セルジオ・ペレスが、F1モナコGPへの意気込みを語った。
セルジオ・ペレス (ザウバー)
「タイトなストリートサーキットは大好きなんだ。お気に入りのひとつだね。去年、GP2のフィーチャーで勝っているし、今は初のモナコGPが待ち切れないよ。僕にとって特別な週末になるだろうね。待ち望んでいたレースだし、他よりもドライバーが差を生むことができるサーキットだ」
「雰囲気も素晴らしいし、もちろん全グランプリドライバーがキャリアの中で勝ちたいと思うレースだ」

セルジオ・ペレスが、F1モナコGPへの意気込みを語った。
セルジオ・ペレス (ザウバー)
「タイトなストリートサーキットは大好きなんだ。お気に入りのひとつだね。去年、GP2のフィーチャーで勝っているし、今は初のモナコGPが待ち切れないよ。僕にとって特別な週末になるだろうね。待ち望んでいたレースだし、他よりもドライバーが差を生むことができるサーキットだ」
「雰囲気も素晴らしいし、もちろん全グランプリドライバーがキャリアの中で勝ちたいと思うレースだ」

FIAは、F1モナコGPでもDRSの使用を禁止しないことを発表した。モナコでのDRS使用については何人かのドライバーが懸念を示していた。
モナコのトリッキーなトラック、とりわけトンネルでのDRSの使用は危険だとしてドライバーからの声があり、FIAはモナコGPではDRSを禁止することを検討していた。
しかし、DRSは完全に安全だと感じているドライバーもおり、全チームがDRSの禁止に賛成しているわけではなかった。また、DRSが使用できない場合、モナコGP特有のハイダウンフォース仕様のウイングのために高価な開発作業が必要だとの声もあがっていた。
チーム間のコンセンサスが取れなかったことで、FIAのレースディレクターを務めるチャリー・ホワイティングは、F1モナコGPでDRSを残すことを発表した。
ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるサム・マイケルは、DRS禁止に賛成したのは数チームだけだったため、チャーリー・ホワイティングは正当化しなかったと述べた。
「今朝、チャーリーが我々に伝えてきた」とサム・マイケルはコメント。
「DRSは適していないと考えるチームもいたが、他チームは(禁止の)基準を理解できず、合意はできないと述べていた」
「それについてチャーリーはかなり直接的だった。彼はDRS禁止に十分な合意がなかったので、そのままにすると述べた。我々はそのことについて中立であり、気にはならなかった」

F1モナコGPでは、安全性を考慮してDRS(ドラック抑制システム)が禁止されることになりそうだ。
今年F1に導入されたDRSは、レースの改善を助けるという点において大成功だとみられており、ニコ・ロズベルグは、DRSがF1で最高のアイデアのひとつであると述べていた。
しかし、なかにはユニークな特徴をもつモナコでのDRSの使用に難色を示しているドライバーもいる。
モナコにはDRSオーバーテイク・ゾーンに効果的な長いストレートもないため、ドライバーはDRSをフリー走行と予選で自由に使うことが安全性を損なう可能性があると懸念している。
モンテカルロはグリッド順位が非常に重要なトラックのため、ドライバーは有名なトンネルの高速コーナーなどで、ドラッグを低減させるためにリスクを冒してウイングを開く可能性がある。
この件についてまだ最終決定はなされていないが、FIAはモナコではDRSの使用を認めないことを検討しているようだ。
来月のF1トルコGPで、モナコでのDRSの使用についてチームやドライバーを含めた会議が開催される予定となっている。
FIAは、レースでDRSを使用できるゾーンを各レースごとに1ヶ所定めている。
F1トルコGPでは、ターン10と12の間のストレートがDRSゾーンになる予定だが、使用可能エリアの範囲になるかはまだわかっていない。F1スペインGPでは、ホームストレートがDRSゾーンになる予定である。

F1モナコGPは、新たに10年契約を結び、2020年までF1カレンダーに残ることになった。また、2011年は5月後半の開催に戻る。
最近、バーニー・エクレストンが、F1はモナコGPがなくても存続できると発言。エクレストンは、モンテカルロ市街地コースをカレンダーから外す意図はなかったと強調したが、メディアの間ではモナコGPの将来を懸念する声が広がっていた。
本日、バーニー・エクレストンとモナコ自動車クラブのミシェル・ボエリがロンドンで会談し、新たに2020年までの契約を締結した。
また来年のレースはF1モナコGPは5月29日に開催される予定となっている。

バーニー・エクレストンは、F1はモナコGPがなくても生き残るだろうと語る。
2012年からF1には新たにインドGPとアメリカGPが加えられる予定であり、バーニー・エクレストンはロシアGPでのF1開催も切望している。
しかし、バーニー・エクレストンは、F1チーム代表と年間20レースまでの契約に合意しているとみられている。
今年開催される19レース中8レースが、F1の伝統的な中心地帯であるヨーロッパで開催されるが、それらの会場が支払うプロモーション料金は最も低いとされている。
Independent は、現在の平均的なプロモーション料金は3,120万ドル(約27億円)だが、モナコは一戦も支払っていないとしている。
「ヨーロッパがもっと多く支払うか、他のどこかへ行くかだ」とバーニー・エクレストンは語る。
「モナコなしの可能性もある」と語るバーニー・エクレストンは、実際に有名な市街地コースが切り捨てられる可能性は低いが「彼らは十分な支払いをしていない」と認めている。
バーニー・エクレストンは、2007年にモナコが1年で最高のグランプリだと認めている。
「モナコはいつだってトップに近い。それがモナコだ」

F1モナコGPの最終ラップでミハエル・シューマッハがフェルナンド・アロンソをオーバーテイクした問題は、今年から変更になったセーフティカー・ルールが論点となっている。
2009年まではセーフティカー後の追い越しはコントロールラインまで禁止となっていた。しかし、今年からセーフティカーライン1から追い越しを可能とするように規約が変更された。
ただし、スポーティングレギュレーション第40条13項には「セーフティカーが出動している間にレースが終了する場合、最終ラップの終了時点でセーフティカーはピットレーンに入り、クルマはオーバーテイクをすることなくチェッカーフラッグを受ける」とも記されている。
すなわち、セーフティーカー出動の状態で最終ラップを迎えた場合は、セーフティカーは戻るように決められているということだ。
F1モナコGPでは、74周目にヤルノ・トゥルーリ(ロータス)とカルン・チャンドック(ヒスオアニア・レーシング)がラスカスでクラッシュし、セーフティカーが導入された。そして、最終ラップでセーフティカーがピットレーンに戻った。
その際、FIAは、78周目の序盤に“Safety Car in this lap(セーフティカーはこの周でコースを出る)”と発表した。
これを受けたメルセデス陣営は、セーフティカーライン1からコントロールラインの間でオーバーテイクをしていいと判断し、ミハエル・シューマッハはフェルナンド・アロンソをオーバーテイクした。
メルセデスGP側の言い分は、「セーフティカーライン1を過ぎたところにいたマーシャルたちがグリーンフラッグを振っていた」というものだ。メルセデスGPは、すでにセーフティカーの理由は排除され、セーフティカー導入状態での終了ではなかったと主張。シューマッハのペナルティを不服として控訴した。
しかし、スチュワードの裁定は第40条13項に違反しているとしているため、判定が覆るのは難しいだろう。

FORMULA 1 GRAND PRIX DE MONACO 2010
1位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「今日はスペシャルな1日だった。人生最高の日かも知れないね。F1ドライバーならば誰でもレースに勝ちたいと思うし、もしチョイスがあるならば、誰だってF1で最も栄誉あるレースで勝ちたいはずだ。このモナコでアイルトン・セナなどと並ぶ結果を出せたことは、ひとりのドライバーとして本当にスペシャルなことだ。最後の数周はすごかった。トップを走っていると、最後の数周はコースの幅がどんどん狭くなり、バリヤがどんどん迫ってくるような感じがすると、パレードラップでジェンソンが言っていたが、最後の15周は本当にそんな感じだった。1−2フィニッシュは、チームにとって最高の栄誉だ。本当に素晴らしい。セイフティーカーはありがたくないけどね。他のクルマとの差を広げるために頑張って、リスクを賭けて速いタイムで走ろうとしているのに、セイフティーカーが出るとそれが帳消しになって、速いドライバーたちに追いつかれてしまう。こういうレースはとても難しいが、これもドライバーの役割のひとつ。落ち着いて自分の仕事をやり遂げるだけさ。この2戦で50ポイントを得点できたことは素晴らしいが、まだ先は長い。いろいろなコンディションやサーキットが待ち受けているだろう。今後もエキサイティングなレースを期待している」
2位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「ハッピーだよ。3番手グリッドからのスタートとしては最高の結果だろう。モナコは誰も抜けないのが普通なんだから、2位でも満足だ。スタートの加速が良かったので、ロバートのインサイドに飛び込むことができ、第1コーナーの入り口で彼を抜くことができた。あれが2位完走に繋がった重要なポイントだった。今日はマークのペースについて行けなかったが、その原因を考える必用がある。特にレース序盤と、再スタートの後が難しかった。後半になってようやくグリップを感じることができてマークのペースに近づいたが、その時にはすでに彼はずっと先を行っていた。ここではオーバーテイクがほとんど不可能なので、彼に追いつこうとしても意味はなかった。それに、今日はバックミラーにも注意が必要だった。ロバートがかなり激しくプッシュしていたので、再スタートで彼との差を広げるのが難しかった。横への動きも多かったが、満足している。今日はベストの結果だと思う。大量得点できたので、とても有意義なレースだった」
3位 ロバート・クビサ (ルノー)
「素晴らしい週末のあと、モナコでの3位フィニッシュは僕たちにとって非常に良い結果だ。誰も僕たちがここで表彰台でフィニッシュするとは思っていなかったけど、僕たちは週末ずっと上位にいたし、本当にチーム全体がこの結果に値すると思う。表彰台のトップ3を満たすことは、ルノーエンジンにとっても素晴らしいパフォーマンスだ。スタートでセバスチャンに順位を奪われてしまったけど、トラックの汚れた側からスタートすることが難しくなることはわかっていた。通常なら僕はポジションを守るけど、マークがかなり遅れてラインを離れたし、彼をオーバーテイクするチャンスかもしれないと思った。残念ながら、少しホイールスピンしてしまった。セバスチャンのスペースを閉じるにはあまりに遅すぎたし、フェリペからポジションを守らなければならなかった。レースの僕たちのペースは素晴らしかったし、特にリスタート後はプライムタイヤを履いたセバスチャンよりも速かったと思う。それはチームとして僕たちが進歩し続けていることを示しているし、今後のレースのためにとても励みになることだ」
4位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「このサーキットではスタートで順位を上げない限り、追い越しのチャンスはなかなかない。相手のレースペースが変わらないときは特にそうだ。辛抱して、相手のミスなど不測の事態を待つしかない。今日はベッテルとクビサの背中を見て走った周回がほとんどで、結果、スタート時点と同じ順位でのゴールとなった。この週末はマシンの調子がとても良く、タイヤもうまく機能してくれた。どのサーキットでも、どのタイヤでも今回のような状態になるよう努力していかなければならない。今日獲得したポイントはチャンピオンシップ争いにおいては非常に重要なので、チームにとっていま大事なのは、万全の体制でトルコGPに臨めるようにすることだ」
5位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「かなり良いスタートができたし、ターン1の進入でフロントローのドライバーにチャレンジしたけど、割り込むのは不可能だった。ここではオーバーテイクは実質不可能だ。特に僕の前のみんなが同じくらい速いときにはね。バルセロナの結果のあと、いかなる事故も望んでいなかったので、ただクルマを労わって、ポイントを目指した。僕にとってはかなり素直なレースだったし、5位は最大限の結果だ。でも、不満はないよ。僕たちにはポイントが必要だ。、トルコでマシンに改善をもたらすために懸命に取り組んでいるのはわかっているし、いくつかのステージで上位とのギャップを縮められると確信している」
6位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「今日は、やる気になる結果が出せた。ピットレーンからのスタートで6位入賞を果たすとは思いもしていなかった。僕にとっては厳しい決勝レースだった。この結果を残せたのは、アグレッシブな戦略を取り、決勝レースに向けて、ほとんどゼロからマシンを作り上げてくれたチームに負うところが大きい。チームの素晴らしい仕事がなければ、今回のようなレースを問題なく完走することはできなかった。序盤は、フラストレーションを感じながら追い越しをかけていた。遅いマシンの後ろで、パスするチャンスを見いだせないのは苦しいものだ。トンネル出口が一番のオーバーテイク・ポイントで、うまいドライバーとそうでないドライバーの差がみられたね。コース上でパスしたのは5〜6 台で、さらに12台を追い抜くことができたのはすばらしい戦略のおかげだ。木曜日に12周しか走っていないタイヤで、今日は77周走った。マシンは最後までうまく機能していた。予選に出場できていたらどうなっていたかはわからない。ただ、好成績を残せただろうし、ポールポジションも狙えたのではないかとは思う。冷静に丁寧な仕事をするだけだ。そうすれば、結果はおのずとついてくる。今日のレースでは、フェラーリがどれだけ優秀なチームかということも確認できた。どのチームが最強なのかは、チャンピオンシップの全19戦が終了した時点でわかることだ。それがフェラーリでなかったとしても、チャンピオンシップを制覇したチームがフェラーリよりも素晴らしい仕事をしただけのことであって、フェラーリが最善を尽くさなかったというわけではない」
7位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
「今週末は大いに期待していたので、7位という結果にはガッカリしている。予選では、フロントローに匹敵するスピードがあったので、表彰台も狙えると考えていた。レース中はタイヤマネジメントもうまく行っていた。前方が開けた時にはかなりいいペースで周回できた。モナコで戦闘力の高さを見せられたのはプラス材料だと思う。今週末のマシンは、今季最高の仕上がりだった。ハードワークを続けてくれたスタッフに感謝したい。現時点では、ポイントを獲り続けることが重要だ。ポジティブに前を向いて戦い続ける」
8位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「今日は僕たちにとってとても良いレースだった。12番グリッドだったけど、本当に良いスタートができたし、1周目で2つポイジションを上げられた。そのあと1回目のピットストップがうまくいって9番手までポジションを上げたられたし、そのあとは自分のレースができた。ほとんどの時間、前のクルマとも後ろのクルマとの大きなギャップがあってかなり孤独なレースだったので、レースの多くを自分のペースで進められた。終盤はグリップも向上してとてもバランスがと良かったので、今日は全てのことにかなり満足している。昨日の予選のあと、9位と数ポイントを獲得したことにはかなり満足していいと思う」
9位 ヴィタントニオ・リウッツィ (フォース・インディア)
「たくさんの事故とセーフティカーがあって、かなり難しいレースだったけど、このような状況は好きだね。スタートのあとは9番手だったけど、僕たちはタイヤ交換のために数周早くピットストップしてしまったと思う。それでエイドリアンが入ったときに追い抜かれてしまった。でも、チームとして両方のクルマがポイント圏内のトップ10入りしたことはとても満足できると思うし、チームの全体的な士気のためにも良いことだ。僕たちはこのような結果に本当に相応しいと思うけど、様々な理由で今回初めてそうなった。まさにスタートだ。僕たちは残りのシーズンに向けてこれを維持しなければならない。ファクトリーは素晴らしい仕事をしているし、このサーキットから僕たちに向いてくると思うので、今後についてはポジティブに考えていいと思う」
10位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)
「僕にとっては良いレースだった。アクシデントや技術的トラブルもなく完走できたし、チームメイトよりも上のポジションでフィニッシュできた。初ポイントを獲得できたのも最高だった。ドライビングで成し遂げたポイント獲得でなかったけれどね。良いラップタイムが出せていたので、戦略がちょっと違っていたら、もう少し上のポジションでフィニッシュできていたかも知れない。ピットから出たらリウッツィの後ろで、そのままの11位でフィニッシュすることになった。僕にとっては特にエキサイティングなレースではなかったが、ヒュルケンブルグのスタートが遅れたため、ポジションを上げることができた。唯一心配だったのは、バリチェロのアクシデントの破片の上を走ったことだった。2週間後のトルコではコンペティティブな戦いができると思う」
12位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)
「スチュワードの裁定さえなければ、今日のレースは僕にとって納得のいく内容だ。スタートは面白かったし、自分の戦術どおりだった。スタートは良かったのだが、前方のマシンに若干引っかかっているところをルーベンス(バリチェロ)にかわされた。その後はオーバーテイクのタイミング待ちだったが、チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで前に出ることができた。今のところ僕の最終順位は12位であり、大きな失望感を抱いている。異議の申し立ては当然だろう。“セーフティカーがピットロードに消えて、トラックがクリアになる”ということは、レースが再開された、という意味に解釈できる。だからあそこで攻めて、フェルナンド(アロンソ)をオーバーテイクしたんだ」
–位小林可夢偉 (ザウバー)
「決勝レースでは予選に比べるとかなりいいパフォーマンスを見せていたのでリタイアは非常に残念です。またしても入賞できるチャンスを逃してしまいました。スタートはよかったです。モナコではスタート直後の1コーナーは簡単ではありませんが、うまくいきました。突然シフトアップができなくなってどうすることもできず、あとはクルマを安全に止められる場所をさがすだけでした」

メルセデスGPは、F1モナコGPでニコ・ロズベルグが7位、ミハエル・シューマッハは12位だった。
ミハエル・シューマッハは、最終ラップでフェルナンド・アロンソをオーバーテイクしたが、スチュワードはそれがセーフティカー中のオーバーテイクであったと判断し、シューマッハに20秒加算ペナルティを科した。
それによりシューマッハは6位から12位に後退。ニコ・ロズベルグは8位から7位に繰り上がった。
メルセデスGPは、決定を不服として上層することを決定している。
ニコ・ロズベルグ (7位)
「今週末への期待はとても高かったし、7位しか達成できなかったことに失望している。僕たちには予選でフロントローを争えるスピードがあったし、表彰台フィニッシュのチャンスもあった。レースでは、タイヤをうまく管理できたし、前のクルマがピットインして、トラックがクリアになったときは、速いラップを刻めた。僕たちがここで競争力があることを示すことが僕にとっては重要だった。今週末、一生懸命に作業して、これまでのシーズンでベストなクルマを準備してくれたチームに心から感謝したい。ポイントを獲ることは重要だし、ポジティブなままで次のレースに目を向けるつもりだ」
ミハエル・シューマッハ (12位)
「スチュワードの裁定さえなければ、今日のレースは僕にとって納得のいく内容だ。スタートは面白かったし、自分の戦術どおりだった。スタートは良かったのだが、前方のマシンに若干引っかかっているところをルーベンス(バリチェロ)にかわされた。その後はオーバーテイクのタイミング待ちだったが、チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで前に出ることができた。今のところ僕の最終順位は12位であり、大きな失望感を抱いている。異議の申し立ては当然だろう。“セーフティカーがピットロードに消えて、トラックがクリアになる”ということは、レースが再開された、という意味に解釈できる。だからあそこで攻めて、フェルナンド(アロンソ)をオーバーテイクしたんだ」
ロス・ブラウン
「今日のレースでは、MGP W01のポテンシャルの一端を披露できたと思う。ただし、スタートでルーベンスの先行を許してしまったため、その後は苦しい展開を強いられた。モナコはオーバーテイクが非常に難しい。そのせいで実力のすべてを発揮することができなかった。いずれにせよ、ミハエルもニコも素晴らしいドライビングを見せてくれたことに変わりはない。クリアラップが得られた時のニコは、とりわけ素晴らしく、その時点でのファステストを記録している。しかし、今日の我々には幸運の扉は開かなかったようだ。速いクルマであっても、ポジションが適切でなければ多くは望めない。これがモナコだ。今回はピットストップ最速タイムを記録している。おかげでミハエルはルーベンスの前に出ることができた。クルーには称賛の言葉を贈りたい」
「ミハエルのペナルティに関しては、セーフティカーがピットロードに退去し、グリーンフラッグが振られている。セーフティカーの先導でレースが終わったわけではないので、競技規則40.13が適用されると考えている。FIAは、ファイナルラップ前半に『同周でセーフティカーピリオドが終了する』旨を発表し、レースコントロールによってトラックがクリアであることが宣言されている。さらにセーフティカー・ライン1より後では、グリーンフラッグが振られ、グリーンシグナルも出ていた。たとえば、2009年メルボルンを前例に取ると、セーフティカーの先導でレースが終了する場合は、最後までフルコースイエローが維持されていた。したがって、我々のドライバーには、フィニッシュラインまでレースをするよう忠告し、ミハエルはフェルナンドをかわして6位でフィニッシュした。メルセデスGPは、スチュワード裁定に対して異議の申し立てを行っている」
ノルベルト・ハウグ
「まずはプラス面から話をしよう。モナコでは、今季最高のパフォーマンスを示し、スピードもあることを証明できた。今後のレースでもこれを継続させたい。レースペースが良かっただけに、予選第3ピリオドでトラフィックに行く手を阻まれるなど、複数の問題が発生したことが悔やまれる。今日は序盤に、ふたりとも遅いクルマの後ろになってしまった。ニコ、ミハエルともにクリアラップではかなりのペースで周回した。第7戦トルコGPに目を向け、モナコと同様のパフォーマンスが発揮できるよう今後2週間でさらにマシンを進歩させたい」
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レッドブルは、F1モナコGPでマーク・ウェバーが1位、セバスチャン・ベッテルが2位だった。
マーク・ウェバー (1位)
「今日はスペシャルな1日だった。人生最高の日かも知れないね。F1ドライバーならば誰でもレースに勝ちたいと思うし、もしチョイスがあるならば、誰だってF1で最も栄誉あるレースで勝ちたいはずだ。このモナコでアイルトン・セナなどと並ぶ結果を出せたことは、ひとりのドライバーとして本当にスペシャルなことだ。最後の数周はすごかった」
「トップを走っていると、最後の数周はコースの幅がどんどん狭くなり、バリヤがどんどん迫ってくるような感じがすると、パレードラップでジェンソンが言っていたが、最後の15周は本当にそんな感じだった。1−2フィニッシュは、チームにとって最高の栄誉だ。本当に素晴らしい。セイフティーカーはありがたくないけどね。他のクルマとの差を広げるために頑張って、リスクを賭けて速いタイムで走ろうとしているのに、セイフティーカーが出るとそれが帳消しになって、速いドライバーたちに追いつかれてしまう。こういうレースはとても難しいが、これもドライバーの役割のひとつ。落ち着いて自分の仕事をやり遂げるだけさ。この2戦で50ポイントを得点できたことは素晴らしいが、まだ先は長い。いろいろなコンディションやサーキットが待ち受けているだろう。今後もエキサイティングなレースを期待している」
セバスチャン・ベッテル (2位)
「ハッピーだよ。3番手グリッドからのスタートとしては最高の結果だろう。モナコは誰も抜けないのが普通なんだから、2位でも満足だ。スタートの加速が良かったので、ロバートのインサイドに飛び込むことができ、第1コーナーの入り口で彼を抜くことができた。あれが2位完走に繋がった重要なポイントだった。今日はマークのペースについて行けなかったが、その原因を考える必用がある。特にレース序盤と、再スタートの後が難しかった。後半になってようやくグリップを感じることができてマークのペースに近づいたが、その時にはすでに彼はずっと先を行っていた。ここではオーバーテイクがほとんど不可能なので、彼に追いつこうとしても意味はなかった。それに、今日はバックミラーにも注意が必要だった。ロバートがかなり激しくプッシュしていたので、再スタートで彼との差を広げるのが難しかった。横への動きも多かったが、満足している。今日はベストの結果だと思う。大量得点できたので、とても有意義なレースだった」
クリスチャン・ホーナー チーム代表
「今日は最高のリザルトを達成することができた。マーク・ウェバーにとっては最高の週末だったと思う。2戦連続のグランプリ優勝、しかもそのひとつはF1で最も名誉あるモナコでの優勝だ。レッドブル・レーシングの全員にとって、本当に誇れることだ。しかもただの優勝ではなく、1−2フィニッシュだったので、チームにとっては最高の日だった。これでドライバーズ・チャンピオンシップは1位、コンストラクターズ・チャンピオンシップも1位だ。この最高のリザルトは、今日のようなリザルトを可能にしてくれた舞台裏のメンバーの努力の結晶でもある。1−2−3フィニッシュを達成したルノーも見事だった」
ファブリス・ロム ルノー・プリンシパルエンジニア
「完ぺきな1日だった。モナコだったので、さらに嬉しかった。レッドブルは1−2、ルノーは1−2−3フィニッシュだったので、エンジン・チームは非常に盛り上がった。レッドブル・レーシングの一員として良い関係を築くことができたのは我々の誇りだ。また、今回のレースのために最高のチューニングを施した本当に素晴らしいエンジンを我々に与えてくれたルノー・スポーツの一員であることにも誇りを感じている。1−2−3の結果は最高だ。ドライバーズ及びコンストラクターズ・チャンピオンシップの順位も、とても良いポジションに上昇した。本当にパーフェクトな1日だった」
今回のレース結果により、ドライバーズランキングでマーク・ウェバーが首位、セバスチャン・ベッテルが2位に浮上。コンストラクターズランキングでもレッドブルが首位に躍り出た。


ザウバーは、F1モナコGPで小林可夢偉、ペドロ・デ・ラ・ロサともにマシントラブルでリタイアに終わった。
小林可夢偉 (リタイア)
「決勝レースでは予選に比べるとかなりいいパフォーマンスを見せていたのでリタイアは非常に残念です。またしても入賞できるチャンスを逃してしまいました。スタートはよかったです。モナコではスタート直後の1コーナーは簡単ではありませんが、うまくいきました。突然シフトアップができなくなってどうすることもできず、あとはクルマを安全に止められる場所をさがすだけでした」
ペドロ・デ・ラ・ロサ (リタイア)
「もちろんレースを完走したかった。序盤はクルマに問題はなかった。スタートではトラブルを避けた。それが一番の目標だった。そのあとはタイヤを労わっていた。僕たちは戦略を分けたけど、それは良かったと思う。僕はソフトコンパウンドを装着して、可夢偉はハード側を装着した。僕はヴィタリー・ペトロフの後ろで流して、プッシュするチャンスを伺っていた。クイックシフトに問題が生じたときは驚いたけど、パワーステアリングが重くなって油圧システムに問題が生じたがわかった」
ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「非常に難しい週末の最後をこのような形で終わって落胆を隠せない。リタイアで終わるということはもう2度と経験したくないと思っていた。本来であればクルマのペースはもっとよかったはずだが、前のクルマに抑えられてしまっていた。今回のレースでは戦略でポジションを上げていくつもりだった。セーフティーカーが出るチャンスをいかすためにふたりの戦略を分けていたが、その戦略を発揮する前に、ペドロのクルマの油圧の温度が上昇をはじめ、ペドロからもステアリングが重くなるとのレポートがあった。彼のピットに入れて原因を探ろうとしたが、油圧の問題は明らかだった。結局原因をすぐさま突き止めることができず、彼をもう一度レースに送り出す事ができなかった。その数周後、可夢偉のクルマのギヤボックスにトラブルが出てしまった。最後はギヤがセレクト出来なくなってコース上にクルマを止めざるを得なかった。その原因は現在調査中だ。今週末から多くを学んだ事は間違いない。次のイスタンブールでは、コースと我々のクルマとの相性もいいはずなので、いいレースができることを期待している」