カテゴリー: トヨタ

  • レッドブル、ディフューザーに異議申し立て

    レッドブル、ディフューザーに異議申し立て

    レッドブル・レーシングは、木曜日のメルボルンでトヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのマシンが検査を通過するようであれば、ディフューザーのデザインに関して異議を申し立てるだろうと語る。

    レッドブルのモーターアドバイザーを強めるヘルムート・マルコは、トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのマシンは違法であると宣言した。

    「あれは違法だ。もしレギュレーションに沿って修正されないのであれば、木曜日に異議を申し立てるつもりだ」

    「彼らはダブル・ディフューザーを使っており、1周あたりコンマ5秒短縮している」

    「レッドブルを含めた7チームは同じ意見だ。彼らは違法である」

    ルノーとレッドブルは、今年初めに同様の空力コンセプトの合法性をFIAと討議したが、「当時は否定的な答えだった」とマルコは主張している。

  • トヨタF1:パスカル・バセロン(オーストラリアGPプレビュー)

    トヨタF1:パスカル・バセロン(オーストラリアGPプレビュー)

    トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、2009年シーズン開幕へ向けて、TF109の開発やパフォマンスなどを語った。

    ここまでのTF109の出来には満足していますか?
    現段階までのTF109の開発状況に関しては満足している。我々の冬のテストプログラムは、特に信頼性と走行距離の面で非常に順調に進んだ。シーズンが始まる前に多くの周回を重ねることができたからね。実際の所、今シーズンからテストで1台しかクルマを走らせることができなくなったにも関わらず、2台を走らせた昨年とほぼ同じくらいのレベルにある。新車につきものの細かなトラブルを解決するため懸命に仕事をしているところだが、信頼性に関しては非常に満足している。パフォーマンスに関しても満足しているし、実際のレースが始まったら各チームの順位がどんな風になるのか楽しみだ。シーズンの始めからトップに近い位置で戦えるはずだという確かな手応えを感じている。

    各ドライバーはTF109に手応えを感じていますか?
    そうだね、各ドライバーから非常にポジティブな反応が返ってきている。今年のクルマのドライブしやすさが気に入ったようだ。ドライビングが容易で、守備範囲がとても広いクルマになっているからね。クルマがそうなった要因の1つは、新レギュレーションが導入されたお陰で、空気の乱れに対するクルマの挙動が以前より過敏ではなくなったためだ。ただしもう1つ理由がある。それは、我々の空力開発専門スタッフたちがいい仕事をし、空気の流れと車高に対する空力特性をより安定したものにしてくれたことだ。

    冬のテストでは悪天候に見舞われましたが、そのせいでテスト内容が消化不足になったことはありましたか?
    あったとも言えるし、なかったとも言える。テストの日数制限や悪天候の影響があったにも関わらず、我々はこの冬のテストで非常に多くの走行距離を稼ぐことができた。ほぼ1万キロも走ったんだ。ただし、テストセッションを遂行できなかったことも2度あったから、本当ならもっと良いテストになった可能性もある。1度目はポルトガルで、この時は(雨のため)1日中ピットの中に留まっていた。2度目はバーレーンだ。この時は砂嵐のため2日間にわたりテストができなかった。だがバーレーンでは好条件の日が1日あったから良かったよ。その日は午前8時から午後5時30分まで、ずっとコースコンディションが良好だった。そのお陰で、2日間の中断があったにも関わらず、バーレーンで多くの走行距離を稼ぐことができたんだ。この時期のバーレーンサーキットは、ヨーロッパのサーキットよりも使用できる時間が長い。ヨーロッパのサーキットでは、午前の中頃までずっと、コースの路面温度がある程度上昇するのを待たなければならないし、午後遅くになると路面温度が下がってしまう。だから、バーレーンから戻ってきた時は何の後悔もなかった。非常に多くの周回を重ねることができたし、1日で800キロも走れたんだからね。

    TF108には何が不足していたのでしょう? 良いクルマだったにも関わらず、勝てなかったのはなぜなのでしょう?
    TF108には特に弱点はなかったし、修正すべき問題もなかった。だが根本的なところで、純粋なパフォーマンスが足りなかった。シーズンの開幕当初からある程度の競争力があり、その後も順調に開発を続けた結果、常時ポイント圏内あるいは表彰台を狙える位置にいた。シーズン後半になるにつれ、現実にトップ争いができるようになった。サンパウロがその好例だ。あの時の予選で、ヤルノは順位が近かった他のドライバーより燃料を多めに積んでいたにも関わらず、2番手に入った。純粋なスピードという点から見ると、恐らくブラジルGPが昨年のベストレースと言えるだろう。いつも勝っているクルマと同じペースだったからね。

    基本的にオーストラリアGPでの順位が、そのまま残りのシーズンの順位となるのでしょうか?
    開幕前は誰もが“各チームの順位を把握するにはオーストラリアまで待たなければならない”と言うが、でも実際の所、メルボルンでのレースに各チームの戦力がそのまま反映されるわけではない。歴史的に見ても、各チームの戦力分布の本当の状況はメルボルンではわからない。あのコースはレイアウトとアスファルトの状況が特殊だからね。技術的な観点から言うと、自分たちの競争力を精査するのは開幕からの3レースを終えてからだ。その頃になれば自分たちの位置がわかる。また、TF109の開発計画と2010年のクルマの開発について決断するのもその時期になる。

    シーズン中はテストができませんので、当然、今年のクルマに関する開発は例年より少なくなるわけですよね?
    ある程度はその通りだ。テストが禁止されたことにより、開発のある部分が今までより困難になるのは間違いない。例えば、ギヤボックスやサスペンションを根本的に変更する場合、コース上でかなりの実証試験が必要になるが、もはやそれができないのだから、そういった開発は相当困難になるだろう。ただしTF109の場合、そういったパーツに関しては既に必要な実証試験を終えているし、大きな変更も予定していないので問題はない。ご存知の通り、F1において(クルマの)性能を左右する最大の要素は空力だが、これに関しては今後も開発を継続していく。空力的な性能に制限を加えるという同意事項があるため、これの開発にも縛りはあるものの、やはり今年もシーズンを通じて、改良した空力パーツをサーキットに持ち込む各チームの姿を目にすることになるだろう。そういったパーツの善し悪しは、金曜日の練習走行ですぐに判断できるからね。従って、各チームのクルマの相対的なパフォーマンスは今年もレース毎に変わるだろうし、シーズン中は各車がそれぞれのペースで進化していくはずだ。

    開催日程:オーストラリアGP

  • トヨタF1 「絶対に勝ちたい」

    トヨタF1 「絶対に勝ちたい」

    トヨタF1チームの社長であるジョン・ハウエットは、今シーズンのトヨタの目標を「優勝」と掲げた。

    F1参戦8年を迎えたトヨタF1。新型マシンTF109の仕上がりにも手応えを感じており、初優勝が待たれる。

    ジョン・ハウエットは、これまでも2009年を重要なシーズンととらえており、「絶対に勝ちたい」と語気を強める。

    「今季はチームにとって重要で、目標を高く掲げた。それは優勝。テストがよかったので、狙えると思う」

    「過去に表彰台に立った経験があるオーストラリアでは、今週末の表彰台にも、うちのドライバーがいてほしい」

    「F1に参戦して以来8年間、いろいろ学んできた。初優勝に向け、無駄をなくし、経験を積み、準備してきた。ドライバーは大切な財産。ベテランのヤルノは信じられないくらい速く、若いティモは昨年、あふれる才能の片りんを見せつけた」

    「今季はチームにとって大きな年で、絶対に勝ちたい」

    開催日程:オーストラリアGP

  • ティモ・グロック (F1オーストラリアGPプレビュー)

    ティモ・グロック (F1オーストラリアGPプレビュー)

    ティモ・グロックが2009年のF1開幕戦オーストラリアGPへの意気込みを語った。トヨタF1チームで2年目のシーズンとなるグロックが、力強い1年を誓った。

    ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
    「規定変更があった今年は、チームがトップを争うチャンス。初戦が待ち遠しい。他のチームが何をテストしたのか分からないので、予想をするのは難しいが、私たちのプログラムと結果はよかった。テストはうまく行き、新型車の印象はいい」

    「去年より、チームのことが分かっているので、2年目の始まりは昨年とはまた違い、強い気持ちで戦える。昨年は、セットアップの方向性を見極めるのに、少しかかったが、今年はそれほど問題ではない。オーストラリアは好きな場所のひとつ。メルボルンでの開幕戦が楽しみ」

    開催日程:オーストラリアGP

  • ヤルノ・トゥルーリ (オーストラリアGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (オーストラリアGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、2009年のF1開幕戦オーストラリアGPへの抱負を語った。トゥルーリは、TF109にかなりの手応えを感じており、2009年シーズンの「準備は万全」と意気込みを語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    「メルボルンはいいところで、オーストラリアGPはいつも楽しみにしている。レースをするからこそのF1ドライバーで、シーズンが始まり、競い合えることを嬉しく思う。シーズンに向け、やる気であふれているし、今年はチャンスだと思う」

    「今年のTF109はこれまでで一番良い仕上がりになっている。安定していて、自信を持って]運転できる。テストだけで多くのことを判断するのは難しいが、とにかく、TF109はかなり速いと思う。昨季は、表彰台に上り、常に上位6位に入るなど、チームが大きく飛躍した年だった。昨年よりさらにいい成績を残したい。経験もあるし、長い時間をかけTF109に取り組んできた。準備は万全。いつでも行ける」

    開催日程:オーストラリアGP

  • ヤルノ・トゥルーリ 「トヨタに初勝利をもたらす」

    ヤルノ・トゥルーリ 「トヨタに初勝利をもたらす」

    ヤルノ・トゥルーリは、今シーズン、トヨタに初勝利をもたらすことに自信をみせている。

    2002年からF1に参戦しているトヨタは、今年の冬季テストで優れたパフォーマンスをみせており、トゥルーリもTF109がこれまでドライブしたトヨタF1マシンの中でベストだと主張している。

    トヨタF1チームは、122戦でいまだ勝利はないが、トゥルーリはシーズンのスタートが近づくにつれ、物事がより良くなっていると主張する。

    「これまでのテストは非常に順調だったので、今シーズンに自信を持っている」

    「マシンはとてもコンペティティだと思うし、これまでは全てが良さそうだね」

    「このマシンは、僕がプレシーズンにドライブしたどのトヨタマシンよりも良い感じなので、期待でいっぱいだ」

    「僕たちが今年素晴らしいことをできることを望んでいる。これまでのテストはすべてが順調だ。間違いなく楽観的だね。僕たちは年々パフォーマンスを改善させようとしているし、多くの改善によって良いチームとして確立されていると思う」

    「昨年の力強い結果のあとだし、僕たちの目標は今年トップポジションのために戦うことだ。そして、僕の夢はトヨタに初勝利をもたらすことだ」

    「トヨタの初勝利のために戦いたいし、今シーズン本当にそれができると思っている。昨年の力強いパフォーマンスを基にして、もっと多くの表彰台やポイントを獲りたいね」

    トヨタは、世界的な経済危機により、F1での将来が不確かだったことを認めており、今年初勝利を達成する重圧に置かれている。

    「それは僕がコメントすることではないけど、トヨタが勝つためにF1にいることは間違いない」

    「チームは十分な経験を積んでおり、正しい人材やその他のことを持っていると思う。だから僕たちは届けたい」

    「僕とティモ(・グロック)にとって重要なシーズンになるだろう。僕たち二人ともがお互いよりも多く勝ちたいと思っているし、結果を届けたいと思っている。僕たち全員が同じ方向で作業しているし、僕たちは力強いシーズンを送れると思っている」

  • トヨタF1、前例のないコスト削減を実施

    トヨタF1、前例のないコスト削減を実施

    トヨタF1チームは、トヨタが直面している財政難により、今シーズンのために前例のないコスト削減に直面した。

    トヨタのチーム代表である山科忠は、これまでトヨタでこのような大きなコスト削減を経験したことはない語る。

    「我々のF1予算は、最初の数字から何度も削減された」と山科は語る。

    「ホンダのF1撤退の発表のあとで再びカットされた。そして、トヨタが連結業績予想を修正したあと、1カ月以内に再び削減された」

    「F1トさんがどれくらい削減されたかについて正確な数値は出せないが、これまでトヨタでこのような削減はみたことがない」

    トヨタF1チーム社長のジョン・ハウエットは、2009年序盤の初勝利の獲得への重圧を感じており、優勝こそが日本の社長を喜ばせる唯一の結果だと認めている。

    「勝利と結果が重要だ」と山科は語る。

    「他の要因もある。ビジネスだし、チームが成長できなければ、来年はさらにコストを削減しなければならないかもしれない」

  • トヨタ 「F1から撤退する寸前だった」

    トヨタ 「F1から撤退する寸前だった」

    トヨタのチーム代表である山科忠は、トヨタもF1から撤退する可能性があったことを認めた。

    トヨタのF1参戦継続の議論は、12月22日の記者会見直前まで審議され、記者会見ではF1継続を発表したが、メインスポンサーのパナソニックからF1残留に必要なリソースと資金のサポートの確約を得たのはその後だった。

    「会社の取締役会で、私は何度も撤退するべきではないと強調しました。もちろん大幅なコスト削減をしなくてはなりません」

    「確かに、否定的な事業報告書によって疑念が生じました」

    「ですから、財政的に問題があるにもかかわらず、パナソニックが契約を更新していただいたことを非常に嬉しく思いました。パナソニックが我々の活動に理解を示してくれたおかげでレースを継続することができるようになりました」

  • ティモ・グロック 「表彰台の真ん中を目指す」

    ティモ・グロック 「表彰台の真ん中を目指す」

    ティモ・グロックは、トヨタが2009年シーズンに優勝争いができると自信を持っている。

    ティモ・グロックは、先週のヘレステストの月曜日と火曜日の2日間でトップタイムを記録。トヨタTF109は、今週バルセロナテストでも、速さ、一貫性、信頼性を兼ね備えたパフォーマンスを見せている。

    「オーストラリアで表彰台を争えることを期待している」とグロックは語る。

    「プレシーズンテストで僕たちは競争力があると思うし、楽観的だ」

    「今年は去年と比べてずっと良い感じだし、スリックタイヤだけでなくマシンの調子がいいんだ。コンスタントにポイントを獲得して、頻繁に表彰台に上がりたい。できれば表彰台の真ん中にね」

    トヨタF1チーム社長のジョン・ハウエットは、2009年がトヨタの将来にとって重要な年であると述べている。

    「僕にとって重要なことはシーズンの準備に集中することだ。他のことは心配していない。僕たちが今年勝ちたいと思っているのは明らかだ」

  • ヤルノ・トゥルーリ 「トヨタはトップで戦える」

    ヤルノ・トゥルーリ 「トヨタはトップで戦える」

    ヤルノ・トゥルーリは、トヨタF1チームがシーズン前の優勝候補であるフェラーリとBMWザウバーと戦う準備ができていると語る。

    トヨタ TF109は、1月の発表以来、印象的なパフォーマンスを見せており、ここまでのテストではフェラーリに匹敵するペースをみえている。

    ヤルノ・トゥルーリは、トヨタTF109の開発ペースが、開幕戦でトップチームと戦うために正しい方向に進んでいると考えている。

    「もちろん、そう考えている。僕たちは彼らとそこにいることができるだろう。僕たちの狙いはシーズンの初めにトップ3かトップ4にいて、そこで何ができるか見ることだ」

    トゥルーリは、トヨタの2009年マシンTF109が彼が経験したなかで最も競争力があるマシンのひとつであることに間違いはないと語る。

    「僕たちは間違いなく楽観的だ。でも、レースの結果だけが、真実を教えてくれる。全体として、TF109はトヨタがこれまで造ったベストなマシンの一台だ。僕たちはトップに相応しいと確信している」

    しかし、トゥルーリはテストの接近がメルボルンまでは予測することを難しくさせていると認める。

    「はっきりとした考えを得ることは難しい」

    「フェラーリはかなり競争力がありそうだし、BMWも競争力がありそうだ。そして、僕たちも競争力があるだろう。同じようにルノーも悪くない」

    「今日は、ブラウンGPが印象的だった。さっそく良さそうだったね。F1にとってポジティブだし、彼らは困難な時期を過ごしたので、チームにとっても、みんなにとっても幸せなことだ」

    「レッドブルも良さそうだ。マシンは良さそうだけど、レースの結果だけが真実を教えてくれる。それはオーストラリアでわかる」

    「マクラーレンは現時点では特に速そうにみえないけど、彼らは非常に経験豊富であり、いつでも立ち直ることができるチームであることを認めなければならない」

    「彼らが何が間違っていて、何が正しいか近いすれば、すぐに彼らは正しい方向に進み、戻ってくるだろうと確信している」