タグ: MotoGP

  • MotoGP 日本GP 結果:ダニ・ペドロサが今季初優勝で通算50勝目

    MotoGP 日本GP 結果:ダニ・ペドロサが今季初優勝で通算50勝目

    MotoGP 第15戦日本GPの決勝レースが11日(日)、ツインリンクもてぎで行われ、ランク7位のダニ・ペドロサが快走で昨年8月の第11戦チェコGP以来19戦ぶりに優勝、最高峰クラスで27勝目、当地で3年ぶり5勝目、史上8人目となるキャリア通算50勝目に到達した。

    気温19度、路面温度21度のウェットコンディションの中、ウォームアップ走行で最速時計を刻んだ6番グリッドのダニ・ペドロサは、11ラップ目に3番手、16ラップ目に2番手、18ラップ目に今季初めてトップに浮上。

    2番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、16ラップ目に3番手に後退したが、20ラップ目に2番手に浮上。8.573秒差の2位に入り、今季14度目の表彰台を獲得。

    ポールポジションのホルヘ・ロレンソは、スタートからトップを単独走行していたが、12.127秒差の3位。

    3番グリッドのマルク・マルケスは、27.841秒差の4位。4番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾ、8番グリッドのカル・クラッチロー、9番グリッドのブラドリー・スミスが続き、15番グリッドの中須賀克行が8位に進出。

    18番グリッドのエクトル・バルベラは9位。今季初の1桁台に進出すれば、12番グリッドのスコット・レディングがトップ10入り。19番グリッドの高橋巧は12位。26番グリッドの秋吉耕佑は19位。

    5番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、7番手走行中の11ラップ目にマシントラブルでリタイア。

    チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシがランク2位のホルヘ・ロレンソに対して、アドバンテージを14ポイント差から18ポイント差に拡大した。

    次戦オーストラリアGPは、フィリップアイランド・サーキットで16日に開幕、18日に決勝レースが行われる。

    ダニ・ペドロサ (優勝)
    「優勝することができて、とてもハッピーです。最後に優勝してからかなり時間が経っているので、本当にうれしかったです。おもしろいレースでした。最初は慎重に走ったので、タイムをかなりロスしましたが、その後はポジションを徐々に上げていくことができ、戦略がうまくいきました。レース中は、特別な気持ちになりました。今シーズンはとても難しいもので、ホームグランプリとなるHondaやチーム、スポンサー、友人、家族のために優勝をささげることができました。とてもうれしいです。日本GPは、ウイークを通して楽ではありませんでした。最後に、アレックス・デ・アンジェリスが早く治ることを願っています」

    バレンティーノ・ロッシ (2位)
    「体力的にはそれほどでもなかったけれど、精神的にはとてもきつかったんだ。このようなコンディションではミスをおかしやすいので、最初から最後まで集中力を切らすわけにはいかなかったからね。序盤はいいペースで走れていたのに、ホルヘのほうがもっと速くてリードを広げられてしまった。それでも何とかついて行って、これ以上は離されないようにすることが集中力を高めるためのモチベーションになっていた。ところが路面が乾き始めると、状況はより一層、厳しくなっていったんだ。タイヤを消耗してストレートでスピンが激しくなり、そうしているうちにダニに追いつかれてしまった。こうなると非常に微妙な状況……。もしも僕がダニに抜かれて、ホルヘが抜かれなかったとしたら、アラゴンに続いてまた9ポイントも失ってしまうことになるんだからね。でもそのあとは3、4ラップ続けていい走りができたので、ダニにしっかりついて行って、ミスをしたホルヘをパスすることができた。結果、さらに4ポイント、リードを拡大し、目標を達成できたのでハッピー。路面は完全なウエットのときのほうが、ずっと良かったんだ。なぜならタイヤがしっかり機能していたからね。徐々に乾き始めたところが難しくて、まるで荒れた海に浮かぶ小舟のように、マシンがあちこちへふらふらと行ってしまうんだ。スロットルを開けたときにフロントが滑っていきそうになることが3、4回あって、そのたびに“no! no! no!”と言わなければならず、ほんと、大変だったよ。まさにストレス全開!」

    ホルヘ・ロレンソ (3位)
    「ドライ・コンディションなら僕が一番速くて安定していた。そしてレイン・コンディションでも十分に速かったんだ。でも不運にもだんだん路面が乾いてきて、おそらくレース序盤でのプッシュが響いて、バレンティーノやダニよりもタイヤを消耗してしまったのだろう。そして路面がほぼドライになったときには、フロントタイヤがとうとうだめになって、いつもの走りができなくなったんだ。今回はバレンティーノの前でゴールすることが重要だったのに、それがかなわなかった。でもチャンピオンシップはまだ終わったわけじゃない。2013年にはマルケスにもっと大差で離されていたが、わずか4ポイント差でチャンピオンを逃すことになった。18ポイント差は確かに大きいけれど、もしも僕が全勝し、誰かが僕とバレンティーノの間に入ったとしたら、僕がチャンピオンになれるんだからね」

    マルク・マルケス (4位)
    「難しいレースとなりました。ウエットコンディションになり、ウォームアップからいいセットアップを見つけるのに苦戦しました。快適に感じることができませんでした。そのため、あまりリスクを負わないように、少しセッティングを変更して決勝に挑みましたが、感触がよくなることはなく、4位がやっとでした。ウエットコンディションでペースが遅かったため、手の調子は悪くありませんでした。ドライだったら、もっと難しかったかもしれません。レースを終えて、多くのインフォメーションを集めることができました。大好きなフィリップアイランドへ向かうのが楽しみです。このサーキットは相性がいいはずです。またアレックス・デ・アンジェリスには、『みんながあなたのことを思っているよ』と伝えたいです」

  • ホルヘ・ロレンソ 「日本にはたくさんの良い思い出がある」 / MotoGP

    ホルヘ・ロレンソ 「日本にはたくさんの良い思い出がある」 / MotoGP

    ホルヘ・ロレンソが、ツインリンクもてぎで開催されるMotoGP 第15戦 日本グランプリ(10/9〜11)への意気込みを語った。

    ホルヘ・ロレンソ (ヤマハ)
    「アラゴンでの感動が今も続いている。母国ファンの前での優勝は何といっても格別だからね。これでバレンティーノとの差を縮め、同時にモビスター・ヤマハ・モトGPがチーム・タイトルを獲得できたのだから、まさにパーフェクトな週末だったんだ。シーズンの終盤まで、チャンピオンシップがこのような接近戦になっているのは大変なことで、ここからさらに勢いを維持し、タイトルを狙うならば、もっともっと集中していかなければならない」

    「次回は、たくさんの良い思い出がある日本。ツインリンクもてぎは典型的なストップ&ゴーのレイアウトなので、むしろライバルたちに有利なコースだけれど、とくにここ2年はどういうわけか絶好調だ。今年も素晴らしいバトルができるよう、そしてそれによってチャンピオンシップがさらに激しさを増すことになるよう願っている。ご存知のように、僕はトレーニング中にちょっと転倒してしまったんだけれど、コンディションに問題はなくて、ただ左肩が少し痛むだけ。もてぎではまったく問題なく走ることができるよ」

  • バレンティーノ・ロッシ 「もてぎは大好きなコース」 / MotoGP

    バレンティーノ・ロッシ 「もてぎは大好きなコース」 / MotoGP

    バレンティーノ・ロッシが、ツインリンクもてぎで開催されるMotoGP 第15戦 日本グランプリ(10/9〜11)への意気込みを語った。

    バレンティーノ・ロッシ (ヤマハ)
    「シーズンのなかでも非常に重要な段階を迎えている。もてぎは大好きなコースで、何度も好レースを展開している。昨年もとても順調だったが、ホルヘのほうが強かったので彼が優勝した。今シーズンは僕がチャンピオンシップをリードしてこの大会を迎えることになったが、その差はたったの14ポイントなので気を緩めるわけにはいかない。14ポイント差は大きく見えるかもしれないが、実際はほんのわずかだからね」

    「ここまでにお見せしてきたように、二人とも非常にポテンシャルが高いので、常に全力で戦わなければならない。ここから先は3週連続のレースになるので、ミスをしないことが重要。でも同時に、できる限り最高の成績を目指さなければならない。僕自身、コンディションはとても良くて、アラゴンのテストでは転倒もあったが、幸い大きなダメージはなく、腕に少し擦り傷をしただけで済んだ。これから始まる3連戦に向けて準備は万端だ!」

  • ダニ・ペドロサ 「日本GPはホンダにとって大きなイベント」 / MotoGP

    ダニ・ペドロサ 「日本GPはホンダにとって大きなイベント」 / MotoGP

    ダニ・ペドロサが、ツインリンクもてぎで開催されるMotoGP 第15戦 日本グランプリ(10/9〜11)への意気込みを語った。

    ダニ・ペドロサ (ホンダ)
    「バレンティーノとアラゴンGPでバトルしたあとなので、ホンダのホームGPに向けてモチベーションが上がっています。アラゴンGPを終えて、月曜日にテストがあり、火曜日は誕生日だったので、家族や友人たちとバルセロナに滞在した。そして今、気持ちは日本GPに向いている」

    「日本GPはホンダにとって大きなイベントなので、ファンの前ですばらしい結果を残さなければならない。サーキットは、ハードブレーキングポイントと急加速のエリアが多くあるので、ブレーキングの安定性とコーナーでのトラクションを組み合わせた、いいセットアップを見つけなければならない」

  • マルク・マルケス 「ホンダのファンの前でいい結果を残したい」 / MotoGP

    マルク・マルケス 「ホンダのファンの前でいい結果を残したい」 / MotoGP

    マルク・マルケスが、ツインリンクもてぎで開催されるMotoGP 第15戦 日本グランプリ(10/9〜11)への意気込みを語った。

    マルク・マルケス (ホンダ)
    「アラゴンGPはミスもして辛いレースになったけど、日本に到着して、シーズン終盤戦は優勝を目指してがんばろうと思っている。不幸にも、先週、マウンテンバイクでトレーニングしているときに左手の甲を骨折してしまった。先週の水曜日に手術を受けた」

    「それから順調に回復しており、この週末に向けて、できるだけ骨がくっつくことを望んでいる。ツインリンクもてぎは、急加速やハードブレーキングなど、さまざまな要素が含まれていて難しいサーキットです。日曜日の決勝をフロントローから挑むためにも、セットアップがとても重要になります。ホンダのホームGPなので、ファンの前でいい結果を残せるようにしたいです」

  • 【MotoGP】 ホルヘ・ロレンソが今季6勝目で14ポイント差に接近

    【MotoGP】 ホルヘ・ロレンソが今季6勝目で14ポイント差に接近

    MotoGP 第14戦アラゴンGPの決勝レースが27日(日)、モーターランド・アラゴンで行われ、ランク2位のホルヘ・ロレンソが今季6勝目、最高峰クラスで39勝目、当地で2年連続の優勝、キャリア通算60勝目を挙げ、ポイントリーダーとのギャップを23ポイント差から14ポイント差に詰めた。

    気温23度、路面温度39度のドライコンディションの中、2番グリッドのホルヘ・ロレンソは、ホールショットを決めると、週末のプラクティスで掴んだペースを刻んで単独走行。

    5番グリッドのダニ・ペドロサは、6番グリッドのバレンティーノ・ロッシとの2位争いを展開。終盤に数度のオーバーテイクを繰り返して、0.090秒差で競り勝ち、優勝者から2.683秒差の2位を獲得。今季3度目の表彰台を獲得すれば、バレンティーノ・ロッシは、3位に入って13度目の表彰台を獲得。

    3番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、単独走行で7.858秒差の4位。

    13番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは5位まで巻き返し、7番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、8番グリッドのカル・クラッチロー、10番グリッドのブラドリー・スミス、4番グリッドのポル・エスパルガロ、11番グリッドのヨニー・エルナンデェスがトップ10入り。

    最高峰クラスで100戦目を迎えた21番グリッドのアルバロ・バウティスタは、13位に入って4戦連続10度目のポイント圏内に進出。

    15番グリッドのユージン・ラバティは、初めてオープンオプションの最高位となる14位に進出。

    ウォームアップ走行で週末3度目、今季37度目の1番時計を刻んだポールポジションのマルク・マルケスは、2番手走行中の2ラップ目に週末2度目、今季12度目の転倒で、今季5度目の転倒リタイア。

    チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシに対して、ランク2位のホルヘ・ロレンソが14ポイント差に詰め、ランク3位のマルク・マルケスは、ポイントギャップが79ポイント差に拡大した。

    次戦日本GPは、ツインリンクもてぎで10月9日に開幕、11日に決勝レースが行われる。

    ホルヘ・ロレンソ (優勝)
    「懸命にプッシュし、テンションがかなり上がっていたので今はホッと一安心。マルケスから少しでも逃げたいと懸命に頑張ったが、それが簡単じゃないことはわかっていたんだ。ふたりのペースはほとんど同じだったし、ウォームアップのなかでも彼の強さを実感していたからね。もしも彼が転倒していなければ、ぼくらは最後までバトルし合うことになっただろう。そして僕は負けていたかもしれない。彼はおそらくタイヤの消耗をあまり感じなかっただろうから…。でも今日の僕は運が良かった。ボードで彼の転倒を知り、そのあともう1ラップ走ってからペドロサとの差を確認した。2ラップ目にしてすでに大きなアドバンテージができていることがわかったけれど、彼の後ろにはバレンティーノがいることもわかっていたから決してリラックスはできなかったんだ。だから集中を切らさず、ミスをしないようにしてその後の周回を走り切った。これが今日のレースのすべて。集中力を守り切ることができたことが今日の勝利につながったんだ。前の2戦は天候に翻弄され、バッドラックに見舞われてミスもおかしてしまった。今日の優勝が、その辛い思い出を忘れさせてくれる。それに、もしもこれ以上バレンティーノに差をつけられたら、タイトル獲得はほぼ不可能になっていただろう。今はチャンスが増えたわけだけれど、とくにこのあとのアジア太平洋での3連戦で何が起きるかは誰にもわからない。だから地に足をつけ、これまでどおりしっかり仕事に取り組み、毎回、毎ラップ、ライバルたちに勝つことだけだ。もてぎでは、2年連続で好成績をおさめることができた。決してヤマハに合ったコースではないが、マシンがよく走ってくれたんだ。ハード・ブレーキングと加速を繰り返すレイアウトは、ライバルのマシンにより合っているので決して楽ではないが、このところは僕らも速く強くなっている。優勝も不可能ではない。でもマルケスが手強いライバルになることは間違いない。チームを誇りに思い、日本のヤマハでマシン作りに携わるすべての人を誇りに思っている。マシンのあらゆる面が良くなっているが、とくに、この数年ウイークポイントになっていたコーナー進入の性能が素晴らしいんだ。このチームが4戦を残して早くもチーム・タイトルを決定したことは、僕らにとって大きな意味を持つ。成績もマシンのパフォーマンスも非常に素晴らしく、とってもハッピー」

    ダニ・ペドロサ (2位)
    「バレンティーノ(ロッシ)とすばらしいレースができてとてもうれしいです。残り5周で彼が後ろにぴったりついて、僕をパスしようとしていたので、とても難しいレースでした。でも、彼の前をキープしました。バレンティーノは、今回のような戦いにとても強く、どんなライダーをも負かします。そして僕は、それに対抗できないのが欠点の一つでした。でも、今日は彼に勝つことができました。バトルでは何度もポジションを入れ替え、大きなモチベーションにつながりました。とてもうれしいです。Repsol Honda Teamのすべての人に感謝したいです。次のレースではもっと強くなれるようにがんばります」

    バレンティーノ・ロッシ (3位)
    「すべてを賭けたよ。全力で戦った。なぜなら、どうしても2位に入ってホルヘとの差を5ポイントに留めたかったんだ。でも今日のダニは本当に強かった。できることはすべてやったが、最後に彼は僕の前にいた。でもその一方で、レース自体にはとても満足しているよ。まず何より楽しかったし、僕自身、とても強かった。ここアラゴンではいつも苦労してきたけれど、今日はこれまでで最高の走りができたと思う。レース序盤はダニをなかなか抜けなかったし、抜いたとしてもそれをキープするだけの速さもなかったので、彼の後ろについて行った。そのため終盤になってから、あんなに激しく攻めなければならなくなったんだ。僕のほうが速そうなところを見つけて何度もオーバーテイクを試みたが、彼はそのたびについてきて、その強さを実感させられたよ。そうなると僕にできることは、ただ集中して、ひとつひとつのコーナー進入でしっかりラインを守ることだけ。ところが最終ラップではふたりが接触し、僕は縁石に乗ってしまったので、あとは一か八か勝負をかける以外になくなったんだ。そして何も考えずにシケインに飛び込んだが、結局、彼が先にゴールラインを通過した。次のもてぎは好きなコースで、去年もいいレースができた。でもホルヘは僕よりも強くて優勝を果たしている。だから僕はまた全力で挑まなければならない。アドバンテージはわずか14ポイントなので、これからも厳しい状況が続くだろう。チーム・タイトルを獲得できたことは非常に重要。チームの全員、すべてのエンジニアたちがM1を進化させ、僕らにこのように素晴らしいマシンを与えてくれた。去年と比べれば大きな前進であり、またホンダと比較しても非常に進化していることがわかる。このことは僕たちライダーにとって本当にうれしいことで、おかげで僕もホルヘも多くのポイントを獲得し、何度もトップを走ることができる。つまり今は、チームの全員がとてもハッピーなんだ!」

  • MotoGP:マルク・マルケス、2度のマシン交換後に優勝

    MotoGP:マルク・マルケス、2度のマシン交換後に優勝

    MotoGP 第13戦 サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースが13日、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで行われ、ランンク3位のマルク・マルケスが2度のマシン交換後に独走で優勝した。

    マルク・マルケスは、今季4勝目、最高峰クラスで23勝目、当地で3年ぶり4勝目、キャリア通算49勝目を挙げた。

    気温27度、路面温度31度のドライコンディションの中でスタート。1ラップ目に雨が降り出したが、数ラップ後に雨が降り止み、路面がドライ、ウェット、ドライに変化する状況の中、ほぼ全員が2度のマシン交換を実行した。

    ウォームアップ走行で週末2度目、今季34度目の1番時計を刻んだ2番グリッドのマルク・マルケスは、タイトル争いを繰り広げる2人だけでなく、他のライダーたちのパフォーマンスを確認しながら、トップ走行中に転倒を喫した昨年9月の第14戦アラゴンGPを繰り返さないようにマシン交換のタイミングを計って優勝。

    6番グリッドのブラドリー・スミスは、リスクを背負ってマシン交換をしないことを決断。11ラップ目には21番手まで後退したが、7.288秒差の2位まで挽回して、最高峰クラスでの自己最高位を獲得。

    13番グリッドのスコット・レディングは、1度目のマシン交換直後にコースアウトからグラベルで今季6度目の転倒を喫したが、最高峰クラスで初の表彰台を獲得。

    16番グリッドのロリス・バスは、誰よりも早くマシンを交換する作戦が功を奏して、自己最高位の4位を獲得。

    3番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、1度目のマシン交換後にトップに飛び出したが、2度目のマシン交換のタイミングが遅れて5位。開幕戦カタールGPからの連続表彰台獲得記録が途切れたが、地元ファンの前で快走の5位に進出。

    9番グリッドのダニロ・ペトルッチは6位。2戦連続してドゥカティ勢の最高位に進出すれば、7番グリッドのアンドレア・イアンノーネ、8番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾ、4番グリッドのダニ・ペドロサ、10番グリッドのアレイシ・エスパルガロがトップ10入り。

    ポールポジションのホルヘ・ロレンソは、2度目のマシン交換直後、今季2度目の転倒で、初のリタイアを強いられた。

    チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシが、ランク2位のホルヘ・ロレンソに対して、アドバンテージを12ポイント差から23ポイント差に拡大した。

    次戦アラゴンGPは、モーターランド・アラゴンで25日に開幕、27日に決勝レースが行われる。

  • 高橋巧、MotoGP 日本グランプリにワイルドカードで参戦

    高橋巧、MotoGP 日本グランプリにワイルドカードで参戦

    ホンダは、2015 MotoGP 第15戦MOTUL日本グランプリに主催者推薦(ワイルドカード)にホンダ車を駆って参戦する各クラスの日本人ライダーとチーム体制を決定。

    MotoGPクラスにはHonda RC213Vで高橋巧(#72 25歳)が、ホンダ・レーシング(以降 HRC)が運営する「Team HRC with NISSIN」から参戦する。

    また、Moto2クラスには2014年の全日本ロードレース選手権シリーズJ-GP2クラスチャンピオンの高橋裕紀(31歳 Moriwaki Racing)と2015年アジアロードレース選手権に参戦中の小山知良(32歳 NTS T.Pro Project)が参戦する。

    さらに、Moto3クラスには2015年全日本ロードレース選手権シリーズJ-GP3クラスに参戦している水野涼(17歳 MuSASHi RT HARC-PRO)と栗原佳祐(18歳 MuSASHi RT HARC-PRO)がHonda NSF250Rで参戦する。

    MotoGPクラスに参戦する高橋巧は、HRCで開発テストライダーを努め、今シーズンは全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにMuSASHi RT HARC-PROから参戦。2010年、2013年、2014年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝を飾っている。MotoGPクラスに、HRCからワイルドカード参戦するのは2011年の伊藤真一を起用して以来のこととなる。

    高橋巧
    「過去、何度かシーズン前のMotoGPのツインリンクもてぎでのテストに参加させて頂き、世界のトップライダー達の走りは目の当たりにして来ました。今回、実戦参加できる、と言うお話を頂き、彼らと一緒に走ることが出来るか、と思うと今からワクワク、ドキドキしています。皆さんのご期待に沿える様、全力で頑張りたいと思いますので、ご声援、よろしくお願いします。」
    Team HRC with NISSIN

    Moto2クラスに参戦する高橋巧は、2005年からFIMロードレース世界選手権シリーズに250ccクラスで参戦を開始。同クラスで通算2勝を挙げ、2009年にはMotoGPクラスにステップアップ。2010年からはMoto2クラスにクラスを変更して参戦し、2014年からは全日本ロードレース選手権J-GP2クラスに戦いの場を移し、チャンピオンを獲得した。日本グランプリには昨年に引き続き、2年連続での参戦となる。

    高橋裕紀
    「この度はMOTUL日本グランプリMoto2クラスへのワイルドカード参戦が決まりました。まず、この機会を与えて下さいました全ての関係者の方に感謝します。このクラスはHonda CBR600RRのエンジンを使用したワンメイクレース。私自身ホンダファミリーとしても与えられた環境の中で最大限の力を発揮できる様、精一杯頑張りたいと思います。応援宜しくお願い致します。」

    小山知良
    「昨年に続き、今年もNTS車輌でMoto2クラスに参戦出来る事を大変嬉しく思っています。過去のGP参戦の経験をフルに生かし、一つでも上の順位を走れるように頑張りますので、皆様の熱い応援宜しくお願い致します。」

    Moto3クラスに参戦する水野涼と栗原佳祐は、ともにMuSASHi RT HARC-PROから全日本ロードレース選手権シリーズJ-GP3クラスに参戦。水野涼は弱冠17歳の高校生ライダーながら今シーズン3レース中2レースで表彰台を獲得して、現在(第3戦終了時点)シリーズランキング2位。栗原佳祐も水野と同様に18歳の高校生ライダーで、今シーズン3レース全てで表彰台を獲得してランキング3位。初の世界選手権参戦で上位入賞を狙う。

    水野涼
    「日本グランプリにワイルドカード参戦出来る事は大変嬉しく貴重な経験です。今回の出場には多くの方々の支えがありました。一つでも上を目指し、支えて頂いた皆様に恩返ししたいと思います。」

    栗原佳祐
    「全日本では調子が上がってきているので、グランプリでどれ程度の戦いができるかを楽しみにしています。初めて戦う世界選手権ライダー、使い慣れないタイヤなどの不安もありますが、精一杯戦い、最低でもポイントが取れる位置まで上がりたいと思います。」

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシが優勝でポイントリーダーに再浮上

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシが優勝でポイントリーダーに再浮上

    MotoGP 第12戦イギリスGPの決勝レースが30日、シルバーストンで行われ、ランク2位のバレンティーノ・ロッシが今季4勝目。当地で初優勝、最高峰クラスで86勝目、キャリア通算112勝目を挙げ、ポイントリーダーの座を奪回した。

    気温16度、路面温度18度のウェットコンディションの中、ウォームアップ走行で今季4度目の1番時計を刻んだ4番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、2ラップ目にトップに飛び出すと、降り続いた雨の中で高い集中力を維持。

    18番グリッドのダニロ・ペトルッチは、1ラップ目に9番手、4ラップ目に5番手、8ラップ目に3番手、14ラップ目に2番手に浮上。トップから3.010秒差でチェッカーを受け、キャリア62戦目で初の表彰台、自己最高位を獲得すれば、12番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、3位に入って7戦振り今季5度目の表彰台を獲得。イタリア勢が次戦のホームレースを前に、開幕戦カタールGP以来今季2度目の表彰台を独占した。

    2番グリッドのホルヘ・ロレンソは4位。3番グリッドのダニ・ペドロサ、7番グリッドのスコット・レディング、6番グリッドのブラドリー・スミス、9番グリッドのアンドレア・イアンノーネ、10番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、20番グリッドのアルバロ・バウティスタがトップ10入り。

    21番グリッドのニッキー・ヘイデンは、今季初めてオープンオプションの最高位となる12位に進出。

    ポールポジションのマルク・マルケスは、2番手走行中のラスト8ラップに今季10度目の転倒、今季4度目の転倒リタイヤ。

    8番グリッドのカル・クラッチローと16番グリッドのジャック・ミラーは接触転倒。5番グリッドのポル・エスパルガロ、11番グリッドのヨニー・エルナンデェス、14番グリッドのステファン・ブラドルも転倒リタイヤを喫した。

    チャンピオンシップは、ランク2位のロッシがランク1位に再浮上し、ランク2位に後退したロレンソに12ポイント差、ランク3位のマルケスに77ポイント差にアドバンテージを広げた。

    次戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPは、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで11日に開幕、13日に決勝レースが行われる。

  • ニキ・ラウダ 「MotoGPの方がF1よりもスペクタクル」

    ニキ・ラウダ 「MotoGPの方がF1よりもスペクタクル」

    MotoGPチェコGPを観戦したニキ・ラウダは、F1よりもMotoGPのレースを観るほうが好きだと認めた。

    「バイクレースは大変面白い」と元F1チャンピオンのニキ・ラウダは El Mundo Deportivo にコメント。

    「ライダーがどのようにバイクを走らせるのか、見どころがある」

    「F1は不運にもその反対で、車を走らせるのは大変簡単だ。スライドもしない」

    メルセデスは支配的な強さをみせているが、ニキ・ラウダは、速いクルマで視聴者をよりエキサイティングにさせることを目的とした2017年の技術改革を完全に支持している。

    それでも、ニキ・ラウダは新しい“パワーユニット”時代におけるメルセデスの成功について悪い気分はしていないと The Age に述べた。

    「私は政治は担当していない」とニキ・ラウダはコメント。

    「私のここでの仕事は、トト・ヴォルフとパディ・ロウとともに勝つことであり、そこでいかなる妥協もしないことだ。1つのチームが何ができるかを示した場合、他が追いつくのは非常に簡単なことだ
    」

    「我々は決して気を抜くことはできないし、『我々は優れている』ということもできない。それは進むことを止めたときだ。夏休み後、フェラーリは他のエンジンに追いつき、マシンをアップグレードさせてくるだろう。彼らがそうしてくるのは間違いない」