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  • MotoGP | ホンダ 2019年 第9戦 ドイツGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 2019年 第9戦 ドイツGP 予選レポート

    マルケス今季5回目のPP。7年連続ポールトゥウインに向け前進
    MotoGP 第9戦ドイツGPの予選は、終日、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、フリー走行でトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選でもすばらしい走りを見せて、3戦ぶり今季5回目のポールポジション(PP)を獲得した。ドイツGPの最高峰クラスでは7年連続、125cc、Moto2クラスを含めて、10年連続PP獲得を果たした。

    これでマルケスは、記録更新中の最多PP記録を「85」とした。そして、最高峰クラスでは57回目となり、Hondaで5年連続チャンピオンに輝いたミック・ドゥーハンのもつ最高峰クラス最多PP記録の「58」にあと「1」に迫った。

    今大会は、天候に恵まれたが、タイヤの選択に多くの選手たちが頭を悩ませた。マルケスは、いつも通り、タイヤテストに多くの時間を割きたが、予選Q2では、フロントにハードを選んでアタックするなど、これまであまり経験したことがないタイヤ選択となった。しかし、3度のアタックをすべて成功させ、昨年マルケス自身が更新したサーキットベストタイムをさらに塗り替える快走でファンを喜ばせた。決勝では、最高峰クラスで7年連続、通算10年連続でのドイツGP制覇に挑む。

    カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が6番グリッドを獲得した。開幕前日、トレーニング中に右ヒザを痛めたクラッチローだが、初日6番手タイムをマーク。この日も、午前中のFP3で総合4番手にポジションを上げると、予選Q2では、6番グリッドを獲得した。クラッチローもタイヤに厳しい決勝レースを予想しているが、2位になった16年以来の表彰台獲得、そして今季初優勝に挑む。

    前戦オランダGPで痛めた左足首の影響で初日15番手と出遅れた中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、10番グリッドを獲得した。午前中のフリー走行では13番手に終わり、ダイレクトでのQ2進出を逃す。しかし、Q1で2番手につけると、Q2で10番手タイムをマークして今大会もトップ10入りを果たした。オランダGPでは、他者の転倒に巻き込まれて左足を痛めた。この日もテーピングを施し、痛み止めの注射を打っての熱走となり、チームスタッフはもちろん、ファンからも大きな拍手が送られた。

    ケガで欠場しているホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)の代役として出場のステファン・ブラドルが14番グリッドを獲得した。フリー走行に続き、この日も多くのメニューをこなし、多くのデータを収集した。決勝では、さらに上位を目指し、地元ファンの期待に応える意気込みだ。

    マルク・マルケス(1番手)
    「FP1からいいフィーリングがあり、今日もいい走りができました。違うタイヤや違うセッティングを試し、予選でも、違うことにトライする時間がありました。明日に向けて準備はすべて整いました。しかし、ヤマハのライダーはとても速いです。特にビニャーレスとクアルタラロはとても速く、彼らの走りに注意しなければなりません。今日はポールポジションを獲得できましたが、決勝で優勝できるかどうかはやってみなければわかりません」

    カル・クラッチロー(6番手)
    「アッセンに続き、6番グリッドを獲得できてうれしいです。明日は、とても長く難しいレースになると思います。今日の暑さはタイヤに厳しい条件でしたが、全体的には満足しています。レースでどのタイヤを使うかはまだ決まっていませんが、FP4ではかなり使いこんだユーズドタイヤで走り、決勝に向けてタイヤのシミュレーションができました。いいレースができることを願っています。マルクはほかのライダーに比べるといいペースがありますが、自分も表彰台争いか、トップ10争いができるポテンシャルがあると思います。このサーキットではいつもいいレース、いいバトルが見られます」

    中上貴晶(8番手)
    「非常に厳しい一日でした。朝おきたときは足の状態はそれほど悪くなかったのですが、FP3が始まり、30分過ぎた頃から、痛みがひどく、さらに力が入らならくなり、ふんばれない状態となりました。そのためFP4の前に痛み止めの注射を打って走りました。途中、シフトダウンができない状態になり、今回はレースをするのは無理かなと思いましたが、テーピング外してみたら、なんとか走ることができたので、そのまま、Q1、Q2に挑みました。Q1を2番手でQ2にいけたのはサプライズでした。チームもよろこんでくれました。そして、Q2で10番手になれたことも、うれしい出来事でした。反面、この状態で10番手なのだからと悔やまれます。昨日の課題だったリアのグリップも多少改善されたので、明日の決勝は完走目指して、最後まで全力を尽くします」」

    ステファン・ブラドル(14番手)
    「今日も忙しく、実りある一日になりました。今日はたくさんの仕事をこなしました。ペースはいいです。明日は5列目からのスタートなので、トラブルに巻き込まれないよう冷静に走らなければなりません。レースが楽しみです。いくつかポジションを上げられると思うのでレースが楽しみです」

  • MotoGP | 第9戦ドイツGP:マルク・マルケスが初日のトップ

    MotoGP | 第9戦ドイツGP:マルク・マルケスが初日のトップ

    2019年のMotoGP 第9戦ドイツGPのフリー走行は7月5日(金)にザクセンリンクで行われ、マルク・マルケス(ホンダ)がトップタイムを記録した。

    気温25度、路面温度41度のドライコンディションの中、ポイントリーダーのマルク・マルケスは今季21度目のトップタイムとなる1分20秒705マーク。開幕戦カタールGP以来、今季2度目の初日総合1番手に進出した。

    フリー走行1で4番手のアレックス・リンスは、0.341秒差の2番手。週末最初で今季3度目となる1番手発進を決めたファビオ・クアルタラロは、0.360秒差の3番手。

    フリー走行1で5番手のマーベリック・ビニャーレスは、0.488秒差の4番手。フリー走行1で11番手のポル・エスパルガロは5番手に浮上。フリー走行1で10番手のカル・クラッチロー、フリー走行1で7番手のジャック・ミラー、フリー走行1で15番手のダニロ・ペトルッチ、フリー走行1で6番手のアンドレア・ドビツィオーゾが続き、フリー走行1で3番手のバレンティーノ・ロッシは10番手。

    フリー走行1で9番手の中上貴晶は、1.024秒差の15番手。

    フリー走行1で18番手だったフランセスコ・バグナイアは、今季8度目の転倒を喫した際に首を痛めたことから、近郊の病院で精密検査を受けるために出走をキャンセルしたが、異常がないことを確認。2日目のフリー走行3は予定通りに出走する。

    順位 ライダー マシン タイム
    1 マルク・マルケス Repsol Honda Team 1’20.705
    2 アレックス・リンス Team SUZUKI ECSTAR 1’21.046
    3 ファビオ・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT 1’21.065
    4 マーベリック・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP 1’21.193
    5 ポル・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing 1’21.265
    6 カル・クラッチロー LCR Honda CASTROL 1’21.392
    7 ジャック・ミラー Alma Pramac Racing 1’21.442
    8 ダニロ・ペトルッチ Mission Winnow Ducati 1’21.484
    9 アンドレア・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati 1’21.489
    10 アレクサンダー・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP 1’21.538
    11 アレイシ・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini 1’21.543
    12 フランコ・モルビデリ Petronas Yamaha SRT 1’21.641
    13 ジョアン・ミル Team SUZUKI ECSTAR 1’21.678
    14 ステッファン・ブラドル Team HRC 1’21.693
    15 中上貴晶 LCR Honda IDEMITSU 1’21.729
    16 アンドレア・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini 1’21.758
    17 カレル・アブラハム Reale Avintia Racing 1’21.897
    18 ミゲール・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 1’21.899
    19 ヨハン・ザルコ Red Bull KTM Factory Racing 1’22.001
    20 ハフィス・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 1’22.208
    21 ティト・ラバト Reale Avintia Racing 1’22.462
    22 フランチェスコ・バニャイア Pramac Racing 1’22.729
  • MotoGP | ヤマハ 2019年 第9戦 ドイツGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ 2019年 第9戦 ドイツGP 初日レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGP、ザクセンリンク初日に好調ペース
    アッセンTTサーキットでの優勝からわずか数日、Monster Energy Yamaha MotoGPはザクセンリンク・サーキットでフリープラクティスをスタート。マーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはグリップ性とタイヤの消耗に悩みながらも、順調にペースを上げてそれぞれ総合4番手と10番手につけている。

    好調を維持するビニャーレスは第1セッションからハイペース。ザクセンリンクのレイアウトに適応したあとは、安定したリズムで走行を続けながらベース・セッティングを作り上げていった。セッション中盤で1分22秒251を記録して4番手につけると長くそのポジションをキープ。しかし終盤での更新ならず、5番手に後退してセッションを終了した。トップとの差は0.861秒だった。

    第2セッションでさらにペースアップを狙うビニャーレス。明日の予選を念頭に、午後の時間帯を利用してタイムアタックのための準備を進めていった。中盤までは6番手から7番手につけていたが、終盤でペースを上げるとついには1分21秒193へと更新。トップとの差を0.488秒に縮めて4番手を獲得した。

    チームメイトのロッシは、モチベーションを最高潮まで上げてドイツGP初日をスタート。第1セッションの初めから順調ペースで6番手につけ、セッティング向上に取り組みながらさらにタイムを短縮していった。終盤では1分21秒967をマークして2番手に浮上。そのあとひとつ下げ、トップから0.574秒差の3番手でセッションを終えた。

    第2セッションも好調を維持してさらなるタイム更新を狙う。トップ10を確実にするためセッティングに磨きをかけ、終盤のアタックでは1分21秒538に短縮してトップから0.833秒差の10番手。総合成績でも10番手となっている。

    クアルタラロとモルビデリ、プランどおりに順調な滑り出し
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリは、ともに好調ペースでウイークをスタート。クアルタラロはフリープラクティス第2セッションのタイムアタックで他のライダーに阻まれながらも総合2番手。モルビデリは予定の作業を順調にこなして総合12番手で初日を終えた。

    クアルタラロはフリープラクティス第1セッションでM・マルケスを0.074秒差で抑えこみトップを獲得。第2セッションでも好調は続き、さらなるペースアップを目指していたが、ファステストラップで他のライダーに阻まれて更新ならず、3番手に後退してセッションを終えている。

    一方のモルビデリは決勝に向けて様々なセッティングを試しながら、第1セッションで13番手。第2セッションも同様に作業に取り組み、十分な手応えを得ている。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(フリー走行総合4番手/1分21秒193)
    「非常に順調な一日でした。グリップレベルが低かったためフィーリングは決して良くありませんでしたが、タイムアタックでは満足できる結果を出すことができました。決勝の最初の2~3ラップに照準を合わせておもに決勝用セッティングで走行しながら、タイヤもいろいろ試して明日に向けてのフィーリングもつかむことができました。そのため明日はライディング・スタイルその他の課題に専念できそうです。新品タイヤを履いてハードプッシュを開始した矢先、第3コーナーで数台に阻まれてしまったことだけが残念。コース幅が非常に狭いので、常に状況に注意を払っていなければならないと思いました。フリープラクティス第3セッションで失敗してQ1行きということも、ときに起こり得ることですから」

    バレンティーノ・ロッシ(フリー走行総合10番手/1分21秒538)
    「今日は決して悪くはありませんでした。とくに決勝用タイヤを履いたときのマシンのフィーリングとペースはとても良かったと思っています。しかし最後のアタックでソフト・コンパウンドを装着すると思うようにペースが上がらず、タイムアタックもあまりうまくはいきませんでした。今日は10番手に終わりましたが、ペース自体はとてもいいので不安はありません。このことが最も重要です」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「前回の優勝から数日。ここザクセンリンクは私たちのマシンに合ったコースでもあるので、実際のところもっと上の順位を期待していました。ところが午前中のセッションではフロントタイヤの消耗に悩まされ、またリアのグリップも思ったほど良くなかったのです。そのため多くの時間をタイヤ・スペックのテストに費やし、セッティングの方向性を見定めていくことから始めなければなりませんでした。ふたりともいい走りを見せてくれてトップ10入りの目標はクリアできましたが、トップとの差を縮めるためにまだ様々な課題が残っています。またタイムアタックの際に他のライダーたちに阻まれてしまったこともありました。今日の遅れを取り戻すため、明日のフリープラクティス第3セッションでハードワークを行います」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(フリー走行総合3番手/1分21秒065)
    「タイヤの全コンパウンドを試し、そのすべてで良いフィーリングをつかむことができました。ソフト・コンパウンドでのハードなアタックは行いませんでしたが、ミディアムとハードでは非常に順調。腕のほうも、ほとんど問題ありませんでした。このコースはとくに左コーナーが多いので、今の私にとっては最適な条件と言っていいと思います。最後のタイムアタックで少し邪魔されてしまったことは残念ですが、決して大好きなコースでないにもかかわらず好フィーリングをつかめていることに満足しています」

    フランコ・モルビデリ(フリー走行総合12番手/1分21秒641)
    「ユーズド・タイヤでいいペースで走れていましたが、新品タイヤでは期待したようなタイムが出ませんでした。Q2進出を確実にするためには、そのことが一番の課題になりそうです。ラップタイムではトップ10に入ることができたので、明日のフリープラクティス第3セッションでもすべてを出し切れるよう頑張ります。決勝用セッティングではもう少しペースを上げていかなければならないと思っていますが、明日の予選に向けては良いフィーリングをつかんでいます」

  • MotoGP | ホンダ 2019年 第9戦 ドイツGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 2019年 第9戦 ドイツGP 初日レポート

    初日総合トップはマルケス。クラッチローが6番手
    オランダGPからの連戦となる第9戦ドイツGPのフリー走行は、やや雲の多い一日となったが、時折り青空がのぞき、気温も25℃まで上昇、絶好のコンディションとなった。その中でマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、FP1、FP2ともにタイヤテストに集中し、決勝に向けて順調に準備を進めた。

    FP1は、前後ミディアムで走行を開始し、1分21秒台で連続ラップを刻みライバルを圧倒した。セッション終盤には、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がニュータイヤで首位に浮上したが、連続周回のラップタイムでライバルを圧倒したマルケスは、今年も好調なスタートを切った。

    午後のFP2では、前後にハードタイヤを装着して、再び、1分21秒台で連続ラップをこなした。そして、セッション終盤にはフロントにミディアム、リアにソフトを入れてタイムアタックをすると、唯一の1分20秒台をマーク、初日をトップタイムで締めくくった。

    これまでザクセンリンクでは、最高峰クラスで6年連続ポールトゥウインを達成。125cc、Moto2クラスを含めると9年連続ポールトゥウインを達成している。初日をトップタイムで締めくくったマルケスに、10年連続ポールトゥウインの期待が膨らんだ。

    レースウイーク直前、自転車でトレーニング中に右ヒザを痛め、今大会の出場が心配されたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)だが、FP1で10番手、FP2で6番手と、周囲を驚かせる快走をみせまた。「思ったほど悪くはなかった」とコメントするクラッチローだが、セッションを終える度に腫れ上がるヒザを冷やしての一日となった。ベストタイムはまずまずだが、連続周回に課題を抱えるクラッチロー。土曜日のフリー走行と予選で、セットアップをさらに進める意気込みだ。

    前戦オランダGPで背中を痛め、今大会を欠場するホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)の代役として出場のステファン・ブラドルが、マルケスから1秒差以内となる14番手で初日を終えた。初日のメニューを順調にこなしたというブラドル。2日目のフリー走行、そして予選では、地元ファンの声援の中でトップ10を目指す。

    前戦オランダGPで他者の転倒に巻き込まれてリタイアした中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、その転倒の影響で初日15番手だった。オランダGPの転倒で中上は左足首を痛め、今大会は、痛み止めとテーピングでセッションに挑んだ。しかし、本来の走りができず、思うようにタイムを短縮できなかった。加えて、リアタイヤのグリップをうまく引き出せず、15番手スタートとなった。2日目も、左足首にテーピングを施し、FP3でのトップ10を目標にダイレクトでのQ2進出を目指す。そして予選ではトップ6を目標に全力を尽くす。

    マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
    「今日は最初の走行からいいフィーリングがあり、そのままの勢いでスタートを切ることができました。セットアップの違うマシンを2台とも試せましたし、すべてのタイヤをテストできました。忙しい1日でした。こうして、トップタイムで初日を終えられたましたが、ほかのライダーたちがそれほど速いタイムをマークしていないとしても、明日も引き続き仕事に取り組まなければなりません。この調子でセットアップを進め、すべてを分析し、決勝に向けてプランを練りたいと思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 6番手)
    「正直、ケガをしたところはそれほど悪くありませんでした。もっとひどいケガだと思っていたので、少し安心しました。ヒザに血がたまっているので、氷で冷やし、これ以上たまらないようにしています。それでも思ったようにコーナーでヒザを曲げられているので大丈夫です。あまり快適ではありませんが、マシンのフィーリングはいまのところいいです。でもいつもと同じ問題を今回も抱えていて、まだ思ったようなペースをつかめていません。この部分を改善しなければならず、ラップタイムをあと0.3秒か0.4秒は縮めたいです。そのためには、各セクターで0.1秒ずつ縮めるだけです。言うのは簡単ですが、難しいことです。それができれば集団でいい戦いができると思います」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 14番手)
    「Repsol Honda Teamと、とてもいい仕事をしています。チームのレベルがとても高く、効率よくいい仕事ができました。トップからそれほど離れていません。タイムも接近しているので、少し前進しただけでかなりポジションを上げることができると思います。明日はプッシュし続け、トップ10を目指します」

    中上貴晶(MotoGP 16番手)
    「足の状態が思ったほどはよくありませんでした。FP1は痛み止めなしで走ったのですが、走行終了後にかなりの痛みを感じたので、FP2は痛み止めを飲んでセッションに挑みました。しかし、薬が少し弱めだったこともあり、依然として痛みがあるので、明日はもう少し強い薬にしようと考えています。バイクのセットアップも改善しなくてはいけません。足のケガの影響もありますが、いつものようにしっくりと来ていないですし、気持ちよく乗れていません。今日は、特にリアのグリップがよくなくて、そのため、コーナーでタイムロスしていました。今日は多くのライダーがハードタイヤでいいタイムを出しているので、明日は前後にハードを入れてトライしてみようと考えています。いずれにしても明日は、FP3でトップ10を目指し、ダイレクトでQ2進出を果たしたいです。そして予選では、トップ6を目標にベストを尽くします」

  • MotoGP | ホンダ 2019年 第9戦 ドイツGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 2019年 第9戦 ドイツGP プレビュー

    Repsol Honda TeamがドイツGP10連覇へ、マルケスは大会7連覇に挑む
    2019年のMotoGP 第9戦ドイツGPが、7月5日(金)~7月7日(日)の3日間、ドレスデン近郊のザクセンリンクで開催される。ザクセンリンクの歴史は古く、1927年に初めて公道を使ったレースが行われ、61年から72年には、東ドイツGPの舞台となった。そして、90年に東西ドイツが統合されると、ザクセンリンクでのグランプリ復活を望む声が高まり、全面改修を受けた98年にドイツGPの舞台として復活し、今年で22度目の開催を迎える。

    グランプリが復活した当初のザクセンリンクは、一周3.508kmのショートコース。タイトなコーナーが連続し、ストレートも短く、エンジンパワーをほとんど発揮できないレイアウトだった。

    そのため、2001年にコースの後半部分が改修されて3.704kmへと延長された。さらに、03年にはコース幅を広げる改修が行われ、全長は3.671kmへとわずかに短くなったが、MotoGPマシンのパフォーマンスを発揮できるコースに生まれ変わった。以来、ザクセンリンクは、パッシングポイントの多い白熱した戦いが繰り広げられるサーキットとして、選手たちから好評だ。

    過去21度の大会でHondaは15勝を挙げている。ザクセンリンクで優勝してきたHondaライダーは、ミック・ドゥーハン、アレックス・バロス、バレンティーノ・ロッシ(現ヤマハ)、セテ・ジベルノー、マックス・ビアッジ。昨年限りでRepsol Honda Teamを引退したダニ・ペドロサが、07年、10年、11年、12年の4勝を挙げた。さらに、MotoGPクラスにデビューした13年に史上最年少記録でチャンピオンに輝いたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、13年から18年までドイツGP6連勝を達成。Repsol Honda Teamも9年連続でドイツGPを制覇した。今年はHondaにとっては10年連続の大会制覇、そして通算16回目のザクセンリンク制覇に挑む。

    13年、14年、16年、17年、18年とMotoGPクラスにデビューしてから6年間でこれまで5度MotoGPクラスのチャンピオンに輝いたマルケスは、ザクセンリンクで6年連続ポールポジションを獲得、6年連続で優勝してきた。加えて、10年には125ccクラスで、11年と12年にはMoto2クラスでポールトゥウインを達成。マルケスのドイツGP10年連続完全連覇の偉業達成が期待される。

    過去、マルケスはドイツGPで優勝すると、それ以降、調子を上げて勝ち星を重ね、タイトル獲得に大きく前進した。今年は8戦を終えて4勝、2位3回とチャンピオンシップで2位以下に大きなリードを築いている。ここドイツは、マルケスにとって相性のいいサーキットの一つ。前戦オランダGPはタイヤの選択に苦労して2位だったが、今大会は今季5勝目を目指す。

    開幕戦カタールGPで3位になり、大会初の表彰台を獲得、幸先よいスタートを切ったカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、それ以降、思うようなレースができていない。前戦オランダGPも、予選6番手、決勝7位と表彰台争いに加わることができなかった。しかし、ザクセンリンクは、得意とするサーキットの一つ。16年には“フラッグ・トゥ・フラッグ”となった難しいレースで2位。この表彰台をきっかけに、シーズン後半戦は2勝を挙げる大躍進を果たした。その後、17年、18年と随所で光る走りをみせているが、なかなか結果につながっていない。今年はシーズン2回目そして3年ぶりとなるドイツGPの表彰台と今季初優勝に挑む。

    前戦オランダGPでほかのライダーの転倒に巻き込まれリタイアした中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、今大会はその雪辱に挑む。これまでザクセンリンクを得意としてきた中上だが、Moto2時代はトップグループを走るも転倒するなど、なかなか結果を残せなかった。MotoGPにチャレンジを開始した昨年は、鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下、鈴鹿8耐)に出場するため、日本を往復するハードスケジュールやマシンの乗り換えにも苦労し、決勝は転倒リタイア。今年はMotoGPに専念しており、予選、決勝ともに今季ベストを目指す。

    前戦オランダGPのフリー走行で転倒し、背中を痛めて今大会を欠場することになったホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)の代役として、ステファン・ブラドルが出場する。ブラドルは、昨年からHRCテストライダーとしてRC213Vの開発を担当し、今季の鈴鹿8耐にはHondaワークスチームの「Red Bull Honda」からの参戦も決まっている。ドイツGPには昨年ワイルドカードで出場して16位、今年はスペインGPに出場して10位になっている。過去、ドイツGPのベストリザルトは、LCR Honda時代の13年の4位。ホームグランプリでの代役出場に大きな注目と期待があつまる。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「オランダ、ドイツと続く今シーズン初めての2連戦をとても楽しみにしています。先週のアッセンはいい週末になりました。モチベーションは上がっており、加えて、ここは大好きなサーキットです。金曜日が走行が始まってしまえば、過去の結果はあまり意味がありません。Repsol Honda Teamと一生懸命仕事を続け、上位をキープしなければなりません。過去に何度かここで優勝しているので、みんなは、ここは僕の得意なサーキットだと言っていますが、このスポーツは予測不可能です。7連覇がかかったオースティン(アメリカズGP)でも同じことを言われましたが、今年は転倒しました。だからほかのレースと同じように、週末に向けて全力で挑みます」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合10位)
    「ザクセンリンクはいいレースができる大会の一つです。ファンがすばらしくて、そして、すばらしいサポートをしてくれます。自分たちにとってもファンにとってもいいレースをしなければなりません。コースはとてもテクニカルで、タイトで、コーナーが連続します。そのため、マシンのポジティブな領域を最大限利用しなければなりません。コーナーでマシンのリアをうまく使い、旋回性を活かさなければいけません。また正確さが必要なので、LCR Honda CASTROL teamとともにいいセットアップを見つけたいと思います」

    中上貴晶(MotoGP 総合11位)
    「アッセンは、決勝で大きな転倒をしましたが、ポジティブな気持ちです。左足を痛めました。完全に回復できるだけの十分な時間はありませんでしたが、大丈夫です。どれだけ100%に近づけるか様子を見なければなりません。ザクセンリンクは楽しみです。昨年ドイツはいい週末でした。いいペースをみせることができて予選はQ2に進みました。しかしレースでは転倒してしまいました。ここはコースレイアウトがタイトで、ロングストレートがないので、いい結果を出せるチャンスだと思います。アッセンの転倒は忘れて、いい結果を残して夏休みに入りたいです」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 総合22位)
    「ドイツでRepsol Honda Teamに加わることができて、とても興奮しています。ホームレースなので特別なレースになります。ロレンソのケガは本当に残念です。早く回復して強くなって戻ってくることを願っています。チームとHRCの力になることができてうれしいです。どのような週末になるか楽しみです。Hondaとはいい仕事をしてきています。このような機会を与えてくれて感謝しています」

  • MotoGP | ヤマハ 2019年 第9戦 ドイツGP プレビュー

    MotoGP | ヤマハ 2019年 第9戦 ドイツGP プレビュー

    Monster Energy Yamaha MotoGP、ドイツGPに意欲
    オランダGPからわずか数日、Monster Energy Yamaha MotoGPは第9戦ドイツGP出場のためザクセンリンクへ向かう。シーズンの折り返しを目前に前回はマーベリック・ビニャーレスが見事な優勝を果たしており、チームはいよいよ新たなステージに向けて踏み出そうとしている。

    一方で前回は転倒リタイアに終わったバレンティーノ・ロッシ。昨年はここザクセンリンクで2位を獲得しており、今年は2002年、2005年、2006年、2009年に続く5度目の優勝を目指して戦いに挑む。このほかにも2000年、2003年、2008年、2018年に2位、2013年、2015年に3位など多くの表彰台。低排気量クラスの250㏄クラスにおいても1998年と1999年にそれぞれ3位と1位を獲得している。

    ビニャーレスは前回の優勝に続いてハイ・スピリットを維持して臨む。ザクセンリンクでは2011年(125ccクラス)、2013年(Moto3)、2018年(MotoGP)にそれぞれ3位を獲得してすでに3回、表彰台に上っている。このところの上り調子を見れば、今年も表彰争いに絡む活躍が期待される。

    ザクセンリンク周辺のエリアは1920年代から1990年代にかけて、クローズドの公道コースとして自動車とバイクのレース会場となっていた。1998年に初めてMotoGPを開催し、それ以来、毎年、グランプリの日程に組み込まれている。多くのタイトコーナー(左10、右3)と幅12mの路面が特徴で、これによって最もオーバーテイクが難しいコースのひとつとして知られているが、それでも毎回、激しい抜き差しが展開されてファンを引きつけている。

    クアルタラロとモルビデリは自信満々、ザクセンリンクへ
    第8戦ダッチTTではチーム結成後、最高の成績をあげたPETRONAS Yamaha Sepang Racing Team。ファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリは勢いをそのままに、第9戦ドイツGPに臨む。ふたりは先週、PETRONASのSprintaエンジンオイルを初めて使用して3位と5位を獲得しており、今季初の2週連続大会となる今回も活躍が期待されている。

    MotoGPルーキーのクアルタラロは依然として学習の段階ながら、すでに2度の表彰台に上っているほか、前回アッセンでは初めてレースをリードするなど急速な成長を見せている。今回は第7戦、第8戦に続く3度目の表彰台獲得が目標だ。

    チームメイトのモルビデリも前回、MotoGPで自己ベストとなる5位獲得と健闘。ここザクセンリンクでは2017年にMoto2で優勝を果たして相性も良い。昨年は怪我で欠場しており、今回がMotoGPで初めてのレースとなる。

    日曜日の決勝は現地時間14:00にスタート予定。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ
    「ここ最近はチームにとって、あまりいい時期ではないようです。前回のアッセンでも、ウォームアップまで非常に順調で速かったにもかかわらず、最終結果はノーポイントとなってしまいました。そのようななかで、間を空けずに次のザクセンリンクに臨めることは良かったと思っています。先週、行ったセッティング変更が今回もうまく機能してくれるかどうかが重要。初日、金曜日から全力でいきます」

    マーベリック・ビニャーレス
    「アッセンの優勝のあと、未だに夢を見ているようです。一番、欲しかった時期にやって来た勝利だったので、私たちに自信を与え、これからも引き続き仕事に取り組むための大きなエネルギー源ともなったと思います。私たちは今、非常に高い集中力を維持しています。そしてアッセンでの出来事が偶然ではなく、これまでのハードワークの結果であることを証明したいと思っています。ザクセンリンクはヤマハとの相性もいいし、私もいつも速く走れていたので表彰台の可能性は十分です。早くマシンに跨り、ハードワークをスタートしたい気持ちでいっぱいです」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「ダッチTTに続いてドイツGPへ。わずか数日でまた次の仕事が始まります。マーベリックとバレンティーノはそれぞれ別の理由で、ここザクセンリンクでの好成績獲得に向けていつも以上にモチベーションを上げています。前回の戦いぶりにおいても明白になったように、ウイーク初日のスタートが非常に重要です。私たちは今回も初めからトップを目指し、昨年と同様にダブル表彰台を実現させたいと考えています。ザクセンリンクはコース幅が狭くオーバーテイクが難しいので、フリープラクティスを最大限に活用してグリッド上位を獲得することが必須です」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ
    「どんな展開になるかは想像がつきませんが、ザクセンリンクが大好きなコースであることは間違いありません。Moto2に参戦していたころ、ここではいつもいい走りができていましたから。昨年は怪我をしていて出場することができなかったので、MotoGPでは今回が初めてになります。どんな展開が待っているのか今はまだわかりませんが、少なくとも前回アッセンの最後の10ラップで感じた素晴らしいフィーリングを、そのまま携えて臨むことができます。今はチームとともに非常に順調に、考え得るなかで最高の方法で作業を進めています。コース幅が狭く、流れるようなコーナーが続くこのコースは、私たちのマシンによく合っているので、自信を持ってウイークを迎えることができそうです」

    ファビオ・クアルタラロ
    「ザクセンリンクはヤマハとの相性がとても良いコースだと思います。前回のアッセンでは左コーナーで負傷治療中の腕を休めていたのですが、ここザクセンリンクは左コーナーがたくさんあるので期待できそう! 実はあまり好きなコースではありませんが、今の体調を考えれば、大きな味方になってくれるものと信じています。ヤマハYZR-M1にとっても素晴らしいサーキットで、これまでに多くの好成績を残しています」

  • MotoGP | スズキ 2019年 第8戦 オランダGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 2019年 第8戦 オランダGP 決勝レポート

    オランダGP決勝はミルが8位、リンスは痛恨の転倒リタイヤ
    2019年MotoGP第8戦オランダGP決勝は、朝からサーキットに熱狂的ファンが次々と詰めかけ、決勝前には105,000人がTTサーキット・アッセンを埋め尽くした。午前のウォームアップセッションで、決勝に向けた最終確認を終えたチームスズキエクスターライダーのふたりはどちらも大きな手応えを感じ、午後2時の決勝スタートを待つ。

    アレックス・リンス、ジョアン・ミルはそれぞれ3番手、5番手のグリッドポジションからロケットスタートを切り、オープニングラップを1番手、2番手でレースをリード。しかしその後トップを走行するリンスが3周目の9コーナーで痛恨の転倒。リンスは再スタートを試みるもコース復帰は叶わず、スタートからわずか数周でまさかのリタイヤとなる。この週末は常に強いパフォーマンスをアピールし続け、表彰台への期待がかかっていたリンスにとっては悔しい結末となった。

    一方チームメイトのジョアン・ミルは、リンス転倒後数台にオーバーテイクを許し、5番手までポジションダウン。ドゥカティファクトリーの2台に一度はオーバーテイクを許したミルだったが、その後2台を執拗に追いかけ、再びオーバーテイクして4番手に。しかしラスト2周でミスを犯しオーバーラン。8番手までポジションを落としてそのままチェッカーを受けた。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「今日は強いレースを期待していたので非常に残念でなりません。アレックスに何が起こったのか、しっかりデータを調べて次に備えたいと思います。一方のジョアンですが、ラスト数周でポジションを落としてしまったことは残念でしたが、ムジェロ、カタルニアに続いてレースを完走できたことはポジティブでしたし、セカンドグループでしっかり戦えたということが、今日の唯一の良い点だったと思います。次のレースでまた仕切り直し、再びチャレンジしたいと思います。ありがとうございました。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「今日はアレックスとジョアンがふたり揃って素晴らしいスタートを決めてくれ、オープニングラップを1番手と2番手で帰ってきたのを見た時には本当に興奮しましたね。この週末、アレックスは常に快調だったのに、ほんのちょっとのミスを犯したせいで転倒、リタイヤという結果となってしまい残念でなりません。そして今日はジョアンも本当に強い走りを見せてくれました。終盤の数周はタイヤのグリップが落ちて、我慢を強いられることとなってしまいましたが、最後まで健闘し、全てを出し切ってくれた結果だと思っています。決勝結果は期待していたものではありませんでしたが、我々チームはレース毎に強くなっていますし、勝てる強さを持っていると信じているので、また次戦のドイツGPで再びチャレンジできるのを楽しみにしています。」

    ジョアン・ミル
    「決勝ではもっと上位フィニッシュを狙っていたから、結果に関しては残念な気持ちだけど、今週末は全般的にポジティブな良い仕事ができたと思っているよ。スタートからゴールまで全力で戦うことができたしね。レース終盤はリアタイヤのグリップが落ちてどうすることもできなかった。だから最後の数周はリスクを冒すより完走してしっかりポイントを獲得しようと思って走ったよ。この数戦色々な部分でかなり進化を感じているから、またすぐにレースできることがとにかく楽しみさ。来週はさらに上位を目指すよ。」

    アレックス・リンス
    「今日はスタートが決まって、転倒するまでは本当に無理なく走れていたし、快調だった。8コーナーの立ち上がりでフロントがいつもより浮いてしまったので、それを抑えようと強くブレーキを掛けた瞬間、フロントが切れ込んでそのまま転倒してしまったんだ。今週末は調子もかなり良かったし、ペースも安定していたから本当に残念な気持ちさ。転倒がなければトップグループで最後までバトルできていたと思うから悔しいけど、来週末にはまたすぐに次のレースがあるから、そこで必ずリベンジするよ。」

  • MotoGP | ドゥカティ 2019年 第8戦 オランダGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 2019年 第8戦 オランダGP 決勝レポート

    MotoGP第8戦のオランダGPでドヴィツィオーゾは4位、ペトルッチは6位フィニッシュ
    2019 MotoGP第8戦のオランダGPが、6月30日にTTサーキット・アッセンで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとダニーロ・ペトルッチは、このレースをそれぞれ4位と6位でフィニッシュした。

    ペトルッチは3列目から、ドヴィツィオーゾは4列目からのスタート。両ライダー共にスタートの混乱からうまく抜け出してわずか4周目にはトップ5の集団に迫り、その後ドヴィツィオーゾは第2グループの先頭となる4番手を走行、その背後をペトルッチがマークしていた。

    レース後半にドヴィツィオーゾとペトルッチは、ジョアン・ミル(スズキ)、フランコ・モルビデリ(ヤマハ)とポジションを何度か入れ替えながらスリリングなバトルを展開。僅差となったフィニッシュラインで、ドヴィツィオーゾは4位のポジションを守り抜き、ペトルッチはチームメイトとわずか0.5秒差の6位でチェッカーを受けた。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム #04) 4位
    「良い面に目を向ければ、今日は可能な限り最高の結果を残せたことだ。予選では苦戦して4列目からのスタートとなり、スタートの混乱に巻き込まれてミスを犯すリスクが高まったが、うまく切り抜けてポジションを上げ、貴重なポイントを獲得することができた。残念ながら、アッセンのようなサーキットでは、自分たちの限界が露呈してしまい、あらゆることがさらに困難になってくる。最終的なトップとの差を考えるとハッピーと言える状況ではない。今後もハードワークを重ねて、もっとも弱い部分を進化させなければならない。できることなら来週のザクセンリンクから実践したい」

    ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム #09) 6位
    「今週末は、好調なスタートを切って、フリー・プラクティスでも常に上位のタイムを出していたので、少し奇妙な展開となった。デスモセディチGPのフィーリングは非常に良かったのだが、気温が上昇して状況が複雑になった。グリップレベルが低下すると、ライバルよりも苦戦する場面が増え、トップグループについて行くことができなかった。レース後半に、アンドレアと僕は他のライダーを含めてバトルを楽しむことができたが、最終コーナーでポジションを一つ落としてしまった。明るい面に目を向ければ、ライダーズランキング3位に浮上してザクセンリンクに向かうことができることだ。昨年は、もう少しのところで表彰台を逃してしまったので、今年は確実に登壇したい」

    第8戦終了時点で、合計116ポイントを獲得したドヴィツィオーゾはライダーズランキング2位をキープしている。108ポイントのペトルッチはチームメイトとわずか8ポイント差でランキングを3位に上げている。マニュファクチャラーズ・ランキングでは、144ポイントのドゥカティは2位となっている。チーム・ランキングでは、合計224ポイントを獲得したドゥカティ・チームが引き続きトップに立っている。

    第9戦のドイツGPは、1週間後の7月5日~7日にザクセンリンクで開催される。

  • MotoGP | ホンダ 2019年 第8戦 オランダGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 2019年 第8戦 オランダGP 決勝レポート

    マルケスが粘り強い走りで2位。総合首位をキープし、リードを広げる。クラッチローは7位でフィニッシュ
    第8戦オランダGPは、終日、青空が広がったが、風が強く、前日より気温も路面温度も低くなったことからタイヤの選択が難しい状況となった。しかし、フリー走行、予選とタイヤテストをしっかりこなしてきたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、フロントに、ほとんどの選手が選択したミディアム、リアは数人の選手だけがチョイスしたソフトとした。

    今大会は、フリー走行、予選とヤマハ勢が強く、厳しい戦いになることが予想された。そこでマルケスは、今大会のターゲットを表彰台獲得に切り換え、金曜日、土曜日のデータから、最も転倒リスクの少ないタイヤ選択とした。その結果、今季5勝目は果たせなかったが、今季3度目の2位フィニッシュ。8戦を終えて4勝、2位3回というリザルトを達成した。今大会4位で総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に44点差、今大会6位で総合3位のダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)に52点差とドゥカティ勢の2人を引き離し、今大会リタイアに終わった総合4位のアレックス・リンス(スズキ)との差を59点とした。

    次戦ドイツGPは、マルケスがMotoGPクラスにデビューしてから負け知らずの6連勝を果たしているザクセンリンクで開催される。第3戦アメリカズGPでは7連覇を逃したが、ドイツGPでは大会7連覇が期待される。

    カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は7位でフィニッシュ。今大会はフロントにミディアム、リアにハードを選択した。そのため序盤はペースを思うように上げられなかったが、チームメートの中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)を従えて8番手前後を走行。中盤以降は、フランコ・モルビデリ(ヤマハ)、そしてペトルッチ、ドヴィツィオーゾらを追撃し、最終的に7位でフィニッシュした。

    予選8番手から決勝に挑んだ中上は、まずまずのスタートを切ってチームメートのクラッチロー、ロッシらとグループを形成したが、5周目の8コーナーでロッシが転倒し、その巻き添えとなる形で転倒リタイアに終わった。今季ベストリザルトを目標に決勝に挑んだ中上だが、連戦となるドイツGPでその雪辱に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 2位)
    「今大会は、全体的にすばらしいレースとなりました。決勝は、リアにソフトタイヤを選び、目標を表彰台獲得へと切り換えました。その結果、チャンピオンシップのアドバンテージを広げることができて、まるで優勝したような気分となりました。今日はビニャーレスが速く、最後はクアルタラロとのバトルを避けるために彼についていくことにしました。数周はビニャーレスをピタリとマークしましたが、今日は彼の方が速かったのが分かりました。優勝した彼におめでとうと言いたいです。優勝を果たせなかったことは残念ですが、最も大事なことは、いつもなら苦戦するこのサーキットでチャンピオンシップのリードを広げられたことです。アッセンありがとう、また来年!という気持ちです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 7位)
    「フリー走行、予選の内容を考えれば、この結果は悪くないと思います。序盤の3~4周はフィーリングがあまりよくなくて、かなりパスされてしまいました。そのあと、自分のペースをつかむことができて、前のライダーたちより速くなりました。レース中盤まで、ペースは速い方でしたが、前のグループに追いついたときにたくさんのミスをしてしまいました。3~4回コースから外れてしまい、ベストを尽くしましたがダメでした。これからも、ネガティブな部分の改善に取り組まなければなりませんが、今日は、バトルができるくらいまで前進したので、チームとしてはいい仕事ができたと思います。レース中盤のペースはかなりよかったので、序盤にもっと速くなれるように取り組まなければなりません」

    中上貴晶(リタイア)
    「今日はスタートもよくて、オープニングラップもグリッド通りの8番手で通過しました。ペース的にはそれほど速くはなく、クラッチロー、ジャック・ミラー(ドゥカティ)、ロッシとバトルしていました。5周目にバレ(ロッシ)に抜かれ、すぐに抜き返したのですが、8コーナーのブレーキングでイン側に青いマシンが見えたと思った瞬間、足下をすくわれるように転倒しました。スピードも高く、グラベルでかなり転がったので全身が痛く、しばらく動けませんでした。医務室に運ばれ、検査した結果、骨折はないとのことで、まずはひと安心でした。ただ、左足首が痛いので、連戦となるドイツGPに向けてしっかり治療をしてザクセンリンクに挑みたいです」

  • MotoGP | ヤマハ 2019年 第8戦 オランダGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 2019年 第8戦 オランダGP 決勝レポート

    マーベリック・ビニャーレスがアッセンのハードバトルを制し優勝
    Monster Energy Yamaha MotoGPにとっては喜びと落胆が入り混じる結果。マーベリック・ビニャーレスが熾烈なトップ争いを制した一方で、バレンティーノ・ロッシは今回もまた不運に見舞われ、5ラップ目に転倒リタイアとなっている。

    グリッド2番手、フロントロウからスタートしたビニャーレスだが第1コーナーでマシンが振られて安定せず、4番手へ後退してオープニングラップを終了。そのあとM・マルケス(ホンダ)と競り合うが、その間にもトップ3台がアドバンテージを広げようとしていることに気づいて早めの対処を決断する。首位走行中のA・リンス(スズキ)の転倒でひとつ上げ、さらにJ・ミル(スズキ)をパスしてから再びマルケス、そしてファビオ・クアルタラロとのバトルが始まった。

    しばらくは3番手につけて後方から様子を窺い、パッシング・ポイントを探っていたビニャーレス。16ラップ目で仕掛けて初めてトップに立つが、マルケスがぴったりとついて離れない。さらに第1コーナーではらんで2番手へと後退してしまったが、ひるむことなくチャージを続け、ヤマハの敏捷性を生かして同ラップのうちにトップに返り咲いた。このあとはひたすら身体を伏せて全力走行。21ラップ目には自己ベストを更新する1分33秒720を叩き出すなどペースを上げ、後続を引き離しながら最後まで集中力を保って走り切った。トップでチェッカーを受け、2位のマルケスに4.854秒の大差をつけた。

    チームメイトのロッシはグリッド14番手から着実に挽回。午前中のウォームアップ・セッションでセッティングに手ごたえをつかんでおり、決勝でもそれが明らかに機能しているように見えた。ところが5ラップ目、果敢な攻めを続けるロッシを3戦連続でバッドラックが襲う。第8コーナーで中上貴晶(ホンダ)をパスしようとして高速から転倒し、不運にも中上を巻き込んでしまった。幸い怪我はなく、ロッシはすぐさま立ち上がって中上の様子を見に行っている。しかしレースはここで終了となりノーポイントが決定した。

    この結果、ロッシはランキング5位をキープしているもののトップとの差は88ポイントに拡大。ビニャーレスはランキング11位から7位へ上がり、トップとの差を95ポイントに縮めている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキング3位をキープ。Monster Energy Yamaha MotoGPはチーム・ランキングをひとつ上げて3位となっている。

    クアルタラロが3位表彰台獲得
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのルーキー、ファビオ・クアルタラロが2戦連続の表彰台。チームメイトのフランコ・モルビデリも5位獲得と健闘した。YZR-M1に初めてPETRONAS Sprintaのエンジンオイルを使用した今回、同チームにとって今季最高の結果が生まれている。

    ポールシッターのクアルタラロは絶好のスタートを切り、MotoGPで初めてレースをリード。そのまま12ラップにわたってトップをキープし、最後まで安定したペースで走り切って3位でチェッカーを受けた。この結果シリーズポイントを67まで伸ばし、サテライト勢トップのランキング6位。

    チームメイトのモルビデリはグリッド3列目から果敢に挽回。最終ラップでは激しい競り合いを展開し、最終シケインでクレバーなオーバーテイクを見せて5位に浮上した。シリーズポイントでは合計45ポイントのランキング12位。

    次回、第9戦ドイツGPは、1週間後7月5日~7日、ドイツのザクセンリンクで開催される。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (優勝)
    「まるで夢を見ているみたいです。このところずっと不運続きで、とくにマシンとの相性に自信があった3つのコースでリタイアとなり本当に苦しい思いをしていました。でも前回のカタルニアではマシンに良いフィーリングをつかむことができていたので、その勢いを何とかキープしようと全力で臨みました。そして一対一のブレーキング競争においても強さを発揮することができ、パスは可能だとわかっていたのです。チームのみんなには心から感謝しています。彼らの素晴らしい仕事のおかげで、終盤でしっかり戦えるマシンが出来上がったのですから。ポテンシャルの高さは確信していましたが、これまでそれを証明することができず苦しい思いをしてきました。今回の優勝によってプレッシャーから少し解放され、チーム全体がリラックスできたことがとても重要。ようやく表彰台の中央に立ったフィーリングは最高でしたが、それ以上に、ヤマハに勝利をもたらし本来のルートに戻すことができたことをうれしく思います。すべてはチーム、ライダー、マシンのコンビネーションから生まれるものなのです。ザクセンリンクは得意なコース。今回同様、ベストを尽くします」

    バレンティーノ・ロッシ (DNF)
    「私自身、非常に好調でハイペースで走れていたので、何とかポジションを挽回したいと考えていました。中上と競り合い、第8コーナー進入でパスしようとしたときにラインを外し過ぎてしまったのです。コーナーに入ったところでフロントから転倒し、不運にも彼を巻き込んでしまいました。本当に申し訳なく、彼に謝らなければなりません。昨日までなかなかペースが上がらず苦しんできましたが、今日になってようやく何かをつかみ、非常に良いフィーリングで走れていただけに、このミスはとても残念です。悔しい気持ちでいっぱいですが、同時に思うことは、昨日までの経過も含めて必要以上に多くのものを失ったということに気づかなければならないということ。私たちはもっと強くならなければなりません」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「私たちは非常にポジティブでした。マーベリックが前回カタルニアから自信を維持しており、今週もずっと好調が続いていたからです。彼が本来いるべき上位でバトルし、あのような素晴らしい形で優勝するのを見て本当にうれしく思いました。とくに今日は非常に暑く、これまでならかなり苦戦したコンディションでもありましたからね。この勝利は私たちが正しい方向へ進んでいることを証明してくれるもので、そのことがマーベリック、チーム、ヤマハにとってとても重要なのだと思います。カタルニアでの不運をいくらか埋め合わせてくれるものにもなったでしょう。マーベリックについては最大限の喜びを感じていますが、その一方でバレンティーノは残念な結果になりました。グリッド後方からのスタートはいつでもとても難しいものですが、彼は午前中のウォームアップ・セッションのなかで何かをつかみ、着実にポジションを上げている途中で転倒してしまいました。しかも非常に運の悪いことに中上を巻き込んでしまったのです。今回のことからしっかり学び、もう一度、最大限までモチベーションを高めて次回、ザクセンリンクに臨みたいと思います」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ (3位)
    「非常に厳しい戦いでしたが、素晴らしい週末を過ごすことができました。レースをリードしたときは人生最高の気分! 子どもの頃に見ていたMotoGPで、今日はトップを走ったのです。でもその座を譲り渡したあとは、腕の痛みもあり、どうすることもできないことが分かっていました。後続グループとはある程度の差があったので、距離を保ちながら表彰台を確実にすることを選択。コース上にはバンプが多く、風も強かったのでマシンが激しく振られ、腕への負担が増していたため無理はできませんでした。昨日はポールポジションを獲得し、今日は2度目の表彰台に上りました。これ以上の幸せはありません。開幕時の目標はできるだけ多くトップ10に入ることでしたが、少しずつターゲットが上がってきています。次のドイツも楽しみです」

    フランコ・モルビデリ (5位)
    「MotoGP自己ベストタイの成績を獲得でき、とてもハッピーです。完走することが何より大切ですが、今回はより上の順位でゴールすることができました。トップグループについて行くだけのスピードはないと感じていたなかでの戦いは厳しいものでしたが、終盤になってフィーリングが良くなってきて、前を走るライダーたちより速くなっていたのです。そして少しずつ順位を上げ、ついには5位でチェッカーを受けることができました。結果にはとても満足しており、チームとスタッフに感謝しています」

    ウィルコ・ズィーレンベルグ (チーム・マネジャー)
    「チーム始まって以来の最高の成績です。ふたりのライダーが3位と5位に入るとは、なかなか予想できないことでした。このあともこのようなことがあるとすれば、また確実に勝ち取りたいと思っています。ファビオ(クアルタラロ)は12ラップにわたってレースをリードし、チームにとって2度目となる表彰台を獲得。フランコ(モルビデリ)は非常に安定したレース運びを見せ、好スタートのあと序盤はペース不足で苦戦しましたが、終盤になるとライバルたちがペースを落とすなか彼はスピードを維持して順位を上げました。彼自身、手ごたえをつかみ自信を得ていることでしょう。私たちチームはこの結果から大きなエネルギーを与えられ、すでに次のレースに気持ちを向けています。ドイツGPの目標はファビオが万全の体調でウイークをスタートすることと、フランコがもう一歩前進することです。もちろん、ふたりのこれまでの成長にはとても満足していますが」

    ラスラン・ラズリ (チーム代表)
    「なんという素晴らしいレースでしょう! チーム初の表彰台に続いて、すぐまた2度目が実現したのです。チームの誕生からわずか8レースでこのような成果を得られたことに衝撃を受けています。ファビオはウイークを通じて見事な走りを維持。チームも素晴らしい仕事でそれを支えました。フランコも懸命に努力し、その結果として5位という好成績を手に入れました。
    PETRONASは今回、Sprintaエンジンオイルを初めて投入。それがポールポジションと表彰台獲得につながりました。われわれチームに対するサポートに報いるとともに、彼らの技術力を証明することができたと思います。今日は本当にうれしい一日です。でもここからさらに前進を目指し、私たちにできる最大限の成果を発揮し続けたいと思っています」

    鷲見崇宏 (MS開発部モトGPグループリーダー)
    「ビニャーレス選手が昨年オーストラリアGP以来の優勝を成し遂げてくれました。金曜からセッティング・タイヤ選択の作業を積み重ね、YZR-M1の持ち味である高速コーナーでのスピードと切り返し区間でのハンドリングを高いレベルでまとめられたことで、ライダー・チーム共に自信を持ってレースを迎えました。スタート後は手ごわいライバル選手との争いのなかでミスもありましたが、最後まで集中力を失わず自身の強みを活かしてきっちりと勝負を決めてくれました。クアルタラロ選手もスタートから果敢に攻めた走りを見せ3位を獲得。ルーキーとは思えないパフォーマンスと安定性を発揮しヤマハのダブル表彰台を達成してくれました。モルビデリ選手は、スタート後に一時低迷しましたが、その後リズムを取り戻して追い上げ、最終ラップ・最終コーナーでオーバーテイクするなど粘り強く戦いきって5位を獲得。一方ロッシ選手は下位グリッドスタートから、ペース良く追い上げ中にコーナーでミスをし転倒リタイヤという残念な結果となってしまいました。プラクティスからリアのグリップ不足の問題解決に難航してしまったことが悔やまれますが、レースセッティングで良い傾向も得られていますので、今後改善につなげたいと思います。やっと今季初勝利の報をみなさんに届けることができ、本当に嬉しく思います。ライバルとの真っ向勝負の末に優勝できたことは、ライダー・チーム・開発陣全てにとって自信につながります。引き続きYZR-M1の車両性能を磨き上げ、次なる優勝を目指して戦って行きます。ご声援ありがとうございました」