カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ、カローラ&カローラ ツーリングをフルモデルチェンジ

    トヨタ、カローラ&カローラ ツーリングをフルモデルチェンジ

    トヨタは、カローラ(セダン)、カローラ ツーリング(ワゴン)を車名とともにフルモデルチェンジするとともにカローラ スポーツ(ハッチバック)を一部改良し、全国のトヨタカローラ店、ならびにトヨタモビリティ東京(株)、ネッツトヨタ東都(株)、ネッツトヨタ多摩(株)を通じて、9月17日に発売した。

    カローラは、1966年に誕生して以来、世界中で販売され、現在、世界150以上の国と地域で、販売累計台数4,750万台を超えるロングセラーカーとなっている。

    昨年6月、新たなカローラシリーズの先鞭としてカローラ スポーツを投入し、TNGAプラットフォームを採用することで、デザインと走りが大きく生まれ変わった。そして、今回セダンタイプのカローラ、ワゴンタイプのカローラ ツーリングを投入し、様々なお客様のライフスタイルに合わせて、生まれ変わったカローラシリーズを選択いただけるようになった。

    具体的には、TNGAプラットフォームを活用しつつ、国内専用の設計をすることで、低重心でスポーティなスタイリング、走る楽しさと、取り回しの良さを両立させている。また、最新の「Toyota Safety Sense」の全車標準化といった安全性能の強化や、国内トヨタ初となるディスプレイオーディオの標準搭載とスマートフォンとの連携などコネクティッドサービスを充実させた。

    開発を担当したチーフエンジニアの上田泰史(うえだやすし)は、「カローラは、常にその時代のお客様のニーズ、地域のニーズに合わせ、変えることをいとわず開発してきたクルマ。そんなカローラだからこそ、世界で、日本で、多くのお客様に永く愛されてきました。今回の新型カローラは、『TNGAプラットフォームを採用し、スポーティなデザインと気持ちの良い走り』で、お客様の期待を超え、『先進の安全装備、コネクティッド』で、豊かで安全・安心なお客様のカーライフをサポートします。クルマ本来の楽しさを追求したカローラシリーズを是非乗って体感いただきたい」と語る。

    なお、従来型のカローラ アクシオ、カローラ フィールダーは、設定グレードや一部の装備を見直し、引き続き販売することで、法人のお客様を含めた幅広いニーズにも対応している。

    カローラ、カローラ ツーリング車両概要
    1.シンプルでスポーティなスタイルと良好な視界
    ▽外観デザイン
    ・TNGAプラットフォームの採用により低重心なシルエットを実現
    ・前後のホイールフレアが張り出したダイナミックな造形でワイドなスタンスを強調
    ・フロントは、大型台形のロアグリルフレームとメッシュグリルに統一し、力強くスポーティなデザインを表現
    ・ヘッドランプは、光源をLED化し、フロントはラウンドを強めた一文字形状とすることで、スポーティでワイドな顔つきに、また、W×Bグレードについては、2連続させたJ字形状のクリアランスランプ&デイライトで昼夜を問わず横方向に伸びやかで鮮烈な印象を表現。カローラのリヤは、水平基調のリヤコンビネーションランプとし、ワイド感を強調
    ・カローラ ツーリングのサイドビューは、後方への抜けの良いサイドウインドウグラフィックとドアショルダー部で伸びやかさを表現
    ・カローラ ツーリングは、樹脂バックドアを採用することで、立体的な造形を実現

    ▽外板色
    ・W×Bグレードは、スパークリングブラックパールクリスタルシャインを新規設定し、シックでスポーティな全3色とし、ホイール、ミラーカバーなどにグレーメタリックをコーディネート。S、G-Xグレードは、新規開発のセレスタイトグレーメタリックを加えた全7色としている

    ▽内装デザイン
    ・インストルメントパネルを、薄型・ワイド化することで開放感を演出。部品の合わせや形状・質感の統一感など感性品質にこだわり、上質感を表現。またAピラーの細形化と合わせて視界の良さも実現
    フロントシートは、スポーティシート(W×Bに標準)を採用し、座り心地向上と後席のニースペースを確保。カローラのW×Bグレードのリヤシートには、トランクスルーが可能な6:4分割可倒式を新規採用し、使い勝手の良さを実現
    ・カローラ ツーリングには、リバーシブルデッキボードを設定し、荷室床面の高さを2段階に調節可能とした。上段にセットし、後席を倒せば長い荷物の積載に便利なフラットなスペースが生まれ、下段にセットすれば、背の高い荷物の積載が可能(スペアタイヤ・アクセサリーコンセント装着車、ハイブリッド4WD車は1段式のみ)。また、デッキボードの裏面は樹脂製とし、タフユースに対応。ワゴンとしての実用性を高めた
    ・内装色は、カローラ、カローラ ツーリングのW×Bグレードにブラックとホワイトの2色、S、G-Xグレードには、シックなブラックを設定

    2.上質な乗り心地とクルマ本来の走る喜びを追求
    ▽TNGAプラットフォームによりフラットな乗り心地、優れた操縦安定性、高い静粛性を実現

    ▽3つのパワートレーンで走りの楽しさを強化
    ・ハイブリッド車とガソリンエンジンは、1.5Lから1.8Lに変更し、気持ち良いと実感できるシームレスな加速感を実現
    ・ハイブリッド車にはE-Four(電気式4WDシステム)を設定し、加速時や雪道などの滑りやすい路面でスムーズに4WDに切り替えが可能となり、走行安定性と低燃費に貢献
    ・マニュアル車には、1.2L 8NR-FTS(直噴ターボ)エンジンを設定し、走行性能と優れた環境性能を高次元で両立

    ▽いつまでも乗っていたくなるような、クルマ本来の走る喜びを追求
    ・TNGAプラットフォームを採用することに加え、運転中の目線の動き、旋回時の姿勢、ライントレース性などドライバーが感じる動きを解析し、サスペンションを最適化することで、運転のしやすさをさらに追求
    ・サスペンションは、フロントはマクファーソンストラット式を採用し、旋回時の安心感・安定性に貢献。リヤはダブルウィッシュボーン式を採用し、路面をつかむような安定した走りを実現
    ・ブレーキ制御により、内輪に制動力を付与し、コーナリングをアシストするACA制御(ACA : Active Cornering Assist)を採用

    3.日本の環境に合わせ、取り回しの易さに配慮した専用設計
    ▽グローバルモデルとデザインコンセプトは統一しつつ、日本のお客様、道路環境での使い勝手の良さを実現するため、日本専用ボディを開発
    ・グローバルモデルより、全長、全幅、ホイールベースを縮小しながらも、ダイナミックなデザインを実現
    ・ドアミラーの取り付け位置を工夫することで、ミラー格納時の車幅は従来型と同等を実現
    ・カローラの、最小回転半径は、従来型と同等の5.0mを実現(G-Xグレード15インチタイヤ装着車。16、17インチタイヤ装着時は5.3m)
    ・ドアの開口角度を工夫するなど、ドア開け幅は従来型と同等を確保

    4.安全機能・装備の充実
    ▽充実した予防安全装備
    ・自転車や夜間の歩行者検知が可能な、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備
    ・駐車場など低速時に壁や車両を検知し、衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を設定(W×B、Sに標準装備、G-Xにオプション)
    ・後方から接近してくる車両を検知し、衝突被害軽減に寄与する、リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]を設定(オプション。MT車はリヤクロストラフィックアラート+ブラインドスポットモニターをオプション設定)

    ▽7つのSRSエアバッグ、全方位コンパティビリティボディ構造で、万が一の衝突安全への対応に貢献

    5.コネクティッドで広がる安心・便利
    ▽国内トヨタブランドとして初めてディスプレイオーディオ(DA)を全車に標準装備。スマートフォンとの連携が可能となり、日常利用している地図アプリや音楽などをディスプレイで操作・利用が可能。また、従来通りの車載用ナビ機能を利用したいお客様には、エントリーナビキットまたはT-Connectナビキットの2種類が選択可能

    ▽スマートフォンとの連携
    ・SmartDeviceLinkTM(SDL)では、スマートフォンをBluetooth®とUSBケーブルで接続することで、TCスマホナビやLINEカーナビなどのナビアプリのほか、音楽・ラジオアプリなどをDA上で利用可能。また、音声認識で目的地設定やLINEのメッセージ送受信、音楽再生などが可能となり利便性が向上
    ・Apple CarPlay/Android AutoTMは、スマートフォンをUSBケーブルで接続することで、マップ、電話、メッセージ、音楽アプリをDA上で利用可能(TVとセットオプション、契約時にT-Connect契約が必要)

    ▽DCM(Data Communication Module : 車載通信機)を標準装備しており、安心・便利なコネクティッドサービスを基本利用料5年間無料で利用することが可能(6年目以降は3,300円/年[税抜]または、300円/月[税抜])

    ▽ドアロックが遠隔操作できるリモート機能や、ハイブリッドナビなど、昨年発売したカローラ スポーツからさらにT-Connectサービスの機能範囲が拡大

    カローラ スポーツ一部改良内容
    ▽外板色は、エモーショナルレッドⅡを新たに設定。さらにブラックルーフとの組合せのツートーンをG“Z”とGグレードに全3色オプション設定し、スポーティなハッチバックのボディを際立たせた

    ▽内装は、ご好評いただいている本革シートに内装色ブラックを追加(G“Z”にオプション)し、スポーティでシックな装いとした

    ▽新型カローラ、カローラ ツーリングと同様、運転中の目線の動き、旋回時の姿勢、ライントレース性などドライバーが感じる動きを解析し、サスペンションを最適化することで走りをレベルアップ

  • フェルナンド・アロンソ、ラリーレイド初の実戦で“横転”&“鳥と衝突”

    フェルナンド・アロンソ、ラリーレイド初の実戦で“横転”&“鳥と衝突”

    フェルナンド・アロンソとマルク・コマは、9月13日(金)と14日(土)にかけて南アフリカを舞台に行われたラリーレイド「リヒテンバーグ400」にTOYOTA GAZOO Racingのトヨタ・ハイラックスで出場し、2020年のダカールラリー参戦に向けて貴重な経験を重ねた。アロンソとコマのスペイン人コンビは、今大会への参戦に先立って実施されたナミビアとポーランドでのテストセッションを順調に終え、南アフリカ・クロスカントリーシリーズの第5戦となる今大会で、ハイラックスによる初のラリーレイド実戦出場を果たした。

    9月12日(木)は、実際にラリーで走るコースの一部を用いた300kmに及ぶシェイクダウンが行われ、様々な路面でのトレーニングをこなした。2人は更なる走行を重ね、特にコマはラリー中に用いられるコース図や車載ナビゲーションシステムへの習熟を高めていった。

    13日(金)はプロローグランが行われ、本戦でのスタート順が決定された。55kmで競われるプロローグランを、10番手でスタートしたアロンソとコマは、前走車が巻き上げる砂埃に苦しめられながらも序盤からハイペースでの走行を続け、前走車をパス。以降は砂埃の少ない中でタイムを上げた。アロンソとコマのハイラックスは、トップと32秒差の3番手タイムをマーク。彼らよりも上位につけた2台は、同じハイラックスを駆るヘンク・ラテガンとジニエル・ド・ヴィリエールだった。

    14日(土)、3番手から本戦のスタートを切ったアロンソとコマのハイラックスは、スタートから27km地点で転倒を喫し、フロントガラスを破損。これを取り除くための作業でタイムをロスしてしまった。その後、2名はフロントガラスのないまま、最初のループセクション190kmの残りを走り続けた。砂埃の中で視界を確保すべくゴーグルをかけての走行となったが、良い区間タイムをマークするなど好走を見せた。

    昼にTOYOTA GAZOO Racingのサービスへと戻って来たハイラックスは、フロントガラスを交換。限られた時間の中で車体のダメージ修復も行った。イベント主催者の判断により、午後の2度目のループセクションは埃の少ない先頭でのスタートを切ることとなった。

    2度目のループセクションでは、スタートして5km地点で鳥が衝突して再びフロントガラスを破損。しかしアロンソとコマはこのような厳しい条件下でもドライブとナビゲーションを続け、190kmのセクションを走破。区間タイムでも速さを見せ、総合16位でフィニッシュした。

    アロンソとコマはこのリヒテンバーグ400で、トウモロコシ畑、起伏に富んだ草原、干上がった川の横断など様々なコンディションのコースを走破し、トータル728kmにわたる走行トレーニングをこなした。しかし、走行距離以上に重要なのは、この新たなスペイン人コンビが、ラリーレイドというこれまでとは異なるモータースポーツのカテゴリーに挑戦し、実戦で経験を積んだことだ。

    リヒテンバーグ400で優勝したのは、TOYOTA GAZOO Racing South Africaのドゥヴィリエとナビゲーターのデニス・マーフィのコンビ。2位もチームメイトのラテガンとナビゲーターのブレット・カミングスだった。この結果により、今季の南アフリカ・クロスカントリーシリーズにおいてラテガンとカミングスはドライバーとコ・ドライバー、そしてトヨタはマニュファクチャラーのシリーズタイトルを、最終戦を待たずに確定した。

    アロンソとコマの次なるトレーニングブログラムは、10月3日(木)から9日(水)にモロッコのフェズ近郊で開催されるラリー・モロッコ。昨年の同大会では、ダカールラリー2019の勝者であるナッサー・アル-アティヤとナビゲーターのマシュー・バウメルが、TOYOTA GAZOO Racing South Africaのハイラックスで2年連続となる勝利を飾っている。

    ダカールラリーの前哨戦的な位置づけとなる2019年ラリー・モロッコのコースは、5つのコンペティティブ・ステージが全てフェズをスタートしてフェズへと戻る、クローバーの葉を思わせるレイアウトとなる。総走行距離は2500kmで、そのうち1868kmがタイムドスペシャルステージ(競技区間)として競われ、荒れたグラベルや砂丘横断など、様々な状況での走破力と、難しいナビゲーションが求められる。

    グリン・ホール(チーム代表)
    この週末、我々はフェルナンドのスピードと、マルクのコ・ドライバーとしての能力の高さを確かに証明しました。様々なことが起こった週末でしたが、彼らにとってかけがえのない経験を積むことが出来たでしょう。我々は、世界最高のレーシングドライバーが経験したことのない世界で戦うために最短での準備を行う必要があります。世界で最も厳しいモータースポーツのひとつであるダカールラリーに、わずか5か月の準備で挑むには、多くの課題が待ち受けています。プロローグランでフェルナンドは、世界レベルに匹敵する南アフリカでも最高のドライバーたちと遜色ない速さを持っていることを示してくれました。このレベルのスピードで戦えるようになるまでの、急速な成長の途中では逆境に見舞われることもありますが、それは間違いなく経験しておかなければならないもので、大きなレースで起きても驚くことではありません。今日のフェルナンドとマルクの判断は本当に印象的でした。彼らはトラブルに見舞われた後クルマに戻ると、砂埃の中でフロントガラスのないまま最初のループセクションを走り抜き、2度目のループセクションは壊れたフロントガラスを手で押さえながらステージの大部分を走り抜きました。

    フェルナンド・アロンソ
    クルマに乗るたびに、常に何かを学び、どんどんハイラックスに馴染んでいます。残念ながら今日は我々にとって厳しい一日となってしまいました。午前中、我々は転倒でフロントガラスを破損してしまいました。それにより視界が悪化してしまったので、我々はフロントガラスを取り払いました。その後の走行はゴーグルをして、ほかの車両が巻き上げる砂埃の中を走ることとなりました。午後のループでは主催者が先頭でのスタートを許可してくれたので、クリアな視界で走行することが出来ました。数km走行したところで、フロントガラスに鳥が衝突して再びフロントガラスを破損してしまいました。その後は、200km近くの間、片手でフロントガラスを押さえ、もう片手でステアリングを握っての走行を強いられました。最高の一日だったとは言えませんが、ハイラックスで多くの距離を走破出来、今後の重要なレースへ向けて良い経験を積むことが出来ました。

    マルク・コマ
    昨日は好調だったのですが、今日はとても大変な一日でした。スタートは順調だったのですが転倒を喫してしまい、その後は走り切ることに専念しました。午後は更なる経験を積むために新しいフロントガラスを装着しましたが、数km走ったところで鳥が衝突し再びフロントガラスが破損しました。風と砂埃が車内に侵入し、最後まで走り切るのは本当に困難でした。フロントガラスを押さえながら、同時にナビゲーションも行うのは容易ではありませんでした。そんな状況でもフェルナンドと共に最後まで走り抜きました。今日我々は多くのトラブルに直面したにもかかわらず、長距離を走れたことは貴重な体験です。この経験の全てが我々にとって糧となるはずです。

  • ホンダF1「スペック4の改善を明確に理解できるのはシンガポールGP後」

    ホンダF1「スペック4の改善を明確に理解できるのはシンガポールGP後」

    ホンダF1は、F1シンガポールGPが終わるまで、ライバルメーカーと比較して“スペック4”F1エンジンがどれだけ改善されたかを明確に理解することはできない考えている。

    ホンダF1は、ベルギーGPで“スペック4”を導入し、アレクサンダー・アルボンとダニール・クビアトがスパ・フランコルシャンでアップグレード版PUをテスト。イタリアGPでは、マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーも新しいパワーユニットを搭載した。

    しかし、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、スペック4のゲインについての全体像を把握するにはシンガポールのようなサーキットが必要だと語る。

    「我々のデータ的にはスペック4はうまく機能していました」と田辺豊治は RACER にコメント。

    「しかし、他と比較した競争力について話せば、それはもう少し難しいです。モンツァ仕様の空力は特別なものであり、トウ効果が非常に大きいため、すべてを分析するためにより多くの時間が必要です」

    「最大のダウンフォースで走るシンガポールのデータを取得したです。より多くのデータを取得できますし、そうすれば、我々のポジションをより明確に把握できるようになります。しかし、他のマシンも過去2つの週末に大幅に改善しています。難しいですね」

    田辺豊治は、レッドブルとトロロッソの両方が受けたパワーユニットのペナルティもイタリアでパフォーマンスを測定することをチャレンジングにしたと認める。クビアトはオイル漏れによってレースからリタイアし、アルボンは予選で妥協を強いられている。

    「モンツァでは困難な一日を過ごしました。パワーユニットの変更により、2台のクルマがペナルティを受けました。これにより、我々のレースが困難になりました。4台のマシンはすべてスペック4を搭載し、全体的に週末は問題なく走っていました」

    「クビアトのクルマでは、オイル漏れの原因を調査しています。レース終了時にエンジンを切った際、エンジンデータは正常に表示されていたので問題ないと思います。データを取得することができました…これまでのところ、良いとは言いませんが、それほど悪くはないと思います」

  • WRC | トヨタ第11戦 ラリー・トルコ 3日目レポート

    WRC | トヨタ第11戦 ラリー・トルコ 3日目レポート

    9月14日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・トルコのデイ3が、トルコ南西部アスパランのサービスパークを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 10号車)が総合6位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車) が総合7位につけた。なお、デイ2で総合8位につけていたオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)は、ロードセクションでECU(電子制御ユニット)にトラブルが発生し、デイリタイアとなった。

    競技3日目のデイ3は、サービスパーク西側のダッチャ半島周辺で3本のステージを各2回走行。6本のSSの合計距離は110.10kmだった。オープニングステージのSS8で、3人のドライバーは全員ひとつ順位を上げ、ミークが総合6位、タナックが総合7位、ラトバラが総合8 位につけた。しかし、SS9へと向かうロードセクションでタナックのクルマにECUのトラブルが発生し、デイリタイアとなってしまった。その後、チームはサービスパークでECUを交換。タナックはラリー2規定に基づき明日のデイ4に再出走する。

    一方、ラトバラとミークは上位の選手にプレッシャーをかけるべく戦い続け、何度も順位を入れ換えながらステージを重ねた。既に自力での上位フィニッシュは難しいタイム差がついているが、可能な限り多くのマニュファクチャラーポイントを獲得するため、明日も引き続き全力で戦いを続ける。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今朝オットのクルマが止まってしまったのは、もちろん非常に残念です。このような事になってしまい、本当に申し訳なく思います。原因はECUのトラブルでしたが、もちろんさらなる調査を行います。明日、彼はきっとパワーステージに全力で臨むと思いますが、早い出走順である事を考えると簡単には行かないでしょう。ヤリ-マティとクリスは順位を上げることに苦労しましたが、それは早い出走順によりクリーンな路面を走れなかったためで、彼らにとっては不利な戦いでした。明日残されたステージの距離は短いですが、少しでもポイントを獲得できるように、諦めずに戦い続けます。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    朝最初のステージを走り終えた後のロードセクションで、突然エンジンがかからなくなってしまいました。色々な事を試し原因を探したのですが、どうやらECUの内部に問題が起こったようで、我々には手の打ちようがありませんでした。もちろんフラストレーションが溜まりますし、特に初めてのタイトル獲得に向けて戦っているさなかなので、なおさらです。かなり厳しい状況になってしまったのは確かですが、しかたがありません。今後はそう簡単には行かないと思いますが、事実を受け入れ、戦い続けます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    朝1本目のステージは大量のルーズグラベルに覆われ、出走順が2番手だった自分にとっては非常に滑りやすい路面でした。次の2本目の短いステージでは良くなり、3本目は自分に合っている非常に高速なステージだったので上手く走れ、なかなか良いタイムが出ました。午後はロングステージでライバルにプレッシャーをかけようと攻めましたが、タイヤの摩耗がかなり進んでいたため苦労しました。明日は、出走順が今日よりも良くなるので、ライバルに対する自分達の本当のパフォーマンスが分かるでしょう。また、今後に向けて、タイヤの摩耗を抑えるために何かしらトライをするつもりです。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    非常に厳しい1日でした。路面は多くのルーズグラベルに覆われ、そのクリーニング役を担ったことが原因ですが、そのような路面でのパフォーマンス改善に取り組む必要があると感じました。ベストを尽くして走りましたが、自分よりも出走順が後方のライバル達のタイムには及びませんでした。明日は、完走しチームにマニュファクチャラーポイントをもたらす事だけを考えて走ります。自分とヤリ-マティは僅差ですが、どちらが前でフィニッシュしようと順位は気にしません。

    ラリー・トルコ デイ3の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) 3h20m12.0s
    2 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +0.2s
    3 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m17.1s
    4 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +1m26.9s
    5 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m24.7s
    6 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +3m14.4s
    7 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +3m29.5s
    8 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +4m38.2s
    9 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +6m55.8s
    10 カイエタン・カイエタノビッチ/マチェック・シュツェパニアック (シュコダ ファビアR5) +12m52.5s
    17 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +36m40.5s

    明日のステージ情報
    ラリー最終日となるデイ4は、サービスパークの北側で2本のステージを各1回、サービスパークの近くで1本のステージを2回走行する全4ステージで競われます。そのうち、SS14の再走ステージであるSS17「マルマリス 2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。4本のSSの合計距離は38.62km、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は155.71kmとなります。

    注目のステージ
    SS14/17 マルマリス 全長7.05km

    マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
    このステージは短いターマックセクションから始まり、市街地のスーパーSSのような雰囲気です。しかし、その後グラベルのタフな上り坂を駆け上がり、終盤スムーズでハイスピードなセクションを抜けると、サービスパークのすぐ近くでフィニッシュを迎えます。

  • WRC | トヨタ第11戦 ラリー・トルコ 2日目レポート

    WRC | トヨタ第11戦 ラリー・トルコ 2日目レポート

    3本のSSベストタイムを記録するも過酷なコンディションのグラベルステージで苦戦。
    9月13日(金)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・トルコが、トルコ南西部アスパランのサービスパークを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(ヤリスWRC 5号車) が総合7位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が総合8位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合9位につけた。

    競技2日目となるデイ2は、サービスパークの周辺と、北東エリアで3本のステージを各2回走行。6本のSSの合計距離は159.14kmと、4日間で最長の1日だった。午前中のセクションでは、オープニングのSS2でラトバラがベストタイムを記録し首位に浮上。続くSS3では慎重な走りにより遅れをとったが、SS4では再びベストタイムを記し、総合3位で午前中を終えた。午後の再走ステージでは、1本目のSS5でミークがベストタイムをマークし、総合6位に順位を上げた。しかし、そのSS5でラトバラは右フロントタイヤにダメージを負い、総合8位に後退。続くSS6では激しい降雨により、摩耗した状態のタイヤでは十分なグリップを得られず、総合9位で1日を終えた。

    ミークもまた、SS6の降雨で大きくタイムロス。SS7ではひとつ順位を落としたが、それでも全てのステージを走破し、チーム最上位の総合7位につけた。ドライバー選手権首位のタナックは、デイ2で不利な1番手スタートを担い、ルーズグラベルに覆われた午前中のステージでタイムを失った。それでも、忍耐強い走りを続け、SS5が終了した時点では首位と25.3秒差の総合5位につけていた。しかしSS6で右フロントのタイヤがリムから外れ1分以上をロス。ミークと5.3秒差の総合8位でデイ2を終えた。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    簡単な1日ではありませんでした。オットは出走順が1番だったので苦戦を予想していましたが、朝は全てが上手く進みました。しかし、午後のステージでの不運なパンクにより、厳しい状況になりました。クリスとヤリ-マティもまた、同じステージで大きくタイムを失いました。午後は雨が降ると分かっていましたが、そのステージでは予想よりも激しい降雨がありました。昨年、そして今日の展開を見れば分かるように、このラリーではいかなることも起り得るので、さらなる問題の発生を回避しながら、戦い続ける必要があります。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    1番最初にステージを走るのはあまり楽しく感じられませんでしたが、チームがクルマを改善してくれたお陰で、午前中は昨年よりも良いフィーリングで走れました。再走ステージでは路面が荒れ、午後は厳しい状況になるだろうと予想していましたが、天気の悪化によりさらにトリッキーなコンディションになりました。残念ながら午後2本目のステージでパンクをしてしまいましたが、このラリーでパンクはくじ引きのようなものなので、今日はついていなかったのだと思います。もちろん、望んでいたような1日ではありませんでしたが、前に進み続け、何かが起きるのを待ちたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    今朝は良いスタートを切りました。あまり攻めなかったのにSS2でベストタイムが出たのは、嬉しい驚きでした。次のSS3は少し慎重に走り過ぎましたが、SS4で再び良いタイムが出て埋め合わせをすることができました。クルマの状態はとても良かったのですが、午後はステージが荒れるだろうと覚悟していました。SS5ではリヤのバンパーを失い、その結果車内が非常にうるさくなり、ペースノートに集中するのが難しい状況でした。そして、右コーナーでインに深く切り込んだ時にタイヤを傷つけ、空気が抜けた状態で最後まで走らなくてはなりませんでした。SS6ではなく、その次の最後のステージで雨が降ると予想しハードタイヤでSS6に臨んだのですが、その判断は結果的に誤りで、大幅にタイムを失ってしまいました。しかし、それはラリーではよくあることですし、上手く行かないこともあります。このラリーではまだ色々なことが起きる可能性があるので、前向きに戦い続けます。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    午前中のループステージは、まずまずの走りでした。最後のステージはあまりリズムが良くありませんでしたが、このラリーでの経験がないことを考えれば悪くなかったと思います。午後の2本目のステージでは雨に見舞われ、本当に難しいコンディションでした。雨はさらに酷くなるだろうと2本のミディアムタイヤを最後のステージに温存していたのですが、最初のステージでハードタイヤの摩耗がかなり進み、降雨があった2本目のステージはまるで氷の上を走っているようでした。それ以外の2本のステージは良かったのですが、2本目のステージだけで大きくタイムを失ってしまいました。とはいえ、スピードは十分にありましたし、依然この位置につけています。まだ先は長いので、何が起こっても不思議ではありません。

    ラリー・トルコ デイ2の結果
    1 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) 1h59m53.7s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +17.7s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +18.4s
    4 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +44.4s
    5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m04.1s
    6 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m25.2s
    7 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +1m32.1s
    8 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +1m37.4s
    9 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1m42.5s
    10 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +3m45.4s

    明日のステージ情報
    ラリー・トルコの競技3日目デイ3は、サービスパークの西側で3本のステージを各2回走行します。そのうちダッチャ半島を舞台とするSS10/13「キツラン」は、今年新たに加えられた新ステージです。6本のステージの合計距離は110.10kmと、金曜日よりも50km程度短く、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は344.06kmとなります。

    注目のステージ
    SS10/13 キツラン 全長13.30km

    マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
    「キツラン」は完全なニューステージです。ステージの特徴は他と大きく違い、道幅が非常に広く、路面の大部分は非常にスムーズで、全体的にかなりハイスピードなステージです。きっと、楽しんで走ることができるはずです。

  • トヨタ、アロンソのダカールラリー2020挑戦にむけてナビゲーターを決定

    トヨタ、アロンソのダカールラリー2020挑戦にむけてナビゲーターを決定

    トヨタは、ダカールラリー2020参戦予定のハイラックスでの走行トレーニングを重ねているフェルナンド・アロンソのナビゲーターとして、ダカールラリーの二輪部門で5回の総合優勝、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)クロスカントリーラリーで6回のチャンピオン経験を持つマルク・コマを起用することを発表した。

    ラリーレイドで豊富な経験を持つ42歳のコマは2002年、当時アフリカ大陸を舞台に開催されていたダカールラリーへの参戦を開始。約20年の経験を経て、近年はスポーティングディレクターとしてダカールラリーに関わり続けてきた。

    二輪のライダーとして豊富な経験と実績を持つコマが四輪競技のナビゲーターとして、そして2度のF1世界チャンピオン経験を持ち、デイトナ24時間で優勝、ル・マン24時間レース2連覇、そして現FIA世界耐久選手権チャンピオンのフェルナンド・アロンソがラリーレイドへと、それぞれにとって新しい挑戦をすることになる。彼らの挑戦し続ける姿勢は、TOYOTA GAZOO Racingの理念と合致しており、ダカールラリーに共に挑めることをTOYOTA GAZOO Racingは歓迎している。

    ナミビアとポーランドで行ったテストを成功裏に終えた、共に複数回の世界チャンピオン獲得経験を持つスペイン人コンビは、チームが想定していた習熟速度よりも速いペースで成長しており、TOYOTA GAZOO Racingはアロンソとコマを9月13日から14日に開催される南アフリカクロスカントリーシリーズ第5戦リヒテンバーグ400に参戦させることを決定し。このラリーが、2人にとって初めての実戦となる。

    リヒテンバーグ400は、トウモロコシ畑、起伏に富んだ草原、干上がった川の横断など、テクニカルな区間と高速区間が入り混じるルートで構成されている。ラリーのスタートとゴールはリヒテンバーグ市内のイベント会場であるリヒテンバーグショーグラウンドに設定される。スタート後、クルーはまずコリニーに向かって南進し、そこから北東へと向かったのちに、ゴール地点に戻るルートを2回走行する。

    グリン・ホール(チーム代表)
    マルクとフェルナンドがタッグを組むことになり、とても嬉しく思います。彼らの勝利に溢れたモータースポーツでの経歴はとても素晴らしいですし、このような短期間のうちにハイラックスを乗りこなしはじめている様を見せてくれています。我々のトレーニングプログラムはとても濃密なものですが、フェルナンドとマルクはチームとして戦う能力の高さを示してくれており、ポーランドのテストでは予定していたよりも倍の距離を走ってくれました。実際、昨日行われたリヒテンバーグ400のコースの一部を使ってのシェイクダウンでは、我々の期待を上回る能力を示してくれたので、明日から始まる本戦への参加を決めました。これはフェルナンドとマルクにとって初めてのラリーレイドの実戦となりますが、他の競技車両から巻き上がる砂埃への対応などを学ぶ貴重なトレーニング機会となるでしょう。

    フェルナンド・アロンソ
    マルクとのトレーニングは素晴らしいです。彼のラリーレイドに対する豊富な知識と経験から、私は多くを学ぶことができています。ラリーレイドでは毎日何百kmも一緒に走らなければいけないので、相性のいいパートナーと組むことがとても重要です。マルクと私は、コンビとしてとても上手くいっており、初めての実戦形式でのトレーニングをとても楽しみにしています。これまでのテストと違い、競争環境はより挑戦的で、ハイラックスについて学ぶ良い機会になると思います。

    マルク・コマ
    チームの一員になれたことは大変うれしく、これまでラリーレイドで培ってきた経験をフェルナンドと共有できることを誇りに思っています。ラリーレイドに長く携わっている私にとってこの挑戦は新しいですし、四輪競技のナビゲーターになってハイラックスに乗るなんて想像もしていませんでした。今回のこの挑戦は本当に気持ちが高揚する機会であり、また自分のベストをさらに限界まで引き上げ、チームに貢献できると思っています。トレーニングは非常に上手く進んでおり、フェルナンドが筋道をしっかり立ててラリーレイドに臨んでいることが分かりました。またフェルナンドはハイラックスのドライビングの習熟が非常に速く、日に日に…というよりも、走行する度に…というペースで上達しています。

  • WRC | トヨタ 第11戦 ラリー・トルコ 初日レポート

    WRC | トヨタ 第11戦 ラリー・トルコ 初日レポート

    ラリー・トルコがマルマリスで開幕。市街地SSでミークが総合5位につける。
    2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・トルコが9月12日(木)に開幕。トルコ南西部のマルマリス市街地でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(ヤリスWRC 5号車) が総合5位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が総合7位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合9位につけた。

    ラリーのスタートに先立ち、サービスパークが置かれるマルマリス近郊アスパランから約7km離れた山岳地帯で、シェイクダウンが行なわれた。全長4.7kmのグラベルコースは路面が非常に荒れており、金曜日から始まる実際のステージと共通点が多いロードコンディションだった。そのため、チームはラリー前にギリシアのプレイベントテストで導き出したセットアップを元に調整。ミークがベストタイムを、タナックが4番手タイムを、ラトバラが7番手タイムを記録した。その後、夜8時過ぎからマルマリス市街地でセレモニアルスタートに続き、全長2kmのSS1が行なわれ、ラリーが開幕。ヤリスWRCは3台全てが堅実にオープニングステージを走り切った。

    トム・フォウラー(テクニカル・ディレクター)
    シェイクダウンでは、ドライバーに異なる路面のコンディションでベストなフィーリングを感じてもらうために、最初と2回目の走行の間にセットアップをファインチューンしました。ステージはとても荒れていたので、クルマが大きなダメージを負わないように何度も走らせたくありませんでした。また、チームごとにタイヤ戦略も違うので、タイムの比較はそれほど意味がありません。昨年我々がトルコで優勝した時は、純粋な速さよりも、強さと信頼性が勝っていました。しかし2回目となる今回は、皆が路面の荒れ具合を理解し改善を施してきたはずです。ですから、我々は昨年よりもパフォーマンスを高める必要がありました。今年、新しいダンパーを何度かテストし、最近はラフなグラベルでのパフォーマンス向上を確認できてきたので、トルコは実戦に投入する良いタイミングだと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    今晩最初のステージはグルグルと回るドーナッツターンが多く、とても楽しめました。しかし、明日からの3日間は今シーズンもっともラフなステージが続きます。今朝、シェイクダウンを走った時点で既にその過酷さを実感しました。昨年と同じように、今年も本当に厳しいラリーになるでしょう。2年目の今年は、昨年と比べればまだある程度予想がつきますが、それでも難しさに変わりはなく、問題が起こらないように戦うことが何よりも重要です。ドライバーの集中力と、クルマの信頼性の両方が、このラリーでは求められます。大きなリスクを冒すつもりはありませんが、限界を絶対に越えない範囲で速く走りたいと思っています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    マルマリスの港はラリーの開幕にふさわしいロケーションで、観客の皆さんにとっては楽しいショーだったと思います。しかし、明日からがラリー・トルコの本番です。シェイクダウンのステージは非常に荒れていて、明日以降のステージに向けて良い準備ができました。最初の走行を終えた後に足まわりのセットアップを変更したところ、フィーリングがより良くなりました。ベストタイムを刻んだ訳ではありませんが、トラブルなくラリーを戦うために適切と思えるスピードを探し、注意深く走ろうと心がけていました。もちろん本番では速く走りますが、だからといってフルアタックはしません。前走車によって掘り起こされた大きな石が目の前に現れたとしても、すぐに反応できるくらい余裕を持ったスピードに留めるつもりですし、それが良い結果に繋がることを期待しています。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    今晩最初のマルマリスのステージでは、多くの観光客が我々を応援してくれました。ステージはとてもシンプルで、本格的な戦いは明日の朝から始まります。今朝のシェイクダウンは、本当にラフなコンディションでした。どんどん道が荒れていくだろうと予想してはいましたが、終盤はまるで地獄のような状態でした。決して簡単ではありませんが、準備はできています。朝早いステージでダストによる視界不良さえなければ、例え目の前に大きな石が現れたとしてもクリーンな走りができるでしょう。クルマにとっては今シーズン最も過酷なチャレンジになると思いますが、我々選手にとっては暑さとの戦いになります。クルマを壊さないギリギリのスピードを見極め、良いリズムで走ることが、今回のラリーの鍵を握るでしょう。

    ラリー・トルコ デイ1の結果
    1 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 2m02.6s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +0.0s
    3 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +1.6s
    4 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +1.7s
    5 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +2.0s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +3.9s
    7 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +4.2s
    8 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +4.3s
    9 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +4.6s
    10 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +4.9s

    明日のステージ情報
    ラリー・トルコ最初の「フルデイ」となるデイ2は、今大会最長の1日です。オープニングステージのSS2/5はサービスパークのすぐ近くで行なわれ、SS3/6およびSS4/7はサービスパークの北東エリアが舞台となります。3本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行し、その合計距離は159.14km。全競技区間の半分以上の距離を1日で走ります。291.74kmのリエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は、450.88kmとなります。

    注目のステージ
    SS3/6 チェティベリ 全長38.15km

    マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
    「チェティベリ」は今大会最長、そして私が思うにもっともタフなステージです。特に、午後の2回目の走行時は非常に難しいコンディションになるでしょう。ステージのいくつかの場所は、本当に荒れています。ライバルに大きな差を築くことが可能なステージだと思いますが、問題なく走り切るのは簡単ではありません。

  • フェルナンド・アロンソ、実戦にむけたトヨタとの2日間のテストを完了

    フェルナンド・アロンソ、実戦にむけたトヨタとの2日間のテストを完了

    フェルナンド・アロンソは、南アフリカで開催されるリヒテンブルク400への参戦に先立ち、ポーランドでToyota Gazoo Racingとの2日間のトレーニングプログラムを完了。引き続き、ダカール・ラリー参戦への準備を続けていく。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、様々なラリー路面で700km以上を走破。9月13〜14日にはトヨタと南アフリカのハリスミス400ラリーに“賞典外”で参戦する。

    フェルナンド・アロンソは、2018年末にF1を離れて以来、モータースポーツにおける新たなチャレンジの探求を続けており、今年3月には南アフリカのでトヨタのダカール・ラリー仕様の車両をテストしている。

    「ここポーランドで数日前とは違った地形を試すことができ、間違いなくポジティブな日だった。トレーニングのこの段階では、ハイラックスのすべての走行距離がを歓迎だし、チームの当初の計画を超えて自分自身をプッシュできたことを嬉しく思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「Toyota Gazoo Racingファミリーの一員になり、様々なタイプのモータースポーツで腕試しをする機会を与えてもらえるのは本当に素晴らしいことだ。ハイラックスは運転するのが本当に楽しいし、すべてのテストを楽しんでいる」

    フェルナンド・アロンソのトレーニングを監督したトヨタのチームプリンシパルを務めるグリン・ホールは、フェルナンド・アロンソの適応スピードに感銘を受け、競争の激しい環境で彼がどのような走りをするか興味をそそられていると語る。

    「集中トレーニングプログラムを進める中で、フェルナンドは純粋な走行距離よりもハイラックスとラリー走行に精通し続けており、質の高い走行を重ねることに集中しています」とグリン・ホールは語った。

    「それにもかかわらず、フェルナンドがこのテストで計画していた倍の走行距離を走破し、ハイラックスに順応する速さを実証した」

    「来週は、フェルナンドがリヒテンブルク400でのラリーレイド競技環境を初体験するために設定したプライベートテストだが、あ比較的落ちついて離れることができる」

    「Toyota Gazoo Racingがフェルナンドの継続的なトレーニングプログラムでこの貴重な機会を最大限に活用できるように特別に手はしてくれた南アフリカクロスカントリーシリーズに感謝している」

    フェルナンド・アロンソは、世界3大レースでの“3冠”を達成する史上2人目のドライバーになることを決意している。F1モナコGPを制しているフェルナンド・アロンソ、最近ではトヨタとともに2度のル・マン24時間優勝を果たしている。

    フェルナンド・アロンソは、トヨタとの最初のWEC参戦でチャンピオンを獲得したが、目標を達成するにはインディ500で優勝する必要がある。

  • トヨタ 豊田章男社長、WECチームの開幕戦ワンツーフィニッシュを祝福

    トヨタ 豊田章男社長、WECチームの開幕戦ワンツーフィニッシュを祝福

    トヨタ自動車の豊田章男社長が、2019-2020年シーズンFIA世界耐久選手権(WEC)の開幕戦シルバーストン4時間レースを1-2フィニッシュを果たしたWECチームを祝福した。

    レースでは、地元英国出身のマイク・コンウェイと小林 可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆るTS050 HYBRID 7号車が、改定されたレギュレーションにより、ライバルよりも99kg重い車両ながらも、ポールポジションからスタートを切り、チームに取って6戦連続となる勝利を飾った。

    また、セバスチャン・ブエミ、中嶋 一貴とブレンドン・ハートレーの8号車は、レースを通して7号車と首位を争い2位でチェッカーを受けた。

    豊田章男社長は、WECチームでの開幕戦での活躍を祝福した。

    「FIA世界耐久選手権(WEC)2019-2020年シーズンを6人のドライバーとチームメンバー達がワンツーフィニッシュという最高の形でスタートを切ってくれました」

    「しかし、これは決して簡単にたどり着いた結果ではありませんでした。金曜日のフリー走行で7号車は大きなダメージを受け、モノコックを交換するほどの大掛かりな修理をしなければなりませんでした。6月のル・マンでも同じようなことが起きたことを思い出しました」

    「短時間で修理しなければならないという厳しい環境の中、ル・マンではミスが発生し、それが原因で7号車は、24時間の最後の最後でレースを失いました。メカニック達の頭にも、そのことがよぎったと思います」

    「しかし、彼らは、冷静に作業をし、ドライバー達がゴールまで安心して走らせられるクルマに仕上げてくれました。悔しさを糧に改善を積み重ねてきてくれたからだと思います。7号車のメカニック達ありがとう。こうして、毎戦、学びながら成長を続けているメンバーを頼もしく思います」

    「可夢偉、ホセ、シーズン初戦の優勝をありがとう。マイクは母国での優勝、いつも以上の喜びがあると思います。本当におめでとう」

    「ファンの皆様も応援ありがとうございました。次戦は、我々のチームの母国日本での戦いです。引き続き、熱い応援を、よろしくお願いいたします!」

  • WEC 開幕戦シルバーストン4時間 | トヨタが1-2フィニッシュを飾る

    WEC 開幕戦シルバーストン4時間 | トヨタが1-2フィニッシュを飾る

    TOYOTA GAZOO Racingは、2019-2020年シーズンFIA世界耐久選手権(WEC)の開幕戦シルバーストン4時間レースを1-2フィニッシュという完璧な結果で終え、順調なシーズンスタートを切った

    地元英国出身のマイク・コンウェイと小林 可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆るTS050 HYBRID 7号車は、改定されたレギュレーションにより、ライバルよりも99kg重い車両ながらも、ポールポジションからスタートを切り、チームに取って6戦連続となる勝利を飾った。

    セバスチャン・ブエミ、中嶋 一貴とブレンドン・ハートレーの8号車は、レースを通して7号車と首位を争い2位でチェッカーを受けた。この週末を通して集まった5万人近い観衆の前で2台のTS050 HYBRIDは、めまぐるしく変わる天候とも戦いながら、熱い戦いを繰り広げた。

    最初に7号車のステアリングを握り、ポールポジションからスタートを切ったコンウェイは、レース序盤、8号車のブエミを抑えて首位をキープ。しかしながら不運なタイミングで出されたフルコースイエローにより、一旦はレベリオンの先行を許すこととなる。その後、ピットインで順位を入れ替えた8号車と7号車は、数周後には首位と2位の座を奪還した。

    レースはスタートから1時間半を過ぎた頃、シルバーストンは急な雨に見舞われた。2台のTS050 HYBRIDは当初、予定外のピットインを嫌いスリックタイヤのまま走行を続けたが、路面は急速にヘビーウェットコンディションになっていき、2台はウェットタイヤへと交換した。

    今回のレースではピットストップが大きな要素となり、TOYOTA GAZOO Racingはタイヤ交換で貴重な数秒を稼ぐことが出来た。今季の規則改定によりTS050 HYBRIDの給油時間の優位性は無くなり、ライバルのジネッタ及びレベリオンも、それぞれトヨタよりも50%、61%多くの燃料を給油するにもかかわらず、同じ時間で給油できるように調整されたことが背景だ。

    8号車のハートレーはワイパーのトラブルに見舞われ、修理で数秒失いながらも首位を維持していたが、レースが折り返す頃には、すぐ後を走行していた7号車の小林が8号車をパスし、首位を奪還した。その後、レース後半戦は、セーフティカーの導入により、トップ3台は接近したものとなった。

    23分間でセーフティカーが退去しレースは再スタート。2台のTS050 HYBRIDは1-2体制で3位のレベリオン3号車との差を広げていき、その後、3号車はペナルティを受けたため上位2台との差は約1分に広がった。

    その後も2台のTS050 HYBRIDによる首位争いは続き、7号車の小林と8号車ハートレーは何度もポジションを入れ替えながらのバトルを展開。そして最後の1時間、7号車がロペス、8号車が中嶋へ交代してからも2台は僅差の1-2体制で周回を重ねた。

    首位で7号車のバトンを受け取ったロペスは、次々に現れる周回遅れをかわしながらその座を守りきり、トップでチェッカー。最後まで猛追を見せた8号車の中嶋は、わずか1.9秒差での2位で続き、TOYOTA GAZOO Racingは2019-2020年シーズンの開幕戦を1-2フィニッシュという最高の結果で飾った。

    TOYOTA GAZOO RacingはWECのチャンピオンシップをリードして、来月、チームの母国で行われる次戦富士へと臨む。今大会シルバーストンとは異なり、伝統的な、6時間のレースとなる。

    ホームレースとなる富士において、TOYOTA GAZOO Racingは過去7年間で6勝と圧倒的な強さを見せている。しかしながら。今季より導入された新たなレギュレーションでは、前戦までに獲得したポイントに応じて、ハンデが科されることとなっており、ノン・ハイブリッドのライバル勢に比べTS050 HYBRIDはペースダウンを強いられることになる。また、今大会で勝利を挙げた7号車は、8号車よりも重いハンデを科されることとなる。

    村田 久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表
    新しいシーズンに、最高のスタートが切れました。天候が急変した難しいレースで1-2フィニッシュを飾ることが出来、ファンの皆様には楽しんでもらえたかと思います。チームは素早いタイヤ交換でライバル達に対してタイムを稼ぎ、ドライバー達は難しいコンディションでも冷静でした。今シーズンは事前の予想通り、LMP1のライバル達と非常に接戦となっています。サクセス・ハンディキャップが初めて導入される次戦の富士ではさらなる激戦が期待されます。ファンの皆様には、今後激しさを増すLMP1のレースを、シーズンを通してますます楽しんでいただければと思います。

    TS050 HYBRID 7号車(マイク・コンウェイ、小林 可夢偉、ホセ・マリア・ロペス)
    決勝結果 : 1位、129周、ピットストップ6回、グリッド : 1番手、ファステストラップ : 1分37秒289

    小林 可夢偉(7号車)
    この結果は本当に嬉しいです。完璧なシーズンスタートを切ることができました。私自身のスティントは雨に見舞われたため大変でした。降雨の時間は短いのではないかと考えてスリックタイヤのまま走り続けましたが、予想以上に雨は激しく、かつ長く降ることとなり、ピットインせざるを得ませんでした。8号車とは、接近戦ながらフェアなバトルが出来ましたし、チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれました。この週末を通してTS050 HYBRIDは最高の仕上がりでしたし、ペースも良かったので、次戦富士が楽しみです。

    マイク・コンウェイ(7号車)
    母国レースで勝つことが出来、最高の気分です。これまでずっとこのレースでの勝利を目指してきましたがなかなか達成できず、本当に長い時間がかかりました。変わりやすいコンディションの中でも着実に走り切ってくれたチームメイトに本当に感謝しています。我々7号車は、レース中ずっと8号車の追撃を受けていました。常に接近戦を繰り広げていただけに、ようやく得られたこの勝利は格別です。特に金曜日にモノコックの交換をすることになりながらも、この最高のTS050 HYBRIDを用意してくれたチームに感謝します。今日の勝利は彼らのものです。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車)
    チームにとって最高のシーズンスタートとなりました。チームメイトやLMP1クラスのライバルと接戦を繰り広げることとなり、とてもタフなレースでした。コンディションはめまぐるしく変わりましたが、マイクと可夢偉が素晴らしい走りで私に繋いでくれたので、あとは最後、一貴とのバトルでそれを守り切るだけでした。シルバーストンはマイクのホームレースということもあって特別なレースですし、そこでトップを守りきってチェッカーを受けることが出来て本当に嬉しいです。

    TS050 HYBRID 8号車(セバスチャン・ブエミ、中嶋 一貴、ブレンドン・ハートレー)
    決勝結果 : 2位(トップと1秒901差)、129周、ピットストップ6回、グリッド : 2番手、ファステストラップ : 1分37秒349

    中嶋 一貴(8号車)
    チームの全員、特に優勝した7号車のクルー、おめでとうございます。とても難しいコンディションの中本当に良いレースをしたブレンドンと可夢偉は称賛に値します。彼らの走りはとても素晴らしかったです。我々8号車のレースペースも良かったのですが、残念ながら自分の最初のスティントで少しタイムロスしました。開幕戦が終わった今、富士でのホームレースを楽しみにしていますし、表彰台の中央にまた上ることを目指します。

    セバスチャン・ブエミ(8号車)
    1-2フィニッシュという、チームにとって完璧な結果となりました。私自身、もちろんいつも優勝を目指していますし、ブレンドンのTS050 HYBRIDデビュー戦としての走りもとてもよかったです。4時間のレース中ミスもなく、7号車とは本当に僅差でした。7号車のクルー、優勝おめでとうございます。私たち8号車は少しだけ遅れましたが、良いペースで走行していたので、次戦の富士は楽しみです。

    ブレンドン・ハートレー(8号車)
    今日はTOYOTA GAZOO Racingにとって素晴らしいレースとなりました。ピットストップも迅速で、車の状態も良くどのドライバーもミスをしませんでした。優勝できず少し残念でしたが、表彰台の一番上に上がれるのは1台だけです。トヨタでの初戦を、一貴、セバスチャンとチーム一体となり戦えたことには満足しています。ウェットコンディションとなった最初のスティントで、濡れた路面をスリックタイヤで、かつワイパー無しで走ったことは興味深かったし、今日の自分のパフォーマンスには満足しています。

    WEC第1戦 シルバーストン4時間 決勝結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 トップとの差
    1 7 マイク・コンウェイ
    小林 可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    129  
    2 8 セバスチャン・ブエミ
    中嶋 一貴
    ブレンドン・ハートレー
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    129 1.901
    3 3 ナタナエル・ベルトン
    ピポ・デラーニ
    ロイック・デュバル
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    128 1 Lap
    4 5 チャーリー・ロバートソン
    ベン・ハンリー
    イゴール・オルトツェフ
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    124 5 Laps
    5 1 ブルーノ・セナ
    グスタボ・メネゼス
    ノルマン・ナト
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    123 6 Laps
    6 6 マイク・シンプソン
    オリバー・ジャービス
    ガイ・スミス
    チームLNT/
    ジネッタG60-LT-P1・AER
    112 17 Laps