カテゴリー: F1トルコGP

  • ルイス・ハミルトン 「ピットストップの件をメディアは大袈裟に書きすぎ」

    ルイス・ハミルトン 「ピットストップの件をメディアは大袈裟に書きすぎ」

    ルイス・ハミルトンは、F1トルコGPでのタイヤ戦略を巡る無線が必要以上に報じられていることについてソーシャルメディアにメッセージを投稿。メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフも「無線での厳しい会話は問題ない」と擁護した。

    F1トルコGPではステイアウトを望むルイス・ハミルトンと新品のインターミディエイトを履いた方がいいと考えるピットウオールとの間で戦略が分かれ、最終的にハミルトンは残り8周でピットに入ることを受け入れたが、表彰台のチャンスは台無しになった。

    『どうして、あのスペースをあきらめたんだ?』とルイス・ハミルトンは無線でレースエンジニアのピーター・ボニントンに尋ねた。

    『入るべきではなかった。グレイニングが酷い』

    当然ながら、メディアは「苛立ち」「怒り」という見出しでこの件を伝えた。

    しかし、ルイス・ハミルトンは、メディアは必要以上に騒ぎ立てているとし、チームへの怒りなどないとSNSで改めて語った。

    「今朝、昨日のレースのピットストップの件についてメディアがあまりに大袈裟に書いているのを見た。僕がチームに激怒しているというのは事実ではない」とルイス・ハミルトンは書いた。

    「僕たちはチームとして、可能な限りベストな戦略を構築するために一生懸命努力している。でも、レースが進むなかで、スプリット・デシジョンをしなければならないこともある。絶えず変化するファクターがかなりたくさんある」

    「昨日、僕たちは路面が乾くことを期待してステイアウトするというリスクを冒した、でも、そうはならなかった。僕はリスクを冒して最後まで走り切りたかった。ステイアウトするというのは僕の呼びかけだったし、それがうまくいかなかった。最終的に僕たちはピットに入ったし、そそうするのが最も安全だった」

    「人生はいつも勉強だ。僕たちはチームとして勝ち、チームとして負ける。僕がレースをしているとき、無線でずっと礼儀正しく落ち着いていることは期待しないでほしい。僕たちは皆、非常に情熱的で、その情熱が湧き出ている熱さのなかにいる。すべてのドライバーと同じようにね」

    「僕のハートとスピリットはコースに出ている。僕をここまで追い込んできたのはその炎だ。でも、どんな懸念もすぐに忘れられるものだし、僕たちはそれについて話し合った。すでに次のレースを楽しみにしている。今日はチームとしてまた上昇するための日だ。僕たちはまだ上昇している」

    メルセデスF1のトト・ヴォルフは「無線での厳しい会話にはまったく問題はない」とレース後に語った。

    「ルイスは時速320kmでクルマを運転しているので、当然ながら、彼とこのような話し方にはならない」

    「だが、すべて問題ない。我々は8年間一緒にこれをやっているし、ドライバーがクルマのなかで状況にフラストレーションをかかることを知るのに十分なほど皮が厚い」

  • レッドブルF1首脳 「メルセデスの直線スピードはまるでDRSオープン状態」

    レッドブルF1首脳 「メルセデスの直線スピードはまるでDRSオープン状態」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、メルセデスF1のトルコGPの印象的な挑戦スピードは、まるでレース全体でDRSをオープンにした状態で走っているかのようなだったと語る。

    レッドブル・ホンダF1は、イスタンブール・パークで勝利をかけてメルセデスに脅威を与えることができず、バルテリ・ボッタスがマックス・フェルスタッペンを寄せ付けずに今シーズン初勝利を挙げた。

    当初から、レッドブル・ホンダF1は、トルコでのメルセデスの優位性を予想していたが、それでもW12のストレートでの速さは、レッドブル陣営を再び困惑させた。

    「メルセデスはストレートでとても速いので、我々は何かを考えなければならない」とヘルムート・マルコはオーストリアの放送局ORFに語った。

    「ここでは、まるでDRSを使ってドライブしているときのように、時速15km近く速かった。シルバーストン以降、このような感じだし、ギャップが大きくなっているだけだ」

    「それがエンジンの優位性なのか、そして、我々がそれに対して何ができるかは分からない。シャシーをさらに最適化して、どうにかして再びバランスを取り直す必要がある」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、日曜日のF1トルコGPのレース後、ヘルムート・マルコの懸念を繰り返し、7月のシルバーストン以降のメルセデスのストレートスピードには「何か奇妙な」ことがあったと述べた。

    8月、レッドブルF1は、FIA(国際自動車連盟)にメルセデスのF1パワーユニットに搭載されているインレットプレナムの温度を記録するセンサーに関して問い合わせを送信した。低温と高密度酸素の組み合わせによって、より高い燃焼レベルを生み出している可能性を疑った。

    「すべてのチームがそうであるように、我々はいくつかの質問を提起した」とクリスチャン・ホーナーは Sky Sports F1 に語った。

    「ちなみに、レッドブルだけでなく、他のメーカーも質問を投げかけていた」

    「それらを取り締まるために調査するかはFIA次第だが、DRSをオープンにしたときに、よりも速い直線スピードを得らられているのは、かなり印象的だ」

    「これらのことを引き続き検討するかどうかはFIA次第だ」

    「我々はもう少し直線スピードを見つけなければならない。彼らは異なるダウンフォース構成を走らせていたのかもしれないが、我々はある程度のスピードを見つけなければならない」

    「今後、我々に適していることが期待されるトラックがいくつか登場するが、オースティンはハミルトンのテリトリーであることを分かっているので、我々はベストを尽くさなければならないだろう」

  • フェルナンド・アロンソ、接触したミック・シューマッハに謝罪

    フェルナンド・アロンソ、接触したミック・シューマッハに謝罪

    フェルナンド・アロンソは、ミック・シューマッハにF1トルコGPの序盤にヒットしたことを謝罪した。

    ウェットコンディションとなったF1トルコGP。フェルナンド・ピエール・ガスリーにヒットされてスピン。バックマーカーまで順位を落としたアロンソは、ミック・シューマッハと接触してスピンさせた。

    スチュワードは、フェルナンド・アロンソに5秒加算ペナルティを適用し、さらにレース後に2ポイントのペナルティポイントを科した。

    「今日は非常にトリッキーなコンディションで、非常に滑りやすかった。残念ながら、2回の衝突があり、それがレースにダメージを与えた」とフェルナンド・アロンソは語った。

    「ピエール(ガスリー)は、コーナーに向けてサンドイッチの中にいて、僕のマシンのリアにぶつかった。そして、ターン4でぶつかってしまったミック(シューマッハ)には申し訳なく思う。オーバーテイクしに行ったけど、ウエットコンディションで周りのみんなを見るのは非常に困難だった」

    「今日は運が悪かったし、素晴らしいスタートポジションを生かすことができなかったのは残念だ。それでも、僕たちはチームとして今日もポイントを獲得しているし、運が変わることを願ってオースティンに向かう」

  • セルジオ・ペレス、フェルスタッペンに「テキーラ2杯おごりで!」

    セルジオ・ペレス、フェルスタッペンに「テキーラ2杯おごりで!」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、F1トルコGPの決勝でルイス・ハミルトンを白熱の攻防で抑えたことで、2位表彰台を獲得したマックス・フェルスタッペンに「テキーラ2杯」の貸しを作ったと冗談交じりに語った。

    F1トルコGPでマックス・フェルスタッペンのライバルであるルイス・ハミルトンは、エンジン交換によるペナルティで11番グリッドからスタートしたが、トリッキーなウエットコンディションでも間違いなく最速のマシンであり、すぐに表彰台を狙えるポジションまで順位をあげた。

    しかし、セルジオ・ペレスは、ルイス・ハミルトンの進撃を許さず、マックス・フェルスタッペンにピットストップのためのクッションを作った。

    ルイス・ハミルトンは、34周目のターン12のブレーキングでセルジオ・ペレスと並びかけるが、ペレスは一歩も退かず、次の3つのコーナーでサイド・バイ・サイドのバトルを展開。ピットエントリーのボラードの外まで押し出されるも、抜き返す力強い走りで順位を守った。

    セルジオ・ペレスは、2位のマックス・フェルウタッペンに次ぐ3位で表彰台を獲得したが、ルイス・ハミルトンは残り8周で新品のインターミディエイトタイヤに交換するためにピットインして5位デレースを終えた。

    この結果、マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンに6ポイントのリードを築いてドライバーズ選手権の首位に返り咲いた。

    セルジオ・ペレスは、その報酬をマックス・フェルスタッペンから受け取らなければならないと語る。

    「君は僕にテキーラを2~3借りている!」とセルジオ・ペレスは、マックス・フェルスタッペンに語った。

    「メキシコで奢るよ。週末の前がいい? 後がいい?」とのフェルスタッペンの問いに「後がいいね!」とペレスは語った。

    セルジオ・ペレスは、インターミディエイトが激しく劣化している最悪なタイミングでルイス・ハミルトンに仕掛けられたが、彼を抑えることが「非常に重要」であることは分かっており、仕事を成し遂げて「生き残った」と語った。

    「ルイスが迫ってきたとき、僕はレースの最悪のフェーズにあったと思う。大規模な劣化に見舞われていたし、彼を守るのはかなり大変だった」とセルジオ・ペレスは説明した。

    「その時点で、ルイスはトラックで最速のクルマだったと思う。おそらく、僕は最も遅いクルマの一台だったし、本当にタイヤが劣化していた」

    「その時点で彼を抑えて、生き残ることが重要だった。僕たちのレースにとって彼を抑えることが非常に重要だった」

    「彼はすでに先行していたけど、ターン1に良いショットを放って、なんとか生き残った。ウェットパッチを通過し、クルマがにっちもさっちもいかなくなったけどね。本当に楽しい戦いだった」

  • ホンダF1:2021年 第16戦 F1トルコGP 決勝レポート

    ホンダF1:2021年 第16戦 F1トルコGP 決勝レポート

    F1トルコGPの決勝はウエットコンディションによって、ミスの許されない戦いとなりましたが、レッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともにレースを上手くマネージし、3台がトップ6入りを果たした。

    スタート前の霧雨は落ち着いたものの、雨が完全に止むことはなく、曇り空と低気温によって路面が乾かないままで各車がグリッドに並ぶこととなった。

    このため、スタートには全車がインターミディエイトタイヤを選択。マックス・フェルスタッペンはフロントローの2番手、ピエール・ガスリーが4番手、セルジオ・ペレスが6番手、角田裕毅は9番手からのスタートとなった。

    ターン1でフェルスタッペンが順位をキープする一方、ペレスは4番手までポジションアップ。ガスリーはペレスとフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に挟まれる形となって、外側にいたアロンソに接触。アロンソがスピンを喫し、ガスリーにはこの原因を作ったとして5秒のタイムペナルティーが科された。

    角田は順調なスタートを見せると、背後に迫るルイス・ハミルトン(メルセデス)を数周にわたって抑え続け、最終的にオーバーテイクを許したものの、見事なバトルを展開する。しかし、22周目にターン9でスピンを喫し、トップ10圏外へ順位を落としてしまった。

    2番手を走行していたフェルスタッペンは、タイヤをいたわりながらも、首位を走るバルテリ・ボッタス(メルセデス)との差を詰めようとするが、なかなか近づけない展開に。しかし、後方のシャルル・ルクレール(フェラーリ)には大きく差を広げ、順位を盤石なものとする。

    各車ともにドライタイヤで走行できるコンディションが訪れる可能性を考慮したことで、レースは膠着状態となり、フェルスタッペンが2番手、ペレスが4番手、ガスリーが6番手となったまま順位に変動が見られなくなってくる。その後、路面状況が改善する見込みがなくなると、ペースを上げたペレスだったが、後方から迫ってくるハミルトンとサイド・バイ・サイドの争いになり、前を行かれても抜き返す力強い走りで順位を守る。

    角田は35周目にピットインして、再びインターミディエイトタイヤを装着。フェルスタッペンがその次の周、ペレスはさらにその翌周にインターミディエイトタイヤを履き替える。ガスリーも39周目にピットへ入り、ペナルティーを消化した上でタイヤを替えて、6番手でレースへ復帰した。

    その後、タイヤを交換せずにフィニッシュまで走りきろうとするハミルトンとルクレールが、5番手にいたペレスの前方につけるが、終盤で両者ともにピットイン。ハミルトンはペレスの後方でコースに戻り、ペレスは目の前でレースに復帰したルクレールをターン12でオーバーテイクして3番手を手に入れる。

    レースはこのままチェッカーフラッグを迎え、日本GP仕様の特別カラーリングで戦ったレッドブル・レーシング・ホンダがダブル表彰台でフィニッシュ。ガスリーは6位となり、この6戦で4度目のトップ6フィニッシュを果たした。

    この結果、フェルスタッペンが再びドライバーズチャンピオンシップの首位に立ち、残り6戦時点で6ポイント差のリードとなった。

    次戦は2週間後の10月24日(日)決勝のアメリカGP。時差の関係で、日本では月曜日早朝のスタートとなる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のトルコGP決勝は、フェルスタッペン選手が2位、ペレス選手が3位に入り、レッドブル・レーシング・ホンダがダブル表彰台を獲得できました。優勝を逃したことは残念ですが、今週末のメルセデスの速さを考えると、我々としては、持てるパフォーマンスを最大限に発揮していいレース結果を得ることができたと思います。フェルスタッペン選手はいつも通り安定した走りで2位を堅持しました。ペレス選手もタイヤを上手くマネージして前車をパスし、スタートポジションから一つ上げて3位となり、フェルスタッペン選手と揃って表彰台に登りました。今後のチャンピオンシップを考慮しても、意味のある結果になったと思います。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダはガスリー選手が6位と、残念なレースが続いたここ数戦から挽回するパフォーマンスを見せてくれました。角田選手は小さなミスからポジションを落として入賞圏外に終わったことは残念でしたが、序盤にハミルトン選手を後ろに抑え続け、いい走りを見せてくれました。今週は、本来日本GPが行われるはずだった週末ということで、2つのチームとともに士気高く臨みました。優勝は逃しましたが、ダブル表彰台を獲得し、ドライバーズチャンピオンシップでもトップを取り戻せたことは、日本で応援してくれているファンの皆さんにも喜んでもらえる結果になったかなと思っています。これで残すはアメリカ大陸と中東での6戦のみになりました。最高の形でシーズンを終えられるよう、ここからも全力でレースに挑んでいきます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「今日は2位と3位でフィニッシュできて、チームとして素晴らしい結果になりました。なかなか動きのないレースになりましたが、妥当な結果になったと思います。タイヤマネージメントが中心のレースになり、最後まで持たせることを目指しましたが、常にハードにプッシュしたいと思っているので、ドライブしていて楽しいレースにはなりませんでした。今日は最大限の成果を得られたと思いますし、ドライバーズチャンピオンシップで再び首位に立てたのもいいことです。マシンにもう少しペースがあればと思いますが、まだ戦いは続くので、プッシュし続けて、今後のレースでどのくらい競争力を発揮できるか見ていきます」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「簡単なレースではなかったので、今日の表彰台はとても特別なものになります。かなり厳しく、疲れのたまるレースだったので、とてもうれしいです。しばらく表彰台から遠ざかっており、この数戦は手が届いたはずだと思いますが、不運に見舞われました。いいスタートが決まり、フェルナンド(アロンソ)とピエール(ガスリー)の接触があったと思いますが、そのときは僕も含めた3台が並んでいて、上手く切り抜けられるとは思いませんでしたが、結果的に僕にとっていい形になりました。その後、最初のスティントではマシンがあまり快適ではなく、かなり差を付けられてしまいましたが、次のスティントでは適切なタイミングでプッシュすることが重要だったので、チームに表彰台をもたらすためにも経験を活かして走りました。ルイス(ハミルトン)がかなりの速さで差を詰めてきたとき、僕はタイヤに苦しんでいました。彼はいいペースで、パスされるかもしれないと思いましたが、いいバトルができて順位を守れました。ルイスはトップドライバーなので、彼とレースをするのは楽しいです。ポディウムに立ったときに、グランドスタンドに多くのメキシコ国旗が見えました。母国から遠いトルコでこの光景を見られてうれしかったです。今回のレースから学べることは多くあると思います。チームにとっていい結果になりましたし、オースティンも楽しみです」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「またトップ6のポジションに戻ってくることができてとてもうれしいです。今日は、今シーズンのベストパフォーマンスの一つではないかと思いますし、特にこうした難しいコンディションの中で上手くやれました。5秒ペナルティーを受けたにもかかわらず、表彰台圏内から10秒差でフィニッシュできたことはよかったです。スタート直後にセルジオ(ペレス)とフェルナンド(アロンソ)に挟まれ、不運にも接触してしまいました。接触はわずかでしたが、アロンソ選手をスピンさせてしまったので、彼には謝りたいと思います。その後のペースもとてもよかったですし、今週末のマシンパフォーマンスには満足しています。初日から好調だったというのはとてもいい気分です」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はトップ10以内でフィニッシュできる位置にいたので、本当に残念です。序盤のハミルトン選手とのバトルでタイヤを使い過ぎたことで、その後はペースを保つのが大変でした。不運にもスピンを喫してしまい、レースが台無しになってしまいました。今日はインターミディエイトタイヤで周回を重ねたことで、学びを大きく深められましたが、チームのチャンピオンシップのために何としてもポイントを獲得したかったので、がっかりしています」

  • F1トルコGP:カルロス・サインツ、ドライバー・オブ・ザ・デイ初選出

    F1トルコGP:カルロス・サインツ、ドライバー・オブ・ザ・デイ初選出

    フェラーリF1のカルロス・サインツは、F1トルコGPで自身初めてとなるドライバー・オブ・ザ・デイに選出された。

    “ドライバー・オブ・ザ・デイ”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。PU交換ペナルティによって19番手スタートとなったカルロス・サインツは、最終的に11ポジションを上げて8位入賞を果たした。

    「僕のベストレースの1つであり、おそらくフェラーリでの最強のレースだった」とカルロス・サインツは語る。
    「このようなトリッキーなコンディションでの第1スティントは非常に強烈だったけど、とても楽しかった。トラックのさまざまな部分でオーバーテイクして、あらゆる種類のラインを使用したので、本当に楽しかっただ」

    カルロス・サインツのリカバリー走行はピットストップで8.1秒かかったことで妨げられた。

    「ピットストップ自体が速かったので、ストップ中に問題が発生したのは残念だったけど、リリースに時間がかかった理由を分析する必要がある。オコンの後ろに出るのではなく、ランドに近づいていたはずだ」とカルロス・サインツは語る。

    「最後の10周で、僕はコース上で最速の1人だったので、レースをさらに上位で終えることができたと思う。いずれにしろ、これらのことが起こる可能性はあるし、今日は多くのポジティブな点があったのは確かだ。クルマをかなり楽しめるようになってきたし、どんどん理解が深めているので、これからのレースを楽しみにしるし、勢いをつけていきたい」

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、ピットストップの問題は、手動システムの誤った信号によって引き起こされたと説明した。

    「緑色のライトを点灯させる手動リリースが、システムに読み込まれなかった。これらが遅延を引き起こした。ピットストップがが遅れたのは本当に残念だ」とマッティア・ビノットは語った。

  • マックス・フェルスタッペン 「ピットストップ後に勝利は諦めていた」

    マックス・フェルスタッペン 「ピットストップ後に勝利は諦めていた」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のパフォーマンス上の大きなアドバンテージによって、ピットストップを行った後、F1トルコGPでの勝利は諦めていたことを明らかにした。

    マックス・フェルスタッペンは、レースのスタートでバルテリ・ボッタスに次ぐ2位を維持し、数秒遅れで落ち着いた。37周目に新しいインタミディエイトに交換するためにピットインしたときにはボッタスとの差は6秒に広がっていた。

    メルセデスは、アンダーカットの脅威をカバーするために、1周後にバルテリ・ボッタスをピットに入れている。

    バルテリ・ボッタスはアドバンテージを拡大し、マックス・フェルスタッペンはF1トルコGPを2位でフィニッシュ。その結果、ドライバーズチャンピオンシップのリードを取り戻した。

    「第1スティントで少し経った後、彼が速すぎること分かった」とマックス・フェルスタッペンは Sky Sports F1 に語った。

    「ある時点でギャップは少し縮まったけど、彼は再び引き離した」

    「タイヤがなくなったので、ちょっと待ってみた。後ろのシャルル(ルクレール)もかなり速かったし、ピットインしたら基本的に最後まで走るだけだった。ペースがないことは分かっていたし、タイヤが最後に向かってより良い状態になるだけだったので、トラブルに見舞われることはなかった」

    マックス・フェルスタッペンはレース中にギアシフト関連の問題を訴えていたが、それがイスタンブール・パークでの彼のパフォーマンスに影響を与えなかったことを確認した。

    「ギアシフトの問題はなかった。ギア数の横にメッセージが表示されていた。1つセッティグを変更したら、それはなくなった。パフォーマンスが制限されることはなかった」とマックス・フェルスタッペンは付け加えた。

    「タイヤを最後まで走らせるためにペースを管理するだけだった。できる限りうまくやろうとしていた。メルセデスの方がまだその点で良い仕事をしたように思えた。今日のバルテリは特にね」

    「彼を少し追いかけようとしたけど、彼らの方がペースが速かったし、タイヤのケアも僕たちよりも上手に行っていた。全体的に僕たちが彼らと比べてペースが遅れていた週末に、ここで2位、チェコが3位になったのはチームとして素晴らしい結果だ」

  • ホンダF1 田辺豊治TD 「ハミルトンを抑えた角田裕毅はいい走りだった」

    ホンダF1 田辺豊治TD 「ハミルトンを抑えた角田裕毅はいい走りだった」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1トルコGP後の記者会見で週末を改めて振り返った。

    F1トルコGPでは、F1日本GP仕様の特別カラーリングで戦ったレッドブル・ホンダがダブル表彰台でフィニッシュ。ガスリーは6位となり、この6戦で4度目のトップ6フィニッシュを果たした。

    この結果、マックス・フェルスタッペンが再びドライバーズチャンピオンシップの首位に立ち、残り6戦時点で6ポイント差のリードとなった。

    「優勝を逃したのは残念ですが、金曜、予選とメルセデスの速さには追いつかない中で、我々が持つ速さを最大限発揮できたレースになったと思います」と田辺豊治はコメント。

    「ホンダF1としては、4台が完走して、2台が表彰台、3台がポイント獲得、そして、フェルスタッペン選手がポイントリーダーに返り咲いたという意味ではいいレースになりましたし、レッドブルのコンストラクタータイトルもまだまだ十分狙っていけると思っています。この先、アメリカ、中東へと向かうなかで、いい流れにあると思っています」

    今回、角田裕毅はポイントを獲得できなかったが、序盤にルイス・ハミルトンを抑えた走りを田辺豊治は称賛する。

    「今週のパフォーマンスを考えると、予選でメルセデスが1-2、そして、(ルイス・ハミルトンが)11番グリッドから5位に上がる結果から考えると、彼らがポテンシャルの高いクルマを用意してきたと言えます」と田辺豊治はコメント。

    「その意味で、序盤に角田選手が8周ほどハミルトン選手を抑えたのはいい走りをしてくれていたと思います」

    「ハミルトン選手が角田選手をパスしたあと、さらにその前を抜いていったことを考えると、彼らのパフォーマンスは高かった。それに対してちゃんとマネージして2位を取れたことは重みがあると思います」

    メルセデスは、ルイス・ハミルトンのエンジンを交換した理由として、フレッシュなエンジンで馬力があると説明している。ホンダとして、今後どのようなエンジン戦略を採っていくのか。

    「我々のエンジンも当然、使い込めば劣化はありますし、その辺りをマネージしながら使っていくという状況になっています。しかし、10グリッドペナルティをとってまで交換した方が得ということはないと思います」

  • レッドブルF1代表 「我々の目にはハミルトンのタイヤは危険に見えていた」

    レッドブルF1代表 「我々の目にはハミルトンのタイヤは危険に見えていた」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1トルコGPの決勝でのルイス・ハミルトンの1セット目のインターミディエイトタイヤが終盤に向かって「危険」に見えていたと語る。

    PU交換ペナルティによって11番グリッドから挽回を目指したルイス・ハミルトンは、一時3番手まで順位を上げたが、メルセデスF1は最終的に残り8周でハミルトンに新しいインターを履かせることを決断。ハミルトンは5位でレースを終えた。

    チームは42周目にルイス・ハミルトンにピットインをコールしたが、その時はハミルトンが拒否し、チームもそれを受け入れた。

    だが、ルイス・ハミルトンは、チームの優柔不断な決断にフラストレーションを露わにしている。

    「後から考えると、ステイアウトするか、8周早く入るべきだったかもしれない」とルイス・ハミルトンはコメント。

    残り8周で入って、乾いているトラックでインターミディエイトのグレイニングフェーズを乗り越える時間がなかったし、そこからスライディングフェーズ全体を経験して、もっと多くのポジションを失いかけていた。ちょっとフラストレーションを感じるけど、仕方ない」

    ライバルであるレッドブルF1のクリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンのタイヤが「危険」に見えており、少し心配していたと語る。

    「ある時点で、皆さんは彼が最後まで走り切るかもしれないと考えたかもしれないが、我々の目にはタイヤは危険に映っていたし、彼がピットストップしなければならないのは必然だった」とクリスチャン・ホーナーは Sky Sports F1 に語った。

    「彼らがピットに入った時点で、それは我々にとって最大のアドバンテージだった。その時点でシャルルもタイヤがオーバーヒートしていて、ブリスターもかなり酷く、ペースを失っていた」

    「我々にとってチェコがピットに入れたことが重要な瞬間だった。ルイスを抑え続けさせることもできたが、トラックポジションを重視して彼をピットに入れることに決めた。そのタイヤがレースの最後まで持つとは思っていなかったからね」

  • 2021年 F1トルコGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1トルコGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1世界選手権 第16戦 F1トルコGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    1位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「今日はおそらくこれまででベストレースの1つだった。小さなスライドを除けば、すべてがコントロールされていた。今週末、クルマはあらゆるコンディションで素晴らしく、自信を持っていた。このような状況で、いつピットストップするか、どのタイヤで最適な戦略を選択するかは簡単ではないけど、すべてスムーズに進んだことをうれしく思う」

    「ドライラインが1つしかない場合は、簡単にコースオフしてしまうので、レース全体を通して集中する必要がる。十分に勝ち取った勝利だと思っている。今年の初勝利も素晴らしい気分だし、それを家に持ち帰ることができて嬉しかった。また、レッドブルからポイントを奪うこともできた。僕とチームにとってとても素晴らしいことだ」

    2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日は2位と3位でフィニッシュできて、チームとして素晴らしい結果になった。なかなか動きのないレースになったけど、妥当な結果になったと思う。タイヤマネージメントが中心のレースになり、最後まで持たせることを目指したけど、常にハードにプッシュしたいと思っているので、ドライブしていて楽しいレースにはならなかった。今日は最大限の成果を得られたと思うし、ドライバーズチャンピオンシップで再び首位に立てたのもいいことだ。マシンにもう少しペースがあればと思いますが、まだ戦いは続くので、プッシュし続けて、今後のレースでどのくらい競争力を発揮できるか見ていく」

    3位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「簡単なレースではなかったので、今日の表彰台はとても特別なものになる。かなり厳しく、疲れのたまるレースだったので、とてもうれしい。しばらく表彰台から遠ざかっており、この数戦は手が届いたはずだと思うけど、不運に見舞われていた。いいスタートが決まり、フェルナンド(アロンソ)とピエール(ガスリー)の接触があったと思うけど、そのときは僕も含めた3台が並んでいて、上手く切り抜けられるとは思わなかったけど、結果的に僕にとっていい形になった。その後、最初のスティントではマシンがあまり快適ではなく、かなり差を付けられてしまったけど、次のスティントでは適切なタイミングでプッシュすることが重要だったので、チームに表彰台をもたらすためにも経験を活かして走った。ルイス(ハミルトン)がかなりの速さで差を詰めてきたとき、僕はタイヤに苦しんでいた。彼はいいペースで、パスされるかもしれないと思いったけど、いいバトルができて順位を守れた。ルイスはトップドライバーなので、彼とレースをするのは楽しい。ポディウムに立ったときに、グランドスタンドに多くのメキシコ国旗が見えました。母国から遠いトルコでこの光景を見られてうれしかった。今回のレースから学べることは多くあると思う。チームにとっていい結果になったし、オースティンも楽しみだ」

    4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「全体的にポジティブなレースだった。特に最初のスティントでは非常に競争力があり、クルマのフィーリングは良かった。インターの最初のセットを長く続け、残りのフィールドが新しいセットのためにストップした後、私たちはユーズドでかなり速いことが分かった。数周後、他のドライバーは苦労していたグレイニングをクリアし始め、多くのパフォーマンスを見つけたので、僕たちもピットストップしなければなければならないことが分かった。レース後半に起こったストップで他と少しずれていたので、グレニングフェーズを乗り越えて反撃することができなかった。表彰台を逃したのは残念だけど、パフォーマンスはそこにあったのでポジティブだ」

    5位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今日はイライラしたけど、仕方ないことだ。3番手で感触は良かったし。それを保持できれば11番手からの素晴らしい結果になると考えていた。今日のような状況での戦略コールはとても厳しいものになる可能性がある。当然、僕はリスクテイカーだし、3位だった。みんなが新しいインターに交換するためにピットインしたときにストップしないことを狙っていた。後でスリックタイヤに切り替えて良いポジションを獲得する機会を得られることを願っていた。その後、チームはピットインする判断をした。チームを信頼して、彼らの選択を、それが正しいものだと期待しつつ、受け入れないといけない。いつも言っているように、僕たちはチームとして勝ち、チームとして負ける。全体的に今週末のクルマは素晴らしかったし、今日のバルテリはいい仕事をした。今後数レースでこのようなパフォーマンスを続けていければ、僕たちはシーズン終了時にいい位置にいるはずだ」

    6位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「またトップ6のポジションに戻ってくることができてとてもうれしい。今日は、今シーズンのベストパフォーマンスの一つではないかと思うし、特にこうした難しいコンディションの中で上手くやれた。5秒ペナルティーを受けたにもかかわらず、表彰台圏内から10秒差でフィニッシュできたことはよかった。スタート直後にセルジオ(ペレス)とフェルナンド(アロンソ)に挟まれ、不運にも接触してしまった。接触はわずかだったけど、アロンソをスピンさせてしまったので、彼には謝りたいと思う。その後のペースもとてもよかったし、今週末のマシンパフォーマンスには満足している。初日から好調だったというのはとてもいい気分だ」

    7位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「主にコンディションによって、今日は非常長くて厳しいレースだった。レースの間、インターを良いウインドウに保つのは非常に困難だったけど、最終的にできることはすべて達成できたと思うので、7位に満足する必要がある。このコースではダメージリミテーションだったけど、可能な限り最善の結果が得られた。だから、それに満足して、次に向けてもっと改善していくしかない。リカバーして、次回もプッシュすることが重要だ!」

    8位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「僕のベストレースの1つであり、おそらくフェラーリでの最強のレースだった。このようなトリッキーなコンディションでの第1スティントは非常に強烈だったけど、とても楽しかった。トラックのさまざまな部分でオーバーテイクして、あらゆる種類のラインを使用したので、本当に楽しかっただ。ピットストップ自体が速かったので、ストップ中に問題が発生したのは残念だったけど、リリースに時間がかかった理由を分析する必要がある。オコンの後ろに出るのではなく、ランドに近づいていたはずだ。最後の10周で、僕はコース上で最速の1人だったので、レースをさらに上位で終えることができたと思う。いずれにしろ、これらのことが起こる可能性はあるし、今日は多くのポジティブな点があったのは確かだ。クルマをかなり楽しめるようになってきたし、どんどん理解が深めているので、これからのレースを楽しみにしるし、勢いをつけていきたい」

    9位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日の結果に満足しているし、クルマからすべてを引き出したと思うので、チームは良い仕事をしたと思う。路面がとても滑りやすくてトリッキーでした。また、サーキットのいくつかにタイヤのグレイニングを引き起こす乾いた部分があったし、スリックタイヤへの交換についての疑問符が常にあった。すべてを考慮すれば、9位は今日達成できる最大値だった。ピットストップで少しタイムを失ったけど、最終結果に大きな違いはなかったと思う。オースティンでのポイント争いに集中する前に、カナダで少し時間を過ごすチャンスがあるので、次にアメリカに向かうことに興奮している」

    10位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日の1ポイントの獲得は、困難な週末と非常に長いレースの後でスイートに感じる。今日は1セットのタイヤで最後まで走り切るというリスクを冒せて良かった。あまりに目にしないことだ。午後のピットストップからスタッフを休ませることができたのも良かったね! 去年のこのレースでも同じことが可能だったのを覚えている。難しかったけど、タイヤを持たせることが重要だったし、最終的には少しの見返りを得ることができた。トラックでの戦いも楽しんだし、僕たちはなんとかやり切ることができたのも楽しかった。1ポイントは素晴らしいものでないし、次のレースに向けて構築を続けることができることを願っている」