タグ: 2018年のF1世界選手権

  • トロロッソ、ホンダF1と戦略的なエンジン交換について議論

    トロロッソ、ホンダF1と戦略的なエンジン交換について議論

    トロロッソは、2018年シーズンにホンダと戦略的なエンジン交換のペナルティについて話し合うことは避けられないと考えている。

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    そのため、1基のエンジンで7戦を走り切る必要があり、各エンジンメーカーは、アップグレード導入のタイミングを含めて2018年にエンジンライフを管理するが課題となる。

    トロロッソのチーム代表フランス・トストは、エンジンが寿命に達するまでのパワーの低下よりも、ペナルティを受けてフレッシュなパワーユニットを投入した方がメリットがあるかもしれないと考えており、より多くの馬力を得るためにグリッド降格ペナルティを受けることについてホンダと話し合うことを考えていると語る。

    「3000~4000kmのエンジンを使用する変わりに、新しいパワーユニットを投入して後方からスタートした方が良いかどうかを見極めなければならない時期が来るだろう」とフランス・トストは Autosport にコメント。

    「見極めていくことになると思う。だが、今言えるのは、そのような議論をしていくことになるということだけだ。いつかはわからないが、そうせざるを得ないだろう」

    フランツ・トストは、F1が3基のエンジン制限に固執していることは“クレイジー”だと考えている。レッドブルは、ルール変更を試みたが反対されている。

    「昨年、マニュファクチャラーは4基のエンジンでより少ないレースを戦っていた。今年はより多くのレースを少ないエンジンで戦う。このレギュレーションは完全にクレイザーだと言わなければならない」とフランツ・トストはコメント。

    「だが、フェラーリはルールの変更に反対した。他が4基で行くことを望んだからだ。フェラーリは3基にアドバンテージがあると考えた」

    「レギュレーションで定められているので、我々はなんとかそれでやっていかなければならない。我々はそれを受け入れなければならない。最終的に何基のパワーユニットが必要になるかはわからない」

    親チームのレッドブルも、戦略的なエンジン交換の可能性を検討していることを認め問ている。

    レッドブルにF1パワーユニットを供給するルノーのシリル・アビテブールは「現在のエンジンパフォーマンス、自分自身についてもう少し知り、ベースラインを確立させたい」とコメント。

    「4基のユニット、もしくは4基のV6エンジンを使用した方が全員にとって良いのであれば、我々はそのような決断を下すかもしれない。だが、それについて話をするのはまだ時期尚早だ」

  • ハースF1チーム、2018年のF1世界選手権の“ダークホース”に浮上

    ハースF1チーム、2018年のF1世界選手権の“ダークホース”に浮上

    ハースF1チームは、2018年のF1世界選手権のトップ3チームの後ろの“ベスト・オブ・ザ・レスト”のダークホースに急浮上している。

    F1合同テストでは、ケビン・マグヌッセンがスーパーソフトタイヤで1分18秒360を記録して総合6番手タイムを記録。トップ5は全員ピレリの最も柔らかいハイパーソフトでタイムを出しており、スーパーソフトとハイパーソフトでは潜在的に最大で1.5秒のタイム差が予想されている。

    ハースの2018年F1マシン『VF-18』は、密接な技術パートナーシップを結んでいるフェラーリの昨年マシンと類似した特徴を備えている。

    元F1ドライバーのアレックス・ブルツは「ハースは大きな印象を与えた」と Speed Week にコメント。

    「クルマは素晴らしく見える。去年のフェラーリと同じくらい優れているようだ。全員がそれがどれくらいうまく機能していたかを知っている。どの燃料搭載量でもハンドリングは本当に印象的だった」

    ハースF1のチーム代表ギュンター・シュタイナーも、2018年にミッドフィールドをリードできるかもしれないと認める。

    「グリッドの中盤は非常に拮抗しているように思われるが、我々はそれがリードできることを期待している」とギュンター・シュタイナーは語っている。

    ハースのF1ドライバーを務めるケビン・マグヌッセンの父であるヤン・マグヌッセンは、F1合同テストを終えて“悲観的になるのは難しい”と BT に語る。

    「テストではチーム全体が自信に満たされたと思う」とヤン・マグヌッセンはコメント。

    「ケビンはクルマの感触は良好だと言っているし、彼にとても合っているようだ。彼らは一歩前進したと思う」

    「しかし、他との比較はただの憶測に過ぎない。トロロッソ、ハース、ウィリアムズ、マクラーレン、ルノーがいるし、そのグループのなかでどの位置にいるかを知るのは難しい」

    「だが、チームとケビンは楽観的だ。これから彼らはメルボルンに向かうし、そこでわかるだろう」

  • ルノーF1、空力パフォーマンス向上のために“攻めた冷却処理”を採用

    ルノーF1、空力パフォーマンス向上のために“攻めた冷却処理”を採用

    ルノーF1チームは、2018年F1マシン『R.S.18』の空力パフォーマンスを改善するために冷却系の“頭痛”に喜んで立ち向かったと語る。

    ルノーF1の最高技術責任者を務めるボブ・ベルは、シャシーを“地獄のようにプッシュした”と語り、パワーユニットコンポーネントの使用数がさらに厳しくなるにも関わらず、冷却のためにパッケージを妥協することは一切なかったと述べた。

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    新しいレギュレーションは、2018年のマシン設計にどのような影響を与えたかと質問されたボブ・ベルは「パワーユニットをシャシーにい組み込む際に必要な熱条件の一部に影響を及ぼすが、大きな規模ではない」とコメント。

    「クルマ昨年のものと比較すれば、すべての構成部分を絞り込むために長い時間をかけたことがわかるだろう。それはクルマの熱の流れを管理することをさらに困難にする」

    「我々はクルマから最大限の空力パフォーマンスを引き出すために地獄のようにプッシュした。全てを密接に圧迫させ、熱管理により多くの頭痛を与えた」

    ルノーは、F1バルセロナ合同テストの最終日にギアボックスのトラブルによって一日の大部分をガレージで過ごすことになった。

    報道によると、トラブル解消に時間がかかったのは、リアのタイトなパッケージによってギアボックス変更が複雑になっているためだとされているが、チームはそれを否定している。

    ルノーはリアエンドのパッケージングに加え、ギアボックスの構造も昨年と比較して軽量化が図られている。

    ルノーのテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは、2018年シーズン中の重要な開発エリアとしてさらに多くの軽量化を挙げた。

    「我々はまだ軽量化を望んでいる。そうすれば、より多くのバラストを積み、重心を下げることができる。我々はそこに取り組み続けている」とニック・チェスターはコメント。

    「長い走行距離を走り切れるようにやれることはたくさんある。もっと軽くすることができるのであれば、我々は軽いコンポーネントを投入して金曜日走らせて検証し、レースに投入するつもりだ」

    「あまり保守的になるつもりはないし、走ってみて、何ができるかを見極めていく」

  • トロロッソ 「開幕戦までに解析するべき課題はまだ残っている」

    トロロッソ 「開幕戦までに解析するべき課題はまだ残っている」

    トロロッソは、新しいエンジンパートナーと2018年のF1世界選手権にむけて好調なスタートを切ったが、テクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは“開幕戦を迎えるにあたり解析するべき課題はまだ残っている”と語る。

    トロロッソは、今シーズンからルノーに代えてホンダのF1パワーユニットを搭載。過去3年間、マクラーレンとのパートナーシップで信頼性トラブルが多発していたホンダのF1パワーユニットには懸念の声も挙がっていたが、トロロッソ・ホンダは8日間で全体で3番手に多い822周を周回した。

    一方、ルノーにエンジンを変更したマクラーレンはトラブルが多発し、全チームで最下位の619周に留まった。

    ホンダのF1パワーユニットは8日間のテストでほぼノートラブルで予定していたプログラムをほぼ完了できたが、最終日にはレースシミュレーションの最終盤にパワーユニットのデータに異常が検知され、分セッション終了2時間ほど前にチームはテストを終了している。

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「開幕戦を迎えるにあたり解析するべき課題はまだ残っている」とコメント。

    「この2週間のテスト期間中、素晴らしい仕事をしてくれたホンダの仲間たちに感謝している。テスト2の期間中は、1つのエンジンで走行していたが、ほぼ問題なく機能してくれた。ただ、今日のテスト終盤に小さなトラブルがあり、リスクを避けるために走行終了を決断した。テストプログラムはほぼ完了していたので問題はなかったが、今後ホンダとともに問題解決に努めていきたいと思う」

    「しかし、そのほかはほぼ問題なく終了することができた。この2週間、マシンの改善・開発をサポートしてくれたホンダにとても感謝している。これにて2018年度のプレシーズンテストは終了となったが、この2週間は忙しくも充実した時間となり、あっという間に過ぎていった。今シーズンの開幕がとても楽しみだ! 1年以上も前から始まったSTR13の開発は、そろそろ最終段階を迎えようとしている。次のフェーズは、レースで戦い、マシンを進化させていくことだ。数週間後にメルボルンから始まる新たなるシーズンを楽しみにしている」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダとの関係は、今季の新しいマシンを開発し向上させていく上で間違いなく重要だと語る。

    「先週のテストは天候に恵まれなかったが、テスト2では好転し、気温は20℃、路面温度も37℃前後のという絶好のコンディションの下で、走行することができた。これによって、チームはマシンやタイヤ、セットアップについて多くを学べたと思う。願わくは、テストは(天候の問題が少ない)バーレーンでできればいいね」

    「我々にとって、強力なエンジンマニュファクチャラーであるホンダとの関係は、今季の新しいマシンを開発し向上させていく上で間違いなくとても重要だ。今回は互いに協力しながら、問題も改善してこられたのではないだろうか」

    「ここバルセロナでの2回のプレシーズンテストを終え、8日間で3826kmを走りきれたことにとても満足している。テストができたのは悪天候により実質7日間だったが、それを考慮しても良い結果になった。スピードと信頼性において、問題なく走ることができたのは素晴らしいと思う」

    「ホンダの素晴らしい仕事とともに、我々チーム側もドライバー達が扱いやすいマシンを作り上げるという、素晴らしい活躍を見せてくれた。ブレンドンとピエールは、テスト期間中、有効なかつ的確なフィードバックをしてくれたので、メルボルンでの開幕戦に向けそれらを解析している段階だ」

    「まだまだやることはたくさんあるので、ポジティブにかつ慎重に進めていきたいと思う」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「ウインターテスト全体で考えると、多くのテストを行い、有用なデータを収集することができました」とコメント。

    「また、今回初めて8日間のサーキットオペレーションをトロロッソと一緒に行いました。互いにオープンで率直なコミュニケーションが取れており、チームとしていい形で機能しています」

    「まだシーズン前のテストが終わっただけの段階ですが、理想的なスタートを切ることができました。2人のドライバー、そしてトロロッソとメルボルンで開幕戦を迎えることが非常に楽しみです」

  • マクラーレン、MCL33にトラブル多発も「野心的なデザインが必要だった」

    マクラーレン、MCL33にトラブル多発も「野心的なデザインが必要だった」

    マクラーレンは、困難なプレシーズンテストに耐えることになったが、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2018年に上位争いに返り咲くためには新車『MCL33』に野心的なデザインを採る以外に選択肢はなかったと語る。

    不遇の3シーズンを過ごしたマクラーレンとのパートナーシップを解消し、ルノーとの新たにパートナーシップを結んだマクラーレンは、8日間のF1バルセロナ合同テストで複数の信頼性トラブルが発生して、走行距離では全チームで最下位で終えることになった。

    最終日にはフェルナンド・アロンソが全体の3番手タイムを記録したが、冷却面を始め、マクラーレンの信頼性には懸念が残った。

    しかし、エリック・ブーリエは、マクラーレンについて最終結果を下すのはまだ早いと主張する。

    「3日間のいくつかの問題をベースに判断することはできない。数レース待った方がいい」とエリック・ブーリエはコメント。

    「過去3年間は困難な状況だったが、現在、マクラーレンは本来の位置に戻ろうとしている。何事も一日では成し遂げられない。いくつかトラブルはあるものだ」

    「我々は速いクルマを設計する能力は失っていないし、すぐにコース上でそれを目にすることを期待している。我々は野心的でなければならなかった」

    「リスクを採らなければならない野心的な理由もある。我々はすべてをまとめ直し、作業していく必要がある。

    エリック・ブーリエは、テストでの走行距離が不足していることでシーズン開幕時にさらなる信頼性問題が発生する可能性が高くなっていると認める。

    「もちろん、我々は望んでいたほど多くの走行ができなかったし、どこかで故障が発生する危険性は高い」とエリック・ブーリエはコメント。

    「それでも、我々には全く異なる小さな問題しか発生しなかった。オーストラリアにむけてクルマを再構築すれば、いくつかの問題を解決することに役立つだろう」

  • 2018年 F1プレシーズンテスト:総合タイム&周回数・走行距離

    2018年 F1プレシーズンテスト:総合タイム&周回数・走行距離

    2018年のF1世界選手権にむけた8日間にわたるプレシーズンテストが終了した。

    テストの舞台となったのはF1スペインGPの舞台となるカタロニア・サーキット。前半4日間は降雪を含めた悪天候に見舞われて事実上3日間となったが、後半4日間は好天に恵まれ、より通常に近い路面温度でテストを実施した。

    今年はカタロニア・サーキットの路面が再舗装され、ピレリが最も柔らかいハイパーソフトを導入したことで、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、昨年のプレシーズンテストでのベストタイム(1分18秒634)を1秒以上上回る1分17秒182を記録して非公式ながらトラックレコードを更新。ベッテルは全ドライバーで最多となる643周を走り込んだ。フェラーリは、2番手にも0.39秒差でチームメイトのキミ・ライコネンが続き、フェラーリがタイムシートの上位2つを独占してテストを終えた。

    一方、メルセデスは一度もハイパーソフトを使用せずにレースシミュレーションを実施。重い燃料でも安定して1分19秒台を記録。チームとしてはダントツで最多となる1040周を走り込み、信頼性の高さを示した。

    トロロッソ・ホンダは、全チームで3番目に多い822周を走破。後半4日間は1台のパワーユニットで498周を走行。最終日こそパワーユニットのデータに異常が見つかってテストを早めに切り上げることになったが、8日間のテストでホンダの2018年F1パワーユニット『RA618H』は高い信頼性を示している。タイム的にもピエール・ガスリーがハイパーソフトで7番手タイムを記録。トップ10争いに期待をもたせた。

    対照的にマクラーレンはトラブルに見舞われるテストとなった。ホイールナット、エキゾーストのボルト、バッテリー、オイル漏れ、ターボの故障など複数の信頼性トラブルが発生。全チームで最も少ない599周しか走れなかった。これはセバスチャン・ベッテル一人の走行距離にも満たない。しかし、最終日にはフェルナンド・アロンソが全体の3番手タイムとなる1分17秒784を記録。フェラーリ以外では唯一の1分17秒台を記録し、ポテンシャルを垣間見せた。

    2018年 F1プレシーズンテスト 総合タイム

    順位 ドライバー チーム Day ベストタイム タイヤ
    1 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 7 1分17秒182 HyperSoft ●
    2 キミ・ライコネン フェラーリ 8 1分17秒221 HyperSoft ●
    3 フェルナンド・アロソ マクラーレン 8 1分17秒784 HyperSoft ●
    4 ダニエル・リカルド レッドブル 6 1分18秒047 HyperSoft ●
    5 カルロス・サインツ ルノー 8 1分18秒092 HyperSoft ●
    6 ケビン・マグヌッセン ハース 7 1分18秒360 SuperSoft ●
    7 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 7 1分18秒363 HyperSoft ●
    8 ルイス・ハミルトン メルセデス 6 1分18秒400 UltraSoft●
    9 ロマン・グロージャン ハース 8 1分18秒412 UltraSoft●
    10 バルテリ・ボッタス メルセデス 5 1分18秒560 UltraSoft●
    11 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 5 1分18秒675 SuperSoft ●
    12 ストフェル・バンドーン マクラーレン 7 1分18秒855 HyperSoft ●
    13 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 8 1分18秒949 HyperSoft ●
    14 エステバン・オコン フォース・インディア 8 1分18秒967 HyperSoft ●
    15 シャルル・ルクレール ザウバー 8 1分19秒118 HyperSoft ●
    16 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 8 1分19秒189 Soft ●
    17 マーカス・エリクソン ザウバー 7 1分19秒244 HyperSoft ●
    18 ロバート・クビサ ウィリアムズ 7 1分19秒629 SuperSoft ●
    19 セルジオ・ペレス フォース・インディア 7 1分19秒634 HyperSoft ●
    20 マックス・フェルスタッペン レッドブル 7 1分19秒942 Soft ●
    21 ランス・ストロール ウィリアムズ 8 1分19秒954 Soft ●
    22 ニキータ・マゼピン フォース・インディア 1 1分25秒62 Medium ○

    ドライバー別 周回数&走行距離

    順位 ドライバー チーム 周回数 距離
    1 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 643 2933km
    2 バルテリ・ボッタス メルセデス 584 2719km
    3 ルイス・ハミルトン メルセデス 456 2123km
    4 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 452 2104km
    5 カルロス・サインツ ルノー 444 20677km
    6 マックス・フェルスタッペン レッドブル 419 1950km
    7 マーカス・エリクソン ザウバー 411 1913km
    8 ケビン・マグヌッセン ハース 380 1769km
    9 シャルル・ルクレール ザウバー 375 1746km
    10 エステバン・オコン フォース・インディア 372 1732km
    11 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 370 1722km
    12 ダニエル・リカルド レッドブル 364 1694km
    13 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 354 1648km
    14 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 351 1634km
    15 ランス・ストロール ウィリアムズ 343 1597km
    16 ストフェル・バンドーン マクラーレン 336 1564km
    17 セルジオ・ペレス フォース・インディア 317 1476km
    18 ロマン・グロージャン ハース 314 1462km
    19 キミ・ライコネン フェラーリ 286 1331km
    20 フェルナンド・アロソ マクラーレン 263 1224km
    21 ロバート・クビサ ウィリアムズ 122 568km
    22 ニキータ・マゼピン フォース・インディア 22 102km

    マシン別 周回数&走行距離

    順位   マシン 周回数 走行距離
    1 メルセデス W09 1040 4814km
    2 フェラーリ SF71H 929 4324km
    3 トロロッソ・ホンダ STR13 822 3826km
    4 ウィリアムズ FW41 819 3812km
    5 ルノー R.S.18 815 3794km
    6 ザウバー C37 786 3659km
    7 レッドブル RB14 783 3654km
    8 フォース・インディア VJM11 711 3310km
    9 ハース VF-18 694 3231km
    10 マクラーレン MCL33 599 2788km

    エンジン別 周回数&走行距離

    順位   マシン 周回数 走行距離
    1 メルセデス M09 2570 11963km
    2 フェラーリ 062 EVO 2409 11214km
    3 ルノー R.E.18 2217 10320km
    4 ホンダ RA618H 822 3826km
  • マックス・フェルスタッペン 「予選でメルセデスから0.3秒以内が目標」

    マックス・フェルスタッペン 「予選でメルセデスから0.3秒以内が目標」

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、2018年のF1世界選手権で王者メルセデスをレースで倒すためには予選でのギャップを縮めることが鍵だと考えている。

    2014年にV6ターボ・パワーユニットが導入されて以降、メルセデスは“予選モード”でライバル勢を圧倒し、土曜日の時点で大きなギャップを気づいてきた。

    一方、2018年にチャンピオン獲得を目指すレッドブルは、ルノーのF1パワーユニットに予選モードがなかったこともあり、2016年以降に1度しかポールポジションを獲得できていない。

    昨年、レッドブルはマックス・フェルスタッペンがシーズン終盤に2勝を挙げるなどパフォーマンスを向上させているが、フェルスタッペンは予選でのギャップを縮めるために仕事をしていく必要があると考えてる。

    「まず僕たちはもっと近づかなければならない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「予選で0.3~4秒以内くらいにつけて、ようやくレースで彼らと戦えるようになる。通常、レースではその差は少し縮まるからね。コンマ3秒以内に入ることが僕たちの目標だ」

    「2017年の最初と最後では僕たちのクルマはすでに別物になっていたし、さらに近づけたと予想している。どこまで近づけたかはわからないけど、実際にプラクティスと予選をやってみればわかるだろう」

    打倒メルセデスに挑むもうひとつのトップ3チームであるフェラーリは、F1バルセロナ合同テスト3日目にセバスチャン・ベッテルが非公式ながらカタロニア・サーキットのトラックレコードを塗り替える印象的なパフォーマンスを見せている。

    マックス・フェルスタッペンは、フェラーリがパフォーマンスを向上させてくるのは間違いないと考えている。

    「間違いなくいいラップタイムだ。でも、彼らが強くなるのはわかっていたし、メルセデスが強いのもわかっていた。僕たちはそのすぐ近くに迫れるように頑張るだけだ」

  • ルノーF1、『ブロウン・リアウイング』の違法性を否定

    ルノーF1、『ブロウン・リアウイング』の違法性を否定

    ルノーF1は、2018年F1マシン『R.S.18』のエキゾーストのレイアウト、いあゆる『ブロウン・リアウイング』に違法性はないと主張する。

    今シーズン、ルノーは排気ガスをリアウイングへ導くことでダウンフォースの増加を狙い、R.S.18のエキゾーストはリアウイングの方に向かって上向きに角度をつけてレイアウトされている。

    実際、ルノーは、リアウイングを高熱の排気ガスに耐えられるように耐熱素材で補強しており、F1バルセロナ合同テストでは、リアウイングに熱で焦げた跡がついていたと報じられている。

    以前に排気ガスをディフューザーに導いてダウンフォースを得る『ブロウン・ディフューザー』が流行したが、今ではレギュレーションで禁止されている。

    そして、今回ルノーが用いている手法は、禁止されている“エキゾースト・ブロウイング”に該当するのではないかとの声もある。

    しかし、ルノーF1のシャシーテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは「何の苦情も聞いていない」とコメント。

    「エキゾーストに関しては様々なアレンジが可能であり、我々は単にそれをボディーワークの一番上に近づけただけだ」

    「大部分のクルマで排出ガスは多かれ少なかれウイングの方に向かって流れている。我々はレギュレーションが許す範囲内で最大のチャンスを生むソリューションを開発しただけだ」

    「エキゾーストが許容される位置に設けられている限り、何も問題ではない」

  • 2018年 F1プレシーズンテスト2回目:総合タイム&周回数・走行距離

    2018年 F1プレシーズンテスト2回目:総合タイム&周回数・走行距離

    2018年の最後のF1プレシーズンテストとなる第2回目のF1バルセロナ合同テストが終了した。

    3月6日(火)~9日(金)の4日間にわたってカタロニア・サーキットで行われた第2回目の合同テストでは、1回目とは異なり好天に恵まれ、4日間を通してドライコンディションでセッションは行われ、各チームがパフォーマンスランも実施した。

    最速タイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3日目に走行したベッテルは、ピレリの最も柔らかいハイパーソフトタイヤでカタロニア・サーキットの非公式トラックレコードを更新する1分17秒182を記録。ベッテルは走行距離でも全ドライバーで最多の425周を走り込んだ。2番手にも0.39秒差でチームメイトのキミ・ライコネンが続き、フェラーリがタイムシートの上位2つを独占してテストを終えた。

    一方、メルセデスは一度もハイパーソフトを使用せずにレースシミュレーションを実施。重い燃料でも安定して1分19秒台を記録。チームとしてはダントツで最多となる734周を走り込み、信頼性の高さを示した。

    トロロッソ・ホンダは、周回数こそ9番手だったが、1台のパワーユニットで498周を走行。最終日こそパワーユニットのデータに異常が見つかってテストを早めに切り上げることになったが、8日間のテストでホンダの2018年F1パワーユニット『RA618H』は高い信頼性を示している。タイム的にもピエール・ガスリーがハイパーソフトで7番手タイムを記録。トップ10争いに期待をもたせた。

    対照的にマクラーレンはトラブルに見舞われるテストとなった。バッテリー、オイル漏れ、ターボの故障で5度のストップ。全チームで最も少ない339周しか走れなかった。両ドライバーも半日しか走行しなかったロバート・クビサを除けば、周回数では最下位。しかし、最終日にはフェルナンド・アロンソが全体の3番手タイムとなる1分17秒784を記録。フェラーリ以外では唯一の1分17秒台を記録し、ポテンシャルを垣間見せた。

    パワーユニット別では、メルセデスが1チーム平均607周、フェラーリが平均547周、ホンダが498周、ルノーが平均478周という結果となった。

    2018年 F1プレシーズンテスト2回目 総合タイム

    順位 ドライバー チーム Day ベストタイム タイヤ
    1 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 3 1分17秒182 HyperSoft ●
    2 キミ・ライコネン フェラーリ 4 1分17秒221 HyperSoft ●
    3 フェルナンド・アロソ マクラーレン 4 1分17秒784 HyperSoft ●
    4 ダニエル・リカルド レッドブル 2 1分18秒047 HyperSoft ●
    5 カルロス・サインツ ルノー 4 1分18秒092 HyperSoft ●
    6 ケビン・マグヌッセン ハース 3 1分18秒360 SuperSoft ●
    7 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 3 1分18秒363 HyperSoft ●
    8 ルイス・ハミルトン メルセデス 2 1分18秒400 UltraSoft●
    9 ロマン・グロージャン ハース 4 1分18秒412 UltraSoft●
    10 バルテリ・ボッタス メルセデス 2 1分18秒560 UltraSoft●
    11 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 2 1分18秒675 SuperSoft ●
    12 ストフェル・バンドーン マクラーレン 3 1分18秒855 HyperSoft ●
    13 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 4 1分18秒949 HyperSoft ●
    14 エステバン・オコン フォース・インディア 4 1分18秒967 HyperSoft ●
    15 シャルル・ルクレール ザウバー 4 1分19秒118 HyperSoft ●
    16 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 4 1分19秒189 Soft ●
    17 マーカス・エリクソン ザウバー 3 1分19秒244 HyperSoft ●
    18 ロバート・クビサ ウィリアムズ 3 1分19秒629 SuperSoft ●
    19 セルジオ・ペレス フォース・インディア 3 1分19秒634 HyperSoft ●
    20 マックス・フェルスタッペン レッドブル 3 1分19秒942 Soft ●
    21 ランス・ストロール ウィリアムズ 4 1分19秒954 Soft ●

    ドライバー別 周回数&走行距離

    順位 ドライバー チーム 周回数 距離
    1 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 425 1978.38km
    2 バルテリ・ボッタス メルセデス 372 1731.66km
    3 ルイス・ハミルトン メルセデス 362 1685.11km
    4 マックス・フェルスタッペン レッドブル 317 1475.64km
    5 カルロス・サインツ ルノー 293 1363.92km
    6 エステバン・オコン フォース・インディア 293 1363.92km
    7 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 275 1280.13km
    8 マーカス・エリクソン ザウバー 268 1247.54km
    9 ロマン・グロージャン ハース 259 1205.65km
    10 ダニエル・リカルド レッドブル 257 1196.34km
    11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 252 1173.06km
    12 ケビン・マグヌッセン ハース 248 1154.44km
    13 ランス・ストロール ウィリアムズ 243 1131.17km
    14 シャルル・ルクレール ザウバー 235 1093.93km
    15 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 229 1066.00km
    16 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 227 1056.69km
    17 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 223 1038.07km
    18 キミ・ライコネン フェラーリ 206 958.93km
    19 ストフェル・バンドーン マクラーレン 189 879.80km
    20 フェルナンド・アロソ マクラーレン 150 698.25km
    21 ロバート・クビサ ウィリアムズ 73 339.82km

    マシン別 周回数&走行距離

    順位   マシン 周回数 走行距離
    1 メルセデス W09 734 3416.77km
    2 フェラーリ SF71H 631 2937.31km
    3 レッドブル RB14 574 2671.97km
    4 フォース・インディア VJM11 545 2536.98km
    5 ウィリアムズ FW41 543 2527.67km
    6 ルノー R.S.18 522 2429.91km
    7 ハース VF-18 507 2360.09km
    8 ザウバー C37 503 2341.47km
    9 トロロッソ・ホンダ STR13 498 2318.19km
    10 マクラーレン MCL33 339 1578.05km

    エンジン別 周回数&走行距離

    順位   マシン 周回数 走行距離
    1 フェラーリ 062 EVO 1822 8481.41km
    2 メルセデス M09 1641 7638.86km
    3 ルノー R.E.18 1435 6679.93km
    4 ホンダ RA618H 498 2318.19km
  • ホンダの2018年型F1パワーユニット、1台のみで7レース分を走破

    ホンダの2018年型F1パワーユニット、1台のみで7レース分を走破

    ホンダの2018年型F1パワーユニット『RA618H』は4日間の第2回F1バルセロナ合同テストで1台で7レース分に相当する走行距離を走り切った。

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    そのため、1基のエンジンで7戦を戦わなければならず、パワーユニットにアップデートを加える機会も少なくなることを意味する。

    トロロッソ・ホンダは、4日間の第2回F1バルセロナ合同テストで1台のパワーユニットだけでトータル498周を走り、多くのテストプログラムを消化。合計距離2318kmは、4.655kmのカタロニア・サーキットで66周で争われるF1スペインGPの7レース分に相当。ホンダのF1パワーユニット、そしてSTR13は7戦を戦う信頼性があることを示した。

    最終日は、レースシミュレーションの最終盤にパワーユニットのデータに異常が見つかり、分析に時間を要するためセッション終了2時間ほど前にテスト終了。しかし、8日間のプレシーズンテストでホンダのF1パワーユニットに大きな問題は見つからなかった。

    マクラーレンと組んでいた昨年はエンジンだけで19基を使用。380グリッドの降格ペナルティを科せられていた。

    そのマクラーレンは、4日間の第2回F1バルセロナ合同テストで5度のストップを経験し、2度のエンジン交換を実施。トータルでは339周(1578km)とトロロッソ・ホンダよりも159周少ない周回数で終えている。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「テスト2では、1台のPUを継続して使用してきました。本日終盤にデータの異常が発生し、そのままテスト終了になったことは大変残念です。ただし、ウインターテスト全体で考えると、多くのテストを行い、有用なデータを収集することができました」とコメント。

    「また、今回初めて8日間のサーキットオペレーションをトロロッソと一緒に行いました。互いにオープンで率直なコミュニケーションが取れており、チームとしていい形で機能しています。まだシーズン前のテストが終わっただけの段階ですが、理想的なスタートを切ることができました。2人のドライバー、そしてトロロッソとメルボルンで開幕戦を迎えることが非常に楽しみです」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「この2週間のテスト期間中、素晴らしい仕事をしてくれたホンダの仲間たちに感謝している」とコメント。

    「テスト2の期間中は、1つのエンジンで走行していたが、ほぼ問題なく機能してくれた。ただ、今日のテスト終盤に小さなトラブルがあり、リスクを避けるために走行終了を決断した。テストプログラムはほぼ完了していたので問題はないが、今後ホンダとともに問題解決に努めていきたいと思う」

    「しかし、そのほかはほぼ問題なく終了することができた。この2週間、マシンの改善・開発をサポートしてくれたホンダにとても感謝している」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「ここバルセロナでの2回のプレシーズンテストを終え、8日間で3826kmを走りきれたことにとても満足している」とコメント。

    「テストができたのは悪天候により実質7日間だったが、それを考慮しても良い結果になった。スピードと信頼性において、問題なく走ることができたのは素晴らしいと思う」

    「我々にとって、強力なエンジンマニュファクチャラーであるホンダとの関係は、今季の新しいマシンを開発し向上させていく上で間違いなくとても重要だ。今回は互いに協力しながら、問題も改善してこられたのではないだろうか」

    「ここまでいい仕事ができており、ホンダ、チーム、そしてドライバーたちにとても感謝している。そして、いよいよシーズンが始まる!」

    関連:マクラーレン・ホンダ:3年間のエンジンペナルティ&エンジン使用数