カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • レッドブルF1、2026年の両ドライバーのチーフメカニックを確定

    レッドブルF1、2026年の両ドライバーのチーフメカニックを確定

    レッドブル・レーシングは、2026年F1シーズンに向け、ガレージ体制の要となるチーフメカニック人事を固めた。マックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーは、それぞれの陣営を率いるチーフメカニックが正式に決定している。

    フェルスタッペン側では、アウディへの移籍が決まったマット・コーラーに代わり、兄弟のジョン・コーラーが新たにチーフメカニックを務める。ジョン・コーラーは2025年シーズンまで角田裕毅の担当として知られており、その異動によってハジャー側のポジションが空いていた。

    この空席を埋める形で、レッドブルは新たな人材を外部から獲得した。RacingNews365の取材によれば、アストンマーティンからマイク・ペインが加入し、アイザック・ハジャーのチーフメカニックに就任する。ペインは2021年5月から2025年末までアストンマーティンに在籍し、それ以前にはウィリアムズで6年間、複数の役職を経験してきたベテランだ。ペインは今月付でレッドブルF1に正式加入している。

    一方、レースエンジニア体制については変更はない。マックス・フェルスタッペンは引き続きジャンピエロ・ランビアーゼとコンビを組み、アイザック・ハジャーはリチャード・ウッドが担当する。

    ハジャーはアブダビで行われたポストシーズンテスト以降、すでにウッドと仕事を共にしており、2026年に向けた準備は進行中だ。ウッドは2012年にレッドブルF1へ加入したベテランで、シミュレータ・パフォーマンスエンジニア、レースサポートエンジニア、戦略アナリスト、パフォーマンスエンジニアなど幅広い役割を歴任してきた。2024年にはセルジオ・ペレスの代役として一部レースでレースエンジニアを務め、2025年はリアム・ローソンと角田裕毅をフルタイムで担当している。

    レッドブル・レーシング

    2026年F1レギュレーションという大きな転換点を前に、レッドブルF1はフェルスタッペンとハジャーの両陣営で安定した作業体制を構築した形だ。ガレージの要であるチーフメカニック人事は、来季に向けた準備が本格化していることを示している。

  • メルセデス、マックス・フェルスタッペンのニュル24時間参戦へ日程変更を要請

    メルセデス、マックス・フェルスタッペンのニュル24時間参戦へ日程変更を要請

    メルセデスが、マックス・フェルスタッペンのニュルブルクリンク24時間レース出場実現に向け、単なる関心をはるかに超えた動きを見せている。報道によれば、電話を取り自ら調整に動いているのは、トト・ヴォルフにほかならない。

    4度のF1世界王者によるノルドシュライフェ参戦構想は、ここ数カ月で一気に現実味を帯びてきた。ただし焦点はいま、ガレージやドライバーラインアップではなく、カレンダーと経営層の判断に移っている。

    要点は単純で、フェルスタッペンが必須となるニュルブルクリンク・ラングストレッケン・シリーズ(NLS)の1戦を日程にねじ込めるかどうかだ。そこでメルセデスが強く前に出た。

    メルセデスが日程調整に本腰
    ウィンワード・レーシングが、ファクトリー支援体制の「メルセデスAMGパフォーマンスチーム」としてニュルブルクリンク24時間に挑むことを表明したことで、計画は最終段階、しかも最も政治的な局面に入った。

    フェルスタッペン自身は、メルセデス、レッドブル・レーシング、さらにはレッドブル本社からも参戦承認を得ている。一方で、空いている週末だけが見当たらない。現行のNLS全ラウンドおよび公式走行は、すべてF1カレンダーと衝突しているからだ。

    報道によると、このロビー活動は社内最上層にまで達しており、メルセデス・ベンツCEOのオラ・ケレニウスとヴォルフが、中国グランプリと重なるNLS開幕戦の延期を求める要請を後押ししているという。1週ずらすことができれば、日本グランプリとの間に、わずかな“窓”が生まれる可能性がある。

    シリーズ責任者のマイク・イェーガーは要請が提出された事実を認めつつも、合意成立には慎重な姿勢を示した。
    「延期の可能性に関する要請は提出されたが、それ以上ではない。すべての関係者にとって都合が合わなければならない」と述べている。

    マックス・フェルスタッペン

    フェルスタッペンは“自前チーム”を構築
    日程が議論される一方で、フェルスタッペンは準備を止めていない。メルセデスAMG GT3の同乗ドライバーは本人が選定しているとみられ、DTMランキング2位のルーカス・アウアーが有力候補に挙がる。両者の因縁はF3時代にさかのぼり、近年のAMGでの好調ぶりも相まって適任と見られている。

    さらに、シムレーシングの実力者クリス・ルルハム、ノルドシュライフェのスペシャリストジュール・グーノン、耐久レースのベテランダニエル・フンカデラも候補に名を連ね、スピード、技術的知見、そしてコース経験を兼ね備えた布陣が検討されている。

    書類が整うのを待つこともしていない。フェルスタッペンは今週、レッドブルの2026年リバリー発表のためデトロイトへ向かう前に、ポルティマンでAMG GT3のプライベートテストを実施。アイフェル特有の不安定な天候を想定し、あえて混合コンディションで周回を重ねた。

    NLSが動くかどうかが結末を左右する。ただ一つ確かなのは、メルセデスがフェルスタッペンをニュルブルクリンクに立たせるため、カレンダーそのものと戦う覚悟を示しているという事実だ。

  • フェルスタッペン 夏休み時点でトップ2外ならレッドブルF1離脱可能に?

    フェルスタッペン 夏休み時点でトップ2外ならレッドブルF1離脱可能に?

    元レッドブルF1のモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンの契約にさらなる離脱条項が含まれているとする噂を否定した。

    2025年のサマーブレイクを前に、フェルスタッペンがドライバーズランキングでトップ3圏外に沈んだ場合、2026年に向けて離脱条項が発動される可能性があるという噂が広まっていた。ジョージ・ラッセルがフェルスタッペンを上回れば、その条件が成立するとも言われていた。

    最終的にフェルスタッペンはサマーブレイク時点でランキング3位に位置しており、この離脱条項は発動されなかった。しかし、さらに別の条項が存在し、2026年のサマーブレイク時点でトップ2に入っていなければ、2027年に向けてチームを離れることができるという理解もあった。

    さらに、4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンが、2027年のサマーブレイク時点でランキング首位に立っていなければ、現行契約が満了する2028年に向けて離脱できるとも伝えられていた。

    これらの離脱条項の可能性について問われたマルコは、その主張を否定した。

    「そのどれも事実ではない」とマルコはオーストリア紙『OE24』に語った。

    「私がその契約を交渉した。我々は常にフェアな関係を築いてきたし、新しいエンジンが機能しない場合にマックスを引き留められないのは論理的な話だ」

    「これは、これまでに交渉された中で最も長期にわたるF1契約だ」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    また、新しいレッドブル・フォード製エンジンが競争力を欠いた場合にフェルスタッペンが離脱する可能性について問われると、マルコはそれは「理にかなっている」と示唆した。

    「それは筋が通っているだろう?」とマルコは続けた。

    「マックスはすべての記録を塗り替えるチャンスを維持したいと考えているが、新しいエンジンにはリスクがある」

    「まもなく状況がどうなっているかが分かるだろう」

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1新リバリーを歓迎「ずっと求めていた」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1新リバリーを歓迎「ずっと求めていた」

    マックス・フェルスタッペンは、2026年F1シーズンに向けて公開されたレッドブル・レーシングの新リバリーについて、「以前から求めていた変更だった」と明かした。

    F1が新時代へと移行するなか、レッドブルはデトロイトでレーシングブルズと合同で2026年リバリーを初披露し、鮮やかなブルーを基調とした新デザインを採用した。

    新リバリーは、2005年のデビューシーズンを想起させる光沢感のある大胆なブルーが特徴で、従来のイメージを踏襲しつつも刷新された印象を与える。フェルスタッペンは、この変更を長らく望んでいたという。

    「とても良くなったと思う。これはしばらく前からお願いしていたことだから、本当にうれしい」

    「この光沢が好きだし、ブルーも好きだ。ブルーは僕の好きな色だからね。レッドブルのロゴのアウトラインも気に入っている。すごくフレッシュだ」

    2026年はリバリーだけでなく、マシンそのものも大きく変わるシーズンとなる。F1は新たなテクニカル時代を迎え、マシンはより小型・軽量・高機動化される。RB22は、レッドブル・パワートレインズがフォードと共同開発した、チーム初の自社製パワーユニットを搭載することになる。

    新車は、1月26日からアウトドローモ・デ・バルセロナ=カタルーニャで実施される非公開テストで初走行を迎える予定だ。

    「正直、まだ分からないことが多い。エンジンもマシンも大きく変わったし、見て分かるようにマシンのサイズも少し変わっている」

    「だからドライバーとしても、最初は慣れるのに少し時間がかかると思う。テスト日程でしっかり周回を重ねて、すべてをできるだけ最適化することがとても重要になる」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンは2026年シーズンを、新しいカーナンバーで迎える。昨季、ナンバー「1」を失ったため、今季は「3」を選択した。昨年はシーズン終盤にかけて100ポイント以上の差を覆し、ランド・ノリスに2ポイント差で敗れながらもランキング2位まで巻き返した。

    「最後がああいう形で終われたのは、やっぱり良いことだ」

    「モチベーションは本当に高い。みんな準備はできているし、僕自身もこの新しい章を始めるのがとても楽しみだ」

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1新リバリーに興奮「とても大胆で目立つ」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1新リバリーに興奮「とても大胆で目立つ」

    マックス・フェルスタッペンは、2026年シーズンに向けて発表されたレッドブル・レーシングの新リバリーについて、「とても大胆で目立つ」と語り、その仕上がりに強い手応えを示した。

    グロス仕上げによるレトロな雰囲気や、強調されたブルーのカラーリングに強い手応えを感じており、実車を目にしたことで、その変化の大きさと特別感をあらためて実感したという。

    新デザインを目にした第一印象について、フェルスタッペンは率直な感想を明かしている。

    「新しいリバリーは本当に気に入っている。すごくきれいだし、今年はトラック上でかなり目立つと思う」

    特に印象的だったのは、グロス仕上げとカラーリングだという。

    「グロス仕上げがクールで、よりレトロな雰囲気がある。色もすごく大胆でブルーが強くて、そこが本当に好きだ」

    実車を前にしたことで、その変化の大きさをより強く感じたと振り返る。

    「実際に見るのは特別だったし、これほど大きな変化だとは思っていなかったから、かなり驚いた」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    新しいルックは、フェルスタッペン自身がF1でキャリアをスタートさせた頃の記憶も呼び起こした。

    「この見た目全体が、F1を始めたばかりだった頃の多くの良い思い出を思い出させてくれる。あの頃はすべてが新しかった」

    完全に異なる外観のマシンで新シーズンを迎えることへの期待も大きい。

    「まったく違う見た目のクルマをドライブできるのが楽しみだ」

    一方で、現実的な一面ものぞかせた。

    「メカニックは、これをきれいに保つのに時間がかかって喜ばないかもしれない」

    それでも、最終的な仕上がりについては自信をのぞかせる。

    「でも、本当にシャープに見えるし、みんながトラックで目にするには最高だと思う」

  • フォードF1復帰「マックス・フェルスタッペンは軸だが前提ではない」

    フォードF1復帰「マックス・フェルスタッペンは軸だが前提ではない」

    フォードが2022年にレッドブルと組んでF1最高峰への復帰を発表した際、見出しの多くは「ブルーオーバルがマックス・フェルスタッペンを駆動する」という魅力的な構図に集中した。

    しかし、2026年のエンジン革命を前に、アメリカの自動車大手は明確なメッセージを発している。フォードのF1参戦は、特定のスター・ドライバー一人に依存するものではないという立場だ。

    レッドブル・パワートレインズとのパートナーシップは、フォードにとって特別な意味を持つ。20年以上前にジャガーF1チームとして売却したミルトンキーンズの組織へ、再び戻ってくる「円環」が完成するからだ。

    昨年、フェルスタッペンがメルセデスなど他チームへ移籍する可能性が取り沙汰され、パドックには不安が漂った。しかし、マーク・ラッシュブルック(フォード・レーシング グローバルディレクター)は、オランダ人王者を高く評価しつつも、プロジェクトの本質はより大きいと強調する。

    「マックスありき」ではない戦略
    3度のワールドチャンピオンを復帰プロジェクトの顔に据えられる魅力は、誰の目にも明らかだ。ラッシュブルック自身も、フェルスタッペンの存在感と開発面での価値が極めて大きいことを認めている。

    「彼は世代を代表する才能だ」とラッシュブルックは伊モータースポーツ誌に語った。

    「レッドブル・フォードのパワーユニットを積んだマシンにチャンピオンが乗ることは重要だ。我々はチームを信じ、パワーユニットを信じ、マシンを設計している人材を信じている」

    一方で、フォードのF1活動がフェルスタッペンの契約状況と直結している、という見方は明確に否定する。

    「最終的には、ドライバーがそのすべてを引き出す。我々はマックスがチャンピオンだと信じている」

    「マックスは重要な存在だが、『彼が去ったら我々も去る』というレベルではない。我々はチームに自信があるし、将来ほかのドライバーを迎えることもできる」

    フォード マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    コックピットを超えたコミットメント
    フォードにとって、この挑戦は単なるマーケティングではない。目標は明確に表彰台、そして勝利だ。スターであれ若手であれ、ドライバーの顔ぶれよりも重視しているのは、2026年F1レギュレーション下で勝てるメカニカルパッケージを作り上げることにある。

    「私の発言はマックスとは独立している」とラッシュブルックは念を押す。

    「我々は勝つつもりでサーキットに戻る」

    ゼロからパワーユニットを開発し、フェラーリやメルセデスと渡り合うのは、これまで多くのメーカーが失敗してきた険しい道だ。それでも、フォードは後退しない。

    「どんな状況でもグリッドの先頭に立ちたい。新しいパワーユニットで臨むのは非常に大きな挑戦だが、それが我々の意図だ。仮に最初は前に出られなくても、目指す場所に到達するために全力を尽くす」

    「マックス非依存」の姿勢を示しつつも、フェルスタッペンとエンジニアの関係は良好だ。彼はパワートレイン施設を頻繁に訪れ、2026年に向けて開発陣を鼓舞している。

    「彼は何度も施設を訪れている。彼の関心を見ること、そして実際にそこにいることはチームにとって素晴らしいことだ。気にかけている姿勢が伝わるのは大事だ」

    「彼自身も、2026年に向けてチームが何を届けようとしているのかに自信を持てるようになる」

    フォードの復帰メッセージは明確だ。彼らは、現王者がいてもいなくても、F1で勝つために戻ってきた。

  • フェルスタッペン、2026年F1初テストは「ガレージにいる時間の方が長いと思う」

    フェルスタッペン、2026年F1初テストは「ガレージにいる時間の方が長いと思う」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1レギュレーション初年度の最初の公式テストに向け、早くも現実的な見通しを示した。ファンが新時代のマシン走行に期待を寄せる一方で、当事者である王者の頭にあるのは、華やかな周回数ではなく、ガレージでの時間と不確実性だ。

    2026年F1の最初のプレシーズンテストは、1月26日から30日にかけてスペイン・バルセロナで非公開で実施される。

    だが、1チームあたりの走行日数は週を通して最大3日間に制限されており、準備の余地は極めて限られている。

    「新しいシャシー、新しいエンジン、新しい問題だ。正直なところ、誰も新しいマシンやパワーユニットについて分かっていない」とフェルスタッペンは語る。

    さらに、テスト初期の光景についても率直な見方を示した。

    「1月26日から始まるバルセロナの最初のテストでは、コース上よりもガレージで過ごす時間のほうが長くなると思う。2月のバーレーンでの2回のテストが終わって、ようやく少し賢くなれるはずだ」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    この言葉は、2026年に自社製パワーユニットを初投入するレッドブル・レーシングにとって、特に重みを持つ。フォードとの提携による新パワーユニットは、次の時代を切り開く可能性を秘める一方で、信頼性という最大の壁にも直面している。パドック全体で信頼性への不安がささやかれる中、フェルスタッペンの発言は、支配的な存在でさえ安泰ではないことを示している。

    フェルスタッペンは2026年シーズンを、新たな気持ちで迎える。2025年にランド・ノリスにタイトルを奪われたあと、彼はレースナンバーを「3」に変更した。かつてダニエル・リカルドが使用していた番号であり、象徴的な選択だ。

    ガレージの雰囲気も変わる。アイザック・ハジャーが角田裕毅に代わって昇格し、フェルスタッペンは明確に“ベテラン”としてルーキーを導く立場となる。ただし最大の関心事は、隣のシートではない。2027年に彼自身がどこに座っているのか、という点だ。

    契約は2028年まで残っているものの、レッドブル・フォードのパワーユニットが苦戦した場合、契約条項が注目される可能性があるという見方もパドックには存在する。

    新時代の最初の姿は、木曜夜にデトロイトで披露される2026年リバリーで明らかになる。しかしフェルスタッペンは、見た目と現実は別物だと釘を刺す。

    ショールームで速そうに見えることと、バルセロナで実際にガレージを出られるかどうかは、まったく別の話なのだ。

  • 【動画】 フェルスタッペン、フォード100周年企画でスーパーカーをドライブ

    【動画】 フェルスタッペン、フォード100周年企画でスーパーカーをドライブ

    マックス・フェルスタッペンがGen3フォード・マスタング・スーパーカーをドライブしたのは、ブルーオーバルの100年にわたる歴史を祝う特別企画の一環だった。

    レッドブルが公開した動画では、フェルスタッペンとレーシングブルズの新加入ドライバー、アービッド・リンドブラッドが、1世紀にわたるフォード車の数々をドライブする様子が収められている。

    その締めくくりとして用意されたのが、フェルスタッペンがスーパーカー、リンドブラッドがGT3マスタングを操る直接対決だ。

    撮影はラスベガス・モーター・スピードウェイの隣にある小規模なロードコースで行われた。フェルスタッペンがドライブしたGen3マシンは、現在アメリカに拠点を置くディック・ジョンソン・レーシング製のマスタングとみられている。

    このマスタングはT8カラーリングをまとい、今回の企画のためにレッドブル・アンポル・レーシング仕様として仕立てられた。トリプルエイトは2026年からGMからフォードへとスイッチすることが決まっている。

    なお、この映像には元F1ドライバーのダニエル・リカルドもカメオ出演しており、フェルスタッペンがスーパーカーに挑む場面に華を添えている。

  • マックス・フェルスタッペン マクラーレンF1のチームオーダーは「魂を売る行為」

    マックス・フェルスタッペン マクラーレンF1のチームオーダーは「魂を売る行為」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、昨季マクラーレンが採用したチームオーダーについて、「魂を売る行為だ」と強く否定的な見解を示した。

    2025年シーズン、マクラーレンF1はタイトル争いの中で、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの両名に平等なチャンスを与える方針を掲げ、いくつかの場面でチームオーダーを実施した。特にモンツァでは、ピットストップの遅れで順位を落としたノリスのため、ピアストリにポジションを譲る指示が出され、物議を醸した。

    当時、この指示に無線で驚きを示していたフェルスタッペンは、スイス紙『Blick』の取材に対し、もし自分が同じ立場だったとしても従わなかったと断言した。

    「絶対にしない。はっきりした理由もなく一度でもやってしまえば、魂を売ることになる」

    「そうなれば、チームは君に対して何でもできるようになる。そして忘れてはいけないのは、ピアストリもタイトル争いの真っ只中にいたということだ」

    フェルスタッペンは終盤戦で力強い追い上げを見せたものの、最終的にはタイトル獲得者のノリスにわずか2ポイント及ばず、ランキング2位でシーズンを終えた。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    シーズン中には、タイトルを逃す要因となった複数の出来事も話題に上がった。そのひとつがカタールGPでのアンドレア・キミ・アントネッリのミスで、これによりノリスが終盤にポジションを上げ、貴重なポイントを加算する結果となった。

    それでもフェルスタッペンは、この件についてメルセデスの若手ドライバーを責める姿勢は見せていない。

    「残念ながら、あの場面でキミがミスをして、それが大きな影響を与えた」

    「でも、ミスはこのスポーツの一部だ。限界で戦っていて、最高のマシンに乗った相手がすぐ後ろにいれば、なおさらだ」

    「プレッシャーの中でキミが少しワイドに行き過ぎてしまったのは残念だが、起こり得ることだ。怒ってはいない」

    この発言は、タイトル争いにおけるチームオーダーの是非と、ドライバーとしての主体性をめぐる議論を改めて浮き彫りにしている。

  • ホンダF1 渡辺康治「フェルスタッペンは我々にとってセナのような存在」

    ホンダF1 渡辺康治「フェルスタッペンは我々にとってセナのような存在」

    ホンダ・レーシングの代表執行役社長である渡辺康治は、アブダビGPの現地に姿を見せ、マックス・フェルスタッペンとレッドブルを応援した。ヤス・マリーナでのこの一戦は、日本メーカーにとってレッドブルとの最後のレースでもあった。

    アブダビGPは、レッドブルにとって特別な意味を持つ週末だった。ミルトンキーンズのチームは、ここでドライバーズタイトル5連覇を争っただけでなく、日本製パワーユニットを搭載して戦う最後のレースに臨んだ。

    ヤス・マリーナをもってホンダとレッドブルの提携は正式に終了し、ホンダは2026年からアストンマーティンにパワーユニットを供給する。一方、レッドブルはフォードの支援を受け、自社製パワーユニットへと移行する。

    この歴史的な週末に、渡辺康治も立ち会っていた。ホンダのトップとして、レッドブル、そしてマックス・フェルスタッペンとの最後のレースを見届けないわけにはいかなかった。渡辺康治は、フェルスタッペンとの関係性を、かつてのアイルトン・セナとホンダの関係になぞらえている。

    「我々は常に同じ目標を共有してきました。それは頂点に立つことです。これほど卓越したドライバーと仕事ができたことに、心から感謝しています。彼は常に誠実で、我々のチームを尊重してくれました。その姿勢は本当にありがたく、それこそがこのパートナーシップがうまくいった理由だと思っています」と渡辺康治は語った。

    「7年間にわたる協力関係を経て迎えたアブダビは、とても感情的な週末でした。一方で新たな挑戦が始まることを楽しみにしていますが、同時に少し寂しさもあります」と続けた。

    さらに渡辺康治は、フェルスタッペンが日本で持つ存在感についても言及した。

    「マックスは日本で非常に人気があります。今では多くの人が彼をホンダと結びつけています。それは、かつてのセナと同じだと感じています。彼は我々の会社にとって非常に大きな存在でした。彼の姿勢、そしてエンジニアたちへの信頼は、常に我々のモチベーションになっていました。マックスは、これからもずっと我々の心の中にいます」

    ホンダ F1 マックス・フェルスタッペン