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  • ルノー、2018年F1マシンの名称を与えた限定車「クリオ R.S.18」を発表

    ルノー、2018年F1マシンの名称を与えた限定車「クリオ R.S.18」を発表

    ルノーは、コンパクトモデル『クリオ』(日本名:ルーテシア)に2018年F1マシンの名称を与えた限定モデル『R.S.18』を設定した。

    クリオ R.S.18は、ルノー・スポールF1チームのF1マシンと同じ象徴的な“ディープ・ブラック”と“リキッド・イエロー”カラーリングが施される。ドアパネルとルーフにはルノー・スポール“R.S.”のステッカーが貼られ、フロントグリルのルノーのロゴやホイールにはブラックを採用して精悍なルックスを演出。

    インテリアも、ステアリングホイールにアルカンターラとレーザーを使用し、エアベントにはカーボンファイバー調の素材を用いるなどレーシーな雰囲気を演出している。

    ベース車両は、クリオの最強グレード「クリオ R.S. EDCトロフィー」となり、心臓部には1.6リッター 直列4気筒ターボエンジンを搭載。最大出力は220hp/6250rpm、最大トルクは26.5kgmを発生する。

    足回りはサーキット対応の「トロフィー」シャシーを標準装備。「Akrapovic」のエグゾーストシステムが組み込まれる。

    イメージ写真では、ガレージでルノーのF1マシンと対峙。F1マシンは、2018年のレギュレーションに沿ってTウィングとシャークフィンが装着されておらず、新車発表に期待が高まる。

    ルノー クリオ R.S.18ルノー R.S.1888

  • 【F1】 2018年 スポーティングレギュレーションの主な変更点

    【F1】 2018年 スポーティングレギュレーションの主な変更点

    2018年のF1世界選手権では、スポーティングレギュレーション(競技規則)にマイナーではあるが重要な意味を持つの変更が加えられる。

    1シーズンあたり3基のエンジン
    2018年はF1パワーユニットをさらに信頼性のあるものしてコストを削減することを目標に各ドライバーは昨年よりレース数が1戦多い21戦に拡大されるに関わらず、ドライバーあたりシーズンを通して3基のエンジンしか使用できなくなる。

    昨年までは20戦で4基のエンジンと各パワーユニットコンポーネントの使用が許されていたが、2018年からはドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基しか使えなくなる。

    そのためパフォーマンスと耐久性の間の境界線の線引きがこれまで以上に厳しいものになる。あまりに保守的にいけば、ペースを失うことになり、逆に積極的過ぎた場合は故障のリスクを高め、エンジンペナルティを科せられることになる。

    また、シーズンかたりのエンジンが1基少なくなることは、パワーユニットにアップデートを加える機会も少なくなることを意味する。つまり、プレシーズンテストから2018年版パワーユニットがパフォーマンスを発揮し、信頼性トラブルでシーズンを通して計画した開発プログラムに影響を与えないことが重要になってくる。

    グリッドペナルティの簡素化
    ドライバーあたりのエンジン使用数が少なるなることにより、2018年はさらに多くのグリッド降格ペナルティが発生する可能性がある。昨年は合計で878のグリッド降格ペナルティが発生。そのうち740がパワーユニット交換、138がそれ以外(ギアボックス交換やインシデント)でのグリッド降格となった。

    しかし、F1ファンはグリッド降格ペナルティによるスターティンググリッドの変更に混乱することはなくなるかもしれない。今後は15グリッド以上のグリッド降格ペナルティを科せられたドライバーは最後尾からスタートすることになる。複数のドライバーが該当する場合は、ペナルティが発生した順にグリッドの最後に配置される。

    タイヤコンパウンドのレンジ拡大
    2017年と同様にF1公式タイヤサプライヤーのピレリは各グランプリに5種類のなかから3つのドライコンパウンドを供給する。しかし、2018年は最も柔らかいコンパウンドとして『ハイパーソフト』、最も硬いコンパウンドとして『スーパーハード』が追加され、全7種類のドライコンパウンドに拡大。全タイヤコンパウンドは1段階柔らかくなる。つまり全てのタイヤが昨年よりも速いことになる。年末に行われたアブダビテストのデータによると1周あたり1秒のタイムアップが示唆されていた。

    また、コンパウンドの追加に伴い、識別カラーも変更にある。最も硬いスーパーハードをオレンジにすることで、ハードタイヤは“アイスブルー”に変更となり、スーパーハード(オレンジ)、ハード(アイスブルー)、ミディアム(ホワイト)、ソフト(イエロー)、スーパーソフト(レッド)、ウルトラソフト(パープル)、ハイパーソフト(ピンク)というカラーリングとなる。

    ピレリがサーキットでどのコンパウンドを選ぶかにもよるが、タイヤが柔らかくなることで、2018年は1ストップレースが減少し、ピットストップの回数が増えることで、エキサイティングなレースを生み出すと予想されている。

    2018年 F1タイヤ

  • 【動画】 2018年F1マシンの主な変更点

    【動画】 2018年F1マシンの主な変更点

    F1公式サイトが、2018年F1マシンの変更点を解説した動画を公開した。

    2018年のF1マシンは、技術レギュレーションが大幅によってF1マシンがワイド&高速化した2017年ほど大きな変更はないが、見た目とパフォーマンスに影響を及ぼす変更が加えられることになる。

    2018年F1マシンの最大の特徴はコックピット保護デバイス『Halo』の追加。また、2017年に不評だったTウィングとシャークフィンが禁止となる。

    Tウィングとシャークフィンの禁止

    F1チームは2017年のレギュレーション変更に際して、いつものようにルールに書かれていない“抜け穴”を探した。これにより“シャークフィン”エンジンカバーが復活し、さらにハンガーのような“Tウィング”が追加された。この2つが2018年には禁止となる。シャークフィン復活とTウィング復活の背景には動画で開設されているようなレフュレーション解釈にあった。赤いブロックの部分は開発が禁じられていたが、中央のスペースには制限がなかった。そのためチームは、リアウイングへの気流を整えるためにシャークフィンが復活し、場合によってはダウンフォースを追加されるべく、750mmの範囲内で追加のウィングとなるTウィングを生み出した。

    Haloの導入

    2018年のF1マシンで最も大きな変化をもたらすのはコックピット保護デバイス『Halo』の追加となる。事故の際にドライバーの安全性をさらに向上、特に頭部からデブリを逸らすように設計されている。Haloの装着は義務となり、コアデザインはルールによって決定しているが、チームは上面の20mm以内で非構造フェアリングを加えることが許されており、様々な小さな空力デバイスが加えられることになるだろう。動画ではFIAの静的負荷テストに合格するために耐えなければならないHaloの衝撃力(キロニュートン)を示している。Haloをマウント部分をできるだけ軽量にすることが理想であり、このエリアはチームが多くの時間を費やしているエリアとなる。Halo導入にむけてF1マシンの最低重量は6kg増加した734kgとなるが、実際のデバイスとマウントによる影響は14kgになる可能性があるとされている。それはバラストを積む余地が少なくなることを意味し、体重の多いドライバーには不利になる可能性がある。

  • ピレリ 「2018年のF1は約1.5秒ラップタイムが短縮される」

    ピレリ 「2018年のF1は約1.5秒ラップタイムが短縮される」

    ピレリのカーレーシング責任者を務めるマリオ・イゾラは、同社のより柔らかくなったF1タイヤとF1チームによるマシンの開発の組み合わせによって、2018年のF1世界選手権では平均ラップタイムがさらに短縮されると予測している。

    2017年、F1には新たなレギュレーションが導入され、タイヤがワイド化されてダウンフォースが増加したマシンは2015年と比較して約5秒のタイムアップに成功。多くのサーキットのトラックレコードを更新した。

    マリオ・イゾラは、2018年にはさらにラップタイムが更新され、再びトラックレコードが更新されることになると予測する。

    「アブダビでのハイパーソフトはウルトラソフトよりも1秒速かった。かなり極端なコンパウンドだ」とマリオ・イゾラはオートスポーツ・インターナショナル・ショーでコメント。

    「それを予選コンパウンドと呼びたくはない。ストリートサーキットや過酷さが低いサーキットでも使用されるように開発されたものだ」

    「今年、いくつかのレースでハイパーソフトを登場させたいと思っている。おそらくモナコが初めて使用するレースになるだろう」

    「ラップタイムに関しては、今年よりも速くなるだろう。クルマの開発によって平均でおそらく1周あたり1秒程度になると考えるべきだ」

    「さらに特にシーズン序盤戦では2017年と比較して柔らかいコンパウンドを使用する予定であることを考えれば、私の予想では昨年と比較して平均1.5秒は速くなるはずだ。大きなステップだ」

    マリオ・イゾラは、ハイパーソフトはかなり極端な特性を持っているため導入する場所を慎重に検討しなければならないと語る。

    「パフォーマンスは素晴らしいが、デグラデーションも高い。パフォーマンス、デグラデーション、摩耗の間でのノーマルなトレードオフだ」とマリオ・イゾラはコメント。

    「アブダビでのデグラデーションはかなり高かったが、非常に柔らかいコンパウンドであるからこそ受け入れられた。各イベントで3つのコンパインドを選択しているのはそれが理由だ」

  • 【F1】 2018年のF1世界選手権からテレビ放送を大幅リニューアル?

    【F1】 2018年のF1世界選手権からテレビ放送を大幅リニューアル?

    F1の新オーナーであるリバティメディアは、2018年のF1世界選手権からテレビ放送をリニューアルし、F1ファンにまったく新しいエクスペリエンスを提供することになるという。

    F1のコマーシャルディレクターを務めるショーン・ブラッチズは、クリスマス休暇前にF1チームと会い、2018年シーズンのテレビ放送のアイデアを提示した。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、リバティメディアが提案したテレビ放送についてのアクションプランに興奮していると述べた。

    「クリスマス前にショーン・ブラッチズは、我々チームにF1の新しい商業戦略を提示してくれた」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々が知っているようにデジタルに大きな重点が置かれており、昨年、テストが行われている」

    「今年は新しいF1アプリ、OTT(Over The Top/ストリーミング)プラットフォームのような製品があり、彼らはグラフィックパッケージとレースの放映方法を監修するためにテレビスポーツ界の偉大なイノベーターであるデビッド・ヒルを連れてきた」

    「放送、グラフィック、ストーリーテリングにおいて大きな変化を目にすることになるだろう」

    「オンイベントでは、昨年を土台にしたファンエンゲージメントが増え、ファンがチームに近づけるような新しいメディアが登場することになるだろう」

    「2018年の大きなインパクトはメディア側にあると思う。これまで公開されていなかった方法でF1を見せることになるだろう。若く、より大きな視聴者をもたらし、彼らはよりエンゲージすることになるだろう」

    2018年のF1シーズンからF1マシンには360度カメラが搭載されることになっている。

    関連:【F1】 2018年からF1マシンに360度カメラを搭載・・・配信には課題 – 2017年11月25日

  • 【F1】 Haloに“ティッカー”型デジタルボードの装着を検討

    【F1】 Haloに“ティッカー”型デジタルボードの装着を検討

    F1は、2018年からF1マシンに導入されるコックピット保護デバイス『Halo』に文字がスクロールで表示される“ティッカー”型のデジタルボードなどのソリューションを追加することを検討している。

    2018年にF1マシンへの装着が義務化されるHaloをF1シャシーに搭載することはF1チームに新たなチャレンジをもたらしているが、商業的な機会を追加する機会ともなる。

    現在、F1はHaloの導入によって生み出される追加のスペースを最大限に活用するために“実験的なソリューション”を分析している。

    それらのソリューションのひとつとして検討されているのが、株式市場で株価の表示に用いられるデジタルLED表示板のような情報をスクロール表示できるデジタルボードだ。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「F1は何らかのデジタル化について話をしているし、我々はそれを最大限に生かせると思っている」とコメント。

    「証券取引所でみるようなティッカーが動いているようなものかもしれない。メッセージ表示のようなものだ」

    「ドライバーの気を散らせないために内側はペイントできないなど、ルールにはHaloでやれることとやれないことがある」

    「すべてのものと同じように時間が経つにつれて発展していくものだし、現在のHaloのルックスは5年後には違ったものになっているだろう」

    「もっと統合されたパーツになることを願っている。今はクルマにボルトオンされているように見える」

    「時間の経過とともにクルマのもう少し統合されて、見た目もいい感じになっていくだろう」

    「ドライバー周りには妥協を強いられるが、それと同じようにHalo自体には商業的な機会が増える。それは勝ち負けではない」

    F1の広報担当は「我々はHaloに特別なことは検討していません」とコメント。

    「しかし、我々は常に商業パートナーを支援し、チームとプロモーターの方々が各レースで最高の露出を得られる新しい方法を模索しています」

    「我々はいくつか実験的なソリューションをテストしています。性質上、今後のシーズンで陽の目を見ることがあるかもしれない」

  • キミ・ライコネン 「2018年F1シーズンはタイトルを争いたい」

    キミ・ライコネン 「2018年F1シーズンはタイトルを争いたい」

    キミ・ライコネンは、2018年のF1選手権でタイトル争いができることを期待している。

    2017年、キミ・ライコネンはメルセデスとフェラーリの上位2チームのドライバーのなかで最下位となるドライバーズ選手権4位でシーズンを終えた。

    グリッド最年長ドライバーのキミ・ライコネン(38歳)は、今年の改善を誓う。

    「もちろん、今年はチャンピオンシップを争いたいと思っている」とキミ・ライコネンはコメント。

    「個人的に2017年のスタートはかなり悪かったと思っている。セットアップにあまり満足できなかったし、それを解明するためにかなりの時間がかかってしまった。それ以降は良くなったけど、様々な理由でDNFが多すぎた」

    「でも、チームとして長い道のりを歩んできたし、もちろん望んでいた結果には不十分だったけど、僕たちにはあらゆるツールが揃っている。とにかく状況を整理して、ミスをせず、ドライバーとチームのどちらの側にも問題がないようにしなければならない」

    「もちろん、僕たちはゼロからスタートするし、そのレベルにいられることを願っている」

    2018年、キミ・ライコネンは新しいレースエンジニアとシーズンを戦うことになる。

    2015年からキミ・ライコネンのレースエンジニアを務めていたデイブ・グリーンウッドは、フェラーリを離脱。マノーのWECプロジェクトに参加するとされている。

    フェラーリはまだ後任を確定していないが、トロ・ロッソから加入するマルコ・マタッサが候補に挙げられている。

  • マクラーレン 「ルノーのF1エンジンでトップに返り咲く必要がある」

    マクラーレン 「ルノーのF1エンジンでトップに返り咲く必要がある」

    マクラーレンは、2018年のF1世界選手権のための特定の目標を設定することには慎重だが、ルノーのF1エンジンとともに“トップに返り咲く必要がある”ことを明確にした。

    不遇の3シーズンを経て、マクラーレンはホンダとのパートナーシップ解消を決断。今年からルノーのF1パワーユニットを搭載し、表彰台への復帰を目指している。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、マクラーレンがフロントランナーとしての地位を取り戻すことが不可欠だと Sky Sports F1 に語った。

    2018年のコンストラクターズ選手権の目標について質問されたザク・ブラウンは「我々はビッグチームのひとつであり、トップに返り咲く必要がある」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々はいかなる予想もしていないし、それを公にするつもりはない。それは危険なことだ」

    「我々はコンストラクターズ選手権9位に落ちたので、それよりは良くなることは約束できる。だが、それが我々が必要としている概算だ。上位に挑戦できることを期待している」

    「我々には競争力のあるレースカーがあると思うし、フェルナンド(アロンソ)、ストフェル(バンドーン)が互いにレースをする光景を目にすると思う。エキサイティングになるだろう。同士討ちさえしなければね! そして、我々が表彰台を争うことを期待しているし、その最上段であることを願っている」

    だが、優勝から5年間遠ざかっているマクラーレンは、勝利を独占しているトップ3チームに割って入ることは“非常に難しい”だろうと認める。

    「メルセデス、フェラーリ、レッドブルは、大きい予算を持った素晴らしいチームだ。2021年からの新しい契約でそれに対処できることをきたいしているが、それはまだ数年先だ」

    「我々は彼らを懸命に追いかけていくし、何度かシャンパンをまき散らせることを願っている」

    昨年、マクラーレンは、最近の伝統を破ってF1マシンに1971年以来となるオレンジのカラーリングを採用した。

    しかし、2018年には昨年5月にフェルナンド・アロンソがインディ500に参戦した際にマクラーレン・ホンダ・アンドレッティのマシンに採用された伝統的なパパイヤオレンジのカラーリングが復活するとの噂が広まってる。

    ザク・ブラウンは、マクラーレン MCL33がこれまでとは異なるカラーリングを纏うことになると約束し、いくつかスポンサーを獲得していることを付け加えた。

    「ファンが我々のクルマに望んでいるようなカラーリングになると思う」とザク・ブラウンはコメント。

    「いくつか新しいパートナーが加わる。数社と契約しているし、1月から発表していくことになるだろう。だが、クルマは2017年との異なるルックスになる」

    マクラーレンに加わった際、マクラーレンはボーダフォンが離脱した2013年末から不在となっているタイトルスポンサーを迎える入れることが非常に重要だと語っていた。

    マクラーレンはまだタイトルスポンサーを獲得していないが、ザク・ブラウンは、スポンサーにより多くの露出を与え、マクラーレンのブランドを保護するために“タイトルパートナー”ではなく“プリンシパルパートナー”を確保することを検討していると述べた。

    「我々にはタイトル並みのパートナーが必要だ。私は“タイトル”を“プリンシパル”という原語にし、我々のコマーシャル資産のすべてを調べてきた。レースカーだけでなく、我々の他のレースやビルディングなど、マクラーレンの世界観を商業化する最適な方法を探ってきた」

    「その課題を経て“タイトルパートナー”を必要としない計画が策定された。だが、“タイトルパートナー”は必要としないものの、まだ“プリンシパルパートナー”は必要だ。そこに意味論があることはわかっているが、マクラーレンの名前を保護することが重要だ。私がやってみたいことはリングフェンスであり、マクラーレンとしての我々を保持することだ」

    「スポンサーの名前がチームの一部になることがそれほど価値のあることだとは思っていない。だが、共同ブランドになるとチームの名前の価値がわずかに低下すると思っている」

  • 【F1】 2018年F1マシンの主な変更点

    【F1】 2018年F1マシンの主な変更点

    2018年のF1マシンは、技術レギュレーションが大幅によってF1マシンがワイド&高速化した2017年ほど大きな変更はないが、見た目とパフォーマンスに影響を及ぼす変更が加えられることになる。

    2018年F1マシンの最大の特徴はコックピット保護デバイス『Halo』の追加。また、2017年に不評だったTウィングとシャークフィンが禁止となり、“トリックサスペンション”システムを禁止されるようレギュレーションが厳格化される。

    Haloの導入

    2018年のF1マシンで最も大きな変化をもたらすのはコックピット保護デバイス『Halo』の追加となる。事故の際にドライバーの安全性をさらに向上、特に頭部からデブリを逸らすように設計されている。

    Haloの装着は義務となり、コアデザインはルールによって決定していえるが、チームは上面の20mm以内で非構造フェアリングを加えることが許されており、様々な小さな空力デバイスが加えられることになあるだろう。
    F1 ヘイロー
    上記の図は、FIAの静的負荷テストに合格するために耐えなければならないHaloの衝撃力(キロニュートン)を示している。Haloをマウント部分をできるだけ軽量にすることが理想であり、このエリアはチームが多くの時間を費やしているエリアとなる。Halo導入にむけてF1マシンの最低重量は6kg増加した734kgとなるが、実際のデバイスとマウントによる影響は14kgになる可能性があるとされている。それはバラストを積む余地が少なくなることを意味し、体重の多いドライバーには不利になる可能性がある。

    Tウィングとシャークフィンの禁止

    F1チームは2017年のレギュレーション変更に際して、いつものようにルールに書かれていない“抜け穴”を探した。これにより“シャークフィン”エンジンカバーが復活し、さらにハンガーのような“Tウィング”が追加された。この2つが2018年には禁止となる。
    F1 テクニカルレギュレーション
    シャークフィン復活とTウィング復活の背景には上記の図の解釈にある。赤いブロックの部分は開発が禁じられていたが、中央のスペースには制限がなかった。そのためチームは、リアウイングへの気流を整えるためにシャークフィンが復活し、場合によってはダウンフォースを追加されるべく、750mmの範囲内で追加のウィングとなるTウィングを生み出した。
    F1 ザウバー エンジンカバー
    2018年はシャークフィンとTウィングが禁止になることで、F1マシンは昨年10月にザウバーがテストしたものに近いリアエンドになると考えられる。エンジンカバーにはまだフィンのようなものが装着されることになるが、2017年のような巨大なカーボファイバーの板がつくことはない。

    トリックサスペンションの規制

    2018年シーズに先立ち、FIAはマシンの空力パフォーマンスの改善に使用されている可能性がある、いわゆる“トリックサスペンション”システムの規制に乗り出した。
    F1 フェラーリ トリックサスペンション
    昨年、レッドブル(上)とフェラーリ(下)を含めた数チームは、空力パフォーマンスの向上を狙い、フロントサスペンションに小さなリンクを絡ませてアップライトと接続させ、ステリアリングの角度に応じてコース上でクルマの車高を巧妙に変化させていた。FIAはそれらのシステムを許可しないことを技術指南でチームに伝えている。
    F1 レッドブル トリックサスペンション

  • マクラーレン、2018年F1マシンのカラーリングは“全チームで最大の変化”

    マクラーレン、2018年F1マシンのカラーリングは“全チームで最大の変化”

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2018年のマクラーレンのF1マシンの見た目はF1グリッドの全チームのなかで“最大の変化”になると予想する。

    昨年、マクラーレンは長年代表を務めたロン・デニス色を払拭させるべく、マシン名称からMP4を廃止し、F1マシンのカラーリングもブラック、オレンジ、ホワイトに変更した。

    エグゼクティブディレクターとしてマクラーレンに加入して以来、ザク・ブラウンはチームに多くの変化をもたらしており、今年はホンダからルノーにパワーユニットを変更。F1ファンはブランドのさらなる変化を期待している。

    「クルマは昨年と同じルックスにはならないだろう」とザク・ブラウンは Autosport にコメント。

    「ブランド全体としてのマクラーレンの認知度は次のレベルへと向かう。エキサイティングなものになるだろう」

    「他チームの多くがどのようなルックスになるかはわかっているが、オーストラリアに向かう人々は、マクラーレンがコース内外で最大の変化であることを目にできることを期待している」

    初期のマクラーレンと同義であるパパイヤオレンジのカラーリングは残るかと質問されたザク・ブラウンは「我々の歴史に対していくつかのうなずける点はあるだろうが、まだカラーリングは完成していない。その多くがスポンサーに依存するからだ」

    マクラーレンに加わった際、ザク・ブランンはボーダフォンが離脱した2013年末から不在となっているタイトルスポンサーを迎える入れることが非常に重要だと語っていた。

    マクラーレンはまだタイトルスポンサーを獲得していないが、ザク・ブラウンは、スポンサーにより多くの露出を与え、マクラーレンのブランドを保護するために“タイトルパートナー”ではなく“プリンシパルパートナー”を確保することを検討していると述べた。

    「我々にはタイトル並みのパートナーが必要だ。私は“タイトル”を“プリンシパル”という原語にし、我々のコマーシャル資産のすべてを調べてきた。レースカーだけでなく、我々の他のレースやビルディングなど、マクラーレンの世界観を商業化する最適な方法を探ってきた」

    「その課題を経て“タイトルパートナー”を必要としない計画が策定された。だが、“タイトルパートナー”は必要としないものの、まだ“プリンシパルパートナー”は必要だ。そこに意味論があることはわかっているが、マクラーレンの名前を保護することが重要だ。私がやってみたいことはリングフェンスであり、マクラーレンとしての我々を保持することだ」

    「スポンサーの名前がチームの一部になることがそれほど価値のあることだとは思っていない。だが、共同ブランドになるとチームの名前の価値がわずかに低下すると思っている」

    ザク・ブラウンは、今シーズン、マクラーレンと提携しようという企業は増えており、商業的な未来はポジティブに見えると述べた。

    「これまで我々は3社のパートナーと契約しており、発表していくことになる。もう少し増えることを期待している」

    「2018年に売り切れることはないだろうし、それには時間がかかる。だが、チームのコース上での方向性、ドライバーラインナップ、コース外、コマーシャル、ファンとのマーケティング的なエンゲージメントには本当に満足している」

    「ポテンシャルを発揮できていないが、素晴らしいブランド力を持った素晴らしい会社だ」