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  • メルセデス、2018年F1エンジンは「まったく新しいものになる」

    メルセデス、2018年F1エンジンは「まったく新しいものになる」

    メルセデスの2018年のF1エンジンは“まったく新しいもの”になるとエンジン責任者のアンディ・カウエルが語った。

    メルセデスは2014年にF1にV6ターボ ハイブリッドが導入されて以降、ダブルタイトルを4連覇しており、同社のエンジンはF1のベンチマークとなっている。

    だが、昨年はフェラーリがメルセデスとのタイトル争いに挑み、シーズン終盤はレッドブルが大きな脅威として浮上した。

    メルセデスは、すべての面で優位性を維持することを目指し、F1エンジンに大幅なアップデートを計画している。

    2018年のF1エンジンについてアンディ・カウエルは「まったく新しいものになる」とコメント。

    「我々はこのモデルで20戦を戦っている。シーズンを通して何段階かアップデートを導入した。我々にはパワーを向上させるアイデアがあり、エンジンではパワーが示されている」

    「パワーユニットのほぼ全ての領域で摩擦を低減したり、エレクトロニックシステムのロスを減らすためのアイデアがある」

    F1は現在のエンジン形式での5年目に突入するが、アンディ・カウエルは、純粋なパフォーマンス向上という点ではまだ多くの要素が残されていると考えている。

    「エンジンを走らせ、アップデートを導入するたびに常に学ぶことはある」とアンディ・カウエルはコメント。

    「だからこそ、コンセプトを凍結させ、作業し、可能性を実証し、レースをしてきた。学習はしているが、基本的な品質を損なうことなく、そのフェーズに組み込むことができないので、その過程においては激しいフラストレーションが溜まる」

    「だから、我々は観察し、学び、それを反映させるという学習文化を徹底している。それにより、次のコンセプトをまとめる際には膨大なアイデアがある。踏み慣らされた分野においては、その多くはわずかなゲインだ」

    「大きなゲインもあるが、学習した基本的なものは、燃費の向上、摩擦の低減などだ。新しいマテリアルは信頼性に苦労した未開の分野だ。時にそれはとにかく驚きだった」

    「現行の形式でもゲインを得られる部分はまだある。0.005秒のゲインは大きなゲインだ。北へ進めば2kWを得られると考えていたが、実際には南で2kWを見つけるといったような嬉しい驚きもある」

    「とにかくそのような素晴らしい実験を行ってきたし、テスト施設は重要な場所だ。何を測定しようとしているのかについて考える必要があるが、それらのゲインを検出し、テストで発生するノイズを取り除くには途方もないセンサーと優れたテスト方法を備えた非常に印象的なダイナモが必要だ」

  • フォース・インディア 「2018年の目標はトップ3との差を縮めること」

    フォース・インディア 「2018年の目標はトップ3との差を縮めること」

    フォース・インディアは、2018年のF1世界選手権でコンストラクターズ選手権4位を守るよりも、むしろトップ3チームとのギャップを縮めることに力を入れている。

    2016年にコンストラクターズ選手権4位を獲得したフォース・インディアは、昨年もその勢いを維持し、5位のウィリアムズに114ポイント差をつけて2年連続で4位でシーズンを終えた。

    フォース・インディアのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、2017年のチームの開発率の高さを強調。メルセデス、フェラーリ、レッドブルの3強との差を縮めるためにまだ改善できる余地はあると語る。

    「我々は毎年前進している。我々はまだ学んでいるところであり、道のりはまだ長い。我々の前にいるチームはまだはるか先にいるし、向上できる部分はまだたくさんある。トップ3チームとのギャップを縮めることが我々の目標だ」

    2017年、フォース・インディアは4戦を除いてQ3進出を果たしているが、ポールポジションから1秒以内につけたのはエステバン・オコンが0.949秒差の6位につけたメキシコGPの1回だけだった。

    そのようにトップ3チームとの差は大きく、冬にはマクラーレンとルノーといったチームがパフォーマンスを向上させることが見込まれているが、COOを務めるオトマー・サフナウアーは、アンディ・グリーンの意見に合意し、ベンチマークはすでに達成されており、小規模チームであってもその目標は現実的だと語る。

    「我々は追いつくことができると考えているし、それが願いだ」とオトマー・サフナウアーはコメント。

    「そのラップタイムが実現可能であることはわかっているし、手の届く範囲にある。我々はそれを見い出さなければならない」

    フォース・インディアは、2011年の6位から2012年に7位に順位を下げた以外は、全てのシーズンでコンストラクターズ選手権で少なくとも前年以上の結果を出している。

  • 2018年のF1世界選手権クイズ・・・正解は1年後

    2018年のF1世界選手権クイズ・・・正解は1年後

    ルイス・ハミルトンが4度目のタイトルを獲得した2017年が終わり、F1世界選手権は新たなシーズンに突入する。

    2017年のF1世界選手権の最大のトピックはマクラーレンとホンダの決別だった。プレシーズンから様々な噂が浮上し、最終的に供給元はメルセデスからルノーへと変わったものの、決別は現実のものとなった。

    夏に浮上した“ホンダがトロ・ロッソにエンジンを供給する”との噂も現実となり、2018年は「レッドブル・トロロッソ・ホンダ」が誕生する。

    また、F1外ではフェルナンド・アロンソのインディ500への電撃参戦が注目されるなか、佐藤琢磨が日本人として初制覇するという歴史的快挙に沸いた1年でもあった。

    2018年のF1世界選手権は、まだ答えが出ていない様々な問題が残されている。

    (1)ウィリアムズのシートを獲得するのは誰か?
    フェリペ・マッサが引退し、唯一空席が残っているウィリアムズのシート。“17億円のロシアマネー”を持ち込むセルゲイ・シロトキンがF1デビューを果たすのか? もしくは“開幕7戦で8億円”というオファーを提示したロバート・クビサが電撃復帰を果たすのか? 答えは1月に下されるはずだ。

    (2)マクラーレンは輝きを取り戻せるのか?
    ホンダとのパートナーシップを解消して、ルノーのカスタマーエンジンを搭載することになったマクラーレン。シャシー性能には自信をみせていたマクラーレンが、レッドブルと同じエンジンを搭載することで表彰台、そして、優勝争いに返り咲くことができるだろうか? プレシーズンテストでマクラーレンがどのようなタイムを記録し、首脳陣がどのような発言をするのかが楽しみだ。

    (3)ホンダを搭載したトロ・ロッソの競争力は?
    2017年シーズン後半は定期的にQ3進出とポイントを争えるポジションまで競争力を改善させたホンダ。マクラーレンが低迷したのは本当にホンダだけの責任だったのか? 二人のルーキーを起用する中堅チームのトロ・ロッソがどのような戦いをみせるかでその答えが見えてくるだろう。レッドブルの“Bチーム”とフェラーリの“Bチーム”であるハース、ザウバーとのバトルは成り立つのか?

    (4)レッドブルは2019年にどのメーカーのエンジンを搭載するのか?
    ルノーは2018年末の契約終了をもってレッドブル・レーシングへのエンジン供給を終了するとされている。それは現実のものとなるのか? ルノーとレッドブルのメディアを通した攻撃合戦は? ホンダがトロ・ロッソで競争力を見せた場合、レッドブルはホンダを選択するのだろうか? 夏休み前から様々な噂が浮上することになるだろう。

    (5)ダニエル・リカルドは2019年にどのチームを選ぶのか?
    2018年でレッドブルとの契約が終了するダニエル・リカルドは、次の契約がワールドチャンピオン獲得という目標を達成する上で重要な決断となる。レッドブルが搭載するエンジン、そして、シーズン序盤から競争力をみせるかが重要なポイントとなるだろう。

    (6)キミ・ライコネンは2019年もF1シートを確保できるのか?
    しばらく勝利から遠ざかっているキミ・ライコネン。1年毎の契約更新となっているキミ・ライコネンは2019年もシートを確保できるのか? ダニエル・リカルドやシャルル・ルクレールといった候補者がすでに挙げられており、シーズン序盤の成績によっては早くから“キミ・ライコネン引退”の噂が流れるかもしれない。

    (7)ルイス・ハミルトンはメルセデスとの契約を何年延長するのか?
    ルイス・ハミルトンが2018年末にメルセデスとの契約を延長するのは確実かもしれないが、それが何年契約になるかが注目のポイント。メルセデスでミハエル・シューマッハのワールドチャンピオン記録を目指すのか? はたまた赤いレーシングスーツに袖を通す日が来るのか? 引退報道はなされるのか?

    (8)3基のパワーユニットの制限内でシーズンを終えられるチームは?
    2018年からはドライバーが年間に使用できるエンジンは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に減少する。今季はICEだけで19基を投入したホンダやホンダは信頼性を確保できるのか?

    (9)F1史上初の3連戦 「物流面のチャレンジ」という言葉は何度発せられるか?
    2018年はF1史上初となる3連戦がシーズン中盤にヨーロッパで行われる。6月末から7月末まで6週間で5戦という過密スケジュールに対してリバティメディアへの不満の声はどれくらい挙がるだろう?

    (10)フェルナンド・アロンソのル・マン24時レース参戦は実現するのか?
    1月にデイトナ24時間レースへの参戦が決定しているフェルナンド・アロンソ。トヨタからのル・マン24時間レース参戦は実現するのか? モナコGPに次ぐ“2冠”は達成できるのか?

    (11)アルファロメオはザウバーに違いをもたらすか?
    フェラーリとの提携を強化し、アルファロメオをタイトルスポンサーに迎えるザウバーは最下位を脱却できるのか? 期待のルーキーであるシャルル・ルクレールの実力、マーカス・エリクソンの2015年のF1イタリアGP以来となるポイントを獲得することができるのか?

    (12)2021年のF1エンジン案は? フェラーリはF1から撤退するのか?
    既存メーカーから猛反発を受けている2021年のF1エンジン案。リバティメディアとエンジンメーカーの対立関係はどう発展していくのか? フェラーリはF1撤退の脅迫を続けるのか? アストンマーティンとのエンジンパートナー契約が噂されるレッドブルの立ち位置は? この問題もシーズンを通して再び論争になることだろう。

    (13)メルセデスの支配は続くのか? 中団の勢力図はどう変わる?
    2014年のV6ターボハイブリッドが導入されて以来、メルセデスが支配しているF1。今年はフェラーリが脅威をもたらしたが、後半戦は自滅。2018年はフェラーリとレッドブルがどこまでメルセデスを苦しめるのか? 2年連続で“ベスト・オブ・ザ・レスト”となったフォース・インディアを脅かすチームは? ウィリアムズ、ルノーは反撃できるのか? マクラーレンの実力は?

  • ホンダF1、2018年にむけて外部コンサルタントとの提携を強化

    ホンダF1、2018年にむけて外部コンサルタントとの提携を強化

    ホンダは、2018年にむけて外部コンサルタントとの提携を強化。また2018年仕様のF1エンジンに問題があった場合は今季型をバックアップとして使用していくという。

    ホンダは、2017年シーズンにむけてF1エンジンの設計を一新したが、プレシーズンテストではオイルシステムの問題に見舞われ、パフォーマンスを追求するまでに多くの問題に対処することになった。

    3年間にわたるマクラーレンとのパートナーシップを解消し、2018年からトロ・ロッソにF1エンジンを供給するホンダは、2018年にむけて現在のコンセプトを進化されており、新バージョンのエンジンがテストで信頼性を証明できなかった場合には、開幕戦で2017年仕様を使用するというオプションを持つことができる。

    今年までホンダのF1プロジェクト総責任者を務めた長谷川祐介は「同じコンセプトを継続することは大きな助けになります」と Autosport にコメント。

    「我々にはさらなるパフォーマンスと信頼性が必要です。シーズンのこの段階でそれははるかに向上しています」

    「来年の完全な仕様は確定していませんが、少なくとも我々には現行エンジンというバックアッププランがあります。ですので、来年は順調にシーズンのスタートを切ることが出来ると確信しています」

    「我々は去年から今年でエンジンコンセプトを変更しました。それが我々にとって必要なアップデートだったことは間違いありません。我々は正しい方向に進んだと考えています」

    「最大の問題は2017年の冬季テストまでにエンジンを完成させることができなかったことです。良いことも試しましたが、完成されるまでにはもっと時間が必要でした」

    2018年にむけてホンダはF1の運営体制を変更。長谷川祐介が務めたF1プロジェクト総責任者のポジションは配置され、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを設置し、田辺豊治が就任。さくらでのエンジン開発は浅木泰昭が指揮をとる。

    長谷川祐介は、ホンダのエンジンコンセプトはライバルに追いつけると確信していると語る。

    「我々はコンペティターとほぼ同じコンセプトを採用しているので、他に追いつけない理由はありません」と長谷川祐介は述べた。

    2017年、ホンダは素早い改善をもたらすために、どの企業かは明かさないものの、外部のコンサルタントからのインプットを利用した。

    ホンダは2018年もそれらのパートナーシップを継続し、さらに強化していくことを予定している。

    「我々は他のパートナーと多くのコラボレーションを開始しました。パートナーに関しては、通常、開示することはありません」と長谷川祐介はコメント。

    「我々はそのプロジェクトから結果を確認できています」

    「我々はそれらのコラボレーションを継続していきます。打ち切る理由はありません。コラボレーションをさらに強化していく必要があります」

    「大部分の人々は、ホンダが自分たちだけでそれをやろうと考えていると思います。ですが、それは正しくありません。我々は外部のリソースを歓迎していますし、実際にそうしています」

    「もちろん、言葉の壁、地理的な壁、アイテムの違いなど、いくつか制限や障害がありますし、簡単な仕事ではありません」

    「我々は国内のパフォーマンスを最大限にする必要があります。外部リソースを得ることに異論はありません。当然のことながら、それは増加しています」

    ホンダとトロ・ロッソのマシン開発においては、すでにレッドブルがレッドブル・テクノロジー社を通して協力体制を築いている。

  • フェラーリ、2018年F1マシンが前面クラッシュテストに合格

    フェラーリ、2018年F1マシンが前面クラッシュテストに合格

    フェラーリの2018年F1マシンが、FIAの前面クラッシュテストに合格。フェラーリは全チームのなかで最初にテストに合格したと考えられている。

    コードナンバー“669”として開発されているフェラーリの2018年F1マシンは、22日(金)にいテクニカルディレクターのマッティア・ビノットの監督の元、ミラノ近郊のボッラーテにあるFIA後任のCSI施設でテストに合格した。

    それ以前にもフェラーリは静的テストに合格している。

    フェラーリは、2月22日(木)に2018年F1マシンをオンラインで発表するが、2ヵ月前にテストに合格したことで、十分な開発時間を確保したことになる。

    新車はチームデザイナーを務めるチーフデザイナーのシモーネ・レスタと空力責任者はエンリコ・カルディレが主導し、OBのロリー・バーンが開発の手助けをするという。

    今年、フェラーリは5勝を挙げて、セバスチャン・ベッテルがドライバーズ選手権を争った。

    フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、フェラーリが2018年に再びタイトルを争うことを確信していると述べている。

  • フォース・インディア、2018年F1マシンがHalo静荷重テストに合格

    フォース・インディア、2018年F1マシンがHalo静荷重テストに合格

    フォース・インディアは、2018年F1マシンに搭載されるHaloの静荷重テストに合格した最初のチームとなったようだ。

    2018年、F1マシンにHaloが導入されることでFIAは新たに厳しいHalo静荷重テストを実施。F1チームは、その要件を満たすためにハローのマウントを適合させるだけでなく、コックピット周辺の構造を強化しなければならなくなった。

    フォース・インディアのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは「2つのテストがある。それらをパスするのは非常に難しく、パスしなければレースに出場することはできない」とコメント。

    「基本的に彼らは油圧ラムを用いてドライバー側のHaloを押しつける。Haloは変形して壊れなければならず、シャシーはひとつの故障もなく完全に元通りのままでなければならない」

    「シャシーが最も強いパーツであることを証明するためにはHaloは壊れなければならない。しばらくの間、そこが我々の焦点だった。導入がかなり遅れ、全員が不意を突かれた」

    「シャシーが壊れないように設計しつつ、それ以外の周りが壊れるように設計しなければならない。シャシーにどのような相互作用が出るかを予測するのは非常に難しい。なぜなら、全てが移動し、別のかたちに変わるからだ」
    「我々はそれに取り組む大きなチームを結成した。フラストレーションを感じたのは、それを実施しなければならなかった時間だ。3月にそれについて知っていれば、もっと余裕をもってやることができただろう」

    これまで各F1チームは、フリープラクティスやテストでHaloを搭載して走行を実施してきたが、それらはすべてデザインを表現しただけの“模造”だった。

    テストによって、チームは空力的な影響のフィードバックを得ることができ、アブダビでは制限内で気流を制御する試みもなされていた。ドライバーとFIAは、視界とコックピットへのアクセスを評価した。

    Haloは、英国、ドイツ、イタリアの3社がFIAから生産する権利を与えられている。チームは3社から調達先を決定し、入荷数を決めることになる。価格は201万円~とされている。

  • 【F1】 2018年にマルセイユで大規模ファンイベント『F1 LIVE』を開催へ

    【F1】 2018年にマルセイユで大規模ファンイベント『F1 LIVE』を開催へ

    F1は、2018年にフランス・マルセイユで大規模なファンイベントを開催することを予定している。

    今年7月、F1はロンドン市内でF1史上最大規模のファンイベント『F1 LIVE LONDON』を開催。全チームとルイス・ハミルトンを除く全ドライバーが参加し、市街地でF1マシンによるデモンストレーション走行を行った。

    La Provence は、2018年にカレンダーに復帰するF1フランスGPをプロモートするために、マルセイユで同様のライブイベントが開催されると報道。

    マルセイユの副市長ジーン・ロアッタは「市長は同意している」とコメント。

    「我々はまだFOMの代表者と会っていないが、現在、ロケーションとセキュリティ問題に取り組んでいる。Mucem(ヨーロッパ・地中海文明博物館)の周辺になるはずだ」

    「市にとって非常に魅力的なものになるだろう」

    F1フランスGPは、2018年に10年ぶりにF1カレンダーに復帰。6月24日にポール・リカールで決勝レースが行われる。

    2018年からレギュレーションが変更され、F1公式イベントでは現行F1マシンでのデモ走行が可能になる。

  • 【F1】 Haloはヘルメットバイザーに代わる新たな広告スペース?

    【F1】 Haloはヘルメットバイザーに代わる新たな広告スペース?

    2018年からF1マシンに搭載されるHaloは、F1ドライバーの頭部を保護するという安全面だけでなく、スポンサーシップの形態にも影響を及ぼすことになるかもしれない。

    F1は2018年からコックピット保護デバイスのHaloの装着が義務づけられ、F1マシンのルックスという点ではF1史上最大の変化がもたらされる。

    Haloは、F1マシンの重量や空力面といったテクニカルの部分に影響を及ぼすことになるが、それだけでなく、F1チームの商業面にも影響を与えることになるかもしれない。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「ドライバーが特定の色に気をそらされないようにするためにHaloの内側をペイントすることは許されていない」とコメント。

    「だが、Haloの外側にはロゴを掲載することができる」

    「追加の露出を作り出すことになるが、ドライバー周りの可視性にもいくつか制限が加わることになるかもしれない」

    「バイザーは非常に貴重なスポットだ。だが、今後それはHaloになるかもしれない」

    「我々が考えている視覚の障害のいくつかを補うために彼らがカメラアングルや車載カメラにどう対処するかにもよる」

    ロス・ブラウンは、F1ファンからのHaloへの反発がスポンサーを撤退させる可能性があるとの見方を否定した。

    「まだ早い段階ではあるが、かなり目に入る場所だ。スポンサーは認知度を望んでいる」

    「『Haloが好きではないので、Haloに掲載したくない』という人がいるとは思わない」

    「それが商業的な露出を生み出す場所であれば、彼らは満足してくれると思う」

  • 【F1】 FIA、『フリー走行限定』スーパーライセンスの基準を厳格化

    【F1】 FIA、『フリー走行限定』スーパーライセンスの基準を厳格化

    FIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権にむけてF1スーパーライセンスのルールを変更。フリープラクティスセッションに参加できるドライバーの基準を厳しくした。

    これまで、FIAがシングルシーターの経験に基づいた十分な能力があると判断した場合、ドライバーは『フリー走行限定』のスーパーライセンスの資格を得るために“代表的なF1マシン”で2日間で300kmを走破し、スポーティングレギュレーションに関する質問に答えるだけでよかった。

    その後、実際にドライバーがライセンスを申請する際には、競技規則についてチームから適切な説明を受けていることを証明するだけだった。

    しかし、2018年からはフリー走行限定のスーパーライセンスの基準が厳格化される。ドライバーはF2選手権で6戦以上レースをするか、過去3年間で25点のスーパーライセンスポイントを獲得しなければならなくなる。その後、ドライバーが再申請する際には、F2でフルシーズンを戦った経験があるか、過去3年間で25点のスーパーライセンスポイントを獲得したことを証明する必要がある。

    また、これまでの2日間で300kmのF1マシンでの走行、ルールの知識、そして、FIA国際スポーティングコードの付録L第5条“シングルシーター・フォーミュラカーで優れた能力を実証しなければならない”というFIAの判断に関する要件も引き続き必要となる。

    2017年にF1フリー走行に出走したドライバーで新たなルールを適用した場合、アルフォンソ・セリスはライセンスを得られないことになる。トロ・ロッソからフリー走行に出走したショーン・ゲラエルは、25点のスーパーライセンスポイントは獲得できていないが、F2でフルシーズンを戦っているため発給資格は満たしている。

    2018年からホンダはトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給するため、ホンダの育成ドライバーがフリー走行に出走する可能性もあるが、現状でフリー走行限定スーパーライセンスの資格を満たしているのは、F2にフル参戦し、ハンガリーテストでザウバーのF1マシンで300km以上を走り込んだ松下信治のみとなっている。

    福住仁嶺は21点、牧野任祐は11点とスーパーライセンスポイントが足りず、F1マシンでの走行経験もない。そのため、F2選手権に6戦以上参戦し、F1マシンで300kmのテスト走行を行う必要がある。

    2018年、松下信治は日本に戻ってスーパーフォーミュラに参戦し、福住仁嶺と牧野任祐はF2選手権に参戦するとみられている。

    今年9月、FIAはスーパーライセンス資格制度を変更し、F2とインディカーのドライバーにはより多くのポイントを与え、WEC、フォーミュラE、ヨーロッパF3のポイントは下げることを承認している。

    FIAは、マックス・フェルスタッペンが17歳でトロ・ロッソからF1デビューして以降、F1スーパーライセンスの発行基準を改善することに努めている。

  • ルノーF1 「ピットストップの改善は2018年の焦点のひとつ」

    ルノーF1 「ピットストップの改善は2018年の焦点のひとつ」

    ルノーF1は、2018年シーズンの焦点のひとつとしてピットストップの改善に取り組んでいる。

    ルノーは、F1最終戦アブダビGPでピットストップによってコンストラクターズ選手権6位の座を失うところだった。6位のルノーと5ポイント差のコンストラクターズ選手権7位で最終戦を迎えたルノーは、逆転のためには少なくとも7位以上でレースをフィニッシュする必要があった。

    レースではニコ・ヒュルケンベルグがスタートで7番手に浮上し、逆転にむけて好スタートを切ったが、ルノーは2つのピットストップで失敗を冒している。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、セルジオ・ペレスをコース外でオーバーテイクをしたとして5秒ペナルティを科せられた後、ルノーのピットクルーは、左リアタイヤの交換に手間取り、ヒュルケンベルグが11番手に後退。

    さらにポイント圏内を走行していたカルロス・サインツのピットストップでは左フロントタイヤがしっかり装着されておらず、サインツはリタイア。さらにアンセーフリリースによる罰金も科せられた。

    幸い、ニコ・ヒュルケンベルグが挽回して6位でレースをフィニッシュしたことでルノーはトロ・ロッソを逆転してコンストラクターズ位に浮上。追加で650万ドル(約7億3000万円)という賞金を獲得することに成功した。

    しかし、ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、ピットストップがチームの最大の問題のひとつだと認め、2018年から新しい戦略を導入すると述べた。

    「ピットストップは信頼性とともに今年のチームにとって2つの大きな問題のひとつだった」とシリル・アビテブールはコメント。

    「冬の焦点のひとつだ。実際にそこに集中するために我々は組織を少し変更している」

    「来年のためのホイールナットはすでに設計されている。我々はもうこれ以上の失敗を望んでいない」

    ルノーは、2017年のDHLファステスト・ピットストップ・アワードで9位だった(10位はザウバー)。