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  • ルイス・ハミルトンとキム・カーダシアン交際説 母親も交えた食事会で憶測再燃

    ルイス・ハミルトンとキム・カーダシアン交際説 母親も交えた食事会で憶測再燃

    ルイス・ハミルトンとキム・カーダシアンの関係を巡る憶測が再び加熱している。両者は2026年に入ってから複数の場面で一緒に目撃されており、F1界とエンターテインメント界を代表するスター同士の“新たなパワーカップル”誕生の可能性に注目が集まっている。

    現時点で交際は確認されておらず、ハミルトンもプライベートについて公に語ることを避けている。しかし、今回の出来事は2人の関係を巡る憶測をさらに強めるものとなった。

    母カルメンさんも同席したロサンゼルスでの食事会
    ルイス・ハミルトンの母カルメン・ラーバレスティアさんは、2026年シーズンを通じて息子を支えてきた存在だ。

    今年の中国GPでは、ハミルトンがフェラーリ移籍後初の表彰台を獲得した場面を見守り、先週のカナダGPでも2位フィニッシュを現地で観戦していた。

    ハミルトン自身も近年、母親と旅行する機会が増えていることを明かしており、カナダGPとモナコGPの間の期間にも一緒に過ごす予定だと語っていた。

    その旅行のひとつとみられるのが、ロサンゼルスで開かれたカーダシアン家の集まりだ。

    コートニー・カーダシアンの交際相手スコット・ディシックの誕生日を祝うため、一族が高級レストラン「Nobu」に集結。現地メディアによると、ハミルトンはキム・カーダシアンと母カルメンさんを同乗させた車で会場入りし、その後はカーダシアン家のメンバーや子供たちとともにレストランを後にしたという。

    長年の友人関係が交際説に発展
    ハミルトンとキム・カーダシアンが一緒に目撃されたのは今回が初めてではない。

    2人は長年にわたり友人関係にあり、最近ではフェンシング選手のマイルズ・チャムリー=ワトソンとともに音楽フェス「コーチェラ」に参加。また今年にはパリを一緒に訪れたとも報じられている。

    さらに年末年始には米コロラド州アスペンで開催された女優ケイト・ハドソンのパーティーにも出席。会場を別々に後にする姿が撮影されていた。

    こうした共通の交友関係や頻繁な接触から交際説が広がっているものの、現時点では両者とも関係について公式なコメントを出していない。

    F1界屈指の注目人物に集まる視線
    フェラーリ移籍初年度のハミルトンは、カナダGPで今季最高の2位表彰台を獲得するなど復調の兆しを見せている。一方でコース外では、その私生活にも大きな注目が集まっている。

    今回の食事会は単なる友人同士の交流とも受け取れるが、母親を交えた場にキム・カーダシアンが同席していたことから、海外メディアでは2人の関係に新たな進展があったのではないかとの見方も浮上している。

    ただし、現段階で交際を裏付ける確かな証拠はなく、長年の友人関係の延長線上にある交流である可能性も高い。今後、ハミルトン本人がこの話題について口を開くかどうかに注目が集まりそうだ。

  • キミ・ライコネン フェラーリF1復活に期待「励みになる兆しが見える」

    キミ・ライコネン フェラーリF1復活に期待「励みになる兆しが見える」

    キミ・ライコネンは、長くタイトルから遠ざかっているフェラーリについて、現在のチームには「励みになる兆し」が見えると語った。

    フェラーリは2007年にライコネンがドライバーズタイトルを獲得して以来、王座から遠ざかっている。2008年にはコンストラクターズタイトルを獲得したものの、その後は再び頂点に届いていない。

    ライコネンが見たフェラーリの変化
    ライコネンは2007年から2009年までフェラーリに在籍し、その後ラリー参戦を経て、2014年から2018年まで再びマラネロに戻った。2度目の在籍期間では大きな成功には届かなかったが、2018年アメリカGPでの勝利はキャリア終盤の大きなハイライトとなった。

    ライコネンが離脱して以降、フェラーリにはセバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレール、そしてルイス・ハミルトンといった大物が加わった。しかし、チームはタイトル争いで安定して主導権を握るところまでは至っていない。

    それでも2024年には、フェラーリがコンストラクターズ選手権でマクラーレンと最終戦アブダビGPまで争うシーズンとなり、近年では最も王座に近づいた一年となった。

    「後継者がすぐに現れることを願っていた」
    ライコネンはイタリア紙クオティディアーノ・ナツィオナーレに対し、自身が2018年末にフェラーリを離れた際、すぐに新たなワールドチャンピオンが生まれることを願っていたと明かした。

    「2018年末にスクーデリアを離れたとき、チームがすぐにチャンピオン記録の中で僕の後継者を見つけることを願っていた」とライコネンはコメント。

    「それはまだ実現していないが、遠くから見ていて励みになる兆しは見える」

    フェラーリは2026年シーズンにおいてもメルセデスを基準とするトップ勢にはまだ届いていないが、昨年とは異なる形でシーズンをスタートしている。ライコネンの言葉は、結果だけでなくチームの方向性に対する一定の評価を示すものだ。

    王座空白が続く中で問われるフェラーリの現在地
    フェラーリにとって、ライコネンの2007年タイトルは今なお最後のドライバーズ王座であり、チームにとって象徴的な基準点であり続けている。

    その後のフェラーリは、何度も復活の兆しを見せながらも、シーズンを通じて王者にふさわしい安定感を保ちきれなかった。ルクレールは速さを示し、ハミルトンの加入はチームに新たな経験値をもたらしたが、フェラーリが再びタイトルを争うには、速さだけでなく週末ごとの完成度が問われる。

    ライコネンが語った「励みになる兆し」は、フェラーリが長い空白を終える保証ではない。それでも、かつて最後に王座をもたらした男が変化を認めたことは、マラネロにとって小さくない意味を持つ。

  • バルテリ・ボッタス更迭説を否定 キャデラックF1は全面支持を継続

    バルテリ・ボッタス更迭説を否定 キャデラックF1は全面支持を継続

    バルテリ・ボッタスのキャデラックF1での将来に疑問符が付けられているとの報道が広がった。しかし、複数の関係者によれば、その噂は事実ではなく、チームは依然としてボッタスを高く評価しているという。

    2026年シーズンからF1に参戦したキャデラックは、セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスという経験豊富なラインナップを起用した。だがカナダGPではペレスが明確に優位なペースを見せた一方で、ボッタスは苦戦。

    これをきっかけに「ボッタスがシートを失う可能性がある」との憶測が広がった。

    ボッタス更迭説は“完全な作り話”との見方
    PlanetF1によると、キャデラック内部に近い関係者は、ボッタス更迭説について「完全な捏造」と強く否定している。

    実際、状況に詳しいある情報筋は、この噂の捏造ぶりについて、小松礼雄がエステバン・オコンに関する誤報を流した情報源に激しく反論した際の騒動になぞらえ、「それと同じレベルだ」と語ったという。

    チームはボッタスの経験を高く評価しており、新規参戦チームであるキャデラックがここまで安定した運営を実現できている背景には、ボッタスとペレスの存在が大きいという。

    実際、キャデラックはまだ無得点ながらも、同じく苦戦するアストンマーティンに匹敵する競争力を示している。チーム側は短期的な結果だけでドライバーを評価する段階ではないと考えているようだ。

    ボッタス自身もカナダGP後にマシンの問題を明かしている。

    「今週末はセットアップ面でいくつか問題があった」

    「セッションごとにマシンの状態がかなり違っていたし、今日も修正できなかった部分があった。クルマは100%の状態ではなかった」

    「まだ十分な自信を持てる状態ではないが、自分のクルマが100%ではなかったことも分かっている」

    コルトン・ハータ起用説の最大の障害
    今回の噂では、キャデラックのリザーブドライバーであるコルトン・ハータがボッタスの後任候補として名前を挙げられた。

    しかし、このシナリオには大きな問題がある。

    ハータは現在FIAスーパーライセンスを保有していない。

    FIA規則ではF1参戦に必要なスーパーライセンス取得のため、過去3年間で40ポイントを獲得する必要がある。

    ハータは2025年限りでインディカーを離れ、F1参戦を目指してF2へ転向したが、現時点ではランキング12位に留まっている。F2では上位8位以内に入らなければ十分なポイントを獲得できないため、現状では2027年のF1参戦資格すら確定していない。

    一方で、FP1走行を通じて追加ポイントを獲得する方法は残されており、キャデラックが今季中にハータへフリー走行の機会を与える可能性はある。

    ただし、現段階でシーズン途中にハータがボッタスの代役としてF1デビューすることは現実的ではない。

    代役候補なら周冠宇が有力
    仮にドライバー交代が必要になった場合、現実的な候補として挙げられているのは周冠宇だ。

    周冠宇はFIAスーパーライセンスを保持しており、チーム代表のグレアム・ロードンがマネジメントを担当していることでも知られる。

    ロードンは以前から周冠宇について高く評価しており、ドライバーに問題が発生した場合には即座に起用できる体制が整っている。

    また、周冠宇は今後バルセロナで行われるピレリタイヤテストへの参加も予定している。

    キャデラックが求めるのは速さよりも経験
    今回の噂が現実味に欠ける最大の理由は、そもそもキャデラックがボッタスとペレスを起用した目的にある。

    新規参戦チームにとって最も重要なのは、ポイント獲得よりも走行距離を積み重ね、組織として学習することだ。

    チーム代表のグレアム・ロードンは、マイアミGPの時点で「すべてが新しいチーム」であることを繰り返し強調していた。

    マシン開発、部品調達、製造、レース運営、戦略判断など、あらゆるプロセスがゼロから構築されているため、ドライバー個人のパフォーマンス差だけで評価する段階にはないという。

    実際、カナダGPではペレス車にサスペンション破損が発生しており、チーム側もアップデートや部品の信頼性評価を続けている最中だ。

    ロードンはチームの現状について次のように説明している。

    「新しいチームにとってはより難しい。すべてのプロセスが新しく、何もかもが真新しい状態だからだ」

    「だがチームには経験豊富なエンジニアがいる。チャンピオンシップを勝った経験を持つ人材も多い」

    「チーム内の雰囲気は非常に良い。困難な状況でもネガティブにならず、むしろ挑戦を楽しんでいる人間が多い」

    2027年もボッタス残留が有力か
    さらにPlanetF1によれば、ボッタスとペレスの契約は単年契約ではないとみられている。

    両者とも複数年オプションを含む契約を結んでいるとされ、少なくとも現時点でボッタスの2027年シートが脅かされている状況ではない。

    ペレスの好調なパフォーマンスが他チームの関心を集めている一方で、ボッタスについてもキャデラック側は長期的な戦力として位置付けているという。

    少なくとも現段階では、「ボッタス更迭」「ハータ昇格」といった話は根拠に乏しく、キャデラックは経験豊富な2人のドライバーとともに、チーム基盤の構築を優先しているようだ。

  • ペーター・ザウバー アウディF1を擁護「批判は時期尚早」

    ペーター・ザウバー アウディF1を擁護「批判は時期尚早」

    アウディの2026年F1シーズンは厳しい船出となっているが、チーム創設者のペーター・ザウバーは、ドイツメーカーへの批判は早計だと擁護した。

    アウディはワークス体制への完全移行初年度に、信頼性の問題やパワーユニットのドライバビリティ不足、さらに絶対的なパフォーマンス不足に苦しんでいる。一部では「大手メーカーとして恥ずかしいスタート」との厳しい声も上がっている。

    ペーター・ザウバー「成功は一夜にして生まれない」
    82歳のペーター・ザウバーはスイス紙『Blick』に対し、現在の評価は時期尚早だと語った。

    「チームにはもっと時間を与えなければならない」

    「アウディはエンジンとギアボックスをゼロから開発しなければならなかった」

    「成功は一夜にして生まれるものではない。だから、多くの批判は時期尚早だ」

    ザウバーは、長年モータースポーツの現場を見てきた経験から、新規プロジェクトが短期間で結果を出すことの難しさを強調した。

    ドライバーも認めるパワー不足と課題
    一方で、現役ドライバーたちは現在の課題を隠していない。

    ニコ・ヒュルケンベルグはモントリオールで、アウディが複数の面で遅れを取っていると認めた。

    「僕たちは最速のマシンに遅れを取っていて、それは複数の要因が組み合わさったものだ」

    「パワーユニットのドライバビリティには、まだかなり改善の余地がある。僕たちは最もパワフルなエンジンを持っているわけではないし、それは分かっている」

    「信頼性についても改善する必要がある」

    ガブリエル・ボルトレトも同様の見解を示している。

    「最終的には単純にパワーが足りない」

    「それは公開されているデータを見れば分かる」

    「プロジェクトが始まったばかりということを考えれば、僕たちは素晴らしい仕事をしている。でも他のチームと比べると、その差は明らかだ」

    アウディ陣営は開発の進展に一定の手応えを感じているものの、現状では競争力不足を認めざるを得ない状況にある。

    開発は継続中 新パーツ投入も
    それでもヒュルケンベルグは、チームが着実に前進していると語る。

    「ここにはいくつか新しいパーツがある。大規模な進化パッケージではないけれど、継続的な開発の一環だ」

    「マイアミから何が変わったのか、とても興味がある」

    2026年シーズン開幕からまだポイントを獲得できていないヒュルケンベルグだが、アウディはアップデートを重ねながら改善を進めている。

    ADUO制度の判断が勢力図を左右
    アウディとホンダは、新レギュレーション下で苦戦するパワーユニットメーカーを支援するADUO制度の対象になるとみられている。

    しかし現在ではフェラーリも支援対象入りを期待しており、FIAの判断に注目が集まっている。

    シャルル・ルクレールもメルセデスの優位性を認めた。

    「今のところ、メルセデスには大きなアドバンテージがあると思う。特にパワーユニットに関してはそうだ」

    「僕たちがADUOの対象にならなかったら驚くだろう」

    「ストレートでは、メルセデスのエンジンやフォードのエンジンと比べて、少しパフォーマンスが足りないと感じることがある」

    2026年F1シーズンは、メルセデスがパワーユニット面で先行しているとの見方がパドック内で広がっている。アウディ、ホンダ、フェラーリがどこまで差を縮められるのか。そしてADUO制度がどのメーカーに適用されるのかが、今後の勢力図を左右する大きな焦点となりそうだ。

  • 元F1ドライバーのミカ・サロ バンコクで28針の重傷も「襲われたとは感じない」

    元F1ドライバーのミカ・サロ バンコクで28針の重傷も「襲われたとは感じない」

    元F1ドライバーのミカ・サロがタイ・バンコクで負った深い脚の負傷をめぐり、現地警察が捜査を続けている。当初は「刃物による襲撃」の可能性も報じられたが、サロ本人は意図的な攻撃ではなかったとの見方を強めている。

    傷は28針を縫う重傷だったものの、サロは事件性を否定。タイ警察は防犯カメラ映像の解析を進める一方、同時期に似たような負傷例が複数報告されていたことも判明し、事故だった可能性も含めて調査を続けている。

    “刃物で刺された”との報道が拡大
    ミカ・サロは数日前、バンコク市内で道路を横断中に脚へ強い痛みを感じた。本人によれば、当初は「小さな接触」があった程度だったという。

    しかし負傷は予想以上に深く、病院では28針を縫う処置を受けた。さらに医師が「鋭利な刃物による傷のように見える」と判断したと伝えられたことで、フィンランド国内だけでなく国際的にも報道が拡大した。

    タイは現在、将来的なF1グランプリ開催を強く推進している最中であり、観光客が襲われた可能性が浮上したことで現地メディアも大きく反応した。

    サロ本人は襲撃説を否定
    だが、警察やメディアの取材に応じたサロは、襲撃を受けたという感覚はなかったと説明している。

    「襲われたとは感じなかった」

    現在は、走行中のオートバイのナンバープレートなどに偶然接触して負傷した可能性が高いと考えているという。

    タイのテレビ局PPTVも、「本人は攻撃を受けた感覚がなく、金品も盗まれていないため、暴行事件とは考えていない」と報じた。

    同様の負傷例も浮上 警察は映像を解析
    一方で、バンコク警察は事件を完全には事故と断定していない。

    警察は防犯カメラ映像を確認するとともに、同時期に地元住民や観光客が似たような切り傷を負ったとの報告についても調査している。

    フィンランドメディアによると、病院関係者は当夜、同様の傷を負った患者が複数搬送されたと警察に伝えたという。

    そのため、警察は単発の事故なのか、何らかの共通要因が存在するのかを慎重に確認している段階だ。

    タイ警察の対応を高く評価
    またサロは、一部報道で「警察に連行された」と伝えられた件についても訂正した。

    「警察から連絡があり、話を聞かせてほしいと言われただけだ。どこかへ連れて行かれたわけではない」

    さらにサロは、タイ当局の対応の速さを称賛した。

    「タイ警察は本当に素晴らしかった」

    「防犯カメラ映像などもすぐに用意してくれた」

    「ここでは観光客の負傷は大きな問題なんだ」

    タイGP構想への影響は限定的か
    今回の騒動は、タイ政府がF1招致を進めるタイミングと重なったことで国際的な注目を集めた。

    ただし現時点ではサロ本人が事件性を否定しており、警察も事故の可能性を含めて調査を継続している状況だ。

    サロ自身もタイの安全性への信頼は変わっていないと強調しており、今回の一件にもかかわらず「近いうちにまた訪れたい」と語っている。

  • オスカー・ピアストリ “1億年前のハチ”の学名に マクラーレンF1カラーが由来

    オスカー・ピアストリ “1億年前のハチ”の学名に マクラーレンF1カラーが由来

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、2026年F1シーズンの活躍によって、思わぬ形で科学界にもその名を刻むことになった。

    研究者チームは、約1億年前の白亜紀中期に生息していた新種の寄生バチの化石に「Gwesped piastrii」という学名を与えた。この名称は、ピアストリのF1での実績と、“マクラーレン・オレンジ”を思わせる琥珀の色合いにちなんで名付けられたものだ。

    “Tレックスより古い”化石にピアストリの名
    この化石は、ミャンマー・カチン州のフカウン渓谷にあるノイジェ・ブム丘陵のサンプルから発見された。琥珀の中に保存されており、体長はわずか1.15ミリメートルだった。

    化石は約1億年前の白亜紀中期のものとされており、約6800万年前に生息していたティラノサウルスよりも、およそ3000万年古い時代の昆虫ということになる。

    今回の研究には、オックスフォード大学のコランタン・ジュオー、中国・南京地質古生物研究所の黄迪穎、ブラジルのエスピリトサント連邦大学のセルソ・O・アゼベドが参加した。

    研究チームは論文の中で、ピアストリへの命名理由について「F1での功績を称えるため」と説明。そのうえで、「琥珀の色が、筆頭著者にマクラーレンの象徴的なオレンジ色を想起させた」と記している。

    F1ドライバーとして異例の“学名デビュー”
    F1界ではドライバー名が限定モデルやコーナー名などに使われることは珍しくないが、1億年前の化石昆虫の学名として残されるケースは極めて異例だ。

    ピアストリは2026年シーズンもタイトル争いの中心人物として存在感を高めており、その活躍がモータースポーツの枠を超えて広がり始めていることを象徴するエピソードとも言える。

    今回命名された「Gwesped piastrii」は、将来的に古生物学の文献に残り続ける正式な学名となる。

  • フェルナンド・アロンソの1周目は別格 苦戦アストンマーティンF1でも“王者の走り”

    フェルナンド・アロンソの1周目は別格 苦戦アストンマーティンF1でも“王者の走り”

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、苦戦が続く2026年型「AMR26」で依然として圧巻のレースクラフトを披露している。

    エイドリアン・ニューウェイ加入で期待を集めたアストンマーティンだが、2026年シーズン序盤は厳しい状況が続いている。ホンダ製パワーユニット由来の激しい振動問題にも悩まされ、アロンソとランス・ストロールの両ドライバーはマシンの扱いに苦戦してきた。

    それでもアロンソは、決勝スタート直後のオープニングラップで何度も驚異的な追い上げを見せている。

    “驚異的”な1周目の追い上げ
    2026年F1オーストラリアGPでは17番手スタートから、1周終了時点で10番手まで浮上。Sky Sports F1のマーティン・ブランドルは、このスタートを「驚異的」と評した。

    続く中国GPでも、アロンソは18番手から9番手までジャンプアップ。その後10番手へ後退したものの、序盤のオーバーテイク能力は際立っていた。

    さらに前戦カナダGPでも、19番手スタートからオープニングラップだけで15番手へ浮上。しかしその後、シートトラブルによりリタイアを余儀なくされた。

    対照的に、アルピーヌのフランコ・コラピントはオーストラリアGPでアロンソの1つ前からスタートしながら、1周目で順位を上げることはできなかった。

    中国GPでも、カルロス・サインツは17番手から12番手、ランス・ストロールは20番手から16番手まで順位を上げたが、アロンソの追い上げ幅は際立っていた。

    ペドロ・デ・ラ・ロサ「存在しない隙間を見つける」
    アストンマーティンのアンバサダーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサは、カナダGP後にアロンソの走りを絶賛した。

    「彼はクルマを抜き、存在しないような隙間に飛び込んでいく」

    「いつものように、多くの面で制限のあるクルマから最大限を引き出している。特に序盤のコーナーでは最高速よりも、駆け引きやタイヤのウォームアップ、そして隙間を見つける能力が重要になる」

    「そして彼は、それをまるでチャンピオンのようにやってのける」

    デ・ラ・ロサは、アロンソが遅いマシンでリスクを負いながら戦っている点にも言及した。

    「17番手からスタートして順位を回復し、より速いクルマと戦いながらも諦めない。追い抜いても、また抜き返されると分かっている状況なんだ」

    「オーバーテイク自体が難しいのに、遅いクルマで抜くのはさらに難しい」

    「現在のクルマ、そして我々が抱える制限の中で、フェルナンドがこれをやっているのは本当に驚異的だ」

    苦戦するAMR26でも際立つ“王者の技術”
    2026年型AMR26は、振動問題やストレートスピード不足など、多くの弱点を抱えている。デ・ラ・ロサによれば、アロンソのマシンはストレートでライバルより「20km/h遅い」という。

    それでもアロンソは、スタート直後の混乱を読み切る判断力、タイヤを瞬時に機能させる技術、そして接触寸前のスペースへ飛び込む勇気で順位を押し上げ続けている。

    アストンマーティンのパフォーマンス改善には時間が必要とみられるが、44歳となった現在でも、アロンソのレース巧者ぶりは衰えを見せていない。

  • マックス・フェルスタッペン F1将来判断を保留「数週間後には分かる」

    マックス・フェルスタッペン F1将来判断を保留「数週間後には分かる」

    マックス・フェルスタッペンのF1将来判断は、再び先送りされることになりそうだ。2027年F1レギュレーション変更をめぐる政治的な抵抗が強まり、レッドブルのエースは今後「数週間」で状況を見極める考えを示した。

    フェルスタッペンはモントリオールで、2026年以降もF1に残る方向へ傾いているとみられていた。現行レギュレーションの極端な電動化比重を緩和する案が、FIAと関係者の間で支持を得ていたためだ。

    しかし、その後フェラーリとアウディを中心とする複数メーカーの抵抗により、変更案の勢いは鈍っている。

    「数週間後にはもう少し分かることを願っている」
    カナダGP後、フェルスタッペンはViaplayに対し、自身の将来について現時点では明確な答えがないことを認めた。

    「頭の中では、それほど多くのことは起きていない」とフェルスタッペンはコメント。

    「僕は自分の人生を生きているし、自分が何を望んでいるかも分かっている。それについてはチームと話すことになる」

    「数週間後には、もう少し分かることを願っている」

    この発言は、フェルスタッペンの去就が単なる契約問題ではなく、2027年以降のF1がどの方向へ進むのかというレギュレーション議論と強く結びついていることを示している。

    RB22への不満「数年前から報告している」
    フェルスタッペンの不満をさらに強めたのが、モントリオールでのRB22の難しさだった。フェルスタッペンはバウンシング、ブレーキング時の不安定さ、縁石上での挙動の一貫性のなさを繰り返し訴えていた。

    「マシンが突然違う感じになる」とフェルスタッペンは説明した。

    「ある瞬間から次の瞬間にかけて、急にかなり跳ねるようになる」

    「それは長い間抱えている問題だ。かなりフラストレーションがたまる。僕は数年前からそれを報告してきたからだ」

    「そこではあまり多くのことが起きていない。その結果、限界で走ることができない。数年前から、マシンの中にうまく機能していないものがある」

    レッドブルは最近、セットアップ面で積極的な実験を行っており、その結果として本来狙えたはずの最大結果を逃すこともあったとフェルスタッペンは認めた。

    「失敗した実験の結果として、チームが最大の結果を狙えないこともある」

    GT3との比較「戻ってくると、これを恋しく思わなかったと感じる」
    フェルスタッペンは、最近参戦したGT3での走行体験ともF1を比較した。ニュルブルクリンク24時間で知られるノルドシュライフェでの週末を終えたあと、F1に戻った時の感覚を率直に語っている。

    「ノルドシュライフェで週末を走ってから戻ってくると、本当に『これを恋しく思わなかった』と思う」

    「そういうものだ。でも、本来そうあるべきではない」

    この発言は、フェルスタッペンが単にレッドブルの競争力だけでなく、現在のF1そのものの走行感や方向性に対して不満を抱いていることを浮き彫りにしている。

    FIAとFOMにも変更を要求「変えなければならない」
    フェルスタッペンによれば、レッドブルはチームとしてもFIAとFOMに対し、改善の必要性を伝えているという。

    「チームとしても、それをFOMとFIAに示している」

    「ドライバーとしても同じだ。僕たちは何を良くすべきだと思っているのかを伝えている。彼らがそれを調整してくれることを願っている」

    メーカー側の抵抗があるなかで、FIAとFOMが変更を押し通すことに自信があるかと問われると、フェルスタッペンは明確に答えた。

    「変えなければならない」

    「それだけのことだ」

    フェルスタッペンの将来は、レッドブルの競争力だけでなく、F1が2027年以降にどれだけドライバー側の不満を受け止めるかにも左右される。今回の発言は、単なる移籍市場の駆け引きではなく、F1の技術規則とレースの魅力そのものをめぐる警告として響いている。

  • F1、2026年カレンダーに代替案 ドメニカリ「緊急対応計画がある」と明言

    F1、2026年カレンダーに代替案 ドメニカリ「緊急対応計画がある」と明言

    F1のステファノ・ドメニカリCEOは、2026年F1カレンダー終盤に予定されているカタールGPとアブダビGPが開催できない場合に備え、「緊急対応計画」が用意されていることを明らかにした。

    RacingNews365によると、中東情勢の不安定化により、F1はすでに4月開催予定だったバーレーンGPとサウジアラビアGPを中止しており、11月29日のカタールGP、12月6日のアブダビGPにも不透明感が広がっている。

    中東2連戦に広がる不確実性
    F1は2月末に始まったイランとアメリカ/イスラエルの戦争を受け、3月にバーレーンGPとサウジアラビアGPの中止を決定した。4月上旬から停戦は続いているものの、地域情勢は依然として流動的で、大規模スポーツイベントの開催には慎重な判断が求められている。

    バーレーンとサウジアラビアの主催者、とりわけサウジアラビア側はカレンダー復帰を模索しており、アゼルバイジャンGPとシンガポールGPの間にある10月4日の枠が候補として見られている。

    ドメニカリ「我々は現実的でなければならない」
    ドメニカリはL’Equipeの取材に対し、新型コロナウイルス禍での対応と同じように、F1は現実的な判断を下す必要があると語った。

    「コロナの時と同じように、我々はできる限り現実的でなければならない」とドメニカリは語った。

    「これまでバーレーンとジェッダのレースを取りやめたのは、その時点でそこへ行くことが不可能だと分かっていたからだ。特に我々はエンターテインメントであり、喜びと楽しみをもたらすスポーツだからだ」

    「本当にそうした雰囲気がある場所に行かなければならない。我々はF1のために、そして何より世界のために、状況ができるだけ早く改善することを願っている」

    チケット販売は好調も、判断期限は迫る
    カタールとアブダビではすでにチケット販売が始まっており、ドメニカリによれば販売状況は非常に好調だという。ただし、F1はサッカーの試合のように簡単に場所を移せる競技ではなく、物流、コスト、チーム移動を含む複雑な運営が判断を難しくしている。

    「カタールとアブダビのプロモーターはすでにチケットを販売しており、販売は非常に、非常に好調だ」

    「だが、我々が決断しなければならない時が来る。これはサッカーの試合のように、2チーム、22人の選手だけで、代替が簡単にできるものではない。我々には物流の複雑さ、コストがある」

    RacingNews365は、ドメニカリが少なくとも10月4日の開催可否について、8月のサマーブレイクまでに判断する必要があると理解している。

    2戦の再日程化は不可能 1戦でも容易ではない
    ドメニカリは、カタールGPとアブダビGPの両方を別日程に移すことは「不可能」だと述べた。さらに、どちらか1戦だけを再日程化する場合でも「簡単ではない」とし、空いている枠がほとんどないことを認めている。

    一方で、10月4日の枠は現実的な選択肢として残されている。これはバーレーン、あるいはサウジアラビアの復帰に使われる可能性がある。

    「緊急対応計画があることは確認できる」とドメニカリは述べた。

    「そして、戦争が終わらず、年末の2レースが開催できない場合には、我々には他の代替案がある」

    ラスベガスGPが最終戦になる可能性は否定
    ひとつ明確になっているのは、11月22日に予定されているラスベガスGPが2026年F1シーズンの最終戦にはならないという点だ。

    ドメニカリは、ラスベガスGPがカレンダーの締めくくりになる可能性を否定した。

    「いや、カレンダーの最後のレースにはならない」とドメニカリは語った。

    「それは確認できる」

    F1は中東情勢の推移を見極めながら、カタールとアブダビの開催可否、そしてバーレーンやサウジアラビアを含む代替案を並行して検討している。終盤戦の構成は、夏までに大きな判断を迫られることになりそうだ。

  • デレック・デイリー 衝撃自伝で告白「オピオイド依存地獄」とF1人生

    デレック・デイリー 衝撃自伝で告白「オピオイド依存地獄」とF1人生

    デレック・デイリーの自伝『Serial Survivor』が、大きな反響を呼んでいる。元F1ドライバーとして知られるデイリーは、自身のキャリアだけでなく、1984年の大事故後に苦しんだオピオイド依存や崩壊した私生活まで包み隠さず明かした。

    デレック・デイリーは1978年から1982年にかけてF1で49戦に出場。ウィリアムズ、ティレル、マーチなど複数チームを渡り歩き、その後はアメリカへ活動の場を移してインディカーや耐久レースで成功を収めた。現在ではインディカードライバー、コナー・デイリーの父として知るファンも多い。

    “未加工”で描いた壮絶な人生
    デレック・デイリーは今回の自伝について、意図的に“飾らない表現”を選んだと説明している。

    「かなり率直な内容だ。直接的で、時にはショッキングだと思う」

    「でも、それはフィルターをかけなかったからだ。読者にその瞬間の感情を一緒に体験してほしかった」

    「旅を共にしてほしかったんだ。だからこそ率直で、だからこそ未加工なんだ」

    「正直に言えば、何人かは僕が書いた内容に衝撃を受けていた」

    350km/h超の大事故とオピオイド依存
    本の中でも特に衝撃的なのが、1984年のインディカー事故後の薬物依存についての記述だ。

    ミシガン・インターナショナル・スピードウェイで、デイリーのマシンは350km/h以上でウォールに激突。マシンは大破し、デイリーは足首粉砕、骨盤骨折、肋骨骨折、火傷など重傷を負った。

    14回の手術と長期リハビリを経て復帰したが、本当の苦しみはその後に始まった。

    デイリーは鎮痛剤への依存について、極めて生々しく記している。

    「渇望感はあまりにも酷く、うめき声を上げ、ときには苛立ちで叫んだ」

    「一時的にでも楽になるから、泣くこともあった」

    原稿の校正担当者でさえ衝撃を受けたという。

    「事故後にオピオイド依存に陥った章を読んだ校正担当者は、“これは凄惨だ”と言っていた」

    「彼らはみんなレースファンだった。でも誰も知らなかったんだ」

    デレック・デイリー

    F1前に経験した“鉱山労働”と薬物体験
    自伝では、F1以前の知られざる過去も描かれている。

    若き日のデイリーはレース資金を得るため、西オーストラリアの鉄鉱石鉱山で働いていた。そこでは犯罪者、薬物依存者、暴力が渦巻く過酷な環境に身を置いていたという。

    さらに、同僚に勧められて初めてアヘンを経験した際の描写も赤裸々だ。

    「燃えた火かき棒を体の中心に押し込まれているようだった」

    デイリーは、このエピソードについて「今まで誰にも話したことがなかった」と語っている。

    3度の離婚と崩壊した私生活
    本書ではレースだけでなく、3度の離婚を含む私生活についても深く掘り下げている。

    デイリーは「最も書くのが辛かったのは私生活だった」と認めた。

    「僕は3回結婚して、3回離婚した。そこには必ず原因と結果がある」

    当初、序文を書いたF1ジャーナリストのモーリス・ハミルトンからは「ここまで詳細を書くべきではない」と止められたという。

    しかしデイリーは考えを変えなかった。

    「苦味や恨みはない。でも、人生で最も精神的に破壊された時期だったからこそ、詳細に書く必要があった」

    「だから、その感情を残したかったんだ」

    “Serial Survivor”というタイトルに込めた意味
    デレック・デイリーは、本を書き終えたことで初めて、自分が何度も人生を立て直してきたことに気づいたという。

    「何度も横から殴られ、人生を狂わされてきた」

    「でも、そのたびに前を向いて乗り越えてきた」

    「どんなことが起きても、自分を脱線させることは許さなかった」

    「だからタイトルは“Serial Survivor”になった」

    「倒されても、人はそこで負けるわけじゃない。本当に負けるのは、倒れたまま立ち上がらない時なんだ」

    F1からインディカー、放送界へ
    デレック・デイリーは1953年にアイルランド・ダブリンで生まれ、フォーミュラ・フォード王者からわずか13か月でF1へ到達した。

    1977年にはイギリスF3王座を獲得。F1ではウィリアムズ、ティレル、マーチ、エンサイン、セオドール、ヘスケスから参戦し、通算15ポイントを獲得した。

    F1後はアメリカで再起を果たし、インディカーやスポーツカーで活躍。1990年と1991年にはセブリング12時間レースを連覇した。

    その後はESPNで放送キャリアを築き、アメリカ・モータースポーツ界を代表する解説者の一人となった。

    今回の『Serial Survivor』は、単なるレーサー自伝ではなく、“何度壊されても前へ進み続けた男”の人生そのものを描いた作品となっている。

    Source: speedcafe.com