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  • 【F1】 2018年のF1世界選手権:各F1チームのエントリーフィー

    【F1】 2018年のF1世界選手権:各F1チームのエントリーフィー

    2018年のF1世界選手権に参戦するF1チームのエントリーフィーを算出。チャンピオンチームのメルセデスは465万3,720ドル(約5億1252万円)のF1エントリーフィーをFIA(国際自動車連盟)に支払っている。

    現在のF1スポーティングレギュレーションでは、参戦チームはUS CPI(消費者物価指数)により指数化された51万6,128ドル(約5684万円)の基本フィーを支払わなければならない。また、コンストラクターズ選手権を制したチームは、1ポイントにつき$6,194(約68万円)、それ以外のチームは5,161ドル(約57万円)を追加で支払う。支払は11月に先払いとなる。

    メルセデスは2017年に668ポイントを獲得してコンストラクターズタイトルを獲得。しかし、フェラーリが善戦したため、2016年の765ポイントよりもおよそ100ポイント少なかった。そのため、昨年よりも60万818ドル(約6617万円)少ない465万3,720ドル(約5億1252万円)のエントリーフィーとなった。2014年以降で最も安いエントリーフィーとなる。

    逆に2016年よりも124ポイント多く獲得したフェラーリは、63万9964ドル(約7048万円)プラスとなる321万170ドル(約3億5354万円)を支払った。

    全体ではフォース・インディア、ルノー、ハース、ザウバーが増加し、レッドブル、ウィリアムズ、トロ・ロッソ、マクラーレンが減少している。

    FIAは総額で1627万6544ドル(約17億9257万円)のエントリーフィーを受け取る。

    2018年 F1世界選手権 エントリーフィー

      2018年 2017年
    メルセデス $4,653,720 (668) $5,254,538 (765)
    フェラーリ $3,210,170 (522) $2,570,206 (398)
    レッドブル $2,415,376 (368) $2,931,476 (468)
    フォース・インディア $1,481,235 (197) $1,408,981 (173)
    ウィリアムズ $944,491 (83) $1,228,346 (138)
    ルノー $810,305 (57) $557,416 (7)
    トロ・ロッソ $789,661 (53) $841,271 (62)
    ハース $758,695 (47) $665,797 (29)
    マクラーレン $670,958 (30) $908,364 (76)
    ザウバー $541,933 (5) $526,450 (2)
  • 現役グリッドガール 「私たちが誇りを持ってやってきた仕事を奪われた」

    現役グリッドガール 「私たちが誇りを持ってやってきた仕事を奪われた」

    現役グリッドガールは、2018年から伝統的なグリッドガールを廃止するとのF1の決定によって、自分たちが選び、誇りをもってやってきたグリッドガールの仕事をフェミニストによって奪われたと嘆く。

    F1の新オーナーであるアメリカ企業のリバティメディアは、“現代の社会規範にそぐわない”との理由で2018年からグリッドガールの廃止を決定。

    元F1の最高経営責任者であるバーニー・エクレストンは「アメリカは今、少し上品ぶっている」としてリバティメディアの決定を批判している。

    特にアメリカでは“女性蔑視”“セクハラ”が大きな問題となっており、先月にはダーツ競技のProfessional Darts Corporationは、試合開始前に選手と一緒に歩く女性の廃止を決定。ボクシングや総合格闘技のUFC、自動車競技など、イベントを盛り上げ、観客を楽しませるために魅力的な女性を起用している他のスポーツにもスポットライトがあてられることになった。

    だが、実際にグリッドガールを務めてきた数名の女性は、F1の決定は、自分たちの意志で仕事を選択する権利を侵害していると批判した。

    F1のグリッドガールを5回務めてきたレベッカ・クーパーは「F1のグリッドガールが禁止されることは必然的に起きたことだと思います」と自身のTwitterでコメント。

    「女性が“女性の権利のために戦っていう”と主張して他の人がやっている仕事をとやかく言うのは馬鹿げていると思います。私たちは、自分たちが愛し、誇りをもってやってきた仕事を辞めさせられたのですから。ポリティカル・コレクトネスは行き過ぎていると思います」

    「私たちがこの仕事を辞めなければならなとしたら、他の仕事をどうなるのでしょう? グリッドガールは駄目、チアガールは駄目、女性シンガーはステージ上で何を着るかを決められ、女性モデルは雑誌に出てはいけないということでしょうか? 私は自分が着るものを選ぶ権利、愛する仕事を続ける権利のために戦いたいと思います。#fightformyrighttochoose」

    8年間にわたってグリッドガールを務めてきたローレン-ジェイドは「フェミニストのよって私たちの仕事が犠牲になりました!」とコメント。

    「私は8年間グリッドガールをやってきましたが、不快に感じたことは一度もありません! 私は、自分の仕事を愛しています。そうでなければやっていません! 誰かが私たちに強制しているわけではありません! 私たちが選んだことです!」

    ルーシー・ストークスは「私は自分の仕事を愛しています。私はリスペクトされていますし、チームのために仕事をすることを誇りにを思っています。“フェミニスト”に私たちの仕事を判断させるのは誰にとっても正しいことではありません。率直に言って、彼らは多くの女性たちの仕事を奪っています。平等と尊厳はどこにあるのでしょうか?」

    ハンナ・ルイスは、スーパーバイクのような他のモータースポーツがそのF1の決定に従うことになれば“破滅的”だと語る。

    「私はグリッドガールです」とハンナ・ルイスは語り始めた。

    「私は自分の仕事を愛していますし、自分で選んでやっています! 現時点での問題は、あまりに多くの人々がまったく怒っていない人々の味方みたいに怒りの声を挙げていることです! スーパーバイクやマン島TTがその決定に従うことになったら破滅的です」

  • スージー・ヴォルフ 「F1のグリッドガール廃止は正しい方向への第一歩」

    スージー・ヴォルフ 「F1のグリッドガール廃止は正しい方向への第一歩」

    元F1テストドライバーのスージー・ヴォルフは、2018年からグリッドガールを廃止するというF1の決定は“正しい方向への一歩”だと考えているが、レーシングドライバー時代に気を悪くしたことはなかったと強調した。

    スージー・ヴォルフは、ウィリアムズのテストドライバーだった2014年のF1イギリスGPのフリー走行に出走し、1992年のジョバンナ・アマティ以来となるF1公式セッションに出走した女性ドライバーとなった。

    2015年にレーサーとしてのキャリアを終えたスージー・ヴォルフは、その後、モータースポーツの世界で働く女性に注目し、女性の参加を高めることを目的としたイニシアチブ『Dare to Be Different(デア・トゥ・ビー・ディファレント / 違うことを恐れるな)』を立ち上げ、スポーツに関与している。

    F1は31日(木)、2018年シーズンに伝統的なグリッドガールを起用しないことを発表。モータースポーツ界に限らず、スポーツ界全体に議論を呼び起こした。

    スージー・ヴォルフは、F1のグリッドガール廃止は良いステップだと感じているが、グリッドガールに気を悪くしたことはなく、F1の上層部が集中しなければならない最優先事項でもないと考えている。

    「25年以上にわたってモータースポーツにいた女性としての私の立場として、“グリッドガール”の起用は気を悪くすることではありまあせんでした。スポーツを進化させるために変化させるF1の最優先事項のひとつでもないと思います」とスージー・ヴォルフは BBC Sports に寄稿。

    「F1のオーナーは、それがスポーツを代表するイメージとして見たいものではない、スポーツとして描写したいものではないと言っています」

    「F1のオーナーが彼らの決定を明確な声明として出していることは明るい話題だと言えます。これはモータースポーツにおける女性の表現の欠如を一晩で変えるものではないでしょう。ですが、正しい方向へのステップではないでしょうか? 私はそう信じています」

    スージー・ヴォルフは、Dare To Be Differentで成功を収めている。新世代の若い女性のためにモータースポーツを解放し、シリーズへの女性のさらなる関与を手助けするためにF1でどのような役割を果たせるかを検討している。

    「私はDare To Be Differentという組織を女性の才能を育て、段階的に変化させるために設立しました」

    「女性がスポーツで成功を納め、他の人にもインスピレーションを与えられるような他人の手本となる人物を育てましょう。女子学生をF1のショーカーに乗せて、彼女たちに夢を持たせましょう。少女たちの人材プールを増やし、スポーツに関与する女性を増やしましょう」

    「現在、次の世代はチーム内およびF1のマネジメントにおいて重要な役割を果たしています。私の個人的な経験では、彼らは女性が競技やパフォーマンスをベースとした環境でにおいて男性と同じことを達成する能力があるという事実に非常にオープンです」

    「私は好奇心と希望をもって見ています。いやが応でもグリッドガールはなくなります。ですが、もっと重要なものがあります。次の議題は何ですか?」

  • 現役レースクイーン 「女性差別じゃなくて職業差別」

    現役レースクイーン 「女性差別じゃなくて職業差別」

    F1が2018年から“グリッドガールを廃止する”と発表し、日本における“レースクイーン”にも波紋が広がっている。

    F1では伝統的に各国の美女たちがドライバーのネームボードを持ってグリッドに花を添えてきた。しかし、近年ではグリッドガールが女性差別を助長するとして廃止を求める声が高まっており、昨年、F1の新オーナーであるリバティメディアは、グリッドガールが“デリケートな話題”であり、“要検討”事項だとしていた。

    そして31日(木)、F1は公式サイトでグリッドガールの廃止を正式発表。「この慣習は我々のブランドバリューにそぐわないものであり、また、明らかに現代の社会規範に反している」と廃止の理由を説明した。

    このニュースは、日本でも取り上げられ、大手新聞社やワイドショーは“F1がレースクイーン廃止”と報じ、“女性差別”“女性蔑視”をテーマに日本におけるレースクイーンやコンパニオンの存在にも焦点があてられた。

    厳密に言えば、“グリッドガール”と“レースクイーン”はニュアンスが異なる。F1での“グリッドガール”はレース主催者から雇われているもので、タイトルスポンサーのコスチュームや各開催国の民族衣装などを着用。グリッドで傘やドライバーのネームボードを持ち、ドライバーが表彰台に向かう際に歩く廊下に並んで華やかな雰囲気を作り出している。

    実際に2017年のF1日本GPでグリッドガールを務めた佐崎愛里さんは「レースクイーンの文化は日本で1番発展したものだから海外のグリッドガールのポジションとレースクイーンの違いを理解してはいないのかもしれないけど…」と前置きした上で「F1のグリッドガールを昨年やらせて頂いたけど、”その国代表としての誇りを持って歩きなさい”と礼儀や振る舞いを大事にした素敵なお仕事だったよ。F1のグリッドガールを指揮するポジションにも大会本部の周りにビシッと指導する女性が活躍されていたけれど、活躍できる場は男も女も関係なくそれぞれに合った場所があると思う。女性蔑視と過剰に反応する方が男女を差別した目で見てるんじゃないかと思ってしまう…」とTwitterで述べた。

    佐藤さんが言うようにレースクイーンの文化は日本特有のものと言える。海外のF1のグリッドガールはピットレーンやパドックでファンと触れ合うことは少ない。

    一方、日本のレースクイーンはチームが“レースクイーン”を採用し、企業のキャンペーンガールの役割もかねて集客に大きく貢献している。ファンと触れ合う機会が多く、サーキットにもレース観戦だけでなく、お気に入りのレースクイーンと会い、写真を撮るために訪れるファンもたくさんいる。サーキットへの来場者数に貢献している部分も少なからずあるだろう。ただし、望遠レンズでレースクイーンのきわどい写真を狙う“カメラ小僧”に批判的な声が多いのも事実だ。

    昨日のニュース後、女性蔑視や女性差別といったテーマとは別に、モータースポーツ関係者のなかには“グリッドガールとレースクイーンは別物”と論じる意見もあった。当サイトでも“レースクイーン廃止”との報じられ方に違和感を感じて、その違いを明確にしようと感じたのは事実。廃止されるのはF1のグリッドガールであり、日本のレースクイーンではないとの趣旨ではある。だが、一晩経ち、グリッドガールとレースクイーンを区別して考えるのも違うような気がしてきた。

    レースに華を添えるという点では、グリッドガールもレースクイーンも役割は同じ。レース主催者に雇われて各国の代表として民族衣裳を身に着けているグリッドガールを女性蔑視とするべきではないと区別する時点でそこにすでに差別意識があるのではないだろうか? ソーシャルメディアの意見を見ると、大多数はどちらも女性蔑視だとは捉えていない。

    最後にTEAM IMPUL Race QueensとしてSUPER GTやスーパーフォーミュラで活躍する陽菜みなみさんのブログでのコメントを紹介したい。

    「グリッドガール、レースクイーンはみんなやりたくて、オーディション受けて、選ばれてやってます。みんな、レースクイーンという職業に誇りを持って頑張ってます。もちろん、レースクイーンに憧れを持ち、目指している女の子もたくさんいてます」

    「なくなる なくならないは別としてRQやグリッドガールに限らずコンパニオンやラウンドガールなどにも同じことが言えると思いますが、自分たちが誇りを持ってやっていることに対して周りが『女性蔑視だ』というのはおかしい話です。美を売りするレースクイーンを廃止するのは女性差別じゃなくて職業差別。F1のグリッドガールはその国の文化を表現するのに必要不可欠な存在だとおもいます」

    「もちろん、私もまだまだ一年目ですがレースクイーンがあったからこそモータースポーツのことを知ることができたしレースの華としてマナーや立ち振る舞いたくさんのことを学ばせていただきとても素敵な職業だと思います」

  • マクラーレン、2018年F1シーズンのスローガンは“勇敢であれ”

    マクラーレン、2018年F1シーズンのスローガンは“勇敢であれ”

    マクラーレンは、2018年のF1世界選手権にむけて“Be Brave(勇敢であれ)”というスローガンを掲げた。

    ホンダとの3年間の不遇なシーズンを過ごしたマクラーレンは、ルノーを新たなエンジンパートナーに迎えて、名門チーム復活を目指す。

    2月23日(金)の2018年F1マシン『MCL33』の発表まで3週間を切り、マクラーレンはソーシャルメディアで“#BeBrave”というスローガンをハッシュダグにして短い動画を公開した。

    また、公式サイトでは、そのスローガンを具現化したページを設置している。

    「勇敢とは何を意味するか? 我々はそれを“リスクを冒すこと”“心に頭を支配させること”“着地点が確実ではなくとも飛び込むこと”だと考えている。それがレーサーのメンタリティだ。まずはコミットし、間違えは後で修正すればいい・・・」

    マクラーレンは、過去の大胆な決断の例として、アラン・プロストとアイルトン・セナ、フェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンのペアなどを例として取り上げている。

    チームの今年の勇敢さと大胆さはドライバー以外のことも示唆している。マクラーレンは伝統的なパパイヤカラーを復活させるのだろうか?

    「2018年でさえ、ルノーとの新たなパートナーシップを結ぶという決断は勇敢なものだ。リスクでさえある」

    「それは我々がレースをするために存在するという根本的な新値に基づいて構築されてものであり、我々が勇敢であるときは我々はベストを尽くしているということだ。レースをしよう、勇敢でいよう」

    今年初め、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、いくつかの変革に言及している。

    「クルマは昨年と同じルックスにはならないだろう」とザク・ブラウンはコメント。

    「ブランド全体としてのマクラーレンの認知度は次のレベルへと向かう。エキサイティングなものになるだろう」

  • ニキ・ラウダ 「F1のグリッドガール廃止は撤回すべき」

    ニキ・ラウダ 「F1のグリッドガール廃止は撤回すべき」

    F1で3度のワールドチャンピオンを獲得したニキ・ラウダは、グリッドガールを廃止するというF1の決定は“女性の意志に反した”ものであり、F1に何のメリットももたらさないことだと考えており、リバティメディアは決定を撤回すべきだと感じている。

    31日(木)、F1は公式サイトでグリッドガールの廃止を正式発表。「この慣習は我々のブランドバリューにそぐわないものであり、また、明らかに現代の社会規範に反している」と廃止の理由を説明した。

    F1でグリッドガールが活躍しだした1971年にF1デビューを果たしたニキ・ラウダは、グリッドガールの禁止はF1への女性への関与を妨げるものだとし、より多くの女性に様々な役割を奨励したいと述べた。

    「こんな馬鹿げたことがあるか? 女性は自分たちを解放し、非常にうまくやっている」とニキ・ラウダは Der Standard にコメント。

    「女性の意志に反する決定だ」

    「男性が女性の意向を無視して決定した。F1にとってまったく有益なことではない。女性にとっては特にだ。彼らはどれほど愚かなのか? 彼らは気が狂っているのか?」

    「F1の伝統をやめてしまうのは非常に残念なことだと思う。何よりも、女性たちはみんなそれに賛成していない」

    「決定を覆す方法があることを願っている。グリッドガールの隣にグリッドボーイがいても気にならないだろう。どうだ?」

    「グリッドガールは常にF1に属してきたし、彼女たちは今後もF1に属しているべきだ。女性は上級職についている。彼らは正しい方向に進んでいるし、非常にうまくやっている。だが、一方が他方を排除するべきではない。私は女性を妨げたくないし、彼女たちを奨励したい」

    「この道を続けていけば、アメリカでリアリーダーは残らないだろう」

    元F1の最高経営責任者であるバーニー・エクレストンは「アメリカは今、少し上品ぶっている」としてリバティメディアの決定を批判している。

    「彼女たちはショーの一部であり、スペクタクルの一部だ。グリッドガールの起用を許可するべきだ。ドライバーやオーディエンスは誰も気にしていない。ドライバーとF1カーの前でナンバーを持って立っている素敵な女の子が誰かを攻撃するなど考えられない」

  • マクラーレン 「2018年の最大のチャレンジは“過度な期待”」

    マクラーレン 「2018年の最大のチャレンジは“過度な期待”」

    マクラーレンの上層部は、2018年F1シーズンの最大のチャレンジは“期待を抑える”ことだと語る。

    2018年、マクラーレンはホンダとの不遇の3年間のパートナーシップにピリオドを打ち、ルノーのF1パワーユニットに切り替える。昨年、レッドブルが勝利を収めたエンジンを搭載することで、マクラーレンは、表彰台、さらにはレース優勝に照準を合わせている。

    しかし、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエ、そして、エグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、人々があまりに早くに多くの結果を期待するのではないかと懸念している。

    「それもゲームの一部だが、我々はそれをコントロールする必要がある」とエリック・ブーリエは Autosport にコメント。

    「我々は強気な発言をするのではなく、ひとつのラインを保つ必要がある。約束は控えめにして、結果は大きめにする。それが鍵だ」

    エリック・ブーリエは、2018年にむけて活気づいているマクラーレンのチームメンバーに冷静さを保たせることが重要だと語る。

    「感情的には激しい。そして、それを管理することが私の仕事の一部だ。たとえ私が英国人の同僚よりも少しラテン気質であったとしてもね。コントロールしなければならない」

    「特に3年間も暗闇のなかにいて、光が見えれば、極度に興奮してしまいがちだ。我々は今、プロジェッショナルでなければならない」

    ザク・ブラウンは、期待感が我を忘れされるリスクもあるとし、マクラーレンはルノーとのパートナーシップ初期に自分たちにあまりプレッシャーをかける可能性があると語る。

    「チームは世界選手権での戦いに慣れているし、誰もがそれを楽しみにしている。より多くのプレッシャーを伴うが、全員がうまく対処してくれるだろう」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々がトップに立ってからしばらく経っているし、オーストラリアにむけて過度に期待しすぎないようにする必要がある」

    「オーストラリアでは、誰もが我々のポジションを見たがり、我々は最も注目されるチームのひとつになると思う。だから、自分たちにあまりにプレッシャーをかけすぎないようにする必要がある」

    ホンダと比較してルノーのエンジンはすぐに改善が見込まれているが、ザク・ブラウンはマクラーレン側にも改善する必要があることを認識していると語る。

    「ピットストップを見れば、必要な領域にはいない。そこはパワーユニットとは関係のない部分だ。我々は完璧ではない」とザク・ブラウンはコメント。

    「だが、プレッシャーは全員を強くする。それはフェルナンド(アロンソ)も同様だ。当然、彼はトップでレースをしているときはさらにコンマ1秒を見い出すだろう。私はそれが全員に起こると思っている」

    「我々全員がステップアップしていることを肌で感じ、無意識にさらに懸命に仕事をするだろう」

    エリック・ブーリエも、シーズン開幕戦の結果をあまり深読みしないようにしたいと語る。

    「私の夢はオーストラリアで勝つことだ。だが、実際には3位になった方がいいかもしれないね」とエリック・ブーリエは冗談を交えてコメント。

    「オーストラリアで勝ってしまえば、まずスポンサーや株主などと座って『やめよう、まだ1レースだけだ』と言わなければならないだろう」

    「チャンピオンシップに勝つことはまた別のストーリーだ。だが、そのような問題を抱えるのも嫌な気はしないがね!」

  • 2018年 F1エントリーリストが正式発表

    2018年 F1エントリーリストが正式発表

    FIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権の確定版エントリーリストを発表。ルーキードライバーのカーナンバーと4チームの新しい正式チーム名が発表された。

    今年デビューする新人は2名。F2チャンピオンでフェラーリの育成ドライバーでもあるシャルル・ルクレールは16番、ウィリアムズでF1デビューを果たすセルゲイ・シロトキンは35番をつける。

    注目はホンダとのパートナーシップを開始するトロ・ロッソ。今季は「スクーデリア・トロロッソ」として参戦していたが、2018年は親会社のレッドブルの名前を掲げ「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦する。

    レッドブルは、すでにレッドブル・テクノロジー社を通してホンダとトロ・ロッソのマシン開発で協力体制を築いており、今回のチーム名にレッドブルの名前を付けることでマーケティング面でもホンダとの提携を強化することになる。

    レッドブルは来シーズン限りでルノーのF1パワーユニットを失うとされており、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載すると予想されている。

    レッドブルは、2018年からアストンマーティンをタイトルスポンサーに迎えて、「アストンマーティン・レッドブル・レーシング(ASTON MARTIN RED BULL RACING)」として参戦。エンジン名は時計ブランドのタグ・ホイヤーの名前が掲げられる。

    また、ザウバーは、アルファロメオをタイトルスポンサーに迎えて、「アルファロメオ・ザウバーF1チーム(ALFA ROMEO SAUBER F1 TEAM)」として参戦。エンジン名はアルファロメオではなく、フェラーリのままとなる。

    ホンダとワークスパートナーシップを解消し、ルノーのカスタマーユニットを搭載するマクラーレンは「マクラーレンF1チーム(MCLAREN F1 TEAM)」として参戦する。

    フォース・インディアは、これまでのチーム名で記載されているが、シーズン開幕前は変更が予想されている。

    2018年 F1世界選手権 エントリーリスト

    No ドライバー チーム名 シャシー名 エンジン名
    8 Romain GROSJEAN HAAS F1 TEAM HAAS FERRARI
    20 Kevin MAGNUSSEN
    14 Fernando ALONSO MCLAREN F1 TEAM MCLAREN RENAULT
    2 Stoffel VANDOORNE
    44 Lewis HAMILTON MERCEDES AMG
    PETRONAS MOTORSPORT
    MERCEDES MERCEDES
    77 Valtteri BOTTAS
    3 Daniel RICCIARDO ASTON MARTIN RED BULL RACING RED BULL RACING TAG HEUER
    33 Max VERSTAPPEN
    27 Nicolas HULKENBERG RENAULT SPORT
    FORMULA ONE TEAM
    RENAULT RENAULT
    55 Carlos SAINZ Jr
    11 Sergio PEREZ MENDOZA SAHARA FORCE INDIA
    F1 TEAM
    FORCE INDIA MERCEDES
    31 Esteban OCON
    9 Marcus ERICSSON ALFA ROMEO SAUBER F1 TEAM SAUBER FERRARI
    16 Charles LECLERC
    5 Sebastian VETTEL SCUDERIA FERRARI FERRARI FERRARI
    7 Kimi RAIKKONEN
    10 Pierre GASLY RED BULL TORO ROSSO HONDA SCUDERIA
    TORO ROSSO
    HONDA
    28 Brendon HARTLEY
    18 Lance STROLL WILLIAMS
    MARTINI RACING
    WILLIAMS MERCEDES
    35 Sergey SIROTKIN
  • モータースポーツに登場した“グリッドボーイ”

    モータースポーツに登場した“グリッドボーイ”

    F1で“グリッドガール”の廃止が決定したことが大きな反響を呼んでいるので、過去にモータースポーツで登場した“グリッドボーイ”を取り上げてみる。

    F1は“現代の社会規範に反している”との理由で2018年の開幕戦から伝統的にドライバーのネームボードを持ってグリッドに花を添えてきたグリッドガールの廃止を決定。海外では“女性蔑視”“セクハラ”が大きな社会問題となっており、ブランドイメージを再構築しようとしているF1の新オーナーも世論に同調した。

    日本でもこのニュースは紹介され、ソーシャルメディアでは“女性差別”“女性蔑視”を軸に様々な意見が飛び交っている。

    その中で目に留まったのが、『“グリッドガール”“レースクイーン”が女性蔑視に当たるという理由で禁止にいするのであれば、男性の“グリッドボーイ”“レースキング”も一緒に起用すればいい』という意見。グリッドに“華”を添えるという役割を考えれば、かなりの極論ではあるが、実際にそれは実現している。

    2014年のMoto3のオランダGPでは、女性ライダーのアナ・カラスコが“グリッドボーイ”を起用して話題を呼んだ。アナ・カラスコは、当時16歳だった2013年にMoto3で女性ライダーとして史上4人目となるポイントを獲得。昨年には世界スーパーバイク選手権のSSP300で女性ライダーとして史上初優勝を成し遂げた実力派だ。

    アナ・カラスコは、上半身裸のマチョなグリッドボーイを起用。胸と肩にはスポンサーであるタイヤメーカーのペイントがなされている。

    MotoGPのコミュミジェーションマネージャーを務めるイグナシオ・サニエは「アナ・カラスコがアッセンでやったように“グリッドボーイ”の方がいいというライダーがいるなら、それは素晴らしいことだ。観ている全員が楽しめるからね」と語っていた。

    アナ・カラスコ グリッドボーイ

    F1でも2015年のF1モナコGPでグリッドボーイが登場。グリッドガールに代わってプレートを掲げていた男性モデルたちは、お揃いの足首丈のデニムにホワイトのスニーカーを履いていた。

    セバスチャン・ベッテルは「あれは何なの!?」とインタビューでコメント。「ジョージだか、デイブだかの後ろに停めろって? 何の意味があるの?」と不満たらたら。その後、グリッドボーイは登場していない。

    F1 モナコGP グリッドボーイ関連:現役レースクイーン 「女性差別じゃなくて職業差別」

  • 【F1】 2018年の各セッションのスタート時刻の変更を正式発表

    【F1】 2018年の各セッションのスタート時刻の変更を正式発表

    F1とFIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権の全21戦の各セッションのスタート時刻を発表した。

    2018年のF1世界選手権は昨年から主に2つの変更が施される。まず、これまでF1の決勝レースは0分ちょうどにスタートしていたが、すべてのグランプリで決勝レースは10分後ろ倒しでスタートすることになる。

    いくつかの放送局ではレーススタートと同じ0分ちょうどに放送を開始していたため、スタート前のグランプリの緊張感を伝えることができなかった。(日本のフジテレビNEXTは30分前から放送している)

    10分後ろ倒しにすることにより、テレビ視聴者はチームやドライバーの表情やシグナルが消える直前の光景をフルに楽しめるようになる。また、放送局によってはCMを挟むことが可能になる。

    2つ目の変更は、ヨーロッパとブラジルのレース週末のスケジュールが変更。F1によると、調査の結果“より広いテレビ視聴者は特に夏季は午後の遅くに視聴可能になる”ことが示唆されたという。

    その結果、ヨーロッパとブラジルの各レース週末の全セッションは1時間後ろ倒しのスケジュールに変更されることが決定した。

    また、F1フランスGPに関しては、サッカーのワールドカップの試合との衝突を避けるために各セッションが微調整されている。

    2018年のF1世界選手権 セッションスケジュール

    グランプリ 金曜日 土曜日 日曜日
    FP1 FP2 FP3 予選 決勝 日没
    オーストラリア 12:00-13:30 16:00-17:30 14:00-15:00 17:00-18:00 16:10 19:24
    バーレーン 14:00-15:30 18:00-19:30 15:00-16-00 18:00-19:00 18:10 17:57
    中国 10:00-11:30 14:00-15:30 11:00-12:00 14:00-15:00 14:10 18:22
    アゼルバイジャン 13:00-14:30 17:00-18:30 14:00-15:00 17:00-18:00 16:10 19:33
    スペイン 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 21:01
    モナコ* 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 21:00
    カナダ 10:00-11:30 14:00-15:30 11:00-12:00 14:00-15:00 14:10 20:42
    フランス 12:00-13:30 16:00-17:30 13:00-14:00 16:00-17:00 16:10 21:22
    オーストリア 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 20:57
    イギリス 10:00-11:30 14:00-15:30 11:00-12:00 14:00-15:00 14:10 21:24
    ドイツ 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 20:19
    ハンガリー 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 20:22
    ベルギー 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 20:35
    イタリア 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 19:59
    シンガポール 16:30-18:00 20:30-22:00 18:00-19:00 21:00-22:00 20:10 19:03
    ロシア 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 14:10 18:04
    日本 10:00-11:30 14:00-15:30 12:00-13:00 15:00-16:00 14:10 17:30
    アメリカ 10:00-11:30 14:00-15:30 13:00-14:00 16:00-17:00 13:10 18:53
    メキシコ 10:00-11:30 14:00-15:30 10:00-11:00 13:00-14:00 13:10 18:04
    ブラジル 11:00-12:30 15:00-16:30 12:00-13:00 15:00-16:00 15:10 19:26
    アブダビ 13:00-14:30 17:00-18:30 14:00-15:00 17:00-18:00 17:10 17:33

    *モナコGPは木曜日にフリープラクティスを実施