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  • BMWザウバー 「ディフューザーはオーバーテイクを損なう」

    BMWザウバー 「ディフューザーはオーバーテイクを損なう」

    BMWザウバーのマリオ・タイセンは、ディフューザーに対するFIAの決定が、今シーズンに意図されたダウンフォースレベルの削減にF1が到達しないままにさせると警告した。

    BMWザウバーは、ダブルデッカー・ディフューザーに抗議したチームの1つだった。しかし、FIA国際控訴裁判所は問題のディフューザーを合法と承認。フェラーリとレッドブルと同様、BMWザウバーもディフューザーを再設計しなければならないことを認めた。

    「我々は国際裁判所の決定を受け入れるつもりだ」とタイセンは語る。

    「今回の判決によっては、レギュレーションの適用性が明瞭になった」

    「しかし、それは新しいレギュレーションを作成したときにオーバーテイク・ワーキング・グループによって意図されたダウンフォースとコーナーリングスピードの削減を達成しない。同時にこの決定は、7チームがマシンを必要な変更を実施すために大量に投資しなければならないことを意味している」

    関連:FIA、問題のディフューザーを合法と判断 - 2009年4月15日

  • レッドブル、モナコGPを目標にディフューザーを開発

    レッドブル、モナコGPを目標にディフューザーを開発

    レッドブル・レーシングのテクニカル・ディレクターであるエイドリアン・ニューウェイは、今週末の中国GPには帯同せず、RB5のディフューザーの再設計に集中する。

    FIA国際控訴裁判所がブラウンGP、トヨタ、ウィリアムズが使用するディフューザーに合法との判決を下したことにより、レッドブルは5月末のモナコGPまでにマシンの変更を間に合わせることを望んでいる。

    「我々はすでに新しいソリューションに取り組んでいる」とレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは語る。

    「正式な結果が出たので、エイドリアン(ニューウェイ)はすぐさま上海へのフライトをキャンセルし、ファクトリーに留まる。すべてが計画通りに進めば、我々はモナコに“新しい”マシンを持ち込めるだろう」

    レッドブルは、これまでに承認のために似たようなデザインを提出して却下されていたことから、今回の3つのダブルデッカー・ディフューザーが承認されたことに怒っているとマルコは語る。

    「我々が怒っているのは、我々は問題になったようなディフューザー・ソリューションの解明のためにチャーリー・ホワイティングに接触し、違法だと伝えられていたことだ。したがって、チームは似たようなアイデアを持っていたが、それ以上は追及しなかった」

    「私はこれがコーナーリングスピードにどんな影響を及ぼすかはわからない。マシンがあまりに速くなれば、すぐに問題になると思っているし、ダブルデッカーが作り出す気流は、再びオーバーテイクをより困難なものにするだろう。要するにワーキンググループで同意された規約のスピリットに反しているということだ」

    関連:FIA、問題のディフューザーを合法と判断 - 2009年4月15日

  • トヨタF1 「マシンの合法性を確信していた」

    トヨタF1 「マシンの合法性を確信していた」

    トヨタF1チームは、15日に合法と判断されたディフューザーの判決に対して声明を発表した。

    トヨタモータースポーツ有限会社(TMG)は、我々の車のリアディフューザーに関するオーストラリアグランプリ大会審査委員会の決定が、FIA国際控訴裁判所から支持され喜んでいる。

    一貫して主張してきたように、我がチームは2009年の新レギュレーションを正しく解釈するために、一言一句、正確に詳細に検討した。

    また、我々の技術レギュレーションの解釈が正しいことを確認する為に、FIAへの相談も充分に行なってきた。

    それ故、我々の車のデザインが、最初にオーストラリアとマレーシアの大会審査委員会によって、後にFIA国際控訴裁判所によって合法と確認されるだろうと確信していた。

    山科忠 (TMG会長兼チーム代表)
    「私はFIA国際控訴裁判所がこの判決を下すと確信していたし、満足している。開発途中でFIAに相談しながら、正確に詳細に技術レギュレーションを検討してきたので、我々の車が合法であることに全く疑う余地がなかったことを強調しておきたい。今回はF1にとって試練の期間であったが、この問題が終結して嬉しい。これでエキサイティングなレース活動に集中できる。」

    関連:FIA、問題のディフューザーを合法と判断 - 2009年4月15日

  • FIA、問題のディフューザーを合法と判断

    FIA、問題のディフューザーを合法と判断

    FIA国際控訴裁判所は、ブラウンGP、トヨタウィリアムズが使用するディフューザーを合法と発表した。

    14日の公聴会のあと、裁判官によって夜通しで審議された結果、ICAはオーストラリアGPでフェラーリ、レッドブル、ルノーによって申し立てられた異議を却下した。

    「FIA国際控訴裁判所は、2009年3月26日のオーストラリア・グランプリのスチュワード団による16〜24番の裁定および2009年FIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップのポイントに対して提出された控訴を却下することを決めた」

    「裁判所は、聴取した意見および提出された証拠に基づき、問題のマシンが適用される規約に従っていると判断したスチュワードは正しいと結論した」

    関連:F1 ディフューザー問題

  • ルノー、新ディフューザーを準備

    ルノー、新ディフューザーを準備

    ルノーが、問題となっているディフューザーを独自開発して搭載の準備を整えており、早ければ中国GPでの投入が可能であることをルノーの代理人が明らかにした。

    ルノーの代理人として14日(火)パリで開催されたディフューザーに関する公聴会に参加したアンドリュー・フォード弁護士は、FIAの国際控訴裁判所の審判員に、ルノーはこのコンセプトの開発を開始しており、FIAの代表者に合法性を問い合わせたと述べた。

    「ルノーはチャンスを逃したわけではない・・・FIAが非合法と言ったからだ」とフォード弁護士は述べた。

    さらに、理論的には今週末の中国GPから設計の初期段階のディフューザーを搭載することが可能であることを明かし、問題のディフューザーを許可したスチュワードの決定に対する控訴を退けるべきだと述べている。

    オーストラリアで、ルノー、フェラーリ、レッドブルは、ブラウン、トヨタ、ウィリアムズのマシンに対して抗議した。マレーシアではBMWザウバーが抗議に加わった。

    14日パリの公聴会には、この7チームと、アンチ-ディフューザチーム側であるが裁判所では実際に証言しないと見られているマクラーレンが出席している。

    2007年フェラーリのスパイ事件も担当したチームの弁護士ナイジェル・トッツィは、アンチ-ディフューザ論争の指揮を執っており、他チームがこの軋轢を招くコンセプトを思いつかなかったとして控訴を「悪意がある」とするブラウンの意見を批判した。

    フェラーリの元テクニカル・ディレクター、ロス・ブラウンについてトッツィは「立派な同僚の多くが同意しないのに、自身が正しいと思うのは最高に傲慢な人間だけである」と述べた。フェラーリの弁護士はまた、FIAも批判し、一部チームにはディフューザのコンセプトを違法であると述べ、その後他チームには同じソリューションを承認した矛盾を指摘した。

    フォード弁護士は審判団に「FIAの立場は全く不可解である。FIAを現状から救うようあなた方にお願いする」と述べた。

    関連:F1 ディフューザー問題

  • トヨタF1:パスカル・バセロン(F1中国GPプレビュー)

    トヨタF1:パスカル・バセロン(F1中国GPプレビュー)

    トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、2009年F1第3戦 中国GPで必要となるセッティングなどを語った。

    タイヤの特性がクルマのパフォーマンスに大きく影響するのはなぜなのかを説明してもらえますか?
    タイヤがクルマのパフォーマンスに大きな影響を及ぼすのはクルマが地面と接する唯一の部分がタイヤだからだ。クルマを速く走らせるには、しっかりと加速させる必要があり、その際に生じる力はタイヤを通じて路面に伝わる。クルマにはどんなものを搭載しても構わないが、もしもタイヤが適切な摩擦係数を生み出さなかったなら、クルマは全く前に進まない。実際の所、F1ではこれがクルマのパフォーマンスに影響を及ぼす2大要素になっている。

    複数メーカーによるタイヤの開発競争がある状況と比べて、1つのメーカーがタイヤを独占供給している場合、克服すべき課題に何か違いがあるのでしょうか?
    それ程遠くない昔、複数のタイヤメーカーによる開発競争があった当時は、タイヤがクルマのパフォーマンスに影響を及ぼす最大の要因で、その次が空力だった。現在はブリヂストンがタイヤを独占供給しており、従ってもはやタイヤを新たに開発することはない。必要なのはとにかく今あるタイヤをしっかりと使いこなすことだ。その作業は簡単だとは思わないが、開発することに比べれば一段階、楽になっている。今の状況では、パフォーマンスに関する要素の優先度が変わり、最も重要なのは空力で、タイヤの扱い方は2番目になった。タイヤ性能が常に同じで、その扱い方を学ぶ時間もあるため、全てが以前より楽になった。タイヤを開発している当時のように、常に新しい知識をどんどん身に付けていく必要もなくなった。現在は仕様が決まっているタイヤを使っているが、それでも各コンパウンドの特性を学ぶことは非常に重要だ。ただしそういったタイヤ特性を理解する作業はかなり楽になっている。

    タイヤを最善の形で使いこなすには、クルマにどんな特性が求められるのでしょう?
    オーバーヒートさせることなく十分なグリップを引き出すには、適切な作動温度の幅の中でタイヤを使わなければならない。温度が低すぎるタイヤはグリップしてくれないし、温度が高すぎると短時間で性能が低下し、パフォーマンスが落ちてしまう。また、タイヤは物理的な限界を超えない範囲で扱い続けなければならない。タイヤのコンパウンドが破壊されてしまうような過大な負荷をかけてはいけないんだ。従って、タイヤをこういったパフォーマンスの幅の中で使い続けられるよう、常にクルマのセットアップを調整していくことになる。タイヤからできる限り最高の性能を引き出せるようにね。

    今シーズンはタイヤのマネージメントが更に難しくなっているのでしょうか?
    昨シーズンよりも今年はタイヤのマネージメントが難しくなっているね。その理由は単純にタイヤが新しくなったこと、そして、今の我々が再び学習段階にあることだ。このため我々は、レースの度に各コンパウンドの特性の新たな一面に気付くことになる。たとえばセパンでは新しいハードタイヤを使用したが、テストではこのタイヤを一度も経験していなかった。このタイヤの特性を学ぶ時間はフリー走行しかなかったんだ。冬の間に他の3種類のコンパウンドはテストしているので、それらについてはもっとよくわかっている。ただし昨年までのように、過去のシーズンのレースで得たデータはない。このためセットアップ作業は以前よりやや難しいものになっている。また、溝付きタイヤからスリックタイヤに変わったが、スリックタイヤは摩耗や温度に関して、溝尽きタイヤと反応の仕方が異なる。全体的に言ってこの作業は困難を伴うものの、同時に非常に興味深くもある。

    各レースで使用するコンパウンドの特性の違いが以前より更に広がりましたが、このせいでレース戦略が更に難しくなっていますか?
    今年、ブリヂストンは、硬さと作動温度の幅に関して、大きく異なるコンパウンドを各レースに持ち込んでいる。昨年の場合、たとえばマレーシアでは、ミディアムとハードコンパウンドを使用したが、今シーズンはソフトとハードだった。これはタイヤのマネージメントを更に難しくするのが狙いで、実際にそうなる可能性は大いにある。特にメルボルンでは、ご覧の通り、タイヤの性能変化に関してかなり注意が必要だった。メルボルンでは特にそれが目立っていたね。

    メルボルンでそれが顕著で、マレーシアではそれほどでもなかったのはなぜでしょう?
    メルボルンの場合、2種類のコンパウンドのどちらともコース特性とコース状況にぴったり合っていなかったんだ。メルボルンではスーパーソフトは柔らかすぎで、ミディアムタイヤは硬すぎるという状況だった。このため理想的な作動温度の幅の中でタイヤを使いこなすのが難しかった。だがセパンでは全く状況が違った。と言うのも、どちらのコンパウンドも適切な作動温度の幅に収まっていたからね。このためタイヤのマネージメントは(メルボルンと比べて)かなり簡単だったよ。

    開催日程:2009年 F1 中国GP

  • ルノー、KERSの使用をレース毎に判断

    ルノー、KERSの使用をレース毎に判断

    ルノーは、F1で論争の的になっている新しいKERSの搭載に関して、BMWザウバーと同じくレース毎に判断することにしたようだ。

    フェルナンド・アロンソは、ルノーはオーストラリアとマレーシアでKERSを使ったことが正しかったかを検討するべきだと述べていた。

    しかし、アロンソは、マレーシアGPのスタートでKERSに「明らかなメリット」があったと主張している。

    ルノーのテクニカルディレクターであるボブ・ベルもこの意見に同意しているが、オーストラリGPでのKERS使用については、アロンソの疑問を支持した。

    「シーズンが進むにつれ、KERS搭載がアドバンテージになるか疑問となるサーキットがあるかもしれない」

    「だから、我々は原則レース毎にメリットを評価する必要がある」

    「しかし、中国のサーキットでは間違いなく利点となるだろうと思っている」

    関連:KERS

  • ルノー、ピケJrのネガティブなコメントを否定

    ルノー、ピケJrのネガティブなコメントを否定

    ルノーは、ネルソン・ピケJr.がチームでの役割に不満を抱いているとの報道を否定した。

    イタリアとスペインのメディアは、イギリスの雑誌「F1 Racing」でのインタビューを引用し、ネルソン・ピケJrがチームメイトのフェルナンド・アロンソとチーム代表にフラビオ・ブリアトーレに不満を抱いていると報じていた。

    ルノーは、この件に対してネルソン・ピケJr.のコメントを添えた声明を発表し、この件を完全に否定した。

    「僕の言葉がどうやってプレスによってこんなにも歪められて伝えられてしまったのかと驚いている。僕は厚かましい質問に合わせて、面白おかしくしようとしていたんだ。自分が言ったことを自分自身ではっきりさせなければいけないなんて残念だ。僕はINGルノーF1チームのメンバーにとても満足しているし、フェルナンドとフラビオを含め、みんなと素晴らしい関係を築いている。不公平に扱われていると考える理由はないし、チームのサポートは疑いないことだ。僕たちは一緒に良い年を過ごせると確信しているし、チームのために最高の仕事をすることに集中して、来るレースを楽しみにしている」

  • ネルソン・ピケJr、ルノーでの役割に不満

    ネルソン・ピケJr、ルノーでの役割に不満

    ネルソン・ピケJr.は、ルノーでフェルナンド・アロンソのチームメイトを務めることに不満を抱いている。

    ネルソン・ピケJr.には、フェルナンド・アロンソと比較してより良い結果を出すようプレッシャーが高まっているが、ピケJr.は、ルノーがフェルナンド・アロンソを中心に作られていることへの不満を口にしている。

    「僕のチームメイトはとても強いし、チームは彼の方を見ている」

    「チームが僕に目を向けてくれるような状況だったらいいんだけどね」
    ルノーはシーズン前テストで、ひとりのレース・ドライバーを重点的に使っていた唯一のチームだった。

    「フェルナンドはテストのほとんどを担当したがっていたし、チームもそう望んでいた。チームはそれがマシンを開発する最も速い方法だと考えていたからね」

    またピケJr.は、ルノーのチーム代表フラビオ・ブリアトーレについても語っている。

    「彼がいつも正しいとは限らないし、とても手厳しいことがある」

    「悪いことは無視して、良いことを受け入れるようにできなければならない」

    ピケJr.は、昨年のシンガポールを振り返り、チームがアロンソには完璧な作戦をとった一方で「ミスが全部僕の身に降りかかった」と語る

    エディ・アーバインはフェラーリで4年間ミハエル・シューマッハのチームメイトを務めたが、クリケットのバットで何度も頭を殴られたと形容されていた。

    ピケJr.は「とても厳しいね」と同意。

    「ほとんどそんな感じだと言いたいね」

  • ジェンソン・バトン (F1中国GPプレビュー)

    ジェンソン・バトン (F1中国GPプレビュー)

    ジェンソン・バトンが、F1第3戦 中国GPへの意気込みを語った。開幕から2戦連続でポール・トゥ・フィニッシュを飾ったバトンだが、上海からはタイトな戦いになるだろうと気を引き締めている。

    ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
    最初の2レースの興奮のあと、リラックして数日間マレーシアでのドラマティックなレースを考える機会があったのは良かった。当然、僕たちのシーズンの始まりには満足しているけど、僕たちは2つのレースをしただけだし、僕たちのライバルがじっとしていないことはチームのみんなが心得ている。僕たちが序盤の成功を続けたいのであれば、ここからはタフな戦いになることを十分に予想している。

    次の週末に目を向けると、上海インターナショナル・サーキットは、ドライバーにとって楽しいサーキットだし、正しいセットアップを見つけるためには技術的な挑戦だ。特に高速セクションが好きだし、ターン5のタイトな右回りとバックストレートエンドはオーバーテイクのチャンスがある。

    開催日程:2009年 F1 中国GP