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  • ルノーF1:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    ルノーF1:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    ルノーF1は、F1オーストリアGPの金曜フリー走行でカルロス・サインツが11番手タイム、ニコ・ヒュルケンベルグが15番手タイムだった。

    カルロス・サインツ (11番手)
    「今日はクルマを正しくセットアップすることに懸命に取り組んだし、まだそこまで来ていないと思う。それでも、それなりの周回数を重ねることができたし、もっと速くして、バランスのとれたクルマにするためにどこを改善する必要があるかはわかっている。ポテンシャルはあると思うし、明日を楽しみにしている」

    ニコ・ヒュルケンベルグ (15番手)
    「かなり典型的な金曜日だった。クルマのバランスはまだまだだし、僕たちはそれを優先事項として取り組んだ。FP1とFP2の間に望みどおりの進歩を果たせなかったし、ここまでのところ僕たちのアンダーステアが敵だ。幸いにも、それは僕たちが良く知っている敵なので、明日の予選までに適用できる良いソリューションはいくつかある」

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  • ウィリアムズ:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    ウィリアムズ:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    ウィリアムズは、F1オーストリアGPの金曜フリー走行でセルゲイ・シロトキンが16番手タイム、ランス・ストロールが20番手タイムだった。午前中にはロバート・クビサが走行を担当した。

    セルゲイ・シロトキン (16番手)
    「良いセッションだった。試したいことがたくさんあったので忙しいプログラムだった。かなりうまく管理することができたと思う。計画していた走行はすべて完了することができたし、全てのことを試すことができた」

    「それでもそれなりのロングランペースがあったし、ポジティブにセッションを終えることができた。明日の予選が今日と同じようになるとは言わないけど、多くのことをカバーできたし、作業とその結果には満足している。FP1を逃していたのでクルマに戻れて良かったよ」

    ランス・ストロール (20番手)
    「今日もあらゆることを理解しながら、明日に向けてベストな状態に整えていくプラクティスだった。予選に向けてかなり多くのことを学べた良い一日だったと思う。僕たちドライバーはいつもここでは縁石に気をつけなければならな。すべて出口に黄色いの大きな縁石があるので、自分たちの限界を知っておかなければならない。午前中、3速へのダウンシフトに少し問題があり、無線も失ってしまったので、念のためにボックスに戻った。でも、チームが把握していたので問題なかった」

    ロバート・クビサ
    「ほぼ2カ月ぶりにクルマに戻れたのは良かった。ここでは15年近く走っていないのでいい気分だった。トラックは短いし、簡単そうに見えるけど、かなりトリッキーなトラックだ。でも、僕はすぐにそれなりのペースを見つけることができた。僕たちは主にデータを収集して、クルマを極端なウインドウに入れて苦戦するかもしれないエリアを強調するために、いくつか極端なソリューションを試すことに集中していた。ドライブするにはかなり奇妙な感じだったけど、その価値はあったと思うし、全体として良いセッションだった」

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  • ザウバー:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    ザウバー:F1オーストリアGP 金曜フリー走行レポート

    ザウバーは、F1オーストリアGPの金曜フリー走行でシャルル・ルクレールが12番手タイム、マーカス・エリクソンが14番手タイムだった。

    シャルル・ルクレール (12番手)
    「全体的にポジティブな一日だった。ペースはかなり良かったし、計画していたプログラムを完了させることができた。週末のために異なるテストをテストできたことも生産的だった」

    「このトラックを走るのは本当に楽しいし、ここでF1カーで初めてのラップを走り込めるのは良い経験だ。データを調べて、明日のセッションで力強いパフォーマンスを発揮できるようにしていく。どのようなことが可能か見てみるつもりだ」

    マーカス・エリクソン (14番手)
    「多くの周回数を走り込めたし、週末にむけて3つの異なるコンパウンド全てを走らせた。先週末のフランスで学んだことを土台にいして自分のドライビングスタイルに合わせてセットアップしていった。今日僕たちはミッドフィールドにいたし、そこはポジティブだ。明日力強いパフォーマンスを発揮できるように今夜はすべてを最適化することに取り組んでいく」

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  • 【動画】 F1 オーストリアGP フリー走行2回目 ハイライト

    【動画】 F1 オーストリアGP フリー走行2回目 ハイライト

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPのフリー走行2回目が6月29日(金)にレッドブル・リンクで行われた。

    朝方まで降り続いていた雨が上がったものの雲は厚く、気温もあまり上がらないコンディションとなった初日。午後も気温21.3℃、路面温度29.3℃と、例年よりも涼しいコンディションとなったせいもあってか、コースオフするマシンが多くみられるセッションとなった。

    セッションの30分が経過した頃、ピエール・ガスリー(トロロッソ)が最終コーナーのグラベルでストップ。直前のコーナーの縁石で左フロントサスペンションを壊した。このインシデントで今週初めての赤旗が提示され、セッションは10分ほど中断となった。ガスリーはセッション後半にコースに復帰している。

    フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。午前中から0.26秒改善させる1分04秒579をソフトタイヤで記録して初日のトップに立った。2番手にも0.176秒差でバルテリ・ボッタスに続き、前戦でエンジン、今週末は大幅な空力アップデートを投入したメルセデスが初日から優位にセッションを進めた。

    3番手には0.236秒差でフェラーリのセバスチャン・ベッテル、4番手には0.452秒差でレッドブルのダニエル・リカルド、以下、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、キミ・ライコネン(フェラーリ)というトップ6。初日の“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる7番手タイムを記録したのはロマン・グロージャン(ハース)、ケビン・マグヌッセンも8番手に続き、ハースが中団をリードした。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが旧スペックのパワーユニットでハースに次ぐ9番手タイムを記録。新しいエアロパーツを搭載して走行しているブレンドン・ハートレーは17番手タイムでセッションを終えた。

    2018年 F1オーストリアGP 動画:フリー走行1回目

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  • ピエール・ガスリー 「ホンダの新型F1パワーユニットの“答え”を得たい」

    ピエール・ガスリー 「ホンダの新型F1パワーユニットの“答え”を得たい」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、今週末のF1オーストリアGPは、ホンダがF1カナダGPで導入した新スペックのF1エンジンがどれくらい強力であるかの“答え”を得るためにも重要な週末になると考えている。

    ホンダは、F1カナダGPに内燃エンジンのパフォーマンス向上を図った“スペック2”パワーユニットを導入。約27馬力のパワーアップを果たしたとされているが、カナダとフランスの両方で信頼性トラブルにも見舞われている。

    ピエール・ガスリーは、F1カナダGPのフリー走行3回目に新型パワーユニットが故障したことで予選では旧型に戻すことを余儀なくされており、ブレンドン・ハートレーもF1フランスGPをエンジンペナルティによって最後尾からスタートすることになった。ホンダは、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの故障の原因は異なるものだと述べている。

    トロロッソ・ホンダは、カナダGPとフランスGPの予選で12位以上の結果を出せておらず、レースでも2戦連続でオープニングラップでのクラッシュによるリタイアもあり、最高結果は12位。ホンダの新型F1パワーユニットのパフォーマンスに関しては疑問が残されている。

    ピエール・ガスリーは「今週末は新しいエンジン自体のパフォーマンスについて期待通りに優れているかという答えを得るため上でも僕たちにとって重要であるのは明らかだ」とコメント。

    「僕たちはシャシーも小さなアップグレードを導入するし、それもまともに機能して、同じように良い進歩を果たさなければならない。ここまでのシーズンで最強のクルマになっていなければならない」

    「パフォーマンスを向上させて、トップ10に少しでも近づけることを願っている」

    F1フランスGPを最後尾からスタートして14位で終えたブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダの最近の苦戦の原因は“複雑”であることを示唆している。

    「いろいろな要素があるし、そのいくつかはかなり理解できている。今週末の空力アップデートはそのいくつかで助けになるはずだ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「決して簡単に答えが得られるわけではないけど、ポールリカールでもっと強くなっていることを期待していたのは間違いない。そのいくつかの理由は理解できているし、いくつかはまだ進行中だ」

    ピエール・ガスリーは、エンジンのマイレージをセーブするためにF1オーストリアGPの金曜フリー走行では旧型の“スペック1”エンジンに戻すとされている。また、トロロッソは最近のレースで空力セッティングを誤って判断している可能性があり、新しいエンジンの機能をうまく理解するのは厳しくなっている。

    「エンジンだけの問題ではないのは明らかだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「セットアップ面で正しいウイングで走れていなかったかもしれない。おそらく僕たちはもっと良い妥協点を見つけられるはずだ。でも、フランスでのパフォーマンスにはもっと高い期待を抱いていたのは明らかだ」

    「いくつかのことを煮詰めていく必要がある。バクでは正しいウイングではなかったかもしれないし、ストレートでのデルタはそれで少し説明がつく」

    「現時点で僕たちにはいくつかのアイデアがあるけど、完全にクリアにはなっていないし、今週末のギャップがカナダで目にしたものにより似ているのか、もしくはまだ苦しんでいるかどうかを確認できればいいね」

  • レッドブル・レーシング、ルノーの新型MGU-Kの導入を見送り

    レッドブル・レーシング、ルノーの新型MGU-Kの導入を見送り

    レッドブル・レーシングは、今週末のF1オーストリアGPでダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンにルノーが開発した新型MGU-Kを投入しないことを決断した。

    また、マクラーレンのフェルナンド・アロンソも新型MGU-Kの投入をパス。チームメイトのストフェル・バンドーンのみが新型MGU-Kを搭載している。

    ワークスルノーは、両方のドライバーが新型MGU-Kを搭載。カルロス・サインツとニコ・ヒュルケンベルグ、そしてストフェル・バンドーンは2基目のMGU-Kとなり、今週末にグリッド降格ペナルティを科せられることはない。

    レッドブル・レーシングは、ダニエル・リカルドが2基目、マックス・フェルスタッペンはすでに4基目のMGU-Kを使用しており、今後ルノーの新型MGU-Kを投入する際はグリッド降格ペナルティを科せられることになっており、すでに新型MGU-Kの搭載は見送ると報じられていた。

    ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、信頼性を考えればカスタマーチームは新型MGU-Kを搭載する方が望ましいが、チームの戦略を受け入れるつもりだと述べた。

    「一部の人がそれを使用しないことを選ぶのは問題だ」とシリル・アビテブールはコメント。

    「彼らは信頼性のリスクの高い以前の技術仕様のMGU-Kを使い続けるということだからね。だが、すべての情報を持っているチームの選択を受け入れるというのが我々の哲学だ」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、新型MGU-Kに“大きな改善”は期待していないとし、“パズルの1つのピースに過ぎない”と語っている。

    またフェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーン、カルロス・サインツとニコ・ヒュルケンベルグの4名はは新しいエネルギーストアをと投入。サインツは新品のターボチャーチャージャー、アロンソは新品のコントロールエレクトロニクスを搭載している。

    2018年のF1レギュレーションでは、年間に使用できる内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減されている。パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが制限を超えた時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

    各ドライバーのパワーユニット使用状況:F1オーストリアGP 初日

    チーム ドライバー ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
    メルセデス ルイス・ハミルトン 2 2 2 1 1 1
    バルテリ・ボッタス 2 2 2 1 2 2
    フェラーリ セバスチャン・ベッテル 2 2 2 1 1 2
    キミ・ライコネン 2 3 2 1 1 2
    レッドブル ダニエル・リカルド 3 3 3 2 2 2
    マックス・フェルスタッペン 2 3 2 3 1 2
    フォース・インディア セルジオ・ペレス 2 2 2 1 2 1
    エステバン・オコン 2 2 2 1 1 1
    ウィリアムズ ランス・ストロール 2 2 2 1 1 1
    セルゲイ・シロトキン 2 2 2 1 1 1
    ルノー ニコ・ヒュルケンベルグ 2 2 3 2 2 2
    カルロス・サインツ 2 2 3 2 2 2
    トロ・ロッソ ピエール・ガスリー 4 4 4 3 3 3
    ブレンドン・ハートレ 4 4 4 3 2 2
    ハース ロマン・グロージャン 2 3 3 1 1 2
    ケビン・マグヌッセン 2 2 2 1 2 2
    マクラーレン フェルナンド・アロンソ 2 2 2 2 2 2
    ストフェル・バンドーン 2 2 2 2 2 2
    ザウバー マーカス・エリクソン 2 2 2 1 2 2
    パスカル・ウェーレイン 2 2 2 1 1 1

    ICE … 内燃機関(エンジン)
    TC … ターボチャージャー
    MGU-H … 運動エネルギー回生システム
    MGU-K … 熱エネルギー回生システム
    ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
    CE … コントロールエレクトロニクス

  • ルノー、F1エンジンに“パーティーモード”を搭載

    ルノー、F1エンジンに“パーティーモード”を搭載

    ルノーは、今週末のF1オーストリアGPでエンジンにようやく“パーティーモード”が搭載されることを確認した。

    これまでの“パワーユニット”時代では、メルセデスとフェラーリのエンジンだけが予選セッションで追加のパワーブーストを得ることができていた。

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは「何がもたらされるか待たなければならない」とオーストリアで述べていた。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、予選ラップでコンマ3秒のペースアップが必要だと述べていた。

    ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「今、我々には我々とカスタマーの両方のための予選モードがある」と Auto Motor und Sport に認めた。

    「以前、我々は予選でもう少しパフォーマンスを上げることを要求されていた。だが、今ではその飛躍は重要なものだ」

    ルノーの“パーティーモード”は、レッドブルが2019年にホンダにF1パワーユニットを変更することを決断した興味深いタイミングで導入された。

    ルノーからホンダにエンジンが変わることを後悔していないかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「いいや。ホンダにもそのようなモードはある」と答えた。

    関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【動画】 F1 オーストリアGP フリー走行1回目 ハイライト

    【動画】 F1 オーストリアGP フリー走行1回目 ハイライト

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPのフリー走行1回目が6月29日(金)にレッドブル・リンクで行われた。

    シュピールベルクの金曜日の天候は曇り。気温18.9℃、路面温度26.9℃という比較的涼しいコンディションでセッションはスタート。序盤はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がスピンを喫し、キミ・ライコネンがオーバーシュートするなど、多くのドライバーが限界を探るなかでミスをするシーンが見られた。

    ストフェル・バンドーン(マクラレーン)は、最終コーナーの縁石でフロントウイングを破損。同じ場所でピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)もフロントウイングにダメージを負っている。

    また、マクラーレンはピットでストフェル・バンドーンをアンセーフリリースしてセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と接触事故を起こしそうになったことで1万ユーロの罰金を科せられている。

    フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、特徴的なサイドポッド周りのパーツを含め、大幅な空力アップグレードを導入したメルセデスが好調なスタートを切った。

    3番手には0.233秒差でマックス・フェルスタッペン、4番手には0.341秒差でセバスチャン・ベッテルが続いた。トップ6は1秒以内にひしめいている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが36周を走行してトップから1.555秒差の10番手タイム、ブレンドン・ハートレーが45周を走行して19番手だった。

    ウィリアムズは、セルゲイ・シロトキンに代わってロバート・クビサがフリー走行1回目を担当。38周を走行して20番手タイムでセッションを終えた。

    2018年 F1オーストリアGP 動画:フリー走行1回目

    関連:F1オーストリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • F1オーストリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    F1オーストリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPのフリー走行1回目が6月29日(金)にレッドブル・リンクで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録。2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2体制で好スタートを切った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが10番手タイム、ブレンドン・ハートレーは19番手タイムで1回目のセッションを終えている。

    F1史上初となる3連戦の2戦目の舞台はオーストリアのシュピールベルクに位置するレッドブル・リンク。その名の通りレッドブルが所有するサーキットは、エンジンの全開率は5割と高く、海抜700mの場所にあることで空気が薄いため、ターボへの負担、そして冷却という点でパワーユニットへの負担が非常に大きい。コーナー数は10と数としては少ないが、ドライバーにとっては過酷なサーキットとなっている。

    ピレリは、今回のF1オーストリアGPにソフト(黄)、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)の3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。

    現地時間11時。天候は曇り。気温18.9℃、路面温度26.9℃という比較的涼しいコンディションでセッションはスタートした。

    序盤にはストフェル・バンドーン(マクラーレン)が最終コーナーの縁石でフロントウイングを壊すというトラブル。同じ場所でピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)もフロントウイングにダメージを負っており、今週末の注目のコーナーになりそうだ。

    セッションが折り返した段階でトップに立ったのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。今週末、メルセデスはサイドポッド周りを始めとする大幅なアップグレードを投入している。2番手には0.038秒差の僅差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)とトップ3チームが順調な滑り出し、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)も8番手につけている。

    セッション後半にもオーバーシュートするマシンは見られたものの、クラッシュなどの大きなインシデントはなく進行。

    フリー走行1回目のトップタイムは、ルイス・ハミルトンの1分04秒839。2番手にも0.127秒差でバルテリ・ボッタスが続いてメルセデスが好発進。メルセデスの2台だけが1分4秒台にいれている。

    3番手には0.233秒差でマックス・フェルスタッペン、4番手には0.341秒差でセバスチャン・ベッテルが続いた。トップ6は1秒以内にひしめいている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが36周を走行してトップから1.555秒差の10番手タイム、ブレンドン・ハートレーが45周を走行して19番手だった。

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソがトップから1.773秒差の17番手、ストフェル・バンドーンが18番手と厳しいスタートを切っているように見える。

    ウィリアムズは、セルゲイ・シロトキンに代わってロバート・クビサがフリー走行1回目を担当。38周を走行して20番手タイムでセッションを終えた。

    F1オーストリアGPのフリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。

    2018年 第9戦 F1オーストリアGP フリー走行1回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分04秒839   39
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分04秒966 0.127 39
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分05秒072 0.233 42
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分05秒180 0.341 29
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分05秒483 0.644 22
    6 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分05秒776 0.937 31
    7 8 ロマン・グロージャン ハース 1分06秒028 1.189 30
    8 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分06秒055 1.216 40
    9 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分06秒215 1.376 31
    10 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分06秒394 1.555 36
    11 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分06秒400 1.561 32
    12 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分06秒404 1.565 23
    13 55 カルロス・サインツ ルノー 1分06秒427 1.588 29
    14 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分06秒455 1.616 41
    15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分06秒479 1.640 34
    16 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分06秒567 1.728 32
    17 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分06秒612 1.773 30
    18 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分06秒698 1.859 30
    19 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分06秒871 2.032 45
    20 40 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分07秒424 2.585 38
  • トロロッソ・ホンダ:F1オーストリアGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1オーストリアGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、そして、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPへの意気込み、舞台となるレッドブル・リンクについて語った。

    壮大なアルプス山脈を背にしたレッドブル・リンクは、F1のカレンダーの中でも特にフォトジェニックだ。しかし、容赦のないカーブがドライバーを苦しめるので、その景色を楽しむ余裕はないだろう。“マシンの壊し屋”とも呼ばれ、ドライバーとパワーユニットは厳しい試練に直面する。

    ピエール・ガスリー
    「僕にとってのホームグランプリだった先週のフランスGPに続いて、今週末はチームにとってのホームグランプリとなります。トロロッソは、オーストリアを本拠地とするレッドブルファミリーの一員でもありますからね。レッドブル・リンクでは、ジュニアカテゴリー時代に何度か表彰台に上がったことがあります。このトラックはロングストレートが多い非常に高速なレイアウトが特徴です。GP2ではレッドブルのジュニアドライバーとして同地でのレースに参戦しましたが、まさにレッドブルのホームグランプリですので、多くの声援をもらいました。今週末は、F1ドライバーとして同じような応援をしてもらえると思うと楽しみです。フランスGPでも多くの方が応援してくれましたが、ここオーストリアでも、すばらしい雰囲気の中でレースができると思います。本当にいいリザルトを獲得したいので、ここで僕たちのマシンが競争力を発揮できることを祈っています。ここは1周が非常に短く、ラップタイムが1分10秒を切るぐらいですが、その分、周回数は多くなっています。個人的にはコーナーが多いレイアウトの方が好みですが、ここでは僕が好きな高速セクションもトラックの中盤にいくつか設定されていますし、ロングストレートでは、オーバーテイクのチャンスがあるでしょう。今シーズンのマシンはダウンフォースを多く作り出すデザインになっており、これまで全てのトラックでラップレコードが更新されてきています。そうした背景からも、今週末はドライバーにとって非常に刺激的なレースが楽しめそうです。レッドブル・リンクは自然が美しい地域にありますが、やっぱり僕は都会の方が好きみたいです(笑)」

    ブレンドン・ハートレー
    「今週末はレッドブルにとってのホームレースとなるので、僕たちトロロッソ・ホンダにとっても特別な大会です。舞台となるレッドブル・リンクはLMP2で走ったことがあり、走っていてとても楽しいトラックです。まだ子供だったときに、よくゲームのGrand Prix 3とGrand Prix 4をプレイしていたのですが、いつもこのサーキットを選んで走っていました。ここは1周が短いので、集中力がない子供が気に入るサーキットだったのかもしれませんね。なので、以前はA1リンクと呼ばれていたレッドブル・リンクについては、10歳のときからずっと知っています。何度もプレイしていましたよ(笑)。オーストリアGPはレッドブルファミリーの一員にとって、とてもエキサイティングな週末です。今週末は多くの応援が受けられると思います。また、今大会から新しいフロントウイングを導入する予定なので、それに関しても期待しています。レッドブル・リンクは長い歴史とユニークな個性を持ったサーキットで、ロケーションもすばらしいです。1周は短いですが、非常にチャレンジングなトラックでもあります。トラックの中盤は高速セクションになっており、終盤にも気を許せないコーナーが待ち受けています。ロングストレートもそこまで長くはないので、ドライバーにとってはあまり息をつく暇がなく、非常に忙しいサーキットでもあります。ここでは、正しいブレーキングも非常に重要です。ドライバーとしての仕事の大部分はブレーキングと言ってもいいですからね。ブレーキングがコーナー全体をどれだけ効率よく抜けられるか、そしてストレートへの立ち上がりを決めます。ブレーキペダルの踏み込み方や離し方で、マシンの姿勢も決まります。ドライブに関する全ての起点が、ブレーキペダルだと言っても過言ではないでしょう。このサーキットにはいくつかのトリッキーなセクションがあります。特にターン5は下りでのブレーキングになるので、ブレーキにロックがかかってしまいがちなんです。それまでの上りでのブレーキングと違って、重力が自分の方にかかってくるので、ロックがかかってしまう危険が大きくなります。F1マシンから最大限の性能を発揮するには、こうした複雑な作業をすべてこなさなくてはなりません」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「3連戦の第2戦目となるオーストリアGPは、レッドブルグループにとってのホームレースになります。ここでレッドブル トロロッソ・ホンダとしていい戦いをしたいと思っています。レースの舞台となるレッドブル・リンクは緑豊かな美しい丘陵地帯に位置し、起伏に富むコースレイアウトと、前回のフランスGPを越える60%前後の高いエンジン全開率が特徴として挙げられます。標高が約700mと高く平地に比べて空気が薄いことで、冷却効率の低下やターボチャージャーの仕事量上昇が起こりますので、高い全開率と合わせてパワーユニットにとってはタフなサーキットです。このサーキットでの基本的なエネルギーマネージメントについては大きな懸念はありませんが、予選ラップタイム、レース中の戦闘力など、トータルでパワーユニットパフォーマンスが発揮できるように最適な設定を煮詰めていきます」

    関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール