カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ、ヤリスWRCテストカーを日本初お披露目

    トヨタ、ヤリスWRCテストカーを日本初お披露目

    TOYOTA GAZOO Racingは、11月27日(日)に富士スピードウェイにて開催された「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」のウェルカムセレモニーで2017年FIA世界ラリー選手権(以下、WRC)のテストカーである「ヤリスWRCテストカー」を披露した。

    9月29日にパリモーターショーで公開された同車を国内で披露するのは初となる。

    ウェルカムセレモニーでは、ドライバーをチーム代表トミ・マキネン、コ・ドライバーをチーム総代表豊田章男が務め、富士スピードウェイ本コースに登場。ドーナツターンのパフォーマンスで会場を沸かせた後、車両から出て観客の前で固い握手を交わした。

    なお、開幕戦のモンテカルロに出走するヤリスWRC参戦車両は、12月13日(火)に行われる2017年WRC参戦体制発表会(フィンランド・ヘルシンキ)にて初公開される予定。

    トヨタ ヤリスWRCテストカートヨタ WRC

  • 【WRC】 セバスチャン・オジェ、トヨタ ヤリスWRCをテスト

    【WRC】 セバスチャン・オジェ、トヨタ ヤリスWRCをテスト

    セバスチャン・オジェが、トヨタ ヤリスWRCをスペインでテストしたと Autosport が報じた。

    報道によると、セバスチャン・オジェは23日(水)にトヨタのテストに加わり、濡れたアスファルトとグラベルでヤリスWRCでの走行を行ったという。

    トヨタWRCのチームプリンシパルを務めるトミ・マキネンは「それは事実だ。セバスチャンは昨日(水曜日)に来て、クルマをテストした。だが、現時点でそれ以上のことは教えられない」と述べた。

    「もちろん、我々は交渉している」

    セバスチャン・オジェは、トヨタから1000万ユーロ(約12億)のオファーを受けているとされ、ヤリ-マティ・ラトバラとも交渉の席についていると報じられている。

    その噂についてトミ・マキネンは「言ったように、我々はドライバーと交渉しているが、まだオファーはしていない」とコメント。

    「我々の問題はクルマの空き状況だ。春まで2台のクルマだけしか走らせない。ユホ(ハンニネン)は全てのラリーでドライブする」

    セバスチャン・オジェは、金曜日にはM-Sportのフォース フィエスタRS WRCをカンブリアでテストする。

    シトロエンとヒュンダイは、契約を結ぶまで2017年WRCカーを走らせることを望んでおらず、テストの実現は難しい状況となっている。

  • 小林可夢偉 「来年こそは更に力強くなって戻ってくる」 / WEC

    小林可夢偉 「来年こそは更に力強くなって戻ってくる」 / WEC

    小林可夢偉が、2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース、そして、シーズン全体を振り返った。

    小林可夢偉が走らせるトヨタ TS050 HYBRID #6号車は、自力でタイトルを獲得する可能性はないものの、逆転に望みを繋いでおり、小林可夢偉も「おもいっきり戦って勝ってチャピオン取る!」との意気込みでレースに臨んだ。

    しかし、バーレーンでのトヨタはスピード不足に苦しみ、#6号車はチームメイトの#5号車にも先行を許し、優勝したアウディから1周遅れの5位でフィニッシュした。

    小林可夢偉は「WEC最後のレースを勝利で飾ったアウディチームと、タイトルを獲得したポルシェ#2号車のチームに祝福を送ります」とコメント。

    「我々はシーズンを通して彼らと素晴らしい戦いを繰り広げてきました。しかし残念ながら最終戦の今日は我々の速さが及びませんでした。5位フィニッシュというのはやや残念なシーズン終幕で、十分な実力を発揮することが出来ませんでした」

    来季についてのトヨタの参戦体制はまだ発表されていないが、小林可夢偉は2017年のWECでの雪辱を誓った。

    「来年こそは更に力強くなって戻って来ます」

    2017年のWECは最終戦で優勝を飾ったアウディが撤退し、LMP1のハイブリッドクラスは、ポルシェとトヨタの一騎打ちとなる。マニュファクチャラーチームが2つに減るとはいえ、相手は2年連続で2冠を達成したポルシェ。ル・マンでは3台体制も噂されているが、簡単に勝てる相手ではない。

    明日11月20日にWEC主催のルーキーテストが予定されており、TOYOTA GAZOO Racingは2台のTS050 HYBRIDを走らせる。

    2017年シーズンのWECは4月16日にシルバーストン6時間レースで幕を開ける。2017年は3度目のWTCCチャンピオンであるホセ・マリア・ロペスの加入が噂されているトヨタの2017年の戦いに期待したい。

    関連:【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

  • トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    TOYOTA GAZOO Racingの2016年シーズンの成績は、9戦1勝、表彰台7回、マニュファクチャラーズ選手権3位だった。

    今年のバーレーン6時間レースは、アウディチームにとってWEC最後となったレースだった。TOYOTA GAZOO Racingは新生WECが誕生した2012年以来アウディチームと戦って来たが、5年に渡る激しい戦いを通して強い絆を結び、同時に尊敬の念を抱いてきた。

    レースはアウディ#8号車のリードで始まった。小林可夢偉がドライブした#6号車はアウディ#7号車を追い上げるも前に出ることは叶わず、チームメイトの#5号車にも追い上げられることとなった。

    レース開始後1時間、ポルシェ#2号車がGTクラスの車両と接触して後輪がパンク、順位を落としたためにトヨタは#5号車が4位、#6号車が5位に浮上。この順位はレースが半分を消化する午後7時まで続いたが、その後は2台のTS050 HYBRIDはピットストップ毎に7回も順位を変えるレースを展開した。しかし、今日は絶対的なスピード不足で、3位を走るポルシェ#1号車には最後まで手が届かなかった。

    午後10時、アウディ#8号車の劇的な勝利でレースが終了した時、TOYOTA GAZOO Racingの2台はセバスチャン・ブエミの乗る#5号車がアウディから1周遅れの4位、マイク・コンウェイの#6号車はさらに38秒685遅れの5位でレースを終えた。2台のドライバーにとっては、フラストレーションの溜まるレースで、劇戦の2016年シーズンが幕を閉じた。

    しかし、TOYOTA GAZOO Racingはすでに2017年シーズンに向けて動き始めている。2017年シーズン開幕戦シルバーストン6時間は4月16日。その日まで厳しいテストが繰り返されることになる。

    最終戦の終わったバーレーン国際サーキットでは、明日11月20日にWEC主催のルーキーテストが予定されており、TOYOTA GAZOO Racingは2台のTS050 HYBRIDを走らせる。そのうちの1台には今年LMP2クラスで活躍した若手のピポ・デラーニがテストドライブをすることが決まっている。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    決勝: 4位、200周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:6番手、最速ラップ(1分42秒867)

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    決勝: 5位、200周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:5番手、最速ラップ(1分43秒096)

    佐藤俊男 (TOYOTA GAZOO Racing代表)
    期待通りにならなかったレースでした。 今回も表彰台に立てる様に全力を尽くしましたが、今日のTS050 HYBRIDは、アウディ勢の圧倒的な性能の前には速さが不十分でした。今回のレースは、激闘を締めくくる最終戦でもあり、偉大なライバルとのお別れでもありました。3メーカーがLMP1-Hに参戦する最後のレースになってしまったのは、寂しい限りです。これまで、WECの時代を切り開き、発展させて来たアウディチームの関係者の皆様には心から敬意を申し上げ、ドライバーズチャンピオンを獲得したポルシェ#2号車のドライバーには祝福を申し上げたいと思います。我々は来シーズンの準備に全力を傾け、再び上位争いを繰り広げるべく更に戦闘力を上げて帰って来たいと思います。

    中嶋一貴
    最初にポルシェ#2号車のドライバーと、1-2フィニッシュを果たしたアウディチームに祝福を送ります。今日の我々はペースの面でアウディには全く届かず、思いのほか、厳しいレースになってしまいました。TS050 HYBRIDの感触は良く、チームは良くやってくれたので、その点では満足のいくレースだったと思います。

    アンソニー・デビッドソン
    不満の残るレースとなってしまいました。全力で戦いましたが表彰台を争うには速さが足りませんでした。このような形でシーズンを終えることになるのは無念ではありますが、我々#5号車にとっては不運の続いた1年を最後まで戦い抜けたことは嬉しく思います。最後の戦いを1-2で飾ったアウディチームと、チャンピオンを獲得したポルシェ#2号車のドライバーに祝福を送ります。シリーズのレベルの高さを物語る素晴らしい戦いぶりでした。

    セバスチャン・ブエミ
    シーズン最終戦を1-2フィニッシュで飾ったアウディチームに祝福を送ります。我々はこれまで何度もバーレーンで表彰台を争ってきましたが、今日はペースが及びませんでした。チームメイトである#6号車のドライバーズタイトル争いを支援したかったのですが、この週末はそこまでには到りませんでした。

    小林可夢偉
    WEC最後のレースを勝利で飾ったアウディチームと、タイトルを獲得したポルシェ#2号車のチームに祝福を送ります。我々はシーズンを通して彼らと素晴らしい戦いを繰り広げてきました。しかし残念ながら最終戦の今日は我々の速さが及びませんでした。5位フィニッシュというのはやや残念なシーズン終幕で、十分な実力を発揮することが出来ませんでした。来年こそは更に力強くなって戻って来ます。

    ステファン・サラザン
    シーズン最終戦で表彰台を逃すことになったのは残念です。今日のTS050 HYBRIDは絶好調とは言えず、厳しいレースでした。アウディチームとポルシェの#2号車は素晴らしい仕事をしました。今季の我々はメキシコ以降で速さを取り戻し、富士での優勝という最高の結果も得ました。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれましたし、彼らと共に一年間のシーズンを過ごすことが出来ました。

    マイク・コンウェイ
    とても厳しい一日でした。我々は、ライバルと僅差でバトルが出来ると予想していましたが、それ以上に今日のアウディ勢は強力でした。タイトルを獲得したポルシェ#2号車を祝福します。レースが終盤に近づくにつれ、フロントタイヤに多くのゴムが付着してしまい、グリップを失う結果となってしまいました。チームの今季の働きぶりは誇るべきもので、良いシーズンだったと思っています。

    関連:【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

  • トヨタ:2016 WEC最終戦 バーレーン6時間 予選・・・タイム抹消で3列目

    トヨタ:2016 WEC最終戦 バーレーン6時間 予選・・・タイム抹消で3列目

    11月18日(金)、FIA世界耐久選手権(WEC)第9戦バーレーン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDはベストタイム抹消によって、3列目5,6番手から明日の決勝レースをスタートすることとなった。

    TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、予選セッションが始まると力強い走りでタイムを刻んだが、共に4輪コースアウトの判定を受け、ベストタイムを抹消された。

    #5号車のアンソニー・デビッドソンは2周目の第13コーナーの出口で、#6号車のマイク・コンウェイは5周目の第4コーナー出口で、それぞれコースをはみ出したと判断された。共にベストタイムをマークしていた周回だったため、#6号車は5番手、#5号車は6番手グリッドにつくことになった。
    #5号車デビッドソンは、予選でコースコンディションが良くなるタイミングを待って、ライバルに比べてかなり遅くコースインする作戦を取った。その甲斐あって好タイムを記録したものの、残念ながら4輪コースアウトの判定でそのタイムは抹消された。その結果、デビッドソンはもう1周のタイムアタックを行うことになったが、タイヤグリップのピークは過ぎてしまっており、先に出したタイムより1秒も遅いタイムに甘んじた。

    #6号車も狙い通りの結果にはならなかった。予選が始まるとまず小林可夢偉がタイムアタック。すぐにコンウェイにステアリングを託すと、コンウェイはたちまち1分40秒の壁を破るタイムを記録した。このタイムは昨年のポールポジション・タイムを上回る素晴らしいタイムだった。しかし、残念ながらこのコンウェイのタイムもデビッドソンと同様の理由で抹消されてしまう。本来なら再び小林へと交代して更なるタイムアップを狙う予定だったが、コンウェイのタイム末梢により、続けてもう一度アタック。しかし、グリッド3列目の壁を破ることは出来ず、5番手グリッドとなった。

    今回は予選こそ不本意な成績だったが、バーレーンのレースはTOYOTA GAZOO Racingにとって相性の良いレースと言われる。過去4回の挑戦で2勝を挙げており、勝率5割。決勝レースこそ、本領を発揮して表彰台を狙う。特に#6号車にとってはドライバーズ・タイトル獲得がかかっているレースだけに、一瞬の気も抜けないレースになりそうだ。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    公式練習第3回目: 3番手 (1分40秒852), 32周
    公式予選 6番手 (平均1分40秒776)

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習第3回目: 6番手 (1分41秒276), 28周
    公式予選 5番手 (平均1分40秒222)

    中嶋一貴
    悔しい予選になってしまいました。ベストを尽くしましたが、私はコース上の混雑に阻まれてしまい、それ以上出来ることはありませんでした。しかしこれはあくまで予選です。我々は主に決勝レースを見据えて準備してきました。明日は必ず上位争いをご覧にいれます。

    アンソニー・デビッドソン
    不満の残る結果です。私のアタックラップ自体はとても満足行くものだったのですが、第13コーナーでのはみ出し判定によって、タイム削除のペナルティを受けてしまいました。このためもう1周アタックしなくてはなりませんでしたが、既にタイヤグリップの頂点は過ぎてしまっていました。残念な予選結果でしたが、TS050 HYBRIDの決勝レースでのペースは悪くないので、必ず今日の思いをはらします。

    小林可夢偉
    私がアタックを担当したセッション開始直後は、あまり良いコースコンディションではありませんでしたが、その中でのタイムはまずまずでした。マイク(・コンウェイ)のタイムが抹消されたことで、我々にはタイムを更新出来る可能性はなくなってしまいました。今日の結果は残念ですが、6時間もの長い決勝レースで予選グリッドにあまり意味はありません。ドライバーズチャンピオンを目指して、最後まで全力を尽くします。

    マイク・コンウェイ
    TS050 HYBRIDの能力を最大限に発揮して良いアタックが出来ただけに、タイム抹消は残念です。自分自身ではコースアウトはないと思ったのですが、判断を尊重します。最前列グリッドも狙える手応えがあったのですが、叶いませんでした。ただ、決勝のレースペースには自信があり、良い結果が狙える確信があります。明日も全開でアタックします。

    関連:【WEC】 2016年 ドライバーズタイトルの行方は?・・・タイトル獲得条件

  • トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 公式練習レポート

    トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 公式練習レポート

    11月17日(木)、FIA世界耐久選手権(WEC)の2016年シーズン最終戦となる第9戦バーレーン6時間レースが開幕。初日は2度の公式練習が行われ、TOYOTA GAZOO Racingは着実なスタートを切った。

    TOYOTA GAZOO Racingはこの最終戦で2つの大きな目標、マニュファクチャラーズ選手権2位獲得とドライバーズ選手権のチャンピオンタイトルを獲得に挑む。

    最終戦を前に、マニュファクチャラーズ選手権3位につけるTOYOTA GAZOO Racingのポイントは207点で、同2位のアウディとは15点差。しかし、このレースの獲得ポイントは1位25点、2位18点、3位15点。2台のTS050 HYBRIDの成績次第でアウディを逆転することが可能であり、今シーズン後半の快進撃がそれを裏付ける。

    ドライバーズ選手権はポルシェ#2号車のドライバーが152点でトップだが、2番手のTS050 HYBRID #6号車の小林可夢偉/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイは135点で、17点差につける。こちらの得点も同様に優勝25点、2位18点、3位15点に加えてポールポジションで1点。決して簡単ではないが、逆転は不可能ではない。

    こうした背景の下、バーレーン初日は、各々1時間半の公式練習走行が行われた。TOYOTA GAZOO Racingは過去4回のバーレーン6時間レースで2勝を挙げており、このサーキットは得意なコース。19日(土)の決勝レースは現地時間の午後4時にスタートし、午後10時にゴールする。このため、走行初日となる17日(木)は昼夜に渡って変化する環境に適応すべく、精力的に車両セッティングを進めた。

    決勝レースに向けての最重要課題は路面温度の変化にいかに適したタイヤを選択出来るか。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは好感触を掴み、昨年のタイムと比較すると3秒以上も速いタイムを記録し、明日の予選、明後日の決勝レースに大きな希望を繋いで初日を終えた。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    公式練習第1回目: 6番手 (1分43秒504), 36周
    公式練習第2回目: 6番手 (1分42秒859), 42周

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習第1回目: 4番手 (1分42秒865), 36周
    公式練習第2回目: 4番手 (1分40秒603), 38周

    中嶋一貴
    ここバーレーンではタイヤの摩耗が進んでいってからが難しいので、今日はその点の解析に重点を置きました。両セッション共にそれをふまえた車両セットアップとタイヤの評価をこなし、概ね順調でした。満足な車両のバランスに仕上っていますので、このまま良いレースが戦えると思います。いつものことですが、予選についてはそれほど重要視していません。

    アンソニー・デビッドソン
    決勝レースに合わせた車両のバランスを仕上げる作業をこなし、公式練習1回目と2回目のセッションでは大きくセッティングを変えてみました。今日の内容には満足しています。主な目的は、バーレーンの決勝レースにおける重要な要素である、車両のバランスと、タイヤの摩耗具合の確認です。明日は更なる速さを目指したいところですが、今日のところは順調です。

    セバスチャン・ブエミ
    概ね良い一日で、最終的に車両セットアップも順調に仕上がったと感じています。我々は1周のタイムアタックはせず、決勝レースへむけた車両セッティングに集中しました。トラブルなどは一切無く、多くの周回をこなせたのは良かったです。それによってとても多くのデータを収集出来ましたので、ベストセッティングを見出すべく分析を行っていきます。

    小林可夢偉
    今日は2回のセッション共に全く問題なくこなせました。タイヤの摩耗による車両挙動の変化が大きいため、バランスを取るのが難しいのですが、決勝レースについては心配していません。レースウィークは今日始まったばかりで、まだまだやるべき事はたくさんあります。これから更に良くなっていきますので、期待していてください。

    ステファン・サラザン
    良い一日を過ごし、両セッションでの進捗には満足しています。TS050 HYBRIDを大きく進化させることが出来、マイク、可夢偉と私の3人共にここで力強いレースが出来るという自信があります。明日、決勝レースへ向けた最後的なセットアップを仕上げ、今シーズンの最終戦に臨みます。

    マイク・コンウェイ
    まずまずの一日でした。向上出来た部分はいくつかありましたが、決勝レースのペースという意味でライバルと比べると、ほとんど差は無いように見えます。更なるラップタイム向上のために、決勝レースまでさらなる努力が必要です。しかし今日は初日としては悪くありません。恐らく土曜日の決勝は非常に接戦になると思います。

  • トヨタ車体、ダカール2017で市販車部門4連覇を目指す

    トヨタ車体、ダカール2017で市販車部門4連覇を目指す

    2016年11月16日(水)、さなげアドベンチャーフィールドにて開催されたダカール2017参戦発表会にて、TLC(Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY)はランドクルーザー200シリーズをベースにしたラリー車2台でダカール2017に参戦すること、ならびに参戦体制を発表した。

    発表会冒頭では、増井社長が挨拶し、2017大会で市販車部門4連覇を目指すことに加え、3つの参戦意義を紹介した。

    ?ランドクルーザー200シリーズの信頼性を世界に示すとともに世界中の人々の暮らしに溶け込み、生活を支えているランドクルーザーをさらに鍛え上げること
    ?運営に社員を起用し、過酷な環境を通じて、もっといいクルマづくりを担う人材を育てること
    ?ラリーを通して、世界中にランドクルーザーファン、クルマファンを拡大すること

    続いてダカール2017参戦車両を披露。今回は、年を追うごとにハイスピード化するラリーに対応するため、改造の許されるサスペンションに焦点を当て、16,000kmにわたる耐久テストをこなし鍛え上げた新型サスペンションを搭載しており、昨年以上に路面追従性やハンドリングを向上させ、スピードアップを狙う。

    また、チームを束ねる角谷監督から市販車部門4連覇をより確実にするために強化した新チーム体制を発表した。

    1号車ドライバーには、過去ダカールラリー総合トップ10入りも果たした実力を持つクリスチャン・ラヴィエル(フランス)を新たに迎え、コンビを組むナビゲーターには昨年チームの部門優勝にも大きく貢献したジャン・ピエール・ギャルサンを継続起用。

    2号車は昨年ナビゲーターからドライバーへの転向を果たし、ダカール2016大会で見事完走を果たしたTLC初の社員ドライバー三浦昂を継続起用。ナビゲーターも前回大会同様、ローラン・リシトロイシター(フランス)を継続起用し、昨年から着実にスキルアップを果たしてきた2人のコンビネーションで1号車をサポートし、より上位での完走を目指す。

    メカニック陣は日本人メカニック2名を新メンバーに交代し、フレッシュな顔ぶれでラリーを支える。

    なお、ラリーに使用する燃料は環境への配慮から2007年より継続しているバイオディーゼル燃料を今回も使用。原料となる廃食油をスポンサー各社や近隣小中高校をはじめとする地域の方々、トヨタ車体の従業員など、今年度もBDFでのラリー参戦に賛同して頂いた多くの方々の協力を得て集め、循環型社会の仕組みの広がりに取り組む。

    ダカールラリー2017参戦車両

    例年行っているモロッコ王国での砂丘テストとラリー参戦による実戦トレーニングに加え、新たにロシア(モスクワ)から中国(北京)へ横断する10,000kmもの距離を走るシルクウェイラリーに参戦し、実戦でのテストを一層充実。新しく導入したサスペンションの味付けと耐久性の評価を中心に、その他マイナートラブルの洗い出しを徹底して行うことで、クルマの熟成と信頼性の向上を図り、パフォーマンスアップを果たしている。

    トヨタ ダカールラリー2017 参戦車両トヨタ ダカールラリー2017 参戦車両TOYOTA DAKER 2017

  • トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 プレビュー

    トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは今週末、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるバーレーン6時間レースにおいて、激戦が繰り広げられた2016年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)を締めくくる最終戦を迎える。

    このシーズン最終戦で、TOYOTA GAZOO Racingはドライバーズ選手権の逆転タイトルと、マニュファクチャラーズ選手権の2位、そして今季2勝目を目指す。

    小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの3名が駆るTS050 HYBRID #6号車は、ドライバーズチャンピオン争いで現在、首位のポルシェ#2号車と17ポイント差の2位。チャンピオン獲得は簡単ではないが、最終戦では最大26ポイントを獲得出来、逆転の可能性がある限り全力を尽くす。

    前戦、上海で今季初の表彰台に上った中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミの#5号車もまた、マニュファクチャラーズ選手権の順位を上げるために全力を上げる。前戦上海で選手権のタイトルは決定したが、現在ランキング3位につけるトヨタと、2位のアウディとは15ポイント差。今大会での、2台揃っての最大獲得ポイントは44ポイントで、ランキング2位獲得へ逆転可能な範囲と言える。

    第5戦メキシコ以降の4レースで、トヨタは1勝を含む5回の表彰台を獲得し、選手権ポイント争いにおけるライバルとの差を着実に詰めながら最終戦のバーレーンを迎える。ここバーレーンはトヨタにとって良い思い出の詰まったサーキットだ。バーレーンでWECが行われた過去4年のうちトヨタは2013年、2014年の2勝を含む3年連続の表彰台を獲得している。それだけでなく、2年前にはデビッドソンとブエミの2人がドライバーズタイトルを獲得した地でもある。
    1周5.412km、15のコーナーを持つバーレーン・インターナショナル・サーキットは、今季、新開発された2.4リッター直噴ターボエンジンと8MJ対応のハイパワー型バッテリーで構成されるハイブリッドシステムから1,000馬力を発生するTS050 HYBRIDにとって、様々なドラマのあった2016年シーズンを締めくくる舞台となる。

    アウディ、ポルシェとの厳しいレースが展開された2016年シーズン、TS050 HYBRIDは常に勝利を目指して争い続けた。ル・マン24時間レースは衝撃の結末となったが、チームはホームレースである富士戦では劇的なシーズン初勝利を飾った。

    今シーズンは11月19日(土)の決勝レースで幕を閉じるが、チームはそのままバーレーンに残り、WECのルーキーテストに参加する。そこではLMP2クラスで戦ってきた23歳のブラジル人ドライバー、ピポ・デラーニがTS050 HYBRIDをドライブする予定になっている。

    佐藤俊男 (TOYOTA GAZOO Racingチーム代表)
    今週末のバーレーンでの今シーズン最終戦が楽しみです。このレースには、年間ドライバーズチャンピオンとマニュファクチャラーズ選手権での2位争いがかかっており、LM P1-H車両で参戦する3社の間で、間違いなく熾烈な戦いが展開されると予想されます。実際のところ、我々がドライバーズチャンピオンを獲得するのは簡単ではありません。いくらかの運も必要な状況です。しかしながら我々の目標は力強くレースを戦い、少しでも良い成績を残すことです。その結果、一年間チームが頑張った成果として、マニュファクチャラーズ選手権については2位を獲得したいと思います。いつものように全力でこのレースに臨みます。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #5号車)
    バーレーンは我々の得意とするコ−スで、TS050 HYBRIDでレースをするのが楽しみです。昨年は苦戦が続きましたが、その中でもバーレーンでは良いレースが出来ました。今年はTS050 HYBRIDで大きな進化を遂げましたので、しっかりしたレースが出来ると思っています。バーレーンでは力強さを発揮し、上位争いが出来るものと信じています。2戦連続で好結果を得るべく全力で頑張ります。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #5号車)
    これで2016年シーズンも最終戦を迎えるのかと驚いてしまいます。随分厳しいシーズンでした。バーレーンは設備も充実し、とても気持ちの良いコースです。ここではいつも良いレースが出来ているので、今回も好結果でシーズンを締めくくるべく、#5号車のスタッフの士気は上がっています。目標はもちろん優勝であり、スパ戦やル・マン24時間では不運に見舞われながらも速さを発揮出来ているので、充分に可能性はあると思っています。勝利のために全力を尽くします。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #5号車)
    前戦上海でようやく表彰台に上れてほっとしました。この勢いを継続し、バーレーンでも力強いレースが出来るように願っています。不運の多かった今シーズンでしたが、前戦が転機となって、良い結果で締めくくれればと思っています。バーレーンは好きなコースで,これまでに何度も好成績を上げていますし、長いストレートからのハードブレーキ、そして一気に加速と、我々の車両に向いているコースだと思っています。勝利のために戦うのが楽しみです。

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #6号車)
    最終戦バーレーンを迎えるに当たって、タイトル獲得のチャンスがあるということが我々にとって大事な意味を持ちます。もちろん容易ではありませんが、その目標へ向けて全力で戦います。自分自身としては、今季はLMP1-Hでの初勝利を飾るなど、とても素晴らしいシーズンでした。バーレーンのコースは過去の経験でとても良く知っていますし、ここでレースをすることをいつも楽しんできました。それだけに今大会にも十分な自信があります。我々のTS050 HYBRIDはこのコースに向いていると思っていますので、勝利を目指して頑張ります。

    ステファン・サラザン (TS050 HYBRID #6号車)
    バーレーンでの戦いに気分が高揚しています。シーズン最後の締めくくりになり、毎年独特な雰囲気の下で行われる素晴らしいイベントだからです。我々はまだドライバーズタイトル争いに留まっています。17ポイント差は確かに大きいですが、何が起こるか分からないのがレースなので、諦めずに最後まで戦い続けます。ここ数戦、我々は素晴らしい競争力を発揮出来ており、また、頼もしい走りをしてくれるチームメイトは心強いばかりです。最後のレースに向けて充分な準備を整えて、全力を尽くします。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #6号車)
    バーレーンではこれまでに良い結果を残しており、大好きなサーキットです。私にとってのWECの初勝利はバーレーンでしたし、昨年唯一の表彰台もバーレーンでした。我々はまだタイトル争いをしており、このシーズン最終戦が楽しみです。日々の改良を続けて来たことで、ここ数戦は予選でも良い結果が出ています。バーレーンでも同じように上位を戦い、チームにとって素晴らしい結果でシーズンを締めくくれることを願っています。

  • 【WRC】 トヨタ、フォルクスワーゲンのWRCドライバーの獲得を狙う

    【WRC】 トヨタ、フォルクスワーゲンのWRCドライバーの獲得を狙う

    トヨタのWRCチーム代表トミ・マキネンは、2017年のドライバーとしてフォルクスワーゲンの3人全員にアプローチしていると述べた。

    フォルクスワーゲンは、今シーズン限りでWRCを撤退することを発表。それにより、チャンピオンのセバスチャン・オジェ、そして、ヤリ-マティ・ラトバラ、アンドレアス・ミケルセンは2017年のドライバーマーケットに解放された。

    トヨタのWRCプログラムの予算は十分だと考えられており、トミ・マキネンが元フォルクスワーゲンのトリオ全員を獲得するとの推測がなされている。

    「我々の陣営内で異なるオプションを議論する可能性を調査している」とトミ・マキネンは Autosport に述べた。

    「当然、我々は3名のドライバーに非常に興味を持っている」

    「我々は2018年にむけて準備を進めているが、できるだけ早く成功を求めている」

    「それらのドライバーの一人を獲得することができるかもしれないし、それが可能性を強化するかどうか見ている」

    トヨタは、2017年中盤の3台体制を目指しているが、すでにユホ・ハンニネンと契約しており、フルシーズンでの空席は1つだけとなる。

    トミ・マキネンは、ユホ・ハンニネンの存在が開発に不可欠だと語る。

    「4月にコルシカへ3台のマシンを持ちこむ計画だ」とトミ・マキネンは語る。

    「我々はプログラムで2台を走らせ、3台目は制限されたプログラムとなる」

    「ユホは全てのラリーで走る。我々は彼のフィードバックを必要としているし、クルマがどうなっているか、テストと比較してどうかを分析するためにも彼が必要だ」

    トヨタの2人目のドライバーとして、WRC2にシュコダから参戦するエサペッカ・ラッピが候補に挙げられていた。

    しかし、エサペッカ・ラッピは、フォルクスワーゲンの撤退が自身の見通しを妨げていると認める。

    「その3名は世界で最高のラリードライバーだ。そして、彼らはフリーだ」とエサペッカ・ラッピはフィンランドのメディアにコメント。

    「自分は彼らと戦うには十分ではないので、彼らが優先傾向にあるのは明らかだ」

  • 【WRC】 トヨタ、12月13日に2017年WRC参戦体制を発表

    【WRC】 トヨタ、12月13日に2017年WRC参戦体制を発表

    トヨタは、12月13日(火)にフィンランド・ヘルシンキにて2017年WRC参戦体制を発表する。

    当日は、ヤリスWRC参戦車両を披露するほか、チーム代表トミ・マキネンをはじめとする主要メンバーが集まり、開幕を目前に控えた意気込みを語る。

    なお、この発表会の模様は、翌14日(水)にTOYOTA GAZOO Racing公式WEBサイト内での公開が予定されている。

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