カテゴリー: トロロッソ

  • ホンダF1、山本尚貴の金曜フリー走行実現にむけてレッドブルと協議

    ホンダF1、山本尚貴の金曜フリー走行実現にむけてレッドブルと協議

    ホンダF1は、山本尚貴の金曜フリー走行を実現させるためにレッドブルおよびトロロッソと協議を行っている。

    長年ホンダ系ドライバーとして国内レースで活躍してきた31歳の山本尚貴は、昨年、スーパーフォーミュラとSUPER GTでダブルタイトルを獲得。近年、レッドブルとホンダの育成ドライバーはF1のスーパーライセンスの取得基準を満たせずにいるが、山本尚貴はその基準を満たしている。

    昨年、山本尚貴のチームメイトとしてホンダNSXでSUPER GTのタイトルを獲得したジェンソン・バトンは「個人的に山本さんはF1にいるべきドライバーだと感じている」と語っている。

    山本尚貴はアジア以外のレースに参戦したことはなく、30歳を超えている年齢もF1のフルタイム参戦の障害となっていたが、ホンダはグランプリ週末のセッションで山本尚貴を走らせることを実現しようとしている。

    その絶好のタイミングと考えられているのが、鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPだ。ホンダとレースプロモーターにとって日本人ドライバーの出走は後押しとなり、F1カーで山本尚貴の実力を評価するためにもうってつけのサーキットと言える。

    山本尚貴は、F1スーパーライセンスのポイント基準を満たしているため、フリー走行1回目の出走資格の取得はより簡素化される。F1フリー走行のライセンスを取得する場合、“代表的なF1カーで常にレーシングスピードで少なくとも300kmの走行”を行う必要があるだけだ。

    ホンダは、再びF1で日本人ドライバーがレースをするのを見たいと思っていることを明らかにしている。

    F1で最後の日本人ドライバーは、2014年の小林可夢偉となる。ホンダ系ドライバーとしては、2008年のF1スペインGPで佐藤琢磨がスーパーアグリから参戦したのが最後となる。しかし、ホンダの育成ドライバーはジュニアカテゴリーで苦戦を強いられており、ホンダがレッドブルとトロロッソの関係を利用するために必要なスーパーライセンスポイントの獲得に失敗している。

    松下信治は、2019年にスーパーフォーミュラを10位で終えた後、今年からF2に復帰。オーストリアで優勝を果たしてるが、チャンピオンシップは8位となっている。角田裕毅と名取鉄平は、FIA-F3に初参戦している。角田はレッドブルからもサポートを受けているがランキング13位、名取は15位と成績は伸び悩んでいる。昨年、ホンダの育成ドライバーとしてF2に参戦していた福住仁嶺と牧野任祐は今年スーパーフォーミュラのみに参戦しているが、それぞれランキング10位と12位に沈んでいる

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、現在の育成ドライバーの状況について「彼らはチャンピオンシップを獲得するか、良い結果を出さない限り、F1にいることはできません」と Autosport にコメント。

    「スーパーフォーミュラには何人かドライバーがいます。山本尚貴はチャンピオンシップをリードしています」

    「現在のF1のトレンドを考えれば、彼は少し年齢が高いです。昔は問題なかったんですけどね! 現在の状況には適さないかもしれませんが、彼を含め、シーズンのどこかでFP1に誰かを出走させたいと思っています」

    「我々はその機会についてレッドブルおよびトロロッソと議論を続けています」

  • ホンダF1 特集 | ダイナモテストとは?

    ホンダF1 特集 | ダイナモテストとは?

    ホンダF1のダイナモ担当のエンジニアであるマーティン・プロクターが、ミルトン・キーンズのホンダの拠点で行われているダイナモテストについて解説した。

    F1の世界で「テスト」といえば、まず思い浮かぶのが2月にバルセロナのカタルニア・サーキットで行われるウインターテストではないだろうか。全10チームが、延々と走行に取り組み、新車の理解を深めて開幕戦に向けた準備を行う光景は例年おなじみとなっている。

    しかし、F1のテストはこうしたコース上での実走以外にもさまざまな形で存在する。現在のレギュレーション下では、実走の機会が制限されている一方で、その他の取り組みは制限なく行うことができる。
    ミルトン・キーンズにあるホンダの拠点では、日本のHRD Sakuraにあるファクトリーと同様に、パワーユニット(PU)のテストを無制限に実施することが可能。このテストには「ダイナモ」という設備を利用している。ダイナモは「ダイナモメーター」の略称で、これに載せることで、PUをシャシーに組み付けることなく稼動させることができる。

    ミルトン・キーンズでPUのダイナモ部門に所属するスタッフは、時期によって3~15名と変動する。

    ダイナモ担当のエンジニアであるマーティン・プロクターは「今の職場に来てから、来週で2年になります。すごくいい時間を過ごしてきたと思います。ちょうどマクラーレンとの関係が終わったときに来たので、マクラーレンからトロロッソへの移行、そしてレッドブルへの供給開始という変化に関わることができて、私にとっては素晴らしい経験ができました」t語る。

    「こうした変化に立ち会い、それぞれのチームの違いを比較できたのは本当に興味深いことでした。我々がトロロッソとレッドブルとの協業に適応していくプロセスはとても自然な流れでした。我々にとっては苦労だと思いませんでしたし、とてもポジティブな気持ちで取り組めたと思います」

    レッドブルとのパートナーシップ開始により、ホンダは2チームへの供給体制となり、ミルトン・キーンズのダイナモ設備も拡充された。現在は、PUダイナモ1台に加えて、バッテリーのテストベッドも設置されているが、パワーユニット開発の本拠地であるSakuraではそれよりさらに多くのダイナモが稼動している。

    「ダイナモを使えば、実車を用意したりサーキットへ出向いたりすることなく、エンジンを動かすことができます。例えば、バルセロナやフランスでテストをしたいと思っても、実際に現地へ行かなくて済みますし、機器の輸送も必要ありません。ミルトン・キーンズにいながらにして、世界各国のサーキットにおける調整を行うことができますし、パワーユニットを動かして開発や信頼性向上の取り組みをすることも可能です」

    「これにはシミュレーションソフトを使っています。ソフトウェア内のモデルはレッドブルとトロロッソのエンジニアリングを統括しているレッドブル・テクノロジーの協力の下、ホンダのスタッフによって作成されます。自分たちのシャシーや空力の理解が深いパートナーを得られたことは大変いいことで、モデルを進化させ、より正確なものにしていくことができるのです。それによって、ソフトでのシミュレーションは変化し、各サーキットに合わせテストや、PUのさまざまな使用法の確認ができるようになっています」

    「したがって、バルセロナで実走をするだけでなく、かなり実際に近い形でシミュレーションが可能です。この効果はかなり高いです。また、シーズン開幕前には、ピットレーンのスピードリミッターが機能するかといった、基礎的なテストも多く行います。さらに、各センサーが正常に作動してフェイルセーフ機能が働くかというチェックもします」

    「PUのソフトウェアは特定の環境で動作するようにプログラムされていますが、実際に試してみないと、予期せぬことが起きる可能性があります。ただ、コース上での走行時間は非常に限られているので、そんなことを試す余裕はありません。だから、理論通りに動作するかを確かめるために、ダイナモをたくさん稼動させるのです」

    2つのファクトリーで担う役割は異なります。Sakuraは基礎的な開発やアップグレードのテストを中心に行う一方で、ミルトン・キーンズでは最終チェックとレースの準備を行う。

    「我々ミルトン・キーンズは、レースごとのシミュレーションと、チームや現場スタッフのサポートがメインの業務です。Sakuraにも同じ機能のあるダイナモがあり、双方でギアボックスや冷却面についても同じような仕様の設備を使い、連携して動いています」

    「レース準備のために行うタスクは、毎回膨大な量になりますが、レースの日程は変えられません。だから、日本と英国で連携してどちらかが問題を発見できるような体制になっていることはいいことで、お互いに目標達成を目指して協調しています。これによって、レースまでに必要な調査ができるんです」

    「日本と英国では時差がありますから、英国側が動く前に日本側で解決策が見つかったり、追加で調査が必要なことが発生しても、それを引き継いでその日中に解決したりすることができます。こうすることで、翌日に日本側が動き出すときには、単独で稼働するよりもより多くの情報が揃った状態になるわけです。時差は大きいので、2台のダイナモによって24時間稼働の体制を作ることができています」

    実際のコース上では、ドライバーはフライングラップに入る前にエネルギーマネジメントやタイヤなどの準備を行うチャージラップを行う必要がある。しかし、ダイナモ上のPUとは別にバッテリーのテストベッドを稼動させておけば、チャージラップなしでも走行距離換算で最高1日約650kmほどをカバーすることができる。

    「普段は、我々が出社したらSakuraとのミーティングを開きます。ミルトン・キーンズにいるダイナモ部門のトップは、話し合いに1~2時間かけてテストの状況やそれまでSakuraでどんな結果が得られたのかを把握します。大まかな計画はありますが、実際にはテストプランが日々変化していきます。したがって、我々技術者はミーティングを開きながら、ダイナモの準備も進めます」

    「準備自体にも時間がかかりますが、だいたい30~45分で稼働が可能となります。サーキット現場でも同じプロセスを踏んでいきますし、それにその間に当日の走行プランを考えます。稼働前には、その日の目標は何か、どんなことを達成したいのかをよく話し合います」

    「実施するテストに合わせて、ソフトウェアの一部に変更を加えたり、設定を調整したりすることになりますが、そうした仕事もエキサイティングです。5~6周したら、設定を変更したり、テストの結果を確認してパラメーターにどんな影響が出ているかを知る必要があります。私にとっては、そのプロセス自体がとても面白いんです」

    レースに向けた準備は、通常は前のレース翌日から始まる。ソフトウェアを操作して開催地を切り替えるのにかかる時間は5分程度。さらに、そこに気圧や気温、湿度などの情報を天気予報に基づいて入力する。

    FP3後には、パルクフェルメ・ルールによりマシンはわずかな変更しかできないので、レースウイーク中は基本的にダイナモは稼動しない。前戦のオーストリアで言うと、優勝を果たしたがそれを祝いつつ、一度レースが終ってしまえば弱点を分析し、次に向けてすぐに対処策を見出さなければならない。

    「オーストリアでの勝利は、ホンダにとって最高の結果でした。マックス(フェルスタッペン)が優勝したことは本当に素晴らしかったです」

    F1の世界で14年のキャリアがあるマーティンだが、優勝を経験したのは初めてだったそうで、月曜の午後にはファクトリーでシャンパンファイトをしていた。ただ、そうやって喜んだ後はまたすぐにダイナモへ。さらなるパフォーマンスを引き出すべく、彼もまた毎日戦っている。

  • アレクサンダー・アルボン 「ドイツが簡単なレースになるとは考えてない」

    アレクサンダー・アルボン 「ドイツが簡単なレースになるとは考えてない」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、シルバーストンでのマシンに手応えを感じているものの、今週末のF1ドイツGPが簡単なレースになるとは考えていないと語る。

    F1イギリスGPで自身2度目のQ3進出を果たしたアレクサンダー・アルボンは、ポイント圏内を走行していたものの、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生してピットストップを行うことができず、最終ラップで抜かれて入賞を逃している。

    「シルバーストンでは、その前2戦よりも明らかに競争力が増し、かなりいいマシンバランスを見つけることができた。再びQ3へ進出することができたし、全体的にマシンの感触はよかった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「ただ、だからといってドイツが簡単なレースになるとは考えていないし、また厳しい戦いになると思う。進歩はしていますし、どの部分に取り組む必要があるかも分かっているので、正しい方向に進んでいるはずだ」

    「ホッケンハイムではさまざまな思い出があるが、GP3でポールポジションを獲得し、トップを走行しているときにクラッシュしたことが思い出される。そのときは、レース2でもクラッシュしてしまった。“スタンダード”とも言えるレイアウトで、ほかのサーキットでも見られるような要素が揃っている。スタジアムセクションへ向かうコーナーをはじめ、いいコーナーが多く、観衆の雰囲気もすばらしい場所だ」

    「オーバーテイクもしやすいサーキットだ。特にヘアピンへ向かう長いストレートはいい抜きどころだ。タイヤには厳しいコースで、予選で1周のみアタックするときでも、気をつけていないとラップ終盤にタイヤが傷んでくる。舗装も古いので、再舗装がされたサーキットと比べると路面はかなり粗いはずなので、そこにも注意が必要だ」

  • ダニール・クビアト 「上昇気流に乗ったかを判断するのはまだ少し早い」

    ダニール・クビアト 「上昇気流に乗ったかを判断するのはまだ少し早い」

    トロロッソ・ホンダのダニーエル・クビアトは、前戦F1イギリスGPでポイントを獲得したものの、まだ上昇気流に乗ったかを判断するのは早いと考えている。

    前戦イギリスGPで17番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露。序盤でミディアムタイヤに交換した後、セーフティカー導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    ダニール・クビアトは、次戦F1ドイツGPが開催されるホッケンハイムはトロロッソ・ホンダに合っていると考えているが、まだ上昇気流に乗ったかを判断するのは早いと語る。

    「前回のシルバーストンでは、週末を通じて苦戦したが、レースではいい追い上げをみせてポイントを獲得できた。重要なのは、レースでは抱えていた課題を解決し、本当に力強いペースを得られたことだ。この勢いを維持して、ドイツ、ハンガリーと続く連戦に臨みたいと思う」

    「中団は僅差の戦いだが、ホッケンハイムは僕らにとても合っていると思う。すべての面で全力を尽くさなければならない。シルバーストンでのパフォーマンスで僕らが上昇気流に乗ったかを判断するのはまだ少し早いと思う。レースごとに違いがあるし、シルバーストンのコンディションは、フランスやオーストリアと全く違うものだった」

    「ドイツはおもしろい戦いになるはずだ。簡単ではないと思うが、ポイント獲得を目指してベストを尽くしていく。ホッケンハイムはカレンダーから外れた時期もあったので、僕はここ何年か走っていない。もちろん、コースは覚えているし、シミュレーターでも走った。僕はとても好きなタイプのサーキットで、長い高速コーナーはとても楽しい。昔ながらの雰囲気があるのもいいね」

    「F1ではドイツ人ドライバーが多く活躍してきたこともあって、たくさんの観衆が最高の空気を作り出してくれる。マシンのこの部分が重要になると言いきるのは難しいサーキットで、全体にバランスのいいクルマであることが求められる」

  • トロロッソ・ホンダ、タイ企業『PTTルブリカンツ』とスポンサー契約

    トロロッソ・ホンダ、タイ企業『PTTルブリカンツ』とスポンサー契約

    トロロッソ・ホンダは、タイのオイルブランド『PTTルブリカンツ(PTT Lubricants)』と新たなスポンサー契約を締結し、アレクサンダー・アルボンが同ブランドのアンバサダーに就任したことを発表した。

    今回の契約により、F1ドイツGPからトロロッソ・ホンダのF1マシン『STR14』、ドライバーのレーシングスーツにPTTルブリカンツのロゴが掲載される。

    PPTはタイ石油公社を前進とする天然ガス事業、石油事業を行うエネルギー関連企業。PTTルブリカンツは、PPTグループのオイルリテールビジネスにおける主力企業PTT Oil and Retail Business Public Company Limited (PTTOR)のブランドとなる。

    トロロッソ・ホンダは、タイの高級アップルサイダー『Moose(ムース)』とスポンサー契約を結び、アレクサンダー・アルボンがアンバサダーに就任するなど、アルボンの存在によりF1への注目が高まっている。

    アレクサンダー・アルボンは「PTTORとPTTルブリカンツに本当に感謝しているし、世界中で彼らを代表していくことを楽しみにしている。彼らのサポートと頼りにして進んでいけることは本当に重要なことだし、今後、彼らと密接に仕事をしていく機会を楽しみにしている。PTTORをトロロッソ・ファミニーに迎え入れることを本当に光栄に思っている」とコメント。

    PTTORの社長兼最高経営責任者(CEO)であるJiraphon Kawswatは「このコラボレーションは、国際的な舞台でタイの人々の可能性を実証するための我々の努力の一部です。それはまた、世界中のモータースポーツファンの目の前に現れる、タイを代表する高品質のオイルおよび潤滑剤ブランドにとっての歴史的な機会です。我々のブランド大使として、アレックスが大成功を収めることを願っています。そして、競争の結果にかかわらず、彼はどこのタイの人々の心の中で勝者となるでしょう」と語った。

  • トロロッソ・ホンダ、タイ企業『Moose』とスポンサー契約

    トロロッソ・ホンダ、タイ企業『Moose』とスポンサー契約

    トロロッソ・ホンダは、タイの高級アップルサイダー『Moose(ムース)』とのスポンサー契約を発表した。ムースはブランドアドバイアーとして同国出身のアレクサンダー・アルボンを起用する。

    今回のスポンサー契約により、トロロッソ・ホンダのF1マシン『STR14』、ドライバーのレーシングスーツ、そして、F1ドイツGP以降のアレクsサンダー・アルボンのヘルメットに『Moose Craft Cider(ムース・クラフト・サイダー)』のロゴが掲載される。

    アレクサンダー・アルボンは「ムース・クラフト・サイダーはタイの若々しく野心的なブランドであり、アンバサダーになれることができて本当に名誉なことだ。母国タイにおけるF1人気の高まっていることを示している。本当にハッピーだし、誇りに思う」とコメント。

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは「ムース・クラフト・サイダーは有名なタイのブランドであり、共に働くことを非常に誇りに思う」とコメント。

    「タイの企業がチームに投資するのは素晴らしいことだ。国内でのアレックスの人気の高まりとチームの進歩を明確に示している。アレックスがタイ出身のドライバーであることと組み合わせて、タイのパートナーを持つことは完全に理にかなっている。そして、今後数カ月の間にもっと多くのタイのファンを獲得できると思っている」

    「我々はブランドの野心に非常に感銘を受けており、タイ国内外でブランドを成長させるという目標を達成するだけでなく、より多くのタイの若手ドライバーがアレックスの足跡をたどるように奨励していきたい。今後もMooseと協力してエキサイティングな取り組みを行うことを楽しみにしている」

    サイアム・ワイナリー社のKhun Varit Yoovidhya副社長は「アレックスは、途方もない粘り強さと決意を併せ持っており、タイの若きアスリートにとっての完璧なロールモデルだ。ジュニア部門で成功を収めた後、彼はトロ・ロッソでF1のチャンスを手にした。彼の才能、スピード、そしてそのキャラクターは既に多くの人々に感銘を与えている」と語った。

  • アレクサンダー・アルボン、2020年のトロロッソ・ホンダ残留に自信

    アレクサンダー・アルボン、2020年のトロロッソ・ホンダ残留に自信

    アレクサンダー・アルボンは、2020年にトロロッソ・ホンダのF1シートを確保できるかどうについて心配していないと主張する。

    今シーズンも折り返し地点を迎え、2020年のドライバー移籍に関する噂“シリーシーズン”はすでに本格化し始めている。必然的にトロロッソ・ホンダと1年契約のアレクサンダー・アルボンも話題のひとりとなっている。

    だが、アレクサンダー・アルボンは、F1での2シーズン目にむけてトロロッソ・ホンダのF1シートに自分が値することを示さなければならないというプレッシャーは感じていないと主張する。

    F1シート喪失を心配しているかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「それほどでもない。僕はまだ自分のことに焦点を合わせている」とコメント。

    アレクサンダー・アルボンは、今年の冬にF2からF1へとステップアップ。トロロッソ・ホンダの決断が遅れたこともあり、日産とフォーミュラE契約を結んでいた。

    アレクサンダー・アルボンは、10戦中3戦で入賞を果たし、15ポイントを獲得。まだ急な学習曲線にいると認める。

    「僕はまだかなりルーキーだと思っている」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「ここまでのシーズンには満足しているけど、焦点はポイントに戻ることにある」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「毎週末は、ドライバーとして改善し、フィードバックとマシンに関する知識を改善しようとしている」

    「序盤は大量のことを一度に学習していた思うし、今ではより微調整している」

    アレクサンダー・アルボンは、F1カーは以前のレース経験と比較してうまく機能させられるようになるまでにしばらく時間がかかっていると認める。

    「このクルマは非常にダウンフォースが大きい。F1ではグリップを失うと、多くのタイムを失う。特にリアタイヤのグリップを失えば、かなりのラップタイムを失ってしまう」

    「フロントエンドのグリップはかなり気に入っているし、バランスを正しくとることは非常に重要だ」

    「僕はマシンで何をしたいのか、マシンに何が適しているのかわからないような不明確な領域にいるようなものだった。今、自分の選択についてもう少し自立している」

    「クルマに乗っていて安定性はあまり気にいっていない。クルマが動きまわるのは気なっていないけど、それが常に最速の方法とは限らない」

    「今、自分がクルマに何が望んでいるかをわかっているし、速く走るにはクルマに何が必要かをわかっている。タイヤマネジメントとタイヤ準備についてのほんの小さなことだ」

    「パフォーマンスには満足している。とにかくそれを維持したい。クルマに慣れ、学習し、それを次のレースに適用していきたい」

    アレクサンダー・アルボンは、F1への突然の昇進後、F1パドックでよりリラックスを感じていることが助けになっていると語る。

    「今はF1をとても快適に快適に感じている。ますますノーマルなことになってきているし、よりリラックスしている」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「最初は少しエッジが効いていたけど、今はもっと落ち着いた気分になっている。リズムを掴んでいるし、予選についてもストレスが少なくなっている。落ち着くことができているし、全体の雰囲気をかなり快適に感じている」

    「エンジニアとチームは素晴らしい仕事をしてくれている。それには本当に満足している」

  • トロロッソ・ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダチームは、2019年のF1イギリスGPの決勝レースで、ダニール・クビアトが9位、アレクサンダー・アルボンが12位でレースを終えた。

    ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)
    「今日のレースはかなり波乱含みで、ポイントを獲得できたとはいえ、もっとうまくやれたのではないかという疑問を投げかけている。アレックスは素晴らしい走りを披露した。様々な点でピット戦略の選択肢が制限され、レースをとしてマシンのあらゆるトラブルに対処しなければならなかったので特にそう思う」

    プライムタイヤをしっかりと管理したものの、レース終了から2周で終わってしまい、ヒュルケンベルグを抑えきれなかった。ダニーのレースはそこまで波乱は少なく、セーフティカー中にベースタイヤに交換するチャンスを生かし、レースの残り3分の1で攻撃できる状態に持ち込めたが、残念ながら、キミを追い抜くには時間が足りなかった。ここでは期待していた以上にマシンからパフォーマンスのレベルを引き出せていたので、その点についてはポジティブだが、ミッドフィールドが僅差であることを考えれば、ミスを犯す余地はないし、積極的に開発を続けていかなければならない」

    ダニール・クビアト(9位)
    「今日のレースにはとても満足している。正直、後方グリッドからのスタートだったため、あまり期待はしていなかった。このレースウイークを通して思ったようにリズムがつかめず、マシンのバランスにも苦戦をしていたが、今日は必要なときにマシンのポテンシャルをすべて引き出すことができた。昨日セットアップの方向性を見出すことができたおかげで、マシンの感触が著しく改善した。レース後半は、ライコネン選と8番手争いのバトルを楽しむことができた。残念ながら残り周回数が足りず、仕掛けるチャンスがあまりないまま終わってしまった。ここ最近悔しいレースが続いていたので、この大会で2ポイントを獲得できたことはとてもいい結果となった」

    アレクサンダー・アルボン(12位)
    「タイヤのマネージメントが難しい一戦だった。あのセーフティカーのタイミングがラッキーに働いたドライバーもいれば、そうでなかったドライバーもいた。マシンに問題を抱えており、ピットインもできなければマシンにも触れず、他チームがタイヤ交換をする中で走行を続けなくてはならない状況だった。フラストレーションのたまるレースだったが、そういうときもあるのだと自分に言い聞かせて、次戦に向けて気持ちを切り替えたいと思う」

  • トロロッソ・ホンダ 「期待以上にマシンからパフォーマンスを引き出せた」

    トロロッソ・ホンダ 「期待以上にマシンからパフォーマンスを引き出せた」

    トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。

    ポイント圏内にいたアレクサンダー・アルボンは、セーフティカー導入時点でスタート時のソフトタイヤからミディアムタイヤに交換を済ませていたが、戦略的にはもう1度タイヤ交換が必要だった。

    しかし、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行うことができなかった。それにもかかわらず、アルボンは最終ラップにパスされるまでポジションをキープし、11位フィニッシュというあと一歩でポイント獲得という健闘を見せた。

    「今日のレースはかなり波乱含みで、ポイントを獲得できたとはいえ、もっとうまくやれたのではないかという疑問を投げかけている」とジェディ・エギントンはコメント。

    「アレックスは素晴らしい走りを披露した。様々な点でピット戦略の選択肢が制限され、レースをとしてマシンのあらゆるトラブルに対処しなければならなかったので特にそう思う。プライムタイヤをしっかりと管理したものの、レース終了から2周で終わってしまい、ヒュルケンベルグを抑えきれなかった」

    チームメートのダニール・クビアトは、後方グリッドから着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露した。序盤でミディアムタイヤに交換した後、セーフティカー導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    「ダニーのレースはそこまで波乱は少なく、セーフティカー中にベースタイヤに交換するチャンスを生かし、レースの残り3分の1で攻撃できる状態に持ち込めたが、残念ながら、キミを追い抜くには時間が足りなかった」

    「ここでは期待していた以上にマシンからパフォーマンスのレベルを引き出せていたので、その点についてはポジティブだが、ミッドフィールドが僅差であることを考えれば、ミスを犯す余地はないし、積極的に開発を続けていかなければならない」

  • ダニール・クビアト、9位入賞 「正直、あまり期待はしていなかった」

    ダニール・クビアト、9位入賞 「正直、あまり期待はしていなかった」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1イギリスGPの決勝レースで9位入賞を果たした。

    17番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露した。序盤でミディアムタイヤに交換した後、セーフティカー導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    「今日のレースにはとても満足している。正直、後方グリッドからのスタートだったため、あまり期待はしていなかった」とダニール・クビアトはコメント。

    「このレースウイークを通して思ったようにリズムがつかめず、マシンのバランスにも苦戦をしていたが、今日は必要なときにマシンのポテンシャルをすべて引き出すことができた。昨日セットアップの方向性を見出すことができたおかげで、マシンの感触が著しく改善した」

    「レース後半は、ライコネン選と8番手争いのバトルを楽しむことができた。残念ながら残り周回数が足りず、仕掛けるチャンスがあまりないまま終わってしまった。ここ最近悔しいレースが続いていたので、この大会で2ポイントを獲得できたことはとてもいい結果となった」