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  • 角田裕毅 ケイナとの“親密ショット”公開 日本でのF1オフ時間を満喫

    角田裕毅 ケイナとの“親密ショット”公開 日本でのF1オフ時間を満喫

    角田裕毅(レッドブル)が、日本帰国中のプライベートショットを公開し、ファンの間で話題となっている。

    F1マイアミGPからF1カナダGPまでの約3週間のインターバル期間を利用して日本に滞在している角田裕毅。先日は相撲観戦の様子もSNSで公開されていた。

    今回、Instagramストーリーに投稿された写真では、ケイナと寄り添う自然体の姿を披露。リラックスした雰囲気の1枚となっている。

    角田裕毅とケイナは交際を公表しているわけではないものの、SNS投稿などもあり、ファンの間では親しい関係として広く認識されている。

    2026年シーズンはレッドブルのリザーブドライバーとして活動している角田裕毅。束の間のオフ期間を日本で過ごし、リフレッシュしている様子を見せた。

    角田裕毅とケイナ

    角田裕毅のInstagramより

  • アストンマーティンF1 AQUAMEと提携 “水分補給”でパフォーマンス向上へ

    アストンマーティンF1 AQUAMEと提携 “水分補給”でパフォーマンス向上へ

    アストンマーティンF1は、2026年F1シーズンに向けて新たなパートナーシップを発表した。新たにチームの独占ウォーターボトルサプライヤーとなるのは、スマート水分補給技術を展開するAQUAMEだ。

    この提携により、アストンマーティンはAQUAMEの「高度な水分補給パフォーマンステクノロジー」を活用する。専用アプリを通じて水分摂取量をリアルタイムで追跡し、個別の水分補給インサイトを提供する仕組みで、チームが2026年シーズンを通じて最適な水分補給状態を維持することを目的としている。

    水分補給を“パフォーマンス要素”として扱う新提携
    AQUAMEは、アストンマーティン向けに5種類のデザインを用意する。単なるチームグッズではなく、日常的に使えるプレミアムなデザインと実用的なスマート機能を組み合わせたコレクションとして展開される。

    アストンマーティンのライセンシング&マーチャンダイズ責任者であるマシュー・チャップマンは、今回の提携について次のようにコメントした。

    「AQUAMEとのコラボレーションを開始できることをうれしく思う。革新的な水分補給技術とアストンマーティンならではのスタイルを組み合わせるものだ」

    「水分補給は回復と集中力にとって重要だ。そのため、このコレクションは日常生活に自然に溶け込むように設計され、プレミアムな美しさとスマートで実用的な機能を組み合わせている」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    AQUAMEにとってもF1進出は大きな節目
    AQUAME創設者のスティーブ・アイドゥン・シエは、F1チームとの提携を「大きな節目」と表現した。AQUAMEのテクノロジーを「モータースポーツの頂点」に持ち込む機会になるとしている。

    F1ではドライバーやスタッフのコンディション管理が競争力の一部として扱われており、水分補給も集中力、回復、日々のパフォーマンスに関わる要素となる。今回の提携は、アストンマーティンがこうした細部にも目を向け、チーム全体の環境を整えようとしていることを示すものだ。

  • FIA会長スライエムがF1“V8回帰”を再主張「780馬力と美しいサウンドを」

    FIA会長スライエムがF1“V8回帰”を再主張「780馬力と美しいサウンドを」

    FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ビン・スライエム会長が、将来的なF1エンジンとして“V8回帰”構想を改めて強調した。

    2026年F1レギュレーション導入直後にもかかわらず、すでに2027年以降の方向性を巡る議論が活発化しているなか、ビン・スライエムは「シンプルさ」と「コスト削減」をキーワードに、持続可能燃料を組み合わせた軽量V8ハイブリッドを理想像として提示した。

    “V8回帰”を諦めないFIA会長
    モハメド・ビン・スライエムは『Forbes』のロングインタビューで、将来のF1パワーユニットについて次のように語った。

    「モータースポーツ全体の環境負荷を考えれば、年間で0.02%程度だと思う。しかし我々FIAには責任がある。我々は常に“問題の一部ではなく、解決策の一部でなければならない”と言っている」

    「そして現在は、すでに利用可能な持続可能燃料がある。我々は正しい形で未来を構築できる」

    「以前のエンジン(2014〜2025年のV6ターボハイブリッド)は、実質的には現在のエンジンとほぼ同じだ。ただMGU-Hを取り除き、MGU-Kだけを残した。しかし我々にはシンプルさが必要だ。それこそが前進するための鍵だ」

    「だからこそ、新しいエンジンとしてV8について議論している」

    FIA内部では以前から“V8回帰論”が存在していたが、今回の発言では単なる懐古主義ではなく、“軽量・低コスト・持続可能燃料”を組み合わせた現代型V8構想として位置付けられている点が特徴だ。

    2030年 コンコルド協定後を見据えた布石
    ビン・スライエムは、2030年末に期限を迎えるコンコルド協定後を強く意識していることも明かした。

    「2030年末には、FIAはチーム投票を経ずにエンジンを決定する権限を取り戻す」

    「しかし我々は1年前倒しで実現したい。なぜならコスト削減という財務的メリットがあるからだ」

    現在のF1パワーユニット開発費は、メーカー間競争の激化によって年間2億ユーロを超えるとも言われている。ビン・スライエムは、これをF1最大級の問題として捉えている。

    「研究開発費は2億ユーロを超えている。今のパワーユニットは市販車にも反映されていない」

    「世界全体でも、EVへの考え方が変わり始めている」

    「環境改善の方法はEVだけではない。持続可能燃料もあるし、小型の電動システムを組み合わせることもできる」

    現在のF1では“電動化=正義”という流れが続いてきたが、ここに来てFIAトップ自らが“完全電動偏重への疑問”を公然と口にし始めた形だ。

    国際自動車連盟 F1 V型8気筒

    “780馬力・600kg台”という理想像
    今回の発言で特に注目を集めたのは、ビン・スライエムが将来のF1マシン像をかなり具体的に語った点だ。

    「我々は、エンジン価格が150万ユーロもしないようにしたい」

    「現在はトランスミッションだけで900万ユーロもする。これが現実だ」

    「だからこそFIAが介入する必要がある」

    「我々は競技レベルに見合った、持続可能なエンジンを実現できると確信している」

    「そして軽量であるべきだ。私は元ドライバーだから分かるが、重量はドライバーにとって最悪の要素のひとつだ」

    「現在のマシンはあまりにも巨大だ。30kg軽量化されたとはいえ、まだ十分ではない」

    「600〜620kg程度まで戻そう」

    「780馬力、美しいサウンド、そして手頃なコスト。それこそがF1を最も良い形で支える方法だ」

    この“600kg台・780馬力・V8サウンド”という構想は、現在の重量級ハイブリッドF1マシンへの反動とも言える。

    F1は“V8回帰”へ本当に動くのか
    現時点で2026年F1レギュレーションは始まったばかりであり、メーカー各社は巨額投資を続けている。特にアウディやホンダは、新世代パワーユニット計画を前提にF1参戦を決断しており、短期間での方向転換は簡単ではない。

    一方で、FIAとFOM内部では「現在のパワーユニットは複雑すぎる」「コストが高すぎる」「車重増加が限界に達している」という危機感が急速に強まっている。

    ビン・スライエムの発言は単なる理想論ではなく、2030年前後を見据えた“次のF1哲学”を示し始めたものと言えそうだ。

  • フレデリック・ベスティ 中東危機でF1テスト中止「橋がドローン攻撃を受けた」

    フレデリック・ベスティ 中東危機でF1テスト中止「橋がドローン攻撃を受けた」

    メルセデスのリザーブドライバーを務めるフレデリック・ベスティが、2026年シーズン開幕前に予定されていたバーレーンでのピレリF1テスト中止の舞台裏を明かした。

    ベスティは、メルセデスの2026年型マシン「W17」を初めて本格的に走らせる予定だったが、中東情勢の急激な悪化によってF1は地域内での活動停止を余儀なくされ、テストは中止となった。

    「誰もここまで深刻になるとは思っていなかった」
    フレデリック・ベスティは、デンマーク紙『Ekstra Bladet』に対し、情勢悪化の瞬間を振り返った。

    「朝8時にホテルのジムでテレビを見ていたら、アメリカとイスラエルによる攻撃のニュースが流れていた」

    「かなり激しい状況だと思った。でも、僕たちはそのすぐ隣にいた」

    「ただ、周辺国に突然ドローンやミサイルが降り注ぐような事態になるとは、誰も予想していなかった」

    現地サーキットに到着した直後、状況は一気に緊迫したという。

    「サーキットに着いた直後にサイレンが鳴り始めた」

    「ガレージではチームが作業を止めていた。携帯電話を開くと、バーレーン国内の最初の標的が攻撃されたことが分かった」

    「誰も想像していた以上に深刻な状況だと分かった。その後、ホテルへ戻り、5日間そこに滞在した」

    脱出劇の最中にもドローン攻撃
    地域からの脱出も危険と隣り合わせだった。

    「橋の上で3時間待機していたんだけど、その橋は2時間後にドローン攻撃を受けた」

    「そのドローンの影響で空域が閉鎖されてしまった。僕たちは空港の床で10時間眠り、翌朝の便でようやく出発できた」

    ベスティは最終的にサウジアラビアとカイロを経由してヨーロッパへ帰還した。

    今回のテスト中止によって、ベスティはシミュレーター以外でメルセデスW17を初走行する重要な機会を失うことになった。

    「新しいマシンを数日間ドライブできていたら素晴らしかったと思う。でも今回は実現しなかった」

    メルセデスF1でFP1起用の可能性も
    それでもベスティは、今季中に再び実車走行のチャンスが訪れることを期待している。

    「近いうちにFP1走行の機会があるはずだ」

    「まだ正式な確認は受けていないけど、おそらく数か月以内になると思う」

  • マクラーレンF1 英メディア大手グローバルと大型提携を発表

    マクラーレンF1 英メディア大手グローバルと大型提携を発表

    マクラーレン・レーシングは、英国のメディア&エンターテインメント企業グローバルと複数年の新パートナーシップを締結した。グローバルは、マクラーレンのF1チームおよび2027年にデビュー予定のハイパーカープログラムに、公式レースパートナーおよび公式オーディオレースパートナーとして加わる。

    この提携は5月18日朝、グローバルの主要ラジオ番組の出演者が英国ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センターを訪問した際、放送中に発表された。

    モナコやシルバーストンでヘッドセットにロゴ掲出
    今回の契約により、グローバルのブランドはF1のレースウイーク中、モナコ、シルバーストン、その他の主要ヨーロッパラウンドでチーム無線用ヘッドセットに掲出される。

    一部のF1レース週末では、マクラーレンのスタッフ、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリが使用するレースチーム用ヘッドセットに、グローバル・プレイヤーのブランドが表示される。

    グローバルは2007年に設立され、ロンドンのレスター・スクエアを拠点とする英国の大手商業ラジオグループ。キャピタル、ハート、スムース、クラシックFM、LBC、ラジオXなどの主要ブランドを展開し、英国全土に25万か所以上の屋外広告ネットワークも保有している。

    マクラーレン F1 グローバル

    2027年参戦予定のハイパーカープログラムにも拡大
    このパートナーシップは、マクラーレンが2027年にデビューを予定している世界耐久選手権のハイパーカープログラムにも及ぶ。ハイパーカークラスはWECの最上位カテゴリーであり、ル・マン24時間レースも含まれる。

    マクラーレン・レーシングの共同最高商務責任者であるマット・デニントンは、今回の提携について次のように述べた。

    「グローバルは、意味のある方法でファンにリーチするという我々の取り組みを共有している」

    「彼らを我々の象徴的なレース環境の一部に迎えることで、シーズンを通じて観客とつながる方法に大きな価値が加わる。選ばれたレースでグローバルのチームと緊密に協力していくことを楽しみにしている」

    グローバルの最高商務責任者であるマイク・ゴードンも、マクラーレンとの提携が同社の音声・広告ネットワークをF1の舞台に広げる機会になると語った。

    「公式レースパートナーおよび公式オーディオレースパートナーとしてマクラーレン・レーシングと提携することは、世界最大級のスポーツの舞台でグローバル・プレイヤーをアクションの中心に置く素晴らしい機会だ」

    「グローバルとマクラーレンはいずれも、パフォーマンスと精度への意欲を持ち、観客を楽しませ、引き込むことに共通の焦点を置いている。グローバル・プレイヤー、我々のラジオブランド、そしてビルボードネットワークを通じて、レースファンに最新情報を届けていくことを楽しみにしている」

    今回の提携は、マクラーレンがF1での存在感に加え、2027年からの耐久レース本格展開を見据えて、メディア接点を拡大する動きでもある。音声、デジタル、屋外広告を組み合わせるグローバルとの連携により、マクラーレンはレース現場と日常的なメディア接触の双方でファンとの接点を強化していく。

  • F1王者ランド・ノリス フォーミュラEテスト計画を告白「走る予定だった」

    F1王者ランド・ノリス フォーミュラEテスト計画を告白「走る予定だった」

    ランド・ノリス(マクラーレンF1)は、将来的にフォーミュラEマシンをテストする計画があったことを明かした。モナコE-Prixを訪れた現F1王者は、ジェイク・デニスやアンドレッティ・フォーミュラEのゲストとしてパドックを視察し、電動フォーミュラへの関心を強調している。

    F1では2026年から新しいパワーユニットレギュレーションが導入されることもあり、近年はフォーミュラEとの比較が増加している。

    今回ノリスが“テスト計画”に言及したことで、両カテゴリーの接近を象徴する話題として注目を集めている。

    ランド・ノリスが語った“フォーミュラEテスト計画”
    モナコE-Prixの現場には、ランド・ノリスだけでなく、ガブリエル・ボルトレト、カルロス・サインツJr.、ニコ・ヒュルケンベルグ、オリバー・ベアマン、さらにクリスチャン・ホーナーらも姿を見せていた。

    フォーミュラEは来季から新型「Gen4マシン」を導入予定で、パフォーマンス面でもF1との差を縮めることが期待されている。

    そうした中、ノリスは実際にフォーミュラEマシンをドライブする計画があったことを認めた。

    「僕はここにいる多くのドライバーたちと一緒に育ったし、レースもしてきた」とランド・ノリスは語った。

    「ここにいるドライバーたちのレベルは本当に高い。世界最高レベルと言っていいと思う」

    「トップクラスのアスリートたちが集まるシリーズを見ているんだ。世界でも最高のドライバーたちのひとつだし、僕は見るのも好きだし、この場にいることも楽しんでいる」

    さらにノリスは、自身がフォーミュラEカーのテストを検討していたことも明かした。

    「いつかフォーミュラEカーを少しドライブする計画を立てていたんだ」

    「ジェイク・デニスや、ここを走ったことのある何人かのドライバーたちとも話をした」

    「すべてがF1と完全に一致するわけではない。でも、このカテゴリーのトップにいるドライバーたちと話したり、耳を傾けたりすることで学べることは必ずある」

    F1とフォーミュラEの距離が縮まる2026年
    2026年F1レギュレーションでは、電動出力の比率増加やエネルギーマネジメントの重要性が大きく高まる。そのため、近年はフォーミュラEとの共通点を指摘する声も増えている。

    特にGen4マシンは加速性能や効率面で大幅な進化が見込まれており、F1ドライバーたちが実車に強い興味を示していることも象徴的だ。

    RacingNews365によると、ノリスのテスト計画はスケジュール競合とF1の過密日程によって実現しなかったという。ただ、現役F1王者がフォーミュラEに強い関心を示したこと自体、カテゴリー間の距離がこれまで以上に近づいていることを示している。

  • 元F1ドライバーのティモ・グロック ニュル24時間失格を受け入れ「自分の責任」

    元F1ドライバーのティモ・グロック ニュル24時間失格を受け入れ「自分の責任」

    元F1ドライバーのティモ・グロックは、ニュルブルクリンク24時間レースでの失格とDMSBノルドシュライフェ許可証の停止処分を受け入れた。

    グロックは、制限区間での速度超過によりDMSBのペナルティポイントが累積。No.69 ドール・モータースポーツのマクラーレン720S GT3 EVOで出場していたが、処分によりレースから除外された。

    60km/h区間を112km/hで走行
    問題となったのは、現地時間の深夜前に発生したスローゾーンでの速度超過だった。グロックは60km/hに制限された区間を112km/hで走行したとされ、この違反で2点のペナルティポイントを科された。

    グロックは6週間前の24時間予選でもすでに2点を受けており、今回の違反によって合計4点に到達。これによりDMSB Permit Nordschleifeが取り消され、失格処分となった。

    「自分以外に責める相手はいない」とグロックは認めた。

    「6週間前に2点のペナルティポイントを受けていた。そして今回のダブルスティントで、100メートル早く加速してしまった」

    「痛いことだが、罰せられなければならない。ここは世界で最も危険なレーストラックだ」

    マーシャルを見落としていたグロック
    グロックは、ニュルブルクリンクのメッツゲスフェルト区間で、森の端にいたマーシャルを見落としていたと説明した。

    「普段はあんな上の方まで見ないんだ」

    スチュワードは、グロックが今大会中に2点、さらに24時間予選ですでに2点を受けていたことを確認したうえで、今回の処分を科したと説明している。

    「スチュワードはすべての証拠を確認し、競技者代表から事情聴取を行った」

    「ドライバーのティモ・グロックは今大会中に2点のペナルティポイントを受けており、さらに24時間予選でも2点を受けていたことを確認したため、上記の処分を科した」

    ティモ・グロック ニュル24時間

    シューマッハへの敬意を込めた特別カラー
    グロックがドライブしたNo.69 ドール・モータースポーツのマクラーレン720S GT3 EVOは、ミハエル・シューマッハが1995年に2度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したベネトンB195をオマージュした特別カラーで注目を集めていた。

    グロックにとっても、このカラーリングは特別な意味を持つものだった。

    「写真で見ても素晴らしく、感情を揺さぶられるものだった。でも、ここで実物を見て、この素晴らしいスーツを着て、すぐそこにミハエルのオリジナルカーが置かれているのを見ると、本当に感情そのものだ」

    ティモ・グロックは2004年から2012年にかけてF1に参戦し、ジョーダン、トヨタ、ヴァージン・マルシャで91戦に出走。通算3度の表彰台を獲得した。

    F1離脱後はDTMへ転向し、166戦で5勝、15回の表彰台を記録している。

    今回の処分は厳しいものとなったが、グロック自身は危険性の高いノルドシュライフェでのルール違反を認め、その責任を受け入れる姿勢を示した。

  • ローラン・メキース レッドブルF1再建へ「最高の才能を維持」

    ローラン・メキース レッドブルF1再建へ「最高の才能を維持」

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるローラン・メキースは、近年続いている主要スタッフ流出について「守りに入るつもりはない」と語り、チーム再建に向けた“最優先事項”を明かした。

    レッドブルF1では近年、ロブ・マーシャル、ウィル・コートニー、そして2028年からマクラーレンF1へ移籍するジャンピエロ・ランビアーゼなど、重要人物の離脱が相次いでいる。2023年以降の大規模な人材流出は、ライバルチームとの勢力図にも影響を与えてきた。

    レッドブルF1「最高の才能」を維持へ
    スペイン『Motorsport Espana』を通じてローラン・メキースは、現在のレッドブルF1にとって最重要なのは「優秀な人材を維持し、育成し、惹きつける環境づくり」だと説明した。

    「我々は常に社内の才能に最高のチャンスを与えたいと思っている。しかしチームを強化する必要があるなら、外部から人材を迎え入れることも喜んで行う」

    「GP(ジャンピエロ・ランビアーゼ)の後任についてはまだ数年あるが、冗談抜きで我々は誇りに思っている」

    「才能を失うことに対して守りに入るつもりはない。それは事実であり、この3〜4年ずっと起きていることだ」

    そしてメキースは、現在のレッドブルF1の“トッププライオリティ”について次のように語った。

    「最優先事項は、最高の才能を維持し、育成し、そしてピットレーンで最も優れた人材を引き寄せられる環境を作ることだ」

    レッドブル・レーシング

    内部昇格と外部補強を両立
    ローラン・メキースは、レッドブルF1が内部昇格を重視しつつ、必要であればライバルチームからの補強も辞さない姿勢を強調した。

    「必要であれば、ライバルチームから特定のスキルや経験を持つ人材を獲得する。我々は数週間前にもそうした」

    「現在の新体制は非常に良いバランスになっている。ベン・ウォーターハウスの権限拡大や、レーシングブルズから加わるアンドレア・ランディなど、内部昇格と新加入がうまく混ざっている」

    さらに、パワーユニット部門のベン・ウォーターハウス、シャシー部門のピエール・ワシェを高く評価し、「部署ごとに最高の才能をすでに持っている」とも語った。

    ホーナー退任後に変化したレッドブルF1
    今回の発言が注目される背景には、クリスチャン・ホーナー退任後のチーム環境の変化がある。

    記事では、ホーナー体制末期にはチームを巡る混乱や論争の影響で新規人材獲得に苦戦していたと指摘。一方で、ローラン・メキース就任後はチームの雰囲気が大きく改善し、ミルトンキーンズが再び魅力的な職場として見られ始めているという。

    また、依然としてマックス・フェルスタッペンを擁している点も、レッドブルF1にとって大きな武器となっている。トップドライバーとともに働きたいと考えるエンジニアにとって、フェルスタッペンの存在は今なお強力な求心力となっている。

    近年の大量離脱によって空いた予算枠を、新たな優秀人材の獲得に振り向けられる可能性もあり、ライバルチームにとっては警戒すべき状況になりつつある。

  • アロンソは“孤立していた” ロバトが明かす2007年マクラーレンF1の内幕

    アロンソは“孤立していた” ロバトが明かす2007年マクラーレンF1の内幕

    フェルナンド・アロンソが2007年にマクラーレンで経験した“孤立”と“対立”について、当時を知るDAZN解説者アントニオ・ロバトが詳細を明かした。

    2007年のマクラーレンは、アロンソとルイス・ハミルトンの対立、スパイゲート問題、ロン・デニスのチーム運営などが絡み合ったF1史上屈指の混乱期として知られている。ロバトはYouTubeチャンネル『Senén Morán』のインタビューで、当時アロンソ本人から聞いていた内容や、自らが現場で目撃した出来事を振り返った。

    アロンソはハミルトンを“過小評価していた”
    アントニオ・ロバトは、フェルナンド・アロンソ自身もルイス・ハミルトンの実力を見誤っていたと認めていたと語った。

    「フェルナンドは、ハミルトンがあれほど強いとは思っていなかった」

    ロバトはそう振り返り、過去にアロンソ本人へ確認した際にも「そうかもしれない」と認めていたと明かした。

    さらにロバトは、ハミルトンの2007年シーズンを高く評価した。

    「ハミルトンは本当に素晴らしいシーズンを送った。野心もあったし、イギリスメディアとの結び付きも強かった。父親もかなり攻撃的だった。でも、彼は結果を出した。もしあれがスペイン人ドライバーだったら、我々も称賛していたかもしれない」

    マクラーレン内部で進んだ“アロンソ孤立”
    ロバトによれば、マクラーレン内部では徐々にルイス・ハミルトン側へ傾いていったという。

    「かなり酷いことが起きていた。フェルナンドは酷い扱いを受け、孤立させられ、脅されていた。いろいろなことがあった。私は“ガラスのジャングル”と呼んでいたマクラーレンのホスピタリティ内で、それを見ていた」

    ロバトは当時の具体的なエピソードも紹介した。

    マクラーレンにはスペイン人のウェイターがおり、アロンソを気に掛けていたという。しかしロン・デニスがその様子に気付き、そのスタッフを別フロアへ異動させたと語る。

    「シーズン終盤には、フェルナンドがコーヒーを飲みたくても自分で取りに行かなければならなかった。誰も対応してくれなかったんだ。あの孤立感は今でも覚えている」

    “エンジンを0.3秒遅くするのは簡単だ”
    ロバトはさらに、スパイゲート問題の最中に起きたという衝撃的な内幕も明かした。

    当時、フェラーリの機密情報流出問題でマクラーレンが揺れる中、アロンソは内部メール問題を“防御材料”として利用していたとされる。

    その際、当時メルセデス側トップだったノルベルト・ハウグが、アロンソに圧力をかけたという。

    「トルコGPでフェルナンドは部屋に呼ばれた。そして当時マクラーレンのエンジンサプライヤーだったメルセデスの責任者ノルベルト・ハウグがこう言ったそうだ」

    「“どうするかは君次第だ。でも、もしメールが表に出たら、エンジンをコンマ3秒速くなくするのは簡単なんだぞ”」

    ブラジルGPで“もう1台の選択肢”は存在しなかった?
    ロバトは2007年最終戦ブラジルGPについても意味深な証言を残した。

    当時、タイトル争いはアロンソ、ハミルトン、キミ・ライコネンの三つ巴となっていた。しかしロバトは、マクラーレンが実質的にアロンソ側を見限っていた可能性を示唆した。

    「ハミルトンがミスをしたとき、彼らにはもう別の弾がなかった。フェルナンドのクルマは走らなかったし、機能していなかった」

    「レース序盤でハミルトンに問題が起きるとは想定していなかったんだと思う。でも、もう一方の選択肢を消したような感じだった。なぜなら、もう一方の選択肢は存在していなかったからだ。競争力のあるクルマではなかった」

    最終的に2007年のタイトルはキミ・ライコネンが獲得。フェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンは同点でランキング2位となり、わずか1ポイント差で王座を逃した。

  • バルテリ・ボッタス “全盛期”のルイス・ハミルトンは「F1史上最高」

    バルテリ・ボッタス “全盛期”のルイス・ハミルトンは「F1史上最高」

    バルテリ・ボッタスは、メルセデス時代にチームメイトとして過ごした経験から、“全盛期”のルイス・ハミルトンについて「史上最高」と評した。

    2017年から2021年までハミルトンとコンビを組んだボッタスは、F1史上屈指の成功期を内部から見てきたドライバーの一人だ。ニコ・ロズベルグの電撃引退後にメルセデスへ加入したボッタスは、タイトル争いではハミルトンに及ばなかったものの、コンストラクターズタイトル獲得に大きく貢献した。

    「裏では誰よりも努力していた」
    レイチェル・ブルックスの新著『F1 Racing Drive』の中で、ボッタスはハミルトンについて次のように語っている。

    「このスポーツはドライバーだけじゃなくマシンも重要だから、評価するのは難しい。でも、僕が間近で見てきた限りでは、“全盛期のルイス”は史上最高だと思う」

    ボッタスは特に、ハミルトンの舞台裏での姿勢が世間のイメージとは大きく異なっていたと強調した。

    「彼のコミットメントだね。ほとんどいつもパドックを最後に出るのはルイスだった」

    「裏では、人々が想像していた以上にずっと努力していた。少なくとも当時はそうだった」

    「ファクトリーでの仕事の日も、彼は質問を止めなかったし、常に人々をプッシュしていた」

    さらにボッタスは、華やかな私生活ばかりが注目されるハミルトン像にも言及した。

    「レースウイークが終わって家に帰ったら、パーティーをして友達と遊んでいると思われていたかもしれない。でも実際には、次にどう勝つかをボノと電話で話していることが多かった」

    “最高のチームメイト”としての関係性
    一方で、ハミルトン自身も過去に“お気に入りのチームメイト”としてボッタスの名前を挙げている。

    2023年にスカイスポーツで、ハミルトンは次のように語っていた。

    「バルテリとは本当に楽しかった。長年一緒にいて素晴らしい関係だったし、彼は僕を倒したいと思っていたけど、本当の仲間意識があった」

    「お互いに常にリスペクトがあったし、駆け引きもなかった。真っ向勝負だった」

    「一緒に移動もしたし、本当に良い友情を築けたんだ」

    フェラーリ移籍後も続く“ハミルトン評価”
    2026年シーズンのルイス・ハミルトンには、フェラーリ移籍後の苦戦によって厳しい視線も向けられている。しかし、最も近くで彼を見てきたボッタスの証言は、ハミルトンの強さが単なる才能だけではなく、徹底した準備と執念によって支えられていたことを改めて示している。

    近年はマックス・フェルスタッペンやアンドレア・キミ・アントネッリら新世代の台頭が注目される一方で、“全盛期のハミルトン”を知るドライバーたちは、なお別格の存在として評価し続けている。