるような動きだとしつつも、同時に「ライバルたちが挑戦を受け入れ、フェルスタッペンに対してより頻繁に仕掛けるようになった証拠だ」と述べている。

    「私は全てのドライバーが限界までプッシュされる姿を見たい」とハーバートはRoobetAlternativesのインタビューで語った。

    「ラッセルがフェルスタッペンに仕掛けた動きは実に見事だった。あれはフェルスタッペンがやるような動きだった」

    「これまでフェルスタッペンは他のドライバーたちを“怯ませて”いた面があった。彼らは彼に仕掛けることを躊躇っていた。なぜなら彼は彼らを巧みに出し抜いてきたからだ」

    「でも今は、他のドライバーたちも挑戦を受け入れている。フェルスタッペンはより頻繁に攻められるようになった。私は、最も優れたドライバーがトップに立つ姿を見たいし、今シーズン、そして2026年にはもっとマシンが拮抗して、そういった場面がさらに増えることを期待している」

    「マクラーレン勢とフェルスタッペンが優勝を争うのは今後も続くだろうが、そこにラッセルやシャルル・ルクレールも加わることで、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ、そしてフェルスタッペンからポイントを奪っていくようになるだろう」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル F1

    比較対象としての一件
    ラッセルのオーバーテイクは、その後のフェルスタッペンがターン5でラッセルのメルセデスに意図的に接触したとされる一連の出来事の発端でもあった。

    ハーバートは、今回の件と過去の類似事例を直接的に結びつけたわけではないが、F1における「ダーティーな部分」の一例とし、それらが今でも存在していると指摘した。

    そして、今回のような事例はF1から「排除されるべきだ」と強調している。

    「我々はレースにおける“汚い部分”を望んでいない」と3勝経験のあるハーバートは述べた。

    「私は1994年のミハエル・シューマッハとデイモン・ヒルの件を思い出す。あれでヒルはチャンピオンを奪われた」

    「フェアじゃなかった。彼は1994年のチャンピオンになるべきだった。だが、シューマッハはミスで壁に当たってサスペンションを壊した状態で走り続け、そのままヒルにぶつかって両者をリタイアさせた。結果としてシューマッハはタイトルを獲ったが、あれは純粋な勝利の形ではなかった」

    「それは“より優れたドライバー”ではない。ルールを超えて自分が上に立とうとしているだけだ。だからこそ、そうした状況はすぐに排除されなければならない」

    ちなみにハーバートは、1994年シーズンの終盤2戦において、シューマッハのチームメイトとしてベネトン入りしており、それはヨス・フェルスタッペン(マックスの父)に代わっての起用だった。そして彼は1995年もそのシートを維持した。

  • フェルスタッペン激怒 レッドブルF1もルクレールの時速300km接触に疑問

    フェルスタッペン激怒 レッドブルF1もルクレールの時速300km接触に疑問

    2025年F1スペインGPでのマックス・フェルスタッペンとジョージ・ラッセルの物議を醸す接触が波紋を呼ぶ中、フェルスタッペンにとって新たなフラストレーションの火種が浮上した。今回はフェラーリのシャルル・ルクレールとの接触が関係している。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコによれば、フェルスタッペンはラッセルとの一件の前からすでに怒りを抱えていたという。その理由は、バルセロナのメインストレートで「時速300kmでルクレールに突っ込まれた」と感じていたためだ。

    オーストリアのOE24に語ったマルコは、フェルスタッペンがレースの展開に不満を抱いていたのは、終盤のラッセルとの接触で科された10秒ペナルティだけでなく、FIAスチュワードによる裁定の一貫性の欠如にもあると述べた。

    「マックスを擁護するつもりで言うが、Servus TVが月曜に非常に明確な映像を放送していた。バルセロナで時速300kmでルクレールに突っ込まれていたんだ」

    「でも何の処分もなかった。それは当然、彼を苛立たせる原因になっている」とマルコは語った。

    接触が起きたのは、キミ・アントネッリのメルセデスがストップし、セーフティカーが導入された後の再スタート時だった。

    フェルスタッペンはハードタイヤ、ルクレールらライバル勢は新品ソフトタイヤを履いており、再スタートで不利な立場だった。

    最終コーナーでトラクションを失ったフェルスタッペンに対し、ルクレールがピットストレートで仕掛け、ターン1手前で両者は接触。そのままルクレールが前に出た。

    FIAはこのインシデントを調査したが、「どちらか一方が完全または主に責任があるとは言えない」と結論づけ、処分は見送られた。この判断には両ドライバーも同意していたとされる。

    とはいえ、マルコはその裁定に納得しておらず、スチュワードに「ダブルスタンダード」があると批判している。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル F1

    ルクレール「特別なことではなかった」
    一方、ルクレールはこの接触について特に問題視しておらず、フェルスタッペンの強気なディフェンスにも理解を示していた。レース後のメディア対応で次のように語っている。

    「逆の立場だったら、きっと僕も声を荒げていたと思う。3位争いをしていたんだから、彼はポジションを取り戻そうとして全力だったと思う」

    「そして彼自身、あのタイヤではコース上で追い抜くのが難しいことを十分に理解していたはずだ」

    「正直、特に印象に残るような出来事ではなかった」

    「僕はイン側から抜いて、彼は僕をダーティサイドに押しやろうとした。でも彼がミスをしたから、僕の方がスピードがあった」

    「それからマクラーレンのスリップストリームを取ろうとして少し左に寄ったが、彼はまったく動こうとしなかった」

    「少し接触はあったが、大したことではなかった」