タグ: 2011年

  • ロータス、イギリスGP以降は2011年マシンにシフト

    ロータス、イギリスGP以降は2011年マシンにシフト

    ロータスは、イギリスGPに最終アップデートパッケージをT127に投入し、その後は2011年マシンに焦点を移す。

    ロータスのテクニカルディレクターを務めるマイク・ガスコインは、シルバーストンのアップデートパッケージが既存チームを捕えるための大きなステップになることを期待していると語る。

    「アップデートパッケージによって、我々は今週末さらなる進歩を果たすことを目指している。前のチームと戦うためのチャンスを与えてくれるだろう」

    「我々はマシンに多くの軽量パーツを持ち込む。より効果的にバラストを使うことができるだろうし、バランスやセットアップを最適化するチャンスをドライバーに与えてくれるだろう」

    「また新しいフロアや様々なボディワークのアップデートを含め、シーズン最後の大幅な空力改良を持ち込む。その後、デザインチームの注意は来年のマシンに向くことになる」

  • ルノー、ロバート・クビサに2011年のチーム残留をオファー

    ルノー、ロバート・クビサに2011年のチーム残留をオファー

    ルノーは、ロバート・クビサに2011年もチームに残留するようオファーしたと Auto Hebdo が報じている。

    同誌によると、ロバート・クビサが有しているオプション契約は7月中旬だとされており、契約はイギリスGP直後にも結ばれるだろうと報じている。

    また、イタリアの Autosprintは、クビサは2012年以降もルノーに残留する可能性があるが、チームの資金について「保証を求めている」としているという。

    「我々は、ロバートを残留させるつもり」とルノーのチーム代表エリック・ブーリエはコメント。

    「彼は、我々の野心とポテンシャルを理解してくれている」

  • F1 2011年 レギュレーション

    F1 2011年 レギュレーション

    2011年のF1レギュレーションの基本方針が世界モータースポーツ評議会で発表された。

    2011年F1の最大のトピックは、やはりタイヤサプライヤーの変更。2007年から単独でタイヤを供給してきたブリヂストンに代わり、2011年からはピレリがタイヤを供給することに決定した。

    また可変リアウイングの導入、FOTAによって自主規制されていたKERSが復活するなど、マシン設計に影響を与えるいくつかの変更が予定されている。

    ピレリがタイヤを供給
    2011年から3年間、ピレリがF1にタイヤを供給することが決定。ピレリは4種類のドライタイヤ、2種類のレインタイヤを供給する予定となっている。

    可変リアウイングの導入
    オーバーテイクを促進することを目的に、2011年から可変リアウイングが導入される。ドライバーは制御エレクトロニクスが可能だと通知した場合のみ可変ボディワークを使用することができる。可変リアウイングは最初の2周では使用できず、ドライバーが先行するマシンの1秒未満に近づいたときにのみ使用が許される予定となっている。

    Fダクト、ダブルディフューザーの禁止
    2011年からは可変リアウイングを除き、ドライバーが操作することでエアロダイナミクスに影響をあたえるデバイスが禁止となる。また、ダウンフォースの削減を目的にダブルディフューザーが禁止される。

    KERSの復活
    KERSは、2010年もレギュレーションでは許可されていたが、FOTAによって自主規制されていた。しかし、FOTAは2011年からその取り決めを廃止。システムは、基本的に2009年に使用されていたものと同じ出力が採用される予定となっている。

    最低重量を640kgまで引き上げ
    2011年からはマシンの最低重量が640kgまで引き上げられる。これはKERS搭載による重量の不利をなくすための措置。

    107%ルールの復活
    2011年からは予選Q1の最速タイムから107%を超えるドライバーは、レースへの出走が認められない。しかし、雨によるセッション中止など例外的な状況ではフリー走行のタイムを参考にスチュワードが出走を認める場合もある。そのケースで2名以上のドライバーの出走が認められた場合は、スチュワードがグリッド順位を決定する。

    予選でのスロー走行の制限
    2011年からは予選のインラップあるいはレースのレコノサンスラップでマシンが必要以上に遅い走行をしないために、ピット出口後のセイフティカーラインとピット入口前のセイフティカーライン間に最大タイムが設定される。最大タイムは、各イベントのフリー走行初日までにレースディレクターが決定する。

  • FIA、2011年F1の可変リアウイング導入を発表

    FIA、2011年F1の可変リアウイング導入を発表

    FIAは、2011年からオーバーテイクを改善させるために可変リアウイングをF1に導入することを発表した。

    2011年からF1では可変フロントウイングとFダクトが禁止となるが、代わりにオーバーテイクを促進するために可変リアウイングが導入されることになる。

    可変リアウイングは、レースの最初の2周では使用できず、またドライバーが前方のクルマから1秒未満にいるときにしか使用することができない。

    「2011年から、可変ボディワークは、レースのスタート前はいつでもドライバーによって起動させることができ、レース中はドライバーが2周したあと、オーバーテイクのチャンスを改善させる目的のためにだけ使用することができる」

    「レースでは、ドライバーは制御エレクトロニクスが可能だと通知した場合のみ可変ボディワークを使用することができる。ドライバーは、各サーキットの所定の位置で他のドライバーの1秒未満後ろにいる場合にのみ使用することができる。システムを起動したあと、ドライバーは最初にブレーキを使った時点でシステムを使用できなくなる」

    「FIAは、全ての競技者の意見を聞いたあと、可変ボディワークの目的を果たすことを確実にするために時間を調整するかもしれない」

    またFIAは、2011年からはFダクトが禁止されることも正式に発表した。

    「2011年からはドライバー・アジャスタブル・ボディワークに必要なパーツを除き、クルマの空力特性を変える手段としてドライバーの動作を伴ういかなる自動車システム、デバイス、装置も禁止とする」

    関連:
    F1 2011年 : 可変リアウイングの導入

  • レッドブル、2011年はルノーのエンジンとKERSを搭載か

    レッドブル、2011年はルノーのエンジンとKERSを搭載か

    レッドブルのコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、レッドブルが2011年シーズンも“おそらく”ルノーエンジンを使うだろうと述べた。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ルノーに「満足」しているとしつつも、メルセデスエンジンと比べて「20〜30馬力劣っている」と述べていた。

    レッドブルはメルセデスエンジンの獲得を目指しているが、メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグやロス・ブラウンは、来年メルセデスGP、マクラーレン、フォース・インディア以外にエンジンを供給すべきではないと述べている。

    ヘルムート・マルコは「声明によると、我々はメルセデスエンジンを使うことはできないようだ。おそらくルノーのままだろう」と Sport Bild にコメント。

    2011年からはKERSが復活するため、レッドブルとルノーの関係はさらに拡大する可能性もある。

    「ルノーのシステムを使うか、彼らのサプライヤーであるマニエッティ・マレリから購入して自分たちで調整することになるだろう」とヘルムート・マルコは述べた。

  • F1 2011年 : KERSの復活

    F1 2011年 : KERSの復活

    2011年にF1に復活するKERSは、パワー面で2009年からの変更はないが、チームはKERSが大きな後押しになると考えている。

    F1の技術代表はカナダGPで今シーズン末でKERSの自主規制を廃止することで合意。2011年からは全てのチームがKERSを搭載できるようになる。

    フェラーリとルノーは、KERSの出力を400KJから800KJに引き上げることを提案したが、メルセデスが反対したことで変更は見送られた。しかし、2011年からはKERSにアドバンテージをもたらすことを目的にクルマの最低重量が640kgに引き上げられる。

    2009年にKERSが失敗に終わった理由のひとつは、605kgの重量制限に重いKERSシステムを搭載したことにある。それにより、KERSの利益はあまり得られなかった。

    2010年からは、スリックタイヤが導入され、重量配分もよくなり、クルマの最低重量もテクニカルワーキンググループの提案により620kgまで引き上げられたことでKERSの重量によるハンディはなくなった。

    フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは「重要なことのひとつは、チームによってクルマの重量をあげられたことだ。それはKERSを使用するために確実に助けとなる」とコメント。

    「我々はエネルギーをもっと大きくしたかったが、コンセンサスがとれなかった。だが、間をとったソリューションは少なくともKERSを使い、システムが機能するかをみるには十分なものだ。我々はKERSを使うつもりだ。それは確実だ」

    フェラーリ、ウィリアムズ、ルノーはすでに来年KERSを走らせることを確認しているが、他のチームはまだ評価している。

    メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、すべてのチームはKERSを使うかどうかを来月までに決断しなければならないだろうと考えている。

    「KERSを使うか使わないかのどちらかになると思う。両方の方向性をサポートすることはないだろう」

    「我々は最終決定するためにまだKERSのあらゆる面を注意深く調べ、評価しているところだ」

    「1か月〜6週間でクルマについての決定がなされなければならない。それを越えてしまえば時間を失ってしまうことになる」

    最低重量の増加はアドバンテージのみをもたらすため“KERSを選択しないというオプション”が有効になるかと問われたロス・ブラウンは次のように述べた。

    「それは前回と同じシナリオだ。ある部分ではアドバンテージになるが、ある部分ではアドバンテージにはならない。白黒がはっきりとした決断にはならない」

    またロス・ブラウンは、可変リアウイングの導入によってKERSがさらなる利益を提供すると考えている。オーバーテイクウイングとも呼ばれる可変リアウイングは、単独でも15km/hの直線スピードを増加させる。

    「累積的な利益になるだろう」とロス・ブラウンは語る。

    「ウイングとKERSを使えば、両方の利益が得られる。ウイングがKERSを無効にするという理由はない。直線スピードを改善するためにKERSを使うだけでなく、ダウンフォースを改善するためにも使うことができるからだ」

    KERSの復活には500万ドルの開発予算キャップが含まれ、小規模チームが不利にならないように独立系チームは100万ドルでKERSを購入することができるとみられている。

    ロス・ブラウンは、前回KERSへの抵抗が高かったのは膨大な開発投資が必要だったためであり、そのようなコスト制限が実施されることが重要だったと考えている。

    「コストを抑えられることが重要だ。前年はかなりの投資がなされたし、現在、情勢は少し異なっているように思う。我々はKERSに必要な投資について慎重にならなければならない。良いイニシアティブではあるが、F1に合わせる必要がある」

    ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、KERSを復活させるための戦いが成功したことに満足しているが、資金をよりパワフルなテクノロジーに利用するためではなく、以前の限られたシステムを最適化するために費やさなければならないことへの不満を述べている。

    「ルノーはフェラーリの強力なサポーターだった」とエリック・ブーリエは語る。

    「我々は将来に向けてKERSにより取り組み、よりショーを良くするために800KJにエネルギーレベルを引き上げることを提案した。1周につきKERSシステムを2倍にできるからだ」

    「パフォーマンスのために良いし、F1のイメージのためにも良いだろう。しかし、最大の懸念はメルセデス・ベンツが異なるテクノロージーを持っており、彼らにはそれが(時間枠の中でシステムのパワーを2倍にすることが)できなかったことだ。彼らは800KJのシステムに投資することを望まなかった」

    「そのため、今は誰にとっても資金がかかってしまう。我々は2009年のKERSの開発を続ける必要がある。それは馬鹿げている。我々はレギュレーションを変更して簡単にするよりも、もっとうまく働かせるために多くの資金を費やすつもりだからね」

    関連:
    ・F1チーム、2011年に“オーバーテイクウイング”の導入を検討
    ・KERS (運動エネルギー回生システム)

  • ウィリアムズ、2011年のドライバー変更はなし

    ウィリアムズ、2011年のドライバー変更はなし

    ウィリアムズは、2011年シーズンに向けてドライバーラインナップを保持するようだ。

    ルーキーのニコ・ヒュルケンベルグはウィリアムズが長期投資をしていくとみられているが、チームはベテランのルーベンス・バリチェロのパフォーマンスにも満足しているとドイツの Auto Motor und Sport は報道。

    ウィリアムズの共同オーナー兼チーム代表のフランク・ウェリアムズは「ルーベンスなしではどうにもならないだろう」と述べているという。

    トップチームのフェラーリ、マクラーレン、メルセデスGP、レッドブルも2011年は同じラインナップを継続する予定であり、ロバート・クビサもルノーに残留しようだ。

    ルーキーのヴィタリー・ペトロフは、シートを維持するために十分に評価できる仕事をしているが、Auto Motor und Sport は、ペトロフはスポンサー資金を流し続けなければならないとしている。

    「心配だよ」と語るのはメルセデスGPでリザーブドライバーを務めるニック・ハイドフェルド。

    「2011年のトップ10のシートはすでに埋まっている」

    フォース・インディアのシートに空きがでた場合は、リザーブドライバーを務めるポール・ディ・レスタの昇格が確実とみられており、トロ・ロッソは、ダニエル・リカルドのような育成ドライバーを採用する可能性も残されている。

    ザウバーは両方のシートが空席になるかもしれない。しかし、そうなった場合はメキシコ人のGP2ドライバーであるセルジオ・ペレスのようなペイドライバーが有力候補になるとみられている。

    関連:
    ルノー、2011年のキミ・ライコネン起用を目指す? – 2010年6月15日

  • ミハエル・シューマッハ 「1年限りのプロジェクトではない」

    ミハエル・シューマッハ 「1年限りのプロジェクトではない」

    ミハエル・シューマッハは、2011年もメルセデスGPでレースを続けるようだ。

    2006年末に一度F1から引退したミハエル・シューマッハだが、メルセデスGPと3年契約を結びF1復帰。しかし、序盤戦は順応に苦しんだため、今シーズン限りで再びコックピットを離れるのではないかとの声もあがっている。

    チーム代表のロス・ブラウンは、トルコGPでミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグが2011年もチームに留まることを望んでいると述べていた。

    「僕にとって、これは1年限りのプロジェクトではない」とミハエル・シューマッハはコメント。

    弟のラルフ・シューマッハも、ミハエルはメルセデスGPに留まると考えている。

    「彼は自分のしていることにかなり満足していると思う。僕が知る限りでは3年契約だし、彼がしばらく活動しているのをみていることになると確信している」

  • フェラーリ、2011年タイヤのテストに賛同

    フェラーリ、2011年タイヤのテストに賛同

    フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、2011年のタイヤサプライヤーのための特別なトラックテストを設けるべきだとの動きに賛同している。

    FOTAの技術責任者ロス・ブラウンは、シーズン中のテストは禁止されているが“夏の終わりか冬の始め”に新しいタイヤ開発するための走行が免除されるべきだと述べている。

    今シーズン限りでブリヂストンが撤退し、2011年からピレリかミシュランがF1タイヤを供給するとみられており、メルセデスGPのリザーブドライバーであるニック・ハイドフェルドは、今年のタイヤテストに手を挙げている。

    ステファノ・ドメニカリは、タイヤテストが最優先事項であるとの考えに同意している。

    「そうだ。来年のサプライヤーが誰になるかが決定次第、タイヤマニュファクチャラーと議論しなければならない」

    新しいタイヤサプライヤーの決定の遅れて、リードタイムが短くなったことで、クルマとタイヤの理想的な最適化がなされない恐れがあるため、タイヤテストはより必要性を増している。

    「タイヤをきちんとまとめるために特別なテストを行う必要があるのは明らかだ」

    「そこにたどり着くには何度か繰り返すことになるかもしれないし、コンパウンドに問題を抱える余裕はないので、始めはある程度保守的なものになるだろう」

    「しかし、我々は新しいタイヤサプライヤーに協力するつもりだし、成功するチャンスはあると思う」

  • F1チーム、夏に2011年タイヤのテストを望む

    F1チーム、夏に2011年タイヤのテストを望む

    メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは、今シーズンが終わる前にチームが2011年タイヤをテストできることを期待していると語る。

    しかし、ロス・ブラウンはテスト禁止によって解体したテストチームを再編成することなくテストが行われることが重要であるとしている。

    「新しいタイヤサプライヤーがどこであっても何度かテストをしなければならない。私は夏の終わりは冬の初めに新しいタイヤサプライヤーが主催するテストが何度か行われると考えている」

    「しかし、我々はチーム内でそれを調整しなければならない。我々には再びテストチームを再編成する余裕はない」

    またロス・ブラウンは、2011年タイヤは現在ブリヂストンが供給しているタイヤと非常に似たものになるだろうと語る。

    「チーム側が協力して、タイヤの技術仕様を作った。我々全員で作ったタイヤ種類の大まかなスペックのドキュメントがある。それは新しいタイヤサプライヤーが必要なタイヤ種類のひとつの指示書となる」

    「つまり、我々は自分たちのクルマの開発を続けることができる。他の情報がないので、我々のクルマは現在のタイヤを元に設計されている」

    「そのため、コンパウンドが同じかどうかは別として、全員が現在のタイヤと同じ構造特性を持ったタイヤを望んでいると思う」

    チーム側は、まだ来年のF1タイヤサプライヤーがどこになるか決定していない。

    先週末のトルコGPではピレリが選定されるとみられていたが、ミシュランの競技代表がイスタンブールを訪れたこともあり、決定は先送りとなった。

    ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、どのメーカーが選ばれたとしても、契約はすぐに合意されるべきだと強調した。

    「カナダまでに解決することを願っている」

    「タイヤの状況は簡単ではないが、来シーズンのタイヤサプライヤーがいることが重要だ。単独サプライヤーのタイヤを確保することが重要だと思う」

    ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、ルノーとしてはミシュランの方が好ましいが、F1チームとしてはどちらのサプライヤーでも構わないと明言した。

    「歴史的にどちらもフランスの企業なのでルノーはミシュランの方が好ましいと言えるだろう。しかしルノーF1チームとしては、好みはないと思う」

    「我々が気に入るのは、F1パドックで最高のオファーもしくは最高のパッケージだ。来週決まるかどうかは彼ら次第だ。我々は来年の開発を計画しなければならないし、風洞用のタイヤも必要だ」