カテゴリー: F1トルコGP

  • 2021年 F1トルコGP 決勝:ドライバーコメント(11位~20位)

    2021年 F1トルコGP 決勝:ドライバーコメント(11位~20位)

    2021年 F1世界選手権 第16戦 F1トルコGPの決勝で11位~20位だったドライバーのコメント。

    11位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「ポイントまであと1周だったし、本当にフラストレーションを感じている。昨日の予選の結果として、後方からスタートしたけど、レースは悪くなかった」

    「ベストを尽くしたけど、残念ながら、それだけでは十分ではなかった。最小のマージンだったし、わずか1秒だった。過去数レースはペースが良かったので、オースティンでの次のレースでポイントに戻ることに集中するとしよう」

    12位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「良いレースだったけど、結局何も得られなかった。コンディションはまあまあだったし、レースを通して非常に一貫していて、ある程度のペースがあった。それでも、タイヤに苦労している人がいても、最後まで、追い抜くのは非常に困難だった。本当にポイントに近づいたけど、周回数が足りなかった」

    13位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「レース中の4周ぐらいは良いペースだったと思うけど、残りは厳しかった。序盤はフロントのグリップ不足に苦戦していたので、他のクルマとの距離を縮めるのは本当に難しかったし、新品タイヤに交換ためにピットインした。その後、初めはリアのグリップがあまりなくて苦しかったけど、しばらくしたら良くなった。そのスティントの4周ぐらいは良いラップだったし、望んでいるようにプッシュできる感じがした。レース全体を通してはそこがポジティブだった。これからどんどん良くなるかもしれないと思ったし、ちょっと興奮したけど、それが続いたのも4周だけだった。それからリアのグリップがまた落ちていったし、最後の10周はちょっと痛かったし、とどまるのがやっとだった。当然ながら、僕たちはポイント争いをしているし、あの戦略しかなかったけど、本当に予測不可能だった。1セットだけで長く走り、レースを走り切った人がいるのも分っているけど、最後に自分のタイヤを見れば、もう壊れかけていた。残念ながら、強いレースではなかったけど、私たちはそれを分析していく。ポジティブな面として、もうすぐブリスケットをたくさん食べられることだ。幸せな気分になる。待ってろ、オースティン!」

    14位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はトップ10以内でフィニッシュできる位置にいたので、本当に残念です。序盤のハミルトン選手とのバトルでタイヤを使い過ぎたことで、その後はペースを保つのが大変でした。不運にもスピンを喫してしまい、レースが台無しになってしまいました。今日はインターミディエイトタイヤで周回を重ねたことで、学びを大きく深められましたが、チームのチャンピオンシップのために何としてもポイントを獲得したかったので、がっかりしています」

    15位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「今日は楽なレースではなかった。最初の10周くらいはかなりいい感じだったけど、ドライラインでインターミディエイトタイヤが摩耗し始めると、ますます難しくなった。ドライラインが現れていても、雲に覆われていて、気温もスリックタイヤに切り替えるまで上がらないとても独特なコンディションだった。期待したペースではなかったけど、誰もが管理するのが非常に難しったし、今日から学べることがあるのは間違いないい」

    16位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「今日は非常にトリッキーなコンディションで、非常に滑りやすかった。残念ながら、2回の衝突があり、それがレースにダメージを与えた。ピエール(ガスリー)は、コーナーに向けてサンドイッチの中にいて、僕のマシンのリアにぶつかった。そして、ターン4でぶつかってしまったミック(シューマッハ)には申し訳なく思う。オーバーテイクしに行ったけど、ウエットコンディションで周りのみんなを見るのは非常に困難だった。今日は運が悪かったし、素晴らしいスタートポジションを生かすことができなかったのは残念だ。それでも、僕たちはチームとして今日もポイントを獲得しているし、運が変わることを願ってオースティンに向かう」

    17位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「オープニングラップでスピンしてレースは仕切り直しになったし、それ以降、失ったポジションを取り戻すには離れ過ぎていた。ミック・シューマッハとニキータ・マゼピンのハースF1の2台をパスするのにかなりの時間がかかった。でも、僕にとっては完全なウエットでのグランプリは初めてで、良い経験になった。もちろん、望んでいた結果ではないけど、ペースは良かった。失ったタイムを取り戻そうとしたけど、このようなコンディションでは、どれくらいプッシュできるかかなり慎重にならないといけない。それも学習の一部だし、今日もポジティブなはあった。でも、ポジティブな結果にならなかったのはフラストレーションを感じる」

    18位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「今日、ギャンブルはうまくいかなかった。インターミディエイトタイヤに何も残っておらず、路面がまだ湿っていてもドライタイヤが効くのではないかと思ったので、私の中の何かがドライタイヤを試してみるように呼びかけていた。でも、ピットを離れるとすぐにそれが間違った決定であることが分かった。グリップがなく、機能させることができなかった。その瞬間までトップ10に入っていたので、おそらく1~2ポイントを犠牲にしてしまった。路面がどれほどゆっくりと改善していくかには驚いたし、乾かなかったので去年と同じだった」

    19位:ミック・シューマッハ(ハース)
    「厳しい状況になることは分かっていたけど、リアルなカオスはなかったし、いずれにしろ今日の結果は現実的だったと思う。繰り返しになるけど、僕たちは多くのことを学び、レース開始時に競争力を高める方法を学んだ。それをさらに上手く行う方法を分析する必要がある。全体として、とてもポジティブな週末だった。僕はチャンピオンシップ争いに参加していないので、悲しむ理由はない。だから、今週末から良いことは何でも取り入れて、悪いことは置き去りにして、そこから学んでいく」

    20位:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「昨年以来、レース主催者はドライバーのためにコンディションを改善するために素晴らしい仕事をしてきた。僕としては、週末中ずっとここにいることは純粋な喜びだった。クリーンなレースができたし、最初のラップでトラブルを避け、可能な限りベストを尽くした。残念ながら、トラックが実際に乾くことはなかったという点で、今日のコンディションは非常に奇妙だった。インターミディエイトタイヤがスリック状態になって良いタイムを出せるようになるまでに時間がかかるとは予想してなかった。このようなコンディションは貴重だ。ドライブが難しいだけでなく、非常に有意義だ」

  • F1:ポールポジションの称号は最速のドライバーに与えられるべき?

    F1:ポールポジションの称号は最速のドライバーに与えられるべき?

    2021年のF1トルコGPは、予選で最速だったドライバーにポールポジションの称号が与えられない今シーズン3回目のグランプリとなった。

    土曜日の予選ではメルセデスのルイス・ハミルトンが予選で最速タイムをマークしたが、今週末に4基目の新品エンジンに交換したことで10グリッド降格ペナルティが適用され、11番グリッドに降格する。

    ルイス・ハミルトンは、予選でチームメイトのバルテリ・ボッタスとタイトルライバルのマックス・フェルスタッペンを上回ったが、彼のペナルティによって、ポールに並ぶのはボッタスとなる。したがって、ボッタスはキャリア18回目のポールポジションとして公式に記録される。

    過去にいくつかの同様の出来事がった。たとえば、2012年のF1モナコGPでは、7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハが、前戦F1スペインGPで当時ウィリアムズのドライバーだったブルーノ・セナとの衝突を引き起こしたことで5グリッド降格ペナルティを科され、センセーショナルなポールポジションを失った。

    F1トルコGPでの結果は、予選後のトップ3記者会見で混乱を引き起こし、次のような議論につながった・・・

    ハミルトン:「まあ、僕がまだポールを記録されていますよね? 違うの? ああ、くそー」

    ボッタス:「僕はポール獲得ということになるの?」

    ハミルトン:「そう。彼がポールを獲得した」

    フェルスタッペン:「わからない!」

    ボッタス:「じゃあ、君は僕にタイヤを与える必要がある」

    ハミルトン:「君がタイヤを貰える。どこに行ったか分からないけどね」

    フェルスタッペン:「ルイスにはスペアがいくつかあります。」

    ボッタス:「でも、それではフェアではないと思う」

    ハミルトン:「いいや、問題はないよ」

    ボッタス:「僕の最高のポールだったのに(笑)」

    フェルスタッペン:「ルイスは自分のタイヤ工場を立ち上げるつもりだね・・・」

    2021年 F1トルコGP 予選 トップ3記者会見

    今年、F1が実験的なスプリント予選フォーマットを実施した週末にも2つの異常が発生した。

    F1イギリスGPでは、ルイス・ハミルトンが金曜日の“予選”で最速だったが、スプリント予選を制してポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペンだった。セバスチャン・ベッテルは「間違っている」「少し混乱している」と非難した、

    また、マックス・フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタスがエンジンペナルティで最後尾に降格したF1イタリアGPでの2回目のスプリント予選でポールポジションの公式記録が与えられた。

    F1とその統治体であるFIA(国際自動車連盟)はポールポジションの記録方法を変えるべきだろうか?

    「僕にはあまり分からない」とルイス・ハミルトンは語った。

    「僕はポールを獲得したことを意味する。ペナルティが必ずしもそれに影響を与えるべきではないと思う。でも、僕は正直なところあまり気にしていない」

    イタリアではポールを失い、トルコでは手にしたバルテリ・ボッタスは、特にスプリント予選の週末に、金曜日の予選で最速のドライバーが記録簿にポールポジションと分類されないことはフェアだとは考えていない。

    「スプリントの週末には、記録に関しては、予選で最速の男に公式のポールアワードとポールポジションを与えるべきだと思う」とバルテリ・ボッタスは語った。

    「また、このような状況では、ルイスは最速のシングルラップを出した。彼は技術的にポールに立ってたけど、その後、彼の名前は脱落した。だから、僕はそれがフェアだとは思わない」

    「もちろん、それでも僕はそのタイヤトロフィーを喜んで受け取る。次回それは違うかもしれないけどね」

    マックス・フェルスタッペンは、今年の8つのポールポジションのうち2つは、予選セッションでファステストラップを設定したものではなく、スプリント予選に勝った結果としてもたらされた。

    マックス・フェルスタッペンはこの問題に関して「ファステストラップを出した男がポールポジションに値するはずだ」と結論付けた。

  • シャルル・ルクレール 「タイヤ戦略のギャンブルに後悔はない」

    シャルル・ルクレール 「タイヤ戦略のギャンブルに後悔はない」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、表彰台を逃したにもかかわらず、F1トルコGPでタイヤ戦略でギャンブルをしたことに「後悔はない」と語る。

    シャルル・ルクレールは、レースの大部分で3番手を走行し、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が新品のインターに交換することためにピットインしたことで、トップを走行することになった。

    ここでフェラーリは大胆なギャンブルを行い、スタートしたインターミディエイトでステイアウトして、勝利を目指そうとした。

    しかし、シャルル・ルクレールのペースは終盤に劇的に落ち込み、バルテリ・ボッタスが追い抜いてリードを取り戻したことで、計画を放棄して新しいインターをピットインすることを決定した。

    シャルル・ルクレールは3位でコースに復帰したが、新しいインターの最初のグレイニングフェーズで苦労し、セルジオ・ペレスに表彰台の最後のスポットを奪われ、最終的には4位でフラッグを受けた。

    「当時、必要だった情報はすべて揃っていた。バルテリがピットインすると、 『新しいインターのラップタイムはどれくらい?』と無線でかなり多くのことを尋ねた」とシャルル・ルクレールは語った。

    「最初の5~6周は、実際にはそのペースにほぼ一致していた。したがって、僕にとっては運任せだけではないことは明らかだった」

    「僕たち全員が、その選択に非常に自信を持っていた。でも、新しいインターでの6〜7周は少し奇妙なレースだった。グレイニンフェーズのようだった。グレイニングフェーズを通過すると、再び多くのペースを見い出すことができた」

    「基本的にそれがまさに起こったことだ。だから、僕サイドに後悔はない」

    シャルル・ルクレールは、ノーストップ戦略を成功させたとしても、4位よりも上位でフィニッシュできたかはどうかについて疑っている。

    「正直、ストップしなければ、非常に困難だっただろう」とシャルル・ルクレールは語った。

    「ピットストップ前の最後の4周はリアタイヤの扱いが非常に難しかったので、実際にピットストップをした理由だ」

    「リアのロックにかなり苦労をしていた、それは僕にいくつかのミスを促しました。ピットストップしてフィニッシュいた位置よりも良い結果を出せたとは思わない」

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、この判断は、レースの早い段階でカルロス・サインツがピットインしたときにタイヤから収集した情報に基づいたものだったと語った。

    「我々はカルロスでピットストップを行ったし、その瞬間に彼のタイヤにどれだけのゴムが残っているかを知っていた」とマッティア・ビノットは説明した。

    「そのデータを知っていたので、少なくとも安全性という点で、レースを終えることができるはずだと信じていた」

    「安全面では、すべてのコンディションが整っていることはわかっていた。パフォーマンスの問題だった。シャルルが言ったように、我々がステイアウトしたときのパフォーマンスは問題なかった。しかし、その後、路面がよりドライに変わっていき、ピットインしなければならなかった」

  • メルセデスF1 「0ストップではハミルトンは5位以上は無理だった」

    メルセデスF1 「0ストップではハミルトンは5位以上は無理だった」

    メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリング責任者を務めるアンドリュー・ショブリンは、F1トルコGPでルイス・ハミルトンが0ストップ戦略でレースを完走しようとした場合、5位以上でフィニッシュできなかったと“かなり確信している”と語る。

    PU交換ペナルティによって11番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、かなり素早く5番手まで順位を上げた。

    セルジオ・ペレスとシャルル・ルクレールがピットインして3番手に浮上したルイス・ハミルトンは、表彰台を獲得するためにスタートしたインタミディエイトタイヤでレースを終えたいと考えた。

    だが、安全性の懸念とタイヤ交換した後続のマシンが差を縮めてきたことで、メルセデスは残り8周でルイス・ハミルトンをピットに入れ、5番手に順位を落とした。

    そして、最初はドライへと変化していた路面ではインターミディエイトタイヤを機能させることができず、ピエール・ガスリーにポジションを奪われそうになったが、スクラブを終えたタイヤはパフォーマンスを取り戻し、最終的に5位ノポジションを守った。

    メルセデスが最終的にルイス・ハミルトンをピットに入れた理由について、アンドリュー・ショブリンは、タイヤ無交換で完走した唯一のドライバーであるエステバン・オコンが終了間際にかなりのタイムを失っていたことを例に挙げて説明した。

    「エステバン(オコン)を見れば、彼は最後から5~6周でランス(ストロール)に追い抜かれ、17秒遅れてフィニッシュしている。それくらい早く落ちていってしまう」とアンドリュー・ショブリンは語った。

    「それが我々の頭の中にあったことだ。『このペースで続けられるか』だけではなかった。エステバンはその短い走行でフィニッシュまでさらに2秒を失った。そこが、うまくいかないと考えた部分だ」

    「我々はそれを調査し、ダブルチェックしていくが、それ以上のリスクがなくても、彼はその2つのポジションを失ったであろうとかなり確信している」

    ルイス・ハミルトンは、レースエンジニアのピーター・ボニントンと何度かやり取りをし、無線でフラストレーションを表明していた。

    アンドリュー・ショブリンは、ルイス・ハミルトンは、メルセデスが新しいインタミディエイトに交換させるためにピットインに入れた理由を理解しているし、欲求不満は単にマックス・フェルスタッペンとの激しい戦いの結果だったと語った。

    「ルイスは常に彼の前にあるもの、彼が得ることができる最も多くのものを見ている」とアンドリュー・ショブリンは付け加えた。

    「彼はこのチャンピオンシップに深く努力をつぎ込んでおり、ある時点で、我々が確保できるかもしれないと思った5位では、フラストレーション以外に何も期待していなかった。しかし、それについては説明していく」

    「我々は彼とデブリーフを行ったが、今では彼はその理由を理解している。ある意味、彼のフラストレーションは、あのレースで彼が表彰台に上がれると思っていたのに、それが実現しなかったことによるものだ」

    「それには少しがっかりしていると思うが、我々の運営方法を見れば、それは賢明であり、チャンピオンシップの戦いでは、リスクを冒さず、ロスを減らす必要があるポイントがある。このような決定を行うのは難しいが、強くなければならず、それらを受け入れなければならない」

  • レッドブル・ホンダF1:“ホンダ連合”でダメージリミテーション

    レッドブル・ホンダF1:“ホンダ連合”でダメージリミテーション

    レッドブル・ホンダF1は、メルセデスが優勢だったF1トルコGPでホンダのF1エンジンを搭載するアルファタウリ・ホンダを加えた4台がそれぞれの役割を果たし、マックス・フェルスタッペンが2位表彰台とチャンピオンシップ首位奪還を援護射撃した。

    イスタンブール・パークで、レッドブル・ホンダはペース面ではメルセデスに歯が立たなかった。予選でマックス・フェルスタッペンは、0.328秒をつけられ、週末を通してルイス・ハミルトンのタイムを上回ることができなかった。

    レースでもペース面でそれは変わらなかった。マックス・フェルスタッペンは、優勝したバルテリ・ボッタスに脅威を与えることができなかった。

    それでも、ライバルであるルイス・ハミルトンが、エンジン交換で10グリッド降格という絶好の機会に最大限のポイントを加算することができた。

    それには、ホンダF1エンジンを搭載する4台がそれぞれで多くな役割を果たした。

    まずはアルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅。2周目にルイス・ハミルトンの背後に迫られた角田裕毅だったが、そこから5周にわたってハミルトンを抑え、他のホンダF1ドライバーよりも粘りをみせた。その後、スピンを喫して入賞を逃したが、その後のレース展開に重要となった第1のクッションの役割を見事に果たした。

    第2の矢となったのはアルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリー。14周目の攻防ではあっさりと抜かれてしまったが、39周目にピットインして6番手でコースに復帰すると素晴らしいペースを発揮。タイヤ無交換で乗り切ろうとしていたルイス・ハミルトンに脅威を与え、ピットインさせるきっかけと一つとなった。

    第3の矢はセルジオ・ペレスだ。35周目に後方から迫ってくるルイス・ハミルトンとサイド・バイ・サイドの争いになり、前を行かれても抜き返す力強い走りで順位を死守。36周目にピットインしたマックス・フェルスタッペンが二人の前に出るためのクッション役となった。その後、シャルル・ルクレールをターン12でオーバーテイクして3位表彰台を獲得。ホンダのための限定カラーでダブル表彰台を実現させた。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、セルジオ・ペレスの働きを称賛する。

    「今日のレースの決め手になったのは、チェコのピットインだ。チェコをステイアウトさせてルイスを抑え続けても良かったが、ピットインさせた。なぜなら、ルイスのタイヤが最後まで持つとは思っていなかったからだ」

    「今日のチェコは素晴らしい仕事をしてくれた。マックスと同じくらいルイスとハードにレースして、ホイール・トゥ・ホイールのバトルを見せてくれた。途中でピットレーンに追いやられてしまったが、そのあとのホームストレートで食らいつき、最後は前に出てくれた。

    本来ならば、鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催されていた週末。日本のファンの想いをのせて、ホンダF1エンジン勢は素晴らしい戦いで感謝の意を示した。

  • 角田裕毅、入賞を逃すスピン「ハミルトンとのバトルでタイヤを使い過ぎた」

    角田裕毅、入賞を逃すスピン「ハミルトンとのバトルでタイヤを使い過ぎた」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1トルコGPの決勝を14位で終えた。

    9番手グリッドの角田裕毅は、順調なスタートを見せると、背後に迫るルイス・ハミルトン(メルセデス)を数周にわたって抑え続け、最終的にオーバーテイクを許したものの、見事なバトルを展開する。しかし、22周目にターン9でスピンを喫し、トップ10圏外へ順位を落としてしまった。

    35周目にピットインした角田裕毅は、再びインターミディエイトタイヤを装着した挽回を目指したが、順位を上げることができず、14位でフィニッシュした。

    「今日はトップ10以内でフィニッシュできる位置にいたので、本当に残念です」と角田裕毅はコメント。

    「序盤のハミルトン選手とのバトルでタイヤを使い過ぎたことで、その後はペースを保つのが大変でした。不運にもスピンを喫してしまい、レースが台無しになってしまいました」

    「今日はインターミディエイトタイヤで周回を重ねたことで、学びを大きく深められましたが、チームのチャンピオンシップのために何としてもポイントを獲得したかったので、がっかりしています」

  • バルテリ・ボッタス、通算10勝目は「F1キャリアでベストレースのひとつ」

    バルテリ・ボッタス、通算10勝目は「F1キャリアでベストレースのひとつ」

    メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、久々に勝利を挙げた2021年F1トルコGPをF1キャリアの“ベストレースのひとつ”と表現した。

    チームメイトのルイス・ハミルトンがPU交換ペナルティで11番グリッドに交換したことでポールポジションを継承したバルテリ・ボッタスは、終始リードを維持してレースを支配。終了間際にはファステストラップを記録する完全勝利で26ポイントを獲得した。

    バルテリ・ボッタスにとっては、昨年9月のF1ロシアGP以来となる1年以上ぶりの勝利だった。

    「僕サイドから見れば、おそらくこれまででベストレースの1つだと思う」とバルテリ・ボッタスはレース後に語った。

    「その小さなスライドを除けば、すべてがコントロールされていた。でも、レース前に言ったように、クルマはすべてのコンディションで本当に良かったので、本当に自信を持ってコントロールできた。このような状況で、いつピットストップするか、どのタイヤで最適な戦略を選択するかは簡単ではないけど、すべてが順調に進んだことをうれしく思う。素晴らしかった」

    バルテリ・ボッタスは、コース上でシャルル・ルクレールを追い抜かなければならなかった。シャルル・ルクレールはレースの勝利を目指して、0ストップに決心していた。

    快適な勝利を収めたにもかかわらず、バルテリ・ボッタスは、コンディションによって簡単なレースとは程遠いものだったと強調した。

    「ドライラインが1つしかない場合は、簡単にコースオフしてしまうので、レース全体を通して集中する必要があった」とバルテリ・ボッタスは付け加えました。

    「難しかったけど、十分に勝ち取った勝利だと思っている」

  • ピエール・ガスリー、6位入賞「今季のベストパフォーマンスのひとつ」

    ピエール・ガスリー、6位入賞「今季のベストパフォーマンスのひとつ」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年F1トルコGPの決勝で6位入賞を果たした。

    4番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、セルジオ・ペレスとフェルナンド・アロンソに挟まれる形となって、外側にいたアロンソに接触。アロンソがスピンを喫し、ガスリーにはこの原因を作ったとして5秒のタイムペナルティーが科される。

    その後、レースは膠着状態となり、ピエール・ガスリーが6番手となったまま順位に変動が見られなくなる。39周目にピットへ入り、ペナルティーを消化した上でタイヤを替えて、6番手でレースへ復帰。6位でチェッカーを受け、この6戦で4度目のトップ6フィニッシュを果たした。

    「またトップ6のポジションに戻ってくることができてとてもうれしい」とピエール・ガスリーはコメント。

    「今日は、今シーズンのベストパフォーマンスの一つではないかと思うし、特にこうした難しいコンディションの中で上手くやれた。5秒ペナルティーを受けたにもかかわらず、表彰台圏内から10秒差でフィニッシュできたことはよかった」

    「スタート直後にセルジオ(ペレス)とフェルナンド(アロンソ)に挟まれ、不運にも接触してしまった。接触はわずかだったけど、アロンソをスピンさせてしまったので、彼には謝りたいと思う」

    「その後のペースもとてもよかったし、今週末のマシンパフォーマンスには満足している。初日から好調だったというのはとてもいい気分だ」

  • レッドブルF1代表 「今日のレースの決め手はペレスのピットイン」

    レッドブルF1代表 「今日のレースの決め手はペレスのピットイン」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2021年F1トルコGPの決勝レースを振り返った。

    2021年 第16戦 F1トルコGPが開催され、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが丁寧なドライブでバルテリ・ボッタス(メルセデス)に続く2位フィニッシュを記録した。

    また、“チェコ” ことセルジオ・ペレスも、ルイス・ハミルトン(メルセデス)からの激しいアタックを守り抜いたあと3位表彰台を獲得した。

    この結果、フェルスタッペンはドライバーズランキング首位に返り咲き、レッドブル・レーシング・レーシング・ホンダは久々のダブル表彰台を記録した。トルコの戦いを、スペシャルリバリーのRB16Bと素晴らしい結果でホンダと日本への謝意を示した。

    「メルセデスが得意としてきたサーキットで、マックスがドライバーズランキングで首位に返り咲き、我々はダメージを最小限に抑えることができた。素晴らしいチームワークでコンストラクターズで多くのポイントを持ち帰れた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「タイトル争いはまだまだ続く。首位が激しく入れ替わっているので、残りのシーズンは非常にタイトになるだろう。いくつかの重要なレースが控えているので、メルセデスにプレッシャーをかけることができているのは良い状況だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「今日のレースの決め手になったのは、チェコのピットインだ。チェコをステイアウトさせてルイスを抑え続けても良かったが、ピットインさせた。なぜなら、ルイスのタイヤが最後まで持つとは思っていなかったからだ。今日のチェコは素晴らしい仕事をしてくれた。マックスと同じくらいルイスとハードにレースして、ホイール・トゥ・ホイールのバトルを見せてくれた。途中でピットレーンに追いやられてしまったが、そのあとのホームストレートで食らいつき、最後は前に出てくれた」

    「次のオースティンはルイスが得意としているサーキットなので、我々はベストレースをする必要がある。このタイトル争いに加われているのは素晴らしいことだ。チーム全員が楽しんでいる」

  • セルジオ・ペレス、3位表彰台「今日の表彰台はとても特別なものになる」

    セルジオ・ペレス、3位表彰台「今日の表彰台はとても特別なものになる」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、2021年F1トルコGPの決勝で3位表彰台を獲得した。

    6番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレスは、ターン1で4番手までポジションアップ。その後、路面状況が改善する見込みがなくなると、ペースを上げたペレスだったが、後方から迫ってくるハミルトンとサイド・バイ・サイドの争いになり、前を行かれても抜き返す力強い走りで順位を守る。

    37周目にインターミディエイトタイヤを履き替えたセルジオ・ペレスは、目の前でレースに復帰したルクレールをターン12でオーバーテイクして3番手を手に入れ、見事表彰台を獲得した。

    「簡単なレースではなかったので、今日の表彰台はとても特別なものになる」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「かなり厳しく、疲れのたまるレースだったので、とてもうれしい。しばらく表彰台から遠ざかっており、この数戦は手が届いたはずだと思うけど、不運に見舞われていた」

    「いいスタートが決まり、フェルナンド(アロンソ)とピエール(ガスリー)の接触があったと思うけど、そのときは僕も含めた3台が並んでいて、上手く切り抜けられるとは思わなかったけど、結果的に僕にとっていい形になった」

    「その後、最初のスティントではマシンがあまり快適ではなく、かなり差を付けられてしまったけど、次のスティントでは適切なタイミングでプッシュすることが重要だったので、チームに表彰台をもたらすためにも経験を活かして走った」

    「ルイス(ハミルトン)がかなりの速さで差を詰めてきたとき、僕はタイヤに苦しんでいた。彼はいいペースで、パスされるかもしれないと思いったけど、いいバトルができて順位を守れた。ルイスはトップドライバーなので、彼とレースをするのは楽しい」

    「ポディウムに立ったときに、グランドスタンドに多くのメキシコ国旗が見えました。母国から遠いトルコでこの光景を見られてうれしかった。今回のレースから学べることは多くあると思う。チームにとっていい結果になったし、オースティンも楽しみだ」