カテゴリー: トロロッソ

  • ホンダ F1バルセロナテスト 2日目レポート

    ホンダ F1バルセロナテスト 2日目レポート

    ホンダは、2019年のF1世界選手権に向けた1回目のプレシーズンテストの2日目を迎えた。

    テスト2日目は、スクーデリア・トロ・ロッソがアレクサンダー・アルボン、レッドブル・レーシングはピエール・ガスリーが走行を担当した。2人とも各チームでの初走行となり、特にアレクサンダー・アルボンについてはF1マシンでの初のセッションとなった。

    そのアレクサンダー・アルボンは、走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの 、その後は順調に走行を重ね、最終的には2日目に走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走りきった。

    レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーも順調にプログラムを消化していったが、セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。

    3日目となる2月20日(水)、トロロッソはダニール・クビアト、レッドブルはマックス・フェルスタッペンという初日に走行を担当した2人がステアリングを握る。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は2チーム合計で224周のラップを重ねることができました。昨日入手したデータの解析結果も踏まえ、PUとしてはさらなるデータ設定を継続しました。また、両ドライバーともに各チームでの初めてのセッションになりましたが、彼らのドライ ビングスタイルに合わせたPUの最適化を進めています。特にF1での始めての公式走行となったToro Rossoのアルボン選手にとっては132周以上を走行し、多くのことを学んだ一日になったと思います」

    ジョディ・エギントン (スクーデリア・トロ・ロッソ 副テクニカルディレクター)
    「アレックスにとっては、今日が初めての本格的な走行だったので、実りある、楽しい一日になったのではないかと思います。インスタレーションで起きた小さな問題は、彼のせいではないですし、気温が低い難しいコンディションの中でしたが 、走り出せばすぐにマシン、コースコンディション、タイヤの感触をつかんでくれました。こうした経験もあり、アレックスはどんどん自信を深めていき、かなりの周回数を走行してプログラムをすべてこなしてくれました。PUは今日も一日中スムーズ で、我々はマシンの挙動に関わる重要なテストアイテムの検証を多くすることができました。これによって、短中期的に解析していくべき内容の方向性が明確になりました。引き続き、優先事項は、マシンのさまざまな部分の特性を把握するとともに 、並行して走行距離を蓄積していくことです。したがって、現時点でのパフォーマンスレベルはそこまで注視していませんが、今日の向上具合には満足しています。明日はダニールが再び走行し、アレックスの作業を引き継いでテストを継続します。 2019年型パッケージについての理解を深めていくのが楽しみです」

    ギヨーム・ロケリン (レッドブル・レーシング レースエンジニアリング責任者)
    「ピエールのスピンについては、データ収集のためにショートランを繰り返している中で起こってしまいました。このラップでは、スピンするまで非常に速いペースで走っていたので、これで彼も限界がどこか分かったと思います。彼は満足して いないでしょうが、大失敗というわけでもありません。これによって、今夜少し作業が増えますが、明日の準備もしっかりとしていきます。ピエールは、いい初日を迎えたと思います。今朝の目標は、ピエールがマシンの感触をつかみ、タイヤの感覚 を理解するために、走行距離を確保することでした。同じタイミングでいくつかの項目に関するテストも進めていましたが、基本的には全てピエールが快適に走行できるようにするためのものです。午後には目的をデータ収集に切り替えて、スピンで セッションを終えるまではショートランを行っていました」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「今日は人生で最高の一日と言っても過言ではありません。本当にいい一日でした。最初は、自分に『午前中はスピンしてはいけない』と言い聞かせてスタートしたのですが、懸念したとおりになってしまいました。路面温度が低く、スロー走行 するとタイヤが冷えてしまうのでスピードを落とすことも出来ませんし、挙動が予測しづらく、まるで氷の上を走っているようでした。リズムをつかめてからはスムーズに走行できるようになり、問題も全く起きませんでした。その後スピンを喫した ことはあったものの、マシンの限界を探っている中で起こったものです。水曜日にフィルミングデーで数周走行したので、F1マシン初走行というわけではありませんし、シミュレーターでの経験も多いので、マシンがどのように動くかは頭に入っていま した。しかし、このマシンでの高速走行の経験はすごく新鮮で、いい刺激を受けて大いに楽しむことができました。マシンを降りても笑顔のままでいますが、明日までずっとこの気持ちが続くのではないかと思います」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今日はいい一日でした。ウインターブレイクが明けてまたコースへ戻ってこられてうれしかったです。マシンの感触はよく、快適に走ることができて、90周以上を消化しました。午後には、プッシュした走行中にターン10でコースアウトを喫しま したが、これは加速をしながら5速へシフトアップした際にリア(のグリップ)を失ってしまったことによるものです。これによってラスト1時間の走行ができず、もったいないことをしてしまいました。それを除けば、多くのことをテストできて、情報収集 がはかどり、いいポテンシャルがあることが分かりました。もちろん、残り6日間のテストでやるべきことは多くありますが、僕にとっては最高の初日となりました」

    関連:【動画】 F1バルセロナテスト 2日目 ダイジェスト

  • アレクサンダー・アルボン 「“悪夢”のF1テストデビューになりそうだった」

    アレクサンダー・アルボン 「“悪夢”のF1テストデビューになりそうだった」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1バルセロナテスト2日目の開始早々にスピンを喫したことで危うく“悪夢”のようなF1デビューになり兼ねなかったが、最終的に132周を走行して4番手タイムで終えられたことに満足していると語る。

    新人のなかで一番にクラッシュを経験するという不名誉な記録を確保しそうだったアレクサンダー・アルボンだが、バルセロナテスト2日目に157周を走ったシャルル・ルクレールに次ぐ、ドライバーのなかで2番手となる132周を走破した。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーの後任としてアレクサンダー・アルボンを起用することを決定したが、契約が遅れたことにより、アブダビで開催されたポストシーズンテストで走行すすることができず、2月13日(水)のSTR14のシェイクダウンがF1マシンでの初走行となった。

    スピンを喫したアレクサンダー・アルボンだが、前日にはグリッドで経験豊富なキミ・ライコネン((アルファロメオ・レーシング)がほぼ同じ場所でスピンを喫したことで少しは救われることになった。

    アレクサンダー・アルボンは、F1テストデビューでのスピンは、非常に低い気温とまだF1マシンに不慣れであることを理由に挙げた。

    「アウトラップでのスピンは以前にも経験しているけど、かなりおかしかったね。あまりそれについいては考えないようにしたよ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「キミも同じようなスピンをしていたので安心したし、当然ながら、スピンした後の午前中のセッションは大喜びだった。最終的にはOKだった」

    「気温が低くてゆっくり運転できないことが問題だった。あまりにゆっくり走るとタイヤが冷えすぎてします。予測できなかったし、まるで氷の上を運転しているようだった」

    「路面温度が5度というのは素晴らしい経験とは言えないし、クルマのことをわかっていたいと、速くは走れない。スピンするのが怖いからね。でも、スピンしてしまった。自転車のようだったね」

    ほろ苦いスタートからメンタルをリセットしたアレクサンダー・アルボンは、トロロッソ・ホンダ STR14で132周を走行してフェラーリのシャルル・ルクレールから1.054秒遅れとなる1分19秒301をマーク。前日にチームメイトのダニール・クビアトが記録したタイムを0.163秒上回った。

    「午前中を終えてリズムを掴めたと思うし、問題のないスムーズな一日を過ごせた。何度かコースオフはあったけど、それはクルマに何ができるか限界を探っていたからだ。本当に良い一日だった。

    実は、アレクサンダー・アルボンのコースデビューは、ピットレーンでニコ・ヒュルケンベルグとニアミス。危うく走行前から事故を起こすところだった。

    「本当に見ていなかったし、出ていけという指示があってミラーを見たら、僕の後ろに大きな黄色いクルマがいたんだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「彼を少し抑えてしまったかもしれないけど、ダメージが何もないことを願ったよ」

    関連:F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム

  • トロロッソ「ホンダのPUはスムーズ。重要なアイテムを検証できた」

    トロロッソ「ホンダのPUはスムーズ。重要なアイテムを検証できた」

    スクーデリア・トロ・ロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1バルセロナテスト2日目の作業を振り勝った。

    トロロッソ・ホンダのテスト2日目は今シーズンF1デビューを飾るうアレクサンダー・アルボンが担当。走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行。

    最終的にアレクサンダー・アルボンは、2日目走行したドライバーの中でシャルル・ルクレールに次ぐ、2番目に多い132周を走りきった。

    「アレックスにとっては、今日が初めての本格的な走行だったので、実りある、楽しい一日になったのではないかと思う。インスタレーションで起きた小さな問題は、彼のせいではないし、気温が低い難しいコンディションの中だったが、走り出せばすぐにマシン、コースコンディション、タイヤの感触をつかんでくれた」

    「こうした経験もあり、アレックスはどんどん自信を深めていき、かなりの周回数を走行してプログラムをすべてこなしてくれた。パワーユニットは今日も一日中スムーズで、我々はマシンの挙動に関わる重要なテストアイテムの検証を多くすることができた。これによって、短中期的に解析していくべき内容の方向性が明確になった」

    「引き続き、優先事項は、マシンのさまざまな部分の特性を把握するとともに、並行して走行距離を蓄積していくことだ。したがって、現時点でのパフォーマンスレベルはそこまで注視していないが、今日の向上具合には満足している。明日はダニールが再び走行し、アレックスの作業を引き継いでテストを継続しする。2019年型パッケージについての理解を深めていくのが楽しみだ」

    関連:F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム

  • アレクサンダー・アルボン、ほろ苦デビューも「人生で最高の一日」

    アレクサンダー・アルボン、ほろ苦デビューも「人生で最高の一日」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1バルセロナテスト2日目にSTR14で132周を走行し、トップから1.054秒差となる4番手タイムを記録した。

    今年トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たすタイ人ドライバーのアレクサンダー・アルボン(22歳)にとって、F1バルセロナテスト2日目は、F1マシンでの初のセッションとなった。

    走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行を重ね、最終的には本日走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走破。

    「今日は人生で最高の一日と言っても過言ではない。本当にいい一日だった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「最初は、自分に『午前中はスピンしてはいけない』と言い聞かせてスタートしたんだけど、懸念したとおりになってしまった。路面温度が低く、スロー走行するとタイヤが冷えてしまうのでスピードを落とすことも出来ないし、挙動が予測しづらく、まるで氷の上を走っているようだった」

    「リズムをつかめてからはスムーズに走行できるようになり、問題も全く起きなかった。その後スピンを喫したことはあったものの、マシンの限界を探っている中で起こったものだ」

    「水曜日にフィルミングデーで数周走行したので、F1マシン初走行というわけではないし、シミュレーターでの経験も多いので、マシンがどのように動くかは頭に入っていた。でも、このマシンでの高速走行の経験はすごく新鮮で、いい刺激を受けて大いに楽しむことができた」

    「マシンを降りても笑顔のままだけど、明日までずっとこの気持ちが続くのではないかと思う」

    アレクサンダー・アルボン トロロ・ホンダアレクサンダー・アルボン トロロ・ホンダ STR14Alexander Albon Toro Rosso Honda関連:F1バルセロナテスト 2日目 結果 | シャルル・ルクレールがトップタイム

  • アレクサンダー・アルボン、初のF1公式テストはほろ苦デビュー

    アレクサンダー・アルボン、初のF1公式テストはほろ苦デビュー

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンにとってF1ドライバーとしての初の公式テストはほろ苦いものとなった。

    昨年、F2選手権を2位で終えたアレクサンダー・アルボンは、今年、ブレンドン・ハートレーの後任としてトロロッソ・ホンダでF1デビュー。13日(水)のシェイクダウンでF1マシンでの初走行を行い、2日目を迎えたF1バルセロナテストで公式テストデビューを果たした。

    しかし、ガレージを出た直後にターン5でスピン。グラベルにはまって身動きが取れなくなり、この日初めての赤旗の原因となった。縁石に乗りすぎてしまったことが原因とみられ、ちょうど前日のキミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)と同じような状況だ。

    アレクサンダー・アルボンは、1時間が経過した時点で再びコースインしている。

    この日は他にも移籍組が何人か公式テストデビューを果たしており、1時間が経過した時点でシャルル・ルクレールが早くも1分19秒台に入れてトップタイム。2番手には1.868秒差でピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)、3番手にはランス・ストロール(レーシング・ポイント)が続いている。

    2019年 F1 バルセロナテスト 2日目 (1時間経過時点)

    Pos ドライバー チーム マシン タイム 周回
    1 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分19秒427 15
    2 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分21秒295 17
    3 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分21秒675 9
    4 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分21秒877 8
    5 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分22秒636 14
    6 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分24秒636 13
    7 ランド・ノリス マクラーレン MCL34   4
    8 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14   2
    9 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19   1
  • ホンダF1 「2019年エンジン『RA619H』の基本的な機能確認ができた」

    ホンダF1 「2019年エンジン『RA619H』の基本的な機能確認ができた」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2019年のF1プレシーズンテスト初日の作業を振り返った。

    ホンダとしては2015年の復帰以降初めての2チームへのF1パワーユニット供給となるが、レッドブル・レーシング、スクーデリア・トロ・ロッソともにテスト初日をスムーズな形で終えた。

    初日となった2月18日(月)は、シャシー、パワーユニットともに基本的な機能確認を中心としたプログラムを消化。レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは128周を走行し4番手タイム、トロロッソのダニール・クビアトは77周を消化し、6番手のポジションで初日を終えた。

    レッドブル・レーシングとトロロッソの両方のF1エンジンプログラムを統括することになった田辺豊治は「今日はパワーユニットとしては両チームともに2019年スペックの基本的な機能確認を行いました。一日を通してパワーユニットには大きな問題なくセッションを終えましたし、いいスタートだったと感じています」とコメント。

    「トロロッソとは2年目で互いによく理解できていることも多く、昨年よりもさらにいいチームワークで作業ができていると感じています」

    「レッドブル・レーシングとは本日初めて公式セッションに臨みましたが、冬の間に懸命な準備を一緒に続けてきたこともあり、コミュニケーションよくスムーズに一日を終えることができました。明日からも開幕戦に向けてまだ長いテストが続きますが、この調子で進めていきたいと思います」

    F1 トロロッソ・ホンダF1 レッドブル・ホンダ関連:F1バルセロナテスト 1日目 結果 | セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • トロロッソ代表 「2019年にレッドブル・ホンダは絶対に勝てる」

    トロロッソ代表 「2019年にレッドブル・ホンダは絶対に勝てる」

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダのF1エンジンは大幅に改善されており、2019年のF1世界選手権でレッドブル・レーシングはホンダとともに勝利を収められると確信していると語る。

    昨年、トロロッソがホンダにF1エンジンを変更してからフランツ・トストはホンダを大いにい称賛してきた。そして、彼の見解はレッドブル・レーシングが2019年にルノーからホンダにF1エンジンを変更することを納得させることに貢献した。

    フランツ・トストは、ホンダの2019年型F1エンジンに“非常に満足”していると語り、レッドブル・レーシングの提携は素晴らしい成果を生むと予測している。

    「ホンダは彼らに課したすべての期待をもたらしてくた」とフランツ・トストはコメント。
    「そして、彼らはトップチームとのガップを縮め、レッドブル・レーシングはホンダとレースに勝てるとかなり確信している」

    「それにもこの協力には我々にも大きな利点をもたらすだろう」

    トロロッソの2018年のホンダへの転向は、マクラーレンとルノーを含めたエンジンスワップによって比較的遅くに決定した。

    それは必然的に昨年のトロロッソ・ホンダのマシンデザインに妥協をもたらしたが、フランツ・トストは、今季型マシン『STR14』ははるかに良くなっていると語る。

    「クルマを見れば、パワーユニットがいかに統合されているかがわかるうだろう。それは大きな前進だ」とフランツ・トストはコメント。

    「より多くの時間をかけることができたのはエンジニアリング面において大きな一方だった。それにホンダ、レッドブル・テクノロジーとも本当に良い関係が築かれていた。その点で我々はかなりうまく組織化されている」

    2018年、トロロッソ・ホンダは戦略的な理由でコンポーネントの交換を実施し、定期的にグリッドペナルティを受けることでホンダのF1パワーユニットをコース上でテストして開発を進めることができた。

    フランツ・トストは、今年はそのような戦略は少なくなると確信していると語る。

    「2018年に経験しなければならない開発プロセスがあることは初めからわかっていた。我々はそれを経由しなければならなかった。それが我々が行ったことだ」とフランツ・トストは語る。

    「その間にホンダはパフォーマンス面だけでなく、信頼性面でも非常に高いレベルに到達した。今年は多くの追加のエンジン交換をすることになるとは思っていない」

    総合的に考えて、1年前よりもホンダにより多くの自身を持っているかと質問されたフランツ・トストは「今、我々は2019年にいる。昨年の両社のハードワークが成果を挙げるのを見たいと思っている」とコメント。

    「したがって、ホンダにとってだけでなく、トロロッソにとっても成功したシーズンになると期待している」

    2019年の初めての本格テストとなったF1バルセロナテストの初日、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは128周を走行し4番手タイム、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは77周を消化し、6番手のポジションで初日を終えた。

  • ダニール・クビアト 「実りある一日となった」 / トロロッソ・ホンダ

    ダニール・クビアト 「実りある一日となった」 / トロロッソ・ホンダ

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、2019年のF1バルセロナテスト初日に新車STR14で77周を消化し、6番手のポジションでセッションを終えた。

    2017年のシーズン途中でトロロッソのシートを喪失し、レッドブルのプログラムからも外されたダニール・クビアトだが、1年間フェラーリのF1シミュレータードライバーを務めたあと、今年トロロッソで3度目のスティントを送ることになった。

    「実りある一日となったし、こうしてコースへ戻ってこられてよかった」とダニール・クビアトはコメント。

    「テスト初日なので、走行距離を伸ばしていきながら、マシンの挙動を確認した。まだ断言するには早いとは思うけど、今日のセッションである程度の基本データが取れているので、これを元に今後もいいテストを継続していく必要があると思う」

    「コースでは、どの走行もスムーズで、オペレーションのレベルも高かった。僕が走行できるのは残り3日間なので、今日の取り組みをさらに向上させていけると思う。このあとデータを確認して、次回走行する水曜日にどうすればいいかを見極めたい」

    「新しいエンジニアと組んでいるけど、お互いとてもよく理解しあえている。とてもいいスタートになったね!」

    ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ STR14Daniil Kvyat Toro Rosso Honda STR14関連:F1バルセロナテスト 1日目 結果 | セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • トロロッソ・ホンダ 「STR14をもっと進化させる自信がある」

    トロロッソ・ホンダ 「STR14をもっと進化させる自信がある」

    スクーデリア・トロ・ロッソの副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2019年のF1バルセロナテスト初日の作業を振り返った。

    ホンダのF1エンジンでの2年目となるトロロッソ・ホンダ。初日はダニール・クビアトが77周を消化し、6番手のポジションで初日を終えた。

    「テストが始まり、真剣勝負の場に戻って新しいマシンの理解をスタートすることができ、よかった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「今日はその第一歩というところだが、走るたびに疑問を解消できた一方で、新たな課題も同じくらい見つかった。序盤は気温が低かったこともあり、ロングランを行う前の基本的なプログラムを消化し、午後には安定したコースコンディションのもとで、少し長めの走行に取り組み、シャシー、パワーユニット、タイヤの状況を確認した」

    「いくつか小さな問題を解決するためにガレージで時間を費やしたことで、明日に持ち越した内容もあるが、それでも今日はかなりいい一日だったと思う」

    「パワーユニットについてはホンダのメンバーが計画的にプログラムをこなしていき、スムーズにテストを消化することができ、順調だ。8日間のテストの初日なので、これから多くのことをこなさなければならない。新パーツを評価し、メルボルンに向けたチェック項目をつぶしていく作業が待っている。目の前の課題に集中していく」

    「明日は、アレックスが初めてF1マシンで一日中走行することになる。我々はもっとSTR14を進化させる自信があるし、アレックスもどんどん成長してくれるはずだ」

    関連:F1バルセロナテスト 1日目 結果 | セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • ホンダF1 「2チーム4台体制でさらなる高みを目指して戦う」

    ホンダF1 「2チーム4台体制でさらなる高みを目指して戦う」

    2019年のF1世界選手権に向け、ホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングとスクーデリア・トロ・ロッソの新型マシンでの合同テストが2月18日よりスペイン・バルセロナでスタートする。

    ホンダのF1パワーユニット(PU)を搭載して今シーズンのF1に挑むのは、Red Bull Toro Rosso ホンダ(レッドブル・トロロッソ・ホンダ)とAston Martin Red Bull Racing(アストンマーティン・レッドブル・レーシング)。

    2015年の復帰以降初めての2チーム・4台体制で臨むホンダは、オフシーズン中、短い期間ながら各チームとともに懸命の準備を進めてきた。

    レッドブル・レーシングは、ピエール・ガスリーとマックス・フェルスタッペン、スクーデリア・トロ・ロッソは、ダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンというドライバーランナップで2019年のF1世界選手権を戦う。

    森山克英 (本田技研工業株式会社 ブランド・コミュニケーション本部長)
    「いよいよF1の新シーズンが始まります。今シーズンはホンダにとってF1復帰から5年目となり、非常に大きな意味を持つ1年になります。昨年は、スクーデリア・トロロッソとの素晴らしいパートナーシップを築きながら確かな前進を感じられた一方で、パフォーマンス、信頼性の両面でトップとはまだ明らかな差があることを実感したシーズンでした。今年は新たにレッドブル・レーシングとのパートナーシップを開始します。チャンピオン経験もあるチームでプレッシャーも大きいですが、トロロッソも含め、2チーム4台体制でさらなる高みを目指して戦います。シーズンを通してトップチームに対する差を詰め、両チームともに昨年以上の結果を残すことが我々の目標になります。まずは今回のテストでできるだけ多くのデータを収集し、開幕戦に向けて万全の準備を行う機会にしなければなりません。いつも応援してくださるファンの皆様とは、これまで以上に大きな喜びを共有できればと思っておりますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします」

    クリスチャン・ホーナー (レッドブル・レーシング チーム代表)
    「チームにとってPUサプライヤーの変更は大きな決断でしたが、今はこの状況を楽しんでおり、今後についてもポジティブな期待を抱いています。ホンダとはすでにパートナーとして一丸となれていますし、彼らのF1にかける情熱とチャレンジ精神には我々の想いと共通するものを感じています。双方のエンジニア同士の緊密な作業により、車体とパワーユニットが本当の意味で一体となっていく様子を見ていると、この先が楽しみでなりません。冬のオフシーズン期間中に、レッドブル、ホンダ双方が懸命に作業に取り組み、多くの面で前進できていると実感しています。また、昨年、トロロッソがホンダと一緒に積み上げてきたものがレッドブル・テクノロジーを介して我々のマシンに反映されており、それも大きなアドバンテージになっています。ただ、当然ながらライバルも進化を遂げているはずです。したがって、我々の対他競争力については、少なくともテストで走ってみてから、もっと言えば最初の3レースを終えたあたりにならないと正確なものは見えてこないと思っています。今年の目標は昨年よりも多くのサーキットでマシンの実力を出せるようにすることですが、そこにPUの出力アップが加わればさらに素晴らしいものになります。それさえ実現できれば、我々にはサーキットにもファクトリーにも優秀なチームが控えているので、レースでの勝利や、最終的には選手権の優勝も不可能ではありません。ただ、現実的にはそういったことをシーズン開始後すぐに実現するのは難しいであろうとも想定しています。シーズン中にはチームとして進化を見せられるレースがある一方で、PUの使用基数制限により困難に直面するレースウイークもあるだろうと考えています。それでも、このパートナーシップには大きな可能性を感じていますし、シーズンを通してコンスタントな前進を見せられるものと思っています」

    フランツ・トスト (スクーデリア・トロ・ロッソ チーム代表)
    「昨年のホンダとの提携開始は、今後長期的にパートナーシップを継続できればという思いを抱いていたこともあり、チームにとって大きな決断でした。そして初年度からすでに素晴らしい関係性を築くことができたと考えています。このF1の世界の中で、お金で買えないものがあるとしたら、それは時間だと思います。1年という非常に限られた時間の中で進歩を見せられたことから、我々とホンダがいかにこのプロジェクトに対して非常に強い意志とともに臨んでいるかということを示せたのではないでしょうか。今シーズンは、高い技術力を持ったRed Bull Technology(レッドブル・テクノロジー)とのシナジー効果や、ここまでホンダが見せてきた素晴らしい進歩に加え、2名の才能あふれる若手ドライバーを擁しているので、中団での上位を争うことができるのではと自信を持っています」