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  • SUPER GT | レクサス 第3戦 鈴鹿サーキット 決勝レポート

    SUPER GT | レクサス 第3戦 鈴鹿サーキット 決勝レポート

    夏を思わせる暑さの中、サバイバル戦となったSUPER GT第3戦鈴鹿ラウンドで、ポールポジションからスタートを切った中嶋 一貴/関口 雄飛組 au TOM’S LC500 36号車が今季初勝利を飾った。平川 亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 37号車が2位、大嶋 和也/山下 健太組 WAKO’S 4CR LC500 6号車が3位で続き、LEXUS LC500は表彰台を独占。また、残る3台のLC500も5、6、7位に入り、6台全車がポイント獲得を果たした。

    また、GT300クラスでは2番手スタートの新田 守男/阪口 晴南組 K-tunes RC F GT3 96号車が逆転で今季2勝目を挙げ、両クラスをLEXUS車両が制した。

    SUPER GT第3戦「SUZUKA GT 300km RACE」が5月25日(土)、26日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

    雨で短縮終了となった開幕戦岡山ではライバルの後塵を拝し、苦杯をなめたLEXUS勢でしたが、「ホーム」富士での第2戦ではZENT CERUMO LC500 38号車が逆転での勝利を飾った。

    激戦の続くSUPER GTで、今季が参戦ラストシーズンとなるLEXUS LC500でのタイトル奪還を目指し、重要な中盤戦でのLEXUS勢の活躍に期待がかかった。

    予選
    25日(土)は朝から好天。5月とは思えない気候で気温は31度、路面温度は48度と夏のような暑さの中、午後2時40分よりノックアウト方式の予選が行われた。

    GT300クラスのQ1で赤旗が出た影響により予定よりも9分遅れの午後3時9分から、15分間で行われたGT500クラスのQ1は、残り9分を切ったあたりから各車コースイン。ライバル勢が上位につける中、中嶋 一貴がドライブする36号車がこの時点での3番手に。これを37号車キャシディがコンマ5秒上回り2番手につけた。

    最後の最後にアタックに入った6号車の山下が好タイムで2番手に飛びこみ、6号車、37号車、36号車の3台がQ2進出。同じく最後にアタックしたDENSO KOBELCO SARD LC500 39号車の中山 雄一は僅か0.021秒届かず9番手。国本 雄資がアタックしたWedsSport ADVAN LC500 19号車が11番手、前戦勝利を挙げたことで重いウェイトハンデを積む38号車の石浦 宏明は14番手でQ1敗退となった。

    Q2では、37号車の平川がウォームアップラップで他車に引っかかるも、落ち着いて間隔を整えアタック、見事その時点でのトップタイムをマークした。

    しかし、最後にアタックに入った関口の36号車は、37号車とほぼ変わらないタイムでアタックを続け、コースの後半でタイムを削っていくと、チームメイトを0.013秒上回り意地のポールポジション獲得。先週、圧倒的な速さでスーパーフォーミュラ第2戦を制した関口が、SUPER GTでも速さを見せ、LEXUS LC500に今季初となるポールポジションをもたらした。

    2番手に37号車が続き、トムスのLC500が最前列に並んで決勝のスタートを切ることとなった。トムス勢による予選最前列グリッド独占は1999年以来20年ぶり。

    また、Q2に進んだもう一台の6号車は大嶋が最後に気を吐き、5番手グリッドを獲得した。

    GT300クラスでは、開幕戦で逆転勝利を挙げた96号車のベテラン新田が5番手、嵯峨 宏紀がアタックしたTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 31号車が7番手タイムをマークしQ2へ進出。Q1セッションは残り4分を切ったところでクラッシュした車両により赤旗中断となり、残り4分の一発勝負で再開されたが、織戸 学がアタックしたTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 30号車は当落ラインぎりぎりの17番手で惜しくもQ2進出ならず。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が20番手、arto RC F GT3 35号車が26番手でグリッドが確定した。

    Q2では、最後にアタックをかけた19歳の阪口が好走を見せ、96号車が開幕戦に続く最高位グリッドとなる2番手を獲得。31号車は13番手グリッドとなった。

    決勝
    26日(日)も好天に恵まれ、気温29度、路面温度42度という暑さの中で、午後2時半、今季初めてとなる三重県警の白バイとパトカーによる交通安全啓発パレードとフォーメーションラップに続き、ローリングで第3戦(52周)のスタートが切られた。

    最前列に並んだ36号車と37号車は順当なスタート。36号車の中嶋 一貴、37号車の平川が、ハイペースで序盤から差を広げた。

    5位でスタートを切った6号車は、スタートを担当した山下が好走。プレッシャーをかけ続けた前車が5周目にコースオフを喫し、また、7周目にも3位の車両が後退したことで、6号車は3位へとポジションアップ。序盤からLEXUS LC500の1-2-3体制となり、後続を引き離して行った。

    好調な6号車山下は18周目、37号車の平川とテール・トゥ・ノーズになり2位争いを展開。しかし、18周目に他車のクラッシュが発生しセーフティカーが導入。LEXUS勢が築いたギャップは帳消しとなってしまった。

    車両排除のため22周目までセーフティカー先導での走行が続き、23周目に再開されると、後方グループの車両はすぐにピットイン。上位勢では首位の36号車と3位の6号車が翌周ピットへ。37号車はその1周後にピットへ向かい、給油とタイヤ交換、ドライバー交代を行った。

    1台がピットに入らず残ったものの、事実上の首位に36号車が復帰、37号車はアウトラップで6号車にかわされ、更に後続からの追撃を受けましたが、凌ぎきって事実上3位のポジションを守った。

    36号車を引き継いだ関口は、序盤ペースが上がらず、6号車大嶋と37号車キャシディらにすぐ後まで迫られたが、その後チャンスを見計らって一気に引き離すと終盤は独走態勢に。その後方では、6号車と37号車の2位争いが展開され、30周目にシケインで37号車が前に出たものの、33周目には130Rで37号車がコースオフを喫し、再び6号車が先行した。

    差を広げた36号車が独走する一方で、6号車と37号車の2位争いは終盤まで続き、残り4周、GT300クラスの周回遅れを上手く使った37号車キャシディがS字コーナーで6号車大嶋をパス。抜かれた6号車大嶋も諦めず再逆転を狙ったが、その後の順位変動は無く、36号車の関口がトップチェッカー。今季初勝利を飾った。36号車の勝利は昨年の第5戦富士500マイル大会以来。

    2位に37号車、3位に6号車と続き、LEXUS LC500は表彰台を独占。トムスチームは予選最前列独占から1-2フィニッシュを果たすこととなった。

    ライバル勢がトラブルやアクシデントで次々に脱落するサバイバルレースとなる中、LEXUS LC500勢は着実な速さを見せ、39号車が5位、38号車が6位、19号車が7位でチェッカーを受け、全車がポイント獲得を果たした。

    GT300クラスでは、2番手スタートの96号車のスタートを担当した新田が2位のポジションを守って若き阪口へとバトンタッチ。ピットでタイヤ無交換作戦を採った車両2台に次ぐ事実上の3位でコースへ復帰した。タイヤを交換した96号車阪口は目覚ましい走りで1周あたり2秒以上詰めるハイペースで追撃。一時は16秒以上あった差をみるみる詰め、42周目についに首位を奪取。その後は差を広げていき、96号車が開幕戦に続く今季2勝目を挙げた。

    開幕戦は悪天候による短縮終了で獲得ポイントは半分、そしてレースでは走行していなかった阪口だが、SUPER GTデビュー3戦目にして自身がトップチェッカーを受けることとなった。また、新田はこの勝利で、自身の持つGT300クラスでの最多勝記録を22へと伸ばした。

    20番手からスタートを切った60号車は、後半の追い上げで10位フィニッシュ。ポイント獲得を果たした。

    au TOM’S LC500 36号車 ドライバー 中嶋 一貴
    スタートから車はすごく良かったですし、出来るだけ最初のうちにギャップを作ろうと考えていました。後続のLC勢が想像より速かったですが、序盤は狙い通りのレースが出来たと思います。セーフティカーについてはちょっとアンラッキーではあったんですが、その後再開してからのピットに入るタイミングもパーフェクトでしたし、作業もミス無く送り出してもらえました。雄飛に代わってから最初ちょっとヒヤヒヤする画面もありましたが、彼なら絶対に抜かせないだろうと思っていましたし、最後はぶっちぎって帰ってきてくれました。こんなに完璧なレースはなかなか出来ないんじゃないかと思うくらいのレースが出来て良かったです。

    au TOM’S LC500 36号車 ドライバー 関口 雄飛
    中嶋選手が築いてくれたギャップがセーフティカーでなくなってしまいましたが、チームが良いタイミングでピットに入れてくれて、自分自身のアウトラップも過去にないくらい最高の走りが出来ました。正直序盤はちょっとペースが悪く、GT300クラスの周回遅れとの巡り合わせのタイミングも悪かったので、無理にプッシュせずタイヤを温存して、後続車両にタイヤを使って貰おうと狙いました。後続で無理をすると結局抜けないというのは、去年のタイでの経験を活かしました。その後、一瞬後続がGT300クラスにひっかかって1秒くらい離れたタイミングがあったので、そこで一気にプッシュして、差を広げました。ピットでは結構焦っていたようですが、僕は全然抜かれる気も無く、余裕もあったし、予定通りでした。自分的には成長した成果が出せて、最高のレースが出来ました。個人的にも良い内容だったなと満足しています。

    KeePer TOM’S LC500 37号車 ドライバー 平川 亮
    力は出し切ったので悔しさはそんなにありません。昨日の予選も悔しかったですが力は出し切りました。今日も優勝はしたかったですが、現実的なペースは、36号車と6号車には及びませんでした。ピットでちょっと順位を落とし、その後6号車との抜きつ抜かれつで、今日は3位かなと思っていたんですが、ニックが素晴らしい走りでワンチャンスをものにして仕留めてくれました。ここまでの2戦であまりポイントが取れなかったのが今回挽回できたので、良いリズムに乗れてきたかなと思います。次戦タイは僕らにとって比較的相性が良いイメージがありますが、ウェイトハンデもありますし、なんとかしっかりポイントを稼ぎ、その後の富士500マイルで大量得点を狙いたいと思います。

    KeePer TOM’S LC500 37号車 ドライバー ニック・キャシディ
    良いレースが出来たと思います。LEXUSの1-2-3,そしてトムスチームの1-2に貢献できたことは嬉しいです。チームとLEXUSに感謝しています。自分自身としても、終盤のパッシングは良い走りが出来たと思っています。次戦タイは好きなコースなので自信もありますし、ベストを尽くしたいと思います。

    WAKO’S 4CR LC500 6号車 ドライバー 大嶋 和也
    チームが良くやってくれてピット作業も良かったし、優勝のチャンスも何度かあったので、そこで決めきれなかったのは悔しいです。今年はとにかく優勝だけを狙っているので、今日の結果に満足はしていませんが、久しぶりの表彰台で、応援してくれている人たちやチームが喜んでくれているので、それは良かったなと思います。速さはあったと思いますが、勝つにはもうちょっと足らない部分があると思うので、気を引き締めて行きます。次戦のタイは一番得意なコースで、ウェイト的にもチャンスのあるコースだと思うので、取りこぼさないようにしっかり戦いたいです。

    WAKO’S 4CR LC500 6号車 ドライバー 山下 健太
    勝てそうな手応えはそれなりにはあっただけに、3位ですが勝てなかったのは悔しいです。他メーカーに負けたのならともかく、同じ車両に勝てなかったのは残念です。次戦タイはチーム的に得意にしているというのを聞いているので楽しみですが、ただ今回トラブルなどで停まったライバル勢が、ハンデが軽くなるので速さを見せてくるでしょう。個人的にはタイでは去年も3位でしたし、そんなに悪くないとは思いますが、それよりもタイに限らず、どこかで一回勝ちたいという思いが強いです。

  • SUPER GT | 第3戦 鈴鹿 予選:au  TOM’S LC500がポールポジション

    SUPER GT | 第3戦 鈴鹿 予選:au TOM’S LC500がポールポジション

    2019年 SUPER GT第3戦『SUZUKA GT 300km RACE』の予選が5月25日(土)、鈴鹿サーキットで行われた。

    GT500クラスは#36 au TOM’S LC500(関口雄飛/中嶋一貴)がポールポジションを獲得。2番手には#37 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)が続き、レクサスがフロントローを独占。GT300クラスは#25 HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉)がポールポジションを獲得した。

    2019 SUPER GT 第3戦 鈴鹿サーキット 公式予選

    Pos. No. Car Driver Tire WH Time
    1 36 au TOM’S LC500 関口雄飛
    中嶋一貴
    BS 2kg 1分45秒775
    2 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 8kg 1分45秒788
    3 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀
    伊沢拓也
    BS 24kg 1分46秒207
    4 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹
    ジェームス・.ロシター
    BS 11kg 1分46秒216
    5 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    山下健太
    BS 6kg 1分46秒246
    6 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 4kg 1分46秒462
    7 1 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴.
    ジェンソン・バトン
    BS 22kg 1分46秒519
    8 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    ベルトラン・バゲット
    BS 12kg 1分46秒580
    9 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平
    フレデリック・マコヴィッキィ
    MI 16kg 1分46秒909
    10 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資
    坪井翔
    YH 49kg 1分47秒076
    11 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 5kg 1分47秒124
    12 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星明誠
    ヤン・マーデンボロー
    YH 18kg 1分47秒177
    13 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 6kg 1分47秒185
    14 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    中山雄一
    BS 43kg 1分47秒289
    15 64 Modulo Epson NSX-GT ナレイン・カーティケヤン
    牧野任祐
    DL 3kg 1分48秒150
  • 2019年 F1日本GP | スペシャルチケットのデザインは70種類に増加

    2019年 F1日本GP | スペシャルチケットのデザインは70種類に増加

    鈴鹿サーキットは、2019年のF1日本GPのスペシャルチケットのリストとデザイン案を発表。今年は70種類のデザインから選べるようになる。

    昨年のF1日本GPはプラクティス製のスペシャルチケットが販売されて好評を博した。今年も鈴鹿サーキットは観戦の思い出を持ち帰ることができるスペシャルチケットを販売する。

    昨年のチケットは各チームのデザイン10種類+鈴鹿サーキットデザインの計11種類から好きなデザインを選ぶことができたが、今年は70種類に拡大される。

    2019年のF1日本GPは、各チームのデザイン10種類、ドライバー別の20種類、そして、1987年から昨年までの鈴鹿F1日本グランプリをデザインしたものが30種類、そして、鈴鹿サーキットデザインが10種類用意される。

    デザインの選択が可能なチケットは、東・西エリアの全席種(パドッククラブ、VIPスイート・プレミアム、西エリア券、金曜日券を除く)および全年齢区分となる。

    スケシャルチケットは5月19日(日)から販売を開始。チケットはモビリティステーション(オンラインショップ)とローチケネットで販売され、7月31日(水)まで全70種から選択可能となる。8月1日(木)~9月下旬までは鈴鹿オリジナルデザイン①~⑨からランダムで自動決定される。

  • F1日本GP | サポートレースとして「FIA-F4ドリームカップレース」を開催

    F1日本GP | サポートレースとして「FIA-F4ドリームカップレース」を開催

    2019年のF1日本GPのサポートレースとして、「2019 FIA-F4ドリームカップレース (仮称)」が開催されることが決定した。

    鈴鹿サーキットでは、これまでF1日本グランプリのサポートレースとして全日本F3選手権やS-FJ特別戦を開催し、将来のトップカテゴリーを目指す若手ドライバーに挑戦の場を提供してきた。

    2019年は、株式会社GTアソシエイションの協力のもと、世界基準で開催されるミドルフォーミュラカテゴリーであるFIA-F4を開催することで、より多くの若手ドライバーに、国内モータースポーツ最多の来場者の前でレースに臨む特別な体験を提供する。

    なお、「2019年F1日本グランプリ」の各種チケットは、5月19日(日)10:00から販売を開始いたします。

    ■「F1世界選手権シリーズ 第17戦 日本グランプリ」開催概要
    大会名称: 2019 FIA F1世界選手権シリーズ 第17戦 日本グランプリレース
    (英文表記) FIA FORMULA ONE WORLD CHAMPIONSHIP JAPANESE GRAND PRIX SUZUKA 2019
    公認: 国際自動車連盟(FIA : Federation Internationale de l’Automobile)
    一般社団法人日本自動車連盟(JAF : Japan Automobile Federation)
    主催: <プロモーター> 株式会社モビリティランド <オーガナイザー> 鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
    会場: 鈴鹿サーキット国際レーシングコース 1周5.807km
    日程: 2019年10月11日(金)フリー走行、12日(土)フリー走行・公式予選、13日(日)決勝
    ※10月10日(木)、14日(月・祝)はファンイベントを開催

    ■「2019 FIA-F4ドリームカップレース(仮称)」開催概要
    大会名称: 2019 FIA-F4ドリームカップレース(仮称) *シリーズポイント対象外特別戦
    会場: 鈴鹿サーキット国際レーシングコース 1周5.807km
    日程: 2019年10月11日(金)公式予選(30分)
    10月12日(土)決勝レース1(8周もしくは25分)
    10月13日(日)決勝レース2(8周もしくは25分)
    ※F1世界選手権の進行状況により、場合によってはレース内容の短縮・中止など変更する場合もございます

  • スーパーフォーミュラ | トヨタ:第1戦 鈴鹿 レースポート

    スーパーフォーミュラ | トヨタ:第1戦 鈴鹿 レースポート

    鈴鹿サーキットで行われた新型シャシー「SF19」での最初のレースとなった2019年スーパーフォーミュラの開幕戦は、4度もセーフティカーが導入される大荒れの展開の中、12番手スタートから見事にレースを戦い抜いたニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が勝利を挙げた。山下健太(KONDO RACING)が3位で表彰台を獲得。ルーキーの坪井翔(JMS P. MU/CERUMO・INGING)がスーパーフォーミュラデビュー戦で5位入賞を果たした。

    2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第1戦が4月20日(土)、21日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

    同シリーズでは今季よりシャシーを一新。新たに採用された「SF19」は、ドライバーの頭部保護デバイス「ヘイロー(Halo)」の採用など最新の安全装備を取り入れた他、前輪の幅拡大や空力的な改良などにより、「クイック&ライト」なキャラクターを追及。また、スーパーフォーミュラならではの「オーバーテイクシステム」もこれまでの5回の回数制限から通算使用時間(回数は自由)へと変更され、更に追い抜きの多い、エキサイティングなレースが期待される。

    TOYOTA GAZOO Racingは、この新生スーパーフォーミュラにTRDから、今季も6チーム11台に専用レーシングエンジン「TRD Biz-01F」を供給する。

    今季の参戦体制では、ドライバーとチームには幾つかの変更があった。昨年最終戦までタイトルを争ったニック・キャシディがVANTELIN TEAM TOM’Sへ。キャシディが在籍していたKONDO Racingには2016年のシリーズチャンピオン、国本雄資が6年間在籍したJMS P. MU/CERUMO・INGINGから移籍する。

    そのJMS P. MU/CERUMO・INGINGには、昨年全日本F3で19戦中17勝を挙げてチャンピオンに輝き、SUPER GTでも活躍を見せた坪井翔がステップアップ。また、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSには、欧州のGP2やフォーミュラ2で戦ってきた24歳のロシア人ドライバー、アーテム・マルケロフが加わる。

    新チームでの2人、そして若き有望な2人のルーキードライバーを加え、山下、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、石浦宏明(JMS P. MU/CERUMO・INGING)の7名は昨年同様の体制で参戦。TOYOTA GAZOO Racingは6チーム11台体制で、SF19での初年度チャンピオンを目指す。

    予選
    20日(土)は好天に恵まれ、快晴の下で予選が行われた。午後3時45分、気温20度、路面温度25度で日差しは暑さを感じさせるも、やや強い風の吹く中でに20分間のQ1が開始。

    ミディアムタイヤでのアタックが義務づけられ、今季より20台中12台がQ2進出という、より狭き門となったQ1では、開始早々にルーキーの坪井が縁石に乗ってコントロールを失いクラッシュ。赤旗中断となってしまった。

    7分ほどの中断の後にセッションが再開されたが、またもすぐにマルケロフがデグナーカーブの2つめでクラッシュし再び赤旗中断。そこからの再開後にもルーキードライバーがスピンした際に直後にいた中嶋が避けられず接触。Q1は赤旗中断3回、中嶋とルーキー3人がアタック出来ずに姿を消すという大荒れの展開となってしまった。

    残り5分強で再開されたQ1は、各車一発アタックでセッション終盤にタイムがどんどん塗り替えられていき、13番手、14番手となった大嶋と石浦がQ1敗退。トヨタ勢は7番手の平川を先頭にキャシディ、国本、山下、関口、小林の6台がQ2進出を決めた。

    Q1での赤旗を受けて予定よりも30分程遅れて午後4時46分にQ2(7分間)が開始。ここでは小林が速さを見せ3番手。平川6番手、関口7番手、山下8番手でQ3へ。国本は僅か0.04秒及ばず9番手でQ3進出ならず。キャシディも12番手でグリッド確定となった。

    午後5時を過ぎ、コースもかなり日が陰って気温、路面温度も下がっていく中で行われたQ3(7分間)も終盤のアタック合戦となったが、関口が最上位5番手、山下6番手、平川7番手、小林8番手で3,4列目から決勝レースに臨むこととなった。

    決勝
    21日(日)は、午前中かかっていた雲も晴れ、暖かな日差しの下、気温25度、路面温度37度というコンディションで午後2時に43周(250km)もしくは90分で戦われる決勝レースのスタートが切られた。

    3列目5番手グリッドの関口が好スタートを切り4位へ、更に3位を狙っての追撃を続け、3周目に3位へと浮上。チームメイトの平川もこれに続き、4周目に4位へポジションを上げた。

    一方、予選で12番手と後方スタートを強いられることとなったキャシディは6周目終了時点で先陣を切ってピットイン。

    8周目に2位を走行していた車両がペナルティを受けることとなったため、関口が2位、平川が3位へと表彰台圏内へ浮上した。

    しかし、9周目に平川はスローパンクチャーに見舞われコース脇にストップ。同時にクラッシュ車両も発生したため、セーフティカーが導入された。このタイミングで多くの車両がピットイン。関口もピットへ向かったが、ピットアウトしようとした際にトランスミッションのトラブルに見舞われスローダウン。惜しくもレースを終えることとなってしまった。

    このセーフティカーラン中、小林、国本ともう一台がピットへ向かわず、小林が首位浮上。その後方、ピットインを終えた組では、早めのピット作戦が見事にはまったキャシディが実質的な2位へと順位を上げ、12周目の再スタートでオーバーテイクシステムを利用して前車をパス。ピット義務を終えた車両でのトップに浮上した。

    15周目、最後列スタートからトップ10圏内まで順位を上げていた中嶋が後続車両に接触されクラッシュ。この日2度目のセーフティカーが導入された。

    このタイミングで2度目のピットインという変則的な作戦に出た石浦だったが、ピットから再発進できずこちらもリタイア。

    ピットに入らないまま首位を走り続ける小林は、後続との差を広げてピットインしたいところだったが、その後も2度にわたってアクシデントによるセーフティカーが導入。計8台が戦列を去るという大荒れの展開となり、なかなか後続との差を広げられないままレースは終盤へ。

    首位の小林は、2位に10秒ほどの差をつけて、ファイナルラップを目前にタイヤ交換義務を果たすべくピットイン。この間に9台がストレートを通過し、小林は10位でレースに復帰した。

    小林のピットインで首位に立ったキャシディがトップでチェッカーを受け、12番手スタートからの今季初勝利。自身2度目のスーパーフォーミュラ勝利、そして新生「SF19」での初ウィナーに輝いた。

    6番手スタートから着実なレースを戦い抜いた山下が3位表彰台。ルーキー坪井がスーパーフォーミュラ初戦で5位入賞、国本が6位でポイントを獲得した。

    ニック・キャシディ (VANTELIN TEAM TOM’S 37号車)
    クレイジーなレースでしたが、スーパーフォーミュラというレベルの高いレースで勝てて本当に最高の気分です。この週末はセットアップなどで苦戦していたので、正直なところ勝てるとは思っていませんでしたが、このカテゴリーでは何が起こってもおかしくないので、プッシュし続けました。幸運もあったと思いますが、10点が獲得出来て最高の結果になりました。諦めずに努力を続けてくれたチームのおかげです。次のレースまでにスピードを取り戻し、また上位を争いたいと思います。

    山下健太 (KONDO RACING 3号車)
    SF19になって初めてのレースですが、テストは良い感じで走れていたので、正直予選はもう少し良い位置に行けると思っていました。しかし、やはりそんなに甘くはありませんでした。6番手からミディアムタイヤでスタートしましたが、決勝のペースも思ったより良くなく、ソフト勢にどんどん抜かれてしまいました。セーフティカーのタイミングで上手くピットイン出来、戻った後はソフトタイヤだったので、自分のペースでミディアム勢をかわして3位でレースを終えられました。でも、終わってみれば前の2人は去年と同じだったので、やはり2人とも強いなという印象です。まだ初戦で、これから6戦もあるので、勝てるように頑張ります。

  • スーパーフォーミュラ | ホンダ:第1戦 鈴鹿 レースポート

    スーパーフォーミュラ | ホンダ:第1戦 鈴鹿 レースポート

    4月20日(土)~21日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で2019年度全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ開幕戦が開催された。

    快晴の土曜日、午後3時45分からノックアウト方式の公式予選Q1セッションが始った。3度にわたる赤旗中断を経て12台のうち上位6台にHonda勢が並んでQ2セッションへ進出、うち4台がQ3セッションに挑んだ。

    その結果、ルーキーの#65 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)がポールポジションを獲得、2番手にこちらもルーキーの#64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が続いてフロントローに並んだ。昨年のシリーズチャンピオン、#1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3番手、#5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が4番手に続き、スターティンググリッド上位4つにHonda勢がついて決勝レースを迎えることになった。

    日曜日の決勝レースは快晴の空の下、午後2時にスタート。牧野、パロウはソフトタイヤ、山本、福住はミディアムタイヤを装着した。スタート後、牧野手とパロウが3番手以下を引き離してレースをリード。山本はソフトタイヤを装着してスタートしたマシンにオーバーテイクされたが5番手のポジションを守った。ところがパロウがスタート手順違反でドライブスルーペナルティーを受けて後退し、その後、フロントホイールナットの緩みによってリタイアに。ほかにもコース上でさまざまなアクシデントが発生したためセーフティカーが4回にわたって導入され、その間に各車タイヤ交換を行なったため順位が大きく変動した。

    ソフトタイヤからミディアムタイヤに交換した牧野はペースが上がらず、首位を明け渡した後、リヤホイールナットの緩みが起きてスプーンカーブでコースオフ、レースを終えた。一方、9周目にミディアムタイヤからソフトタイヤに交換した山本はペースを取り戻して走行を続け、タイヤ交換を引き伸ばした18号車とレース序盤のうちにタイヤを交換して順位を上げた37号車に次ぐ3番手につけると、最終ラップに18号車がタイヤ交換を行ったため順位を一つ上げ2位でフィニッシュした。4位には予選10番手からスタートした#16 野尻智紀(TEAM MUGEN)、7位に#50 ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)、8位に#15 ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)が入賞、それぞれシリーズポイントを獲得した。

    山本尚貴(2位)
    「レースが荒れすぎて全容が見えないので多くは語れませんが、チームを移籍して初めてのレースでこうしてポジションを上げて帰ってこられたのはよかったし、チームのみんなに感謝しています。ソフトタイヤには自信があって、ソフトが大丈夫ならミディアムも大丈夫だろうと思ってスタートしたものの、(今日のコンディションで)ミディアムがあれほど機能せずグリップしないとは思いませんでした。ソフトに換えてからは想定通りの動きをしてくれるようになりました。2019年シーズンに向け非常にいいスタートを切れたので、これからも引き続き気を引きしめてチャンピオンを目指し戦おうと思います」

  • スーパーフォーミュラ | 大荒れの開幕戦を制したのはニック・キャシディ!

    スーパーフォーミュラ | 大荒れの開幕戦を制したのはニック・キャシディ!

    2019年のスーパーフォーミュラ 開幕戦の決勝が4月21日(日)に鈴鹿サーキットで行われ、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が波乱のレースを制した。

    2014年以降昨年まで5シーズンに渡って用いられてきたシャシー『SF14』に替わって新型シャシー『SF19』がデビューした開幕戦は、リタイア続出の大荒れのレース展開となった。

    気温25℃、路面温度37度のドライコンディションで43周のレースをスタート。スタートではポールポションの牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)が好スタートを決めてトップをキープ。ミディアムタイヤの山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が2番手に浮上。アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)、そして、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が4番手に順位を上げてオープニングラップを終える。

    だが、2周目にアレックス・パロウが2番手を取り戻し、NAKAJIMA RACINGが1-2体制を築く。そして、関口雄飛と平川亮が山本尚貴を抜いてIMPULが3-4番手に続く。

    だが、アレックス・パロウのスタートに対してドライブスルーペナルティが科せられて9周目に消化。その直後、平川亮がストップ、トリスタン・シャルパンティエ(REAL RACING)がクラッシュしてセーフティカーが入り、ピットは大混乱となる。関口雄飛にギアボックストラブルが発生してレースをリタイアする。

    セーフティカーでのタイヤ交換によってミディアムスタートのドライバーが有利に。ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)、山本尚貴がソフトからミディアムに交換した牧野任祐を攻略する。

    だが、ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)と中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がデグナーで接触してストップ。予選でもクラッシュした二人だ。ここで2度目のセーフティカーが入り、ミディアムに交換していたダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)が再びソフトに履きかえる。石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が駆動系のトラブルでピットでリタイアする。

    レースは2度のセーフティカーでもタイヤ交換を行っていない小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)がトップ、アレックス・パロウが2番手で再開。だが、ここでパロウの左フロントタイヤにトラブルが発生してコース上にストップ。マシン改修のために3回目のセーフティカーが入る。

    27周目、牧野任祐の右リアにトラブルが発生してクラッシュ。フロントローからスタートしたNAKAJIMA RACINGの2台がリタイアとなる。これで4回目のセーフティカーが入り、小林可夢偉は7秒まで築いていたリードを失うとともにピットインのタイミングを計れない。

    32周目にレースは再開し、まだピットインしていない小林可夢偉が引き離しにかかり、ラスト2周で2番手に10秒以上の差をつけてピットイン。タイヤ交換を行って、10番手でコースに復帰。

    優勝はニック・キャシディ。スーパーフォーミュラでの自身2勝目。2位には山本尚貴、3位には山下健太(KONDO RACING)が続いた。

    2019年 スーパーフォーミュラ 開幕戦 鈴鹿 決勝 結果・順位

    Po No Driver Team Engine
    1 37 ニック・キャシディ VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
    2 1 山本尚貴 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
    3 3 山下健太 KONDO RACING トヨタ
    4 16 野尻智紀 TEAM MUGEN ホンダ
    5 39 坪井翔 JMS P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
    6 4 国本雄資 KONDO RACING トヨタ
    7 50 ルーカス・アウアー B-Max Racing with motopark ホンダ
    8 15 ダニエル・ティクトゥム TEAM MUGEN ホンダ
    9 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG トヨタ
    10 7 アルテム・マルケロフ UOMO SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
    11 5 福住仁嶺 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
    12 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
      65 牧野任祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
      64 アレックス・パロウ TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
      38 石浦宏明 JMS P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
      36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
      51 ハリソン・ニューウェイ B-Max Racing with motopark ホンダ
      19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
      20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
      17 トリスタン・シャルパンティエ REAL RACING ホンダ
  • 【動画】 牧野任祐のポールラップ / スーパーフォーミュラ 開幕戦

    【動画】 牧野任祐のポールラップ / スーパーフォーミュラ 開幕戦

    TCS NAKAJIMA RACINGの牧野任祐は、鈴鹿サーキットで開催された2019年のスーパーフォーミュラの開幕戦の予選ポールポジジションを獲得した。

    2019年シーズンのスーパーフォーミュラでは、2014年以降昨年まで5シーズンに渡って用いられてきたシャシー『SF14』に替わる新型シャシー『SF19』がデビュー。

    予選はQ1で3度の赤旗中断となる荒れた展開となったが、牧野任祐はQ1をチームメイトのアレックス・パロウに次ぐ2番手、Q2も同様に2番手と突破。Q3ではチームメイトを0.029秒上回る1分36秒060を記録してルーキーながら初ポールポジションを獲得。TCS NAKAJIMA RACINGがフロントローを独占した。NAKAJIMA RACINGのポールポジションは9年ぶりとなる。

    牧野任祐
    「Q1は少し焦りまたが、ソフトタイヤの感触も良く普通にアタック出来てタイムも出せて、鍵となると思っていたQ1を通過できたのが大きかったと思います。明日のレースは初めてのレースで未知数のことも多いですが、精一杯頑張って、良い結果がついてきらいいと思っています」

    アレックス・パロウ
    「朝のフリー走行では少し調子良くなかったのですが、予選では車が素晴らしかったです。Q1で1ラップがとても良くて、Q3も順調で、QQ3は車が完璧でとても良かったですQ3で少しプッシュしすぎて小さなミスをいくつかしてしまって、その結果ポールポジションを逃してしましました。明日は明日ですし、レースは全く別物なので、レースにしっかり取り組まなければなりませんが、出来れば明日も同じ結果が出せればと思います。順序は逆で、ですが」

    中嶋 悟 (総監督)
    「嬉しいの一言です。ルーキー2人がこんなポジションをとってくれ、ビックリだし嬉しいし、何年か前のロイックと小暮を思い出すような感じで 。明日は緊張・・・です」

  • 山本尚貴 「楽しみな要素はオーバーテイクスイッチ」

    山本尚貴 「楽しみな要素はオーバーテイクスイッチ」

    昨年のスーパーフォーミュラ王者である山本尚貴は、鈴鹿サーキットで開催された2019年のスーパーフォーミュラ 開幕戦の予選を3番手で終えた。

    今年、山本尚貴はDOCOMO TEAM DANDELION RACINGに移籍。初めてのチームとの予選であるが、王者らしい落ち着いたアタックを披露し、決勝は2列目3番グリッドからスタートする。

    「まずは、デビュー戦でポールを獲った牧野選手と久々にナカジマレーシングが予選でワン・ツーを獲られたということで、素直におめでとうございます、という気持ちです」と山本尚貴はコメント。

    「得意な鈴鹿ということもあり、当然ポール(ポジション)を狙っていきました。チームを移籍した僕としては、初めての予選ということでうまくやりたい気持ちもありましたし、結果を残さなきゃいけないというプレッシャーがあった中で、ポールを逃してしまったのですが、この記者会見に来ることができたということで、少なからず意味のある3番手だったと思っています」

    「荒れた予選でしたが、こうしてトップ3の中に入ることも大事なことだと思ってますし、3番手を獲得したことを明日の決勝に繋げられたらいいなと思ってますし、明日こそはホンダが1−2−3を獲れるようにがんばりたいと思いますし、その中でも自分がトップを獲れるようがんばります」

    「車体もそうですし、オーバーテイクスイッチが新しいルールになったことにより、バトルの展開、引き出しが増えることができればお客さんに対して楽しんでもらえるのかなと思います。ただ、ダウンフォースがこれだけ出ているクルマを作ってもらった、つまり風があって速く走れるクルマなので、もし前にクルマがいて、クリーンなエアが当たらなければ、本来のパフォーマンスが引き出せなくなってしまうので、あくまでも予想ですがそんなに追い抜きが多くなるとは思えません」

    「ただ、楽しみな要素はオーバーテイクスイッチだと思います。頭を使いながら(スイッチを)使わないといけないところが今のルールで面白いところかなと思います。まぁレースをやってみないとわからないので、やりながらみんな(使い方を)学んでいくのかな…。そこが楽しみです」

  • ミカ・ハッキネン、鈴鹿10時間耐久レースへの参戦が決定

    ミカ・ハッキネン、鈴鹿10時間耐久レースへの参戦が決定

    元F1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンが、2019年8月23日(金)~25日(日)に鈴鹿サーキットで開催される 『2019 第48回サマーエンデュラン ス「BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース」』(略称:SUZUKA 10H)に参戦することが決定した。

    ミカ・ハッキネンは、日本のジェントルマンドライバーの第一人者である久保田克昭、2015年および2017年のスーパーフォーミュラシリーズチャンピオンである石浦宏明選手とタッグを組みマクラーレン 720S GT3で参戦する。

    昨年初開催となった「SUZUKA 10H」は、欧州・日本・アジアなど、世界各国で活躍するGT300・GT3マシンが一堂に会し、スタートから10時間後のチェッカーまで、バトルが繰り広げられるGT世界一決定戦として開催される。

    なお、SUZUKA 10Hの前売チケットは、5月5日(日・祝)10:00より販売が開始される。

    ミカ・ハッキネン
    「2017年の3月に16年ぶりに鈴鹿サーキットを訪問し、日本の熱狂的なファンと再会することができた。また、昨年は、MP4/13をドライブし、鈴鹿の独創的なコースレイアウトを楽しんだ。そして今年は、久しぶりにレースに復帰することを決め、その場所に鈴鹿サーキットを選んだ。鈴鹿は、初めてF1チャンピオンを獲得した場所であり、熱狂的な日本の友人が多く居る場所だ。この素晴らしいプロジェクトを推し進めてくれたKatsu-sanとモビリティランドには非常に感謝している。そして、8月に再び日本のファンに会えることを楽しみにしている。」

    山下晋 (株式会社モビリティランド 代表取締役社長)
    「2017年に久しぶりにミカが鈴鹿に来てくれた際、彼は日本のファンの熱狂ぶりに驚いていました。残念ながら、そのときには彼のために、レーシングマシンで鈴鹿を走行する機会を作ることができなかったのですが、翌年、30回記念大会となった昨年のF1日本GPでは、MP4/13で20年ぶりに鈴鹿をドライブしてもらう機会を実現できました。さらに11月のヒストリックイベントであるSUZUKA Sound of ENGINEにも来場いただきました。もはや、ミカと我々は、強い絆でつながった友人であり、もっともっと一緒に楽しみたいと話を重ねておりましたが、そこでスタートした企画が、今年2回目の開催となる『BHオークションSMBC SUZUKA10HOURS』への参戦です。昨年、我々がスタートさせたSUZUKA 10Hに、ミカがアンバサダーを務めるMcLARENが新型GT3マシンを投入し、そこに日本のジェントルマンドライバー第一人者である久保田克昭氏と、スーパーフォーミュラだけでなく、SUPER GTでも2016年の鈴鹿1000km優勝など輝かしい実績を誇る石浦宏明選手が加わってくれたことで、この企画実現に繋がりました。実現にあたり、さまざまな困難がありましたが、これからが楽しいことの始まりです。ファンの皆様とともに、”ハッキネン選手”の参戦を楽しみにし、そして本当に素晴らしいレース・イベントとして 『BHオークションSMBC SUZUKA10HOURS』を成長させられるよう、準備を進めてまいります。どうぞご期待ください。」