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  • バルテリ・ボッタスがキャデラックF1残留を強調 「2027年もここにいる」

    バルテリ・ボッタスがキャデラックF1残留を強調 「2027年もここにいる」

    キャデラックF1のバルテリ・ボッタスは、2027年もチームに残留すると明言し、自身の将来を巡る憶測を改めて否定した。

    チームメイトのセルジオ・ペレスが比較的好調なパフォーマンスを見せる一方で、キャデラックが支援するコルトン・ハータのF1昇格計画も進められており、来季のドライバー交代説が浮上している。

    しかしボッタスは、契約とチームからの信頼を根拠に自身の立場は揺るがないと強調した。

    2027年もF1に参戦すると断言
    ボッタスはフィンランド紙『Ilta Sanomat』の取材に対し、将来についての噂を意に介していないと語った。

    「自分の状況は把握しているし、チームとも常に連絡を取っている。周りは好きなことを言えばいい」

    「それで僕の人生が変わることはない」

    さらに2027年について問われると、契約内容とチームからの支持を理由に残留を断言した。

    「自分の契約内容は分かっているし、チームは100%僕をサポートしてくれている」

    「来年も間違いなくここにいる」

    苦戦の原因はマシン運営面にもある
    キャデラックF1は参戦初年度の2026年シーズンで苦戦が続いており、現在も唯一ポイントを獲得していないチームとなっている。

    ボッタスはその原因について、単なる不運ではなくチーム運営面の課題もあると説明した。

    「少なくとも1つは問題が起きないレースがほとんどない」

    「品質管理や組み立て工程を改善する必要がある。マシンの組み立てが不必要に急がれていたこともあった」

    参戦初年度のチームだけに、マシン開発だけでなく運営体制の成熟も課題になっているようだ。

    ペレスとの比較は無意味と主張
    今季ここまでの成績ではペレスの方が存在感を示しているが、ボッタスは現段階での比較を拒否した。

    「現段階で比較しても意味はない」

    「状況や発生している問題を考えれば、そうした比較は無意味だ」

    チーム全体が苦戦するなかで、まずは競争力向上が優先事項だとの考えを示している。

    数か月後の大幅な改善を確信
    それでもボッタスはキャデラックF1の将来に強い自信を見せている。

    チームでは複数のアップデート計画が進行しており、今後の戦闘力向上を確信しているという。

    「2か月後には僕たちのマシンがずっと速くなっていると確信している」

    「計画されている内容を実際に見ているからだ」

    ボッタスは現在の苦戦を新規参戦チームが経験する成長過程の一部と捉えており、今後の開発によってキャデラックF1は大きく前進すると見込んでいる。

  • F1バルセロナGPを前に各チーム苦戦 モナコ撤収遅れで設営に追われる

    F1バルセロナGPを前に各チーム苦戦 モナコ撤収遅れで設営に追われる

    F1各チームが、今週末のバルセロナ・カタルーニャGPを前に慌ただしい準備を強いられている。モナコGPからわずか数日で迎える連戦のため、チームは時間との戦いを続けている。

    特に今年のモナコではパドック施設の撤収作業が想定以上に難航し、一部チームではバルセロナへの移動や設営作業に遅れが発生した。現地では追加人員を投入しながら開幕に向けた準備が進められている。

    モナコの特殊なパドック事情が影響
    2026年シーズン第7戦となるバルセロナ・カタルーニャGPは、モナコGP直後に開催される今季2度目の連戦イベントとなる。

    モナコでは今季、限られたスペースで各チームがモーターホームを運用しやすくするためパドックエリアが拡張された。

    しかし、それでも利用可能なスペースには大きな制約があり、さらにモンテカルロには特に大型のモーターホームが3棟設置されていたことで、撤収作業は複雑化した。

    複数チームの出発が遅延
    モーターホームは週末を通じてチームの本部として機能し、会議や食事、スポンサーやゲスト対応など多くの役割を担っている。

    そのため撤収作業には多くの時間と労力が必要となるが、今回はその工程が大きな課題となり、複数チームでバルセロナへの出発が予定より遅れた。

    RacingNews365によると、現在は11チームすべてがバルセロナのパドックに到着しているものの、一部チームでは準備開始が当初の計画より大幅に遅れたという。

    現地で人員を増強して対応
    影響を受けたチームは、週末の走行開始までに準備を完了させるため、現地での作業スタッフを増員して対応している。

    関係者の間では作業完了に向けた楽観的な見方もあるが、金曜日の走行開始までにすべてを整えるには依然として大きな作業量が残されている。

    バルセロナ・カタルーニャGPは、金曜日午後のフリー走行1回目から走行がスタートする。

    昨年の同グランプリではマクラーレンのオスカー・ピアストリが優勝しており、今年も同チームが有力候補の一角として週末を迎える。

    【関連】
    ・F1バルセロナ・カタルーニャGP テレビ放送時間・配信日程

  • フェラーリF1 ルクレールがカーボン・インダストリーズ製ディスクをテスト

    フェラーリF1 ルクレールがカーボン・インダストリーズ製ディスクをテスト

    フェラーリは今週末のF1バルセロナ・カタルーニャGPで大規模アップグレードを投入する予定だが、それとは別にシャルル・ルクレールにも注目が集まっている。

    ルクレールはここ数戦、特にブレーキング時のフィーリングに苦しんでおり、ルイス・ハミルトンとの比較でも課題が浮き彫りになっていた。バルセロナでは、その改善を狙った重要なテストが実施される見通しだ。

    ルクレールを悩ませたブレーキングの問題
    カナダGP以降、ルクレールはブレーキング時のフィーリングに苦戦している。

    モントリオールでは低温コンディションによってタイヤを素早く適正温度に持ち込むことが重要となり、モナコでは市街地コース特有の厳しいブレーキング負荷への対応が求められた。

    特にモナコではドライバーに高いレベルのブレーキコントロールとフィーリングが必要だったが、ルクレールは理想的な感覚を得ることができず苦戦を強いられた。

    モナコでのクラッシュが決定打になったわけではない。実際には今回のテストは以前から計画されていたものであり、ルクレール自身もモナコで変更の可能性を示唆していた。

    「すでに準備はできているけど、ここで試すつもりはなかった」

    ハミルトンが先行採用した新仕様
    この発言が指していたのは、ハミルトンが鈴鹿から採用しているブレーキ仕様の変更だった。

    ハミルトンはブレンボ製システムに組み合わせるブレーキディスクを、カーボン・インダストリーズ製へ変更している。

    ルクレールも母国モナコGPの週末に、その方向性を認めていた。

    「ルイスは3戦前にブレーキについて別の選択をした。おそらく僕もそちらの方向に進むことになると思う」

    AutoRacerによると、バルセロナのピットレーンではすでに16号車のSF-26にこの仕様が装着されていることが確認されている。

    そのためルクレールはFP1で初めてカーボン・インダストリーズ製ブレーキディスクをテストし、ハミルトンと同じ構成を試すことになる見込みだ。

    温度管理が鍵を握るブレーキ特性
    ただし、この変更によって問題が即座に解決するとは限らない。

    両メーカーのブレーキディスクにはそれぞれ異なる特性があり、その性能は温度管理に大きく左右される。

    低温環境では適正温度まで素早く到達できるかが重要となる一方、高温環境では熱の蓄積を抑えながら安定した性能を維持しなければならない。

    カナダGPではルクレールが十分な作動温度を得られず苦戦した一方で、ハミルトンは比較的うまく対応していた。

    しかし逆に、ハミルトンは高温条件でのオーバーヒート管理に苦しむケースもあり、これは両者のドライビングスタイルの違いも影響していると考えられている。

    バルセロナ・カタルーニャGPの注目ポイントに
    フェラーリにとって今回のテストは単なるセットアップ変更ではない。

    ルクレールがすぐに改善効果を感じられれば、残りの週末だけでなく今後のレースでも継続採用される可能性が高まる。

    SF-26のアップグレードパッケージと並び、ルクレールのブレーキ仕様変更はバルセロナ・カタルーニャGP週末におけるフェラーリの重要な注目ポイントのひとつとなりそうだ。

    【関連】
    ・F1バルセロナ・カタルーニャGP テレビ放送時間・配信日程

  • ホンダF1 アロンソとの確執は過去のもの 「再び一緒に戦えて嬉しい」

    ホンダF1 アロンソとの確執は過去のもの 「再び一緒に戦えて嬉しい」

    ホンダF1は、かつてマクラーレン時代に激しい対立があったフェルナンド・アロンソとの関係について、現在は何のわだかまりもないことを強調した。

    2026年からアストンマーティンへの独占パワーユニット供給を開始したホンダは、苦戦するシーズン序盤を過ごしているが、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長やF1プロジェクト責任者の角田哲史は、アロンソの存在が開発に欠かせないものだと高く評価している。

    マクラーレン時代の確執を乗り越えた現在の関係
    2015年から2017年にかけてのマクラーレン・ホンダ時代、アロンソは度重なる不振に強い不満を示していた。

    ホンダの母国レースである日本GPでは有名な「GP2エンジン」発言を残すなど、プロジェクトの失敗を巡って両者の関係悪化が大きく報じられた。

    そのため、ホンダが2026年からアストンマーティンと提携し、アロンソと再びタッグを組むことが決まった際には、過去の確執が影響するのではないかとの見方もあった。

    しかし現在、ホンダ側はアロンソとの協力関係を極めて前向きに捉えている。

    渡辺康治社長 「アロンソは歴代最高の一人」
    渡辺康治社長は、アロンソの技術的な貢献度の高さを強調した。

    「フェルナンド・アロンソと再び仕事ができることをとても嬉しく思っています」

    「彼は2度のワールドチャンピオンであるだけでなく、F1史上最高のドライバーのひとりです。マシンやパワーユニットに関する彼のフィードバックは非常に正確で、開発を前進させるうえで極めて価値があります」

    さらに渡辺康治社長は、現在の成績に満足していないことを認めながらも、将来的な成功に向けてアロンソとともに歩む考えを示した。

    「フェルナンド・アロンソとともにこのプロジェクトに取り組めることは素晴らしいことです」

    「まだ目指しているパフォーマンスレベルには到達していませんが、アストンマーティンとホンダは開発を続け、フェルナンド・アロンソとともにトップ争いができるよう努力していきます」

    ホンダF1 フェルナンド・アロンソ

    角田哲史 「再び一緒に仕事ができることは喜び」
    F1プロジェクト責任者の角田哲史も、今回の再会を特別なものだと表現した。

    「私にとってこれは2015年から2017年のプロジェクト以来の再会になります」

    「フェルナンド・アロンソのような卓越したドライバーと再び仕事ができることは大きな喜びです。彼のドライビング能力、知識、そしてレースへの情熱は非常に特別なレベルにあります」

    角田哲史は、現在のF1で重要性が増しているエネルギーマネジメントの分野においても、アロンソの意見が大きな武器になっていると説明した。

    エネルギーマネジメント開発で重要な存在
    2026年の新世代パワーユニットでは、電力活用の重要性が大幅に高まっており、ドライバーからのフィードバックの価値もこれまで以上に大きくなっている。

    角田哲史はアロンソの率直な指摘を歓迎している。

    「パワーユニット開発において、ドライバーからのフィードバックは極めて重要です。特にエネルギーマネジメントのような複雑さを増している分野ではなおさらです」

    「彼のコメントは時に非常に直接的ですが、それはプロフェッショナリズムの表れに過ぎません」

    「私たちは彼とともに戦い、再びグリッド前方へ戻りたいと考えています」

    シーズン序盤のアストンマーティン・ホンダは期待された結果を残せていない。しかしホンダ首脳陣の発言からは、マクラーレン時代の確執はすでに過去のものとなっており、アロンソを中心人物として長期的なプロジェクトを成功へ導こうとしている姿勢がうかがえる。

    Source: motor.es

  • メルセデスF1代表 フェルスタッペン獲得説をけん制 アントネッリ体制に自信

    メルセデスF1代表 フェルスタッペン獲得説をけん制 アントネッリ体制に自信

    メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表が、長らく続いてきたマックス・フェルスタッペン獲得の噂に冷や水を浴びせた。2026年シーズンはアンドレア・キミ・アントネッリが圧倒的な強さを見せており、ヴォルフは現在のドライバーラインアップへの満足感を強調している。

    一方で、フェルスタッペンにはレッドブル・レーシング離脱の可能性も取り沙汰されているが、今回の発言はメルセデスが以前ほど積極的に獲得を目指していないことを示唆するものとして注目を集めている。

    ヴォルフ「今以上のラインアップは想像できない」
    ドイツ紙『Bild』の取材でトト・ヴォルフは、現在のアンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルのコンビに強い信頼を示した。

    「今の僕たちのドライバーラインアップ以上の組み合わせは想像できない」

    2026年シーズンのメルセデスは開幕から好調を維持しており、とりわけアントネッリはモナコGPで今季5連勝を達成。ランキング首位を独走している。

    ヴォルフはスイス紙『Blick』に対し、19歳の若きスターへの過度な期待を戒めた。

    「僕がこれまで見てきた中でも最高クラスの才能のひとりによる、自由で伸び伸びとしたパフォーマンスを楽しもう」

    さらに、その人気ぶりについても次のように語った。

    「ルイス・ハミルトンの後、メルセデスには新たな世界的ロックスターが現れた」

    「彼は大勢のファンを魅了している。若い人も年配の人も関係ないし、応援する人の性別も関係ない」

    アントネッリ人気は想像以上に拡大
    アントネッリの急激な知名度上昇について問われたヴォルフは、冗談交じりにその影響を明かした。

    「そうだね。もう一緒にレストランへ食事に行けなくなった」

    「すぐにサインを求める人たちの列ができてしまう。そうなると静かに過ごせなくなるんだ」

    メルセデス陣営は、タイトル争いやドライバー市場の話題よりも、アントネッリの成長そのものに焦点を当てたい考えを示している。

    父マルコもフェルスタッペンとの比較を否定
    アントネッリの父マルコ・アントネッリも、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』に対し慎重な姿勢を崩していない。

    「僕たちは1戦ずつ取り組んでいる」

    「世界選手権を意識するのは残り3戦になってからだ。それより前ではない」

    また、フェルスタッペンとの比較についても時期尚早だと語った。

    「マックスは素晴らしい人格の持ち主だ」

    「だが、キミとマックスを比較するにはまだ早すぎる」

    「マックスはすでに4度のワールドチャンピオンだ。一方でキミには、彼が達成したことに到達するまで長い道のりが残されている」

    「いつか近づいてくれればと思うが、現時点ではマックスはキミにとって模範となる存在だ」

    フェルスタッペンとアントネッリの意外な関係
    マルコ・アントネッリは、両者の間に親しい関係が築かれていることも明かした。

    「マックスとキミはほぼ毎週末のように話をしている」

    「彼は僕たちの友人なんだ。実は僕たちは同じくメルセデスGT3チームを運営しているからね」

    そのうえで、両者に共通点があることを認めながらも、現段階ではフェルスタッペンが依然として別格の存在だと強調した。

    「もちろん共通点はある。しかし同時に、ドライバーとしてのレベルでは今のところマックスがまだ別次元にいることも明らかだ」

  • フェラーリF1 ディーノ・ベガノビッチをバルセロナのFP1に起用

    フェラーリF1 ディーノ・ベガノビッチをバルセロナのFP1に起用

    フェラーリは今週末のF1スペインGPで、ルイス・ハミルトンに代わって育成ドライバーのディーノ・ベガノビッチをフリー走行1回目(FP1)に起用する。

    FIAのレギュレーションでは、各チームはシーズン中にレギュラードライバーのマシンをルーキードライバーへ開放する義務があり、フェラーリはそのプログラムの一環としてベガノビッチに走行機会を与えることを決定した。

    フェラーリ育成ドライバーに再びチャンス
    フェラーリ・ドライバー・アカデミー所属のディーノ・ベガノビッチは、近年チームが将来を期待する若手ドライバーのひとりだ。

    ベガノビッチは昨年のバーレーンGPとオーストリアGPでもFP1に参加しており、今回が3度目のF1公式セッション出走となる。

    バルセロナ・カタルーニャ・サーキットは現役ドライバーたちの走行データが豊富に蓄積されているため、多くのチームがルーキー起用の場として選択している。

    ベガノビッチ「昨年の経験を生かしたい」
    ベガノビッチはフェラーリからの発表で、再び赤いマシンをドライブできることへの喜びを語った。

    「赤いレーシングスーツを着て再びマシンに乗り込み、エンジニアやメカニックと一緒に仕事をするのは特別な経験だ。バルセロナが本当に楽しみだ」

    「昨年のFP1には素晴らしい思い出があるし、その経験を生かして今回はさらに良い仕事をしたい」

    「レギュレーション変更もあって、このクルマは僕にとってまだ非常に新しい存在だ。そのため、できるだけ早くペースに慣れることが最優先になる」

    「チームが求める仕事をし、有益なフィードバックを提供しながら、できる限りクルマに適応することが目標だ」

    「それができればチーム全体にとって有意義なセッションになるし、僕自身にとっても素晴らしい時間になると思う」

    ハミルトンはモナコ表彰台後の週末へ
    ハミルトンは前戦モナコGPで今季初表彰台を獲得しており、好調な流れでスペインGP週末を迎える。

    FP1を欠場するものの、残るセッションには通常どおり参加する予定であり、フェラーリはベガノビッチの走行で得られるデータを週末のセットアップ作業に活用する考えだ。

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    ・F1バルセロナ・カタルーニャGP テレビ放送時間・配信日程

  • ジャック・ヴィルヌーヴ支援のクロアチアF1開催構想が前進

    ジャック・ヴィルヌーヴ支援のクロアチアF1開催構想が前進

    クロアチアで計画されている新サーキット「クロアチア・リンク」が、将来的なF1開催を目指すプロジェクトとして大きな前進を遂げた。

    クロアチア南西部のスルニ近郊に建設が予定されている同サーキットは、環境面で重要なハードルをクリア。クロアチア環境保護・グリーントランスフォーメーション省は、この計画について全面的な環境影響評価(EIA)は不要との判断を示した。

    ただし、既存の環境保護規則や関連法令の順守は引き続き求められる。

    この決定は、長期的なF1開催を視野に入れるプロジェクトにとって重要な節目となった。

    50ヘクタール規模の大型プロジェクト
    ドイツのAuto Motor und Sportによると、クロアチア・リンクは約50ヘクタールの敷地を活用したモータースポーツおよびレジャー複合施設として計画されている。

    このプロジェクトで特に注目を集めているのが、1997年F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴの存在だ。ヴィルヌーヴはアドバイザーとして計画に参加しており、その関与によって国際的な注目度も高まっている。

    また、この計画はすでにクロアチア当局から国家戦略投資プロジェクトとして認定されており、政府レベルの支援も受けている。

    2027年末の完成を目指す
    プロジェクト推進派は、このサーキットが地域経済の新たな成長エンジンになると期待している。

    首都ザグレブと国際空港から車で約75分という立地も強みのひとつであり、将来的な国際イベント開催に必要なアクセス面の条件も備えていると考えられている。

    現在の計画では、クロアチア・リンクは2027年末までの完成を目標としている。

    F1カレンダー入りを実現するまでにはまだ多くの課題が残されているが、今回の環境面での前進によって、クロアチア初のF1開催構想は現実味を増しつつある。

  • アストンマーティンF1 夏に大規模アップグレード投入へ シャシー再設計も示唆

    アストンマーティンF1 夏に大規模アップグレード投入へ シャシー再設計も示唆

    アストンマーティンF1は、苦戦が続くAMR26の巻き返しに向けて、夏の時期に大規模なアップグレードを投入する計画を進めている。エイドリアン・ニューウェイはモナコGPで、夏休み前後に大きな改良パッケージを導入する方針を明らかにした。

    さらにチームアンバサダーのペドロ・デ・ラ・ロサは、問題はホンダ製パワーユニットだけではなく車体全体に及んでいると説明。高速・低速コーナーの双方で課題を抱えているとして、シャシーの再設計が必要との認識を示した。

    ニューウェイが大型アップグレード計画を明言
    モナコGPは、エイドリアン・ニューウェイにとってメルボルン以来初めてのレース週末登場となった。アストンマーティンの低迷が続く中で不在を巡る憶測も広がっていたが、ニューウェイはチームの開発状況について口を開いた。

    「私はただ、クルマの改善と、夏休み直前にはおそらく準備できるアップグレードに取り組んでいただけだ」とニューウェイは語った。

    この発言は、アストンマーティンとホンダがシーズン中盤に向けて大規模な改良を準備しているとの見方を裏付けるものだ。ホンダ・レーシングの折原慎太郎も最近、ADUOによる救済措置を活用したパワーユニット改良が夏頃に投入される可能性を示唆していた。

    デ・ラ・ロサ「全ての領域を改善しなければならない」
    ペドロ・デ・ラ・ロサは、バルセロナのF1ファンビレッジで、チーム全体が厳しい状況に直面していることを認めた。

    「我々はチームとして本当に大きく苦しんでいる。ドライバーだけでなく、メカニックもエンジニアもそうだ」

    「でも我々は全力で取り組んでいるし、この状況はそれほど長く続かない」

    「夏から多くの変更を導入していく予定だ」

    デ・ラ・ロサによれば、問題はホンダ製パワーユニットだけではないという。

    「すべての領域で改善する必要がある」

    「ある程度の結果を出すことが期待されていたが、そうはならなかった。今は本当にすべてを改善しなければならない」

    「エンジンだけではない。我々のクルマは高速コーナーでも低速コーナーでも挙動が悪い。特に異常なことではなく、シャシーを再設計しなければならないということだ」

    段階的改良ではなく一括投入を選択
    ニューウェイは、アストンマーティンが他チームのように小規模なアップデートを重ねるのではなく、大きな改良をまとめて投入する方針を採った理由についても説明した。

    「フェルナンド・アロンソとランス・ストロールにとっては、当然ながら長く厳しい道のりだ」

    「メルボルンの後、細切れのアップデートを行うのではなく、システムを整え、より慎重にリサーチを進めるために時間をかける決断をした」

    「メルボルンにクルマを間に合わせるため、すべてが非常に慌ただしかった。だから我々は短期的な痛みは受け入れよう、そして投入する時にはしっかりした前進を果たそうと考えた」

    スペイン人ジャーナリストのヘスス・バルセイロは、AMR26を「ニューウェイの経歴における汚点」と表現。さらに、2003年に実戦投入されなかったマクラーレンMP4-18になぞらえて厳しく評価している。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アロンソは慎重姿勢を崩さず
    一方で、フェルナンド・アロンソはアップグレードへの期待が先行する状況に冷静な姿勢を示した。

    「良い仕事をしているという安心感はある。たとえそれがまだ目に見えていなくてもだ。でも目に見えるまでは、話さない方がいい」

    「開発計画は明確だ。夏、あるいは夏休み中だ。ただ、それが休みの前なのか後なのかは分からない」

    「重要な改善がたくさんある。でも、それを最大限に活かし、冷静でいなければならない」

    デ・ラ・ロサは、ホンダについても前向きな評価を与えている。

    「我々はホンダの取り組み方、そして振動問題への対処にとても満足している。結局のところ、これはF1であり、物理の問題だ。我々はもっと多くのグリップとパワーを期待している」

    「複雑なことではない。ただ、それを実現するのが難しいのだ」

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  • アルピーヌF1の長期参戦をルノーCEOが明言 「勝利のためなら感情論は不要」

    アルピーヌF1の長期参戦をルノーCEOが明言 「勝利のためなら感情論は不要」

    ルノーCEOのフランソワ・プロボストは、アルピーヌF1の将来を巡る憶測が続くなか、ルノーが今後も長期にわたってF1に参戦し続ける方針を明言した。

    メルセデスとの資本提携交渉の破談や、中国の自動車大手BYDによる関与の噂などが浮上するなかでも、プロボストはF1をルノーの重要な戦略資産と位置付けている。

    ルノーCEOが長期参戦を約束
    フランソワ・プロボストは、ルノーおよびアルピーヌF1が今後も長期にわたってF1に参戦し続けると断言し、チームへの強いコミットメントを示した。

    RTBFのインタビューでプロボストは「私たちはF1に長く参戦し続ける」と語った。

    さらにF1について、「8億人から10億人がフォローする世界で最も人気のあるスポーツだ」と強調し、ルノーにとって重要な活動であるとの認識を示した。

    アルピーヌを巡る憶測が続く
    アルピーヌF1を巡っては、オトロ・キャピタルが保有する24%の株式に関する交渉がメルセデスとの間で破談となったほか、中国の自動車大手BYDの名前も将来的なF1プロジェクトとの関連で報じられている。

    また、チームの所有体制や将来について様々な憶測が飛び交っている状況だ。

    一方でチームは2025年にコンストラクターズランキング最下位に沈み、2026年からは自社パワーユニット計画を終了してメルセデス製パワーユニットを使用する決断を下した。

    再建への手応えを強調
    プロボストは、自身がルノーCEOに就任した際にチームの安定化を最優先課題として掲げたと説明した。

    「私が就任したとき、チームには安定を求めた。そしてすべてが徐々に正しい方向へ進み始めている」

    「新しいダイナミクスを感じている」

    また、ドライバー体制についても高く評価した。

    「ピエール・ガスリーは実績あるドライバーで、2028年まで契約している。一方でフランコ・コラピントも非常に順調に成長している」

    さらに、再建の中心人物となっているフラビオ・ブリアトーレにも賛辞を送った。

    「私は彼と非常に良好な関係を築いている」

    「彼は2年前、チームにとって最も厳しい時期に戻ってきてくれた。状況を立て直し、すべてがうまく機能している」

    勝利を最優先するルノーの姿勢
    プロボストは、2027年から開始されるグッチとのタイトルスポンサー契約についても歓迎した。

    「これは素晴らしいニュースだ」

    「高級ブランドがF1チームのメインスポンサーになるのは初めてのことだ」

    そして、ルノーが自社パワーユニット開発を終了し、メルセデスのカスタマーチームとなる決断についても正当性を主張した。

    「ルノーは40年以上にわたってF1の歴史の一部だった」

    「だが何よりも私はパフォーマンスを求めている。だから勝ちたい」

    この発言は、ルノーが伝統や感情論よりも競争力と結果を優先しながら、アルピーヌF1の再建を進めていく方針を明確に示すものとなった。

  • ホンダF1 2027年PU規則変更への反対を否定 V8回帰議論にも前向き

    ホンダF1 2027年PU規則変更への反対を否定 V8回帰議論にも前向き

    ホンダは、F1が検討を進める2027年以降のパワーユニット(PU)規則見直しに反対しているとの報道を否定した。また、将来的なV8エンジン回帰の議論についても、詳細な提案を確認した上で協議に応じる姿勢を示した。

    2026年から導入された新世代PUは電動出力の比率が大幅に高められているが、ドライバーやチームからはエネルギーマネジメントへの依存度が高すぎるとの懸念が上がっている。

    一部ではホンダが規則変更に消極的だと報じられていたが、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長はその見方を明確に否定した。

    2027年規則変更への反対報道を否定
    渡辺康治は、F1の魅力や安全性を高めるための取り組みには前向きな立場だと説明した。

    「私たちにとって最も重要なのは安全性であり、F1がファンにとって魅力的なものであり続けることです。そのため、現在の状況を改善するための取り組みには前向きです」

    「2027年規則の改訂に反対しているという報道もありましたが、それは事実ではありません。私たちはFIAの決定を尊重しています」

    FIAは新世代PUの基本理念を維持しながら、レースの質を向上させるための提案をメーカー各社に提示する見通しとなっている。

    ホンダは提案内容を精査へ
    現時点でホンダはFIAから正式な提案を受け取っておらず、内容を確認した上で評価する考えだ。

    「まだFIAの提案を見ていませんので、受け取った段階で検討します」

    「急速な変化や予測不可能な状況に対応することはF1の本質の一部であり、それこそが挑戦する価値のある理由です」

    「そうした環境の中で技術を磨くことは、創業以来のホンダの理念でもあります。私たちはそこにF1参戦の価値を見出しています」

    ホンダは2026年からアストンマーティンのワークスパートナーとしてF1に本格復帰しており、技術開発の場としてF1を引き続き重視している姿勢を強調した。

    ホンダF1(ホンダ・レーシング)

    V8エンジン回帰にも協議姿勢
    近年はFIAのモハメド・ビン・スライエム会長を中心に、持続可能燃料を使用するV8エンジンへの将来的な回帰案も議論されている。

    すでにフォード、ゼネラルモーターズ、レッドブル・フォード、メルセデスなどが検討に前向きな姿勢を示しているが、ホンダも同様に議論に参加する意向を明らかにした。

    「内燃エンジンが12気筒であろうと、10気筒、8気筒、6気筒であろうと、F1は常に最先端技術の競争であるべきだと考えています」

    「V8エンジンについては、まだ詳細な提案を受け取っていないため具体的なコメントはできませんが、議論には前向きです」

    「私たちはF1とFIAがこのスポーツにとって正しい判断を下すと信じています」

    「ファンにとってレースをより魅力的なものにする発展であれば、私たちは支持します」

    2027年の規則見直しと将来的なエンジンフォーミュラの方向性を巡る議論が本格化する中、ホンダは柔軟な姿勢を示しながらも、F1の技術的価値と競技性の両立を重視する考えを鮮明にしている。