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  • ロータス・ルノーGP:順調な滑り出し (F1オーストラリアGP初日)

    ロータス・ルノーGP:順調な滑り出し (F1オーストラリアGP初日)

    ロータス・ルノーGPは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行でヴィタリー・ペトロフが12番手、ニック・ハイドフェルドが13番手タイムだった。

    ヴィタリー・ペトロフ (12番手)
    「シーズン開幕はいつも楽しい。天候はかなり寒かったけど、セッション中にマシンに問題はなかった。基本的なセットアップ作業を行い、一日の間に良い改善を見つけられた。ここでのマシンバランスをすでにかなり快適に感じている。それ以外の良いニュースは、今日はタイヤがうまく機能していて予想よりもかなり長持ちしていたことだ」

    ニック・ハイドフェルド (13番手)
    「今日はOKだったと思う。予想よりもセットアップ作業に時間がかかってしまって、望んでいたほど多くのラップをこなすことができなかった。マシンの感覚は問題ない感じがしているけどまだ改善できると思う。ハードタイヤで十分なグリップを得るのがかなり難しかったし、小さなトラブルがあって、最後にあまりロングランをすることができなかった。また、ウェットな天候もマシンを学ぶには理想的ではなかった。でも、かなりドライなままだったのはラッキーだったと思う。僕たちの位置を正確に把握するのはまだ非常に難しいけど、昨日よりも全体像は掴めてきている」

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  • トロ・ロッソ:順調な滑り出し (F1オーストラリアGP初日)

    トロ・ロッソ:順調な滑り出し (F1オーストラリアGP初日)

    トロ・ロッソは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行でハイメ・アルグエルスアリが11番手、セバスチャン・ブエミが14番手タイムだった。

    ハイメ・アルグエルスアリ (11番手)
    「午前中はダニエルが僕のクルマを運転しているのを見るのに慣れなければならなかったのでこれまでとは違った一日だったね! 問題はないし、レッドブルの若手ドライバーがF1を経験するチャンスを得るのはいいことだ。重要なのは、お互いに進歩するのを助けながら同じチームとして全員では取り組むことだ。シーズンの初日だったので、午後はかなり難しかったと言わなければならない。できるだけ多くのプログラムをこなさなければならなかったし、雨が降ったのも助けにはならなかった。でも、マシンの感覚には満足している。競争力があると思う。今日はうまくいったけど、明日もっと引き出せるポテンシャルがあると思う。シーズンの初日としてはとてもポジティブだったね」

    セバスチャン・ブエミ (14番手)
    「冬季テストを終え、レースをするために本物のトラックに戻ってくるのは嬉しいことだ。僕たちが他のドライバーに対してどれくらいかを確認することができて満足している。プログラムが満載で忙しい日だったし、リアウイングやKERS、新しいタイヤなど考慮しなければならない新しい要素があるのでこれから注意深く分析していく。今のところ、タイムは中団だし、前も後ろもラップタイムはタイトなグループにいる。明日最大限を引き出したいなら、今夜それを最大限に引き出さなければならない。サーキットは、ターン8とターン9が再舗装されたことを除けば去年からあまり変わっていない。助けになっているし、これまでここでドライブした中で一番いいね」

    ダニエル・リカルド
    「できるだけ緊張したり、プレッシャーを感じないようにずっと準備してきた。再びトラックに出たことに変わりはないけれど、少し違った感覚なのは嘘ではない。ピットからコースに出たときは、最初の数コーナーを過ぎるまで少し震えていたよ。でも、手順を進めていくにつれて、作業に満足することができた。第一に重要なのはマシンを壊さずに戻すことだったし、チームも満足してくれていると願っている。そのあとは段々と積み重ねて学習しようとしていた。シーズンが進んでいけば、もっと楽になるだろうね」

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  • ヴァージン・レーシング:F1オーストラリアGP初日

    ヴァージン・レーシング:F1オーストラリアGP初日

    ヴァージン・レーシングは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行でジェローム・ダンブロシオが21番手、ティモ・グロックが22番手タイムだった。

    ジェローム・ダンブロシオ (21番手)
    「今日は僕にとって非常に特別な一日だったのは確かだね。8歳の頃からレースをしてきて、今日、夢が叶った。今朝、ガレージを出ていくときはとても興奮したし、ここアルバート・パークをドライブするのも刺激的だった。素晴らしいトラックだし、とても気に入った。満足できることがたくさんある。改善するためにやらなければならない作業があるのは明白だけど、まだ始まったばかりだ。両方のセッションを通して僕たちが進歩できることを示していたので、パッケージから最大限を引き出さなければならないし、改善するためにプッシュし続けていく」

    ティモ・グロック (22番手)
    「簡単な初日ではなかった。今朝はセットアップ面でちょっとトラブルがあり、マシンの挙動が適切ではなく、かなり難しかった。2回目のセッションではいくらか改善を遂げたけど、トップとのギャップはかなり大きいし、少し期待外れだ。全力を尽くして解決しなかればならないし、マシンをもっと速くしなければならない」

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  • チーム・ロータス:明日の改善に自信 (F1オーストラリアGP初日)

    チーム・ロータス:明日の改善に自信 (F1オーストラリアGP初日)

    チーム・ロータスは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行でヘイキ・コバライネンが19番手、ヤルノ・トゥルーリは20番手タイムだった。午前中にはカルン・チャンドックが走行したが、1周でクラッシュして終了した。

    ヘイキ・コバライネン (19番手)
    「ついてない一日だった。いくつかの問題を解決するためにスタッフは懸命に作業してくれた。問題が切り抜けたあとはなんとかプログラムの大半を完了できたので、今夜作業するためのデータを得ることができた。マシンからもっとペースを引き出せるのは間違いないので、明日どうなるか様子をみてみよう」

    ヤルノ・トゥルーリ (20番手)
    「チームは午後のセッションにむけてマシンを準備するために本当に頑張って作業してくれたけど。でも、いくつかの問題に悩まされて、あまりプッシュすることができなかった。今夜セットアップオプションに取り組むつもりだし、ペースを見い出せるエリアがあるのは明らかなので、明日は問題ないと思っている」

    カルン・チャンドック
    「チーム・ロータスのマシンでの初走行がこんなに短くなってしまったことにはもちろん落ち込んでいる。でも、滑りやすいトラックと予想していたよりタイヤのグリップが少なかったことが組み合わせによって、とても早くに終わってしまったことは認めなければならない。スタッフが午後のセッションにヤルノを走らせられるようにしてくれたことを本当に嬉しく思っている。FP2でヤルノがそれなりの周回を重ねられるように素早くマシンを修理したことは彼らが素晴らしいチームであることを示している」

    ヤルノ・トゥルーリ

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  • F1オーストラリアGP フリー走行2回目:ジェンソン・バトンがトップタイム

    F1オーストラリアGP フリー走行2回目:ジェンソン・バトンがトップタイム

    2011年 F1 開幕戦 オーストラリアGPのフリー走行2回目が25(金)、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで行われた。

    フリー走行2回目のトップタイムを記録したのは、マクラーレンのジェンソン・バトン。2番手にもルイス・ハミルトンが続き、マクラーレン勢がタイムシートのトップに名を連ねた。

    3番手にはフェラーリのフェルナンド・アロンソ、4番手と5番手にはセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーとレッドブル勢が続いた。

    小林可夢偉(ザウバー)は、トップから2.241秒遅れの15番手タイムだった。

    ヒスパニア・レーシングは、ヴィタントニオ・リウッツィがなんとかF111でのシェイクダウンを行った。

    フリー走行3回目は、明日26日(土)の日本時間12時(現地時間14時)から行われる。

    2011年 F1開幕戦 オーストラリアGP フリー走行2回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 ジェンソン・バトン マクラーレン 1分25秒854 32
    2 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分25秒986 31
    3 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 1分26秒001 28
    4 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分26秒014 35
    5 マーク・ウェバー レッドブル 1分26秒283 33
    6 ミハエル・シューマッハ メルセデスGP 1分26秒590 31
    7 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分26秒789 34
    8 セルジオ・ペレス ザウバー 1分27秒101 39
    9 ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ 1分27秒280 34
    10 ニコ・ロズベルグ メルセデスGP 1分27秒448 23
    11 ハイメ・アルグエルスアリ トロ・ロッソ 1分27秒525 31
    12 ヴィタリー・ペトロフ ロータス・ルノーGP 1分27秒528 29
    13 ニック・ハイドフェルド ロータス・ルノーGP 1分27秒536 22
    14 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分27秒697 30
    15 小林可夢偉 ザウバー 1分28秒095 35
    16 ポール・ディ・レスタ フォース・インディア 1分28秒376 33
    17 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分28秒583 31
    18 パストール・マルドナド ウィリアムズ 1分29秒386 29
    19 ヘイキ・コバライネン チーム・ロータス 1分30秒829 22
    20 ヤルノ・トゥルーリ チーム・ロータス 1分30秒912 23
    21 ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン 1分32秒106 36
    22 ティモ・グロック ヴァージン 1分32秒135 30
    23 ヴィタントニオ・リウッツィ ヒスパニア・レーシング   1
    24 ナレイン・カーティケヤン ヒスパニア・レーシング    
  • F1オーストラリアGP フリー走行1回目:マーク・ウェバーがトップタイム

    F1オーストラリアGP フリー走行1回目:マーク・ウェバーがトップタイム

    2011年のF1が開幕。開幕戦F1オーストラリアGPのフリー走行1回目が25日(金)、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われた。

    2011年は、KERSの復活、可変リアウイングの導入、ピレリタイヤの変更など、レギュレーションが大幅に変更。オーバーテイク、ピット戦略など、どのようにレースが展開するかに注目が集まっている。

    2011年の初公式セッションでトップタイムを記録したのは、レッドブルのマーク・ウェバー。2番手にもセバスチャン・ベッテルが続きレッドブルが好調なスタートを切った。3番手タイムにはフェラーリのフェルナンド・アロンソが続いた。

    小林可夢偉(ザウバー)は、1分28秒725で9番手タイムだった。

    今回がF111の初走行となるヒスパニア・レーシングは、フリー走行1回目では走行を行わなかった。

    F1オーストラリアGP フリー走行2回目は、日本時間14時30分(現地時間16時30分)から実施される。

    2011年 F1開幕戦 オーストラリアGP フリー走行1回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 マーク・ウェバー レッドブル 1分26秒831 20
    2 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分27秒158 19
    3 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 1分27秒749 20
    4 ニコ・ロズベルグ メルセデスGP 1分28秒152 16
    5 ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ 1分28秒430 24
    6 ジェンソン・バトン マクラーレン 1分28秒440 29
    7 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分28秒483 26
    8 ミハエル・シューマッハ メルセデスGP 1分28秒690 14
    9 小林可夢偉 ザウバー 1分28秒725 13
    10 ヴィタリー・ペトロフ ロータス・ルノーGP 1分28秒765 15
    11 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分28秒842 20
    12 ニック・ハイドフェルド ロータス・ルノーGP 1分28秒928 14
    13 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分29秒314 19
    14 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分29秒328 21
    15 パストール・マルドナド ウィリアムズ 1分29秒403 24
    16 ダニエル・リチェルド トロ・ロッソ 1分29秒468 23
    17 セルジオ・ペレス ザウバー 1分29秒643 18
    18 ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1分31秒002 20
    19 ヘイキ・コバライネン チーム・ロータス 1分32秒428 13
    20 ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン 1分35秒282 17
    21 ティモ・グロック ヴァージン 1分35秒289 15
    22 カルン・チャンドック チーム・ロータス   1
    23 ナレイン・カーティケヤン ヒスパニア・レーシング  
    24 ヴィタントニオ・リウッツィ ヒスパニア・レーシング    
  • ニック・ハイドフェルド:F1オーストラリアGPプレビュー

    ニック・ハイドフェルド:F1オーストラリアGPプレビュー

    ニック・ハイドフェルドが、2011年開幕戦F1オーストラリアGPへの抱負を語った。

    ニック、いよいよ初レースですね。興奮していますか?
    いつもオーストラリアに行くのを楽しみにしている。人々はリラックスしているし、いつも温かい雰囲気なので、カレンダーでもい気に入りの場所だ。

    1ヶ月チームと過ごしてきましたね。いかがですか?
    1回目のテストからクルマを正しい方向性にプッシュしようとしていたし、これまでチームととの作業をとても楽しんでいる。これまでいたチームよりも、より多くのインプットを与えられると感じている。全員がとてもオープンだし、僕の言うことにも関心を示してくれる。

    どんな冬を過ごしてきましたか?
    テストについて話すときは、常に客観的に捉えなければならない。僕たちには速いクルマがあると思うけど、グリッドの全てのチームと同じようにいくつか問題を抱えてきた。特に信頼性面でね。そうは言っても、いくつか非常にかなり期待できるものを開発できた。

    R31の競争力をどう判断していますか?
    僕たちの位置についての考えはあるけど、誰も正確には分からない。クルマのパフォーマンスは高いと思うし、もしすべてが順調にいけば、シーズン序盤から表彰台を争えると期待している。

    見た目のいいクルマは速いと言われますが…
    その質問がそのまま答えになっているよ。このクルマはグラマラスだね。主観的なものだとはわかっているけど、実際にR31を見てみてよ。

    昨年は、ピレリテストに携わっていましたね。今シーズンに役立ちますか?
    それはまったくない。僕たちが何をやっていたのかも覚えていないよ(笑)。

    メルボルンでは、どんなことが予想されますか?
    未知なものがたくさんある。特に可変リアウイング、KERS、ピレリタイヤでレースをするのは今回が初めてだからね。一番影響のあるものはタイヤだと思うし、戦略はかなりエキサイティングなものになるだろうね。これまでよりも、ピットストップが多くなると思っている。少なくとも3回はあるだろう。ピットストップのウインドウも狭まると思う。タイヤがたれてきてパフォーマンスを失ってきたら、ピットインするしかなくないからね。そうしなければ、大きくタイムを失ってしまう。

  • ヴィタリー・ペトロフ:F1オーストラリアGPプレビュー

    ヴィタリー・ペトロフ:F1オーストラリアGPプレビュー

    ヴィタリー・ペトロフが、2011年F1開幕戦オーストラリアGPへの抱負を語った。

    ヴィタリー、メルボルンでシーズンが開幕します。レースは楽しみですか?
    開幕にぴったりな場所だし、去年初めて訪れたけど本当に楽しかった。ファンはF1に熱狂的だし、グランドスタンドも満席だ。この国がレースを愛しているのは明白だね。

    12ヵ月前と比較して、2シーズン目のスタートはどのような違いがありますか?
    人間的に大きく変わったと思う。多くの経験を積んできた。チームのことをよく知り、F1に対する理解も深まった。全てのサーキットを知っているという事だけでもずっと楽だ。よりうまく準備ができていると感じている。

    冬季テストを終えた今の心境はいかがですか?
    冬の間に多くのことを学んだ。R31は、確実に大きく進化しているけど、同時に新しいタイヤにも対処しなければならない。パフォーマンスに大きく影響するからね。タイヤはデグラデーションのせいで、去年のタイヤよりも動きが大きくなっているし、よりアグレッシブだ。

    開幕戦に向けてうまく準備できていると感じていますか?
    いつだってテストにはもっと多くの時間を望むものだ。もう1週間与えられたら、それを使うだろう。特に今年はマシンに新しいものがたくさんある。KERSは冬に初めて経験したし、可変リアウイングは全員にとって新しい。僕たちのソリューションは優れていると思うし、競争力があると信じている。

    レース中、ドライバーはより忙しくなりますか?
    “マルチタスキング”が今年のキーワードになるだろう。時速300kmでステアリングの全てのダイヤルを操作するのは、ブラックベリーで3つのメッセージに返信して、目玉焼きを作りつつ、靴のひもを結ぶような感じかな。しかも、同時にね。どうなるのか様子を見てみよう。

    開幕戦の現実的な目標は?
    スタッフはこのクルマのために素晴らしい仕事をしてくれた。力強く、アグレッシブかつ革新的だ。シーズン中にも多くの新しいものを投入していく。どの位置でレースを終えるのかについては話したくない。実際、誰にも分からないことだからね。でも、去年よりも上位に近づいていると思う。2〜3レースもすればわかってくるだろう。

  • 小林可夢偉 「2011シーズン 開幕戦に向けて」

    小林可夢偉 「2011シーズン 開幕戦に向けて」

    小林可夢偉が、2011年F1開幕戦オーストラリアGPへ向けて、そして日本への想いを改めて語った。

    「開幕前、最後のバルセロナテストの後、一度日本に戻っていました。ブログにも書きましたが、僕が経験した16年前の震災以上の地震と大きな津波が起き、大勢の方々が被災されてしまい、とても胸が痛んでいます」と小林可夢偉はコメント。

    「とにかく日本に着いたその夜から、僕としてできることを準備しつつ、普段の生活でも節水や節電を心がけていました。今はもうオーストラリアに向かっていますが、開幕戦からすべてのレースでしっかりと戦い、少しでも被災地の皆様を勇気づけることができたらと思っています」

    ザウバーで2シーズン目を迎える小林可夢偉は、今年が勝負の年だと語る。

    「フル参戦2年目の今年は、僕自身にとっても勝負の年だと位置づけています。だからこの冬のテストはかなり自分自身にプレッシャーをかけていました」

    ザウバーの2011年F1マシン「C30」には手ごたえを感じていると小林可夢偉は語る。

    「テスト序盤はクルマのトラブルもあったり、すべて順調だったかというと、そうではなかった部分もあります。でも結果的には、テストの内容もクルマのパフォーマンスも悪くはないという手応えを得ています」

    「バルセロナテストの最終日には、予選と決勝を想定したレースシミュレーションを走ってみました。実は僕がテストでレースシミュレーションを走るのは今回が初めてだったんです。最後は駆動系にトラブルが出てレース距離に届きませんでしたが、いろいろ分かったし、なにより新品タイヤでのペースが悪くなかったのは収穫でした」

    「このバルセロナでは、開幕戦用に準備されている新しいクルマのパッケージもテストしましたが、2月に走らせていたテスト仕様に比べるとダウンフォースを感じられたし、新しいパーツの効果もあります。あとはクルマのバランスをしっかりとあわせられれば、問題はないと思っています」
    今年、最も多くの変化としてタイヤサプライヤーがピレリに変わったことがある。

    「ピレリタイヤはとにかくよく滑るタイヤなんで、グリップを感じづらいのは確かです。タイヤカスも多く出るので、予選や決勝では走行ラインを外してタイヤカスに乗ってしまわないように気をつけないといけないですね」

    「実際のレースは、冬のテストよりもっと路面温度が高いなか走ることが多いのですが、3月に予定されていたバーレーンテストがキャンセルされたので、タイヤが高い路面温度にどう反応するのかはまだ分からないところもあります。ただ、それはどのチームも同じ条件ですから、僕たちだけのハンデというわけではないです。今年はとにかくタイヤをきちんとグリップさせて、滑らさないのが大事ですね」

    「では実際なところ、自分たちがどれくらいのポジションにいるのかというのは、例年以上に見えづらい状況でもあります。僕たちは空タンのパフォーマンスランはそこまでやってませんし、テストでトップタイムを出そうと思えばいくらでも出せますからね。だからすごく未知数な部分が多いので、開幕戦は波乱が多いレースになりそうです。ピットストップの回数は間違いなく増えるでしょうね」

    「いよいよ2011シーズンが始まりますが、とにかく僕は日本の皆様への思いを込めて、自分自身とクルマのパフォーマンスを最大限引き出して毎戦入賞を目指して走ります」

    小林可夢偉 インタビュー:2011年シーズンに向けて

    関連:F1-Gate.com YouTubeチャンネル

  • フェリペ・マッサ:F1オーストラリアGPプレビュー

    フェリペ・マッサ:F1オーストラリアGPプレビュー

    フェリペ・マッサが、2011年F1開幕戦オーストラリアGPにむけての抱負を語った。

    フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「いよいよだね! みんなが僕の言葉を読むとき、僕はサンパウロからメルボルンへ飛び立っているだろう。僕にとっては一年で最も長いフライトだけど、出発が待ち切れないよ。レースをする準備はできているし、チーム全体が十分準備できていると思う」

    「冬季テストの全日程にわたって多くのラップをこなせたし、結果として計画していたよりも多く走れた。マシンは信頼性がありそうだし、それだけではなくマシンには速さも必要だ。現時点での信頼性は十分だし、パフォーマンスも文句はないものだけど、メルボルンで全チームがトラックに揃うまで明確なイメージは掴めないだろう」

    「新しいシーズンのスタートは、常にスリリングだし、今年は慣れなければならない多くの目新しいものがある。KERSは2009年にすでに使っているので十分に理解できてはいるけどね。可変リアウイングでの走行については、実際それを使って何千ものラップをこなしてきたので、使い方は十分にわかっている。ボタンを押して、ウイングが動いて、ドラックが低減する。ストレートでマシンは以前よりも12〜15km/hくらい速くなると見積もっている」

    「プラクティスと予選では小さなストレートでも好きなだけ使うことができる。それは僕たちが冬の間にかなり集中してきたことだ。マシンを走らせるドライバーとして無意識に使えるようにね。なので、パフォーマンスとラップタイムを改善するためにどのようにそれを使えばいいか十分に理解できている。でも、レースでは常に使えるわけではない。単純にオーバーテイクを支援するものだし、そのような状況でどれくらい効果的かという鮮明なイメージは持っていない。役に立つと確信はしているけど、実際にレース状況でどうなるかは様子をみてみなければならない」

    「テストで初めてマシンを走らせる前は、ウイングやKERSといったシステムやボタンがどんな感じになるか本当に心配だった。でも、テストの最初の数日間で無意識に使えるようになっていったし、エンジニアと一緒に集中力に影響を与えず、トラックから目をそらさずにそれらのシステムを操作できる方法を考えてきた」

    「KERSとリアウイングもレースに影響を与えるけど、レース週末の特徴に影響を与える最大の変化はおそらく最も単純だ。ピレリがタイヤサプライヤーになったことだ。新しいタイヤについて理解することは、冬季テストで最も興味深いことのひとつだった。僕に関しては、去年の大きな問題だったタイヤのウォームアップも難しくはなくなった。デグラデーションが大きいので、レースは非常に違ったものなんるだろうし、去年は1回のピットストップしか必要がないレースがたくさんあったけど、多くのピットストップが必要になるだろう。温かい国の行ったときにタイヤがどのように機能するかを見せるのかも楽しみだ。来週のメルボルンは暑くならないみたいなのでオーストラリアは違うかもしれないけどね。ソフト側とハード側のコンパウンドの差もさらに大きくなっているので、どっちのタイヤを翌日のレーススタートで使うかについてのアプローチも変わってくるだろう。レースでいつピットインするか事に関して、ドライバーはより多くの影響力を持つようになるのは確かだ。もちろん、レース前に戦略に関する計画はあるけど、タイヤのデグラデーションが始まった場合、前のクルマの前にでるために早めにピットインするかという選択、またはセーフティカーが導入された場合、ドライバーの感覚によってレース中により素早く状況は変わっていくと思う。とても変わってくるだろうし、観客にとってはより刺激的なレースになるかもしれないね」

    「レースという観点ではバーレーンに行けなくなったことは残念ではあるけど、オーストラリアでシーズンが始まることには満足している。バーレーンに行くのを本当に楽しみにしていたし、フェラーリは何度もレースで優勝しているし、僕とチームに非常に適したトラックだと思うからね。でも、F1マシンを造るときは全てのトラックに適しているように造るものなので、チャンピオンシップがどこでスタートしたとしても、勝利のことを考えてそこに向かわなければならない。アルバート・パークは、僕にとってあまり相性いいサーキットではないし、何度かアクシデントもあって運にも見放されている。でも、メルボルンで最善を付くことに集中している。去年は3位表彰台を獲得できて過去最高の成績を残せたので良かったけどね。今年はオーストラリアで素晴らしいシーズンをスタートできることを願っている。これまでに僕たちが示してきた信頼性を考えれば、チャンスについては楽観的に捉えている。他チームに対して僕たちがどの位置にいるかを確認するのが待ち切れないよ」