タグ: SUPER GT

  • 【SUPER GT】 第7戦 タイ 予選:KeePer TOM’S LC500が今季初ポール

    【SUPER GT】 第7戦 タイ 予選:KeePer TOM’S LC500が今季初ポール

    SUPER GT 第7戦 『Chang SUPER GT RACE』の予選が7日(土)、タイのブリラムにあるチャン・インターナショナル・サーキットで行われた。GT500クラスはNo.37 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)がポールポジションを獲得。

    GT300クラスはNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/柳田真孝)がポールポジションを獲得した。

    今年で4回目の開催となるタイでのSUPER GT。全車にタイのプミポン前国王の追悼ステッカーが貼られ、午前の公式練習前には黙祷も行われた。現地時間午後3時から予選が行われた。

    公式練習前にはスコールが降り、走行前の路面はハーフウエット。GT300クラスの予選Q1の間に路面はかなり乾いたものの、GT500の走行とともにふたたび雨粒が舞ったため、各陣営は急いでピットアウトし、アタックを展開していった。

    そのなかでQ1を最速で通過したのは、日産GT-R勢のなかで唯一Q2進出を果たしたNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信)。次いでNo.1 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン)、No.6 WAKO’S 4CR LC500(アンドレア・カルダレッリ)とレクサスLC500勢が続いた。一方で、ランキング首位のNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)が11番手でQ1突破を果せない波乱もあった。

    GT300クラスのQ2をはさみスタートしたGT500クラスのQ2ではかなり路面も乾き、序盤から各車がスリックタイヤを履き、アタックを展開。最速タイムをお互いに塗り替えながら果敢なアタックをみせたのは、No.12 カルソニックIMPUL GT-Rのヤン・マーデンボローとNo.37 KeePer TOM’S LC500の平川亮。互いに1分25秒台のタイムを連発したが、最後にマーデンボローが1分25秒060をマーク。その後、平川がチェッカー周に1分25秒011を叩き出して、昨年の開幕戦岡山以来のポールポジションを決めた。2番手はNo.12 カルソニックIMPUL GT-R、3番手にNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)がつけ、3メーカーのマシンがトップ3を分け合う結果となった。

    GT300クラスは、コース各所に雨水が残った状態で予選Q1がスタートした。ただ、走行が重ねられていくにつれ路面は乾いていき、セッション終盤に向けタイムが向上していく展開となったが、No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン)がトップでQ2に進出。一方、ランキング2位で昨年のタイ戦ウイナーのNo.25 VivaC 86 MC(山下健太)がQ1敗退する。Q2ではふたたび小雨。そこから乾く展開となるが、Q1に続きNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMSの柳田真孝が、チェッカー間際に1分38秒142を出してポールを獲得した。

    GT500クラス
    No.37 KeePer TOM’S LC500
    平川亮
    「今回からウェイトハンディが半分になりましたが、前回の鈴鹿から一発の速さには自信がありました。残り2戦では(それぞれのコースの特徴から)予選がとても重要になって来ることは分かっていました。だから予選は始まる前には少しプレッシャーも感じていたんです。Q2ではトラフィック(混雑)に引っ掛かることも多かったのですが、ラストラップに何とかうまくまとめることができ、ポールポジションを獲ることができました。今は率直に、嬉しいです」

    GT300クラス
    No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS
    柳田真孝
    「(ポールポジションを獲ることができて)正直驚いています(苦笑)。今シーズンは非常に苦しい戦いを強いられてきました。でも今回はチームが素晴らしいクルマに仕上げてくれました。僕たちにとっては恵みの雨で、このようなコンディションではダンロップのウエットタイヤが良いパフォーマンスを発揮してくれました。Q1ではリチャード(ライアン)が良いアタックを見せ、彼からのインフォメーションもあってポールを獲ることができました」

    SUPER GT 2017年 第7戦 タイ 予選結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ  
    1 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 1分25秒011
    2 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS 1分25秒060
    3 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS 1分25秒124
    4 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS 1分25秒183
    5 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 1分25秒465
    6 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀
    小林崇志
    BS 1分25秒762
    7 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS 1分26秒471
    8 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL 1分31秒038
    9 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴
    ジェームス・ロシター
    BS 1分30秒727
    10 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH 1分31秒277
    11 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 1分31秒419
    12 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 1分31秒574
    13 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS 1分31秒641
    14 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI 1分32秒023
    15 19 WedsSport ADVAN LC500 関口雄飛
    国本雄資
    YH 1分33秒143
  • ジェンソン・バトン、2018年のSUPER GTフル参戦の可能性を示唆

    ジェンソン・バトン、2018年のSUPER GTフル参戦の可能性を示唆

    マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは、F1に長くいすぎたことでモータースポーツへの愛情を失ってしまったが、最近、SUPER GTの鈴鹿1000kmに参戦したことで、自分の熱意を再認識し、2018年にフルタイムでレースに復帰する決意が固まったと述べ、日本でSUPER GTにフル参戦するという選択肢もあることを示唆した。

    今年、F1から1年間離れることを決断したジェンソン・バトンは、インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの代役として、F1モナコGPで一戦限りの復帰を果たした。

    イベントのためF1日本グランプリが開催されている鈴鹿サーキットを訪れたジェンソン・バトンは、F1から離れることは“じっくりと自分自身を見つめ直すことができた”ので、“素晴らしいことであり、必要なことだった”と語った。

    ジェンソン・バトンは、鈴鹿を“モンスター級”の2017年F1マシンで走ることは“かなり特別に違いない”と認めるが、コックピットを離れたことに後悔はないと述べた。

    「F1が恋しいか? いいや、恋しくはない」とマクラーレン・ホンダのパドックでジェンソン・バトンはコメント。

    「レースは恋しく思う。僕はモータースポーツへの愛情を少し失ってしまっていた。F1であまりに長くレースをしてしまったのかもしれないね」

    「去年の終わりにホンダと話しをしたとき、SUPER GTのクルマを少し楽しんでみたいと言った。それで、去年の終わりにホンダ サンクスデーで走った。とても楽しかった」

    「なので、その後、鈴鹿1000kmに参戦できないかと聞いてみた。彼らはなんとかできるかもしれないと言ってくれた」

    「僕がこれまでやってきたこととは完全に異なっていた。別のカテゴリーとレースをすることはね」

    鈴鹿1000kmでのレースはパンクとペナルティに苦しめられることになったが、それでも“本当に楽しかった”と語り、レースに戻りたいと思うきっかけになったと述べた。

    「終わった後、すぐにクルマに戻って、もう一度やり直したいと思った」とジェンソン・バトンはコメント。

    「それ以来、その気持ちをしばらく持っている。来年は何らかのレースをすることになるだろう。まだそれがアメリカなのか、ヨーロッパなのか、それとも日本になるのかはわからない」

    「いくつか選択肢があるし、フルシーズンを走って、しっかりと真剣に取り組みたい」

    それ以外に興味のあるシリーズについて質問されたジェンソン・バトンは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権は成長しており、トップクラスのシートを手に入れることができるかもしれないと語った。

    「GTカテゴリーは素晴らしいけど、DPカーにオーバーテイクされるクルマに乗っていられるかわからない。それは僕には理解できないことだ」とジェンソン・バトンはコメント。

    「いつかル・マンに参戦したいけど、参戦する適切なタイミングであるかは確信がもてない」

    「LMP2カテゴリーは素晴らしいと思うし、たくさんのチームがあった、多くの才能のなるドライバーがあるけど、P1がある。他よりも20秒遅いクルマでレースをすることは僕には理解できない」

    ジェンソン・バトンは、インディカーとフォーミュラEはどちらにも“関心はない”と断言した。

    「インディカーでは素晴らしいドライバーがレースをしているけど、ちょっと怖いよね。彼らがまだレースをしていることに驚いている。とても勇敢な男たちだ」

    「でも、僕がそれに触れることはないだろう。僕のキャリアのこの時点で必要だとは思わない」

    「フォーミュラEは間違いなくいいところもあると思う」

    「使用されているテクノロジー、成長し続けていることはメーカーにとって素晴らしいことだと思う。でも、やっぱり僕を興奮させるものではない」

    「僕はレースをして楽しみたい。エンジンの音を聞きたいし、轟音を聞きたい。600馬力以上のクルマをドライブしたい。それが僕が育ってきたものだ」

  • 【SUPER GT】 LEXUS:2017年 第7戦 ブリーラム(タイ) プレビュー

    【SUPER GT】 LEXUS:2017年 第7戦 ブリーラム(タイ) プレビュー

    SUPER GT 第7戦「BURIRAM SUPER GT RACE」が、10月7日(土)、8日(日)の両日、タイの東北部ブリーラムに位置するチャン・インターナショナル・サーキットで、開催される。

    8月末に行われた前戦鈴鹿1000kmから1か月あまり。SUPER GTはシリーズ唯一の海外遠征戦となる第7戦タイを迎える。

    SUPER GT唯一の海外遠征戦タイラウンド
    残り2戦。ウェイトハンデ半減でタイトル争いの正念場

    今年で4年目を迎えるタイラウンド。昨年も同じ10月第7戦としての開催だったが、昨年は中止となったオートポリスラウンドの代替戦が最終戦もてぎで行われた関係で、フルウェイトハンデで実施された。今年は予定通り最終戦のひとつ前ということで、ウェイトハンデはこれまでの半分、獲得ポイント×1kgで戦われる。

    今季新たに導入された新型車両 LEXUS LC500はシーズン序盤圧倒的な速さを見せ、開幕から4連勝を飾ったが、ウェイトハンデが厳しくなった第5,第6戦では苦戦。ドライバーズタイトル争いでも首位の座を奪われることとなったが、2位以降に5台が続き、残り2戦で充分に逆転を狙える位置につけている。

    ウェイトハンデ半減の今大会、そしてノーハンデとなる最終戦では、再びLEXUS LC500の速さが発揮されるだろう。LEXUS LC500参戦初年度でのタイトル獲得へ向け、逆襲が期待される。

    日本の国内は秋の風で涼しさを感じるようになってきたものの、常夏の国タイは10月でも厳しい暑さの中でのレースとなる。最終戦でのタイトル争いに向けどのチームが抜け出すか。文字通りの「熱い」戦いとなることは間違いない。
    意外にチャレンジングなテクニカルコース

    チャン・インターナショナル・サーキットは、富士スピードウェイや上海、セパン他、近年のサーキットを多く設計していることで知られるドイツ人デザイナー、ヘルマン・ティルケ氏の手によるもの。

    2014年に開設されたばかりのサーキットで、あまりアップダウンはなく、メインスタンドからコースがほぼ全部見渡せる、フラットなレイアウトだが、実際に走ったドライバーからはチャレンジングなコースとして好評だ。

    メインストレートからタイトな直角に近い右1コーナーを経て、長いストレート、そこから180度ターンしてもう一度ストレートというコース前半を過ぎると、後半はテクニカルセクションとなる。一見単調に見えるが、かなりのテクニックが必要とされるコースだ。

    ランキング2位以降に5台のLEXUS勢
    LEXUS LC500初年度タイトル獲得へ向け逆襲に期待

    開幕から4連勝を飾ったLEXUS LC500勢だが、その後はウェイトハンデに苦しみ、第6戦を終えた時点で、開幕戦で勝利を挙げた平川
    亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 37号車が首位と11ポイント差の2位。未勝利ながら表彰台3回の大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車が同ポイントの3位で続いている。

    この2台は、開幕戦で1-2フィニッシュを飾り、40kg、30kgという重いハンデを背負って臨んだ第2戦富士で3位、2位と好成績を残しており、ウェイトハンデが半減された今大会でも速さを見せてくれるはず。平川は先週のヨーロピアン・ル・マンシリーズ(ELMS)スパラウンドで僅差の2位フィニッシュと速さを磨いてきている。また、昨年のタイラウンドでは6番手スタートから3位表彰台を獲得している6号車は、是が非でも今季初勝利が欲しいところだ。

    ランキング4位の中嶋 一貴/ジェームス・ロシター組 au TOM’S LC500 36号車(中嶋一貴は第2戦欠場のためランキングではロシターのみ3位)も12ポイント差とほとんど横並び状態で、ここで抜け出すべく力を見せてくるだろう。

    立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車は16ポイント差、ヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が23ポイント差で追っているが、優勝すれば20ポイント、ポールポジションポイントを合わせれば、残り2レースで最大42ポイントが獲得出来ることを考えれば、まだまだチャンスはあると言える。1号車は昨年、最終戦もてぎでの活躍で大逆転チャンピオンを獲得しているだけに、このタイラウンドで、最終戦へ向けての足がかりをつかみたいところだ。

    そして、タイトル争いからは若干離されてしまっているものの、その分ウェイトハンデが軽く、昨年のタイラウンドウィナーということで優勝候補の1台と言えるのが関口 雄飛/国本 雄資組 WedsSport ADVAN LC500 19号車。昨年このタイラウンドでチーム、そしてこのコンビにとって悲願の初優勝をポール・トゥ・ウィンで飾った験の良いコースでもある。関口は2週間前のスーパーフォーミュラで今季2勝目と絶好調。国本もチャンピオンとして迎えたスーパーフォーミュラで、不運に見舞われるなどして結果には繋がっていないものの、ポールポジション獲得など確実に速さを見せ、また、スパ、ル・マンとWECに参戦してきた経験も活かし、名実共に日本のトップドライバーのひとりとして成長してきている。活気に溢れるコンビの2年連続勝利なるかにも注目だ。

    GT300クラスでも、第2戦で初勝利を挙げた中山 雄一/坪井 翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車が首位から16ポイント差の6位と充分に逆転タイトルを狙える位置につけており、若手コンビの活躍に期待がかかる。

  • テレ東・狩野恵里アナと山本尚貴、第1子妊娠を発表

    テレ東・狩野恵里アナと山本尚貴、第1子妊娠を発表

    テレビ東京の狩野恵里アナウンサーと山本尚貴が、それぞれのブログで第1子妊娠を発表した。

    山本尚貴とテレビ東京の狩野恵里アナは昨年8月に結婚。狩野恵里アナは、年内に産休に入り、出産は来年春頃になるという。

    狩野恵里アナは「私事で大変恐縮ですがこのたび 新たな命を授かりましたことをご報告させていただきます」とブログで報告。

    「プライベートに関してブログで公表することはふさわしくないのではないか、とも考えたのですが、全力で仕事を努めたいと思う中で、今まで通りには取材に行くことができないことも出てくるため、このタイミングでご報告させていただくことにしました」

    「今後は年内に産休に入らせていただき、来年春頃の出産を予定しています」

    「出産後は状況を見ながら、仕事に復帰したいと考えています!」

    「胎動はまだ感じないのですが、そのうち生放送中でも蹴ってくるのではないかと、少しドキドキしているところです。

    「全力で産んで、全力で育て、全力でまた仕事に戻って来られるようにしていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!」

    山本尚貴も「先ほど妻のブログからも報告させていただきましたが、この度二人の間に新たな命を授かりましたことを、ここにご報告させていただきます」とコメント。

    「無事に出産を迎えるその日まで期待と不安が入り混じる日々を過ごすことになると思いますが、そんな日々も互いに大切にしながら過ごしていけたらなと思います」

    「その妻はお腹のことを気にしながらも、仕事も家事も全力でやってしまうので旦那としては少々不安なのですが。笑 そんな妻のサポートもしっかりとしつつ、僕は残りのレースを全力で戦っていきますので皆さん応援宜しくお願いします!!」

    関連:狩野恵里アナ、山本尚貴との結婚を報告 – 2016年8月17日

  • 【SUPER GT】 SUPER GT車両がDTM最終戦でデモ走行

    【SUPER GT】 SUPER GT車両がDTM最終戦でデモ走行

    SUPER GTを運営するGTアソシエイションとDTM(ドイツツーリングカー選手権)を運営するITRは、DTMの2017年シーズン最終戦でSUPER GT車両をデモ走行させることを9月27日に発表した。

    10月13~15日にドイツのホッケンハイムで開催されるDTM最終戦で、SUPER GTのGT500クラス車両の2台が走行する。初めてドイツの地を踏むGT500車両は、レクサスLC500(No.093・2017年テスト車両)と日産GT-R(No.1 MOTUL AUTECH GT-R・2016年参戦車両)で、14日(土)と15日(日)にデモ走行を行う。

    DTM側は「この日、ファンは特別なものを目にすることができる。統一規則(Class One・クラス1)により実現する2つのシリーズの対戦に、モータースポーツファンの期待が高まっている」と公表し、ドイツでの盛り上がりも併せて紹介した。

    ITRのゲルハルト・ベルガー会長は「SUPER GT車両が初めてDTMイベントに登場することを嬉しく思います。これは私たちにとって大きな名誉であり、ファンにとっても特別なこととなります。さらに我々DTMの未来にとっても強い兆しとなります。そして、日本のGTAと彼らのシリーズに参戦する3メーカーとの協力が、どれほど真剣に進んでいるのかを示しています」と、このコラボレーションが両団体にとって大きなステップであることを語った。

    GTAの坂東正明代表は「我々は、ホッケンハイムでSUPER GTのGT500クラス車両が走ることを楽しみにしています。これは、SUPER GTとDTMとの密接な関係を反映したものと言えます。両シリーズは、それぞれの国の著名な自動車メーカーが参戦していることが特徴です。それだけに、次は日本のファンがDTM車両を体験する機会を得られることが、とても大切になります。その機会として、11月11、12日に開催するSUPER GT最終戦には、DTM車両がやって来る予定となっています」と、ベルガー会長と共にコメントを寄せ、11月11日〜12日に開催される最終戦(第8戦)ツインリンクもてぎ大会にDTMの車両が来日することも発表された。

    ホッケンハイムでのDTM最終戦でGT500車両の2台、レクサスLC500と日産GT-Rは金曜日にテスト走行を実施。そして、土曜と日曜の両日にデモ走行を行う予定だ。なお、それぞれのドライバーは未定となっている。

    DTMとSUPER GTのGT500クラスは、車両の開発・製作コストの低減とモータースポーツの迫力を両立させ、より高い安全性を実現することを主眼に置き、共通の技術規定「Class One」を立案。2014年より同規定に基づいた車両でシリーズを行っている。なお、現時点ではエンジン仕様が両シリーズで異なっており、DTMでは従来からのV型8気筒4,000ccを使用している。だが、2019年シーズンからはDTM参戦車両もGT500クラス車両と同じ、直列4気筒2,000cc直噴ターボを使用する。これにより、さらなる省エネ、環境重視のレースカーが実現されることになる。

  • 【SUPER GT】 チーム無限:鈴鹿1000km レポート

    【SUPER GT】 チーム無限:鈴鹿1000km レポート

    #16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀英紀/中嶋大祐大祐/ジェンソン・バトン組)は8月26日~27日に鈴鹿サーキットで開催されたSUPERGTシリーズ第6戦GT500クラスに参加した。

    走行距離が1000kmに及ぶ長いレースに備えて、チームは第3ドライバーとしてジェンソン・バトンを起用、戦闘態勢を整えた。

    ジェンソン・バトンは、F1グランプリでHondaのドライバーとして戦い、09年にはF1ワールドチャンピオンになった経歴を持つ現役F1ドライバーである。チームは、高負荷の鈴鹿サーキットでの長距離レースに備え、ロール剛性を下げるなどタイヤに優しいサスペンションセッティングを施して持ち込んだ。

    ■公式練習:クラス5位・武藤英紀:1分49秒284 中嶋大祐:1分56秒951 ジェンソン・バトン:1分50秒097
    26日の公式練習は、早朝に降った雨の影響が残り完全ウエットコンディションで午前9時20分に始まった。全車レインタイヤを装着し水しぶきを上げながら走行するが、走行が進むにつれ、陽が射しはじめて路面コンディションは徐々に良くなっていった。

    #16MOTULMUGENNSX-GTは、まず中嶋大祐がステアリングを握って走り始めた。レインタイヤのまま10周を走り、タイムはコンディションが好転したところで記録した1分56秒951。中嶋大祐はピットに戻りジェンソン・バトンにマシンを受け継いだ。

    まだコースの一部は濡れていたが走行ラインはほぼ乾いた状態となり、ジェンソン・バトンはドライタイヤを装着してコースイン、7周を走ってタイムを1分50秒097まで縮めた。途中、コース上の停止車両を回収するためセッションは赤旗中断されたが、それを挟んで武藤英紀は12周を走り、タイムを1分49秒284まで縮めた。最終的に#16MOTULMUGENNSX-GTの公式練習での順位は5番手となった。

    ■公式予選:GT500クラス13位(Q1:9位・1分48秒588、Q2:出走せず)
    公式予選は参加15台全車が出走するQ1と、Q1のGT500クラス上位8台のみが出走できるQ2でスターティンググリッドを決定する2段階制ノックアウト方式で行われた。決勝のスターティンググリッドは、Q2に進出した上位8台についてはQ2のタイム順、それ以降はQ1のタイム順で決まる。Q1とQ2は別のドライバーが走行しなければならず、タイヤはQ1で1セット、Q2でさらに1セットが使用できる。

    午後2時35分から15分間のQ1セッションが始まった。鈴鹿サーキット上空の天候は好転し、青空が広がって太陽が照りつけた。路面は完全なドライコンディション、気温はセッション開始時点で31℃まで上昇した。

    チームはQ1にジェンソン・バトン、Q2に武藤英紀が走るという作戦で公式予選に取り組んだ。Q1を担当したジェンソン・バトンは、セッション終了8分前までピットで待機した後、タイムアタックを始めた。タイヤをウォームアップし、アタックに入ったジェンソン・バトンのペースは好調だったが、デグナーカーブでペースダウンしていたマシンを追い抜かねばならずわずかに失速、タイムは1分48秒683となった。

    タイムを記録した時点で、ジェンソン・バトンのタイムはQ2に進出できる上位8台の中に食い込んでいた。しかしセッション終了間際、ジェンソン・バトンのタイムをわずか0.089秒差で上回る選手が現れ、#16MOTULMUGENNSX-GTの順位は9番手に落ち、Q2進出はならなかった。

    ■決勝: 12位(169周  2周遅れ ベストタイム:1分52秒532)
    8月27日、決勝日は朝から快晴となり強い陽射しが鈴鹿サーキットに照りつけた。午後0時30分、パレードランが始まった時点で気温は30℃、路面温度は47℃と、真夏のコンディションである。決勝レースは173周の予定で始まった。スタートドライバーは中嶋大祐が務めた。

    9番手からスタートした中嶋大祐は周囲と争いながら順位を8番手へ上げ、24周を走ってピットインしジェンソン・バトンに交代した。ピットクルーは素早くタイヤ交換と給油を行ってジェンソン・バトンをコースへ送り出した。ところが、ピットを離れる際に後方からピットへ進入してきたマシンと交錯したため危険なリリースを問われてジェンソン・バトンにはドライブスルーペナルティが科せられてしまった。

    コースに戻った#16MOTULMUGENNSX-GTの見かけ上の順位は3番手にまで上がった。しかしペナルティの指示を受けたジェンソン・バトンはドライブスルーを行い、順位を大きく下げることになった。しかしその後、コース上に停止した車両を回収するためセーフティカーが入ったため、上位との間隔が縮まった状態で再スタートとなり、#16MOTULMUGENNSX-GTの反撃にとっては有利な展開となった。ジェンソン・バトンは再スタート後、51周目までを走って11番手でピットイン、武藤英紀にマシンを引き継いだ。

    武藤英紀はハイペースで追い上げを開始した。しかし上位にはなかなか追いつかない。そして追い上げ中の83周目、第4スティントの中嶋大祐へドライバー交代を行おうとしていた矢先、#16MOTULMUGENNSX-GTの左リヤタイヤが突然バースト、武藤英紀はかろうじてクラッシュを避けてスローダウンながら走行を続行、ピットへ帰還した。

    ここで中嶋大祐へ交代、タイヤ交換と給油を行いコースへ復帰したが順位は大きく下がってしまった。中嶋大祐はまた追い上げにかかり、115周目までを走ってピットイン、ジェンソン・バトンへマシンを引き継いだ。ところが決勝レース2回目のスティントを走り始めたジェンソン・バトンには、前回のスティントでセーフティカー中に追い越しをしたとして再びドライブスルーペナルティが科せられた。2回目のドライブスルーを行ったジェンソン・バトンに、今度は135周目、右フロントタイヤがバーストするというトラブルが襲った。

    ジェンソン・バトンはそのままピットイン、最終走者である武藤英紀にマシンを引き継いだ。チームは2回のバーストを考慮してペースを抑制して完走を狙う作戦に切り替え、武藤英紀をコースへ送り出した。2回のセーフティカーランの影響で、レースは173周を消化することができないまま、規定終了時刻の午後6時28分で打ち切られそうな状況となってきた。

    終了予定時刻の20分ほど前になって武藤英紀は車両にわずかな振動が出ていることを感じ取り、チームと相談の上、大事をとってピットインしタイヤを交換しレースに復帰した。結局#16MOTULMUGENNSX-GTは169周を走って12位のチェッカーフラッグを受けて長いレースを完走した。この結果、武藤英紀/中嶋大祐組は無得点でシリーズポイントランキングは18番手となり、TEAMMUGENは完走ポイントを1点加えたもののチームポイントランキングは15番手へ後退、第7戦タイラウンドを迎えることとなった。

    手塚長孝 監督
    タイヤに優しい決勝レース重視のセッティングを選択しました。中嶋選手がスタートして順調 に順位を上げ、バトン選手に交代したのですが、ピットアウトの際、ペナルティを受けてしまいました。責任は僕にあります。バトン選手にもチームにも申し訳なく思っております。SC中での追い越しによるペナルティには愕然とさせられましたが、それを払拭するバトン選手の速さには感銘を受けました。また、バトン選手の走りを見て、多くの新鮮な“気づき”を得ることが出来ました。武藤選手、バトン選手とタイヤバーストが続いてしまったことは、想定外だった上、非常に無念です。現在、原因の究明を急がせております。また、この事で、終盤は完走を目標に慎重策を取らざるを得ませんでした。中嶋選手、武藤選手とバトン選手のコミュニケーションは申し分なかったうえ、勝利のために(バトン選手には)チームに参加して頂いただけに、結果を出せず申し訳ない限りです。武藤選手、中嶋選手、そしてスタッフもよくやってくれていただけに辛いです。なんとか残り2戦で結果を出し、ファンのみなさんやスポンサーの皆さんに恩返しをしたいと思います。

    武藤英紀
    予選は、Q2に行ければもっと行けたとは思うのですが、1000kmレースですからチームの作戦として最初から予選をあまり重視はしていませんでした。その分、決勝レースではペース的には表彰台にからめる速さがあったと思うのですが、2回タイヤがバーストしてしまいました。1回は自分が乗っているときでした。スプーンの手前、6速だから230kmくらい出ている、やや危険な状況での出来事でしたので、結構しびれました。どこにも接触しなかったので、そのままピットまで帰られて良かったです。最後にJBさんが再度バーストして入ってきたので、それを見たらもう今日は慎重に行った方がいいな、ということになりました。クルマには表彰台に届くだけのポテンシャルがあったとは思うのですが、バーストで流れが変わってしまって、そこからはコンサバになって攻めの走りが出来ませんでした。ただJBさんから学べることも多いレースでした。タイムの上げ方など、勉強になりました。直接ワールドチャンピオンとロガーを見比べることなどなかなかできることではないのでいい経験になりました。

    中嶋大祐
    いろんなことがあった週末でした。予選は走りませんでしたが、決勝重視のタイヤ選択ではありましたが、想定以上の速さでした。ジェンソンがトラフィックにひっかかってしまったためQ2には行けなくて残念でしたが、クルマは決勝で十分戦えるレベルにあるなと思いました。決勝はスタートを担当しましたが順調にポジションを上げることができました。飛び抜けて感触がいいというわけではありませんでしたが、前とのギャップも徐々に縮めていける感触がありました。実際、第2スティント、ジェンソンに替わって12号車の前へ出て、実質4位から3位まで上がる事が出来ました。そこまでは順調、計画通りでした。しかしながら、ピットから出て行く際ペナルティがあり、やや足を引っ張られましたが、セーフティカーも出て前とのギャップが縮まったので、これはまだ戦えるぞ、と思いました。しかしながら上位も速く、なかなか思い通りにはならなかったですね。ただ、自分としてはいい戦いができたと思っています。今度こそ結果をきちんと出せるようにチームの皆と協力して頑張りたいと思います。悔しいレースでしたが、今回64号車が優勝したことにはおめでとうと言いたいです。去年まで一緒に戦っていた関係ですから。

    関連:【動画】 SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000km 決勝ダイジェスト

  • 【動画】 SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000km 決勝ダイジェスト

    【動画】 SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000km 決勝ダイジェスト

    SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000kmの決勝レースが鈴鹿サーキットで行なわれた。今年で最後となる鈴鹿の1000kmレースで、GT500クラスは#64号車 Epson Modulo NSX-GT(松浦孝亮/ベルトラン・バゲット)がSUPER GTでは2007年以来の優勝。GT300クラスは、#65号車 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)が優勝を飾った。

    決勝日を迎えたサーキット周辺は朝から強い陽射しが降り注ぎ、厳しい夏の暑さが残る。

    最後の“鈴鹿1000km”と言うこともあり、4万5000人もの大観衆が見守る中、午後0時30分に予定通り、三重県警の4台の白バイと3台のパトカーが先導のパレードラップが行われる。その後1周のフォーメーションラップを経て、午後0時38分、シグナルグリーンで決勝レースはスタートとなった。

    鈴鹿1000kmは周回数173周、もしくは最大延長時間は18時28分が終了時間となる。2回のセーフティカーもあって、173周を消化することができないまま、規定の午後6時28分を迎え、ファイナルラップが宣言される。

    そして“鈴鹿1000km THE FINAL”のトップチェッカーは、#64号車 Epson Modulo NSX-GTに振られる。NAKAJIMA RACING、そしてダンロップタイヤとしては2007年の最終戦富士以来、10年ぶりのSUPER GT優勝となった。松浦孝亮にとっては通算2勝目、そしてベルトラン・バゲットは初の優勝となった。

    GT300クラスでは、残り10周ほどでテールツーノーズのバトルが展開される。勢いに勝る#65号車 LEON CVSTOS AMGの蒲生は、150周目の第1コーナーで#25号車 VivaC 86 MC(松井)をパス。ついにトップを奪い取った。結局、このままゴールした#65号車 LEON CVSTOS AMGが昨年の開幕戦岡山以来の優勝を手にした。

    2017 SUPER GT 鈴鹿1000km 決勝

  • 【SUPER GT】 ホンダ:#64 Epsonが“最後の鈴鹿1000km”で優勝

    【SUPER GT】 ホンダ:#64 Epsonが“最後の鈴鹿1000km”で優勝

    2017 オートバックス SUPER GT第6戦「46th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km」の決勝レースが8月27日(日)、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催された。

    気温は30℃を越え、路面温度も50℃に迫る厳しいコンディションのなか、鈴鹿1000kmとしては最後となる決勝レースのスタートが切られた。

    序盤から#17 KEIHIN NSX-GT(塚越/小暮)と#64 Epson Modulo NSX-GT(バゲット/松浦)の2台が積極的に上位争いを展開。#100 RAYBRIG NSX-GT(山本/伊沢)も6番グリッドから次第に追い上げていった。

    一時はこれらホンダ陣営による1-2-3フィニッシュも期待されたが、レース終盤の147周目に#17 KEIHIN NSX-GTの左リア・タイヤがパンクしコースアウト、この影響で#17 KEIHIN NSX-GTはリタイアに追い込まれた。

    セーフティーカーが2度出動する荒れた展開となったレースは、規則に従って1000kmにあと2周足りない171周でチェッカードフラッグが振り下ろされ、終始トップ争いを演じた#64 Epson Modulo NSX-GTが優勝。ピットストップのタイミングで一時は5番手まで順位を落とした#100 RAYBRIG NSX-GTは、最終スティントを担当した山本選手の力走により3位表彰台を手に入れた。

    第7戦は10月7・8日にタイのチャーン・インターナショナル・サーキットで開催される。

    ベルトラン・バゲット (♯64 エプソン・ナカジマレーシング)

    SUPER GTで優勝するまで、4年間かかりました。正直、とても辛く厳しい日々でした。今日はダンロップ・タイヤが素晴らしい性能を発揮できたので優勝できましたが、ここまで開発するには大変な苦労が伴いました。これまでサポートし続けてくれた中嶋 悟監督を始めとするチームのメンバー、Honda、そしてチームメイトの松浦選手に心から感謝しています。特に松浦選手は大きなミスを犯すことなく、トップのまま走りきってくれました。次のタイ大会でチームはいつも素晴らしいパフォーマンスを発揮してきたので、次戦も楽しみにしています。

    松浦孝亮 (♯64 エプソン・ナカジマレーシング)

    鈴木亜久里さんと一緒にレースをしてきた昨年までの19年間は、思うような結果を残すことができず、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、今日のレースで自分の実力を証明できたので、本当に嬉しく思っています。僕たちはソフト・コンパウンドでレースを戦ったので、暑い時間帯は苦しい局面もありましたが、夕方になって涼しくなってからはペースが上がり、これが勝因となりました。今日のレースでは自分の力を出し切ったので、次戦まではこのまま勝利の余韻に浸っていたいと思います。

    伊沢拓也 (#100 チーム・クニミツ)

    今日は自分自身の力というよりも、山本選手の頑張りで3位表彰台を手に入れることができました。いずれにせよ、1000kmというレースをミスなく戦いきったことが、この結果につながったと思います。クルマの感触はとてもよく、それは3位表彰台という結果にも表れているとおりです。クルマのポテンシャルだけでいえば、もっと上位を狙えたと思いますが、NSX-GTのパフォーマンスは総合的に改善されているので、次のタイ大会、そして最終戦のもてぎ大会でも力強く戦えるものと期待しています。残る2戦でもさらに上位を目指して頑張ります。

    佐伯昌浩 (Honda GT プロジェクトリーダー)

    Honda勢が最後の鈴鹿1000kmで優勝できたことをとても嬉しく思っています。今日は#64 Epson Modulo NSX-GTが素晴らしい速さを見せてくれたほか、#100 RAYBRIG NSX-GTや#17 KEIHIN NSX-GTも力強くレースを戦ってくれました。それだけに#17 KEIHIN NSX-GTがタイヤのパンクに見舞われたことは残念でした。本大会では上位独占も視野に入れて大量ポイントの獲得を狙っていたので、3台が入賞したことには満足していますが、複雑な気持ちです。次戦以降は上位陣が徐々にハンディウェウトを下ろしていきますが、引き続き好成績を収めることで、これまで行ってきた開発の成果を証明したいと思います。

    関連:【SUPER GT】 鈴鹿1000km 結果:#64号車 Epson NSX-GTが優勝!

  • 【SUPER GT】 NISMO:鈴鹿1000km 決勝レポート

    【SUPER GT】 NISMO:鈴鹿1000km 決勝レポート

    SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000kmの決勝レースが行われ、予選12位からスタートした#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は2位表彰台を獲得。シリーズランキングトップに浮上した。

    前日同様に厳しい暑さの中で、最後の鈴鹿1000㎞がスタート。クインタレッリがスタートドライバーを務めた#23 GT-Rは、同じようなウェイトハンディを背負ったランキング上位勢との争いの中で、じわじわとポジションを上げていった。

    最初のピットインは29周終了時。このピット作業で、ランキングで競り合っている#37 LC500や#36 LC500もかわして暫定6位で第2スティントをスタートした。

    43周目、GT300クラスのマシンが最終コーナーでストップしたためセーフティカーが導入され、48周目にレース再開。前を走る#12 GT-Rと背後の#100 NSX-GTと、3台による4位争いを展開していた松田は、52周目のシケインで#100 NSX-GTと軽く接触し、コースを外れた間に#36 LC500に先行されてしまった。これで7番手に戻った#23 GT-Rだが、粘り強く60周まで周回を重ね、暫定3番手で第3スティントへと入っていった。

    ほとんどのマシンが第3スティントに入り順位が整理されると、#23 GT-Rは4番手に浮上。さらに64周目にはシケインでクインタレッリが豪快なオーバーテイクを披露し、レース中盤には表彰台圏内にポジションを進めた。この第3スティントでは上位陣に大きな順位変動はなく、クインタレッリは3位をキープした状態で89周目にピットイン。再び松田に交代した。暫定4位でレースに復帰したが、この時のピット作業で、他チームのマシンがピットに入ってくるタイミングと交錯してしまい、#23 GT-Rにドライブスルーペナルティが課せられることに。#23 GT-Rは108周目にペナルティを消化したが、今大会2度目のセーフティカーランを終えた直後、集団で走行しているタイミングでのペナルティ消化となったため、#23 GT-Rは12位まで下がることになった。

    ここから#23 GT-Rは猛追撃を開始。トップを走るマシンと同一周回の中では最後尾(12位)で108周目を終えたが、112周目には10番手へ、2周後には8番手へと順位を取り戻し、120周目に4度目のルーティーンピットに入ると、クインタレッリが第5スティントをスタートした。このスティントでもウェイトの重いマシンと激しいポジション争いを繰り返しながら、5番手まで順位を進めて144周目にピットイン。最終スティントは松田に託されることになった。

    最終スティントは暫定4位でコース復帰。松田は146周目の130Rで前を行く#1 LC500をかわし、同じ周回に上位のマシンがトラブルにより戦線離脱したため2位に上がった。トップを走るマシンとは18秒近い差が開いていたが、松田はこの差を一時11秒近くまで縮める攻めの走りを見せた。最終的に2位でチェッカーを受けた#23 GT-Rは、前戦・富士に続き2戦連続で表彰台を獲得。シリーズランキングでは18ポイントを加算しランキングトップに浮上した。

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)
    「シーズン前から、体力的な部分も含めて鈴鹿1000kmに向けていろいろと準備してきたものが、しっかりと実を結んだと思います。僕も次生も、完璧な仕事ができました。ペナルティを受けたのは本当に残念ですが、リカバリーはできたと思います。昨年は1000kmの結末を、最後まで悪い流れとして引きずってしまいましたが、今年は表彰台に上がれましたし、次のタイ戦にもいい精神状態で臨めそうです」

    松田次生 (#23 ドライバー)
    「ドライバー2人、力を出し切りました。勝てたかもしれないレースですが、正直ここまで上がってこられるとは思っていませんでした。次のタイは、僕たちだけ燃料リストリクター制限がかかることになります。(同じランクのリストリクター制限がかかった)富士のレースの感触でいくと、去年ほどの負担にはならないと思いますが、他のクルマと比べれば不利な状況で戦うことに変わりはありません。でも、ここまでのいい流れを断ち切らないようにチーム一丸で戦っていけば、チャンピオンにつながると思います。残り2戦も頑張ります」

    鈴木豊 (ニスモ監督)
    「ランキングトップに立つことはできましたが、去年に続いて、あってはならないミスを犯してしまいました。しかし、そのミスを除けばドライバーもチームもよく戦ってくれましたし、ミシュランタイヤも非常に良く、全くペースが落ちませんでした。ランキングトップに立ったことで、タイは一番不利な条件で戦うことになります。もう一度チャンピオンに返り咲くためには、しっかり気を引き締めて臨みたいと思います」

    GT300クラス 決勝レース
    B-MAX NDDP GT-Rは14位完走に終わる
    長谷見昌弘監督率いるNDDP RACINGの#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、予選16位からスタートし序盤に高星が3位まで順位を上げる走りを見せ活躍が期待された。しかし接触やピット作業違反による2度のペナルティを受け、またタイヤバーストにも見舞われ、14位でレースを終えることとなった。

    #3 GT-Rのスタートドライバーは高星で、オープニングラップで2台をかわして14位に順位を上げると、9周目には入賞圏内となる10位へポジションアップ。さらに早めに最初のピットインを済ませる車両が現れ始めると、22周目には4位、25周目には3位まで順位を上げて26周でピットイン。ここで星野に交代した。星野は16位でコースに戻り、10位争いをしていた38周目に直前を走行していた車両がピットインをするために減速したところに接触。相手が動けなくなってしまったために、セーフティカー(SC)が導入された。

    レース再開後、星野のドライブが危険行為と判定され、ドライブスルーのペナルティが課せられた。さらに星野から高星に交代後の73周目に左フロントタイヤがバーストし、1周近くをスロー走行してピットへ戻って来たこともあり、これでトップから2周遅れとなり完全に勝負権を失うこととなった。また中盤のピットイン時のピット作業手順違反のために、2度目のドライブスルーペナルティを受けた。これで20位まで順位を落とした#3 GT-Rだったが、粘り強い走りを続け最終的には14位まで順位を回復してチェッカーを受けた。

    星野一樹 (#3 ドライバー)
    「(接触した相手とは)シケインで真後ろにつけていたので、相手がピットインするために減速した際に避けきれませんでした。相手にもチームにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。その他にもタイヤバーストやピット作業のミスも重なるなど散々な内容になってしまいました。気持ちを切り替えて次のタイでは3年連続表彰台を獲得していますし頑張りたいと思います」

    高星明誠 (#3 ドライバー)
    「最初のスティントでは順位を上げることはできましたが、ペースはそれほど良いものではありませんでした。予選も良くなかったし、いろんな部分でクルマを速くしていかなければなりません。タイは好きなコースですしGT-Rも得意なコースですが、もっとプッシュできるように、頑張ります」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING監督)
    「見てのとおりのレースでした。理由はどうであれ耐久レースはぶつかってはダメ。他のチームでもいろいろなことがありましたが、6時間を走るのだからクルマをしっかりゴールまで持ってくるのがドライバーの仕事ですね。しかし今日の高星はタイムも速くて評価できます。次のタイはGT-Rに合ったコースなので、いい戦いができるのではないかと思っています」

    関連:【動画】 SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000km 決勝ダイジェスト

  • 【SUPER GT】 レクサス:鈴鹿1000km 決勝レポート

    【SUPER GT】 レクサス:鈴鹿1000km 決勝レポート

    SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000kmの決勝レースが開催。ウェイトハンデに苦しんだLEXUS LC500勢は長いレースで徐々に追い上げ、終盤には表彰台争いを繰り広げたが、惜しくも届かず、関口 雄飛/国本 雄資/小林 可夢偉組 WedsSport ADVAN LC500 19号車が4位でフィニッシュ。ペナルティやタイヤバースト、クラッシュの多発する波乱のレースを走り抜いた平川亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 37号車が6位、大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車が7位となった。

    大波乱となった「最後の鈴鹿1000km」レース
    関口雄飛/国本雄資/小林可夢偉組が4位フィニッシュ

    27日(日)は朝から快晴。午後12時30分、気温30度、路面温度47度という暑さの中、三重県警の白バイ、パトカーによる交通安全啓発パレードラップ、フォーメーションラップに続き、173周、1000kmの長いレースへのスタートが切られた。

    2番手グリッドの19号車は関口がスタートを担当し、序盤から激しい2位、3位争いを展開。

    43周目、接触からスピンした車両がコース上に止まってしまったため、セーフティカーが導入。レースが4分の1ほどを終えたところでのセーフティカー導入により、それまでのマージンは帳消しとなった。

    48周目に再スタートが切られ、55周目あたりから2度目のピットが開始されると、このチャンスを活かしたLEXUS勢が躍進。全車が2度目のピットを終えた時点で、3位の19号車だけでなく、14番手スタートのDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が5位、10番手スタートのau TOM’S LC500 36号車が7位、11番手スタートの6号車が9位へとポジションアップ。1号車のヘイキ・コバライネンは、その後ペースの上がらない19号車もかわし、LEXUS勢最上位の4位へと浮上した。

    各所で展開される、激しい順位争いの中、タイヤのバーストやペナルティも続発する荒れたレースに。ZENT CERUMO LC500 38号車はピット作業違反のペナルティを科され、順位を落としてしまった。

    全車が3度目のピットも終え、レースが折り返しを過ぎた95周目、プリウス31号車がクラッシュし、この日2度目のセーフティカー導入。

    このセーフティカーからの再スタート後も19号車、1号車がトップ5圏内でLEXUS勢を引っ張る形となったが、最後となる5度目のピットをやや早めに終え、追い上げを図った関口の19号車は、ピットに入っていない首位の車両に引っかかる形となり、狙い通りにペースが上げられず。全車が最後のピットを終えた時点で1号車がLEXUS勢最上位に浮上。

    トップ車両のタイヤバーストにより3位へとポジションを上げた1号車の平手晃平は、19号車をかわしてきたNSX-GT 100号車の猛追を受け、表彰台を賭け、10周以上に渡ってテール・トゥ・ノーズでの息の詰まるようなバトルを展開。

    レースは2回のセーフティカー導入の影響もあり、予定の173周ではなく、時間制限で午後6時28分を過ぎた時点で終了することとなった。1号車と100号車は毎周ブレーキングで共に白煙を上げるような激戦を繰り広げていたが、残り10分となったところで、1号車の平手はシケイン進入で僅かにはらんだ隙を突かれ、4位へと後退。

    1号車の平手は再逆転を狙い、アタックを続けたが、激しい攻防で予想以上に摩耗していたタイヤにより、デグナーカーブで曲がりきれずにクラッシュ。6時間にわたるレースの、残り2分でレースを終えることとなってしまった。

    1号車のリタイアにより、LEXUS勢最上位は19号車に。こちらも関口がライバルからの猛追でバトルを繰り広げていたが、凌ぎきって4位でチェッカー。貴重な10ポイントを獲得した。

    8番手スタートから、序盤若干順位を落とした37号車がその後着実な走りで6位、6号車が7位。ペナルティや接触でポジションを落とす不運な展開となった36号車が9位、38号車が10位でポイント獲得を果たした。

    GT300

    LEXUS RC F GT3の2台が1000kmを走り抜き、共にトップ6フィニッシュ

    SUPER GT第6戦鈴鹿1000kmの決勝レースが行われ、飯田章/吉本 大樹組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が4位、中山 雄一/坪井翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車が6位で2台揃ってのトップ6フィニッシュを果たした。

    27日(日)快晴の下、午後12時30分に、約6時間にわたるレースのスタートが切られた。5番手、6番手からスタートを切った2台のLEXUS RC F GT3は、ピットタイミングで何度か首位に立つなど、レースを通してトップ10圏内でのバトルを展開。2度に渡ってセーフティカーが導入され、タイヤバーストやペナルティが多発した荒れたレースで着実に周回を重ねた。

    終盤、60号車が最後までピットインを遅らせ、残り30分ほどの時点で最後のピットへ。8位を走行していた51号車の直前、7位でコースに復帰した。

    終盤、首位を争っていた車両がクラッシュ。その直後、4位を争っていた車両のコースアウトもあり、60号車は4位でフィニッシュ。51号車も6位でチェッカーを受け、2台揃ってのトップ6フィニッシュを果たした。

    プリウス勢は、15番手スタートの31号車が、序盤タイヤ選択が合わなかったために作戦を変え、一旦はポジションを落とすもハイペースでの追い上げを開始。上位を狙えるペースで周回を重ねていたが、プッシュを続けていた87周目にクラッシュ。無念のリタイアとなった。30号車は駆動系のトラブルに見舞われ113周でレースを終えた。

    関連:【動画】 SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000km 決勝ダイジェスト