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  • SUPER GT:ミシュラン、2023年限りでGT500へのタイヤ供給を休止

    SUPER GT:ミシュラン、2023年限りでGT500へのタイヤ供給を休止

    ミシュランは、2023年シーズンをもってSUPER GTのGT500クラスへのタイヤ供給の休止することを発表した。

    タイヤ供給については2023年シーズン、シリーズ全8戦でGT500クラスの「#3 Niterra MOTUL Z (チーム名:NDDP RACING)」および「#23 MOTUL AUTECH Z(チーム名:NISMO)」の2台へのタイヤ供給を従来通り行う。

    ミシュランは「応援いただくファンの皆様のご期待に沿えるよう、チームのシリーズチャンピオンに向け最終戦、最終ラップまで邁進します」と述べた。

    「ミシュランは、SUPER GTの前身である全日本GT選手権(JGTC)で1999年から延べ24年間にわたり参戦し続け、その過酷なレース環境と熾烈なタイヤ競争の中で、タイヤ開発における様々なチャレンジをしてきまた。そこで鍛えられた経験と技術力はGT500クラスで4度のシリーズチャンピオンを獲得するという実績にも表れています」

    「ミシュラングループがレースサポート体制を再考する中で決定された今回の発表は、ミシュランがレース活動を通してより良い製品を提供することで、『継続的なモビリティの発展に貢献する』という企業理念に影響を与えるものではありません。ミシュランは引き続きレース活動を通して製品開発を進め、より充実したモビリティライフに貢献する製品の提供を推進していきます」

  • SUPER GT:au TOM’S GR Supraが予選6位から見事な逆転優勝

    SUPER GT:au TOM’S GR Supraが予選6位から見事な逆転優勝

    2023年のスーパーGTの第2戦の決勝が5月4日(木)に富士スピードウェイで行われた。

    GT500クラスは予選6位のNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が、中盤にトップに立つとそのまま逃げ切って優勝を飾った。GT300クラスはNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/名取鉄平)が、最後は僅差の戦いを制してポール・トゥ・ウインを決めた。

    好天の下、富士スピードウェイでの決勝レースは48,600人もの観客を集めて開催されたが、450km/100周を一度の中断もなく、各所で激しいデットヒートを繰り広げた好レースとなった。GT500クラスでは、予選1位のNo.100 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)がスタートからトップに立ち、これをNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が僅差で追い上げる展開で始まる。

    だが予選6位のNo.36 au TOM’S GR Supraがハイペースで追い上げて、20周目に3番手に浮上すると、その後もトップ2台との差を着実に詰め、30周目についに16号車を捉えて2番手となる。さらに36号車は2回が義務であるピットインの1回目を終えた時点でトップに踊り出る。その後も2番手の100号車との間隔を着実に広げ、最後は2位以下に28秒を超える大差をつけて100周を走り切り、今季初優勝を達成した。逃げ切れなかった100号車は2位となった。

    一方3位争いはゴール直前まで目まぐるしい展開となった。まずは予選5位のNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)がピットストップを引き伸ばす作戦を採り、終盤まで表彰台圏内を走っていた。残り僅か5周というところでトラブルが発生して、ゴールできず。代わって3番手にNo.8 ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)が上がるも、これにNo.17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)やNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)などが追いつき、抜きつ抜かれつのバトルに。すると8号車はファイナルラップを目前に、なんとスローダウンの悲運に見舞われる。これによって17号車が3位でフィニッシュする結果となった。

     GT300クラスの前半戦はポールポジションのNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがトップをキープ。だが、中盤はピット戦略を駆使したNo.2 muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規)が僅差で先頭に踊りでる。これを56号車の名取鉄平が追い上げてパス。それでも食い下がる2号車を、名取は0.5秒の僅差で振り切って、ポール・トゥ・ウインを成し遂げた。

    GT500クラス
    No.36 au TOM’S GR Supra
    坪井翔
    「予選6位だったので前を抜かないといけませんでした。僕の1回目、2回目の走行でトップに上がれて良かったです。最後は(宮田)莉朋がさらに差を広げてくれたので、これは今後のレースに活きてきますね。富士とGR Supraは相性が良いですし、僕自身も富士を得意としていますから。昨日の段階から決勝での速さがあると分かっていました。 今日は(トラブルでゴールできなかった前戦)岡山の借りを返すつもりで来たので、それを返せて、最高の結果ですね。」

    宮田莉朋
    「(後続車とは)大差にはなりましたが、それは(前半を走った)坪井選手ががんばってくれたおかげです。でも、本当に嬉しいです。実は4年前に36号車に代走で乗せていただいた時はトラブルで止まり、前戦もトラブルで完走率が0%だったんですよ(苦笑)。今回、大差をつけて勝ったので、これでようやく36号車で結果を残せたのが嬉しいです」

    GT300クラス
    No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    「この2日間、我々は完璧なレースをこなすことを目標に進めてきました。でもレースでは2号車がすごく良い戦略を使い、我々の前に出られてしまいました。逆転は難しいかと思いましたが、名取選手が見事なオーバーテイクを見せてくれて、クルマも最後までペースが良くて勝つことができました。ありがとうございました」

    名取鉄平
    「SUPER GT初優勝は、近藤監督はじめチームや応援してくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。最後、2号車と結構バトルをしましたが、向こうも同じくらいに速くて。(抜くときは)GT500車両との絡みで差を詰めて、ほんと一瞬の隙、チャンスがあったのでオーバーテイクすることができました。SUPER GTらしいレースができたと思います」

    2023年 SUPER GT 第2戦 結果

    GT500クラス
    1. No.36 au TOM’S GR Supra
    2. No.100 STANLEY NSX-GT
    3. No.17 Astemo NSX-GT
    4. No.14 ENEOS X PRIME GR Supra
    5. No.3 Niterra MOTUL Z
    6. No.37 Deloitte TOM’S GR Supra
    7. No.23 MOTUL AUTECH Z
    8. No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
    9. No.1 MARELLI IMPUL Z
    10. No.16 ARTA MUGEN NSX-GT
    11. No.8 ARTA MUGEN NSX-GT
    12. No.19 WedsSport ADVAN GR Supra
    13. No.38 ZENT CERUMO GR Supra
    14. No.64 Modulo NSX-GT
    15. No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z

    GT300クラス
    1. No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
    2. No.2 muta Racing GR86 GT
    3. No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT
    4. No.65 LEON PYRAMID AMG
    5. No.10 PONOS GAINER GT-R
    6. No.88 JLOC ランボルギーニ GT3
    7. No.6 DOBOT Audi R8 LMS
    8. No.31 apr LC500h GT
    9. No.96 K-tunes RC F GT3
    10. No.25 HOPPY Schatz GR Supra GT
    11. No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
    12. No.20 シェイドレーシング GR86 GT
    13. No.7 Studie BMW M4
    14. No.50 ANEST IWATA Racing RC F
    15. No.27 Yogibo NSX GT3
    16. No.244 HACHI-ICHI GR Supra GT
    17. No.11 GAINER TANAX GT-R
    18. No.30 apr GR86 GT
    19. No.360 RUNUP RIVAUX GT-R
    20. No.48 植毛ケーズフロンティア GT-R
    21. No.22 アールキューズ AMG GT3
    22. No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号
    DNF. No.60 Syntium LMcorsa GR Supra GT
    DNF. No.18 UPGARAGE NSX GT3
    DNF. No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG
    DNF. No.87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3

  • SUPER GT:STANLEY NSX-GTの牧野任祐がポールポジション獲得

    SUPER GT:STANLEY NSX-GTの牧野任祐がポールポジション獲得

    2023年のスーパーGTの第2戦の予選が富士スポードウェイで行われ、No.100 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)がポールポジションを獲得した。2番手にはNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)、3番手にはNo.16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)が続いた。

    SUPER GTの予選はQ1とQ2という2段階のノックアウト方式を採用しており、Q1を勝ち抜いたクラス上位同士がQ2で予選での最終順位を争った。

    GT500クラスはNo.100 STANLEY NSX-GT(TEAM KUNIMITSU)の牧野任祐が1分26秒420をマークして獲得。GT300クラスは、No.65 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R((ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/名取鉄平))がクラス予選1位となった。2チームは、明日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。

    2023年 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ 予選

    1. No.100 STANLEY NSX-GT – 1分26秒420
    2. No.19 WedsSport ADVAN GR Supra – 1分26秒496
    3. No.16 ARTA MUGEN NSX-GT – 1分26秒609
    4. No.14 ENEOS X PRIME GR Supra – 1分26秒743
    5. No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z – 1分26秒779
    6. No.36 au TOM’S GR Supra – 1分26秒786
    7. No.8 ARTA MUGEN NSX-GT – 1分26秒816
    8. No.17 Astemo NSX-GT – 1分26秒953

  • SUPER GTとDTMのプロモーターがクラス1マシンの後継車を議論

    SUPER GTとDTMのプロモーターがクラス1マシンの後継車を議論

    SUPER GTとDTMのプロモーターは、モータースポーツや自動車業界の状況が変化する中、共同で策定したクラス1レギュレーションの後継を検討するための予備会議を開催した。

    SUPER GTのプロモーターであるGTアソシエイションの坂東正明代表は、2月28日にドイツ・フランクフルトのADAC本部を訪れ、現在のGT3マシンの上に位置する新カテゴリーを提案した。

    北米のIMSAを含む世界中の選手権にとって魅力的なレギュレーションを策定することで、各シリーズのメーカーがより実行可能にするというアイデアだ。

    SUPER GTとDTMは、以前はクラス1(Class 1)のレギュレーションで協力し、2019年には富士スピードウェイで合同レースを開催して成功を収めたが、2020年以降のアウディの撤退により、DTMは安価なGT3ベースのカスタマーフォーミュラに切り替えることになり、SUPER GTだけがクラス1マシンを使用する選手権となった。

    しかし坂東は、2028年もしくは29年にSUPER GTのトップクラスを形成するGT500マシンの後継として、将来的に同じような国際提携を行う可能性があると感じている。

    「ヨーロッパ(DTM)ではGT3がベースになっていますが、その上にGT500、つまりかつてクラス1と呼ばれていたものがあります」と坂東は語った。

    「現状では、海外のメーカーがGT500車両を生産することないと思いますが、新しい環境規制や安全規制の話が進めば、GT3の上に『新GT500』のようなカテゴリーを作れないことはないでしょう」

    「クラス1 は基本的にITRからの提案で、それに乗っかって一緒にやっていたのですが、その後、GT3車両にルールが変わって、そのまま我々のGT500レギュレーションになりました」

    「しかし、コストを上げずに二酸化炭素を減らす方法が見つかれば、GT3より一段上のものが作れる。それがみんなの考えであり、それが我々全員が考えていることであり、将来一緒に検討したいことです」

    ADAC Mortorsportのツディレクターのトーマス・ヴォスは、世界中の複数のシリーズでレースができるのであれば、メーカーが新しいレギュレーションに合わせて車を製造するさらなる推進力になると語る。

    これは、世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権がルールの収束に合意し、それぞれのトップクラスが同じLMDhとLMHのマシンを走らせることになったことを受けてのことだ。

    「孤立したソリューションはもはや意味をなさない」とヴォスは語った。

    「メーカーがDTMにしか出られないようなクルマを作ることはないだろう」

    「同じクルマでIMSAやSUPER GT、そしてオーストラリアにも参戦できるのであれば、それはメーカーにとってまた新たな挑戦となる。だからこそ、世界中のプロモーターが、『あなた方は何をやっているのか』と問いかけるのは、とても意味のあることなのだ」

    「現在、自動車メーカーは、FIAとともに将来の枠組み条件を提案するプロモーターのグループを待っている」

    「自動車メーカーからは『各選手権のために別々のクルマを作るつもりはないので、合意に達してください』という明確なシグナルが出ている。それが、今後数年間の課題のひとつだ」

    自動車産業が電気自動車に毎年数十億の投資を続ける一方で、ヴォスは、モータースポーツにおいて内燃機関が引き続き主役であることを期待するが、その際には二酸化炭素排出量を削減するための対策が必要となる。

    SUPER GTはすでに2023年にカーボンニュートラル燃料に移行しており、ETS Racing Fuelsが今シーズンに3万リットルのバイオマス由来燃料を供給している。

    「SUPER GTから連絡があり、『我々はホンダ、日産、トヨタが互いに戦うメーカー指向のシリーズでもある』と言われた」とヴォスは説明した。

    「そこでも、メーカーはサステイナビリティ(持続可能性)の方向へ向かっている。我々はより環境に優しくならなければならないと言っている。そして、単にショーのために何かをするのではなく、テクノロジーの最前線に立ちたい」

    「それがモータースポーツにとってのチャンスだ。そして、アメリカ人、日本人、フランス人、そして私たち全員が同じ問題を抱えている」

  • SUPER GT:赤旗終了のレースでMOTUL AUTECH Zが優勝でZがワンツー

    SUPER GT:赤旗終了のレースでMOTUL AUTECH Zが優勝でZがワンツー

    2023年 SUPER GT 開幕戦の決勝レースが4月16日(日)に岡山国際サーキット(1周3,703m×82周)で行われ、GT500クラスはNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が、GT300クラスはNo.18 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)が優勝を飾った

    2023年の開幕戦、決勝は終始天候に左右される大荒れの展開となった。晴れもとでウォームアップ走行を行い、全車が乾いた路面用のスリックタイヤで決勝スタートに臨んだが、走り始めて間もなくして雨が降り、ウエットタイヤへの交換を余儀なくされる。

    この混乱の中でコース上ではアクシデントが相次ぎ、2度のフルコースイエローとセーフティーカー導入、そして落雷による赤旗中断があり、最後は上位陣が62周を終了したところで3度目の赤旗が提示され、レースはそのまま終了となった。

    その中、ポールポジションからスタートしたNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は的確なタイミングで3度のピット作業を行い、終盤トップに返り咲いてフィニッシュ。これで松田は自己の待つGT500クラス最多勝を24勝に伸ばした。予選2番手のNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)も最初のウエットタイヤへの交換と合わせて給油を行うなど、巧みなピット戦略を展開し、最後は2位でゴール。Nissan Z GT500勢がシーズン初戦を1-2フィニッシュで飾った。

    3位にはシャシー交換によるペナルティストップから見事な追い上げを見せたNo.8 ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)が入った。TOYOTA GR Supra GT500勢はNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が一時トップに立つ活躍を見せたが、終盤に取り付けミスでタイヤが脱落してリタイヤ。それでもNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)が終始激しいバトルを繰り広げて4位を獲得した。

    スーパーGT

    GT300クラスの序盤はポールポジションのNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)の篠原が逃げるが天候の変化で後続は変わっていき、タイヤ交換のタイミングで65号車もトップを譲ることに。この天候にベストのピットイン、タイヤ選択を行ったのが予選18位のNo.18 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)。各車がルーティンのドライバー交代を終えるとトップに躍り出て、そのままゴール。チームとして5年ぶりの勝利で、難しい前半を凌ぎきった小出はなんとSUPER GTデビューウインとなった。2、3位は65号車、No.244 HACHI-ICHI GR Supra GT(佐藤公哉/三宅淳詞)が入った。

    GT500クラス
    No.23 MOTUL AUTECH Z
    松田次生
    「雨の中、たくさんの方に見に来ていただき、ありがとうございます。ただ、この雨だと難しい状況でしたので(途中終了はしょうがない)。(レース後半で)僕が乗った時も、とても微妙なコンディションでした。でも、ピットがすごく良い判断をしてくれました。23号車のクルーのみんなに感謝したいと思います。」

    ロニー・クインタレッリ
    「ドライ路面でレースをスタートして、途中から雨。スリックタイヤでは滑り易いので落ち着いて走り、レインタイヤに替えて最初は大変でしたが、(タイヤが)温まってからはどんどん行けて。本当に今回は作戦が完璧でした。この週末はクルマもスタッフもすべてが完璧でした」

    GT300クラス
    No.18 UPGARAGE NSX GT3
    小林崇志
    「このチームに移籍した(2018年)開幕戦の岡山で勝てたのですが、そこから惜しいレースは何度もあったのに勝てず、そろそろ監督の堪忍袋が切れるかと思っていました(苦笑)。(今大会は)天候にも翻弄されて予選も18番手でしたが、決勝に関しては天候を味方にして、その状況を的確に判断してトップに出られました。その判断をしてくれた石田監督やチームのみんなに感謝しています」

    小出 峻
    「本当に嬉しいです。今まででいっちばん嬉しいです! 天候に左右されるレースウィークでしたし、予選も18番と順調ではなかったです。でも、チームみんなで諦めずに戦いました。ドライバーもがんばったし、作戦も完璧で、ウチのチームは最強でした。本当に皆さんに感謝です」

  • スーパーGT:MOTUL AUTECH Zの松田次生が13年ぶりのポール獲得

    スーパーGT:MOTUL AUTECH Zの松田次生が13年ぶりのポール獲得

    2023年のスーパーGTの開幕戦の予選が岡山国際サーキットで行われ、No.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がポールポジションを獲得した。

    予選はQ1とQ2という2段階のノックアウト方式を採用しており、Q1を勝ち抜いたクラス上位同士がQ2で予選での最終順位を争った。

    雨模様の予選だったが、GT500クラスはNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)の松田が2010年以来のポールポジション(予選1位)を獲得。GT300クラスは、No.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)の蒲生がクラス予選1位となった。2チームは、明日4月16日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。

    開幕戦岡山の公式予選は、朝から降り続く雨の影響で、当初予定されていたQ1、Q2の全セッションを5分延長し、各15分間で行われた。また公式練習でトップタイムながらクラッシュしたNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraは車両の修復が間に合わず、残念ながら予選の出走を断念した。

    天候がやや回復する中で始まったGT500クラスの予選Q1は、熾烈なタイムアタック合戦の末にNo.23 MOTUL AUTECH Z(ロニー・クインタレッリ)がラストアタックで1分29秒659を叩き出してトップとなる。2番手にはNo.100 STANLEY NSX-GT(牧野任祐)、3番手にはNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也)が続いた。TOYOTA GR Supra GT500の最上位はNo.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京)の5番手だった。

    予選Q2においても23号車は圧倒的な速さを見せつけ、松田次生が序盤に1分33秒357でトップに立つと、その後もNo.3 Niterra MOTUL Z(高星明誠)とトップを競ってタイムを刻み、5周目には1分29秒台、7周目には1分28秒台、最終的には1分27秒860を叩き出し、2番手の3号車に1秒175というGT500クラスの予選としては大差で引き離して、2010年6月の第4戦セパン以来という自身2回目のポールポジションを獲得した。予選2位はNo.3 Niterra MOTUL Z。そして、ルーキーの太田格之進の駆るNo.64 Modulo NSX-GTが予選3位と大健闘。岡山を2連覇しているNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)は4番手に滑り込んだ。GT500クラスは3車種がトップ4に並ぶ結果となり、明日の決勝も激しいものとなりそうだ。

    GT300クラスのQ1は、昨年のランキング順でA/Bの2組に分かれて行われ、A組ではNo.20 シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎)の平中が、B組はNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)の篠原がトップとなる。両組の上位8台、計16台が進出したQ2は雨上がりのウエット路面。そこでNo.65 LEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥が1分36秒038のトップタイムを記録して、GT300クラス自身5度目のポールポジションを獲得した。

    GT500クラス
    松田次生(No.23 MOTUL AUTECH Z)
    「(前回の予選1位は)2010年だとは思いますが、いつだっけ。嬉しいですね。いつもならQ2はロニー選手ですが、僕が(雨の)公式練習を走れなかったので、僕が(状況の良い)Q2でした。これまでのロニー選手のタイヤの温め方、アドバイスを参考にして、徐々に徐々に(温めて)。でも自分のペースでうまくできました。敵は(同じミシュランタイヤの)3号車だと思っていましたが、他のタイヤも良いので大変でしたが、またミシュランの良さが出せました。チームが良いクルマにしてくれたので、決勝もトップをキープして、優勝を飾れるようがんばります」

    GT300クラス
    蒲生尚弥(No.65 LEON PYRAMID AMG)
    「(Q2の状況は)路面の水も少なくて、かなり走りやすいコンディションだったことと、それに合わせたタイヤ選択ができました。それだけにポールポジションは、チームの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。(今季も)幸先の良いスタートが切れたと思います。明日の決勝もがんばります」

    スーパーGT 第1戦 予選結果

    1.No.23 MOTUL AUTECH Z (1分27秒860)
    2.No.3 Niterra MOTUL Z (1分29秒035)
    3.No.64 Modulo NSX-GT (1分29秒347)
    4.No.14 ENEOS X PRIME GR Supra (1分29秒742)
    5.No.19 WedsSport ADVAN GR Supra (1分30秒322)
    6.No.37 Deloitte TOM分S GR Supra (1分30秒772)
    7.No.8 ARTA MUGEN NSX-GT (1分31秒589)
    8.No.100 STANLEY NSX-GT (1分31秒717)

    9.No.16 ARTA MUGEN NSX-GT
    10.No.36 au TOM分S GR Supra
    11.No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
    12.No.1 MARELLI IMPUL Z
    13.No.17 Astemo NSX-GT
    14.No.38 ZENT CERUMO GR Supra

  • SUPER GT:トムス、2023年車両はカラーリングを大幅に刷新

    SUPER GT:トムス、2023年車両はカラーリングを大幅に刷新

    トムスは、2023年度のSUPER GT GT500クラスに臨むチームの体制及びカラーリングを発表した。

    2023年もトムスはSUPER GTに昨年までと同様にGT500クラスへ2台体制で参戦。36号車は、昨年までに引き続き、メインスポンサーに「KDDI株式会社」を迎え、「TGR TEAM au TOM’S」として活動する。

    ドライバーは、GTにおいては初のコンビとなる坪井翔と宮田莉朋が担当。2018年までF3でのチームメイト以来の組合せとなり、今年の飛躍に期待している。 チームアテンダントは「au Circuit Queen」として、4年連続の「央川かこ」と初となる「辻門 アネラ」が務める。

    37号車は、新たなメインスポンサーとして「デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社」を迎え、「TGR TEAM Deloitte TOM’S」として活動する。ドライバーは、昨年の36号車からチーム内移動となるジュリアーノ・アレジに、昨年のSUPER FORMULAで2勝を飾った新加入の笹原右京との、こちらも初コンビにて活動する。チームアテンダントは「マツモトキヨシ キューティー」一ノ瀬 のこ、「TOM’S Team Attendant」東海林 里咲の2名に加え、今年の東京オートサロンデビューのバーチャルチームアテンダント・轟凛(とどろき りん)の3名が務める。

    また、23年シーズンのカラーリングについては、36号車、37号車共にマシンデザインを大幅に変更した。「Challengerとしてあらゆる方向に挑戦していく力」を表す基本デザインに、それぞれのメインスポンサーの企業カラーを活かしながら、同じチームトムスとして一体感のあるカラーリングに仕上げまた。次回の岡山テストより新しいカラーリングにて登場の予定で。

    SUPER GT GT500クラス チーム体制一覧
    総監督:舘信秀
    チーフエンジニア:小枝正樹

    TGR TEAM au TOM’S
    TGR TEAM au TOM’S
    チーム名:TGR TEAM au TOM’S
    車両名:au TOM’S GR Supra
    カーナンバー:36
    チーム監督:伊藤 大輔
    ドライバー:坪井 翔/宮田 莉朋
    担当エンジニア:吉武聡
    チームアンバサダー:au Circuit Queen:央川 かこ/辻門 アネラ

    TGR TEAM Deloitte TOM’S
    TGR TEAM Deloitte TOM’S
    チーム名:TGR TEAM Deloitte TOM’S
    車両名:Deloitte TOM’S GR Supra
    カーナンバー:37
    チーム監督:山田淳
    ドライバー:笹原右京/ジュリアーノ アレジ
    担当エンジニア:大立健太
    チームアンバサダー:マツモトキヨシキューティー:一ノ瀬 のこ
    TOM’S Team Attendant:東海林 里咲
    Virtual Team Attendant:轟凛

  • クラフトスポーツ、SUPER GTのスポンサー撤退を発表

    クラフトスポーツ、SUPER GTのスポンサー撤退を発表

    クラフトスポーツは、日産の3号車に行っていたスポンサーを終了することを発表した。

    日産 GT-Rの専門店であるクラフトスポーツは「前オーナー様より大切にされてきたお車を未来のオーナー様へ橋渡しさせて頂く。レース活動を通して全国の皆様に GT-R の魅力を発信したい」と2012年からSUPER GTのスポンサーを開始。リヤウィングにロゴが入った#1 MOTUL AUTECH GT-Rはシリーズチャンピオンを獲得した。

    2016年からは1号車に加えて、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rのサブスポンサーも務めた後、2018年からは#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのメインスポンサーに就任。ホワイトのカラーリングのGT-Rは人気を博した。

    しかし、日産は2021年をもって14年間にわたるGT-Rでの参戦を終了。2022年からはZでの参戦を開始した。

    GT-Rの専門店であるクラフトスポーツだが、Zに車両が変わった2022年も#3 CRAFTSPORTS MOTUL Zのメインスポンサーを務めていた。赤のカラーリングに青いライトが特徴的なマシンだった。

    しかし、1月29日にYoutubeチャンネルでSUPER GTのスポンサーを終了することを発表した。

    #3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R

  • SUPER GT、スパークとモデルカーの独占製作販売ライセンス契約を締結

    SUPER GT、スパークとモデルカーの独占製作販売ライセンス契約を締結

    SUPER GTは、「Spark(スパーク)」ブランドで知られるモデルカーメーカーのMINIMAX Import & Export及び同社の正規輸入代理店であるSPARK JAPANと「1/43スケール SUPER GTモデルカー」における独占製作販売のライセンス契約を締結。今回の刑や機により、Sparkは2023年シーズン及び過去のGT50/GT300クラス、その他関連の車両を今後順次モデル化・販売する。

    Sparkは2000年に販売を開始して以来、F1やル・マン24時間、スーパーフォーミュラなど非常に多くのレーシングカーやロードカーの完成モデルカーを制作・販売。豊富なラインナップとリアリティある造形で、1/43や1/18スケールでは日本のみならず海外でも大人気のブランドとなっている。

    これでまでSUPER GTでは、数チームにOEM供給で車両のモデル化を行っていた。だが、今回のライセンス契約によって「今後は通常販売品としてGT500・GT300の全チームの車両販売を目指します。自社工場での開発・生産のメリットを生かし、いち早くファンのもとへハイクオリティなモデルカーをお届けする所存です。新時代のSUPER GTモデルカーにご期待ください」と発表リリースで表明した。

    SUPER GT ミニカー

  • SUPER GT:トヨタ、笹原右京のトムス加入を正式発表

    SUPER GT:トヨタ、笹原右京のトムス加入を正式発表

    トヨタは、笹原右京が2023年からトムスからSUPER GTに参戦することを発表。ジュリアーノ・アレジは、スーパーフォーミュラでトムスのシートを維持した。

    元ホンダドライバーの笹原右京は、トヨタが11月に2023年のGT500ラインナップを最初に発表したとき、TBAとなっていた#37 トムス GRスープラでジュリアーノ・アレジと並んで存在していたTBAスロットを埋めた。

    しかし、笹原右京は、トムスのスーパーフォーミュラのラインナップでジュリアーノ・アレジの代わりになると予想されていたにもかかわらず、アレジは現在、宮田莉朋と並んでスーパーフォーミュラ参戦継続が発表された。

    宮田莉朋は、坪井翔選手と組んで#36 TOM’S GRスープラに乗り込み。

    スーパーフォーミュラのトムスでのジュリアーノ・アレジのポジションは、昨年のチームでの最初のフルシーズンの期待はずれで、年間を通じて1ポイントしか獲得できず、富士スピードウェイで8位に留まった後、疑問視された。

    その後、笹原右京は、先月の鈴鹿でのポストシーズン ルーキー テストでジュリアーノ・アレジのマシンを共有するよう招待され、テスト2日目に36 号車を引き継ぎ、彼のスピードとテクニカル フィードバックで好印象を与えた。

    しかし、トムスのドライブを逃したということは、昨年2勝を挙げたものの、チーム無限でレッドブルジュニアのリアム・ローソンに交代した笹原右京は、2023年にスーパーフォーミュラのグリッドに登場しないことを意味する。

    それでも笹原右京は、2008 年の伊藤大輔以来、ホンダからトヨタに転向した日本人ドライバーとなる。先月末にもてぎでのプライベート テスト セッションで GR スープラを初めて味わった。

    2023年 トヨタ SUPER GT (GT500)

    チーム名 車両名 No. ドライバー タイヤ
    TGR チーム エネオス ルーキー
    (TGR TEAM ENEOS ROOKIE)
    ENEOS X PRIME GR Supra 14 大嶋 和也 BS
    山下 健太
    TGRチーム ウェッズスポーツ バンドウ
    (TGR TEAM WedsSport BANDOH)
    WedsSport ADVAN GR Supra 19 国本 雄資 YH
    阪口 晴南
    TGR チーム エーユー トムス
    (TGR TEAM au TOM’S)
    au TOM’S GR Supra 36 坪井 翔 BS
    宮田 莉朋
    TGR チーム デロイト トムス
    (TGR TEAM Deloitte TOM’S)
    Deloitte TOM’S GR Supra 37 笹原 右京 BS
    ジュリアーノ・アレジ
    TGR チーム ゼント セルモ
    (TGR TEAM ZENT CERUMO)
    ZENT CERUMO GR Supra 38 立川 祐路 BS
    石浦 宏明
    TGR チーム サード(TGR TEAM SARD) DENSO KOBELCO SARD GR Supra 39 関口 雄飛 BS
    中山 雄一

    2023年 トヨタ スーパーフォーミュラ

    チーム名 No. ドライバー
    コンドー レーシング(KONDO RACING) 3 山下 健太
    4 小高 一斗
    ケーシーエムジー(KCMG) 7 小林 可夢偉
    18 国本 雄資
    ドコモ ビジネス ルーキー(docomo business ROOKIE) 14 大嶋 和也
    イトウチュウ エネクス チーム インパル(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) 19 関口 雄飛
    20 平川 亮
    クオ バンテリン チーム トムス(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S) 36 ジュリアーノ・アレジ
    37 宮田 莉朋
    ピーエムユー セルモインギング(P.MU/CERUMO・INGING) 38 坪井 翔
    39 阪口 晴南