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  • 角田裕毅 F1シンガポールGP決勝「人生で最悪のスタートだった」

    角田裕毅 F1シンガポールGP決勝「人生で最悪のスタートだった」

    レッドブルの角田裕毅は、F1シンガポールGP決勝を12位で終えた。序盤の混乱で大きく順位を落としながらも、レース全体では非常に力強い走りを見せた。完走20台という波乱の少ない展開のなか、あと一歩でポイント圏に届かなかった。

    角田裕毅はソフトタイヤでスタートしたが、1周目で複数のマシンに囲まれ、スペースを失って大きく後退。それでも中盤以降は好ペースを維持し、終盤にはチームメイトのマックス・フェルスタッペンを後方に従えながら走行した。

    「今日の1周目は、今までで一番ひどかったです。ポジションをたくさん失って、どこにも動けるスペースがなかった。動こうとするたびに他のマシンがいて、まったく余裕がなかったんです。最初のラップのすべてのコーナーでオーバーテイクを試みましたが、どこも同じ状況でした」

    それでも角田裕毅は、自身のペースには大きな手応えを感じていたという。

    「本当に悔しいのは、今日のペースがとても良かったことです。チームに加入して以来、ベストと言えるくらいでしたし、ポイントを取るには十分な速さがありました。ロングランもショートランもすごく良い感触で、バクー以前とは完全に正反対のフィーリングでした。今日も少しマシンにダメージがありましたが、それでも競争力があったのはポジティブです」

    終盤には、レーシングブルズのアイザック・ハジャーを抜くチャンスもあったが、後方から2位争い中のフェルスタッペンが迫っていたため、角田裕毅はチームのために譲った。

    「終盤、アイザックを抜くチャンスもありましたが、後ろからマックスが2位争いをしてきたので、チームのために彼を先に行かせました。それが正しい判断だったと思います」

    今後に向けて、角田裕毅は改善を積み重ねた流れを継続していくことを誓った。

    「残りのシーズンでは、ここ数戦で積み上げてきた改善をすべて結びつけていきたいです。特に一貫性と、1周のペースからグリップを引き出すことが鍵になります」

    角田裕毅 F1 シンガポールGP

    インタビュー

    Q:レース中盤まではポイントが見えていたように見えました。最後にタイムを失ったことで結果が遠のいたようですが、今の気持ちは?

    「正直、人生で最悪のスタートでした。スタートそのものは悪くなかったんですけど、もう何が起きたのか想像できないくらい。行けるスペースがどこにもなくて、試したところ全部ふさがれてしまいました。本当に最悪の1周目でしたね。残念なのは、その後のペースがすごく良かったことです。だから余計に悔しいです」

    Q:ポイントは逃しましたが、ペース面では手応えがあったようですね。次戦以降に向けて希望はありますか?

    「はい、ロングランのペースは本当に良かったですし、レッドブルとしてはこのサーキットで強いはずがないのに、そこまで戦えたのはポジティブでした。ただ、ここ数戦ずっと予選でグリップを感じられないという課題があります。特にタイヤのウォームアップとか、1周での感触をうまく掴めていません。そこを解決できれば、次のハイダウンフォースのサーキットではもっといい形になると思います」

  • F1シンガポールGP 決勝:ラッセル完勝 マクラーレンが連覇 角田裕毅12位

    F1シンガポールGP 決勝:ラッセル完勝 マクラーレンが連覇 角田裕毅12位

    2025年F1シンガポールGPが10月5日(日)にマリーナベイ市街地コースで行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルがポール・トゥ・ウィンを達成し、圧倒的な走りで優勝を飾った。

    2位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位にはランド・ノリス(マクラーレン)が続き、マクラーレンは2025年のコンストラクターズ選手権を早々に決めた。

    ラッセルはスタートから危なげなくトップを守った。一方でその直後の集団では、ノリスがフェルスタッペンのマシンのリアに接触し、さらにチームメイトのオスカー・ピアストリともホイール同士がぶつかる場面があり、ノリスが前に出る展開となった。

    ピアストリはこの出来事に不満を示したが、ラッセルはその間も終始リードを保ち、完璧なレース運びでシーズン2勝目、通算5勝目を挙げた。終盤にはフェルスタッペンが2位を守るためにノリスの猛追を受けたが、冷静に防ぎ切ってポジションを維持。ノリスは3位でフィニッシュし、ピアストリは4位に入った。この結果により、マクラーレンは2年連続でチームタイトルを確定させた。

    メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは5位で堅実な走りを見せ、チームの得点を伸ばした。フェラーリ勢はシャルル・ルクレールが6位、ルイス・ハミルトンが7位でフィニッシュしたが、ハミルトンはチェッカーフラッグ後にトラックリミット違反が報告され、レース後調査の対象となった。

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはハミルトンにわずか0.416秒届かず8位。ハースのオリバー・ベアマンが9位に入り2ポイントを獲得し、ウィリアムズ勢の失格で繰り上がったカルロス・サインツが10位でフィニッシュした。

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは11位、レッドブルの角田裕毅が12位で続いた。アストンマーティンのランス・ストロールが13位、アレックス・アルボン(ウィリアムズ)は14位。もう一台のレーシングブルズを駆るリアム・ローソンは15位でチェッカーを受けた。

    完走率の高い一戦となり、リタイアはゼロ。アルピーヌのフランコ・コラピントが16位、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトが17位、ハースのエステバン・オコンが18位、アルピーヌのピエール・ガスリーが19位、そしてキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが20位でレースを終えた。

    2025年のF1世界選手権 シンガポールグランプリ

    2025年F1 シンガポールGP 決勝 順位・結果

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    7.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    8.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    9.オリバー・ベアマン(ハース)
    10.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    12.角田裕毅(レッドブル)
    13.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    14.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    15.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    17.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    18.エステバン・オコン(ハース)
    19.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    20.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

  • 角田裕毅は12位 … F1シンガポールGP 決勝 結果・タイムシート

    角田裕毅は12位 … F1シンガポールGP 決勝 結果・タイムシート

    2025年F1シンガポールGP 決勝の結果・タイムシート。10月5日(日)にマリーナベイ市街地コースで2025年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はジョージ・ラッセル,(メルセデス)。2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位にはランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は12位でレースを終えた。

    ■ ラッセル完勝—今季2勝目でシンガポールの勝者に
    ポールポジションからスタートしたジョージ・ラッセルが主導権を渡さず優勝した。ハードタイヤ序盤のわずかな揺れを除けばノーミスで、終盤は5秒超のリードを維持。2026年の契約未定の中で、自身の実力を存分に示す結果となった。

    ■ マクラーレン、コンストラクターズ連覇を確定—1周目の接触で火種も
    ランド・ノリスがスタートでオスカー・ピアストリを抜き、マクラーレンは今季6戦を残してコンストラクターズタイトルを確定させた。しかし1周目にはノリスとピアストリが接触。ピアストリは無線で不満を漏らしたが、審議の結果「レーシングインシデント」と判断された。

    ■ フェルスタッペンは“守りの妙”—不調抱えながらも2位を死守
    変速トラブルやリアの不安定さを抱えながらも、マックス・フェルスタッペンはノリスの猛攻をDRS圏内で凌ぎ切って2位を確保。早めのハード交換による戦略が奏功し、ライバル勢との差を最小限にとどめた。

    ■ 角田裕毅は厳しい週末—早期ピットで巻き返しも及ばず
    レッドブルの角田裕毅は、スタート直後にタイヤのグリップ不足を訴え、序盤でソフトからハードに切り替えた。終盤まで粘り強く走行したものの、上位勢のペースには届かず、ポイント圏外でレースを終えた。ドリンクシステムの不具合にも見舞われるなど、苦しい一戦となった。

    ■ ノリスvsフェルスタッペン—周回を重ねた攻防は決着つかず
    ノリスは終盤、フェルスタッペンの背後でDRSを得ながらもオーバーテイクには至らず3位でフィニッシュ。接触で損傷したフロントウイングと乱気流によるグリップ低下に苦しみ、追撃の勢いを保てなかった。

    ■ 勝敗分けたピット戦略—ノリス先停、ピアストリは遅い交換/ラッセルは盤石
    ノリスが先にハードへ交換し、ピアストリは左リアのトラブルで約5.2秒ロス。対照的にラッセルのピット作業は堅実で、渋滞をさばきながら首位を盤石に保った。レッドブルはフェルスタッペンをやや早めにハードへ切り替え、終盤の防衛に成功して2位を確保した。

    ■ 隊列の裏側—フェラーリの入れ替え、ハミルトンのブレーキ問題、アロンソ猛追
    フェラーリは戦略差でルクレールとハミルトンのポジションを入れ替えたが、ハミルトンは終盤ブレーキトラブルに苦しむ。一方でアロンソは40秒差を取り戻す勢いで追い上げ、わずか0.4秒届かずに7位。44号車(ハミルトン)のトラックリミット違反は「NOTED」のみで決着した。

    2025年F1シンガポールGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス     - 0 1
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 5.430 5.430 - 0 1
    3 4 ランド・ノリス マクラーレン 6.066 0.636 ↑ 2 1
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 8.146 2.080 ↓ 1 1
    5 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 33.681 25.535 ↓ 1 1
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 45.996 12.315 ↑ 1 1
    7 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 80.251 34.255 ↓ 1 2
    8 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 80.667 0.416 ↑ 2 1
    9 87 オリバー・ベアマン ハース 93.527 12.860 - 0 1
    10 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1L 13.455 ↑ 8 1
    11 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1L 6.581 ↓ 3 1
    12 22 角田裕毅 レッドブル 1L 1.934 ↑ 1 1
    13 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1L 5.221 ↑ 2 1
    14 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1L 0.830 ↓ 6 1
    15 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1L 1.825 ↓ 3 1
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1L 15.745 - 0 1
    17 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1L 3.863 ↓ 3 1
    18 31 エステバン・オコン ハース 1L 0.380 ↓ 1 1
    19 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1L 0.328 ↓ 8 2
    20 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1L 1.579 ↓ 1 2
  • 角田裕毅 「足りなかったのは新型ウイングが助けてくれる部分だった」

    角田裕毅 「足りなかったのは新型ウイングが助けてくれる部分だった」

    レッドブルの角田裕毅は、F1シンガポールGP予選でQ2敗退を喫した。前日までは一定の手応えを感じていたが、土曜は一転して苦戦。「全体的にグリップに苦労した。通常得られるはずのグリップを見つけられなかった。それが全体を通して欠けていた部分だと思います」と振り返った。

    角田裕毅はグリップ不足の原因について「どっちもですけど、どちらかと言えばフロントですね」と語った。

    「FP3の時点で少し感じていましたけど、完全になくなったのはQ1からでした」と説明。セッティング変更の影響については「セッティング自体は昨日からあまり大きく変えていないです」

    さらにアンダーステアに悩まされたことも明かし、「それもなかなか直らなかったです。アンダーステアを抑えるためにサスペンションやウェイト配分などいろいろ試したんですけど、どれもうまくいかなかったです」と話した。

    Q1では黄旗の影響もあったが、「やるべきことをやっただけです。プッシュして、Q2に進めたのは良かったです」と冷静に対応。Q2では再びグリップ不足に苦しみ、最終的に15番手で予選を終えた。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    今週末のマシン仕様については、チームメイトとの差がフロントウイングにあると説明する。

    「僕の理解ではフロントウイングだけです」と角田裕毅はコメント。

    「でも今週末は全体的にグリップが足りていないです。大きな差ではないはずですけど、何かがあると思います。僕が古いフロントウイングを使っているのは、単純に新しいものが足りないからです」と語りつつ、「僕が今回足りなかったと感じたのは、その新しいフロントウイングが助けてくれる部分なんです」と付け加えた。

    また、セッションごとに変化するタイヤの挙動にも苦戦しており、「自信はありますけど、セッションごとにタイヤの挙動が全然違います。グリップの感覚も変わるし、それを引き出すのがすごく難しかったです」と説明。「理由は分からないです。特に間違ったことをしているわけでもないし、アウトラップの手順も問題ないです。自信を失っているわけでもないので、正直なところ何が起きているのか分からないです」と困惑を隠さなかった。

    一方でロングランには一定の手応えを感じており、「ロングランのペース自体は悪くないと思います。でも後方スタートになると、それを生かすのが難しいのが残念です」と語った。

    フェルスタッペンに比べてアップグレード導入が遅れている状況についても理解を示す。

    「シーズン初戦からそういう状況です。でもチームの方針は理解しています。今はチームメイトのマックスがタイトル争いをしていて、僕はそうじゃないので。ただ、スパ以降はだいぶ改善してきています。当時はもっと多くの面で差が大きかったです」と角田裕毅は述べた。

    最後に、マシンの理解度や改善について問われると「まだまだ道半ばです」と答え、「もちろん改善しています。でも今回はちょっと違う感じです」と、依然として難しい週末であることを示唆した。

  • ランド・ノリス 角田裕毅に皮肉「フェルスタッペンをプッシュできていない」

    ランド・ノリス 角田裕毅に皮肉「フェルスタッペンをプッシュできていない」

    マックス・フェルスタッペンはF1シンガポールGPを前に、再びタイトル争いに名を連ねている。しかし、ランド・ノリスは、レッドブル内部のチーム状況が彼にとって不利に働いていると考えている。

    フェルスタッペンはイタリアGPとアゼルバイジャンGPで連勝し、ランキング首位のオスカー・ピアストリとの差を69ポイント、ノリスとの差を44ポイントにまで縮めた。

    チームの272ポイント中255ポイントをフェルスタッペンが稼いでおり、その貢献率は驚異の93.8%。一方で、角田裕毅は今季これまでの33回の公式セッションのうち、完走扱いとなったレースでフェルスタッペンを上回ったのはわずか1回のみだ。

    マクラーレンでは、ピアストリ対ノリスの予選成績が13勝7敗、決勝成績が8勝9敗と拮抗しているのに対し、レッドブルではフェルスタッペン対角田裕毅が予選17勝0敗、決勝15勝1敗と圧倒的な差がついている(スプリントを含む)。

    対照的に、マクラーレンの両ドライバーはほぼ互角の戦いを繰り広げており、ピアストリが通算21対8で僅差のリードを保っている。

    ノリス「角田はフェルスタッペンを“プッシュ”できていない」
    シンガポールGP予選前に放映されたSky Sportsのインタビューで、ノリスは「マクラーレンが今季支配的なマシンを持っている」という指摘を否定した。

    シャルル・ルクレールは「今年のマクラーレンは2023年のレッドブル並み」と評しているが、ノリスは「それはドライバーラインナップのレベルを反映している」と強調した。

    フェルスタッペンは今季最多のポールポジションを獲得しており、ノリスとの差もわずか1勝だ。

    現在のコンストラクターズランキングは、1位マクラーレン(623ポイント)、2位メルセデス(290ポイント)、3位フェラーリ(286ポイント)、4位レッドブル(272ポイント)となっている。

    「マックスはシーズンを通して決して大きく離れていたわけじゃない」とノリスは語った。「我々はチームとして強力なんだ。マックスもチームのためにしっかり仕事をしている。彼は多くのポイントを稼いでいるよ。でも、彼には僕やオスカーのように、もう少しプッシュし合えるチームメイトがいないんだ」

    角田裕毅 F1

    レッドブル、角田裕毅の将来についてすでに決断
    わずか2戦でリアム・ローソンに代わってレッドブルのトップチーム昇格を果たした角田裕毅は、現在契約延長を目指している。レッドブルはフェルスタッペンに挑むレベルまでは求めていないが、ランキング17位という現状は改善が必要だ。

    報道によると、角田裕毅は2026年以降のレッドブル残留候補から外れており、その後任にはアイザック・ハジャーが最有力とされている。一方、レーシングブルズのシート争いには依然として名を連ねている。

    もしその座をリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが獲得する場合、角田裕毅はアストンマーティンのリザーブドライバーに就任する可能性があり、それがF1グリッドに残る最後のチャンスとなるかもしれない。

  • F1シンガポールGP 予選 ハイライト動画:角田裕毅はQ2敗退15番手

    F1シンガポールGP 予選 ハイライト動画:角田裕毅はQ2敗退15番手

    2025年F1 シンガポールGP 予選のハイライト動画。10月3日(土)にマリーナベイ市街地サーキットで2025年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリの公式予選が行われた。

    メルセデスのジョージ・ラッセルがシンガポールGPのポールポジションを獲得し、マックス・フェルスタッペンとオスカー・ピアストリのトップ奪取を阻んだ。

    ラッセルはポールに十分な速さのラップを2回記録し、2回目のアタックでわずかにタイムを更新。1分29秒158をマークして、フェルスタッペンに0.182秒の差をつけた。

    ドライバーズ選手権リーダーのピアストリは日曜決勝を2列目3番手からスタート。続いてメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリとマクラーレンのランド・ノリスが並び、フェラーリ勢のルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールはそれぞれ6番手と7番手につけた。

    レッドブルの角田裕毅はQ2で敗退して15番手でセッションを終了。ウィリアムズの2台の失格により、13番グリッドから決勝に臨む。

    動画の公開は終了しました
  • F1シンガポールGP 予選:11番手以下ドライバーコメント

    F1シンガポールGP 予選:11番手以下ドライバーコメント

    2025年F1シンガポールGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。10月4日(土)にシンガポール市街地コースで2025年のF1世界選手権 第18戦 シンガポールグランプリの公式予選が行われた。

    中団勢ではザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが健闘を見せ、Q3進出目前まで迫ったがわずかに届かなかった。ウィリアムズ勢はDRS違反により予選結果を失い、後方スタートとなる。レーシングブルズのリアム・ローソンはクラッシュ明けながら走り切り、改善の兆しを見せた。

    一方、レッドブルの角田裕毅はグリップ不足に苦しみ、思うようなパフォーマンスを発揮できなかった。ザウバーのガブリエル・ボルトレトやアストンマーティンのランス・ストロールもQ1で敗退し、アルピーヌのフランコ・コラピントとピエール・ガスリーはともにトラブルに見舞われた。ハースのエステバン・オコンも不運な予選となり、後方からのレースを強いられる。

    11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日の予選にはけっこう満足している。ラップはクリーンで、全体を通して良い進歩を見せられた。P11スタートは悪くないポジションだし、明日はソフトタイヤを1セット余分に持っている。昨日の赤旗で誰もまともなロングランをできていないから、明日のレースではサプライズがあるかもしれない。いつも通り、状況次第で戦略も変わるけど、最大限を引き出して戦っていく。」

    12番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    (コメントなし)

    13番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    (コメントなし)

    14番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「チームが素晴らしい仕事をしてくれて、予選の開始に間に合わせてくれた。本当に感謝している。プラクティスを2回も失った自分のせいで、厳しい状況を作ってしまったけれど、予選ではまずまずの感触だった。新品タイヤよりも中古タイヤの方が速かったのは不思議で、そこは確認が必要だ。マシン自体は速いと感じているけど、明日はオーバーテイクがかなり難しいだろう。すべてをまとめるために全力を尽くして臨む。」

    15番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今日の予選は自分のセッションではありませんでした。全体的にグリップにすごく苦労して、Q1からQ2にかけても改善しませんでした。昨日のFP1やFP2に比べて明らかにグリップが悪かったので、ここまで苦戦するとは思っていませんでした。残念ですが、バクー以前よりはペースが良くなっているのは確かです。自信はまだありますが、もう少しマシンの安定感がほしいです。今日はタイヤがうまく温まらなかった感じでした。明日はまた新しい日ですし、後方からのスタートにはなりますが、ポイントを取ることを目標に頑張ります。」

    角田裕毅 F1シンガポールGP 予選

    16番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「Q2に進めなかったのは本当に残念だ。簡単に進出できるだけのポテンシャルがあったのに。とても良いラップを走っていたけど、ターン11で黄旗が出て(ピエール・ガスリーのストップによるもの)、安全のためにスロットルを緩めなければならなかった。それで数テンポ失って、ラップは台無しになった。その結果、ほんのわずかの差でQ2を逃した。今日は昨日よりもマシンの感触がずっと良くて、FP3でも非常に前向きな手応えを得ていただけに残念だ。良い予選ができると思っていたけど、これがレースだ。時には運が悪いこともある。」

    17番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はクリーンなラップをまとめるのが本当に難しかった。2回目のアタックではプッシュしたけれど、第3セクターでフロントをロックさせてしまい、そこで大きくタイムを失った。明日は17番手スタートになるが、できる限りのことを試していく。週末を通してマシンの操縦性が難しく感じているので、タフなレースになると思う。」

    18番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「Q1で敗退するのは望んでいた結果ではないけれど、ポジティブな点もある。マシンのフィーリングは良かったし、チームとしてセッションごとにパフォーマンスを引き上げられている。マシンの感触はこの週末で一番良く、より攻めて走れるようになっていた。そういう意味では、明日のレースにつなげていく必要がある。今日もう少し上を狙えたと思うし、タイムシートは僕たちの進歩を必ずしも正しく反映していない。最後のアタックでは数台の位置が悪く、それが影響したかもしれない。このレースは長く、時に消耗戦になることもある。オーバーテイクも難しいから、戦略で最大限を引き出せるように頑張りたい。」

    19番手:エステバン・オコン(ハース)
    「マシンにはQ2やQ3に進めるだけのパフォーマンスが確かにあった。それだけにこのトラブルは残念だ。シートベルトの問題でブレーキが使えず、さらに黄旗でも3テンポ失ってしまった。予選では2回のラップを完璧に決める必要があるのに、運が巡ってこない。昨日はマシンのペースが良かっただけに、明日はそれを活かしてベストを尽くす。」

    20番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日はあまり言うことがない。最終のアタックを走り切る前にターン11で止まってしまった。油圧系の問題が疑われるので、チームが原因を調べているところだ。ラップを終えられなかったのは本当に悔しい。Q1を突破するのは厳しかったかもしれないが、僅差だったと思う。今はチーム全体にとっても難しい状況だけど、前を向いて進むしかない。明日は全力を尽くして、何とかチャンスを掴みたい。」

  • 角田裕毅「ドリンクが止まらない…溺れそうだ!」 F1シンガポールGPで悲鳴

    角田裕毅「ドリンクが止まらない…溺れそうだ!」 F1シンガポールGPで悲鳴

    レッドブルの角田裕毅が、F1シンガポールGP予選で思わぬトラブルに見舞われた。予選中の無線で「ドリンクが止まらない…溺れそうだ!」と悲鳴を上げ、マシン内の飲料システム不具合が発覚した。

    FP3から続いていた問題は修復できず、角田裕毅はQ2敗退に終わり15番手に沈んだ。原因不明のグリップ不足も重なり、2026年の去就が注目される中で苦しい週末となった。

    角田裕毅はシンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットで行われた予選で、RB21のフィーリングに自信を持てず苦戦した。

    「とにかくグリップがなかった。それだけです」と語り、セッション全体を通してマシンのバランスをつかみ切れなかったことを明かした。

    さらに角田裕毅を悩ませたのは、予選中に発生した飲料システムの不具合だった。FP3から続いていたトラブルが再発し、無線では「ドリンクシステムがひどい。溺れそうだ!」と声を荒らげた。

    「水がずっと出続けてたんです。前からあった問題で、改善しようと試したけど、あまりうまくいかなかった」と予選後に説明している。

    角田裕毅は最終的にQ2で敗退し、15番手という悔しい結果に終わった。

    「明日は新しい一日ですし、ポイントを取るためにベストを尽くします。アゼルバイジャンではいい結果を出せたけど、今回はあまり良くなかったですね」と前を向いた。

    角田裕毅 F1シンガポールGP 予選

    4月の日本GPからリアム・ローソンに代わってレッドブルに昇格した角田裕毅だが、今季ここまでの15戦でわずか17ポイントにとどまっている。

    対照的に、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは4勝・255ポイントを記録し、低迷期を経て再びタイトル争いに加わっている。

    RB21は今季を通して安定感に欠け、特に5月のモナコから8月のハンガリーまでは角田裕毅が一度もポイントを獲得できないなど苦戦が続いた。

    しかし直近ではマックス・フェルスタッペンが2連勝を飾り、マシンのパフォーマンスは上向き。そんな中で角田裕毅にも結果が求められている。

    7月にはマックス・フェルスタッペンの2026年残留が発表されたが、もう1つのレッドブルのシートは依然として未定のままだ。

    最有力候補と目されるのは、レーシングブルズのアイザック・ハジャーだ。21歳のフランス人ドライバーはオランダGPで表彰台を獲得するなど勢いがあり、現在ランキング9位(39ポイント)につけている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2026年の新レギュレーションを前にドライバー変更の可能性を示唆している。

    「今のグラウンドエフェクトカーは特殊だし、2026年にはまったく新しいタイプのマシンになる。エネルギー回生システムをうまく使うためには頭を使う必要がある。だからドライバーを動かすにはいい時期だ」と語った。

    一方、レーシングブルズのシートも2つとも未定で、角田裕毅、アイザック・ハジャー、リアム・ローソンの3人が決断を待っている。

    さらにF2では、アービッド・リンドブラッドが今季すでに2勝を挙げ、イギリスGPではFP1にも出走。

    ヘルムート・マルコは、マクラーレンのジュニア育成を離脱したアレックス・ダンにも関心を持っていると明かしている。

    角田裕毅にとってシンガポールは、マシンの信頼性と自らの安定感の両方を立て直す重要な一戦だった。

    トラブルに苦しみながらも諦めず走り抜いた姿勢は、次戦以降への再起の兆しとなるかもしれない。

  • 角田裕毅 F1シンガポールGP予選「とにかくグリップがなかった」

    角田裕毅 F1シンガポールGP予選「とにかくグリップがなかった」

    角田裕毅は、F1シンガポールGPの予選で15番手に終わった。チームメイトのマックス・フェルスタッペンがフロントローを獲得した一方で、角田は全体を通してグリップ不足に苦しみ、Q2で敗退となった。

    FP1とFP2では手応えを感じていたものの、土曜のセッションではマシンの感触が大きく変わった。Q1は突破したが、Q2では思うようにタイムを伸ばせなかった。

    「今日の予選は自分のセッションじゃなかったです。全体的にグリップにすごく苦労して、Q1からQ2にかけてもあまり改善しなかったです」

    「昨日のFP1とFP2ではそんなに悪く感じなかったんですけど、今日は明らかにグリップが足りなかったです。正直、こんなに難しくなるとは思っていなかったので残念でした」

    それでも、前戦バクー以降はマシンのパフォーマンスに改善を感じている。

    「ポジティブな面もあって、バクー以前よりペースは確実に良くなっていると思います。自信もありますし、もう少しマシンの安定感がほしいですけど、前向きにとらえています」

    「タイヤが最後までうまく作動しなかった感じでした。明日は新しい1日ですし、後方スタートにはなりますけど、ポイントを取ることを目標に頑張りたいです」

    チームとしては、フェルスタッペンが「ハイダウンフォースのコースでこの結果は上出来」と語るなど、マリーナベイでも競争力を維持。角田裕毅も決勝での巻き返しを狙う。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング F1 シンガポールGP

    予選後、角田裕毅はメディアの取材に応じ、マシンの感触やアップグレードの影響について率直に語った。

    Q:今日はかなり厳しい走りになったように見えました。コックピットの中ではどんな感触でしたか?

    とにかく全体的にグリップがなかったです。それだけです。普段なら感じられるはずのグリップをまったく見つけられませんでした。四輪がずっとスライドしていて、かなり制限されていました。全力を尽くしましたが、本当に苦しかったです。

    Q:最新のアップグレード仕様を使っていないという話もありますが、それはパフォーマンスに影響していますか?

    確かにいくつか違いはありますが、そこまで大きく影響するものではないと思います。今回のグランプリの後で、何か分かることがあるかもしれませんけど。今回違うのはフロントウイングだけなので、それほど差はないはずです。

    ただ、僕が今回足りなかったと感じたのは、その新しいフロントウイングが助けてくれる部分なんです。だから、今後どうなるかを見ていきたいと思います。

  • 角田裕毅 F1シンガポールGP予選 黄旗無視疑いは不問「減速が確認された」

    角田裕毅 F1シンガポールGP予選 黄旗無視疑いは不問「減速が確認された」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、F1シンガポールGP予選中に黄旗区間で減速しなかった可能性について調査を受けたが、スチュワードは「違反なし」と判断し、処分を免れた。

    予選中の21時18分、角田の走行が黄旗区間での減速義務違反に該当する可能性が指摘され、FIAレースディレクターの報告を受けてスチュワードは聴取を実施。国際競技規則付則H第2.5.5(b)条およびF1競技規則第26.1a条に基づく審査が行われた。

    審議の結果、スチュワードは角田本人およびチーム代表の説明を聞き、ポジショニングデータ、マーシャリングシステム、タイミング、テレメトリー、車載映像などの証拠を精査。テレメトリーデータから、角田が黄旗区間で明確に減速していたことが確認されたとし、「規則に従った減速行為が認められた」として不問(No Further Action)を決定した。

    スチュワードは「減速が明確に確認された場合、それは黄旗下の要件を満たす行為とみなす」と説明。これにより角田裕毅はペナルティを受けず、予選結果はそのまま維持されることになった。

    15番手で予選を終えた角田裕毅は、12番手のアレクサンダー・アルボン、13番手のカルロス・サインツJr.が失格処分となったことで、13番グリッドから決勝レースをスタートする。

    また、ザウバーのガブリエル・ボルトレトとニコ・ヒュルケンベルグも、同じ理由で不問の判断が下されている。