タグ: 2018年のF1世界選手権

  • ハース、テスト開始前に2018年F1マシン『VF-18』をオンラインで公開

    ハース、テスト開始前に2018年F1マシン『VF-18』をオンラインで公開

    ハースF1チームは、2018年F1プレシーズンテストのドライバースケジュールをは発表。また、日程はまだ発表してないものの、2018年F1マシン『VF-18』をテスト開始前にオンラインで公開する予定であることを明らかにした。

    2016年シーズンからF1に参戦したハースは、2年連続でコンストラクーズ選手権を8位で終了。ドライバーは3年目のロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンという昨年のコンビを継続する。

    2月26日(月)にバルセロナでスタートするプレシーズンテスト初日はロマン・グロージャンがテストを担当。2日目はケビン・マグヌッセン、3日はグロージャン、4日目はマグヌッセンと交互にテストを実施する。

    3月6日(月)から行われる2回目のプレシーズンテストでは順番が逆になり、初日にケビン・マグヌッセン、2日目にロマン・グロージャン、3日目にマグヌッセン、4日目にグロージャンがテストを担当する。

    また、ハースは2月26日(月)に2018年F1マシン『VF-18』の実車をお披露目するが、それ以前にオンライン上で新車のイメージを公開する予定であることを明らかにした。

    ハースF1チームの広報担当は「最初の冬季テストが始まる前にデジタルプレゼンテーションを計画しています。日程は後ほど発表する予定です」と述べた。

    ハース 2018年プレシーズンテスト ドライバースケジュール
    1回目
    2月26日 ロマン・グロージャン
    2月27日 ケビン・マグヌッセン
    2月28日 ロマン・グロージャン
    3月1日  ケビン・マグヌッセン

    2回目
    3月6日 ケビン・マグヌッセン
    3月7日 ロマン・グロージャン
    3月8日 ケビン・マグヌッセン
    3月9日 ロマン・グロージャン

  • ザウバー代表、2018年の様々な改革も「F1が根底から覆るわけではない」

    ザウバー代表、2018年の様々な改革も「F1が根底から覆るわけではない」

    ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは、2018年にHaloの導入やグリッドガールの廃止があるからといってF1が根底から覆るわけではないと主張する。

    2018年からF1マシンはコックピット保護デバイス『Halo』が導入されるが、その見た目には批判の声が多い。また先週には“グリッドガール”の廃止を発表し、スポーツ界全体に議論を巻き起こした。

    それらのネガティブなニュースにより、2018年のF1世界選手権は最も醜いシーズンになるとの見方もある。

    しかし、フレデリック・バスールは「2つはまったく異なるものだ」と Blick にコメント。

    「グリッドガールはグリッドキッズに置き換えられるし、私はそれを気に入っている。Haloは安全に関するものであり、重大な事故が起きた場合、我々はそれに非常に感謝することになるだろう」

    リバティメディアはF1のDNAを破壊していると思うかと質問されたフレデリック・バスールは「今のところコース上では何も変わっていない。マーケティング面だけだ」とコメント。

    「新しいスタート時間でさえ、F1を根底から覆すものではない」

    プレシーズンテスト開始まで3週間を切り、ザウバーのヒンウィルのファクトリーでは2018年F1マシン『C37』を仕上げるために残業して作業を進めているとフレデリック・バスールは述べた。

    「我々は速くなるだろう。しかし、2017年の我々ははるかに遅れていた。ミッドフィールドで戦いたいと思っているが、これは長期的なプロジェクトであることを忘れてはならない」

    2018年からザウバーはアルファロメオをタイトルスポンサーに迎える。そのおかげでザウバーの420名の従業員に新たに50名のスタッフが加わったとフレデリック・バスールは語る。

    「彼らは我々と同じ心境であり、ブランドとしてザウバーを維持したいと考えている。ザウバーがこのような良いチャンスを得たのはBMW時代以降初めてのことかもしれない」

  • 「マクラーレンはルノーとの仕事に満足している」とジョー・ラミレス

    「マクラーレンはルノーとの仕事に満足している」とジョー・ラミレス

    1980年~90年代にマクラーレンのチーム・コーディネーターを務めていたジョー・ラミレスは、マクラーレンは新たなパートナーであるルノーとの仕事に非常に満足していると語る。

    2001年に引退して17年経つジョー・ラミレスだが、マクラーレンの内部情報に精通しており、昨年はマクラーレン内に政治的な争いが勃発していることを示唆。その後、実際にロン・デニスがチームを離れ、新たなマネジメントがチームを運営することになった。

    現在のマクラーレンの状況についてジョー・ラミレスは「彼らはチームにより満足している。彼らにはトンネルの出口が見えている」とコメント。

    「彼らはルノーのエンジンと非常にうまく仕事を進めている。ヨーロッパの人々は(ホンダと比べて)よりオープンだからね。状況はとてもいい方向に変化しており、現時点で彼らはそれを楽しんでいる。彼らはあらゆることに多くの情熱をもって取り組んでいる。ようやく結果を出せるようになったことをわかっているからね」

    ジョー・ラミレスは、ルノーのF1パワーユニットが勝利を狙えることはレッドブルが証明していると語る。

    「彼らはこのエンジンで表彰台と優勝を成し遂げた。マクラーレンも同じことをしなければならない」

    「ルノーとアラン・プロストが言っていることに注意を払えば、エンジンは十分にメルセデスのレベルに到達できるだろう」

    「ルノーは素晴らしいエンジンを造るかもしれないし、メルセデスは苦労するかもしれない・・・決してどうなるかはわからないが、期待を持たなければならない」

    また、ジョー・ラミレスは、フェルナンド・アロンソに他のカテゴリーでレースをすることを許可しているエグゼクティブディレクターのザク・ブラウンの自由放任主義を高く評価している。

    「ブラウンはフェルナンドの手助けをしている。それが彼が望むことであり、かつてF1ドライバーが他のカテゴリーで毎週末レースをしていたのと同じことだ。レースカーで過ごす時間が長いほど、向上することができるものだ。私にとって、それは美しいことであり、フェルナンドがそうするのを見るのを楽しんでいる」

    「フェルナンドは大きく変わった。彼はより表に出るようになった。以前はそうではなかった。彼は勝つことも負けることも知っている。人々はドライバーにも感情があることを知っており、彼のようなドライバーを好きになるんだ」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは2018年に表彰台に戻る」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは2018年に表彰台に戻る」

    フェルナンド・アロンソは、2018年にマクラーレンがルノーのF1パワーユニットを搭載することで、定期的に表彰台で“シャンパンを味わえる”ポジションにいられるだろうと自信をみせる。

    過去3年間、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に悩まされたマクラーレンだが、昨年末でホンダとのパートナーシップを解消し、今シーズンからはルノーのF1パワーユニットを搭載して名門復活に期待を寄せている。

    マクラーレンが最後に表彰台にあがったのは2014年のオーストラリアGP、優勝となれば2012年のブラジルGPまで遡る。

    2018年シーズンへの期待について質問されたフェルナンド・アロンソは「結果に関しては予想するのは常に難しい」とコメント。

    「これはF1だし、事前にわかっている数字はない。何が起こるかはわからない。チャンピオンで優勝候補のメルセデスでさえ、2018年に最速であることは保証されていない」

    「でも、僕たちはかなり楽観的だし、レッドブルがルノーのパワーユニットでやってきたことはわかっている。彼らは予選では最速ではなかったかもしれないけど、レースではかなり速かった。彼らは何度か表彰台に上がり、2~3勝を挙げた。そのような結果を出せれば、僕たちはとても満足すると思う。僕たちが戦うことができ、再びシャンパンを味わうことができればね」

    2017年にマクラーレンが獲得した30ポイント中17ポイントを獲得したフェルナンド・アロンソは、過去3年間の厳しい経験によってチームの全員が強くなったと語り、昨年3勝を挙げたルノーのエンジンを搭載することで、マクラーレンは2018年に勝利の道に戻る準備が整ったと感じている。

    「この3年間でチームの全員が変わったと思う。僕たち全員が厳しい時期を過ごしてきた。僕たちは学んできたし、厳しいレッスンもあった。痛みをともなうリタイアもあった。チームは今、最高のパフォーマンスを発揮する準備ができている」

    「僕たちが過去3年間で学んだ最大のことはチームのスピードだ。彼らは決して諦めなかったし、とても団結していて、生産的だった。たとえ16位を争っていたとしても、次のレースでコンマ5秒をもたらすために全力で仕事をしてきた。チーム内のそのスピリットは驚きべきものだった。そこは長期的に保たれていくことだと思う」

  • トロロッソ・ホンダ、STR13の発表会は26日の午前8時10分開始

    トロロッソ・ホンダ、STR13の発表会は26日の午前8時10分開始

    トロロッソ・ホンダは、2018年F1マシン『STR13』の新車発表会を2月26日(月)の現地時間8時10分(日本時間16時10分)から開始することをアナウンスした。

    いよいよ新生トロロッソ・ホンダのお披露目まで20日を切った。すでに発表されていた通り、トロロッソ・ホンダはプレシーズテスト初日となる2月26日(月)にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで2018年F1マシン『STR13』を公開する。

    プレス向けのアナウンスによるとトロロッソ・ホンダ STR13のお披露目はチームのガレージ前で現地時間8時10分(日本時間1時10分)から開始。ドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーによってアンベイルが行われる。

    その後10時からはトロ・ロッソのホスピタリティユニットでチームのキーパーソンによる質疑応答が行われる。

    2018年のトロ・ロッソとのパートナーシップに向けて、ホンダはF1の運営体制を変更。これまで技術開発とレース現場指揮監督の責任を担ってきたF1プロジェクト総責任者のポジションを廃止し、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを新たに設置。昨年まで総責任者を務めてきた長谷川祐介はF1プロジェクトを離れることになった。

    初代テクニカル・ディレクターには過去にF1やインディで手腕を発揮してきた田辺豊治が就任。この記者会見がテクニカル・ディレクターとして初めての公式での登場となるだろう。

    トロ・ロッソは、昨季まで「スクーデリア・トロロッソ」として参戦していたが、2018年は親会社のレッドブルの名前を掲げ「レッドブル・トロロッソ・ホンダ(RED BULL TORO ROSSO HONDA)」のチーム名で参戦する。

    レッドブルは、すでにレッドブル・テクノロジー社を通してホンダとトロ・ロッソのマシン開発で協力体制を築いており、今回のチーム名にレッドブルの名前を付けることでマーケティング面でもホンダとの提携を強化することになる。

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダとの作業の初期段階に満足していると語り、すでに独占契約によってトロ・ロッソは他のカスタマーの要求に対処することがないことのメリットに感じていると述べた。

    「ホンダと一緒に大きな変化を迎えることになるだろう。我々は昨シーズンの最後の月からミーティングを開始しているが、協力関係は本当にうまくいっていると言わなければならない。彼らは信頼性のある強力なエンジンを生み出してくれると確信している」

    「トロ・ロッソはこの提携から利益しか見い出せないと思っている。今年、我々はホンダからエンジンの供給を受ける唯一のチームなので、我々はお互いにだけ集中することができる」

    「エンジンを車に合わせるためのあらゆる設計をする必要が出た際にすでにそれを目の当たりにしている。他チームに妥協を要求する必要はなく、我々が望むようにそれを進めることができる。ホンダに関しては非常に楽観的だ」

    ホンダとの契約は、トロ・ロッソにとって初のワークスパートナーシップであり、フランツ・トストはチームにとってエキサイティングなマイルストーンだと語る。

    「トロ・ロッソにとって新しいことであり、特別なことだ。パフォーマンスを改善するためにこのチャンスを最高のカタチで生かせることを願っている」

    2018年 F1マシン 発表スケジュール
    2月15日(木):ウィリアムズ
    2月20日(火):ザウバー
    2月20日(火):ルノー
    2月22日(木):フェラーリ
    2月22日(木):メルセデス
    2月23日(金):マクラーレン
    2月26日(月):トロ・ロッソ

  • メルセデスF1、トミー ヒルフィガーとのアパレルパートナー契約を発表

    メルセデスF1、トミー ヒルフィガーとのアパレルパートナー契約を発表

    メルセデスF1は、2018年のF1世界選手権からトミー ヒルフィガーと公式アパレルパートナー契約を結んだことを発表した。

    今回の契約により、トミー ヒルフィガーは、メルセデスF1チームのレースウェア、トラベルウェア、ファクトリーやホスピタリティの制服などを手掛ける。また、トミー ヒルフィガーのロゴはメルセデスの2018年F1マシン『W09』やガレージ、トラックサイドに掲載される。

    メルセデスは昨年までヒューゴ・ボスが公式アパレルパートナーを務めていたが、ヒューゴ・ボスはF1を離れてフォーミュラEに移動していた。また、トミー ヒルフィガーは1990年代にフェラーリのアパレルパートナーを含め、F1でスポンサー活動をしていた。

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「メルセデスAMGペトロナスにトミー ヒルフィガーを迎え、F1界に呼び戻すことを嬉しく思う」とコメント。

    「新しいパートナーシップに着手すること、特に我々のチームのイメージにとって重要なエリアに触れるのは常にエキサイティングなことだ。我々のブランドを活性化させ、今シーズンから我々の認知に新たなスピンをもたすとポジティブに考えている。今シーズン、トミー ヒルフィガーがチームをどのような服を着せてくれるか、そして、F1ファンに彼らのエキサイティグな計画を示してくるかをとても楽しみにしている」

    トミー・ヒルフィガーは「初めてF1レースに出席したときから、モータースポーツの世界に完全に魅力された」とコメント。

    「ワールドチャンピオンのメルセデスAMGペトロナス・モータースポーツ、そして、彼らのナンバー1チームと一緒にこの分野に再参入することは、ファッションとF1を融合する素晴らしい方法だ。メルセデスAMGペトロナス・モタースポーツチームが走る全てのレースで示している情熱、スピリットを認識している。それらの共通のクオリティにより、今後のシーズンで彼らとパートナーシップを結ぶこと興奮している」

    メルセデスは2月22日(木)に新車W09をシルバーストンでお披露目してシェイクダンを実施。2月26日(月)からスペインのカタロニア・サーキットでスタートする今年初のプレシーズンテストに挑む。

  • マクラーレン 「ルノーのF1エンジンはメルセデスに近づいている」

    マクラーレン 「ルノーのF1エンジンはメルセデスに近づいている」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ルノーのF1エンジンはメルセデスに近づいていると述べ、今年フェルナンド・アロンソがタイトル争いをする可能性はあると語る。

    マクラーレンは、昨シーズン限りで3年間にわたるホンダとのパートナーシップを解消。2018年は新たにルノーのF1パワーユニットを確保し、表彰台や優勝を争えるポジションに返り咲くことを目指している。

    「ルノーのエンジンはメルセデスに近づいていると思う」とザク・ブラウンは Marca にコメント。

    「去年3勝を挙げたエンジンだ。人々は3番目のエンジンだと思っているかもしれないが、全てが互いにとても拮抗していると思う」

    フェルナンド・アロンソはワールドチャンピオンになれるかと質問されたザク・ブラウンは「今年? 可能性はある。様子を見てみよう」とコメント。

    「将来、彼は再びチャンピオンになるだろう。彼はこれまでよりも優れた走りをしているし、彼にチャンスを与えられるかは我々の責任だ」

    マクラーレンに加入して以降、ザク・ブラウンはフェルナンド・アロンソと強い関係を築いており、昨年はインディ500、そして、今年はル・マン24時間レースでレースをすることを許可している。

    「アロンソは他のドライバーが勇敢に挑戦しないことをやっている。私はそれを称賛している」とザク・ブラウンはコメント。

    「以前に彼のことは知らなかったし、もちろん、彼と仕事をするのは難しいとの評判があったのは知っている。だが、彼と仕事をするのは素晴らしいことであることがわかった」

    F1ではリバティメディアによる改革が進められているが、ザク・ブラウンはフェラーリとリバティメディアが対立するのは“必然的”なことだと語る。

    リバティメディアは、F1の分配金システムをより公平なものにしようとしており、他チームより多くのボーナスを受け取っているフェラーリは、F1撤退も辞さない強硬な姿勢をとっている。

    「フェラーリとリバティの対立は避けられないことだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「フェラーリは彼らが受け取ってきたお金を守りたがっている。彼らは不均等な金額を受け取っているからね。我々全員がチームとしてフェラーリが他よりも多くの価値をスポーツにもたらしていることを知っているし、それに応じた報酬を受けるべきだとは思う」

    「だが、あまりバランスはとれていないと思うし、リバティはスポーツにとってベストなことをしたいと思っているだけだ」

  • メルセデス、2018年F1マシン『W09』のエンジンを初始動…動画を公開

    メルセデス、2018年F1マシン『W09』のエンジンを初始動…動画を公開

    メルセデスは、2018年F1マシン『W09』のエンジンを初始動。ファイヤーアップの様子を収めた動画を公開した。

    2014年にF1にV6ターボ“ハイブリッド”が導入されて以降、メルセデスは圧倒的な強さでドライバーズおよびコンストラクターズタイトルの両方を4連覇。同社のパワーユニットはF1のベンチマークとなってきた。

    5日(月)、メルセデスは2018年F1マシン『メルセデス・F1 W09 EQ Power+』のエンジンを初始動させたことを報告。ファイヤーアップの様子を収めた動画を公開した。

    メルセデスは2月22日(木)に新車W09をシルバーストンでお披露目してシェイクダンを実施。2月26日(月)からスペインのカタロニア・サーキットでスタートする今年初のプレシーズンテストに挑む。

  • メルセデス、『W09』は小型ギアボックスでホイールベースを短縮?

    メルセデス、『W09』は小型ギアボックスでホイールベースを短縮?

    メルセデスは、2018年F1マシン『W09』の開発においてパフォーマンスを限界までプッシュしている。

    Corriere dello Sport によると、ブリックスワースで実施されたレースシミュレーションでは、より短く小型化されたギアボックスが発する振動によってテストリグ上でエキゾーストがいくつも壊れていると報道。

    メルセデスとモータースポーツ責任者を務める「計画にこれまでと全くかわらない。我々は常に限界を引き出し、できるかぎりクルマを軽量化しようとしている」と語っている。

    昨季、メルセデスは“ディーバ”と呼ぶロングホイールベースのW08のバランス特性に苦しんだ。シルバーストンやモンツァのような高速サーキットでは圧倒的な速さを見せる一方で、モナコ、ハンガリー、シンガポールのようなタイトなコーナーのあるトラックでは苦戦を強いられた。

    小型で短いギアボックス導入のニュースは、昨年よりもホイールベースが短くなり、低速コーナーでのパフォーマンスを改善させることを目的としていることの表れかもしれない。

    また、メルセデスはパワーユニットに関しても「信頼性の限界を攻めていく」と述べており、パフォーマンスもコース上でも1000馬力への到達も目前だと報じられている。

  • マクラーレン、2018年F1マシンは「ピーキーな特性を避けることに注力」

    マクラーレン、2018年F1マシンは「ピーキーな特性を避けることに注力」

    マクラーレンは、2018年F1マシン『MCL33』の設計はピーキーな特性は避け、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンにとって扱いやすいハンドリングに仕上げることに注力していると語る。

    2017年のチャンピオンチームであるメルセデスは“ディーバ”気質の2017年シャシーで一貫性のあるパフォーマンスを発揮することに苦しんだことを認めている。

    マクラーレンは、ホンダとの3年間のパートナーシップを終え、2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載して5シーズンの未勝利記録にピリオドを打つことを期待している。

    2018年シーズンに先立ち、マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるティム・ゴスは、チームはMCL33を従順な特性をもったクルマに仕上げることを優先事項に定めたと語った。

    「最近では素晴らしいクルマを製造している多くのチームはドライバーが活用することができるクルマを彼らに与えている」とティム・ゴスは Autosport にコメント。

    「ピーキーなパフォーマンスのクルマを与えることは重要ではなくなっている。我々がやろうとしていることは、幅広い動作領域でうまく機能するクルマをドライバーに与えることだ」

    ティム・ゴスは、昨年導入された新しい空力レギュレーションの最初の設計においてマクラーレンはそのアプローチをとっていたと語る。

    「当初、我々はクルマにどのレベルのパフォーマンスをもたらせるかについては心配していなかった」とティム・ゴスは説明する。

    「我々がやりたかったことは、流体物理学を理解し、ヨー/ステア/ロール、そして車高による動作領域全体にわたって良好でバランスのとれた空力を得ることだった。そして、満足できるバランスのとれた空力を得られて初めてパフォーマンスを構築していった」

    「最近の我々のアプローチは、ドライバーが信頼して仕事ができるものを与えることに重点を置いている。我々の見解では、ピーキーな負荷はドライバーのために速い空力パッケージを生んだり、車両ダイナミクスに変化を与える方法ではない」

    ティム・ゴスは、昨年のマクラーレンは、ホンダのストレートでのパフォーマンス不足をロードラックなデザインやセットアップで補うことはしないと決定したと語る。

    「クルマからダウンフォースを少し削ったり、ウイングレベルを低くしたとしても、直線でレースができる位置までクルマを到達させることはできなかった」とティム・ゴスは語る。

    「そのため、我々のアプローチは常に最速のラップタイムに向けられていたし、レース週末にむけての我々の戦略は、できるだけうまく予選を戦い、ラップタイムに基づいてそのポジションを守ることを目指すというものだった。いくつかのレースではそれはかなり難しかったがね」

    「我々はハンガリーGPでクルマをかなり改良し、ハンガリーでは素晴らしいレースができたが、ベルギーでは後退した。それはラップタイムによって後退したわけではなく、ストレートで防御できる能力がなかったので後退した」

    「ベルギー/イタリアの時期は非常にフラストレーションを感じた。なぜなら、クルマにパフォーマンスがあることはわかっていたが、守ることができなかったからだ」

    「我々はレースに勝ち、チャンピオンシップを獲得するためにここにいる。我々がクルマに採用するアプローチは成功のためのデザインだ」

    「パワー不足のエンジンに対処するために絆創膏を貼るのではなく、我々が本当にやりたいことはエンジンがパフォーマンスを発揮してくれると仮定して最高のクルマを開発することだ」