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  • トロロッソ・ホンダ:惜しくも入賞を逃す / F1オーストリアGP

    トロロッソ・ホンダ:惜しくも入賞を逃す / F1オーストリアGP

    トロロッソ・ホンダは、F1オーストリアGPの決勝レースでピエール・ガスリーが終盤タイヤに苦しめられ8番手から後退して11位、ブレンドン・ハートレーが55周目にマシントラブルでリタイアという結果に終わった。

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPは、現地時間午後3時10分から決勝レースが行われた。気温22℃、路面温度48℃、日差しも強くこの週末一番の好天ですが、路面温度の上昇でタイヤには厳しいコンディションとなった。

    トロロッソ・ホンダは、予選12番手のピエール・ガスリーが6列目からのスタート。ブレンドン・ハートレーは、予選終了後パワーユニット交換を行い、グリッド降格ペナルティーを科されたが、ピットスタートのペナルティーを科せられたマシンが出たために、予選順位通りの10列目19番手からのスタートとなった。なお、パワーユニット交換はトラブルによるものではなく、予選結果と今後のパワーユニット使用予定を踏まえた戦略的なもの。2台ともに、スーパーソフトタイヤを選択し、レースはスタートした。

    1周目にピエール・ガスリーは他車と接触し、ポジションを14番手に落とす。ブレンドン・ハートレーは1周目を18番手で終えた。10周を過ぎ、トラブルでストップする上位車が出て、ガスリーは12番手、ハートレーは16番手となる。16周目、ストップしたマシンの回収のためにバーチャルセーフティカーが導入され、このタイミングで多くがタイヤ交換を行った。ガスリーもピットインし、ソフトタイヤに交換、ハートレーはピットインせず、13番手にポジションを上げた。

    15番手でコースに戻ったピエール・ガスリーは、その後上位車のピットインやオーバーテイクなどで25周目には13番手となる。27周目に、12番手のハートレーとポジションを入れ替え、ガスリー12番手、ハートレー13番手でレースは後半戦に入った。

    後半になると、タイヤの摩耗により2回目のピットインを行うマシンやストップするマシンが出始め、トロロッソ・ホンダの2台は徐々にポジションを上げた。46周目にはガスリーが10番手となり入賞圏内に入り、54周目には9番手に浮上した。その時点でまだタイヤ交換を行わずに10番手を走行していたハートレーだが、54周目に車体のトラブルによりでスローダウンしストップ、その場でリタイアとなった。

    9番手を走行していたピエール・ガスリーだが、スタート直後の他車との接触の影響もあり、レース終盤、タイヤの状態が厳しくペースが上げられない。残り10周を切って後続の追い上げが激しく迫り、上位車のストップで8番手まで上げたポジションを守りきることはできなかった。64周目、65周目に3台にパスされ11番手に後退し、レースをフィニッシュした。

    第10戦 F1イギリスGPは、シルバーストン・サーキットで7月6日(金)~8日(日)に行われる。

    ピエール・ガスリー (11位)
    「僕にとってこれまでで一番難しいレースだったように思います。1周目のターン3でストフェル(バンドーン)と接触したことでフロアに大きなダメージを負い、どのコーナーでもマシンがスライドしていました。ポイント獲得に向けて全力を尽くしましたが、ドライブはかなり困難で、終盤にはタイヤのグリップがなくなってしまいました。今週末は空力パッケージのアップデートを投入しましたが、フロアの損傷によってダウンフォースを失ったので、その効果をきちんとは見極められませんでした。今日は、残り数周まで8番手につけており、ポイント獲得のチャンスが目前だったので残念ですが、ポテンシャルは示せました。来週のシルバーストンに向けて切り替え、さらに前進しなければなりません」

    ブレンドン・ハートレー (リタイア)
    「昨日の予選から空力バランスを変更したことで、今日はかなり乗りやすくなりました。レース序盤はザウバーの2台に苦しみましたが、周回が進んでタイヤが摩耗してもペースを失わず、より強さを発揮できたと思います。ポイント獲得は難しかったかもしれませんが、競り合っていたエリクソン選手が9位に入っているので、完走できていればと残念に思っています。今日はタイヤマネジメントの部分で強みがあったのですが、マシンのリアで問題が起きてしまいました。リアに振動があったので、最初はパンクかと思いましたが、原因ははっきりしていません。今晩それを突き止め、次戦のシルバーストンにはさらに強化して臨めればと願っています」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「ハートレー選手はタイヤを上手にマネジメントしながら、入賞圏内を走行していましたが、車体側のトラブルによりリタイアとなってしまいました。ガスリー選手もレース終盤までポイント圏内に踏みとどまっていましたが、最後の数周でタイヤ性能の限界を迎え、入賞を逃しました。非常に残念なレースとなりましたが、来週金曜にはまたイギリスGPが始まります。シルバーストン・サーキットは我々のミルトン・キーンズの拠点からもすぐですし、その意味でホームレースとなるため、もう一度ポイント獲得に向けてチャレンジしたいと思います」

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  • ホンダF1、“戦略的”理由でハートレーのパワーユニット一式を交換

    ホンダF1、“戦略的”理由でハートレーのパワーユニット一式を交換

    ホンダF1は、F1オーストリアGPの決勝にむけて“戦略的”な理由でブレンドン・ハートレーに新品のパワーユニットを搭載することを明らかにした。

    ブレンドン・ハートレーはすでに年間のパワーユニット使用数の上限に達しているおり、新品に交換するとグリッド降格ペナルティを科せられる。

    しかし、ブレンドン・ハートレーは予選を19番手で終えており、グリッド降格ペナルティを科せられても大きな影響を受けないため、ホンダF1はハートレーに新品のパワーユニット一式を搭載することを決定した。35グリッド降格ペナルティを科せられる。

    ホンダF1は「レースに先立ち、我々はブレンドンのクルマのパワーユニットのすべてのコンポーネントを交換している」とコメント。

    「これは彼が予選で最後列だったことを考えての戦略的な理由によるものだ。土曜日のパワーユニットに技術的な問題はなかった」

    ブレンドン・ハートレーは、F1オーストリアGPのフリー走行3回目に新型のフロントウイングを壊したことで、スペアパーツがなかったため、旧スペックのウイングで挑み、Q1敗退を喫している。

    「P3でフロントウイングにダメージを負ったので、予選では旧スペックのウイングを使った。スペアパーツがなかったためっだが、それにより今日は新しいスペックと古いスペックの両方のウイングを装着して走ることになった。ピエールは今日いい結果だったし、新しいウイングを装着していればコンマ3秒縮めてQ2に進出できていたかもしれない」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「予選の最後のラップはスリップストリームを得るために前のマシンに近きすぎてしまったこともあり、クリーンラップではなかった。中団は均衡しているし、コンマ1秒早ければQ2に進出できたと思う。19番手という結果にはがっかりしているけど、明日はいい結果を目指して戦う」

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  • トロロッソ・ホンダ:F1オーストリアGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1オーストリアGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1オーストリアGPの予選でピエール・ガスリーが12番手、ブレンドン・ハートレーは19番手だった。

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPは2日目を迎え、プラクティス3と予選が行われた。前日までの雨模様から天候は回復したが、雲は厚く気温も20℃をやや上回るコンディションで、2日目が始まった。

    正午からプラクティス3が始まり、トロロッソ・ホンダの2台は、ともにウルトラソフトタイヤでのセッティングと予選に向けたシミュレーションを行う。セッション終盤、2台はニュータイヤに履き替えてアタックを開始。ピエール・ガスリーが1分05秒264と自己ベストタイムを更新し12番手。ブレンドン・ハートレーも自己ベストの1分05秒705をマークし17番手でプラクティスを終えた。

    雲の切れ間から日差しものぞく午後3時、気温24℃、路面温度34℃のコンディションで予選が開始された。Q1ではハートレーが先にアタックに入るが、1回目のアタックは1分05秒871とP3のタイムを更新できなかった。ガスリーは1回目のアタックは1分05秒190、2回目で1分05秒011とタイム更新を続け、13番手でQ2進出を果たした。2回目のアタックで1分05秒366と、自己ベストを更新したハートレーだったが、その時点で15番手。セッション終盤に3回目のアタックに出すが、タイムアップは果たせず19番手でQ1敗退となった。

    Q2最初のアタックで、ピエール・ガスリーは1分04秒874とタイムアップする。しかし、2回目のアタックではそのタイムをさらに上回ることはできず、12番手でセッションを終え、僅差でQ3進出を逃した。

    決勝レース、ピエール・ガスリーは6列目12番手から、ブレンドン・ハートレーは10列目19番手からスタートし、ポイント獲得となる10位以内を目指してレースに挑む。

    F1オーストリアGPの決勝レースは7月1日(日)午後3時10分(日本時間午後10時10分)にスタートする。

    ピエール・ガスリー (12番手)
    「先週のポール・リカールよりも競争力が高いと思いますし、いい1日になったとポジティブにとらえています。Q3に進出したドライバーと競い合うにはさらなる努力とパフォーマンスの向上が必要ですが、今のマシンのポテンシャルを出し切り、いいタイムが出せたと思っているのでハッピーです。マシン、特にシャシーの感触はいいのですが、ストレートスピードではメルセデスやフェラーリに及ばないのは確かです。ですので、前進はできたものの、まだやるべきことはあります。12番グリッドからスタートするのは、タイヤ選択の自由もありますし、悪くはないと思っています」

    ブレンドン・ハートレー (19番手)
    「Q1で敗退しましたし、ピエールよりもコンマ3秒遅かったので、いい予選だったとは言えません。レースウイークはここまで順調とは言えず、昨日試した新しいエアロのアップデートもプランどおりには進みませんでしたが、今日はそれを改善できました。P3でフロントウイングにダメージを負ったので、予選では旧スペックのウイングを使いました。スペアパーツがなかったためですが、それにより今日は新しいスペックと古いスペックの両方のウイングを装着して走ることになりました。ピエールは今日いい結果でしたし、新しいウイングを装着していればコンマ3秒縮めてQ2に進出できていたかもしれません。予選の最後のラップはスリップストリームを得るために前のマシンに近きすぎてしまったこともあり、クリーンラップではありませんでした。中団は均衡していますしコンマ1秒早ければQ2に進出できたと思います。19番手という結果にはがっかりしていますが、明日はいい結果を目指して戦います」

    ジェームス・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「昨日の結果からも分かるとおり、我々がいる中団は非常に接戦になっています。その中では、ハースが今週末いい走りをしていて、中団の中では一歩リードしていると言わざるを得えません。ここはショートサーキットですし、頑張り次第で抜け出せると思っています。P3ではブレンドンのマシンがいいバランスで、ピエールはそこまでではありませんでしたが、予選に向けて徐々に改善していくことがでしました。Q3進出は簡単ではありませんが、今日は達成できる可能性がありました。コンマ1~2秒で結果は大きく変わると思っていましたが、正にそのような結果になりました。ピエールはQ2の2回目のアタックでタイムアップができませんでしたが、彼はできるだけのことはしましたし、あれが限界だったと思います。前のオコン選手との差は0.03秒、10番手との差はコンマ2秒以下だったので本当に残念でした。金曜日の結果からも分かりますが、12番手ということでスタート時のタイヤを自由に選べることは、このサーキットではアドバンテージになりますし、明日は10位以内を目指して戦います。ブレンドンはP3でセットアップを煮詰めましたが、予選ではこちらも僅差で19番手という結果になりました」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はQ3進出を狙っていましたが、ガスリー選手があと少しのところでQ2敗退となったことは残念でした。プラクティスでのロングランペースは悪くないので、ここからチームと一緒に綿密にレース戦略を練り、明日はポイント獲得に向けていいレースができればと思います」

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  • トロロッソ・ホンダ 「10位以内を目指して戦う」 / F1オーストリアGP

    トロロッソ・ホンダ 「10位以内を目指して戦う」 / F1オーストリアGP

    スクーデリア・トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーが、F1オーストリアGPでのトロロッソ・ホンダの予選を振り返り、「明日は10位以内を目指して戦う」と力強く語った。

    トロロッソ・ホンダは今週末のF1オーストリアGPにシーズン開幕前から計画していた新しいフロントウイング、バージボード、フロア、ブレーキダクを含めた大幅な空力アップデートを持ち込んでいる。

    新しい空力パッケージを手にしたピエール・ガスリーは、Q2進出を果たし、10番手から0.198秒差の12番手で予選を終了。フリー走行3回目に新しいフロノトウイングを壊したブレンドン・ハートレーは、スペアパーツ不足から旧スペックのウイングで予選を戦うことになり、Q1で敗退して19番手だった。

    「昨日の結果からも分かるとおり、我々がいる中団は非常に接戦になっている。その中では、ハースが今週末いい走りをしていて、中団の中では一歩リードしていると言わざるを得えない」とジェームス・キーはコメント。

    「ここはショートサーキットだし、頑張り次第で抜け出せると思っている。P3ではブレンドンのマシンがいいバランスで、ピエールはそこまでではなかったが、予選に向けて徐々に改善していくことができた」

    「Q3進出は簡単ではないが、今日は達成できる可能性があった。コンマ1~2秒で結果は大きく変わると思っていましたが、まさにそのような結果になった」

    「ピエールはQ2の2回目のアタックでタイムアップができなかったが、彼はできるだけのことはしたし、あれが限界だったと思う。前のオコン選手との差は0.03秒、10番手との差はコンマ2秒以下だったので本当に残念だった。金曜日の結果からも分かりるが、12番手ということでスタート時のタイヤを自由に選べることは、このサーキットではアドバンテージになるし、明日は10位以内を目指して戦う」

    「ブレンドンはP3でセットアップを煮詰めたが、予選ではこちらも僅差で19番手という結果になった」

    トロロッソ・ホンダは、F1オーストリアGPの決勝レースをピエール・ガスリーが6列目12番手から、ブレンドン・ハートレーは10列目19番手からスタートし、ポイント獲得となる10位以内を目指してレースに挑む。

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  • トロロッソ・ホンダ F1特集:フランツ・トストの力

    トロロッソ・ホンダ F1特集:フランツ・トストの力

    F1で“ホームレース”と言えば、ドライバーやチームの母国グランプリを思い浮かべる人が大半だ。しかし、チームの一員として働く人々にとっても、自国開催の大会はホームレースとなる。

    今週末のオーストリアGPはレッドブルグループにとってのホームレースだが、トロロッソにもシュピールベルクのサーキット(現レッドブル・リンク)で長い時間を過ごした、誇り高きオーストリア人がいる。そう、チーム代表のフランツ・トストだ。

    「オーストリアで、さらにはシュピールベルクで私のF1キャリアが始まったのだから、当然、特別な思い入れがあるよ」とフランツ・トストは語る。

    「シュピールベルクでは、Walter Lechnerレーシングスクールのインストラクターとして、長い年月を過ごしたんだ。だから、ここに来ると、すべてが始まった原点に帰ってきたような、まさに“ホーム”にいる気持ちになるんだよ」

    「サーキットもすごく特別だね。地形の起伏を利用し、自然に溶け込んだ様は素晴らしいよ。近年使用されている短いコースレイアウトも気に入っているけど、かつての高速コーナーが並ぶロングコースも知っている。とてもエキサイティングな気分でレースウイークを迎えることになるね」

    「サーキットを全面改修して再びグランプリを開催できるようにしてくれた、レッドブルとその創業者のディートリッヒ・マテシッツには、本当に感謝しているんだ。全域が綺麗だから、戻ってくるのがいつも楽しみだよ」

    フランツ・トストにとってシュピールベルクは、懐かしい顔ぶれに会えるだけでなく、F1チーム代表という職にたどり着くまでのルーツを振り返る場所でもある。

    「昨年は、私がフォーミュラ・フォードに参戦していたころの仲間たちに会ったんだ。オーストリアのレース界は全然動きがなくて、彼らになにがあったのか尋ねたら、『みんな資金がないんだ』と言うから、『我々のときはもっとなかったじゃないか!』と言ってやったよ」

    「逆立ちしてもなにも出てこないくらいだったんだよ! 恥ずかしいけれど、そんな状況だった。でも、こうやって昔の仲間に会って、モータースポーツのことを語り合えるのはうれしいものだね」

    イタリアのチームを率い、日本製のパワーユニットで戦うフランツ・トストだが、やはり自身のホームグランプリではいいパフォーマンスを発揮したいと願っており、さまざまな面で施したマシンの改善が功を奏することを期待している。

    「余計なプレッシャーはかからないけど、もちろん、さらなるモチベーションにはつながるよ。チームがいいパフォーマンスを見せてくれることを期待している。オーストリアには空力のアップグレードをいくつか持ち込む予定で、向上が見られると思うよ。ホンダもカナダで新しいエンジンを投入してくれたので、ストップ&ゴー型のオーストリアではその効果を発揮できるだろう。だから、今週末はいいパフォーマンスを見せられる自信があるよ」

    トロロッソ・ホンダは絶え間なくパフォーマンスを追求しているが、フランツ・トストの自信は、シーズンこれまでで出せたバーレーンやモナコのような結果に基づいている。この2レースで、チームは達成できるレベルが高いことを示した。次なるチャレンジは、こうしたパフォーマンスを恒常的に発揮できるようになることだ。

    「確かに、浮き沈みはある。バーレーンでは素晴らしいレースで4位を勝ち取ったし、モナコでも7位に入れた。一方で、バクー、中国、バルセロナではいいレースができなかった。シーズン残りの戦いでは、いいバランスを見つけて、少なくとも1台はQ3へ進んでポイントを取る。これが目標なんだ」

    「現実的に考えれば、バーレーンでは7位だったはずだ。しかし、キミ(ライコネン選手、フェラーリ)と、レッドブルの2台が完走できなかった。普段は我々より上位にいるこの3台のリタイアによって、4位という結果が手に入ったんだ。予選でも、ピエール(ガスリー)が6番手タイムといいパフォーマンスを見せられて、ルイス(ハミルトン選手、メルセデス)がギアボックス交換ペナルティーを受けたことで5番グリッドからスタートしたが、こうやって上位集団に入ることができれば、順位も守りやすくなる」

    「モナコでは、ほぼ全車が完走した中で7位という好結果を得られたから、我々はこのレベルで戦うことができるはずなんだ」

    約2週間前には、2019年シーズンからホンダがレッドブルにもパワーユニットを供給することが発表された。しかし、トロロッソとホンダも、タッグを組んでまだ8戦。フランツ・トストは、ワークスパートナーとして戦ったシーズン序盤をどのように見たのだろうか。

    「ホンダとは本当にいい関係でやれていて、初めから緊密に連携できている。昨年末の段階では数回しか会えなかったが、プログラムを開始してからは膝を突き合わせて話し合えている。ホンダも我々もかなりのハードワークをしてきたよ」

    「昨シーズンですら、ホンダは見た目の結果ほど悪くなかったんだ。少なくとも私の目にはそれが明らかだった。だから、今年のパフォーマンスがいいのも驚きではないよ。そして、来年さらに上のレベルにいけるようにハードワークを続けている。レッドブル・レーシングとも組むようになれば、レースで勝てると私は確信している。いずれ分かると思うよ」

    「ワークスパートナーになったことで、チームはすごく助けられているんだ。我々にとっては全く新たな環境が手に入ったんだよ。それまではパワーユニットと電装系の部品を受け取って、マニュファクチャラーに『はい、どうぞ。これを搭載してくださいね』と言われるだけだった」

    「それが今では、ホンダとトロロッソのデザイナーが突き詰めて議論し、すべてのパーツの配置でベストなバランスを探ることができるんだ。重量配分、空力的な観点、信頼性、冷却など、さまざまな観点から検討している。本当にすばらしいし、重要な進歩だよ。ここにレッドブル・レーシングも加われば、さらに大きくパフォーマンスを向上させられると思う」

    フランツ・トストの見通しが明るいのは、ホンダのこれまでの歩みが理由であるとも考えているう。現行のV6エンジンレギュレーションが導入され、最後発のマニュファクチャラーであるにもかかわらず、ホンダは参入からここまでで一番大きな進化を見せ、それが将来も続いていくと期待している。

    「我々は、ほんの少しずつだけど、全体的に進歩できている。一部でなく、全体なんだ。これが、パワーユニットとシャシーを融合させる最善のかたちだと考えているよ。パワーユニットマネージメントについても、両者ともに大きく前進している。MGU-K、MGU-H、バッテリーにエンジン、それぞれの使い方を議論し、ベストなかたちで取り組めているんだ」

    「もちろん、これはまだ途中経過にすぎないし、すべてのマニュファクチャラーがパフォーマンス向上を目指して懸命に取り組んでいる。特に、メルセデスは現行レギュレーションが導入される早い段階から開発に集中して、大きなアドバンテージがある。どのマニュファクチャラーもこの1年で追い付くのは難しいだろう。でも、フェラーリはそれができると示してくれたし、私はホンダにも可能だと思っているよ」

    そして、カナダで投入されたアップグレードには、フランツ・トストもかなりポジティブな手応えを得たようで、「大満足だよ。彼らは『0.3秒向上できる』と見通しを話してくれて、それがそのまま実現したんだ」と喜んでいる。

    シーズンが中盤に差し掛かったところで2019年のレッドブルとホンダの契約が発表され、話題の中心となった。トロロッソは影が薄くなったようにも見えるが、フランツ・トストは自分たちにもメリットがあると感じている。

    「多くの相乗効果が見られるはずだよ。今季は自前のギアボックスを使用しているけど、来年はレッドブルと共通のリアエンドを採用できる。これによって資金とリソースをほかの部分に振り向けて、パフォーマンス向上に注力できるんだ。楽しみでしょうがないよ」

    「ルノーエンジンのときにもこうした取り組みはあったけど、その最中にマニュファクチャラーが変更になった。エンジンが違えば、シナジーを出すのは難しいんだ。ギアボックスのフィッティングポイントや、排気のシステムなども異なるからね」

    チームはワークスとして1年の経験を積んだのち、レッドブルとトロロッソ、そしてホンダの新たな取り組みが始まる。フランツ・トストは、来季をチーム史上最高のシーズンにしようと目論んでいる。創設以来12年間で、コンストラクターランキングは6位が自己ベストだった。

    「トロロッソの目標は、中団最上位だ。もちろん、それはドライバーの経験値に左右されることではある。ドライバーは重要なファクターなので、来年だれが乗るかを知る必要はあるし、チームの順位もそこで予想することができる」

    「すべてがうまくかみ合えば、ルノーやマクラーレンといったチームの上を行くことができるはずさ。簡単なことではないが、それは可能なんだ」

  • トロロッソ・ホンダ 「今週末の結果が今後の開発の方向性を左右する」

    トロロッソ・ホンダ 「今週末の結果が今後の開発の方向性を左右する」

    トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、今週末のF1オーストリアGPに導入した新しい空力アップデートのパフォーマンスが今後の開発の方向性を左右することになると語る。

    今年、ホンダとのパートナーシップを開始したトロロッソは、第2戦バーレーンGPで4位入賞を果たすなど、これまでのところは励みになるパフォーマンスをいくつか披露している。

    現在、トロロッソ・ホンダはコンスウトラクターズ選手権で8位だが、残り13戦で5位のマクラーレンとの差は21ポイントと十分に挽回が可能なポジションにつけている。

    トロロッソ・ホンダは今週末のF1オーストリアGPにシーズン開幕前から計画していた新しいフロントウイング、バージボード、フロア、ブレーキダクを含めた大幅な空力アップデートを持ち込んでいる。

    昨年、トロロッソは相関関係にいくつか問題を抱えており、アップデートで常に期待していたゲインを届けられていたわけではなかった。

    F1オーストリアGPの金曜フリー走行では、ブレンドン・ハートレーのマシンに新しい空力パッケージを搭載。ハートレーはFP1で19番手タイム、FP2で17番手タイムと目立ったラップタイムは記録していなかったが、初日のプラクティスでの走行は、トロロッソの技術チームを笑顔にさせているようだ。

    トロロッソのテクニカルディレクレターを務めるジェームス・キーは「最初の兆候としては、概ね予想していたとおりだ」と Formula1.com にコメント。

    「シーズン後半の指標となる実験的なものがいくつか試さなければならなかった。我々はここがその最適なオプションであると決めた」

    「現在のところ、残りのパッケージは期待通りに機能しているように思う。今夜、多くのことを詳しく調査していかなければならない」

    「セッションはややストップ/スタートなものとなったし、我々はそれらのすべてを考慮して分析していかなければならない。今日のバランスはコンディションに大きく左右されていたし、それが空力に関連したものではなく、コンディションに関連したものだったかを確認する必要がある。やらなければならない作業は多くあるが、すべて問題ないことを祈っている」

    ジェームス・キーは、今週末のF1オーストリアGPでパッケージがどのように機能するかが今週末以降の開発の方向性を大きく左右することになると語る。

    「ここで行った変更から期待していた指標を得ることができれば、今後進めていくための合理的なプラットフォームを得られる。より多くのポテンシャルを秘めていると考えているからね。だが、まずは我々がどの位置にいるかを見てみよう」

    「我々が学んだものをベースとした他のものも入る予定だ。例えば、次戦シルバーストンでも何らかのものが投入される」

  • トロロッソ 「レッドブル・レーシングとならホンダは勝てる」

    トロロッソ 「レッドブル・レーシングとならホンダは勝てる」

    トロロッソ・ホンダのチーム代表を務めるフランツ・トストは、現在のワークスパートナーであるホンダが2019年からレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給するのは“素晴らしいニュース”だと語る。

    今年、ホンダと組むことチームとして初めてワークスステータスを得たトロロッソだが、2019年からレッドブルグループのメインチームであるレッドブル・レーシングがホンダと契約したことで、レッドブル・レーシングの方が優先されるとの見方が強い。

    フランツ・トストは、レッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載することは“素晴らしいニュース”であり、ホンダはトロロッソとでは難しい勝利をレッドブル・レーシングとであれば実現できるはずだと語る。

    「素晴らしいニュースだ。我々はこれを本当に楽しみにしている」とフランス・トストはコメント。

    「ホンダのような企業はレースに勝たなければならない。トロロッソにはF1でレースに勝つためのインフラがないので、我々と勝つのは難しいと思うし、レッドブル・レーシングは完全に正しいパートナーだ」

    「レッドブル・テクノロジーとの相乗効果は高まるので、トロロッソはそこから利益を得られる。来年、我々はレッドブル・テクノロジーの完全なリアエンドを得る。したがって、我々もパフォーマンスを改善できると確信している」

    「現在、我々はすべてのベンチテストやあらゆることに非常に深く関与している。我々はリソースなどは非常に低く限られているが、実際に我々の側で多くの作業が行われている。今後、それがレッドブル・テクノロジーで行われることにより、我々は他のパフォーマンスの差別化要因にリソースを回せるし、それはトロロッソにとってかなり重要なことだ」

    「最終的には3つ全てのパートナーがそれを最大限に生かし、この協力から利益を得ると思っている」

    F1バーレーンGPで4位入賞を果たしたトロロッソ・ホンダは、F1モナコGPでも7位入賞を果たすなど、力強いパフォーマンスを披露する一方で、過去2レースではノーポイントと苦戦を強いられている。

    今週末のF1オーストリアGPへの期待について質問されたフランツ・トストは「それほど良くなかったいくつかのレース、特にクラッシュなどに巻き込まれた過去数戦の後、ここオーストリアでは成功のパートに戻ることを期待しているし、ここオーストリアと今後数戦についてはポジティブに考えている」とコメント。

    「我々は空力面でいくつか新しいアップグレードを持ち込んだ。それはかなりうまく機能しているうっようだし、ホンダはカナダですうでに新しいアップグレードを持ち込んでいる。したがって、我々にはかなり競争力のあるパッケージがあると思う」

    「フリー走行を見れば、少なくとも1台はQ3に進出できると思っている」

  • トロロッソ・ホンダ:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1オーストリアGP初日のフリー走行ピエール・ガスリーがP1で10番手、P2ではトラブルが発生するも9番手で終了。ブレンドン・ハートレーは順調に周回を重ねてセッティングを進め、P2は17番手だった。

    2018年のF1世界選手権 第9戦オーストリアGPの初日フリー走行が、レッドブル・リンクで行われた。当日は、朝方まで降り続いていた雨が上がったものの雲は厚く、気温もあまり上がらないコンディションの中で、P1とP2が行われた。

    午前11時、気温19℃、ドライコンディションで迎えたP1で、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーはともにスーパーソフトタイヤを装着して走行。パワーユニットやマシンのセッティングのプログラムを順調に消化した。パワーユニットとしては、サーキットの特性に合わせたセットアップを進める一方で、エアロのアップデートを投入したブレンドンの車体側の調整も進めた。このセッションで、ガスリーは1分06秒394で10番手、ハートレーは全マシン中最も多い45周を走行し、1分06秒871で19番手につけた。

    P2は、気温21℃、路面温度27℃、降水確率60%というコンディションの中、午後3時からスタート。このセッションでもスーパーソフトタイヤで走行した2人は開始早々からべストタイムを更新し、ガスリーが1分05秒758、ハートレーが1分06秒332をマークする。セッション中盤にはウルトラソフトタイヤでのアタックシミュレーションを行ったが、アタックラップでガスリー車のシャシーにトラブルが起こり、最終コーナーでコースオフしたため、マシンをストップ。チームはマシンをピットに戻し、修復作業を行った。迅速なチームの対応により、ガスリーはセッション残り20分を切った時点で再びコースインし、走行を続けることができた。ハートレーはウルトラソフトタイヤでタイムアップを果たすことはできなかったが、ロングランのプログラムを順調に消化。プラクティス2はガスリーが9番手、ハートレーが17番手で終了した。

    F1オーストリアGPの2日目は、30日(土)の正午(日本時間日午後7時)よりP3、午後3時(日本時間午後10時)より予選が行われる。

    ピエール・ガスリー (9番手)
    「シュピールベルクでの初日はポジティブなものとなりました。両セッションでトップ10入りできましたし、マシンの手応えも良好です。この勢いを明日の予選でもキープしたいです! ですが、初日の速さを結果に繋げることができなかったフランスGPのようにならないようにしたいと思っていますので、着実にマシンの改善を続けていきます。ここは一周が短く、ほかのマシンとの差もわずかですしね。P2では少し車体にダメージを負ってしまったのですが、メカニックたちがすばらしい仕事をしてくれ、セッションが終わる前にトラックに戻ることができました。明日の予選ではもっといいパフォーマンスを発揮するべく、今夜はチームと共に作業を続けます」

    ブレンドン・ハートレー (17番手)
    「オーストリアでの初日は、特に大きなトラブルなく終えることができました。ほかのマシンに比べ、少しペースが劣っているので、今夜はそこの改善に取り組みます。マシンのバランスにはまだ満足できていません。理想とするかたちに持っていくために、今夜は多くの作業をこなさなくてはならないでしょう。解決策を見つけ、明日はもっと強いペースを見せられると思います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフ・エンジニア)
    「レッドブルにとってのホームレースとなるオーストリアGPは、我々にとって特別なイベントです。その初日を迎えるにあたり、天候も含めてさまざまなディスカッションを行ってきました。当初は、両セッションで雨の可能性があると思っていたのですが、結果的にどちらもドライで走行を行うことができました。ここは一周が短いため、ドライバーにとってもチームにとってもあまり休む暇がなく、非常に忙しいサーキットと言えるでしょう。テクニカルなレイアウトでもあるので、ドライバーは少しでも多くの周回数をこなすことが重要です。今大会から、ブレンドンのマシンに新しいエアロパーツを導入しています。P1では、ブレンドン車はCFDの結果などのデータを元に、エアロ・コンフィギュレーションのさまざまな選択肢の中から最適なものを探す作業を行いました。現状では、我々が期待していた通りにパーツが機能しているので、P3からピエール車にもこのエアロパーツを導入する予定でいます。ピエールは、メカニカル面でのセットアップとタイヤの動きの確認を行い、P2に向けての方向性を決めました。このトラックはいくつかの急カーブが設定されており、マシンにとってはタフなサーキットです。そのため、ドライバーが限界までプッシュすれば、車体がダメージを負ってしまうこともあります。それが顕著に表れたのが、P2の終盤でピエール車のトラック・ロッドに不具合が発生したことです。ピエールはほぼ走行を終えており、前方を走行する2台のフォース・インディア勢に近づいているところでした。前のマシンから流れてきた風がフロントに直撃し、縁石にぶつかってしまったのです。これによりトラック・ロッドに不具合が発生してしまいました。幸いにもメカニックたちがすばらしい仕事をしてくれ、セッション終盤にロングランを行うことができました。そのため、ピエールの走行プランは一通り完了しています。ウルトラソフトを履いての走行を完了していないことを考えると、彼は速いペースを見せていたので、明日の予選に向けても期待が持てそうです。今夜は、ブレンドンが理想とするマシンのバランスを見つけるために作業を行います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「ここレッドブル・リンクはコーナーが少なく全長が短いトラックで、ストレートと低速コーナーが組み合わされたレイアウトです。今日はそのトラック特性にセッティングを合わせつつ、できるだけ多くの周回数を重ね、データを集めることにフォーカスしました。午後にガスリー選手がトラブルにより走行時間を多少失いましたが、心配された雨も降らず、おおむね順調な一日だったと思います。なお、ガスリー選手については金曜日用のパワーユニットを搭載しているため、今晩、フランスGPの決勝で使用したパワーユニットに交換する予定です。明日は予選に向けてさらにセッティングを煮詰め、いいスターティンググリッドを獲得できるよう準備を進めます」

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  • トロロッソ 「ハートレーのマシン導入したエアロは期待通りに機能」

    トロロッソ 「ハートレーのマシン導入したエアロは期待通りに機能」

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1オーストリアGP初日のトロロッソ・ホンダの作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、F1オーストリアGPに新しいエアロパーツを導入。初日はブレンドン・ハートレーのマシンに搭載され、期待通りに機能したため、2日目からはピエール・ガスリーのマシンにも搭載去れることになった。

    「レッドブルにとってのホームレースとなるオーストリアGPは、我々にとって特別なイベントです。その初日を迎えるにあたり、天候も含めてさまざまなディスカッションを行ってきました」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「当初は、両セッションで雨の可能性があると思っていたのですが、結果的にどちらもドライで走行を行うことができました。ここは一周が短いため、ドライバーにとってもチームにとってもあまり休む暇がなく、非常に忙しいサーキットと言えるでしょう。テクニカルなレイアウトでもあるので、ドライバーは少しでも多くの周回数をこなすことが重要です」

    「今大会から、ブレンドンのマシンに新しいエアロパーツを導入しています。P1では、ブレンドン車はCFDの結果などのデータを元に、エアロ・コンフィギュレーションのさまざまな選択肢の中から最適なものを探す作業を行いました。現状では、我々が期待していた通りにパーツが機能しているので、P3からピエール車にもこのエアロパーツを導入する予定でいます」

    ピエール・ガスリーはフリー走行2回目に縁石でサスペンションを壊してストップ。セッション中にマシンを修復され、残り20分でコースに復帰。9番手タイムでセッションを終えている。

    「ピエールは、メカニカル面でのセットアップとタイヤの動きの確認を行い、P2に向けての方向性を決めました。このトラックはいくつかの急カーブが設定されており、マシンにとってはタフなサーキットです。そのため、ドライバーが限界までプッシュすれば、車体がダメージを負ってしまうこともあります」

    「それが顕著に表れたのが、P2の終盤でピエール車のトラック・ロッドに不具合が発生したことです。ピエールはほぼ走行を終えており、前方を走行する2台のフォース・インディア勢に近づいているところでした。前のマシンから流れてきた風がフロントに直撃し、縁石にぶつかってしまったのです。これによりトラック・ロッドに不具合が発生してしまいました」

    「幸いにもメカニックたちがすばらしい仕事をしてくれ、セッション終盤にロングランを行うことができました。そのため、ピエールの走行プランは一通り完了しています。ウルトラソフトを履いての走行を完了していないことを考えると、彼は速いペースを見せていたので、明日の予選に向けても期待が持てそうです」

    一方、新しいエアロパーツを搭載したブレンドン・ハートレーは、P1を19番手、P2を17番手とタイムシートの下位に沈んだ。

    「今夜は、ブレンドンが理想とするマシンのバランスを見つけるために作業を行います」とジョナサン・エドルズは語った。

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  • 【動画】 ピエール・ガスリー、縁石でサスペンションを破損

    【動画】 ピエール・ガスリー、縁石でサスペンションを破損

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1オーストリアGPのフリー走行2回目にサスペンション故障に見舞われた。

    セッションの30分が経過した頃、ピエール・ガスリー(トロロッソ)が最終コーナーのグラベルでストップ。直前のコーナーの黄色い縁石で左フロントサスペンションを壊した。

    このインシデントで今週初めての赤旗が提示され、セッションは10分ほど中断となった。最終コーナーの黄色い縁石に午前中にストフェル・バンドーン(マクラーレン)もフロントウイングを壊しており、各チームがドライバーに注意を呼びかけている。

    ピエール・ガスリーはセッション後半にコースに復帰して31周を走行。サスペンションを壊す前にスーパーソフトタイヤで1分05秒758を記録しており9番手タイムだった。

    サスンション故障についてピエール・ガスリーは「ちょっと怖かったね。幸いにもチームは本当に良い仕事をしてくれて最後にまた走ることができた」とセッション後に語っている。

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