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  • 【SUPER GT】 グッドスマイル 初音ミク AMGが3年ぶりの優勝 / GT300

    【SUPER GT】 グッドスマイル 初音ミク AMGが3年ぶりの優勝 / GT300

    4月9日午後、2017 AUTOBACS SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが岡山国際サーキットで行なわれた。

    GT500クラスは予選3位からスタートしたNo.37 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニックキャシディ)が、新型車LC500に初勝利をもたらした。GT300クラスではNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)が3年ぶりの優勝を手にした。

    速さに勝るグッドスマイル 初音ミク AMGが序盤にトップを奪う

    前日は不順な天候に見舞われた岡山国際サーキットだったが、日曜日の午後、決勝レースが近づいた頃には晴れ間が拡がるレース日和となった。決勝レースは予定通り、午後2時34分、岡山県警の白バイにリードされたパレードラップが始まった。しかしGT500クラスの車両が、このパレードラップ中にストップ。赤旗が出てスタートはディレイ(延期)。一度ホームストレートで隊列を整え直した後、周回数を1周減算の81周で、セーフティカーに先導のスタートとなった。

    レースがスタートするとポールのNo.65 LEON CVSTOS AMG (黒澤治樹)の背後にNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也)が迫っていく。だが、ピットスタートのNo.52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC(番場琢)がダブルヘアピンの立ち上がりでクラッシュ。これのため再度セーフティカーが入る。レースが再開するとNo.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹)とNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也)、No.25 VivaC 86 MC(山下健太)がトップ3を形成していたが、それぞれの間隔が少し開いたり、反対に詰まったりを繰り返しながら周回を続けた。

    この大勢が動いたのは18周目。トップの65号車をテール・ツー・ノーズ、ある時はサイド・バイ・サイドとプッシュしていた4号車が、ついにパスしてトップに立った。このまま4号車の片岡は後続を引き離し、2番手争いが65号車と25号車、少し開いてNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)とNo.51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3(中山雄一)が続いた。

    トップに立った4号車は快調に先を急ぐ。レース後「蓋さえ取れれば速いペースで走れた」と語った通り、後続との差はじわじわ拡がっていった。

    トップグループで最初にルーティンのピット作業を行ったのは3番手のVivaC 86 MC。27周終了時点でピットに向かい、松井孝允に交代。左側のタイヤ2本のみを交換し、素早くレースに復帰する。次の周にはNo.65 LEON CVSTOS AMGはタイヤ4本を交換し、蒲生尚弥を25号車の前に戻した。だが、タイヤが温まり切るまでに25号車に先行される。29周にはトップのNo.4グッドスマイル 初音ミク AMGもピットイン。彼らは25号車と同じ左2本交換の作戦を決断。ピットの作業時間そのものでは25号車の方が早かったが、ピットイン前の走りで片岡がんばり、実質上のトップをキープして谷口信輝をコースに戻した。

    終盤、4号車はトップ独走。65号車と25号車の2番手争いが激化

    No.4 グッドスマイル 初音ミク AMGの谷口は混雑するコースを好ペースで周回し、前走車すべてがピットインした49周目には、本物のトップに立つ。2番手を争うNo.65 LEON CVSTOS AMGとNo.25 VivaC 86 MCに10秒以上の差があった。だが、ポイント圏内で健闘していたNo.51 Ferrari 488 GT3(新田守男)が、49周目に2コーナーでNo.64 Epson Modulo NSX-GTと接触。50号車はコースアウトしてウォールにクラッシュ。これで3度目のセーフティカーランとなってしまう 。

    セーフティカーが退去し、レースは残り20周のスプリントとなる。トップのグッドスマイル 初音ミク AMG(谷口)はマージンほとんどゼロから、懸命の走りで後続を引き離していく。その後方で、観客の注目を一身に浴びることになったのはNo.65 LEON CVSTOS AMGの蒲生と、No.25 VivaC 86 MCの松井によるサイド・バイ・サイドの好バトルだった。岡山県は倉敷市出身で昨年大会のウィナーとなった蒲生と、お隣広島県は福山市の出身ながら、ここ岡山でレースデビューを果たし、昨年はシリーズチャンピオンに輝いた松井は、ニュルブルクリンクではチームメイトでもあり個人的にも親しい間柄。レースウィークに入る前日には2人揃って美作警察署を表敬訪問していたが、そんな好敵手同士のバトルはまさに、レース後半のハイライトとなった。後方からチャージする蒲生が、AMGのノーズを86のサイドに押し込もうとするのだが、松井がチャンピオンの意地を見せ何とかこれを封じ込める。そんな手に汗握るバトルは10周近く続けられた。しかし、67周目のダブルヘアピンで、GT500のトップグループにラップ遅れにされる際の混乱で、25号車が他車と接触してスピン。すぐに再スタートするが、4番手までポジションを下げてしまった。

    No.4 グッドスマイル 初音ミク AMGは危なげなく逃げ切って、2014年5月の第2戦富士以来の、メルセデスにマシンを変えて初めての優勝となった。2位にはNo.65 LEON CVSTOS AMG。3位にはNo.9 GULF NAC PORSCHE 911(ジョノ・レスター。後半は峰尾恭輔)となった。

    谷口 信輝 (No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG)
    サーキットに来る前に勝つ準備ができていた。今回はそんなレースになりました。予選でポールを獲ることができませんでしたが、それは決勝を考えてハード目のタイヤを選んだから。ポールを狙うだけなら、また別の作戦もあったと思います。ともかくクルマとタイヤが素晴らしかった。それに尽きます。反対にレースの流れは僕ら向きじゃなかった。クルマとタイヤが良かったので、何もなければ絶対に勝てる! そう思っていたのですが、色々あり過ぎました(苦笑)。もう、どれだけイレギュラーがあるんだ、と。だから、外で見ているほどには余裕がなかったのも事実ですが、今回は本当に、クルマとタイヤで勝てたレースでした。そもそも、今回の舞台である岡山国際サーキットは、僕らが乗っているAMG GT3とは相性のいいサーキット。だから、ここでキッチリ勝てたことは大きいと思います。僕たちのチームは2011年にチャンピオンになって、3年後の2014年にもタイトルを獲っています。だから、それから3年たった今年はチャンピオンになれるんじゃないか、そう思っています。

    片岡 龍也 (No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG)
    今回は、正直いってテストから手応えがありました。レースウィークに入る前からポール争いと優勝争いをするイメージが湧いていました。だから昨日、ポールを獲れなかったのはとても悔しかったのですが、その分、今日のレースに強い気持ちで臨みました。僕らが選んだタイヤは、温めるのが大変な面があって、何とか温まったらSC(セーフティカー)が出てくる。その繰り返しで、決して、僕たちにとっていい流れにはなりませんでしたが、それでもクルマとタイヤが良かったから勝つことができた。これまで何度も優勝をしていますが、今日ほどクルマが良いことなかった。本当にクルマを仕上げてくれたチームと、素晴らしいタイヤを用意してくれたヨコハマさんに感謝です。GT300というクラスはルールも含めて複雑で、勝つのは簡単じゃないです。でも、今回のような素晴らしいタイヤを用意してくれたヨコハマさんには期待しています。今年はチーム結成10年目なので、その節目の年に華を添えるためにも、チャンピオンを目指してがんばります。

    関連:【動画】 SUPER GT 2017 開幕戦 岡山 決勝レース ダイジェスト

  • 【SUPER GT】 日産:2017年 開幕戦 岡山 レースレポート

    【SUPER GT】 日産:2017年 開幕戦 岡山 レースレポート

    SUPER GT第1戦の決勝レースが4月9日に行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は予選14位から大きくポジションアップし、7位でチェッカーを受けた。

    今シーズンから決勝日のスケジュール進行が大幅に変更となり、午前中に行われていたフリー走行が廃止され、この日最初の走行はスタート進行前のウォームアップ走行となった。ここで20分のセッションが設けられ、#23 GT-Rはクインタレッリから走行を開始した。

    前日とは変わって穏やかな晴れ間が広がり、気温・路面温度もいくらか上昇。クインタレッリは計測4周を走行すると松田にバトンタッチし、代わった松田は1分21秒880のベストタイムを記録した。

    #23 GT-Rのスタートドライバーはクインタレッリがつとめ、午後2時34分に今シーズンの初戦がスタートした。しかし、フォーメーションラップ中に他チームのマシンが車両トラブルによりストップし、レースは赤旗中断し、セーフティカー先導によりリスタートが切られることになった。11番手まで順位が上がった形でレースは仕切り直しとなったが、6周目にGT300クラスのアクシデントにより再度セーフティカーが導入。12周目に再スタートすると、ようやく本格的に戦いの火ぶたが切られることとなった。この時点で、#23 GT-Rはポイント獲得圏内の10位に浮上。36周を終えてタイヤとドライバー交代のためにピットに戻ると、素早いピットワークを披露し、全車のピットストップが終わった時点で7位までポジションアップに成功した。

    レースも後半戦に入った52周目には、GT300クラスのマシンがコース上でクラッシュし、決勝レース中で3度目のセーフティカー導入。6番手を走るマシンとの差も一気につまり、62周目に再スタートが切られると、松田はこれに食らいついていった。周回数が進むにつれ、GT300クラスのマシンがバックマーカーとして表れ始めると前のマシンとの差も再び広がっていったが、最後までプッシュの手を止めることなく81周を走り切り、7位でチェッカー。開幕戦で着実にシリーズポイントを獲得した。

    松田次生 (#23 ドライバー)
    「ポイントを獲得できたことは良かったですが、上位6台がレクサス、ホンダ勢にトラブルが起きたということを考えると、今日決勝レースを走ってみて改めて自分たちの実力を感じることができたように思います。でもこれがひとつバロメーターになって、何をしたらクルマが良くなるかというのが、チームも開発陣営も分かったと思うし、シーズンはまだ長いので、この先のレースで上位に上がれるように頑張ります」

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)
    「ポイントを獲りたかったので、7位で4ポイントが獲れたのは良かったです。ピットインのタイミングですが、インラップで他のマシンに引っかからずに走れたので、メカニックの作業の速さと合わせてすごくいい形でピット作業ができて、何台か抜くことができました。チームの力でとれた7位です。この結果を出せたことでみんなにも少し自信がついたと思うし、これからもクルマをレベルアップできるように頑張ります」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)
    「ポイントが獲れたことは非常に大きいです。ドライバーをはじめ、チーム全員が与えられた環境の中で100点の仕事をしてくれた結果かなと思います。開幕戦を終えて、課題が非常に明確になったので、これからはその課題一つ一つにしっかりと取り組んでいきたいです。それとともに、荒れたレースの中でも自分たちの戦いを続けていくことがチャンピオン獲得につながると信じて、1戦1戦 質の高いレースをしていけるよう、大事に戦っていきたいと思います」

    GT300クラス 決勝レース
    長谷見昌弘監督率いるNDDP RACINGの#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、予選16位からスタートし7位まで順位を上げてゴール。選手権ポイント4点を獲得し、幸先の良いシーズンスタートを切った。

    前夜の弱い雨は朝までに上がり、コース路面も完全に乾いた岡山国際サーキット開幕戦ということもありオープニングセレモニーを行った後、20分間のウォームアップ走行が行われたが、ここで高星はトップと0.2秒差の3位につけ、決勝レースに期待がかかった。

    今回のスタートドライバーは星野。決勝レースはパレードラップからストップしてしまった車両が続出し、またアクシデントが発生したこともあり6周目には2度目のセーフティカー(SC)が入った。それまでに13位へ順位を上げていた星野は、11周終了でレースが再開すると6台による6位争いのグループに加わり、24周目にはトップ10入り。さらに9位へ順位を上げて、折り返し点より早めの29周でピットインをすると高星に交代した。

    高星は20位でコースに復帰すると、39周目には14位へ順位を上げた。そして48周にすべての車両がピット作業を終えると、7位へポジションアップ。51周目にクラッシュを喫した車両があり、車両排除のために3回目のSCランとなった。この際に隊列を組んだことで、6台による4位争いのグループとなったが、高星はこの順位を守って最後まで走りきってチェッカー。結果的に16位スタートから9台抜きの7位で入賞となり、選手権ポイントで4点を獲得しまずまずのスタートを切ることとなった。

    星野一樹 (#3 ドライバー)
    「決勝を前に、苦手な岡山でも結果につなげて弾みをつけようという話をしていましたが、良い結果となりうれしく思います。序盤はセーフティカーが2度も入り混乱しましたが、とにかくぶつけないよう確実に周回を重ね、うまく抜いていくこともできました。予選16位から決勝7位ゴールと予想以上の結果が出たことで、気持ちは非常にポジティブです」

    高星明誠 (#3 ドライバー)
    「16位スタートから一樹さんが9位という入賞圏まで順位を上げてくれました。ピットインで順位を落としてしまいましたが、7位まで順位を上げてゴールできて良かったと思います。次はGT-Rが得意とする富士ですし、ミスなく勝てるようなレースにしたいと思います」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)
    「予選のことを考えると上出来の結果です。給油時間が去年より4秒ぐらい余計にかかるようになってしまったけれど、ふたりともぶつかることなく粘り強く走ってくれました。今日の成績を考えると、次の富士は十分いけると思います」

  • 【SUPER GT】 ホンダ:2017年 開幕戦 岡山 レースレポート

    【SUPER GT】 ホンダ:2017年 開幕戦 岡山 レースレポート

    2017 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが4月9日(日)、岡山県美作市の岡山国際サーキットにて開催された。

    決勝レースでは、ポールポジションからスタートする#8 ARTA NSX-GT(野尻/小林)をはじめ、NSX-GT勢に大きな期待がかけられていた。しかし、パレードラップからスタート直後にかけて4台のNSX-GTに電装系部品のトラブルが発生し、その影響で#8 ARTA NSX-GT と#100 RAYBRIG NSX-GT(山本/伊沢)の2台がリタイアとなった。

    唯一トラブルが発生しなかった#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤/中嶋)が9位完走、修復作業を経てコースに復帰した#17 KEIHIN NSX-GT(塚越/小暮)と#64 Epson Modulo NSX-GT(バゲット/松浦)が11位と12位でチェッカーフラッグを受けた。

    第2戦は5月3日(水・祝)、4日(木・祝)に富士スピードウェイで開催される。

    佐伯昌浩 (株式会社本田技術研究所 Honda GT プロジェクトリーダー)
    2017シーズン開幕で幸先の良いスタートを切るムードの中、このような結果になってしまいファンの皆さま、チームの皆さまに申し訳ない気持ちで一杯です。過去3年以上トラブルフリーの実績あるパーツに問題が多発してしまったことは想定外でした。原因を研究所にて解析し、富士スピードウェイでの第2戦に向けて万全の対策を施します。

    関連:【SUPER GT】 開幕戦 結果:KeePer TOM’S LC500が優勝

  • 【SUPER GT】 トヨタ:2017年 開幕戦 岡山 レースレポート

    【SUPER GT】 トヨタ:2017年 開幕戦 岡山 レースレポート

    SUPER GTの2017年シーズン開幕戦が岡山国際サーキットで行われ、平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM’S LC500 37号車が新型となったLEXUS LC500のデビュー戦で勝利を挙げた。LEXUS LC500は2位から6位も占め、トップ6独占という圧倒的な速さで開幕戦を制した。

    4月8日(土)~9日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催された。

    今季のSUPER GT GT500クラスは、昨年まで3年間にわたって使用されてきた車両に変わり、新たなレギュレーションに則った新型車両が投入される。LEXUS GAZOO Racingは、昨年、参戦最後の年に念願のタイトルを獲得したLEXUS RC Fに代わり、今年春発売の新型ラグジュアリークーペ「LC500」をベースとした新型車で参戦する。この新たなベースシャシーに、昨年まで3年間開発を重ねてきた2リッター直列4気筒ターボの「RI4AG」エンジンを搭載し、6台体制でタイトルの防衛に挑む。

    予選
    8日(土)午前中の練習走行時は前夜の雨で路面が濡れていたものの、予選までには完全に乾き、曇天の下、気温21度、路面温度22度のドライコンディションで午後2時45分からQ1が開始された。GT300クラスに続いて行われたGT500クラスのQ1では、LEXUS LC500勢が激しいトップ争いを繰り広げ、石浦宏明の駆るZENT CERUMO LC500 38号車がトップタイム。アンドレア・カルダレッリのWAKO’S 4CR LC500 6号車、キャシディの37号車、関口雄飛のWedsSport ADVAN LC500 19号車が続き、僅かコンマ1秒内という僅差でLEXUS LC500がトップ4を独占。ジェームス・ロシターのau TOM’S LC500 36号車が8番手でQ2進出を果たしたが、ヘイキ・コバライネンのDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が僅か0.01秒届かず9番手でQ1敗退となってしまった。

    GT300クラスの赤旗中断で予定よりも遅れた午後4時15分からQ2開始。セッションが残り3分を切ったところで本格的なアタックが開始された。しかし、僅かに降り始めた雨により中嶋一貴の駆る36号車が最終コーナー手前でコースアウトし、タイヤバリアにヒット。セッションは赤旗中断となり、その直後につけて好ペースでアタックしていた38号車、37号車らはアタックを途中で断念せざるを得なくなってしまった。
    セッションは残り3分で再開されたが、再開直後にコース上にストップした車両があり、再度赤旗に。セッションはこれで終了となり、アタック前のタイムで、6号車が2番手、37号車が3番手、38号車が4番手、19号車が6番手、36号車は赤旗の原因を作ったとしてタイム抹消により8番手から明日の決勝に臨むこととなった。

    GT300クラスでは、2015年のFIA-F4チャンピオン、昨年は全日本F3でシリーズ3位というキャリアから、今年SUPER GTにデビューすることとなった21歳の坪井翔が、共にデビュー戦となったJMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車でいきなりの好走を見せ、赤旗からの残り10分での再開直後にその時点でのトップに。その後タイムを上げたライバルに更新されていったものの、坪井の51号車は6番手と好位置につけ、坪井はデビュー戦でQ1通過を果たした。

    佐々木孝太がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 30号車が3番手。嵯峨宏紀がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 31号車は9番手となりQ2へ進出。吉本大樹のドライブしたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は22番手でグリッドが確定した。

    Q2では、残り5分の時点で中山雄一がドライブする51号車がQ1でのベストタイムに迫るタイムをマークしトップ浮上。その直後に、永井宏明がアタックしていた30号車がスピンし、赤旗中断に。

    残り5分でセッションは再開されたが、51号車と31号車は再アタックせず。タイムを上げてきたライバルに更新されたものの、51号車はデビュー戦で4番手の好グリッドを獲得。久保凜太郎がQ2を担当した31号車は9番手と健闘。30号車は14番手から翌日の決勝に臨むこととなった。

    決勝
    9日(日)はこの週末では初めて好天に恵まれ、やや雲はあるものの太陽も顔を出す、春らしいコンディションの下、午後2時34分に岡山県警の白バイ先導によるパレードラップが開始された。

    続いてフォーメーションラップに入ったが、ここでポールポジションにつけていたNSX-GT 8号車がスローダウン。いきなり赤旗が出され、セーフティカー先導でのスタートという、波乱の開幕となった。

    ポールポジションの車両が脱落したことで、LEXUS勢は6号車、37号車、38号車、19号車とトップ4を占めてスタートを切ることに。3周目から本格戦が開始されると、LEXUS LC500同士の激しい首位争いが繰り広げられた。2位につけるキャシディの駆る37号車が首位を行く大嶋の6号車に襲いかかり、ヘアピンへの進入で白煙を上げるほどのハードブレーキングでインを刺し、首位に浮上。

    5周目にもGT300車両のクラッシュによりセーフティカーが導入。12周目にレースが再開されると、トップ4を占めるLEXUS LC500の後方で1台を挟んで6位、7位を走っていたロシターの36号車と、コバライネンの1号車もライバルをかわし、序盤からLEXUS LC500がトップ6独占体制に。

    1周が短く、コース幅も狭い岡山で、GT300クラスの周回遅れ車両が出てくると、コース上の混雑をかいくぐりながらの、LEXUS同士のバトルが頻発。中でも36号車のロシターは16周目に19号車の関口をパスすると、タイヤの摩耗に苦しみ3位に後退していた6号車 大嶋もパスし、更に前を狙った。

    中盤に入ると、各チームピットへ入って給油、タイヤ交換とドライバー交代。ここで4位に落ちていた6号車は、好ピットに助けられ2位へ浮上。先にピットインしていた37号車の平川は、ピットアウト時点では6号車、38号車、36号車の先行を許したが、アウトラップの3台を攻略し、再び首位に返り咲いた。

    その後方では、36号車 中嶋一貴と6号車 カルダレッリの激しい2位争いとなり、2台はバックストレートからヘアピン進入でのブレーキング合戦を繰り広げたが、アウト側の中嶋一貴が停まりきれずコースオフ。6号車が単独2位、その後方で1号車の平手と38号車石浦が表彰台を賭けてのバトルを続けることとなった。

    2位に浮上したカルダレッリは、何度も首位の平川に仕掛けるが、平川も巧みなライン取りで逆転を許さず。

    レースは53周目にGT300車両がクラッシュしたために長いセーフティカーランとなり、残り20周で、マージン帳消しでのスプリント勝負となったが、37号車平川は終盤戦も6号車カルダレッリからの猛追を凌ぎ切り、トップでチェッカー。今季からの新規定にあわせて投入された新型車両 LEXUS LC500のデビュー戦を勝利で飾った。平川にとっては2015年の最終戦以来、キャシディにとってはSUPER GTで初となる勝利。

    6号車が2位、最後まで僅差のバトルを繰り広げるも逃げ切った1号車が3位となり、LEXUS LC500はデビュー戦で表彰台を独占。4位に38号車、5位に36号車、6位に19号車が続き、LEXUS LC500はトップ6を占める圧勝で開幕戦を終えた。

    GT300クラスでは、4番手からスタートを切った51号車の中山が、新型LEXUS RC F GT3で健闘を見せ、トップ5圏内をキープ。後半を担当した坪井は、タイヤ選択が合わず、摩耗に苦しんだものの、SUPER GTのデビュー戦を着実に走り切り、8位でフィニッシュ。若いコンビが初レースでトップ10フィニッシュを果たした。

    また、9番手スタートの31号車もレースを通してポジションをキープ。10位でフィニッシュし、ポイントを獲得した。

    60号車は14位までポジションを上げていたが、後半のセーフティカーランの最中に電気系のトラブルに見舞われコース上にストップ。何とか再始動に成功し、レースには復帰したが、周回遅れの22位。30号車もトップ10圏内を伺う位置で走行していたが、43周目にコースオフを喫し、リタイアに終わった。

    平川亮 (KeePer TOM’S LC500 37号車)
    スタートしてすぐのタイヤが冷えているタイミングで、ニックが前車をパスしてトップに立ってくれたことが大きかった。トップのままバトンを受け取ったが、ピットタイミングや作業時間もあったのか、ピットアウトしたら、6号車、38号車、36号車が前にいて、それを抜くのが大変だった。その後は、後半に向けて選んだタイヤがちょっとハードすぎたこともあって常に6号車がバックミラーに映っている状況だったが、途中セーフティカーが入って周回数が減った分少し楽になったり、運も味方してくれたところもあるし、チームとニックがすごく良い仕事をしてくれたのが勝因だと思っている。

    ニック・キャシディ (KeePer TOM’S LC500 37号車)
    まだ信じられない気分だ。完璧なシーズンスタートを切ることが出来た。オフシーズン中にチームが素晴らしい仕事をしてくれたことはテストで分かっていて、私自身も昨年の参戦経験で成長し、自信も付いてきていたので、今シーズンは期待と共に臨んだ。最初から勝てるとは思っていなかったが、本当に嬉しい。

    大嶋和也 (WAKO’S 4CR LC500 6号車)
    8号車が止まったことで先頭からスタート出来たのに、タイヤのウォームアップに思いの外苦しんで、想定以上にペースが上がらなかった。他のチームとは違うタイヤを選んだので、コースの場所によって速いところとそうでないところがあり、詰められたり離したりを繰り返していたが、やはりタイヤの摩耗が辛く、順位を落としてしまったのが悔やまれる。でも後半涼しくなって、アンドレアがかなり良いペースで首位を争ってくれたのは良かった。ピット作業も素晴らしく、そのおかげでポジションを上げることも出来た。次こそ勝利を目指して頑張りたい。

    アンドレア・カルダレッリ (WAKO’S 4CR LC500 6号車)
    (平川)亮とすごいビッグファイトが出来た。タフだったが楽しいレースで、強烈なバトルだった。正直を言えばすごく勝ちたかった。とはいえ表彰台には上れたし、シーズンを考えれば良いポイントを稼げたレースだったと思う。LEXUSチームで1-2-3フィニッシュ出来たことも良かった。LEXUS LC500は本当に速かった。冬の間ハードワークで新型車を仕上げてくれたスタッフを誇りに思う。良い仕事をしてくれたチームにも感謝している。

    ヘイキ・コバライネン (DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車)
    昨日は予選時に自分のミスでQ2進出を逃してしまい、とても落ち込んでいたが、気を取り直し、今日の決勝では絶対にポジションを取り戻すつもりだった。自分が担当したファーストスティントで、クルマはとても好調だった。とはいえ、順位を争うライバルも同じパフォーマンスのLEXUS LC500なので、追い越すのは容易ではなかった。特に関口の攻略は大変で、可能な限りアグレッシブに攻めた。彼がアグレッシブなドライバーであることは知っていたし、ストレートでは接触したが、幸運にもこちらには影響なかった。その後は前との差を詰め、狙い通りピットでもポジションを挙げることが出来、その後は晃平が素晴らしい走りで、後続の猛追を凌いでくれた。今日我々には勝てるだけのパフォーマンスがあったと思う。しかし、同じLEXUS LC500同士の争いの中で、スタートを考えれば満足のいく結果だし、とても力強くレースを戦えたと思う。次戦が楽しみだ。

    平手晃平 (DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車)

    スタートが9番手ということで、開幕戦なのであまり無理をせず、出来るだけたくさんのポイントを取って帰ろうということを目標にしていた。ファーストスティントではヘイキが力強い走りでポジションを上げ、ピットもそれに応えて、すごく早いピット作業で良いポジションで復帰出来た。前の2台には行かれてしまったが、3位でゴール出来るとは思っていなかった。良い形でシーズンのスタートが切れたと思うので、このままの勢いで今後も我々の良いところを見せられればと思っている。

    関連:【SUPER GT】 開幕戦 結果:KeePer TOM’S LC500が優勝

  • 【SUPER GT】 開幕戦 結果:KeePer TOM’S LC500が優勝

    【SUPER GT】 開幕戦 結果:KeePer TOM’S LC500が優勝

    2017年 SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が岡山国際サーキットで開幕。9日(日)に決勝レースが行われた。

    開幕戦を制したのは#37 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)。2位には#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ)、3位は#1 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/平手晃平)が続き以下、6位までレクサス勢が独占する結果となった。

    ポールのARTA NSX-GTにトラブル!? レースはLC500同士の戦いに

    朝まで残っていた雨の影響もあり、明け方の岡山国際サーキットのコース路面はウエットであった。しかし、午後になり曇りがちの天候も日が射すようになり、コースコンディションは改善。決勝レースを前に、完全なドライとなった。

    82周で争われるSUPER GT第1戦岡山の決勝レースは、岡山県警の白バイ2台が先導するパレードラップを1周行った。だが、この最初のスタートで5番グリッドにいたNo.17 KEIHIN NSX-GT(小暮卓史)がスタートできないというトラブルが発生。全車が走行を始めた後に、なんとかエンジンをスタートするものの、最終コーナー手前で再びストップ。さらに、フォーメーションラップ中にモスSコーナーで。今度はポールポジションのNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)がストップ。これでレースは赤旗が出されることとなった。NSXの悲劇はこれで終わらず、全車が整列しなおすためにストレートに戻ってきたところで、さらにNo.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット)も止まってしまったのだ。

    この決勝スタート前の波乱を経て、午後2時54分に、1周減算の81周でレースがスタートとなった。トップはNo.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也)に変わり、No.37 KeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディ)、No.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路)、No.19 WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛)、そして5番手にNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀)がつける。レーススタート直後の2周目のヘアピンで、勝負に出たNo.37 KeePer TOM’S LC500(キャシディ)がタイヤスモークを上げながらコーナーへ進入しトップへ浮上し快走を続ける。

    しかし、順調に進み始めたレースも6周目、残っていた2台のNSXのうちの1台、8番手を走行していたNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)が、バックストレートで他のNSX-GT同様にストップ。同時にGT300のNo.52 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MCがクラッシュしたことでセーフティカーが入る。

    この後の再スタートでもNo.37 KeePer TOM’S LC500(キャシディ)はトップをキープし、LC500勢は快調に飛ばしていく。なんとかこのLC500勢に食らいついていたNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤)はじりじりと順位を下げ、下馬評通りLC500の6台によるトップ争いとなっていくことになった。

    終盤は37号車の平川と6号車のカルダレッリの激闘に

    その後もLC500同士のつばぜり合いは激しく、17周目にNo.36 au TOM’S LC500(ジェームス・ロシター)がNo.19 WedsSport ADVAN LC500(関口)のミスを捉えて順位を上げ、22周目にはバックマーカーのパスのタイミングをうまくねらってNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川)がNo.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋)をパス。27周目のバックストレートエンドではNo.1 DENSO KOBELCO SARD LC500(コバライネン)と関口が当たって19号車がコースオフしてしまう。

    30周あたりから、各車がピットインし、GT500クラスの全車がピット作業を終えてコースに戻るが、その後半を担当するドライバーでもLC同士の戦いは白熱。2番手争いのNo.36 au TOM’S LC500(中嶋一貴)とNo.6 WAKO’S 4CR LC500(アンドレア・カルダレッリ)は、41周目のバックストレートエンドで競り合って、au TOM’S LC500の一貴がコースオフをしてしまう。

    そしてレースも終盤となる53周目、2コーナーでGT300のNo.50 Ferrari 488 GT3がクラッシュ。セーフティカーが3度コースイン。少しずつ開きかけていた各車両の間隔は再び詰まり、ギャップがなくなった状態で再開され、残り20周での激しいスプリントレースの様相となった。

    中でもNo.37 KeePer TOM’S LC500の平川とNo.6 WAKO’S 4CR LC500のカルダレッリは、コーナーで、ストレートでGT300の集団と重なりながら、激しいサイド・バイ・サイドを繰り返した。後続のLC500勢でもバトルが展開され、そのさばき方も実に見事。見ごたえたっぷりのレース終盤となった。

    しかし、追うNo.6 WAKO’S 4CR LC500の目の前で、GT300の2番手争いを行っていたNo.25 VivaC 86 MCがスピン。クラッシュは避けたものの、これでトップNo.37 KeePer TOM’S LC500との差が開いてしまう。これで楽になったNo.37 KeePer TOM’S LC500が、先頭でチェッカーを受けた。2、3位はNo.6 WAKO’S 4CR LC500、No.1 DENSO KOBELCO SARD LC500と。LC500が表彰台を独占。いや、結果的には参戦6台のLC500でトップ6を手中にした。

    GT500全車が新型となった今シーズン。誰が勝っても新車初勝利であったが、ベース車ブランドも新たになったレクサスLC500が記念すべき勝利一番乗りを果たした。平川にとっては3勝目で、内2勝がここ岡山だ。キャシディは嬉しい初勝利であった。

    8番手以降に沈んでいたGT-R勢では、当初はNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)がトップを走っていたが、25周目にNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(安田裕信/ヤン・マーデンボロー)がこれをパスし、さらにドライバーを交代でNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)がGT-R勢トップに立つとそのまま7位でチェッカーした。

    スタート直後にトラブルに見舞われたNSX-GT勢では、8号車、100号車の2台が早々にリタイア。その他の車両はトラブルの出た電装パーツを交換してレースを継続する。トラブルの出なかった16号車がNSX-GT最上位となる9位でフィニッシュした。

    SUPER GT 2017年 開幕戦 岡山 結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ
    1 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS
    2 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS
    3 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS
    4 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS
    5 36 au TOM’S LC500 中嶋貴
    ジェームス・ロシター
    BS
    6 19 WedsSport ADVAN LC500 関口飛
    国本雄資
    YH
    7 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI
    8 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS
    9 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH
    10 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH
    11 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS
    12 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL
    13 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI
    14 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS
    15 8 ARTA NSX-GT 野尻紀
    小林崇志
    BS
  • 【動画】 SUPER GT 2017 開幕戦 岡山 予選

    【動画】 SUPER GT 2017 開幕戦 岡山 予選

    2017 オートバックス SUPER GT 第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月8日(土)、岡山国際サーキットで開幕した。

    午前中の練習走行時は前夜の雨で路面が濡れていたものの、予選までには完全に乾き、曇天の下、気温21度、路面温度22度のドライコンディションで午後2時45分からQ1が開始された。

    Q1では昨年のチャンピオンである#1 DENSO KOBELCO SARD LC500、そして、GT-Rが全車敗退するという波乱の展開。GT-Rの最上位は11位。過去3年のチャンピオンが全てQ1で姿を消した。

    GT300クラスの赤旗中断で予定よりも遅れた午後4時15分からQ2開始。セッションが残り3分を切ったところで本格的なアタックが開始された。しかし、僅かに降り始めた雨により中嶋一貴の駆る36号車が最終コーナー手前でコースアウトし、タイヤバリアにヒット。直後につけたマシンはアタックを途中で断念せざるを得なくなった。

    セッションは残り3分で再開されたが、再開直後にコース上にストップした車両があり、再度赤旗に。セッションはこれで終了となり、#8 ARTA NSX-GT(野尻/小林)がポールポジションを獲得した。

  • 【SUPER GT】 ホンダ:2017年 開幕戦 岡山 予選レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:2017年 開幕戦 岡山 予選レポート

    2017 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月8日(土)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットで開幕した。

    GT500クラスのレギュレーションが改正された今シーズン、ホンダは新規則に対応した5台のニューマシン「NSX-GT」を投入。また、今季よりチーム・ムゲンがシリーズに復帰した。

    予選では3台のNSX-GTがQ1を突破。ライバルを含む計8台が挑んだQ2では、2回の赤旗の間隙を突いてタイミングよくアタックした#8 ARTA NSX-GT(野尻/小林)がポールポジションを獲得した。

    82周で争われる決勝レースは、明日9日(日)の午後2時30分にスタートする予定。

    野尻智紀 (♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ)
    開幕戦なのでなんとかQ2に進みたいと思っていましたが、Q1のタイムはライバルたちと互角だったので、クルマをもう少しアジャストすればQ2でも上位に入れると期待していました。結果的に、Q2で真っ先にコースインした小林選手がポールポジションを獲得しましたが、それはただ運がよかっただけでなく、小林選手が一生懸命タイヤを温め、序盤からプッシュしたことがこの結果につながったと思います。今日はすごくいい1日だったので、明日もこの流れに乗って戦います。

    小林崇志 (♯8 オートバックス レーシング チーム・アグリ)
    今年からGT500に復帰しましたが、ポールポジションを獲るまでには時間がかかると思っていたので、今日の結果はラッキーな一面もありました。もちろん、野尻の頑張りがなければポールポジションは獲得できませんでした。Q2では、タイヤを温めている段階からフィーリングがよかったので、ドライの状態でもいいタイムを残せるマシンの仕上がりだったと思います。オフシーズンからのメンバー全員の努力を、まずはひとつ結果に残すことができてよかったと思います。

    塚越広大 (♯17 ケーヒン リアル レーシング)
    午前中のプラクティスは雨が降った影響で、予定どおりマシンを確認できない部分もありました。それでもウィンターテストでの好感触が残っていたので、予選に向けては自信がありました。おかげで僕が担当したQ1は問題なく通過できましたが、Q2はアクシデントが続く荒れ模様となり、自分たちの実力をしっかり発揮できませんでした。明日は速いペースを維持できれば追い上げられると思うので、表彰台を目標に精一杯頑張ります。

    小暮卓史 (♯17 ケーヒン リアル レーシング)
    僕が担当したQ2は赤旗が2回も提示されてしまい、思い切ってアタックできませんでした。結果的にアタックできたのはセクター1だけでしたが、それでもフィーリングがいいことは確認できたので、できれば1周フルアタックしたかったです。もっとも1回目の赤旗が出る直前から小雨が降り始め、滑りやすい状態になっていたので、その意味でも残念な予選でした。事前のテストに続いてマシンのフィーリングはいいので、明日もベストを尽くして着実に追い上げたいと思います。

    佐伯昌浩 (株式会社本田技術研究所 Honda GT プロジェクトリーダー)
    ウィンターテストではライバルとの差を詰め切れなかったので、開幕戦では苦戦を強いられることも予想していました。ただし、テスト後もホモロゲーション(車両の登録手続き)が行われる直前までエアロダイナミクスを中心に開発を続けてきた結果、ライバルと十分に戦えるレベルに仕上がりました。岡山国際サーキットはコース幅が狭いので、明日の決勝では着実にゴールを目指すなかで上位を目指し、ニューマシンのデータをしっかり収集したいと考えています。

    2017 SUPER GT 開幕戦 岡山国際サーキット 予選 : #8 ARTA(野尻/小林)が初陣のNSX-GTをポールポジションに導く

    関連:【SUPER GT】 予選結果:波乱の展開でARTA NSXがポールポジション!

  • 【SUPER GT】 予選結果:波乱の展開でARTA NSXがポールポジション!

    【SUPER GT】 予選結果:波乱の展開でARTA NSXがポールポジション!

    2017年 SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が岡山国際サーキットで開幕。8日(土)に予選が行われた。

    ウェット宣言が出されたコンディションで開始したセッション。Q1では昨年のチャンピオンである#1 DENSO KOBELCO SARD LC500、そして、GT-Rが全車敗退するという波乱の展開。GT-Rの最上位は11位。過去3年のチャンピオンが全てQ1で姿を消した。

    Q2では、残り2分を切ったところで#au TOM’S LC500の中嶋一貴がクラッシュして赤旗中断。その間に雨が降り、各マシンがアッタックできないままタイム更新が不可能なコンディションに。

    記念すべき今シーズン最初のポールポジションを獲得したのは#8 ARTA NSX-GT。ポールポジションは7年ぶり。

    2番手には#6 WAKO7S 4CR LC500、3番手にはKeePer TOM’S LC500が続いた。

    GT300クラスは、#65 LEON AMGがポールポジションを獲得した。

    SUPER GT 2017年 開幕戦 岡山 予選結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ Q1 Q2
    1 8 ARTA NSX-GT 野尻紀
    小林崇志
    BS 1分18秒620 1分20秒604
    2 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS 1分18秒558 1分20秒960
    4 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 1分18秒584 1分24秒749
    5 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 1分18秒521 1分25秒098
    6 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS 1分18秒648 1分26秒930
    7 19 WedsSport ADVAN LC500 関口飛
    国本雄資
    YH 1分18秒591 1分28秒347
    3 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 1分18秒846 No Time
    8 36 au TOM’S LC500 中嶋貴
    ジェームス・ロシター
    BS 1分19秒066 No Time
    9 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS 1分19秒072  
    10 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS 1分19秒089  
    11 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH 1分19秒234  
    12 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL 1分19秒269  
    13 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS 1分19秒315  
    14 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 1分19秒386  
    15 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI 1分19秒616  
  • 【SUPER GT】 開幕戦:ZENT CERUMO LC500がトップ発進

    【SUPER GT】 開幕戦:ZENT CERUMO LC500がトップ発進

    2017年 SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が岡山国際サーキットで開幕。8日(土)にフリー走行が行われた。

    今季のSUPER GT GT500クラスは、昨年まで3年間にわたって使用されてきた車両に変わり、新たなレギュレーションに則った新型車両が投入される。

    ウェットから完全にドライへと変化するコンディションでトップタイムを記録したのは#38 ZENT CERUMO LC500。立川祐路が1分18秒882をマークした。

    2番手には#36 au TOM’S LC500 36号車。中嶋一貴が1分18秒882を記録。3番手には#37 KeePer TOM’S LC500。平川亮が1分19秒307を記録した。

    4番手にも#1 DENSO KOBELCO SARD LC500が続き、トップ4をレクサス×ブリヂストンが独占した。

    日産勢のトップは#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが5番手(1分19秒228)。ホンダ勢のトップは#16 MOTUL MUGEN NSX-GTが6番手(1分19秒269)だった。

    注目の予選は14時45分から行われる。

    SUPER GT 2017年 開幕戦 岡山 フリー走行結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ タイム
    1 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 1分18秒600
    2 36 au TOM’S LC500 中嶋貴
    ジェームス・ロシター
    BS 1分18秒882
    3 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 1分18秒926
    4 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS 1分18秒983
    5 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH 1分19秒228
    6 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 1分19秒269
    7 8 ARTA NSX-GT 野尻紀
    小林崇志
    BS 1分19秒307
    8 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS 1分19秒412
    9 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS 1分19秒498
    10 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS 1分19秒689
    11 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS 1分19秒849
    12 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 1分20秒027
    13 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL 1分20秒221
    14 19 WedsSport ADVAN LC500 関口飛
    国本雄資
    YH 1分20秒326
    15 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI 1分20秒381
  • トヨタ:SUPER GT 2017年 開幕戦 岡山 プレビュー

    トヨタ:SUPER GT 2017年 開幕戦 岡山 プレビュー

    4月8日(土)~9日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催される。

    4月に入り、国内のサーキットでのレースも本格シーズンに突入。日本のレースで最も人気が高いSUPER GTも開幕戦を迎える。

    今季のSUPER GT GT500クラスは、昨年まで3年間にわたって使用されてきた車両に変わり、新たなレギュレーションに則った新型車両が投入される。

    「SUPER GT」2017年シーズン開幕
    新規投入の「LEXUS LC500」でタイトル防衛へ

    LEXUS GAZOO Racingは、昨年、参戦最後の年に念願のタイトルを獲得したLEXUS RC Fに代わり、今年春発売の新型ラグジュアリークーペ「LC500」をベースとした新型車で参戦する。この新たなベースシャシーに、昨年まで3年間開発を重ねてきた2リッター直列4気筒ターボの「RI4AG」エンジンを搭載し、タイトルの防衛に挑む。もちろん、ライバル勢も全車新規定車両に切り替わるため、今年も激戦が予想される。

    新舗装となったテクニカルサーキットでの開幕戦

    2010年シーズンから開幕戦のホストサーキットを務めてきた岡山国際サーキット。過去にはF1が開催されたこともあるコースだ。1周は3.703kmとSUPER GTのシリーズ戦が行われるサーキットでは最も短いが、高速コーナーからバックストレートにかけての前半部分と、テクニカルな中低速コーナーが続く後半部分という性格の違うレイアウトを併せ持つ、非常にテクニカルなコース。

    観戦エリアからコースまでの距離が近いことでも知られている。それだけにレース当日は多くのファンがフェンス越しとはいえ、迫力ある走行&バトルシーンに釘付けとなることも多く、現地観戦派のモータースポーツファンに人気の高いサーキットだ。例年熱いバトルが繰り広げられるバックストレートには、その立ち上がりにLEXUSブリッジが設置されている。

    サーキットはこのオフシーズンに路面舗装を一新。よりスムースになった路面は、グリップも高まり、一部縁石の改良などもあってライン取りも変化。更にエキサイティングなレースが期待される。

    事前テストではLEXUS LC500勢が好調
    GT300クラスの新参戦車両にも期待

    今季もLEXUS GAZOO Racingは6台体制でGT500クラスに挑む。昨年チャンピオンを獲得したヘイキ・コバライネン/平手 晃平組DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車、ランキング2位の大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組WAKO’S 4CR LC500 6号車、同4位の関口 雄飛/国本 雄資組WedsSport ADVAN LC500 19号車、同6位の立川 祐路/石浦 宏明組ZENT CERUMO LC500 38号車の4チームはドライバー体制に変更なし。

    変更があったのはトムスの2台で、au TOM’S LC500 36号車に中嶋一貴が復帰。ジェームス・ロシターと再びコンビを組む。2014年、2015年の岡山ウィナーで、昨年もLEXUS勢最上位の2位と岡山を得意とするKeePer TOM’S LC500 37号車は、平川亮が新たにニック・キャシディとのフレッシュなコンビで参戦する。

    3月半ばに行われた岡山での2日間の公式テストでは、両日共にKeePer TOM’S LC500 37号車がトップタイム。他のLEXUS LC500勢も上位につけ、タイトル防衛への期待を高めた。

    GT300クラスでは、昨年ランキング2位と健闘したプリウスは今年も2台体制。永井 宏明/佐々木 孝太組TOYOTA PRIUS apr GT 30号車は昨年と同体制だが、TOYOTA PRIUS apr GT 31号車は嵯峨 宏紀が新たに久保 凜太郎とコンビを組む。

    昨年まで1台体制だったLEXUS RC F GT3は新型車にスイッチすると共に、2台での参戦体制に。昨年も参戦していた飯田 章/吉本 大樹組SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車に加え、JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車を中山 雄一/坪井 翔組の若いコンビがドライブする。こちらも岡山テストで順調な仕上がりを見せており、開幕での走りに注目だ。