カテゴリー: トロロッソ

  • ピエール・ガスリー 「5台がQ2で走らない予選なんて馬鹿げている」

    ピエール・ガスリー 「5台がQ2で走らない予選なんて馬鹿げている」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ロシアGPの予選Q2で走行が少なかったことは、F1のグリッドペナルティが“馬鹿げた”もので、変更の必要があることを示したと考えている。

    ピエール・ガスリーは、Q2で出走を見合わせてタイムを記録しなかった5台のなかの1台だった。ガスリーとレッドブルの2台はパワーユニット交換により、予選をどの位置で終えてもグリッド後方からのスタートが決まっていた。また、ルノーの2台も走行しなかった。

    ピエール・ガスリーは、ルノーの2台が走らなかった理由は、Q3に進出する十分な速さがなく、タイムを記録しなければ、新品タイヤでスタートできる最前列グリッドを確保できる可能性があったからだと推測した。

    「彼らは自分たちにペースがないことがわかっていたし、レースで長く持たせることがかなり難しいハイパーソフトではなく、ウルトラソフトやソフトでスタートすることを好んだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「いずれにしろ僕たちがQ2で走らないので、彼らは走らなければ11番手と12番手でスタートできることをわかっていた。それが成果を挙げるかどうか見てみよう。彼らが明日5位と6位でフィニッシュすれば、それは正しい選択ということになるね」

    ピエール・ガスリーは、ドライバーが予選に参加することで常にインセンティブを得られるようにF1のルールを変更する必要があると考えている。

    「肝心なことは、異なるペナルティを与える解決策を見つける必要があるということだ。11番手から15番手の5台すべてがQ2で走らない予選なんて本当に馬鹿げていると思う」

    「現時点でのレギュレーションは、チームが予選でクルマを走らせることを後押ししていない。グリッドポジションが予選リザルトがベースになるのであれば、少なくとも僕たちに関してはQ2で出て行ってもっと良いラップタイムを出そうとしただろうし、レッドブルも出ていく必要があっただろう」

    ピエール・ガスリーは、エンジンペナルティを受けることで、1回目のプラクティスから良いスタートポジションを得られないことはわかっていたと語る。

    「まず、ちょっと馬鹿げたペナルティシステムだと思う。予選でのポジションからではなく、後方でスタートすることになるからね。さらにペナルティとグリッドポジションを決める方法が適切ではない。彼らは別の方法を見つけるべきだ」

    関連:【動画】 F1ロシアGP 予選 ダイジェスト

  • トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ロシアGPの予選で、ピエール・ガスリーが13番手、ブレンドン・ハートレーが12番手だった。戦略的パワーユニット(PU)交換によるペナルティにより、2台は後方グリッドから決勝レースに挑む

    第16戦ロシアGPは2日目を迎え、FP3と予選が行われた。トロロッソ・ホンダは、プラクティスに向けて、PUを前戦に使用したスペックのものに交換した。

    昨日のプラクティスの中で、新たなPUのセッティングに関してさらなる調整が必要と判断した上での決定となり、ロシアGPの予選、決勝ともに前戦と同じ仕様で走行する。なお次週の日本GPでは、昨日使用した最新の仕様が投入される見込みとしている。

    FP3で、トロロッソ・ホンダの2台は、ともにハイパーソフトタイヤでの走行を行い、アタックシミュレーションやロングランなど、予定通りのプラグラムを進め、多くの周回をこなした。21周を走行したピエール・ガスリーは1分35秒125、22周を走行したブレンドン・ハートレーは1分36秒033がベストタイムとなり、ガスリーが12番手、ハートレーが16番手でプラクティスを終了した。

    午後3時、天候は曇り、気温23度、路面温度31度のコンディションで予選が行われた。18分間のQ1、1セット目のタイヤでガスリーが1分34秒383、ハートレーが1分35秒037とベストタイムマーク。Q1終盤、2セット目のアタックに出た2人は、ともに1セット目のタイムを上回ることはできず、ガスリーが13番手でQ2進出を果たし、ハートレーは16番手でQ1敗退となった。

    トロロッソ・ホンダの2台はPU交換によるグリッドダウンのペナルティにより、後方からのスタートが決定していることもあり、ガスリーはQ2を走行せずに予選を終えた。Q2では、5台が走行せずにセッションが終わったため、ガスリーはQ1と同じ13番手となっている。

    トロロッソ・ホンダのほか、3台がPU交換でペナルティによるグリッドダウンを科されることとなっているが、その他のペナルティが絡むこともあり、公式なスターティンググリッドについてはFIAからのアナウンスを待つ形になる。

    ロシアGP決勝レースは9月30日(日)午後3時10分(日本時間午後9時10分)にスタートする。

    ピエール・ガスリー (13番手)
    「昨日搭載した新しいエンジンは改善された点がたくさんありすばらしい性能を見せたので、残りのシーズンにマイレージを取っておくため、このレースウイークの残りは前のスペックのエンジンに載せ換え戦うことにしました。マシンの仕上がりにはとても満足していて、ペナルティのためにグリッド後方からスタートしなくてはならないのはとても残念です。昨年のレースを見る限りではこのコースでのオーバーテイクは難しいように見えます。しかし、シャシーの仕上がりには手応えを感じているのでレースには自信があります。タイヤの摩耗が明日の決勝の大きなカギとなるので、そのための作戦を立てたいと思います。明日は最大限に攻めて、想像しなかったようないい結果でレースを終えられるようにがんばります」

    ブレンドン・ハートレー (16番手)
    「明日はペナルティでグリッド降格が決まっていたので、この大会では予選をあまり重視していませんでした。このレースウイークには新しいPUを使わないことにしましたが、Hondaにとって昨日は性能を確かめるいい準備の一日になりました。新しいPUは明らかに速く改善されていて、次の日本GPで最大のパフォーマンスを引き出せるようにこれから準備したいと思います。グリッド後方からのスタートということもあり、明日のレースは僕たちにとってタフな一戦になるであろうと予想しています。しかし、昨日のソフトタイヤのロングランでの走行は感触がよかったので、明日の決勝レースでなにかトライできることができるのではないでしょうか。このコースでは過去のレースでアクシデントも起こっていて、スタートライン後の長いストレートを抜けた先には狭く難しい1コーナーが待っています。明日の決勝では何が待ち受けているかわかりませんが、できる限りの力で戦います!」

    ギヨム・ドゥゾートゥ (トロロッソ 車体パフォーマンスマネージャー)
    「FP3では、両マシンで予定していたプログラムを完了することができました。グリッド降格も考慮して、今日は通常のFP3ではあまり行わないロングランを試すことにしました。そのおかげで両ドライバーには、このレースウイークで我々が重視している『決勝レースでの燃料とタイヤのマネジメント』の感覚をさらにつかんでもらうことができました。PUを元に戻したことによって、ストレートでの戦力的には昨日に比べれば少し落ちたかもしれません。新しくアップデートされたPUのキャリブレーションやシャシートのマッチング調整を行う必要があると感じたため、この決断に至りました。グリッド降格は元々決定していたので、Hondaのこの決断には我々も完全に納得しています。予選セッションは計画通りに進み、ピエールがアタック1周目から速さを見せQ1を見事に突破してくれました。スリップストリームをうまく使ったことによってタイムアップにつなげていましたが、Q2に進出できるペースで常に走れていたと思います。ペナルティで降格が決まっていたので、Q2で無理をすることはしませんでした。ブレンドンは予選で少し苦戦をし、Q2へ進出できる速さを1周目で見せることはできませんでした。アタック2周目にはシロトキン選手(Williams)が原因となった黄旗の影響により、アタックのチャンスを失ってしまいました。中団グループで戦うため、特にハイパーソフトからスタートするマシンたちの対策に重点を置いて、決勝レースでの戦略オプションをさらに検討し明日の決勝に挑みたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「昨日のFP1とFP2の走行の中で、新スペックのPUのパフォーマンスについていい手ごたえを得ることができました。一方で、実戦投入に向けてはPUのマッピングや車体とのマッチングなど、まだいくつか調整を必要とする部分を確認したため、今日と明日のセッションには使用せず、前戦までのスペックに戻す決定をしました。次戦の鈴鹿までには十分な煮詰めを行い、新スペックのPUとともに臨みたいと思っています」

    FP3前PU交換に際してのコメント
    今日は昨日使用したスペックのPUから、前戦まで使用していたスペックのPUに戻してセッションに臨みました。それもあり、ここまでトロロッソ・ホンダのメカニックとエンジニアには非常に忙しい週末になっています。今日のセッションは普段よりもロングランにフォーカスしたプログラムでしたが、昨日と同様にマシンの感触は悪くありませんし、明日に向けてはいい手応えを感じています」

    関連:F1ロシアGP 予選 | バルテリ・ボッタスがポールポジション!

  • ホンダF1 「鈴鹿には新スペックのPUを十分に煮詰めて臨みたい」

    ホンダF1 「鈴鹿には新スペックのPUを十分に煮詰めて臨みたい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ロシアGPでは使用を見送った新しい“スペック3”エンジンに言及。パフォーマンスには手ごたえを得ているとし、十分に煮詰めて次戦の鈴鹿では新スペックPUで臨みたいと語った。

    ホンダは、F1ロシアGPの初日にパフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施したパワーユニット(PU)を投入。規定数を超えるPUの使用によりペナルティーは科せられるが、次戦鈴鹿での日本GP、そしてシリーズ後半戦を見据えた新PU投入だった。

    しかし、初日のプラクティスの中で、新たなPUのセッティングに関してさらなる調整が必要と判断し、プラクティスに向けて、前戦に使用したスペックのPUに交換することを決定。ロシアGPの予選、決勝ともに前戦と同じ仕様で走行することになった。

    ホンダは、次週の日本GPでは、ロシアGP初日に使用した最新の仕様が投入される見込みとしている。

    新しいPUについて田辺豊治は「昨日のFP1とFP2の走行の中で、新スペックのPUのパフォーマンスについていい手ごたえを得ることができました」とコメント。

    「一方で、実戦投入に向けてはPUのマッピングや車体とのマッチングなど、まだいくつか調整を必要とする部分を確認したため、今日と明日のセッションには使用せず、前戦までのスペックに戻す決定をしました」

    「それもあり、ここまでトロロッソ・ホンダのメカニックとエンジニアには非常に忙しい週末になっています。今日のセッションは普段よりもロングランにフォーカスしたプログラムでしたが、昨日と同様にマシンの感触は悪くありませんし、明日に向けてはいい手応えを感じています」

    「次戦の鈴鹿までには十分な煮詰めを行い、新スペックのPUとともに臨みたいと思っています」

    トロロッソの車体パフォーマンスマネージャーを務めるギヨム・ドゥゾートゥも新スペックのパフォーマンスアップを実感していると語る。

    「PUを元に戻したことによって、ストレートでの戦力的には昨日に比べれば少し落ちたかもしれません」とギヨム・ドゥゾートゥはコメント。

    「新しくアップデートされたPUのキャリブレーションやシャシートのマッチング調整を行う必要があると感じたため、この決断に至りました。グリッド降格は元々決定していたので、ホンダのこの決断には我々も完全に納得しています」

    トロロッソ・ホンダの両ドライバーも新スペックPUに好感触を得ていると語る。

    ピエール・ガスリーも「昨日搭載した新しいエンジンは改善された点がたくさんありすばらしい性能を見せている」とコメント。ブレンドン・ハートレーも「新しいPUは明らかに速く改善されていて、次の日本GPで最大のパフォーマンスを引き出せるようにこれから準備したいと思います」と語った。

  • トロロッソ 「PUを元に戻すというホンダの決断には完全に納得している」

    トロロッソ 「PUを元に戻すというホンダの決断には完全に納得している」

    トロロッソの車体パフォーマンスマネージャーを務めるギヨム・ドゥゾートゥが、トロロッソ・ホンダのF1ロシアGPでの予選と旧スペックに戻すというホンダの決断について語った。

    トロロッソ・ホンダは、プラクティスに向けて、パワーユニット(PU)を前戦に使用したスペックのものに交換した。昨日のプラクティスの中で、新たなPUのセッティングに関してさらなる調整が必要と判断した上での決定となり、ロシアGPの予選、決勝ともに前戦と同じ仕様で走行する。

    ギヨム・ドゥゾートゥは、パワーユニットを旧スペックに戻すというホンダの決断には完全に納得していると語る。

    「PUを元に戻したことによって、ストレートでの戦力的には昨日に比べれば少し落ちたかもしれない。新しくアップデートされたPUのキャリブレーションやシャシートのマッチング調整を行う必要があると感じたため、この決断に至った。グリッド降格は元々決定していたので、ホンダのこの決断には我々も完全に納得している」

    フリー走行3回目では、トロロッソ・ホンダの2台は、ともにハイパーソフトタイヤでの走行を行い、アタックシミュレーションやロングランなど、予定通りのプラグラムを進め、多くの周回をこなした。

    「FP3では、両マシンで予定していたプログラムを完了することができた。グリッド降格も考慮して、今日は通常のFP3ではあまり行わないロングランを試すことにした。そのおかげで両ドライバーには、このレースウイークで我々が重視している『決勝レースでの燃料とタイヤのマネジメント』の感覚をさらにつかんでもらうことができた」

    予選ではブレンドン・ハートレーがQ1で敗退。ピエール・ガスリーはQ2に進出したが、後方からのスタートが決定していることもあり、Q2を走行せずに予選を終了。Q1と同じ13番手となった。

    「予選セッションは計画通りに進み、ピエールがアタック1周目から速さを見せQ1を見事に突破してくれた。スリップストリームをうまく使ったことによってタイムアップにつなげていたが、Q2に進出できるペースで常に走れていたと思う。ペナルティで降格が決まっていたので、Q2で無理をすることはしなかった」

    「ブレンドンは予選で少し苦戦をし、Q2へ進出できる速さを1周目で見せることはできなかった。アタック2周目にはシロトキン選手(ウィリアムズ)が原因となった黄旗の影響により、アタックのチャンスを失ってしまった」

    「中団グループで戦うため、特にハイパーソフトからスタートするマシンたちの対策に重点を置いて、決勝レースでの戦略オプションをさらに検討し明日の決勝に挑みたいと思う」

  • レッドブル 「ダニール・クビアトは1年間F1を離れてはるかに成熟した」

    レッドブル 「ダニール・クビアトは1年間F1を離れてはるかに成熟した」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年にトロロッソ・ホンダでF1復帰を果たすことになったダニール・クビアトは、1年間F1から離れたことで成熟し、精神的な課題のいくつかを解決したと感じていると語った。

    ダニール・クビアトは、2016年にレッドブル・レーシングからトロロッソへと降格。さらに昨年後半にトロロッソのシートも喪失してレッドブル離脱。今年はフェラーリで開発ドライバーを務めていた。

    トロロッソ・ホンダは9月29日(土)に2019年にレッドブル・レーシングに移籍するピエール・ガスリーの後任として、ダニール・クビアトが復帰することを電撃発表した。

    ヘルムート・マルコは、2019年にダニール・クビアトにトロロッソでの3度目のチャンスを与える決定について、この1年でクビアトが変化の兆しを見せていたと説明した。

    「ダニールは変わった。彼は人としてはるかに成熟している」とヘルムート・マルコはコメント。

    「彼は異なるチームで仕事をしていたし、全体の雰囲気を見て、プログラムに取り組み、F1シートを獲得することがどれくらい難しいかを理解した」

    ヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドがレッドブルを離脱することが決定する前からダニール・クビアトからアプローチがあったと明かした。

    「我々は常に連絡を取っていた。彼は(ダニエル)リカルドが何をしようとしているのかを知らされていた。彼は大半の人々が知る前にそれをわかっていた。彼はリカルドが私に電話をかける前にスマートな電話をしてきた」

    「我々はずっと彼が非常に速いと信じていたので、彼に3度目のチャンスを与える。だが、彼の精神的な問題は解決していると思う。彼ははるかに成熟したドライバーになっているし、ポジティブなレースを見ることができると確信している」

    関連:トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトの2019年の起用を正式発表

  • ホンダF1、ロシアGPでの“スペック3”エンジンの使用を断念

    ホンダF1、ロシアGPでの“スペック3”エンジンの使用を断念

    ホンダは、F1ロシアGPで“スペック3”エンジンの使用を断念。予選にむけて旧仕様の“スペック2”にパワーユニットを戻す決断を下した。

    ホンダは、次戦鈴鹿での日本GP、そしてシリーズ後半戦を見据えて今週末のF1ロシアGPで“スペック3”エンジンを含めたパフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施した新しいパワーユニットを投入。

    初日のプラクティスではドライバーを含めトロロッソもスペック3エンジンのパフォーマンスを称賛していたが、ホンダはより多くのキャリブレーション(較正)作業とシャシーへの搭載の見直しを図るため、以前の使用に戻すことを決断した。ホンダF1は信頼性が理由ではないとしている。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「FP2後に利用可能なパワーユニットのデータをすべて調べたところ、パフォーマンスは励みになるものでしたが、キャリブレーションやパワーユニットとシャシーのマッチングなどいくつかのエリアでやらなければならない作業が残っていることを認識しました」とコメント。

    「したがって、我々は残りの週末では2台のクルマのパワーユニットを以前の使用に戻すことを決定しました」

    「日本GPまでに作業は完了できると考えており、それ以降は両方のクルマで新しい仕様のパワーユニットを走らせることができると思います」

    金曜日に搭載した新しい“スペック3”エンジンは、ストックできるため、日本GPで搭載してもペナルティを受けることない。

    トロロッソは、エンジンを古い仕様に戻す機会を利用してブレンドン・ハートレーのマシンに新品のターボチャージャー、MGU-K、MGU-Hを導入した。

    スペック2に戻すことなったがピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーだが、F1ロシアGPの決勝は最後列からスタートすることが決定している。

  • レッドブル 「パスカル・ウェーレインはトロロッソ・ホンダの候補」

    レッドブル 「パスカル・ウェーレインはトロロッソ・ホンダの候補」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、パスカル・ウェーレンが2019年のトロロッソ・ホンダの2つ目のシート候補のひとりだと認めた。

    トロロッソ・ホンダは9月30日(土)、2019年にレッドブル・レーシングに移籍するピエール・ガスリーの後任としてダニール・クビアトを起用することを発表。しかし、現在、ブレンドン・ハートレーが座っているもうひとつのシートはまだ確定していない。

    パスカル・ウェーレインは、最近メルセデスとの契約を解消してフリーエージェントとなっており、トロロッソ・ホンダの選択肢になる可能性があるとされている。

    「そうだね、今では話は違ってきている」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「我々はまだ決断を下していない。彼はロングリストに入っている」

    しかし、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、パスカル・ウェーレインはすでにフォーミュラEへの参戦をコミットしていることを理由に起用の可能性はないとしている。

    「来年、彼はフォーミュラEで走ると理解している」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    パスカル・ウェーレインがF1のオファーを待っているとすればそれは変わる可能性はあるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「それは我々が内部で議論していくことだ」とコメント。

    「利用可能なオプションは数多くあり、我々には十分な時間があると思っている。我々は急ぐ必要はない」

    一方、ヘルムート・マルコは、ヨーロッパF3選手権でタイトルを獲得する可能性が高いミック・シューマッハに関しては候補者ではないと主張する。

    「ノーだ。間違いなく候補はない。彼にはあまりに早すぎると思う。F2でどうなるか見てみよう」

    最近、フェラーリもミック・シューマッハへの関心を示している。だが、ミック・シューマッハはスーパーライセンスの資格を満たしているが、2019年はF2に参戦する可能性が高いと考えられている。

    レッドブルは2014年にマックス・フェルスタッペンをF3から抜擢しているが、ミック・シューマッハとの類似点について質問されたヘルムート・マルコは「いいや、同じ状況ではない」とコメント。

    また、ブレンドン・ハートレーがシートを維持するために何をしなければならないかと質問されたヘルムート・マルコは「ガスリーを倒さなければならない。まだ5~6戦残っている」とコメント。

    ヘルムート・マルコは、エステバン・オコンもパスカル・ウェーレインと同様にメルセデスとのコネクションがなくなれば関心はあることを示唆。だが、メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは、そのような動きは起こらないと明言している。

    「我々には1席がある。メルセデスはシートを持っていない。オコンがすべての契約から解放されれば、それについて議論することができるだろう」とヘルムート・マルコは語った。

  • トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトの2019年の起用を正式発表

    トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトの2019年の起用を正式発表

    トロロッソ・ホンダは、2019年のF1ドライバーとしてダニール・クビアトを起用することを正式発表した。クビアトはピエール・ガスリーの後任としてチームに復帰する。

    レッドブルのジュニアプログラムに所属していたダニール・クビアトは、2014年にトロロッソでF1デビュー。翌年にはフェラーリに移籍したセバスチャン・ベッテルの後任として2016年の第4戦までレッドブル・レーシングのドライバーを務めた。

    マックス・フェルスタッペンと交代するかたちでトロロッソに戻ったダニール・クビアトだが、2017年のF1マレーシアGPでピエール・ガスリーと交代。ガスリーがスーパーフォーミュラに参戦したアメリカGPには出場してポイントを獲得したもののの、そのレースを最後にトロロッソのシートを失い、レッドブルのプログラムからも外された。今年はフェラーリの開発ドライバーを務めていた。

    ダニール・クビアト
    「まず何より、再びF1でレースをする機会を与えてくれたレッドブルとトロロッソに感謝したい。とても良く知っているチームと復帰することを特に嬉しく思う。トロロッソはいつも僕を快適な気持ちにさせてくれていたし、来シーズンもそれは変わらないと確信している。僕のドライビングスキルを信頼してくれたフェラーリにも感謝したい。開発ドライバーとしてF1へのコネクションを保つことができた。僕の業務は主にシミュレーターがベースだったけど、多くのことを学べたし、今はトロロッソを離れたときよりも強くなっていると感じているし、良い準備ができている。再びレースをする希望は決して諦めていなかったし、僕はまだ若い。新しい機会が訪れたときに備えていつも良い状態を保ってきた。チームが僕に期待している結果を出すためにベストを尽くしていくし、再び全てをスタートさせるのが待ち切れない」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「去年、F1デビューを果たして以降のピエール・ガスリーの印象的なパフォーマンスは、来年、アストンマーティン・レッドブル・レーシングでのドライブへと繋がった。十分に相応しいことであり、トロロッソの観点から、ヘルムート・マルコのレッドブル・ジュニア・プログラムのドライバーが再びレッドブル・レーシングにステップアップを果たすことを嬉しく思う。任務完了だ! ダニールの復帰に関しては、彼はF1で新たなチャンスに相応しいと信じている。ダニールは素晴らしい天性のスピードを持つスキルの高いドライバーだ。それは彼のキャリアで何度も証明されている。過去にはいくつか難しい状況に直面しなければならなかったが、それは人間として成熟する時間だったとか確信しているし、コース上での彼の否定できない能力を示すのに役立つだろう。我々は彼に良いパッケージを提供するためにい懸命にプッシュしていくし、彼にもまだポテンシャルを引き出せると感じている。彼が我々のチームに戻り、一緒に成功したシーズンをスタートさせることを嬉しく持っている」

  • トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 金曜フリー走行 レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ロシアGP 金曜フリー走行 レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ロシアGP初日のフリー走行で、ピエール・ガスリーが8番手タイム、ブレンドン・ハートレーが16番手タイムだった。

    F1は第16戦ロシアGPを迎えた。ソチ郊外の特設サーキットは、2014年冬季オリンピック会場に隣接したサーキット。トロロッソ・ホンダは、今回パフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施したPUを投入。

    規定数を超えるPUの使用によりペナルティーは科されるが、次戦鈴鹿での日本GP、そしてシリーズ後半戦を見据えた新PU投入になる。初日の金曜日、午前11時からプラクティス1、午後3時からプラクティス2が行われた。

    プラクティス1が開始された午前11時、気温23℃、路面温度26℃で、路面は滑りやすいコンディション。トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーがウルトラソフトタイヤ、ブレンドン・ハートレーはソフトタイヤでコースインし、1周を走行する。その後、ハートレーもウルトラソフトタイヤに替え、2台はセッティングを進めた。このセッション、ガスリーが1分36秒944で12番手、ハートレーが1分37秒944で19番手となっている。

    午後3時からのプラクティス2は、セッション開始からトロロッソ・ホンダの2台はハイパーソフトタイヤでアタックシミュレーションを行う。最初のセットで、ガスリーが1分35秒665、ハートレーが1分36秒654とプラクティス1のベストタイムを大幅に更新。次のセットでもガスリーが1分35秒137、ハートレーが1分36秒024とタイムアップ。その後、ガスリーはウルトラソフトタイヤで、ハートレーはソフトタイヤで順調にプログラムを消化し、プラクティス2を終えた。プラクティス2では、ガスリーが8番手、ハートレーが16番手となっている。

    F1ロシアGP2日目は9月20日(土)、正午(日本時間午後6時)よりプラクティス3、午後3時(日本時間午後9時)より予選が行われる。

    ピエール・ガスリー (8番手)
    「今日は前向きな結果で終えられた一日でした。特にシンガポールではタフなレースウイークを過ごし、チームとしてペースを取り戻す“答え”を見つける必要があったのでなおさらです。その答えを見つけることができ、今日テストを行った新しくアップグレードしたエンジンに対しても手応えを感じることができました。残り少ないシーズンに向けて、期待が高まったのではないでしょうか。準備してくれたホンダには、本当に感謝しています。PU交換によるペナルティーで日曜日の決勝は後方グリッドからスタートになってしまうので、今週末は予選よりも決勝を重視して進めていきたいと思っています」

    ブレンドン・ハートレー (16番手)
    「日曜日はグリッド後方からのスタートになると分かっていたので、今日は決勝レースでのペースとマシンを速く仕上げることを優先して行いました。僕にとってソチは今回が初めて走るコースですが、一番好きなコースとは言えないかもしれません。ただ、序盤の何周かで学ぶことがたくさんありました。FP1で僕のマシンに小さいトラブルを発見し、FP2ではマシンのフロアを交換しなくてはなりませんでしたが、燃料を多く積んだロングランでは手応えを感じる結果となりました。FP2でもハイパーソフトでのタイムアタックは十分な結果を出せませんでしたが、ロングランのペースという点では前向きな結果を得ることができたと思います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「両マシンでのPU交換によりこのレースではグリッド降格のペナルティーを受けることがわかっていたので、それに沿った戦略を立ててきました。グリッド後方から決勝をスタートするので、このレースウイークは予選というよりレースでのロングランを重視しながら行うことにしています。新しいPUでの最初のサーキットでの走行になるので、いいパフォーマンスを引き出すために多くのセッティングの最適化が必要でしたが、FP2を終え振り返ってみると、課題をこなし上手くまとめられたように思えます。PUはすべてにおいてポジティブに見えますし、ホンダにはとても感謝しています! FP1ではいくつかの空力とリアタイヤのテストを行い、サーキットとダイナモでの相関性を向上するためのデータを収集しました。このテストも問題なく行うことができ、結果にも手応えを感じています。ただ、コース上は埃っぽくなりはじめグリップ力も低かったために、FP1ではセッション終了までに完ぺきなマシンのバランスを引き出すことができませんでした。FP1とFP2の間にトラックエンジニアとオペレーションエンジニアが協力して、マシンのバランスとグリップの問題を解決するために懸命にセットアップの変更を行ってくれました。一つの解決策として、FP1で問題を発見したブレンドンのマシンのフロアを交換することにしましたが、FP2の結果を見ると上手く作用してくれたようでした。ペナルティーとこの大会用に選んだタイヤの種類により、FP2では2セットのハイパーソフトをショートラン用として使うことができました。マシンは予選用のセットアップはされていませんでしたが、それでも悪くないパフォーマンスが見られました。ロングランを見据えた走行をタイヤの種類別に2台それぞれに分けて行い、ソフトタイヤでのブレンドンの走行には強い手応えを感じました。一方、ウルトラソフトはまだ改善するべき点が多いように思います。総合的には今日の走行ではいいポジションとして結果を出すことができたので、このレースウイークでの残りの走行での結果に期待したいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は2台のマシンにアップデートしたPUを搭載して走行しました。これによりドライバーは日曜のレースでグリッドペナルティーを受けることになります。新たなPUをSTR13に搭載して走った初めてのセッションでしたが、P1、P2と実際のトラックを走る中で、PUのセッティングを進めました。一部最適化を要する部分はありましたが、総じて問題なく、ポジティブな結果を得られた一日だったと感じています」

    関連:
    ・F1ロシアGP フリー走行2回目 | ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1ロシアGP フリー走行1回目 | セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • トロロッソ 「ホンダの新しいパワーユニットは全てにおいてポジティブ」

    トロロッソ 「ホンダの新しいパワーユニットは全てにおいてポジティブ」

    トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、ホンダの“スペック3”F1エンジンを含めた新しいパワーユニットを走らせたF1ロシアGP初日のフリー走行の作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、F1ロシアGPにパフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施したパワーユニットを投入。規定数を超えるパワーユニットの使用によりペナルティーは科されるが、次戦鈴鹿での日本GP、そしてシリーズ後半戦を見据えた新パワーユニット投入になる。

    ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、グリッド降格ペナルティを想定し、レースでのロングランを重視したプログラムを実施。ホンダの新しいいパワーユニットに大きな問題は発生せず、ガスリーは8番手タイム、ハートレーは16番手タイムで初日のセッションを終えている。

    ジョナサン・エドルズは、ホンダの新しいパワーユニットは“すべてにおいてポジティブに見える”とし、レースウイークでの残りの走行での結果に期待していると述べた。

    「両マシンでのパワーユニット交換によりこのレースではグリッド降格のペナルティーを受けることがわかっていたので、それに沿った戦略を立ててきた。グリッド後方から決勝をスタートするので、このレースウイークは予選というよりレースでのロングランを重視しながら行うことにしている」

    「新しいパワーユニットでの最初のサーキットでの走行になるので、いいパフォーマンスを引き出すために多くのセッティングの最適化が必要だったが、FP2を終え振り返ってみると、課題をこなし上手くまとめられたように思う。パワーユニットはすべてにおいてポジティブに見えるし、ホンダにはとても感謝している!」

    「FP1ではいくつかの空力とリアタイヤのテストを行い、サーキットとダイナモでの相関性を向上するためのデータを収集した。このテストも問題なく行うことができ、結果にも手応えを感じている。ただ、コース上は埃っぽくなりはじめグリップ力も低かったために、FP1ではセッション終了までに完ぺきなマシンのバランスを引き出すことができなかった」

    「FP1とFP2の間にトラックエンジニアとオペレーションエンジニアが協力して、マシンのバランスとグリップの問題を解決するために懸命にセットアップの変更を行ってくれた。一つの解決策として、FP1で問題を発見したブレンドンのマシンのフロアを交換することにしたが、FP2の結果を見ると上手く作用してくれたようだった」

    「ペナルティーとこの大会用に選んだタイヤの種類により、FP2では2セットのハイパーソフトをショートラン用として使うことができた。マシンは予選用のセットアップはされていなかったが、それでも悪くないパフォーマンスが見られた。ロングランを見据えた走行をタイヤの種類別に2台それぞれに分けて行い、ソフトタイヤでのブレンドンの走行には強い手応えを感じた。一方、ウルトラソフトはまだ改善するべき点が多いように思う」

    「総合的には今日の走行ではいいポジションとして結果を出すことができたので、このレースウイークでの残りの走行での結果に期待したいと思う」

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