カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク24時間にメルセデスGT3で参戦

    マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク24時間にメルセデスGT3で参戦

    4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が、2026年のニュルブルクリンク24時間レースに参戦することが決定した。

    舞台となるのはドイツの伝説的サーキット、ニュルブルクリンク北コース。フェルスタッペンはWinwardチームが運営するレッドブル仕様のメルセデスAMG GT3をドライブし、長年の夢だった耐久レースに初挑戦する。

    フェルスタッペンがドライブするのは、Verstappen Racingのバナーを掲げるゼッケン3のメルセデスAMG GT3。チームメイトにはメルセデスのファクトリードライバーであるルーカス・アウアー、ジュール・グーノン、ダニエル・ジュンカデラが名を連ねる。

    2026年のニュルブルクリンク24時間レースは5月14日から17日に開催される予定で、F1の開催日程とは重ならない。翌週にはF1カナダGP(5月22日〜24日)が予定されている。

    フェルスタッペンとチームは、まず3月21日に行われるNLS第2戦に参戦し、24時間レースに向けた準備を進める予定だ。当初このイベントは3月28日に予定されていたが、日本GPとの日程衝突を避けるため変更された。

    マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク24時間 メルセデスGT3

    フェルスタッペン「長年の夢だったレース」
    マックス・フェルスタッペンは、この挑戦について次のように語った。

    「ニュルブルクリンクは特別な場所だ。他に似たサーキットは存在しない。ニュルブルクリンク24時間レースは、長い間僕のやりたいことリストに入っていたレースなので、今回それを実現できるのは本当にうれしい」

    「昨年はDMSBのノルドシュライフェ・パーミットを取得し、NLS第9戦にも参戦して優勝することができた」

    「その経験はとても価値があり、そこで学んだ多くのことを今年のプログラム、つまりNLS第2戦や24時間レースに生かすことができると思う」

    「ダニ、ジュール、ルーカスという強力なラインアップがそろっているし、レッドブルとメルセデスAMGモータースポーツからのサポートもある」

    「今はイベントに向けてしっかり準備を進め、レースで最大限の結果を引き出すことが重要だ」

    ニュルブルクリンク北コースは「グリーンヘル」とも呼ばれる世界屈指の難関サーキットであり、耐久レースの中でも特に過酷なイベントとして知られている。F1王者フェルスタッペンの参戦は、今年のレースの大きな注目ポイントとなりそうだ。

  • マックス・フェルスタッペン F1予選クラッシュの原因はERSソフト不具合

    マックス・フェルスタッペン F1予選クラッシュの原因はERSソフト不具合

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは2026年F1シーズン開幕戦となるオーストラリアGP予選でQ1でクラッシュを喫し、まさかの早期敗退となった。アルバート・パークのターン1でコントロールを失ったマシンはバリアに激突し、フェルスタッペンは決勝を最後尾グリッドからスタートする状況に追い込まれた。一見するとメカニカルトラブルのように見えたこのクラッシュだが、技術分析によれば原因はパワーユニットのエネルギー回生システムに関連するソフトウェアの不具合だった可能性が高いという。

    ダウンシフト中に発生した異常挙動
    フェルスタッペンのクラッシュは、Q1最初のアタックラップで発生した。

    メルボルンのアルバート・パーク・サーキットのスタート/フィニッシュストレートの終わりにある高速右コーナー、ターン1へ進入した瞬間、レッドブルのマシンは突然リアがロックし、そのままコントロールを失ってバリアへ突っ込んだ。

    チーム代表のローラン・メキースはこの瞬間について「非常に激しいものだった」と表現しており、当初チームはギアボックスなどのメカニカルトラブルの可能性を疑って調査を進めていた。

    しかしデータ分析の結果、クラッシュが起きたタイミングはフェルスタッペンがダウンシフトしていた瞬間であり、異常はパワーユニットのエネルギー回生システム側で発生していたことが判明した。

    ERSソフトウェアがセーフモードに移行
    問題の発端は、エンジン回転数とリアアクスルに伝わる動きを読み取るソフトウェアの不具合だった。

    ダウンシフト時にシステムが異常な回転数を検知すると、保護のためシステムが自動的にセーフモードへ移行する仕組みになっている。

    今回のケースでは、この安全制御が作動した結果、エンジンブレーキが突然強く介入し、リアアクスルが即座にロックした。

    通常、リア側のブレーキ制御はブレーキ・バイ・ワイヤによって管理されているが、今回のクラッシュではそのシステム自体は原因ではなかった。

    ERSシステムのモード制御が瞬時にロック状態に入り、フェルスタッペンにはマシンを立て直す余地が残されていなかった。

    マックス・フェルスタペンフェルスタッペン レッドブル・レーシング

    2026年F1の新世代PUが抱える初期トラブル
    今回の出来事は、2026年F1レギュレーションで導入された新世代パワーユニットが、まだ開発初期段階にあることを示す典型例でもある。

    エネルギー回生と電力マネジメントの重要性が大きく増した現在のF1では、ソフトウェア制御のわずかな問題がマシン挙動に直接影響する。

    そのため、今回のように予選セッションで突然のトラブルが発生し、ドライバーが早期敗退を余儀なくされる可能性もある。

    フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールも、こうした状況を踏まえ「決勝レースは非常に混乱した展開になる可能性がある」と予測している。

    エネルギー管理が戦略面でも信頼性の面でも大きな鍵を握る2026年F1では、オーストラリアGP決勝でも同様のトラブルが発生する可能性は十分にある。

  • マックス・フェルスタッペン 予選クラッシュで不満爆発「2026年F1は正しくない」

    マックス・フェルスタッペン 予選クラッシュで不満爆発「2026年F1は正しくない」

    2026年F1オーストラリアGP予選でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がQ1敗退を喫する波乱が起きた。最初のアタックラップ中にクラッシュを喫したフェルスタッペンは、事故の原因について説明するとともに、2026年F1レギュレーションへの強い不満を改めて示した。

    フェルスタッペンはかねてから新レギュレーションに批判的な姿勢を示しており、今回も「このマシンではまったく楽しめていない」と語り、現在のフォーミュラが「正しくない方向に進んでいる」と指摘している。

    メルボルン予選で突然発生したリアロック
    フェルスタッペンは予選Q1の最初のアタックラップ中、ブレーキング時に突如リアアクスルがロックし、コースオフしてバリアに衝突した。

    「ペダルを踏んだ瞬間にリアアクスル全体が完全にロックした」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「特にこの2026年のF1マシンでは本当に奇妙だ。こんな経験はこれまでの人生で一度もない」

    「原因がどこから来ているのか分からない。まだチームとも話していない」

    その後のインタビューでは、問題がダウンシフト前の段階で起きていたことも説明している。

    「ダウンシフトする前に問題が起きた。ペダルを踏んで素早くダウンシフトしたけど、すでにブレーキ圧のピークでロックしていた。かなり奇妙なことだ」

    クラッシュ後、フェルスタッペンはメディカルセンターで手首の検査を受けたが、大きな怪我はなかったという。

    「骨折はない。ウォールに当たったときにステアリングホイールで少し衝撃があったけど、何も問題はない」

    2026年F1マシンへの強い不満
    フェルスタッペンは、2026年F1レギュレーションが導入される以前からシミュレーターでのテストを通じて疑問を抱いていたと明かしている。

    実車のRB22を初めて走らせた後には、その疑念がさらに強まり、新しいパワーユニットレギュレーションはレースという観点では好ましくない方向に進んでいると感じているという。

    新しいパワーユニットでは電動エネルギーの管理が非常に厳しく、ドライバーはバッテリー残量を維持するために通常とは異なる走行方法を強いられている。

    その結果、コーナー進入前のリフト&コーストや、ストレートでエネルギー回生のために速度が落ちる「スーパークリッピング」と呼ばれる状態が頻繁に発生する。

    フェルスタッペンは、このような特性がレースとしての魅力を損なっていると考えている。

    「僕はこのマシンではまったく楽しめていない」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「どう思うかは人それぞれだけど、オンボード映像を見れば僕が正しいことが分かると思う」

    マックス・フェルスタッペン F1レギュレーション フォーミュラ1カー

    “このフォーミュラは正しくない”
    予選ではメルセデスが圧倒的な速さを見せ、ジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリとともにフロントローを独占した。

    3番手のオスカー・ピアストリとの差は約0.8秒に達しており、フェルスタッペンはこの差も予想していたと語っている。

    「バーレーンでも言ったけど、メルボルンに来れば彼らがどれだけ速いか分かると言った。だから僕にとって驚きではない」

    「0.8秒差はまだ大きい。僕たちはマシンを改善しないといけない。僕たちは3番手や6番手になるためにここにいるわけではない。勝つためにここにいる」

    さらにフェルスタッペンは、FIAがルール修正の可能性を示唆していることについても懐疑的な見方を示した。

    「できることは何もないと思う」

    「マシンを遅くすればスピードトレースはもう少し普通になるかもしれない。でもそれは単に遅くなるだけだ」

    「このフォーミュラ自体が正しくない。それを変えるのはもっと難しい問題だ」

    長いシーズンになる可能性
    フェルスタッペンは、今回の予選クラッシュやレギュレーションへの不満だけでなく、今シーズン全体についても厳しい見通しを口にした。

    「正直に言って、何を変えればいいのかも分からない」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「長いシーズンになると思う」

  • F1新時代 マックス・フェルスタッペン「ショッピングカートでも限界まで攻める」

    F1新時代 マックス・フェルスタッペン「ショッピングカートでも限界まで攻める」

    2026年F1シーズンはパワーユニットと車両規則の大幅な変更によってスタートしたが、マックス・フェルスタッペンは依然として新しい方向性に懐疑的な姿勢を示している。

    それでもレッドブル・レーシングのドライバーであり4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、どんなマシンであっても限界まで攻める姿勢は変わらないと強調した。

    今回のレギュレーション変更では、パワーユニットの出力が内燃エンジンと電力で50/50に分割される構成となり、F1史上でも最大級の技術改革と位置づけられている。

    しかしフェルスタッペンは、バーレーンで行われたプレシーズンテストの段階からこの方向性に疑問を呈しており、持続可能燃料を用いた完全な内燃エンジンへの回帰を支持していることを明らかにしていた。

    マックス・フェルスタッペン

    フェルスタッペン「ショッピングカートでも限界まで攻める」
    新しいレギュレーションに対応するためにどのスキルを改善する必要があるかを問われたフェルスタッペンは、ドライバーとしての基本は変わらないと語った。

    「僕はあまり物事を複雑に考えすぎるのが好きじゃない」

    「このクルマを運転しようが、去年のクルマを運転しようが、あるいはショッピングカートでレースをすることになっても、そのショッピングカートができる限界まで攻めるだけだ」

    「言っている意味は分かるよね。結局のところ、ブレーキペダルとスロットルペダルがあって、クラッチ付きのステアリングがある。だからその限界まで走らせるだけなんだ」

    「必要なものに適応しようとする。それが僕たちの仕事だし、そのために人生をかけてトレーニングしてきた。そして、優れたドライバーは常に上位に出てくるものだ」

  • マックス・フェルスタッペン F1オーストラリアGP展望「ここからが本当のテスト」

    マックス・フェルスタッペン F1オーストラリアGP展望「ここからが本当のテスト」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が、2026年F1シーズン開幕戦オーストラリアGPを前にコメントを発表した。フェルスタッペンは火曜日の夜にメルボルン入りし、新シーズンのスタートに向けた期待を語っている。

    2026年は新しいパワーユニットレギュレーションのもとで戦われる初年度となる。レッドブル・レーシングは自社パワーユニットを搭載する新体制でシーズンに臨む中、フェルスタッペンはプレシーズンテストでの走行に手応えを感じていると明かした。

    「再びコースに戻ってシーズンをスタートできるのは素晴らしいことだ。ここまで準備期間が長く感じられたから、ようやくレースができるのが楽しみだ」とフェルスタッペンは語った。

    「バーレーンでは、僕たちのパワーユニットを搭載したマシンが多くの周回を重ねているのを見ることができて、とても印象的だった。初めて走る姿を見て、チームの多くの人が誇らしげな表情をしていたし、本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思う」

    「僕たちは長い間シミュレーターでこのマシンを走らせてきた。だから実際にマシンが完成してコースに出ていくのを見たときは鳥肌が立ったよ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) オーストラリアグランプリ

    フェルスタッペンはまた、開幕戦の舞台となるアルバート・パークについても言及した。2015年にF1デビューを飾った場所でもあり、特別な思い出があるサーキットだという。

    「ここからが本当のテストだ。メルボルンに向けて、すべてがどうなるのかはまだ分からないけど、僕たちは多くのことを学び、マシンをできるだけ最適化するために取り組んできた」

    「このサーキットにはたくさんの良い思い出がある。特に僕が初めてF1レースを走った場所でもあるしね。でも今年は特にエキサイティングな挑戦になると思う。どうなるのかを見るのが楽しみだ」

  • ルイス・ハミルトン フェルスタッペンに“出産立ち会い”体験談を披露

    ルイス・ハミルトン フェルスタッペンに“出産立ち会い”体験談を披露

    2025年シーズン開幕前に行われたF1 75イベントの舞台裏で、ルイス・ハミルトンがマックス・フェルスタッペンに対し、父親になることについて率直なやり取りを交わしていたことが明らかになった。

    Netflixシリーズの最新シーズン第1話「New Kids on the Track」では、その一幕が収められている。リリー誕生を控えていたフェルスタッペンに対し、ハミルトンは自身の意外な体験談を語った。

    「君、子どもが生まれるんだろ? 楽しみかい? 緊張してる?」とハミルトンは問いかけた。

    さらに「最後まで立ち会わなきゃいけない。ちゃんと見届けるんだ」と続けた。

    これに対しフェルスタッペンは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とともに笑いながらこう応じた。

    「まあ、どうかな……もしかしたら、あっち側からならね」

    ルクレールも「僕もたぶん同じだと思う」と同調した。

    ルイス・ハミルトン マックス・フェルスタッペン

    ハミルトンが明かした“倒れかけた”体験
    ハミルトンは自身の過去のエピソードを披露した。

    「以前付き合っていた女性の姉が出産したんだ。僕は手術室の外にいたけど、中から叫び声が聞こえてきた」

    「自分の子どもでもないのに、危うく気を失いかけたよ!」

    最終的にフェルスタッペンは、リリー誕生後のマイアミGP前にメディアデーを1日欠席したのみで、レース週末には合流している。

  • マックス・フェルスタッペン 2026年F1は「ファンにとって理解が難しい」

    マックス・フェルスタッペン 2026年F1は「ファンにとって理解が難しい」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2026年F1レギュレーションのもとで行われるグランプリについて、ファンにとって「理解するのがより難しくなる」との見解を示した。

    新たな技術レギュレーションではエネルギーマネジメントの比重が大きく高まり、オーバーテイクのあり方も変化する。プレシーズンテストから懸念を口にしてきたフェルスタッペンは、改めてその複雑さに疑問を呈している。

    「フォローするのも説明するのも複雑になる。それが一番のポイントだ」とフェルスタッペンは語った。

    「最終的には依然としてF1マシンであり、レースカーであり、僕たちは予選をしてレースをする。でも、誰にとっても慣れるまで時間がかかると思う」

    「オーバーテイクに関しても正直まだどうなるか分からない。僕たち全員にとってまだ多くの疑問符がある。一方で、それがあるからこそ面白い部分もある。見る理由にもなるからね」

    2026年型マシンでは、1周あたりに使用できるエネルギー量が制限される。フェルスタッペンは、その配分や効率がレース展開に大きく影響すると説明する。

    「1周で使えるエネルギー量は決まっている。そこからはエンジンの出来や、ストレートでどれだけ効率的かに左右される。多くの要素が噛み合う必要がある」

    「今は全員がストレートでウイングを開くことになるから、オーバーテイクやディフェンスのやり方も変わる。その瞬間にどれだけバッテリーを使えるかが問題になるが、それもかなり制限されている。そうした点は僕たちにとってもまだ未知数だ」

    プレシーズンテストの段階から2026年F1の方向性に批判的な姿勢を示してきたフェルスタッペンは、今回も新レギュレーションが正しい道なのか疑問を投げかけた。

    「限界で何かを運転するのは常に難しい。F1マシンでもGTカーでもロードカーでも同じだ。でも、より楽しいものもあれば、そうでないものもある」

    「今それを平均的な視聴者にどう説明するのかを考えると、そして自分でデータを見ていても、本当にこれが僕たちの望んでいるものなのかと自問してしまう」

    マックス・フェルスタッペン F1

    適応そのものが問題ではないと強調しつつも、楽しさという観点では疑問が残るという。

    「違うドライビングスタイルに適応すること自体は問題ではない。でも、それが最も楽しいやり方かと言えば、そうではない」

    「これは結果とは関係ない。仮に僕たちが支配していたとしても意見は変わらないと思う。最終的には楽しめるものでなければならないし、自分のやっていることを楽しむ必要がある」

    「たとえ自分の仕事で最高であっても、仕事に行くことを楽しめなければ長くは続かない。それは誰にでも当てはまることだと思う。自分の仕事を楽しめないのは決して良いことではない」

    さらにフェルスタッペンは、2026年レギュレーションが自身のキャリア延長を後押しするものではない可能性にも言及した。

    「できれば長く続けたい。でもそれは常に予測が難しい。現時点では自分たちの立ち位置も含めて判断が難しい。すべてが予想より良い方向に進むことを願っている」

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1自社PUを誇りも「現時点で勝てない」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1自社PUを誇りも「現時点で勝てない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1シーズン開幕を前に、自社初のパワーユニットを投入したチームの仕事ぶりを「誇りに思える」と評価した。一方で、RB22のパッケージ全体としては現時点で勝利を争う段階にはないとの見解も示している。

    レッドブルは2026年の新レギュレーション導入を機に、シャシーだけでなくエンジンマニュファクチャラーとしても参戦。

    フォードと協力し、ゼロから立ち上げたプロジェクトの初号機は、バーレーンテストで大きな信頼性トラブルを起こすことなく走行を終えた。

    「彼らも予想していなかったと思う。エンジンは単純に壊れるだろうと考えていたはずだ」とフェルスタッペンは語った。

    「その点に関しては、僕たちは素晴らしい仕事をしたし、物事をしっかりコントロールできている。間違いなく誇りに思っていい」

    もっとも、開幕戦オーストラリアGPでの勝利については慎重な姿勢を崩していない。メルセデスのトト・ヴォルフやジョージ・ラッセル、さらにウィリアムズのジェームス・ボウルズらがレッドブル・フォードのパフォーマンスを評価する発言をしている中でも、本人は現実的な見通しを示した。

    「パフォーマンス面を見れば、本当にフロントで戦うためにはまだ一歩前進が必要だと思う」

    「現時点では、勝利を争えるとは思っていない。でも現実的であるべきだ。自分たちのエンジンで新レギュレーションに挑む最初の段階で、それが期待値だったわけではない」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル F1

    フェルスタッペンは、新レギュレーションの複雑さにも言及し、改善の余地は常に存在すると強調。その中でも「相関性」を重要な課題として挙げた。

    「レギュレーションはとても複雑だから、常に改善できることはある」

    「例えばエンジンそのものの温度や、周囲のコンディションを常に考慮しなければならない。それはエンジンのパフォーマンスに大きな影響を与える。そういった分野では、まだ一歩前進できるはずだ」

    2026年F1シーズンは3月6日、メルボルンで幕を開ける。フェルスタッペンはレッドブルとの10年目のフルシーズンに臨み、自身5度目のワールドチャンピオン獲得を目指すが、その道のりは決して楽観視できる状況ではない。

  • マックス・フェルスタッペン 2026年F1勢力図を予測「大きな番狂わせが起きる」

    マックス・フェルスタッペン 2026年F1勢力図を予測「大きな番狂わせが起きる」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2026年F1レギュレーションの大幅変更により、今季の勢力図に「大きな番狂わせ」が起きるとの見方を示した。

    パワーユニットおよび空力レギュレーションが一新された今季、各チームはプレシーズンテストで新型マシンの走行データを重ねてきたが、開幕戦オーストラリアGPを前に依然として不確定要素は多い。

    「今年は新しいルールもあって、かなりクレイジーになると思う」とフェルスタッペンはアップルTVに語った。

    「ここ数年で見てきた勢力図とは、おそらくチーム間で大きな番狂わせが起きるはずだ」

    「まだ分からないことも多い。我々にとっても、正直何を期待すべきか分からない」

    「だからこそ、何が起こるか分からないという点で、見ている側にとってもすごくエキサイティングになると思う」

    マックス・フェルスタッペン

    フェルスタッペンは新型マシンについて、エネルギーマネジメントへの依存度が高いことから「アンチレーシングだ」との見解も示しているが、一方で今回の変更規模がもたらす緊張感を認めた。

    「大きな変化だ。正直に言って、ここ10年以上で最大の変更だと思う」

    「同時にワクワクもしている。ドライバーとして、数年同じ基本コンセプトのクルマを運転していると、進化はあってもベースは同じだ」

    「それが今年は少し、あるいはかなり変わることになる」

  • マックス・フェルスタッペン F1キャリア終盤を自覚「終わりに近づいている」

    マックス・フェルスタッペン F1キャリア終盤を自覚「終わりに近づいている」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が、2026年シーズン開幕を前に、自身のキャリア終盤が近づいているとの認識を明かした。

    新レギュレーションへの不満をにじませながらも、F1での実績にはすでに満足していると語り、家族との時間をより大切にしたいという思いを強調した。

    バーレーンでのプレシーズンテスト期間中、自身のキャリアの現在地について問われたフェルスタッペンは率直にこう語った。

    「間違いなく終わりに近づいている。それは確かだ」とフェルスタッペンは笑いながら語った。

    「正直に言えば、難しいところだ。今のレギュレーションは、僕のF1キャリアの長さにとってプラスにはなっていないと言える」

    「でも、それは問題じゃない。僕はすでにF1でのキャリアにとても満足している。いつでも簡単に手放せるし、他にもたくさんのプロジェクトがある」

    さらに、タイトル数への執着はないと強調した。

    「60歳や70歳になったとき、4回タイトルを獲ったか10回獲ったかなんて、誰が気にする? 年を取るんだし、僕はその時間を家族と過ごしたい。彼らがいなくなる前に、一緒に時間を過ごしたい。それは時間が経つにつれて実感してきたことだ」

    マックス・フェルスタッペン

    フェルスタッペンはまた、最近の出来事が自身の価値観をより明確にしたと明かす。

    「先週は親しい友人や家族とスキーに行った。妹のボーイフレンドが結婚する予定なんだ。数日間一緒に過ごせることが本当に素晴らしいと感じた」

    「年に24戦も世界を回って、またタイトルを追いかける。それを60歳になったときに振り返っても、4回でも8回でも、僕は気にしない」

    「僕は人生を生きたい。一度きりの人生だ。25年もレースだけに費やしたくはない。だからこそ、人生やその外にあるものを大切にしたい」

    「少しドラマチックに聞こえるかもしれないけど、レースのためだけに生き続けるつもりはない」

    2026年の新たなハイブリッド時代は、フェルスタッペンにとってモチベーションを高める要素とはなっていない。それでも、彼はすでに築き上げたキャリアに満足しており、タイトル数よりも人生そのものを優先する姿勢を明確に示した。