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  • F1メキシコGP FP2 ハイライト動画:フェルスタッペン最速 角田裕毅7番手

    F1メキシコGP FP2 ハイライト動画:フェルスタッペン最速 角田裕毅7番手

    2025年F1 メキシコGP フリー走行2回目のハイライト動画。10月24日(金)に エルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリのフリープラクティスが行われ、マックス・フェルスタッペンが最速タイムを記録し、金曜日を首位で終えた。

    FP1を欠場したフェルスタッペンは、午後のセッションでトップタイムを叩き出した。

    フェルスタッペンは、FP1でルーキーのアービッド・リンドブラッドにシートを譲っていた9人のドライバーのひとりだったが、午後のセッションでステアリングを握り、1分17秒392を記録して最速となった。

    2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。マクラーレン勢ではランド・ノリスが4番手につけた一方で、ドライバーズ選手権首位のオスカー・ピアストリはフェルスタッペンのレッドブルに0.840秒遅れの12番手に終わった。

    角田裕毅(レッドブル)は、午前のFP1から引き続き走行し、堅実なプログラムをこなしながらマシンのバランスを確認。チームメイトのフェルスタッペンがトップに立つ中、データ収集とロングランでの安定性に重点を置いた一日となった。

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  • レッドブルF1代表メキース 「リンドブラッドは角田裕毅より燃料が軽めだった」

    レッドブルF1代表メキース 「リンドブラッドは角田裕毅より燃料が軽めだった」

    アービッド・リンドブラッドは、F1メキシコGP初日のフリー走行1回目(FP1)でマックス・フェルスタッペンの代役としてレッドブル・レーシングで走行し、6番手タイムを記録して強烈な印象を残した。

    角田裕毅(レッドブル)を上回る結果となったが、ローラン・メキース代表は「リンドブラッドは角田裕毅より燃料が軽めだった」と説明し、2人の走行条件には違いがあったことを明かしている。

    アービッド・リンドブラッドは、2026年のF1シートをかけた“実質的なオーディション”に挑んだ。レッドブルは今季規定に基づき、両マシンでルーキードライバーを起用。F2を戦う18歳のリンドブラッドは、来季レーシングブルズでの昇格候補として注目を集めている。

    一方で、今回チームメイトとなった角田裕毅も、そのレーシングブルズのシートを争う直接のライバル。パドック内ではアイザック・ハジャーが2026年にトップチームへ昇格するとみられており、残る2席を角田裕毅、リンドブラッド、そしてリアム・ローソンの3名で争う構図となっている

    「条件は異なっていたが、アービッドは素晴らしい仕事をした」メキース代表が評価
    リンドブラッドはFP1で1分18秒台のタイムを記録し、トップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)から0.6秒差の6番手をマーク。角田裕毅を0.1秒上回り、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)も抑える走りを見せた。

    セッション後、レッドブルF1のローラン・メキース代表はSky Sportsに対し、2人の走行プログラムが異なっていたと説明した。

    「少し異なる走行プランを採用した。アービッドには複雑な要素を減らすため、やや軽めの燃料を積んで走らせた。非常に良い仕事をしてくれたよ。このような状況で走るのは本当に難しいが、彼の速さは確かに示された」

    さらにメキースは、「順位表は多少誤解を招くかもしれないが、彼(リンドブラッド)のポテンシャルは間違いなく見えた」と強調。

    角田裕毅がより多くの燃料を搭載してロングラン中心のプログラムを担当していたことを明かしつつも、リンドブラッドの適応力とスピードを高く評価した。

    角田裕毅 アービッド・リンドブラッド レッドブル

    角田裕毅の去就に新たな影響も
    今回の結果は、来季レーシングブルズのシート争いにも影響を与える可能性がある。

    現在、レッドブル陣営ではアイザック・ハジャーのトップチーム昇格が既定路線とされており、残る2席を角田裕毅、アービッド・リンドブラッド、リアム・ローソンが争う状況となっている。

    解説者のカルン・チャンドックは、「レーシングブルズにとって最も理想的なのは、リアム・ローソンと角田裕毅のコンビだ」と主張し、経験と安定性を重視する姿勢を見せた。

    一方で、ラルフ・シューマッハは「角田裕毅にとってはすでに“ゲームオーバー”かもしれない」と厳しい見方を示し、「チームはまだ決定していないように装っているが、実際には彼を奮起させるための戦略だ」と語っている。

    アルピーヌF1チームも2026年に向けて空席を1つ残しており、フランコ・コラピントとポール・アロンの間で争われているとされる。
    もし角田裕毅がレッドブル系列でのシートを失えば、2024年末にチームを離れたセルジオ・ペレスと同様に、トップチームから一転してシートを失う可能性も否定できない。

    分析:リンドブラッドが見せた「軽燃料以上の価値」
    ローラン・メキース代表の言葉どおり、リンドブラッドは軽燃料だったとはいえ、その中で見せた走りは極めて印象的だった。

    初めてのメキシコで、しかもフェルスタッペン仕様の最新RB21を操りながら、安定したペースでプログラムを完遂。メカニカルな安定性を保ちながら限られた周回でスピードを引き出す能力を示した。

    角田裕毅が重い燃料で異なる走行目的を担っていたとはいえ、数値上でリンドブラッドが上回ったことは、若手育成を重視する現レッドブル体制の中で大きな意味を持つ。

    18歳という年齢に似合わぬ成熟したフィードバック力と冷静さを備えたリンドブラッドは、レーシングブルズ昇格に向けて確実に一歩前進した。

  • 角田裕毅 F1メキシコGP初日に充実感「マシンの強みを伸ばせる」

    角田裕毅 F1メキシコGP初日に充実感「マシンの強みを伸ばせる」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、2025年F1メキシコGP初日のフリー走行を終えて「全体としてとてもいい一日だった」と手応えを語った。

    FP1では8番手、続くFP2では7番手につけ、2セッションを通して安定した走りを披露した角田裕毅は「この金曜日にはかなり満足しています」とコメント。

    「FP1とFP2を通してこれほど一貫した感触があったのは久しぶりなので、全体的にとてもいい一日でした」

    「もちろん、ロングランとショートランの両方で改善できる部分はありますが、土曜日に向けていい位置につけていると思いますし、これまでの金曜日よりも良い状態にいると感じています」

    「明日はさらにパフォーマンスを引き出すために最適化すべき点をいくつか見直しますが、全体としてバランスは悪くありませんでした。ただ、いくつかの面では苦戦しましたが、このサーキットでは想定の範囲内です。その間のバランスをうまく取ることができれば、予選と日曜日に向けてマシンの強みを確実に伸ばせると思います」

    チームはマックス・フェルスタッペンのマシンに改良型フロアを投入し、角田裕毅のマシンにも新仕様のフロントウイングを導入。角田は高地特有のコンディションに対応しながらも、確かな進化を感じ取っており、週末に向けてさらなる上位進出を狙う。

    角田裕毅 メキシコGP F1

  • F1メキシコGP:木曜会見 Part.1 – 角田裕毅、ローソン、ピアストリ

    F1メキシコGP:木曜会見 Part.1 – 角田裕毅、ローソン、ピアストリ

    レッドブル・レーシングの角田裕毅、マクラーレンのオスカー・ピアストリ、そしてレーシングブルズのリアム・ローソンが、2025年F1メキシコGP開幕前の木曜会見に登壇。タイトル争い、チームメイトとの関係、そして来季の去就について率直に語った。

    角田裕毅はチームの改善を支える自信とマックス・フェルスタッペンへのサポート姿勢を示し、ピアストリは首位争いへの冷静なアプローチを強調。ローソンは自らの成長とレーシングブルズ残留への意欲を明かした。

    Q:オスカー、会えてうれしいです。あなたはいま首位に立っていますが、その差が縮まってきています。あなたたち3人はいま40ポイント以内に収まっています。ランドとマックスの存在が迫ってきていることは、あなたのアプローチにどんな影響を与えていますか?

    オスカー・ピアストリ: 正直に言えば、特に変わっていない。確かにここ数戦で差が少し縮まったけど、僕にとって大事なのは、常に全力で走って、毎週末から最大限を引き出すこと。それができた週末もあれば、間違いなくそうでなかった週末もあった。だから、僕の集中は常にそこにある。それを毎週確実にできれば、ポイント状況がどうであろうとあまり関係ないんだ。

    Q:追う側と追われる側、どちらの方が好きですか?

    ピアストリ: どちらにも良いところと悪いところがあるね。誰だってアンダードッグの物語は好きだし、追いかける立場のほうが楽に感じることもある。でも、僕はやっぱりチャンピオンシップのリードを持っている方がいい。そうであるということは、何かを正しくやっているという証だから。シーズンを通して多くのことをうまくやってきたし、まだ改善できる部分もある。

    Q:すべてのレースでポイントを獲ることが大事です。オースティンのようなスプリントの混乱はもう避けたいところですが、土曜に起きた出来事を振り返って、あなたやランドに影響はありましたか?

    ピアストリ: もう一度見直したよ。僕たちはどんな週末でも振り返りを行うけど、スプリントに関しては自分にも責任の一部があると思っている。今週末は僕たち2人とも白紙の状態でスタートする。だからただレースをして、どちらが上に行けるか見てみるだけさ。

    Q:2人の間に影響はなかったとのことですが、パフォーマンス面ではどうですか?レッドブルとあなたたちマクラーレンの差は僅かでしょうか?それとも、この高地ではマクラーレンの方が優位だと思いますか?

    ピアストリ: 予想するのは難しいね。ここ数戦を見ても、どのサーキットで自分たちが強いと思っていたか、あるいは他チームが強いと予想したか――その通りになるとは限らなかった。この世代のマシンではよくあることだ。でも明らかなのは、ここ数戦のレッドブルとマックスがとても安定していること。以前もそういう速さを見せた場面はあったけど、最近はそれが毎回続いている。だから、今週末も彼らは脅威になるだろう。僕たちは自分たちのクルマから最大限を引き出して、どこまでいけるか試すだけだ。

    Q:ありがとう、オスカー。後でもう少し質問があると思います。では、リアムに移りましょう。オースティンでは悔しい結果でしたね。2レースともポイント目前まで迫りましたが、どんなポジティブな要素を見出せますか?

    リアム・ローソン: 予選ではかなり速かったと思う。決勝では少し苦戦したけど、今年はずっと接戦だったし、最近はさらに近づいていると感じる。だから、すべてを引き出して、週末を通してすべてをまとめることが重要なんだ。オースティンではそれを少し欠いた。それが、両レースともほんのわずかにポイントを逃した理由だと思う。でも大きく変える必要はない。マシン自体は速いし、オースティンでの1、2のミスを反省して、ここでは同じことを繰り返さないようにするだけ。

    Q:メキシコは標高が高いですが、それはあなたたちに有利に働くと思いますか?

    ローソン: 正直なところ、わからない。去年もそう思っていて、実際かなり競争力があったけど、やっぱり難しい。オスカーも言っていたように、過去の経験から「このサーキットは合う」と思っても、実際には違うことがある。オースティンでは自信を持って臨んだけど、実際には厳しい週末だった。だから、そういう予想はもう意味がない。今は、自分たちが考える最強のパッケージで臨んで、そこから進めるだけだ。

    Q:あなたとチームにとって今後数週間は重要な時期ですね。F1での将来も、チームのコンストラクターズ選手権の順位もかかっています。あなた個人としては、どうこの数週間を過ごしていくつもりですか?

    ローソン: もちろん、頭の片隅ではこの時期が重要だということはわかっている。でも正直なところ、シーズン序盤と何も変わらない。アプローチの仕方は同じだ。毎週末ベストを尽くすこと、それだけだ。すべての準備を整えて、ここメキシコも楽しみにしている。ドライブしていてすごく好きなサーキットなんだ。だから特別なことはせず、これまで通り臨む。

    Q:あなたは来年もレーシングブルズに残れるだけの結果を出していると思いますか?

    ローソン: 振り返ると、いつだって「こうすればよかった」と思うことはある。完璧な人間はいないし、僕だってそうだ。シーズンを通して学ぶことが多かった。でも重要なのは、ミスから学び、それを繰り返さないようにすること。その意味では、やるべきことはやってきたと思うし、これからも同じように全力を尽くす。

    Q:ありがとう、リアム。では角田裕毅選手、同じ話題に移りましょう。将来、そしてチームのコンストラクターズ選手権争いに向けて、この数週間をどう過ごす予定ですか?

    角田裕毅: こんにちは、皆さん。僕も同じです。オースティンの週末はミックスな結果でしたけど、2つのレースでいい走りができてポイントも取れました。確実にいい方向に向かっていると思いますし、いろんな部分を改善できています。今やっていることに自信がありますし、ポイントを取り続けられるようにプッシュしていきます。まだチームとしてコンストラクターズ選手権で2位になる可能性がありますし、マックスにもワールドチャンピオンを獲る可能性があります。だから、この2人の前に出て、できる限りチームを助けたいと思っています。

    Q:おっしゃる通り、パフォーマンスの向上は確かに見られます。来年もレッドブル・レーシングに残れるだけの走りをしてきたと思いますか?

    角田: はい。さっきも言いましたけど、自分がやってきたこと、置かれている状況には自信を持っています。とにかく自分を少しでも早く成長させて、ポイントを取るために全力を尽くしています。あとはチームの判断次第です。どういうドライバーラインナップにしたいかは彼らが決めることですけど、自分は多くの部分を改善できたと思っていますし、これからも向上し続けて、同じチームにふさわしい存在になれるよう努力します。

    Q:「改善」という言葉を何度も使われていますね。実際にその改善はどこから来ているのでしょうか?どのようにして新しいレベルのパフォーマンスを引き出せるようになったのですか? セットアップが関係していますか?

    角田: いろいろな要素があります。僕はこの環境に入って5年になりますが、チームごとにプレッシャーのかかり方や物事の進み方が違います。セットアップだけの話ではありません。特にシーズン序盤はロングランで苦戦していましたが、そこを大きく改善できました。まだ週末を通してすべてをまとめる部分には課題が残っていますが、そこに集中しています。いちばん大事なのは、チームから多くのサポートをもらっているということです。ローラン、そしてエンジニアたち――彼らがいなければ、ここまで改善できなかったと思います。チームが提供してくれたツールのおかげで正しい方向に進めたと思います。

    角田裕毅 メキシコGP F1

    QUESTIONS FROM THE FLOOR

    Q:オスカー、あなたはいま“追われる立場”ですが、メキシコのターン1までの長い距離を考えると、スタート位置に関係なく混乱が起きそうです。事前にどのように対処するつもりですか?どんなプランで、どうやってクリーンに抜けようと考えていますか?

    ピアストリ: メキシコは本当にスタートが難しいサーキットだと思う。直線がこれだけ長いからね。それでも、僕はやっぱりポールポジションからスタートしたい。できるだけいいスタートを切って、1コーナーをトップで通過できるチャンスを高めたいんだ。でも最終的には、瞬間の判断と本能に頼るしかない。外側がうまくいく時もあれば、内側や真ん中がうまくいくこともある。だから、目の前の状況を見極めて、その時々で最善を尽くすしかない。魔法のような解決策はないよ。

    Q:もう一つオスカーに。今の状況は、あなたがF3でチャンピオンを獲った年と似ている部分がありますか?あの時は最終戦までにポイントリードを失いましたが、当時の経験を今に活かしている部分はありますか?

    ピアストリ: いくつか似ている部分はあるね。でも今の僕はあの時よりも強いと感じている。状況は多少違うけれど、フォーミュラ・ルノーのタイトル争いにも似ているところがあるんだ。怖いくらいにね(笑)。でも良いのは、過去にそういう状況を乗り越えてきたという証拠があること。実際に2つのシリーズでタイトルを獲っているしね。だからそれを思い出すのは心強い。ただ、過去にできたからといって、今回も自動的にうまくいくとは限らない。でも、これまでどう対処してきたか、その経験と落ち着きを今に生かすことができる。結局やるべきことは同じだ。できるだけ速く走り、できるだけ上位でフィニッシュすること。実行は簡単じゃないけど、考え方はシンプルだよ。

    Q:オスカー、マックスがここ数戦でチャンピオン争いに戻ってきたことについてはどう感じていますか?それを意識したり、気にしたりしますか?

    ピアストリ: 特に気にしてはいないよ。彼が最近の週末でとても安定していて強いのは事実だ。でも僕にとっては、それを心配しても何のメリットもない。僕がタイトルを勝ち取るために必要なのは、自分自身、マシン、チームの力を最大限に引き出すこと。だから他のドライバーのことを気にしている暇はない。もちろん彼も戦いの中にいるけど、それで僕のアプローチが変わるわけじゃない。

    Q:オスカー、残り5戦あります。あなたに有利なサーキットと、マックスに有利なサーキットはどこだと思いますか?

    ピアストリ: それを予想するのは本当に難しい。誰がどこで速いのかを読み切るのは簡単じゃない。結局のところ、その週末にマシンの力をどこまで引き出せるかの方が重要なんだ。オースティンでは僕たちに有利だと思っていた部分もあったけど、そうでもなかった部分もあった。だから、本当にどのレースも接戦になると思う。

    Q:リアムと角田選手に質問です。あなたたちは2人とも来季の契約を待っている状況です。レッドブル系のチームに残る可能性が高いですが、今のうちに自分の将来を知りたいですか?それともアブダビまで待つ方がいいと思いますか?

    ローソン: 正直なところ、まだあまり考えていない。もしすでに決まっているなら、それを早く知る方がいいのかもしれない。でも、現状では僕たちはまだ何も知らないし、それでアプローチが変わるわけでもない。毎週末、全力で臨むだけ。まだシーズンは続いているし、目の前のレースに集中している。

    角田: いやあ、すごい質問ですね(笑)。僕はこのレッドブル・ファミリーに入ってもう5年になりますけど、ここがどういうやり方をするかはよくわかっています。毎年のように同じような状況でしたしね。だから僕にできることは、自分の力を証明して、与えられたチャンスを最大限に生かすことだけです。僕にとって一番大事なのは、この機会をもらえていることへの感謝の気持ちです。そのチャンスを最大限に使うこと、それだけに集中しています。

    Q:オスカー、マックスが「ザントフォールトの時点で自分がタイトル争いしているなんて信じられない」と言っていました。あの時点では、あなたもタイトル争いは自分とランドの2人だけだと思っていましたか?

    ピアストリ: たぶんそう思ってたね。みんなそうだったと思う。モンツァ以降のマックスの流れは、正直少し驚きだった。シーズン序盤から速さの兆しはあったけど、波が大きかった。でも今はとても安定している。彼らはマシンにたくさんの改良を入れてきたし、そう考えれば驚きではないけど、それでも思ったより早くタイトル争いに戻ってきた印象がある。

    Q:リアムと角田選手に質問です。オースティンでは少し緊張感のある場面がありました。2人の間で話し合いはありましたか?今は関係はクリアですか?

    角田: 直接はまだ話していません。

    ローソン: 正直、オースティンで何が起きたのか、よくわかってないんだ。

    角田: チームには謝罪しました。特にメディアで言ったことは本当に不必要でした。あれは良くなかったと思っています。それで終わりです。

    ローソン: そうだね。シーズンも終盤で、とてもタフな時期だから、どの週末もすごく激しい戦いになる。特に予選ではすべてを出し切ろうとしているし、ちょっとした違いが結果に大きく影響するんだ。

    Q:オスカー、あなたはランドとの関係について「クリーンな状態」と言いましたが、シンガポール後にあった制裁はもうなくなったという意味ですか?そしてオースティンでの件では、あなたのカットバックの動きが行きすぎだったと判断されたのでしょうか?

    ピアストリ: そうだね。ランドへのペナルティは解除された。そしてオースティンの件については、最終的にそういう結論になった。いろいろな要素が絡んでいたけど、要するにそういう判断だったということ。

    Q:オスカー、ランドとの「レース時のルール」について以前話していましたが、それが3人によるタイトル争いにプレッシャーを加えることはありますか?

    ピアストリ: 特にないよ。僕たちの間ではルールは明確だ――お互いにぶつからないこと。それだけだ。チームメイト同士のレースでは当たり前のことだから、それでプレッシャーが増えることはない。

    Q:リアム、外から見ていると、あなたは来季も続投するのに十分な走りをしているように見えます。もしシーズン序盤のあの入れ替えを経験していなかったら、今より良くなっていたと思いますか?それともあの出来事がドライバーとしてあなたを強くしたと思いますか?

    ローソン: 正直、それはわからないね。でもシーズンを通して振り返れば、間違いなく多くの進歩があったし、改善につながる発見もたくさんあった。少なくとも今は、シーズン序盤に比べてずっと快適な状態にあると自信を持って言える。シーズン初期にスイッチした時は、正直キャッチアップに追われていた。でも時間が経つにつれてどんどん慣れてきたと思う。だから、結果的には成長できたと思う。数字的にも良くなっているし、個人的にも多くを学んだ。この経験を将来のレースにも生かしていきたい。

    Q:リアムと角田選手に質問です。報道では、来年マックスのチームメイトにアイザック・ハジャーが昇格し、アービッド・リンドブラッドがレーシングブルズに上がる可能性があるとされています。つまり、あなたたちのどちらか1人しか残れないということになります。ヘルムート、ローラン、アラン・パーメインたちは、今あなたたちにどんなことを求めていると思いますか?どんな要素が残留の決め手になると感じていますか?

    角田: そうですね、やっぱり結果だと思います。僕にとってはより明確です。チームとしても選手権の重要な局面にありますし、チームメイトを支えることも大切な役割です。コンストラクターズ選手権で2位を狙えるポテンシャルもあります。オースティンでポイントを取れたのは良い一歩でした。でも、まだもっとやらないといけません。毎レースで結果を出し続けること――ここ数年、レッドブル系のドライバーたちが苦戦してきた部分を改善する必要があります。僕はシーズン後半に入ってから良い流れをつかめていると思いますし、毎戦しっかりとパフォーマンスを見せられています。過去数年の中でも、自分が多くのことを証明できていると感じています。だから、やるべきことは明確です。

    ローソン: 僕はとにかく、マシンに乗るたびに全力で速く走るだけだと思ってる。やることはそれしかない。レッドブルの育成はずっと結果主義で、僕が16歳の時にプログラムに入ったときからずっとそうだった。結果を出せば昇格できるし、結果を出せなければ終わる。それだけなんだ。

    Q:オスカー、オースティンではスプリント中のクラッシュもありました。チームのアンドレア代表はマシンのチェックもすると言っていましたが、何か問題は見つかりましたか?それとも何も変える必要はなかった?

    ピアストリ: 何も変える必要はなかったよ。多少、理想的ではない部分もあったけど、マシン自体に重大な問題はなかった。週末全体の流れやレース展開の中で、予想と違う部分がいくつかあっただけさ。もしもう一度あの週末をやり直せるなら、多少違うやり方をしたかもしれないけど、大きく変えるようなことはないね。

    Q:角田選手とオスカーに質問です。オースティンでは、レッドブルがグリッド上で他チームの“テープ”を剥がそうとして話題になりました。これは駆け引き(ゲーム)だと思いますか?それともフェアじゃないと思いますか?

    ピアストリ: 僕から言えることはあまりないけど、ルールの範囲内ではあると思う。ただ、オースティンではタイミングが遅すぎた。それだけさ。ゲームの一種かもしれないけど、やるかどうかはそれぞれのチームの判断だね。

    角田: 今のマシン世代だと、あのオレンジラインが本当に見づらいんです。ほとんど見えないくらい。オスカーも同じだと思います。だからああいうことが起きたんだと思います。来年は視認性が改善されているといいですね。

    Q:オスカー、タイトル争いの上で、このメキシコGPはどれほど重要だと思いますか?そして、FP1ではメキシコ人ドライバーのパト・オワードが走りますが、彼の走りはあなたにとってどんな意味がありますか?

    ピアストリ: パトから学べることは間違いなくあると思う。彼の走りを通して、新しい視点を得られるからね。マシン開発にも役立つだろう。タイトル争いという意味では、メキシコは他の4戦と同じくらい重要だと思う。どのレースでもベストな週末にしたいけど、特別扱いするような一戦ではない。毎回全力で挑むだけだ。もちろん勝ちたいけど、やるべきことは同じ。最善を尽くすだけさ。

    Q:リアム、FP1で走らないことがパフォーマンスに影響すると思いますか?チームとその件について話しましたか?

    ローソン: 多くのチームがここメキシコで若手ドライバーを走らせるのは理にかなっていると思う。もちろん、ドライバーとしては自分のクルマに乗れないのは理想的ではないけど、このサーキットは週末を通して大きく路面が変化する。金曜の初めはとても滑りやすいし、グリップも低い。だから、もしどこかで交代しなければならないなら、ここが一番合理的だと思う。僕自身も去年このトラックで走っているし、フリー走行でも経験がある。だから完全に未知ではない。もちろん、僕としては毎回乗りたいけどね。ただ、歩夢(岩佐歩夢)はすでにこのクルマをよく理解しているし、チームにとっても有益なセッションになるはずだ。

    Q:角田選手、あなたは「マックスをサポートする」と何度か話していますが、実際にどんな形で助けられると考えていますか?戦略面でしょうか?それともセットアップなど開発的な部分でしょうか?

    角田: いろいろな面で助けられると思います。セットアップ面では、パッケージを最大限に引き出すために、異なる方向を試したり、新しいアプローチを見つけることができます。そういう情報をマックスやチームにフィードバックするのも役割のひとつです。それにポジション的にも、高い位置で走ることで戦略の幅が広がります。場合によってはスティントを延ばして、マックスが勝てる確率を高めたり、ライバルチームの戦略を崩すような動きもできます。僕はチャンピオン争いをしていませんが、チームメイトはしています。だから当然、できる限りサポートしたいと思っています。そのためにも、オースティンのスプリントのように、毎回安定して高いパフォーマンスを出すことが必要です。それをもっと増やしていきたいです。

  • アービッド・リンドブラッド「走行プランは角田裕毅とあまり変わらなかった」

    アービッド・リンドブラッド「走行プランは角田裕毅とあまり変わらなかった」

    アービッド・リンドブラッドは、2025年F1メキシコGP初日のフリー走行1回目(FP1)でマックス・フェルスタッペンのマシンをドライブした。リンドブラッドのRB21には、フェルスタッペン車にも装着された改良版フロアが投入されており、チームは角田裕毅との比較データを通してセットアップの最適化を進めた。

    リンドブラッドは現在18歳の若手有望株で、2026年に向けてレーシングブルズでのF1デビューが期待されている。

    リンドブラッドは1分18秒997のタイムで6番手につけ、1分19秒090の角田裕毅を0.093秒上回った。

    「今日の走行はかなり良かったと思う。簡単ではなかったし、序盤はダスティで、ハードタイヤでは少しアイシーな感じがした。できるだけミスを減らすようにして、マシンを無事に戻せたことに満足している。自分としては良かったと思うし、チームに良いフィードバックを与えようと努めていた」とリンドブラッドは語った。

    アービッド・リンドブラッド レッドブル・レーシング

    さらに彼は、FP1での走行内容について次のように説明した。

    「セットアップに関していくつかのことを試していて、走行プランは裕毅とあまり変わらなかった。ソフトタイヤに履き替えたタイミングも同じで、黄旗の影響で自分だけが1回多く走った。今日は少し緊張していた。状況の重みもあったし、マックスがチャンピオン争いをしていることもあって、ミスをしないことがすごく重要だった。でも、バイザーを下ろして走り出した瞬間からすべてうまくいった」

    走行を終えたリンドブラッドは、自身の役割をこう振り返った。

    「マシンは速かったけど、常にもう少し良くできたんじゃないかという気持ちはある。全体的にはセッションに満足している。チームがデータを集めるうえで自分の役割が重要だと分かっていたから、正しい方向に導けるように良いフィードバックをすることを意識したし、それがうまくできたと感じている。マックスのマシンをドライブできたのは本当に光栄だったし、彼が良い週末を過ごせることを願っている」

    このFP1では、角田裕毅も最新スペックのフロントウイングを装着して走行していたが、2台のRB21はフロアの仕様に違いがある形で空力評価が行われた。リンドブラッドは限られた走行時間の中で、実戦さながらの冷静さと集中力を見せ、チームの週末準備に貢献した。

  • F1メキシコGP FP1 ハイライト動画:リンドブラッドが角田裕毅を上回る6番手

    F1メキシコGP FP1 ハイライト動画:リンドブラッドが角田裕毅を上回る6番手

    2025年F1 メキシコGP フリー走行1回目のハイライト動画。10月24日(金)に エルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリのフリープラクティスが行われ、シャルル・ルクレールがトップタイムを記録し、キミ・アントネッリを抑えて首位に立った。

    このセッションでは10チーム中9チームがルーキードライバーを起用し、唯一ザウバーのみが通常ラインナップを維持。

    ルクレールは1分18秒380をマークし、メルセデスのアントネッリに0.107秒差をつけてトップに立った。ニコ・ヒュルケンベルグが3番手タイムを記録した。

    アービッド・リンドブラッドはマックス・フェルスタッペンのレッドブルをドライブし、ルーキー勢の中で最速となる全体6番手のタイムを記録。ルクレールから0.617秒差だった。角田裕毅はリンドブラッドから0.093秒差の8番手だった。

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  • 角田裕毅 F1メキシコGP初日7番手「久々にいい金曜日だった」

    角田裕毅 F1メキシコGP初日7番手「久々にいい金曜日だった」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1メキシコGP初日の走行を終え、「ここまでの金曜日では一番まとまっていた」と満足げに語った。

    角田裕毅はレッドブルでは唯一両セッションを走行し、FP1では8番手、FP2でも安定したペースで7番手タイムを記録。ショートランとロングランの両面で改善点を残しながらも、全体的には前向きな一日になったと振り返っている。

    今日の初日の手応えをどう感じていますか?
    「今日は全体的にかなりいい金曜日だったと思います。ここまでの週末の中でも、これだけ一貫して良かったのは久しぶりです。もちろん、まだ改善できる部分はあります。特にロングランでもショートランでもいくつか見直すところがありますが、それでも今のところ悪くないポジションにいると思います」と角田裕毅は語った。

    ショートランとロングランの両立は簡単ではないと思いますが、現状はうまくバランスを取れている感触ですか?
    「簡単ではないですね。確認しなければならないことがたくさんありますし、明日に向けて最適化できる部分も多いです。バランス自体は悪くないんですが、特に一つ明確な課題があって、それがこのトラック特有のものでもあります。フェラーリはその点がすごく強いようなので、どこまで妥協点を見つけて、クルマの強みを伸ばせるかが鍵になると思います」と角田裕毅は課題を口にした。

    角田裕毅 F1 メキシコグランプリ

  • 角田裕毅は7番手 … F1メキシコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は7番手 … F1メキシコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    2025年F1メキシコGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。現地時間10月24日(金)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は7番手でセッションを終えた。

    ■ フェルスタッペンが復帰即トップ、ルクレールとアントネッリが続く
    FP1を欠場していたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がFP2で即座に首位に立ち、1分17秒392をマーク。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が0.153秒差の2番手、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が3番手と続いた。レッドブル勢は角田裕毅が7番手につけ、上位勢に割って入った。

    ■ ノリスとピアストリはミディアムで終盤走行、マクラーレンは異なるプログラム
    マクラーレン勢は終盤にC3(ミディアム)でロングランを実施。ランド・ノリスはC5(ソフト)での走行よりも安定したペースを示し、オスカー・ピアストリも同様のプログラムを消化した。ピアストリはFP1も走行していたが、このセッションでは12番手に沈み、依然としてノリスとの差が見られた。

    ■ アントネッリにトラブル、ローソンと交錯も
    序盤、アントネッリは無線で「リンプホーム」と指示され、マシン後部のトラブルで一時ピットイン。再出走後はリアム・ローソンの前で軽いロックアップを喫し、「ああ、くそ」と不満を漏らした。とはいえ、その後のソフトタイヤで3番手に入り、初走行のメキシコで速さを証明した。

    ■ トラフィックが多発、週末の課題に
    短いメキシコ・シティのコースでは終盤に渋滞が発生。各車がアタックラップのギャップを確保するのに苦労し、アンソニー・デビッドソンやジョリオン・パーマーも「予選ではポジショニングが鍵になる」とコメント。ターン13付近での詰まりが特に目立った。

    ■ 角田裕毅がコースオフ、フロア損傷を確認
    角田裕毅(レッドブル)はターン出口で縁石を大きく跨ぎ、「フロアをチェックしてほしい」と無線で報告。ロングランでも安定したペースを見せつつも、マシン底面への影響を気にかけていた。チームはデータを解析し、予選に向けて修復作業を進める見込み。

    ■ トップ20に4チームが拮抗、C5タイヤは決勝でも有力か
    トップ4はレッドブル、フェラーリ、メルセデス、マクラーレンの4チームで0.25秒以内と接戦。C5(ソフト)タイヤは多くのチームが12周以上走行しており、決勝でも使用の可能性が高い。気温の低下でグリップが落ちる中、フェルスタッペンは「まるで氷の上を走っている」と無線で語った。

    2025年F1 メキシコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分17秒392   34
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分17秒545 0.153 32
    3 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分17秒566 0.174 27
    4 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分17秒643 0.251 31
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分17秒692 0.300 30
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分17秒829 0.437 33
    7 22 角田裕毅 レッドブル 1分17秒883 0.491 31
    8 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分17秒938 0.546 29
    9 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分17秒939 0.547 34
    19 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分17秒954 0.562 30
    11 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分18秒218 0.826 32
    12 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分18秒232 0.840 31
    13 31 エステバン・オコン ハース 1分18秒266 0.874 31
    14 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分18秒281 0.889 30
    15 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分18秒323 0.931 30
    16 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分18秒348 0.956 29
    17 87 オリバー・ベアマン ハース 1分18秒442 1.050 34
    18 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分18秒721 1.329 31
    19 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分18秒855 1.463 31
    20 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分19秒194 1.802 30
  • 角田裕毅は8番手 … F1メキシコGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は8番手 … F1メキシコGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    2025年F1メキシコGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。現地時間10月24日(金)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリの決フリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は8番手でセッションを終えた。

    ルーキー枠から出走したアービッド・リンドブラッド(レッドブル)は6番手、平川亮(ハース)は16番手、岩佐歩夢(レーシングブルズ)は17番手だった。

    ■ ルクレールがFP1最速、フェラーリがセッションを制す
    シャルル・ルクレールが1分18秒380でトップに立ち、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに0.107秒差で先行。ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが0.380秒差の3番手に入った。フェラーリはアントニオ・フオコが最下位に沈んだものの、チームとしてはトップと最下位で表を挟む結果となった。

    ■ ピアストリ4番手、ダスティな路面で滑走シーンも
    オスカー・ピアストリはソフトタイヤで早めにタイムを出し、最終的に4番手。走行終盤にはターンで大きくスライドする場面もあったが、巧みにマシンをコントロールして接触を回避した。マクラーレン勢はデータ収集中で、ランド・ノリスはピットウォールから走行を見守った。

    ■ ルーキー勢9名が参加、リンドブラッドが6番手の好走
    今季最多となる9人の“金曜ドライバー”が走行。レッドブルのアービッド・リンドブラッドが6番手タイム(1分18秒997)を記録し、角田裕毅(8番手)を上回った。メルセデスのフレデリック・ベスティ(14番手)やハースの平川亮(16番手)らも着実に周回を重ねた。

    ■ 角田裕毅は8番手、ハードタイヤでロングラン中心
    角田裕毅はソフト→ハードと走行プログラムを切り替え、最終的に1分19秒090で8番手。リンドブラッドとの差は0.093秒。チームはレース用セットアップと冷却パッケージの確認を優先し、マシンの挙動安定性を重視したプログラムを消化した。

    ■ ハジャーがプロスト仕様ヘルメットで走行、コースオフも無事復帰
    アイザック・ハジャーはアルヌー=プロスト時代をモチーフにしたトリビュートヘルメットで走行。途中でブレーキングをミスしてランオフに飛び出したが、マシンを損なうことなく復帰した。最終順位は1分19秒409で11番手。

    ■ 高地特有の冷却対策が焦点、マシン信頼性が鍵に
    標高2,200m超のメキシコシティでは、薄い空気による冷却効率の低下が各チームの大きな課題に。今回投入された“アップグレード”の多くは実際には冷却パッケージの変更であり、パワーユニットとブレーキの温度管理が週末の勝敗を分ける重要要素となりそうだ。

    2025年F1 メキシコGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分18秒380   29
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分18秒487 0.107 34
    3 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分18秒760 0.380 27
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分18秒784 0.404 31
    5 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分18秒916 0.536 28
    6 36 アービッド・リンドブラッド レッドブル 1分18秒997 0.617 26
    7 31 エステバン・オコン ハース 1分19秒038 0.658 29
    8 22 角田裕毅 レッドブル 1分19秒090 0.710 29
    9 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分19秒331 0.951 28
    10 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分19秒384 1.004 33
    11 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分19秒409 1.029 32
    12 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分19秒472 1.092 26
    13 89 パト・オワード マクラーレン 1分19秒680 1.300 29
    14 72 フレデリック・ベスティ メルセデス 1分19秒689 1.309 32
    15 61 ポール・アロン アルピーヌ 1分19秒862 1.482 28
    16 50 平川亮 ハース 1分20秒073 1.693 27
    17 40 岩佐歩夢 レーシングブルズ 1分20秒153 1.773 29
    18 35 ルーク・ブラウニング ウィリアムズ 1分20秒310 1.930 31
    19 35 ジャック・クロフォード アストンマーティン 1分20秒371 1.991 29
    20 38 アントニオ・フオコ フェラーリ 1分20秒854 2.474 29
  • 角田裕毅は“危険”とベアマンが再糾弾 「F1マシンから見えるものは違う」

    角田裕毅は“危険”とベアマンが再糾弾 「F1マシンから見えるものは違う」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅との接触を巡り、オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)が再びその走りを厳しく批判した。アメリカGPでの両者の一件について「危険な動きだった」と断じ、メキシコGP開幕前も不満をあらわにした。

    アメリカGP決勝34周目、ベアマンはターン15で角田裕毅を抜こうとした際にスピンを喫し、9位でゴールしたものの本来より上位を逃す結果となった。

    ベアマンは当時、角田裕毅がブレーキング中に進路変更したと主張し、レース後には互いに非難の応酬となった。角田は自身の走りを「危険ではない」と反論していた。

    「危険な動き」と改めて批判
    「レース直後も今も、僕の見解は変わっていない」とベアマンはメディアに語った。

    「もちろん、レースを終えた直後はアドレナリンが出ていたけど、あのコーナーは危険な動きをしても目立ちにくい特性がある。だから多くの人には見えなかったかもしれないけど、僕らが見たものは違う。だから僕の考えは同じだ」

    ベアマンはさらに、ブレーキング中の進路変更というマナー違反について、今週末のドライバーズブリーフィングで再び議題になる可能性を示唆した。

    「コーナー全体が左に曲がっているから、『ただインを取っただけ』と言い訳できるんだ。でも他の周と比べると、明らかに違う走り方をしている。それが一番心配な点だし、すごく早めにブレーキを踏んでいた。だから危険なんだ」

    角田裕毅 F1 ベアマン

    レース出場停止の危機を回避へ
    ベアマンは今季、スーパーライセンスのペナルティポイントが10点に達しており、あと2点で自動的な出場停止処分となる。メキシコGPがそのリスクを抱えた最後のレースとなる。

    「ここ数戦は確かに厳しかったけど、結果が悪かったわけじゃない」とベアマンは語った。

    「大きな問題ではないし、この週末を無事に乗り切って、そのプレッシャーから解放されたい」

    「僕はもともと攻撃的すぎる走りをしているとは思っていない。10点のうち8点は自業自得だ。シルバーストンの4点は完全に僕のミスで、レースとは関係ない“愚かなこと”をしただけ。そしてモナコの4点も、どちらの見方もできると思う。誰かをぶつけたわけじゃないんだ」

    接触の余波とブリーフィングの焦点
    角田裕毅とオリバー・ベアマンの接触は、両者の見解が真っ向から対立しており、ブレーキング中のライン変更という微妙な判断が争点となっている。特にターン15のような複合コーナーでは、ドライバーごとの解釈の差が大きく、審議対象となる可能性もある。

    メキシコGPでは、このテーマがドライバーズブリーフィングで再燃する見通しだ。ペナルティポイントの多さを抱えるベアマンにとって、クリーンな週末を過ごすことが今後のキャリアにも重要な意味を持つ。